JP2014049892A - 嗜好番組データ管理装置及び方法及びテレビジョン受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本実施形態によれば、複数番組に対するするユーザの嗜好性を適正なレーティングで判断できるようにした嗜好番組データ管理装置及び方法及びテレビジョン受信装置を提供する。
【解決手段】本実施形態によれば、番組格納部は、複数チャンネルの番組及びその番組属性情報を、複数日分格納する。視聴履歴蓄積部は、視聴された視聴済み番組の視聴履歴データを格納する。頻度判定部は、前記視聴履歴データを用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組か判定する。同一シリーズ番組検索部は、前記頻度判定部の判定結果に応じて検索手順を決定し、前記視聴済み番組の番組属性データと類似する番組属性データを伴う番組を、前記番組格納部の番組の中から検索し、複数の日単位の番組と週単位の番組を検出する。そして、検出された複数の番組において、日単位の番組と週単位の番組に対する重み付けを異ならせる。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は嗜好番組データ管理装置及び方法及びテレビジョン受信装置に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)、光ディスク(デジタルバーサタイルディスク:DVD,ブルーレイディスク:BD)等の記録媒体は、記録容量が格段と向上している。これらの記録媒体は、放送番組の番組記録装置に用いられている。放送番組の番組記録装置としては、専用の番組記録装置、テレビジョン受信装置に接続されて使用される番組記録装置がある。さらには、複数のHDDがハブを介して接続可能なテレビジョン受信装置が開発されている。
一方、放送方式として、地上デジタル放送、衛星放送など、各種の放送方式が実現化されている。地上デジタル放送では、同時に複数のチャンネルの信号を伝送することができる。放送番組に関する情報として、新聞や雑誌のテレビ番組表の代わりに、電子番組ガイド(EPG)が番組属性情報として放送されている。この番組属性情報は、電話回線などのネットワークを介して取得することも可能である。
また、複数のチャンネルで放送される全ての番組を、複数日に渡って記録できる番組記録装置が発売されている。複数のチャンネルで放送される全ての番組が、複数日に渡って記録された場合、ユーザは、視聴希望の番組を、膨大な数の記録番組の中から選択しなければならない。
特に、複数のHDDがハブを介して接続されたテレビジョン受信装置においては、複数のHDDにそれぞれ記録した番組の各番組リストは、各HDDに独立して記録されている。このため各HDDの番組リストが、再生制御部及び表示制御部により、個別に読み出されて表示される。ユーザは、膨大な数の番組のリストの中から、所望の番組を探すことは非常にわずらわしい作業となる。
上記の所望の番組検索を容易にするために、ユーザの嗜好性を判断し、嗜好性データに基づいてお勧め番組のリストを得る嗜好性判断装置が各種提案されている。
例えば、映像再生装置において、放送番組の録画、再生に関する操作履歴データを記憶し、この操作履歴データが利用される。操作履歴データは、録画済み番組が実際に再生された場合、その再生時間を累積した累積データを含む。この累積データに基づいて、ユーザがどの様なタイプの番組を嗜好しているかという嗜好性を判断している。
さらに上記嗜好性のデータを用いて、番組表から、嗜好性に対応すると思われる番組属性情報を取得し、録画予約データを得る装置も提案されている。
特開2008−42567号公報 特開2005−312023号公報
しかしながら、ユーザの嗜好性を判断したとしても、従来の方式であると、必ずしもユーザに適応した嗜好性が判断されていない場合がある。特に、2チャンネル以上(例えば6チャンネル)で放送される全ての番組を、複数日(例えば2週間、或いは3週間乃至4週間)に渡って記録・保存できる番組記録装置では、嗜好性の判断を行うこと、及びお勧め番組リストを得るためには、留意する必要がある。
上記のように、複数日に渡るすべての番組が記録された場合、日単位で放送される(毎日放送される)同一タイトルの番組と、週単位で放送される(1週間に1回放送される)同一タイトルの番組が混在することになる。2週間で、日単位(例えば月曜から金曜)放送される同一タイトルの番組Aを2回再生した場合と、週単位(例えば月曜)で放送される同一タイトルの番組Bを2回再生した場合は、番組AとBに対するユーザの嗜好性(注目度)が同一ランク或いはレーティングであるとは言えない場合がある。つまり、毎日放送される番組Aの視聴レートは(2/10)であり、番組Bの視聴レートは(2/2)となるからである。また例えば視聴回数が加算された場合、例えば1ヶ月経過後は、日単位の番組の視聴回数が、週単位の番組の視聴回数よりも格段と大きくなる。したがって、視聴回数が単純にユーザの嗜好性に反映された場合、適正な嗜好性データとは言えない場合がある。
そこでこの実施形態においては、複数番組に対するするユーザの嗜好性を適正なレーティングで判断できるようにした嗜好番組データ管理装置及び方法及びテレビジョン受信装置を提供することを目的とする。
本実施形態によれば、複数チャンネルの番組及びその番組属性情報が複数日分格納されている番組格納部と、前記複数日分の複数番組の中で、視聴された視聴済み番組の視聴履歴データを格納する視聴履歴蓄積部と、前記視聴履歴データを用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組かを示す頻度を判定する頻度判定部と、前記頻度判定部の判定結果に応じて検索手順を決定し、前記視聴済み番組の番組属性データと類似する番組属性データを伴う番組を前記番組格納部の番組の中から検索し、前記頻度の判定及び前記検索が繰り返されることで日単位の複数番組と週単位の複数番組を検出し、前記日単位の番組と前記週単位の番組に対する重み付けを異ならせる同一シリーズ番組検索部と、前記検出された複数の番組の番組リストを生成する番組リスト成生部を有する。
実施形態の構成の一例を示す図である。 テレビジョン受信装置100を背面側から見た場合と、側面から見た場合の外観を示す図である。 図1の識別部256の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるテレビジョン受信装置の画面の表示例を示す説明図である。 USB端子3Aに接続された第1のHDDのデータ記録領域の状態と、USB端子3Bに接続された第2のHDDのデータ記録領域の状態を示す図である。 図1のユーザ嗜好番組抽出部の一構成例を具体的に示すブロック図である。 図6のユーザ嗜好番組抽出部の動作例を示すフローチャートである。 週単位番組と日単位番組が1つのリストとして示される実施形態の例を示す図である。 週単位番組と日単位番組が1つのリストとして現れる実施形態が画面に表示された例を示す図である。 週単位番組のリストと日単位番組のリストをタブ選択により切り替え可能とした実施形態の例を示す図である。 週単位番組のリストと日単位番組のリストをタブ選択により切り替え可能とした実施形態が画面に表示された例を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。まず本実施形態では、テレビジョン受信装置が代表して説明される。しかし本発明は、必ずしもテレビジョン受信装置に限定されるものではなく、専用の記録装置、パーソナルコンピュータ、携帯端末などにも適用可能である。
図1は、本発明が適用されたテレビジョン受信装置の概略構成を示している。102は、デジタルチューナ装置であり、複数のチューナが内蔵されており、同時に複数のチャンネルを受信し、複数の放送番組を復調することができる。チューナ装置102には、入力端子を介してアンテナで受けられた高周波信号が入力される。チューナ装置102は例えばBS/CSデジタル放送受信用のチューナ(図示せず)を含んでも良い。
入力端子BN1は、外部入力端子であり、ケーブル或いはネットワーク或いは他の機器からの信号が入力する。
チューナ装置102で受信された放送番組の信号及び外部入力端子BN1からの信号は、TS処理部122に入力される。複数のチャンネル(CH)のTS(Transport Stream)が1つのTSに再多重される。多重TSは各チャンネルの放送番組のパケット列を含む。各チャンネルのパケットには、チャンネル及びパケット識別用の識別情報が付加されている。多重TSは、記録制御部255の制御の元で、記録装置111に入力される。またTS処理部122に入力したTSの中で、制御情報を含むパケットは、制御部200に入力されて処理される。
記録装置111は、ここでは一括したブロックで示しており、例えば、複数のハードディスクドライブ(HDD)、光ディスク記録再生装置、USBメモリなどを含む。光ディスクにはデジタルバーサタイルディスク(DVD)、ブルーレイディスク(BD)などが含まれる。
記録制御部255は、USB接続形式をとる記録装置に対しては、USB端子3A,3B,3C及び3Dを介して相互にデータをやり取りすることができる。端子41,42は、例えばDVD記録再生装置用と、BD記録再生用の端子である。
TS処理部122から制御部200に送られるパケットは、例えば、放送番組の暗号化情報であるECM(Entitlement Control Message)と、番組名、出演者、番組開始時刻などのイベント情報を記述したテーブルであるEIT(Event Information Table)などの情報、EPG(Electric Program Guide:電子番組ガイド)情報を含む。EPG情報はスポンサー情報を含む場合もある。
パケットに含まれる映像データは、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)方式、AVC(Advanced Video Coding)方式などでエンコードされている。またオーディオパケット内のオーディオデータは、例えば、PCM(Pulse Code Modulation)方式、Dolby 方式、MPEG方式などでエンコードされている。
したがって、TS処理部122で分離されたオーディオパケットは、オーディオデコーダ123に入力される。オーディオデコーダ123で、パケット内のデータは、符号化方式に応じて復号化される。オーディオデコーダ123でデコードされたオーディオデータは、オーディオデータ処理部124で同期処理、音量調整などを施され、オーディオ出力部125に供給される。オーディオ出力部125は、スピーカシステムに応じたステレオ分離処理などを実行し、出力をスピーカシステム126に供給する。
TS処理部122で分離された映像パケットは、映像デコーダ131に入力される。映像デコーダで、パケットのデータは符号化方式に応じて復号化される。映像デコーダ131でデコードされた映像データは、映像データ処理部132で、同期処理、輝度調整、色調整などが実施される。映像データ処理部132の出力は、映像出力部133に供給される。映像出力部133は、制御部200からオンスクリーンディスプレイ(OSD)部240を介して入力されるデータ、図形、番組表などをメイン映像信号に多重することができる。
また映像出力部133は、出力映像信号に対して表示器100Aに応じたスケール、解像度、ライン数、アスペクト比などを設定して、表示器100Aに向けて出力する。
なお、有料番組のオーディオパケット、映像パケットが暗号化されている場合もある。この場合、鍵情報を用いて暗号化を解くための処理系統もあるがここでは省略している。
制御部200は、中央演算処理ユニット(CPU)201、操作コマンド処理部202、通信制御部203、操作デバイス管理部204、EPG(Electric program guide)データ処理部206、メモリ211、表示制御部212を含む。更に又制御部200は、記録制御部255、識別部256、ユーザ嗜好抽出部257も含む。
CPU201は、制御部200の全体の動作シーケンスの調整を行っている。
操作コマンド処理部202は、外部から入力する操作コマンドを解析し、コマンドに応じた動作をテレビジョン受信装置100に反映させることができる。
操作デバイス管理部204は、制御部200に対して操作信号を与える携帯端末500,501、リモートコントローラ115などのデバイス識別データを把握し、入力受付、受付拒否などの管理することができる。
通信制御部203は、外部との通信を行い、操作コマンド、データ、コンテンツ、などを取り込むことができる。取り込まれたコンテンツ、及びデータは、例えば記憶装置111、或いはメモリ211に格納されることができる。通信制御部203は、テレビジョン受信装置100から外部に向けて、データ、コンテンツ、などを送信することができる。
また通信制御部203は、無線通信送受信部113、有線通信送受信部112と接続されている。有線通信送受信部112は、インターネットを介して、遠隔サーバー、或いはホームサーバーとの間でデータの送受信を行うことができる。無線通信送受信部113は、複数の携帯端末500、501との間でデータ、コンテンツ等の送受信を行うことができ、近距離通信用である。携帯端末500、501は、テレビジョン受信装置100をリモートコントロールすることもできる。また、テレビジョン受信装置100は、リモートコントローラ115からの操作信号を、赤外線受信部114を介して受け取ることもできる。
EPG処理部206は、TSに含まれるパケットから番組属性情報を取り出して蓄積することで、例えば過去1ヶ月分、現在、及び未来1か月分の番組の番組属性情報を保持している。この番組属性情報は、例えば1日毎に更新される。
メモリ211は、制御部200内で保存する各種のデータ、アプリケーションなどを保存することができる。
表示制御部212は、映像出力部133を介して表示器100Aに表示される映像信号を全般的に制御することができる。また表示制御部212は、画像信号の解像度、表示サイズ、表示エリアなどの調整処理を行うこともできる。また、EPGデータを用いて作成した番組表の映像信号や、操作信号に応じて制御部200内で作成されたメニュー映像信号を映像出力部133に供給することができる。さらにまた、表示制御部212は、テレビジョン受信装置の動作状況に応じて、警告などの各種メッセージを表示器100Aに向けて出力することもできる。
携帯端末500、501は、図示しない基地局、インターネットなどを介してサーバーをアクセスすることができる。サーバーが提供するコンテンツは勿論のこと、各種のアプリケーション、ゲームソフトなどをダウンロードし、無線通信送受信部113を介して、制御部200に転送することが可能である。また携帯端末500、501は、コンテンツを取得するための情報(例えばウェブサーバーのアドレス、メールアドレス、ネットワークアドレスなど)を、無線通信送受信部113を介して、制御部200に転送することが可能である。
携帯端末500や501からコンテンツ、アプリケーション、或いはゲームソフトが転送されてくるときは、通信制御部203が動作する。
通信制御部203は、受け取ったコンテンツをメモリ211に格納する。コンテンツは、操作コマンドに応じて、或いは自動的に記憶装置111に格納されてもよい。記憶装置111は、受け取ったコンテンツを例えばハードディスクに記録させることができる。ハードディスクにおいては、コンテンツはコンテンツファイルとして管理される。
メニュー映像信号、番組表の映像信号などは、表示処理部212にて格納及びまたは管理されている。メニューの表示、番組表の表示が行われるときは、メニュー画像データ、番組表データが、CPU201の制御に基づき、データ格納部(メモリ或いはハードディスク)から読み出され、表示処理部212に供給される。これにより、メニューや番組表の画像が表示器100Aに表示される。
メニュー映像信号、番組表の映像信号などは、携帯端末500或いは501に送信されることもできる。携帯端末501或いは502がメニュー、番組表などを要求した場合、CPU201の制御に基づき表示処理部212は、メニューの映像信号、番組表の映像信号を送信することができる。
携帯端末501或いは502は、メニュー、番組表をタッチ式パネルの画面に表示することができ、ユーザは、タッチ(或いはポイント)式パネルの画面に表示された操作ボタンに触れることにより、テレビジョン受信装置に動作指令信号を与えることができる。後述するように、ユーザは、携帯端末501或いは502を利用して、番組表、キーワードに関連するデータ処理を実行させることができる。
識別部256は、USB端子USB端子3A,3B,3C及び3D、41及び42の識別を行い、端子機能の設定などを管理している。
ユーザ嗜好抽出部257は、記録装置111内の複数のハードディスクドライブに記録されている多数の番組の中から、ユーザの好みの番組のリストを作成することができる。
記録制御部255は、USB端子3Aに接続される第1のHDDに対して、前記第1のHDDに記録される複数のストリームを管理するためのメタデータ、及びUSB端子3Bに接続される第2のHDDに記録される複数のストリームを管理するためのメタデータを一括して記録することができる。
図2は、テレビジョン受信装置100を背面側から見た図と、側面から見た図を示している。本実施形態における装置は、上記したように複数のUSB端子3A,3B,3C,及び3Dを有する。
USB端子3A,3Bは、複数のチャンネル(例えば6チャンネル)で放送される全ての番組を、複数日(例えば7日)に渡って記録できる番組記録装置111A,111Bを接続するために利用される。USB端子3Cは、通常の操作に基づく操作指令、或いは録画予約データに基づいて指定されている番組が記録される番組記録装置を接続するために利用される。USB端子3Cは、ハブ1110を介して番組記録装置1111−1114が接続されることを許している。ハブ1110を介して接続される番組記録装置1111−1114は、例えば、家族内の父親用、母親用、子供用などとして使い分けることができる。
USB端子3Dは、汎用USB端子であり、例えばカメラで撮影した画像データを格納しているUSBメモリ1116を接続することができる。USBメモリ116の画像データが表示器でされることができる。
上記の番組記録装置111A,111B,1111−1114は、例えばハードディスクドライブ(HDD)であるが、他の記録媒体であっても構わない。
このように、複数のチャンネル(例えば6チャンネル)で放送される全ての番組を、複数日(例えば7日)に渡って記録するための構成要素を総合して、タイムシフトマシンと称することができる。またタイムシフトマシンにより、記録された複数の番組は、現時点よりも過去に記録された番組である。タイムシフトマシンにより番組が記録されることを「タイムシフト録画」と称することができる。タイムシフトマシンにより記録される番組数は膨大な数となる。したがって、タイムシフトマシンに用いられるHDDの記憶容量は大きければ大きいほど好ましい。
そのために、タイムシフトマシンに用いられるHDDは、上記のようにテレビジョン受信装置100の外部に配置される。従来は、テレビジョン受信装置の内部に配置される固定された内蔵HDDであった。しかし、内蔵HDDであると、記憶容量の大きいHDDが開発された際に、内蔵HDDを交換することが困難である。このための、ユーザが容易にHDDを交換できるシステムが好ましい。そこで上記したように、容量の大きなHDDが開発された際、ユーザが容易に交換できるように、外部接続方式としている。
さらにタイムシフトマシンによる記録を行うためのHDDを複数用いることができるように、USB端子3A,3Bを設けているが、さらに増設されてもよい。
図3は、識別部256の動作例を示すフローチャートである。識別部256は、USB端子3A,3Bの状態を識別するとともに、端子動作制御部を含む。テレビジョン受信装置100の主電源オン時に、USB端子3AにHDDが接続されているかどうかを判定する(ステップSA1)。USB端子3AにHDDが接続されている場合は、他のUSB端子3Bを使用可能に設定する(ステップSA2)。しかしUSB端子3AにHDDが接続されていない場合は、USB端子3Aにハブが接続されているかどうかを判定する(ステップSA3)。ハブが接続されていた場合、USB端子3A,3Bを使用不可能に設定する(ステップSA4)。USB端子3Aにハブが接続されていない場合、他のUSB端子使用不可能に設定する(ステップSA6)。ステップSA4,SA6の処理を実施した後は、それぞれの状態、つまり現在の状態を表示器100Aにメッセージを出力する。
メッセージとしては、例えば、「USB端子Aにタイムシフト録画用のUSBハードディスクを接続してください」というようなメッセージである。
このメッセージは、テレビジョン受信装置100において、タイムシフトマシンを活用するタイムシフト録画を実行するための「設定」が成されているときにも出力される。つまりこの「設定」が行われるとUSB端子3A,3Bの状態をチェックするために識別部256が動作するようになる。つまり上記の動作フローは、タイムシフトマシン録画の設定時にも実施される。
図4(A)には、タイムシフト録画を「設定」するときのメニュー画像の様子を示している。全体メニュー画像(図示せず)から、「タイムシフトマシン録画設定」という項目をクリックすると、「タイムシフトマシン録画設定」のために、複数の項目を有するメニュー画像1201が表示される。
ユーザが、「タイムシフトマシン録画」1201という項目を選択して、決定ボタンを押すと、識別部256が動作する。メニュー画像1201の中に、「USBハードディスク設定」という項目がある。
もし、USB端子3AにHDDが接続されていない場合、「USBハードディスク設定」という項目がハイライトされ、先と同様に、メッセージとして「USB端子Aにタイムシフト録画用のUSBハードディスクを接続してください」というメッセージが表示される。一方、「タイムシフトマシン録画」の項目はグレー表示となり、タイムシフト録画が設定できていないことを表す。
続いて図4(B)に示すように、「タイムシフト録画用機器を確認して、しばらく待ってからもう一度操作して下さい。」というメッセージが現れる。ユーザは決定ボタンを押して、HDDをUSB端子3Aに接続し、再度、全体メニュー画像から、「タイムシフトマシン録画設定」という項目をクリックする。この後は、図4(A)のメニュー画像1201の中「タイムシフトマシン録画」と言う項目をクリックし、タイムシフトマシン録画機能を設定することができる。
上記のメニュー画像の各項目を選択或いはクリックする場合には、ユーザは例えばリモートコントローラを操作し、画面上のカーソルを所望の項目上に移動させて、決定ボタンを押すことで選択できる。上記したメニュー画像の構成は一例であり、そのほか種々の形態のメニュー画像が考えられることは勿論である。
次に、複数の番組が記録媒体に記録された場合、複数の番組を管理するためのメタデータが必要である。メタデータは、番組を提供した放送局ID、放送チャンネル、放送日、放送時間帯(放送開始、終了時間)、番組時間長、番組名、出演者情報、記録位置情報などを含む。
メタデータは、番組サーチ、嗜好番組抽出などに利用される。本装置の場合は、特定のUSB端子として設定されたUSB端子3Aに接続されるHDDに、端子3Bに接続されるHDDに記録された番組のメタデータも記録される。つまり本実施形態では、タイムシフトマシン録画される番組のためのメタデータは、すべてUSB端子3A側のHDDに記録される。
この結果、メタデータを利用して、番組サーチを行う場合、1箇所のメタデータを読み出して番組全体のために利用できる。よって、メタデータのアクセスが便利である。
図5には、USB端子3Aに接続された第1のHDDのデータ記録領域の状態と、USB端子3Bに接続された第2のHDDのデータ記録領域の状態を示している。第2のHDDのデータ記録領域は、コンテンツ(番組或いはストリームと称しても良い)で占められている。第1のHDDのデータ記録領域は、コンテンツ(番組或いはストリームと称しても良い)の領域と、メタデータの領域が確保されている。メタデータには、先にも説明したように、第1と第2のHDDに記録されているコンテンツを管理するためのデータが含まれている。
なおタイムシフトマシン録画では、例えば7日分の複数チャンネルの複数番組が、HDDに記録される。しかし、7日を越える番組については、特別な保存指定(消去禁止、殿堂入りなどの指定)が無い限り、古い番組から順次削除される。
上記の説明でタイムシフトマシン録画を行うための端子として、2つのUSB端子3A,3Bを示したが、この数は2つに限定されるものではない。さらに第3のUSB端子が増設されてもよい。
図6は、図1に示したユーザ嗜好番組抽出部257の内部構成例を示している。記録番組管理部261は、番組格納部265に格納されている番組として、どのような番組が記録されているかを把握している。番組再生管理部262は、番組格納部256の記録済み番組が再生されたとき(所謂タイムシフト再生されたとき)、再生された番組の番組属性情報を視聴履歴生成部263に送信する。また受信と同時に視聴された番組がある場合は、その番組の視聴履歴も視聴履歴生成部263に送信される。さらにこの視聴履歴生成部263では、オンエアー番組が再生されたとき、PVR録画番組が再生されたとき、DLNAコンテンツが再生されたときなど、再生されたすべての番組の視聴履歴を生成する。これらの視聴履歴が視聴履歴格納部264に格納される。
上記の番組管理部261、番組再生管理部262は、例えば、図1の番組記録制御部255或いは先に説明した記録装置111のメタデータ処理部の中に含まれていても良い。
番組格納部265は、例えば、図1の記録装置111に含まれるHDDであって、USB端子3Aと3Bに接続されているHDDに相当する。
視聴履歴生成部263は、再生された番組の番組属性情報を用いて、視聴履歴データを作成して、視聴履歴格納部264に格納せしめる。
視聴履歴データと記録済み番組の番組属性情報は、習慣性番組判定部267で以下のように利用される。
習慣性番組判定部267は、頻度判定部271、同一シリーズ番組検索部272、番組リスト生成部273を含む。
頻度判定部271は、視聴履歴格納部264に格納されている前記視聴履歴データと、番組格納部265に格納されている記録済み番組の番組属性情報を用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組かを示す放送の頻度を判定する。視聴履歴データのみを用いて、日単位の番組か週単位の番組かを判断してもよいが、記録済み番組の番組属性情報を利用したほうが有利である。
番組の視聴履歴データは、
(1A)タイトル情報
(2A)放送開始日時
(3A)番組長
(4A)放送局名
(5A)ジャンル情報
(6A)放送局ID(例えばネットワークID及びサービスID)
(7A)視聴回数、
(8A)総視聴時間
などの所謂番組属性情報を含む。
また記録済み番組の番組属性情報は、
(1B)タイトル情報
(2B)放送開始日時
(3B)番組長
(4B)放送局名
(5B)ジャンル情報
(6B)放送局ID(例えばネットワークID及びサービスID)
を含む。番組属性情報は、先に説明したメタデータから取得することができる。
上記の例は、一例であり、さらに出演者のプロローグ、製作者の情報などを含んでいてもよい。これらの履歴データ、番組属性情報は、番組属性データと称してもよい。
頻度判定部272が、前記視聴履歴データを用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組かを示す放送頻度を判定し、頻度判定部271の判定結果は、同一シリーズ番組検索部272に送信される。頻度判定部271は、視聴履歴データのみから、日単位の番組か、週単位の番組かを推定してもよい。つまり、異なる日時の視聴履歴データを比較することで、日単位で一致する番組属性情報が存在するか、或いは週単位で類似する番組属性情報が存在するかを判定できる。
同一シリーズ番組検索部272は、頻度判定結果に応じて検索手順を決定し、視聴済み番組の番組属性データと類似する番組属性データを伴う番組を、前記番組格納部265の番組の中から検索する。そして検索した番組に対して視聴履歴データに基づく重み付けを関連付ける。重み付けが付された番組の番組リストが、番組リスト成生部273で生成される。番組リストは、番組のタイトル、放送局名、など上記した番組属性情報を含む。
番組リストは、表示順位決定部268に転送される。表示順位決定部268は、重み付けに応じて(重みが大きい順に)表示順位を決めて、番組を並び替えする。重み付けに応じて番組が並び替えられた番組リストは、表示用番組リスト出力部269に転送される。
同一シリーズ番組検索部272において検索された番組は、視聴履歴データに基づいて検索された番組であるから、ユーザが興味を持つシリーズ番組であると推定されることができる。さらに、頻度判定結果に応じて検索手順が異なり、日単位、週単位の番組に関して重み付けが異なるので、日単位、週単位の番組間で、嗜好性のアンバランスが生じない。
<日単位番組、週単位番組の判定>
タイトル情報と、放送開始日時、放送局ID、ジャンル情報を用いて、1日単位番組と1週間番組の判定を実施する。
・タイトル情報
タイトル情報の比較は完全一致ではなく、視聴履歴データに含まれる視聴済み番組のタイトル情報からキーワードを抽出し、その抽出されたタイトルキーワードに基づいて、録画済み番組のタイトルを検索する。
・放送開始日時
視聴履歴データに含まれる視聴済み番組の放送開始日時に基づいて、記録済み番組の録画開始日時から、1日毎の前後1時間(7日後は除く)で検索する。つまり、日単位の番組の検索は、視聴日時以降の記録済み番組の中から、1日後、2日後、・・・・6日後(7日後は除く)まで検索し、視聴済み番組と、同一シリーズ番組が存在するかどうかを検索する。何日後まで検索するかは、記録番組の中で一番最新の番組の開始時刻まで、もしくは現在時刻までのどちらかでもよい。なお先の前後1時間の検索範囲は、一例であり、前後15分、前後1時間半、前後2時間など任意である。ドラマ或いはニュース、或いは天気予報などのジャンルに応じて検索範囲は変化、或いは設定により切り替え可能であってもよい。
・放送局ID
たとえば、上記放送局IDはネットワークIDとサービスIDの組であり、それらの情報が視聴済み番組と記録済み番組との間で同一であることをフィルタ条件とする。
・ジャンル情報
視聴済み番組のジャンル情報のいずれか一つが記録済み番組の番組属性情報に含まれていることをフィルタ条件とする。この場合、ジャンル情報は、週単位の番組と日単位の番組を判定する上で任意に用いられてもよい。したがって、検索開始前にジャンル情報を検索要素に加えるか否かを選択する手段が設けられても良い。
上記したような検索処理において、記録済み番組が検出された場合は、視聴履歴データに含まれる番組は、日単位の番組であると判定し、検出されなかった場合は、視聴履歴データに含まる番組は、週間単位の番組であると判定する。
<同一シリーズ番組の判定方法>
視聴済み番組の視聴履歴データに基づいて、該視聴済み番組の放送日時以降の記録済み番組の中から、以下の手順により同一シリーズ番組を検索する。
視聴済み番組(履歴データ上の番組)と、記録済み番組(前記視聴済み番組より後に放送された番組であり、番組格納部に格納されている番組)の、タイトル情報、放送開始日時、放送局ID、ジャンル情報を用いて検索を実施する。なお、必須項目はタイトル情報、放送開始日時及び放送局IDであり、他要素は検出精度向上のために利用してもよい。
・タイトル情報
タイトル情報の比較は完全一致ではなく、視聴済み番組のタイトル情報からキーワード抽出し、その抽出されたタイトルキーワードに基づいて、記録済み番組のタイトルを検索する。
・放送開始日時
視聴済み番組の放送開始日時に基づいて、日単位番組と判定した視聴済み番組の場合は、一日毎の番組を検索する。また、週間単位番組と判定した視聴済み番組の場合は、1週間毎の番組を検索する。
何日後、もしくは何週間後まで検索するかは、録画番組の中(番組格納部256に格納されている番組の中)で一番最新の番組の開始時刻のものまで、もしくは現在時刻のものまでのどちらかでもよい。
・放送局ID
たとえば、上記IDはネットワークIDとサービスIDの組であり、それらの情報が視聴済み番組と記録済み番組で同一であることをフィルタ条件とする。
・ジャンル情報
視聴済み番組のジャンル情報のいずれか一つが記録済み番組に含まれていることをフィルタ条件とする。
上記の処理で、記録済み番組が検出された場合は、検出された記録番組に紐付けして以下情報(視聴回数、総視聴時間と総視聴番組番組長、直近視聴フラグ)を記憶する。
すでの他の視聴済み番組の処理の際、以下の情報が付与されていた場合は、直近視聴フラグ以外の「視聴回数」と、「総視聴時間と総視聴番組番組長」に関しては加算処理を行う。直近フラグが無効の場合は有効に変更し、有効であれば何もしない。
・視聴回数による重み付け
番組の視聴回数は、日単位と、週間単位とで、それぞれ別々に記憶する。ここで、一日毎の時間で検索された記録済み番組の個数が1以上検出された場合は、該記録済み番組は、1日単位の番組であると判定し、1週間毎で検索された該記録済み番組の個数を一日毎に検索された記録済み番組の個数に加算し、1週間毎に検索された個数を0として管理する。この検出個数は、週単位の番組と日単位の番組との視聴割合を計算する場合に利用することができる。
これにより、番組格納部265の記録済み番組に対して、同一シリーズ番組の「視聴回数」(視聴回数は、視聴済み番組の履歴データに含まれている)が重み付けされる。既に、他の視聴済み番組の番組属性情報を処理したときに、「視聴回数」が付加されていた場合は、今回の同一シリーズ番組の検出時には、視聴回数の加算処理が実施される。この加算処理は、+αの値を加算する処理であっても良い。この場合、日単位の番組と週単位の番組とで重み計数が異なる、例えば日単位の番組の視聴回数に対しては、×(1/5)とし、週単位の視聴回数に対しては×(1/1)とする。この重み付け方法は一例であり、任意の重みの加算、減算を行ってもよい。
・総視聴時間と総視聴番組番組長による重み付け
上記の検索処理で検索された記録済み番組に対して、同一シリーズの視聴済み番組の総視聴時間と総視聴番組長による重み付けが成される。総視聴時間は、履歴データ上の視聴済み番組の視聴時間の合計で、総視聴番組長は該当視聴済み番組の総番組長の合計である。視聴時間は、番組が完全に最初から最後まで視聴された時間である必要はなく、一部(例えば10分以上)視聴された場合も視聴時間として記憶されている。
上記の検索処理で検索された番組格納部265の記録済み番組(視聴履歴データ上の視聴済み番組より後に放送された同一シリーズ番組)に対して、同一シリーズ番組の「総視聴時間と総視聴番組番組長」が重み付けされる。既に、他の視聴済み番組の番組属性情報を処理したときに、「総視聴時間と総視聴番組番組長」が付加されていた場合は、総視聴時間と総視聴番組番組長の加算処理が実施される。この加算処理は、+βの値を加算する処理であっても良い。
この場合、日単位の番組と週単位の番組とで、重み付けのレートを異ならせてもよい。ただし、日単位の番組と週単位の番組の番組長に応じてそれぞれの重み付けレートを決めることが望ましい。例えば、日単位の番組が30分の番組、週単位の番組が60分の番組の場合がある。この場合は、単純に視聴時間を用いることなく、番組の全体時間に対する視聴者の視聴時間の割合を用いることが好ましい。日単位の番組の視聴時間の割合に対する重み付けレートと、週単位の番組の視聴時間の割合に対する重み付けレートとを異なるようにしてもよい。
・直近視聴フラグ
視聴済み番組と録画済み番組の番組開始時刻が直近のものであればそれを示すフラグを付与する。ここでいう直近視聴フラグとは、たとえば、週単位番組の場合は視聴済み番組の1週間後の録画番組で、日単位番組の場合は視聴済み番組の1日後の録画番組である。
上記した処理が、視聴済み番組の属性データを用いて実行される。履歴データを用いて行われる上記の処理の実行対象となる視聴済み番組の数は、現在時刻から1ヶ月前までの視聴済み番組と期限を定めてもよいし、記憶されているすべての視聴済み番組としても良い。
各記録済み番組に対して、視聴済み番組の数(1日単位番組、1週間単位番組)と総視聴時間と総視聴履歴番組長と直近視聴フラグのいずれかを利用した記録済み番組表示順が決定される。記録済み番組の番組リストが作成された後、番組の並び替えを行う実施形態の一例を以下に示す。
<視聴回数に応じた番組の並び替え>
1日単位番組の視聴回数よりも1週間単位番組の視聴回数を優先して表示し、視聴回数が多いものほど上位に表示する。1日単位番組よりも1週間単位番組を上位に表示するのは、1日単位番組は一つの視聴履歴番組に対して多くの録画番組がヒットする可能性が高いため、表示順序は1週間単位番組よりも下げる。ただ、1週間単位番組の次には1日単位番組の視聴回数が多い順から表示することで、1日単位番組でも視聴回数が多いものは上位に表示される。
<総視聴時間と総視聴履歴番組長に応じた並び替え>
総視聴時間と総視聴履歴番組長の割合が大きいものを順に表示する。
<直近視聴フラグで並び替え>
直近の視聴済みフラグが有効であることは、直近のシーリーズをユーザが視聴したいということであり、次回を視聴したい可能性が高いので該当記録済み番組は上位に表示する。
<視聴済み番組に応じた並び替え>
該当記録済み番組がすでに視聴済みの場合は、表示しないもしくは表示順を下げる。これは視聴済み番組も直近の視聴番組も同じ重みで表示順位を付けると、いつでも上位は同じ番組となる可能性が高いので、視聴済み番組(直近とは異なる視聴済み番組)は表示順位を下げる操作をする。これにより未視聴でかつユーザの嗜好に合致した番組をお勧め番組として判断することが可能となる。
または、上記の視聴回数、総視聴時間と総視聴履歴番組長及び直近視聴フラグの2つ以上の組み合わせで決定された表示順を基に録画番組リストを表示する。
なお記録済み番組の属性情報としては、以下のいずれか、またはすべての情報であってもよい。上記した同一シリーズ番組が何回視聴されたかを示す情報、及び週単位番組か日単位番組かを示す情報、さらに該当録画番組の生存期間(自動削除されるまでの時間)の情報、視聴済み番組と該当記録済み番組との時間間隔の情報などが使用されてもよい。
図7は、上記した説明に対応しており、本実施形態の動作例を示すフローチャートである。例えば、この動作は、「習慣性番組リスト表示ボタン」が操作されることで開始する(ステップSC1)。視聴履歴格納部264から視聴履歴データが取得される(ステップSC2)。視聴履歴データを用いて、視聴した番組が日単位の番組であるか、週単位の番組であるかを判定する(ステップSC3)。日単位の番組に関しては、番組格納部265の記録済み番組の番組属性情報を1日単位で切換え、切換えた番組属性情報と履歴データ上の番組の番組属性情報とを照合検索して、同一シリーズ番組を検出する。週単位の番組に関しては、番組格納部265の各記録済み番組の番組属性情報を週単位で切換え、切換えた番組属性情報と履歴データ上の番組の番組属性情報とを照合して、同一シリーズ番組を検出する。
同一シリーズ番組が検出された場合は、上記したように、記録済み番組の付属情報(視聴回数、総視聴時間、総視聴番組長など)を更新する(ステップSC7)。上記の検索は、番組格納部265に格納されている、例えばすべての番組に対して実施される(ステップSC6,SC4)。
また、視聴履歴格納部264に格納されている過去の多数の視聴番組の視聴履歴データのすべて或いは任意に設定したセットが用いられる(ステップSC8,SC2)。
次に、記録済み番組に付与した付属情報(視聴回数、総視聴時間、総視聴番組長、直近視聴フラグの1つ又はこれらの任意の組み合わせなど)に基づいて、記録済み番組に関する番組リストが生成される。また、例えば視聴回数、総視聴長時間などを用いて、番組リスト上の番組の表示順位(重みが大きい番組の順位が上)が設定される(ステップSC9)。このように生成された番組リストは、表示用番組リストとして出力される(ステップSC10)
図8、図9は、週単位番組、日単位番組が1つのリストとして表示される例である。図8には、リストに含まれる項目名の例を示し、図9には実際の画面の例を示している。図10、図11は、週単位番組と日単位番組のリストをタブ選択により切り替え可能とした例である。図10には、リストに含まれる項目名の例を示し、図11には実際の画面例を示している。例えば「日単位」と記述されたタグを選択した場合、このタグがハイライトし、「週単位」と記述されたタグがグレーになる。逆に「週単位」と記述されたタグを選択した場合、このタグがハイライトし、「日単位」と記述されたタグがグレーになる。
上記したように、本実施形態においては、視聴履歴データを用いて、番組に関するユーザの嗜好性を判断することができる。この場合、嗜好性を判断される番組は、複数チャンネルで同時受信された複数の番組であり、既に番組格納部に格納されている番組が対象とされている。つまりタイムシフトマシン機能で再生可能な番組である。このことから、本実施形態の装置は、過去から現時点までの録画済みの番組に対して、嗜好性に基づく重み付けを付加している。現時点より未来の番組に関しては、未記録であるために重み付けはなされていない。また、本実施形態では、記録済みの複数番組を対象としているから、同一シリーズの番組を検索する場合に、日単位の番組、週単位の番組を判定できるのである。また上記の記録済みの複数の番組はタイムマシン記録であるために、予約することなしに自動的に記録された番組である。
上記した説明において、用語「部」は、「装置」、「器」、「ブロック」及び「モジュール」に置き換えても本発明の範疇であることは勿論である。さらにまた、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また請求項を方法として表現した場合であっても本発明の装置を適用したものである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3A−3D・・・USB端子,100・・・テレビジョン受信装置、111・・・記録装置、200・・・制御部、212・・・表示制御部、25・・・記録制御部、256・・・識別部、257・・・ユーザ嗜好番組抽出部、264・・・視聴履歴格納部、265・・・番組格納部、267・・・習慣性番組判定部、268・・・表示順位決定部、271・・・頻度判定部、272・・・同一シリーズ番組検索部、273・・・番組リスト生成部。

Claims (10)

  1. 複数チャンネルの番組及びその番組属性情報が複数日分格納されている番組格納部と、
    前記複数日分の複数番組の中で、視聴された視聴済み番組の視聴履歴データを格納する視聴履歴蓄積部と、
    前記視聴履歴データを用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組かを示す頻度を判定する頻度判定部と、
    前記頻度判定部の判定結果に応じて検索手順を決定し、前記視聴済み番組の番組属性データと類似する番組属性データを伴う番組を前記番組格納部の番組の中から検索し、前記頻度の判定及び前記検索が繰り返されることで日単位の複数番組と週単位の複数番組を検出し、前記日単位の番組と前記週単位の番組に対する重み付けを異ならせる同一シリーズ番組検索部と、
    前記検出された複数の番組の番組リストを生成する番組リスト成生部を有する
    嗜好番組データ管理装置。
  2. 前記同一シリーズ番組検索部は、前記重み付けを、前記視聴履歴データに含まれる番組の視聴回数又は番組の総視聴時間又は番組の総視聴番組長のいずれかに対して付与する請求項1記載の嗜好番組データ管理装置。
  3. さらに表示順位決定部を有し、この表示順位決定部は、重み付けの重みが大きい順に複数の番組が前記番組リストに配列されるように決定する請求項1記載の嗜好番組データ管理装置。
  4. 番組格納部が、複数チャンネルの番組及びその番組属性情報を複数日分格納し、視聴履歴蓄積部が、前記過去に視聴された視聴済み番組の視聴履歴データを格納し、制御部により前記番組格納部の番組属性情報及び前記視聴履歴データを用いる嗜好番組データ管理方法であって、前記制御部は、
    前記視聴履歴データを用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組かを示す頻度を判定し、
    前記頻度の判定結果に応じて検索手順を決定し、前記視聴済み番組の番組属性データと類似する番組属性データを伴う番組を前記番組格納部の番組の中から検索し、前記頻度の判定及び前記検索が繰り返されることで日単位の複数番組と週単位の複数番組を検出し、前記日単位の番組と前記週単位の番組に対する重み付けを異ならせ、
    前記検出された複数の番組の番組リストを生成する、嗜好番組データ管理方法。
  5. 前記重み付けを、前記視聴履歴データに含まれる番組の視聴回数又は番組の総視聴時間又は番組の総視聴番組長のいずれかに対して付与する請求項4記載の嗜好番組データ管理方法。
  6. 前記重み付けの重みが大きい順に複数の番組が前記番組リストに配列されるように決定する請求項4記載の嗜好番組データ管理方法。
  7. 複数のチャンネルを同時受信する複数のチューナと、
    前記複数チャンネルの番組が記録されて、複数日分格納されている番組格納部と、
    前記複数日分の複数番組の中で、視聴された視聴済み番組の視聴履歴データを格納する視聴履歴蓄積部と、
    前記視聴履歴データを用いて、前記視聴済み番組が日単位の番組か週単位の番組かを示す頻度を判定する頻度判定部と、
    前記頻度判定部の判定結果に応じて検索手順を決定し、前記視聴済み番組の番組属性データと類似する番組属性データを伴う番組を前記番組格納部の番組の中から検索し、前記頻度の判定及び前記検索が繰り返されることで日単位の複数番組と週単位の複数番組を検出し、前記日単位の番組と前記週単位の番組に対する重み付けを異ならせる同一シリーズ番組検索部と、
    前記検出された複数の番組の番組リストを生成する番組リスト成生部を有する
    テレビジョン受信装置。
  8. 同一シリーズ番組検索部は、前記重み付けを、前記視聴履歴データに含まれる番組の視聴回数又は番組の総視聴時間又は番組の総視聴番組長のいずれかに対して付与する請求項7記載のテレビジョン受信装置。
  9. さらに表示順位決定部を有し、この表示順位決定部は、重み付けの重みが大きい順に複数の番組が前記番組リストに配列されるように決定する請求項7記載のテレビジョン受信装置。
  10. 前記番組格納部は、予め特定された専用の端子に接続されている請求項7記載のテレビジョン受信装置。
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