JP4095479B2 - コンテンツ選択視聴装置、コンテンツ選択視聴方法およびコンテンツ選択視聴プログラム - Google Patents

コンテンツ選択視聴装置、コンテンツ選択視聴方法およびコンテンツ選択視聴プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視聴者が所望するコンテンツを提示して、コンテンツの選択視聴を支援するコンテンツ選択視聴装置、コンテンツ選択視聴方法およびコンテンツ選択視聴プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視聴者が視聴したコンテンツの視聴履歴(視聴履歴データ)に基づいて、当該視聴者が所望する(視聴したいと思う)コンテンツの一覧をユーザープリファレンスとして生成し、このユーザープリファレンスを視聴者に提示することによって、放送中のコンテンツ、または、蓄積したコンテンツのいずれかを視聴者に選択させて視聴させるコンテンツ選択視聴が行われている。
【0003】
ここで、従来の視聴履歴データの生成例を図7に、従来のユーザープリファレスの生成例を図8に示して、これらを説明する。
【0004】
図7に示すように、視聴履歴データは、視聴者が視聴したコンテンツについて、当該コンテンツに付加されているメタデータ(放送局から送られたメタデータ)に基づいて、更新(視聴履歴更新)されるものであり、コンテンツの名称である「タイトル」と、出演者の名前である「出演者」と、コンテンツのジャンル(属性)を示す「ジャンル」と、コンテンツを検索するための検索語となる「フリーキーワード」の4個の分野に分類される。そして、それぞれの分野は、コンテンツを視聴した累積視聴時間である「視聴時間」と、この累積視聴時間に基づいて当該視聴者が当該コンテンツを好んでいる度合い(嗜好度)を算出するための数値である「重み付け値」とを含んでいる。なお、この「重み付け値」は、「視聴時間」そのものとして設定したものや、一定の規則に従って、「視聴時間」の長さに伴って増減するように設定したものである。
【0005】
また、図8に示すように、ユーザープリファレンスは、メタデータ(検索対象のコンテンツメタデータ)に含まれている番組の「タイトル」、「ジャンル」、「出演者」に基づいて、視聴者が嗜好するコンテンツの嗜好度を計算し、このコンテンツの嗜好度に基づいて、蓄積しているコンテンツおよび放送予定のコンテンツをフィルタリングしたものである。すなわち、このユーザープリファレンスは、すべての視聴履歴データから視聴者毎に、つまり、1人の視聴者に対して1個のファイルとして生成されるもので、予め、タイトル、ジャンル、出演者等の項目と、この項目を纏める順番とが定型として設定されているひな形に、特に視聴時間の長かったコンテンツを嗜好の強い(嗜好度が高い)ものとして採択(抽出)したものである。
【0006】
そして、このユーザープリファレンス(嗜好度の総和が大きい順番に提示したコンテンツ群)がテレビモニタの表示画面に表示され、このユーザーリファレンスの中に含まれているコンテンツが視聴者に選択され、コンテンツ選択視聴が行われている。なお、視聴者の嗜好にあったコンテンツ(情報)を当該視聴者に提示するシステムとして、例えば、特許文献1に開示されているものがある。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−99441号公報(段落24−段落42、第2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、多メディア、多チャンネル化によって、提供されるコンテンツが膨大になり、現在放送中のコンテンツ、通信ネットワークを介して配信されるコンテンツおよび蓄積したコンテンツ等から多くの選択肢が存在し、その中から、視聴者の嗜好にあった適切なコンテンツを、当該視聴者に提示して視聴させることが、従来のコンテンツ選択視聴では、提供されるコンテンツの数量に対応しきれないという問題がある。つまり、視聴者がコンテンツを視聴しようとする度に、毎回視聴者自身が求める情報や、好みの番組を検索し、選択し、視聴することは視聴者に大きな労力がかかることになり、ひいては提供されている膨大なコンテンツを有効に活用できないといった事態が生じている。
【0009】
また、現在までに、視聴者の嗜好度(嗜好情報)を反映したコンテンツの検索、提示の手法(システム)が検討されてきたが、視聴者の嗜好度に対応した一定の検索結果しか提示することができず、視聴者の生活のあらゆる場面(視聴者の生活スタイル[生活時間])に対応して変化するコンテンツ(視聴者の所望するもの)を提示することができないという問題がある。
【0010】
さらに、従来のコンテンツ選択視聴を提供するシステムのアルゴリズムは、視聴時間の長いコンテンツが嗜好度の高いものとして判断される傾向があるので、ユーザープリファレンスにおいて、映画や長時間ドラマ等の視聴時間が長時間に及ぶコンテンツが嗜好の強い(嗜好度が高い)ものとして採択される結果が生じていた。このため、従来のコンテンツ選択視聴を提供するシステムを使用して、視聴者が出勤、登校前等に、天気予報や交通情報を提供しているニュース等を視聴したい場合には、当該ニュースが選択されないという場合が生じ、視聴者の生活時間に適応したコンテンツを提供することができないという問題がある。
【0011】
そこで、本発明の目的は前記した従来の技術が有する課題を解消し、提供されている膨大なコンテンツの数量に対応し、視聴者の生活スタイル、生活時間にあったコンテンツを提示して、コンテンツ選択視聴を行うことができるコンテンツ選択視聴装置、コンテンツ選択視聴方法およびコンテンツ選択視聴プログラムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記した目的を達成するため、以下に示す構成とした。
請求項1記載のコンテンツ選択視聴装置は、視聴者がコンテンツを視聴した視聴履歴に基づいて、当該視聴者の生活時間に適応する生活時間適応コンテンツの候補を提示することによって、当該生活時間適応コンテンツの候補を選択して視聴するコンテンツ選択視聴装置であって、コンテンツ受信手段と、コンテンツメタデータ記録手段と、視聴履歴記録手段と、制御信号出力手段と、ユーザープリファレンスデータ生成手段と、ユーザープリファレンスデータ記録手段と、コンテンツ検索フィルタリング手段と、出力手段と、を備え、前記出現率が前記素データの要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値であり、前記ユーザープリファレンスデータ記録手段は、前記コンテンツ検索制御信号で特定される曜日及び時刻を含む時間帯と、この時間帯の直前及び直後の時間帯である直前時間帯及び直後時間帯とを、前記特定時間帯とした場合の視聴履歴を分析したユーザリファレンスデータを出力し、前記コンテンツ検索フィルタリング手段は、前記要素の有無に従って前記ユーザープリファレンスデータをベクトル化したベクトルと、前記メタデータに含まれるコンテンツの識別情報が前記要素に該当するか否かに従って当該メタデータをベクトル化したメタデータベクトルとの内積を取り、内積の結果が大きい順に前記生活時間適応コンテンツの候補として出力することを特徴とする。
【0013】
かかる構成によれば、コンテンツ選択視聴装置は、コンテンツ受信手段によって、コンテンツおよびこのコンテンツの識別情報であるメタデータを受信し、この受信したコンテンツおよびメタデータを、コンテンツメタデータ記録手段によって記録する。続いて、コンテンツ選択視聴装置は、視聴者が視聴したコンテンツについてメタデータに基づいて、各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴を視聴履歴記録手段に記録する。また、コンテンツ選択視聴装置は制御信号出力手段によって、視聴者の操作入力により現在の曜日及び時刻における視聴者の嗜好にあったコンテンツの検索を実行させるコンテンツ検索制御信号を出力すると共に、生活時間適応コンテンツの候補が提示された場合に視聴者の操作入力により候補の中から選択された生活時間適応コンテンツを示すコンテンツ選択制御信号を出力する。
【0014】
そして、コンテンツ選択視聴装置は、ユーザープリファレンスデータ生成手段によって、視聴履歴記録手段に記録された視聴履歴を分析し、この分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素である素データによって構成されるユーザープリファレンスデータを生成する。そして、コンテンツ選択視聴装置は、ユーザープリファレンスデータ記録手段によって、ユーザープリファレンスデータ生成手段で生成されたユーザープリファレンスデータを記録する。そして、コンテンツ選択視聴装置は、コンテンツ検索フィルタリング手段によって、コンテンツ検索制御信号と、メタデータと、ユーザープリファレンスデータとに基づいて、生活時間適応コンテンツの候補を検索し、出力手段によって、検索された生活時間適応コンテンツの候補を出力すると共に、この候補の中からコンテンツ選択制御信号により選択されたコンテンツを出力する。
【0015】
請求項2記載のコンテンツ選択視聴装置は、請求項1に記載のコンテンツ選択視聴装置において、前記ユーザープリファレンスデータは、1週間の中で、特定曜日の特定時間帯において、前記視聴者が視聴する前記コンテンツの視聴傾向を示す素データの集合であることを特徴とする。
【0016】
かかる構成によれば、コンテンツ選択視聴装置のユーザープリファレンスデータ生成手段によって生成するユーザープリファレンスは、1週間の中で特定曜日の特定時間帯、例えば、月曜日の午後9時から10時までの間、或いは、月曜日から金曜日まで午前8時から8時30分までの間に視聴者が視聴するであろうコンテンツの視聴傾向を示す素データ(例えば、メタデータの一部)の集合によって構成されている。なお、視聴傾向は、例えば、月曜日の午後9時から10時までの間では、「ドラマ」が視聴される傾向にあるとか、月曜日から金曜日まで午前8時から8時30分までの間では「ニュース」(情報番組)が視聴される傾向にあるといったものである。
【0017】
請求項3記載のコンテンツ選択視聴装置は、請求項2に記載のコンテンツ選択視聴装置において、前記素データは、タイトル、ジャンル、編成チャンネルおよび出演者の少なくとも1個を含む項目について、前記視聴履歴を分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率を有する事象で構成されることを特徴とする。
【0018】
かかる構成によれば、コンテンツ選択視聴装置のユーザープリファレンスデータ生成手段によって生成するユーザープリファレンスを構成する素データは、タイトル、ジャンル、編成チャンネルおよび出演者の少なくとも1個を含む項目について、視聴履歴を分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率を有する事象によって構成されている。つまり、素データは、視聴者の視聴したコンテンツを記録した視聴履歴を、4個の項目について分析した分析結果が一定以上の確率(閾値以上の出現率)で出現したものである。事象とは、タイトル、ジャンル、編成チャンネルおよび出演者の少なくとも1個を含む項目における具体的なタイトル名、ジャンル名、編成チャンネルの番号、出演者名である。例えば、コンテンツのタイトル名が「プ○ジェク○○」である場合、この「プ○ジェク○○」というタイトル名そのものが事象を示すものである。
【0019】
請求項4記載のコンテンツ選択視聴装置は、請求項3に記載のコンテンツ選択視聴装置において、前記出現率は、前記素データを計測する特定曜日の特定時間帯における全視聴時間の累積を分母とし、前記事象の視聴時間の累積を分子として算出することを特徴とする。
【0020】
かかる構成によれば、ユーザープリファレンスデータ生成手段によって生成するユーザープリファレンスを構成する素データを設定するための基準となる出現率は、素データを計測する特定曜日の特定時間帯における全視聴時間の累積を分母とし、事象の視聴時間の累積を分子として算出するものである。例えば、木曜日の午後9時から10時まで(特定曜日の特定時間帯)における全視聴時間(例えば、3ヶ月分、つまり、12週分[12時間])の中で、「ドラマA」を視聴した視聴時間が7時間であれば、出現率は7/12ということになる。
【0021】
請求項5記載のコンテンツ選択視聴方法は、視聴者がコンテンツを視聴した視聴履歴に基づいて、当該視聴者の生活時間に適応する生活時間適応コンテンツの候補を提示することによって、当該生活時間適応コンテンツの候補を選択して視聴するコンテンツ選択視聴方法であって、コンテンツ受信ステップと、コンテンツメタデータ記録ステップと、視聴履歴記録ステップと制御信号出力ステップと、ユーザープリファレンスデータ生成ステップと、ユーザープリファレンスデータ記録ステップと、コンテンツ検索フィルタリングステップと、出力ステップと、を含み、前記出現率が前記素データの要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値であり、前記ユーザープリファレンスデータ記録ステップにおいて、前記コンテンツ検索制御信号で特定される曜日及び時刻を含む時間帯と、この時間帯の直前及び直後の時間帯である直前時間帯及び直後時間帯とを、前記特定時間帯とした場合の視聴履歴を分析したユーザリファレンスデータを出力し、前記コンテンツ検索フィルタリングステップにおいて、前記要素の有無に従って前記ユーザープリファレンスデータをベクトル化したベクトルと、前記メタデータに含まれるコンテンツの識別情報が前記要素に該当するか否かに従って当該メタデータをベクトル化したメタデータベクトルとの内積を取り、内積の結果が大きい順に前記生活時間適応コンテンツの候補として出力する
【0022】
これらのステップによれば、コンテンツ選択視聴方法は、コンテンツ受信ステップにおいて、コンテンツおよびこのコンテンツの識別情報であるメタデータを受信し、受信したコンテンツおよびメタデータを、コンテンツメタデータ記録ステップにおいて、記録部に記録する。続いて、コンテンツ選択視聴方法は、視聴履歴記録ステップにおいて、視聴者が視聴したコンテンツについて、メタデータに基づいて、各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴を記録部に記録し、制御信号出力ステップにおいて、視聴者の操作入力により現在の曜日及び時刻における視聴者の嗜好にあったコンテンツの検索を実行させるコンテンツ検索制御信号を出力すると共に、生活時間適応コンテンツの候補が提示された場合に視聴者の操作入力により候補の中から選択された生活時間適応コンテンツを示すコンテンツ選択制御信号を出力する。そして、コンテンツ選択視聴方法は、ユーザープリファレンスデータ生成ステップにおいて、記録部に記録された視聴履歴を分析し、この分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素である素データによって構成されるユーザープリファレンスデータを生成し、ユーザープリファレンスデータ記録ステップにおいて、生成されたユーザープリファレンスデータを記録部に記録する。そして、コンテンツ選択視聴方法は、コンテンツ検索フィルタリングステップにおいて、コンテンツ検索制御信号と、メタデータと、ユーザープリファレンスデータとに基づいて、生活時間適応コンテンツの候補を検索し、出力ステップにおいて、検索された生活時間適応コンテンツの候補を出力すると共に、この候補の中からコンテンツ選択制御信号により選択されたコンテンツを出力する。
【0023】
請求項6記載のコンテンツ選択視聴プログラムは、視聴者がコンテンツを視聴した視聴履歴に基づいて、当該視聴者の生活時間に適応する生活時間適応コンテンツの候補を提示することによって、当該生活時間適応コンテンツの候補を選択して視聴するために、コンピュータを、コンテンツ受信手段、コンテンツメタデータ記録手段、視聴履歴記録手段、制御信号出力手段、ユーザープリファレンスデータ生成手段、ユーザープリファレンスデータ記録手段、コンテンツ検索フィルタリング手段、出力手段、として機能させ、前記出現率が前記素データの要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値であり、前記ユーザープリファレンスデータ記録手段は、前記コンテンツ検索制御信号で特定される曜日及び時刻を含む時間帯と、この時間帯の直前及び直後の時間帯である直前時間帯及び直後時間帯とを、前記特定時間帯とした場合の視聴履歴を分析したユーザリファレンスデータを出力し、前記コンテンツ検索フィルタリング手段は、前記要素の有無に従って前記ユーザープリファレンスデータをベクトル化したベクトルと、前記メタデータに含まれるコンテンツの識別情報が前記要素に該当するか否かに従って当該メタデータをベクトル化したメタデータベクトルとの内積を取り、内積の結果が大きい順に前記生活時間適応コンテンツの候補として出力する
【0024】
かかる構成によれば、コンテンツ選択視聴プログラムは、コンテンツ受信手段によって、コンテンツおよびコンテンツの識別情報であるメタデータを受信し、この受信したコンテンツおよびメタデータを、コンテンツメタデータ記録手段によって記録部に記録する。続いて、コンテンツ選択視聴プログラムは、視聴者が視聴したコンテンツについてメタデータに基づいて、各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴を、視聴履歴記録手段によって記録部に記録する。また、コンテンツ選択視聴装置は制御信号出力手段によって、視聴者の操作入力により現在の曜日及び時刻における視聴者の嗜好にあったコンテンツの検索を実行させるコンテンツ検索制御信号を出力すると共に、生活時間適応コンテンツの候補が提示された場合に視聴者の操作入力により候補の中から選択された生活時間適応コンテンツを示すコンテンツ選択制御信号を出力する。
【0025】
そして、コンテンツ選択視聴プログラムは、ユーザープリファレンスデータ生成手段によって、記録部に記録された視聴履歴を分析し、この分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素である素データによって構成されるユーザープリファレンスデータを生成する。そして、コンテンツ選択視聴プログラムは、ユーザープリファレンスデータ記録手段によって、ユーザープリファレンスデータ生成手段で生成されたユーザープリファレンスデータを記録部に記録する。そして、コンテンツ選択視聴プログラムは、コンテンツ検索フィルタリング手段によって、コンテンツ検索制御信号と、メタデータと、ユーザープリファレンスデータとに基づいて、生活時間適応コンテンツの候補を検索し、出力手段によって、検索された生活時間適応コンテンツの候補を出力すると共に、この候補の中からコンテンツ選択制御信号により選択されたコンテンツを出力する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(コンテンツ選択視聴装置の構成)
コンテンツ選択視聴装置のブロック図を図1に示す。この図1に示すように、コンテンツ選択視聴装置1は、コンテンツを受信して当該装置1のユーザーである視聴者の嗜好にあった、特に、当該視聴者の生活スタイルに適応したコンテンツの候補を提示して、この候補の中からコンテンツを選択して視聴するコンテンツ選択視聴を実現するもので、受信部3と、入力部5と、入力切替出力部7と、コンテンツメタデータ群蓄積部9と、MPEGデコーダ部11と、視聴履歴記録部13と、ユーザープリファレンスデータ生成部15と、ユーザープリファレンスデータ記録部17と、検索フィルタリング部19と、表示出力部21とを備えている。なお、このコンテンツ選択視聴装置1は、MPEG−2(コンテンツ)を受信する受信機能を備えると共に、大容量のハードディスクや、DVD書込機能等を搭載したホームサーバによって構成されているものである。
【0027】
受信部3は、放送波によって、または、通信回線を通じて送信側から送信されたMPEG2−TS(コンテンツ;映像、音声、データ)を受信して、この受信したMPEG2−TS(コンテンツ)をコンテンツメタデータ群蓄積部9に出力すると共に、入力部5から入力されるチャンネル選択制御信号に基づいて、該当チャンネルのMPEG2−TS(コンテンツ)を入力切替出力部7に出力するものである。この受信部3が特許請求の範囲に記載したコンテンツ受信手段に相当するものである。
【0028】
入力部5は、当該装置1のユーザー(視聴者)が、当該装置1を操作して、各種の制御信号を入力するものである。この制御信号には、受信部3に出力するチャンネル選択制御信号と、入力切替出力部7に出力する入力切替出力制御信号と、コンテンツメタデータ群蓄積部9に出力するコンテンツ選択制御信号と、検索フィルタリング部19に出力するコンテンツ検索制御信号とがある。なお、この入力部5が特許請求の範囲に記載した制御信号出力手段に相当するものである。
【0029】
チャンネル選択制御信号は、受信部3から入力切替出力部7に出力するMPEG2−TS(コンテンツ)のチャンネルを制御するものである。
【0030】
入力切替出力制御信号は、入力切替出力部7に入力されるMPEG2−TS(コンテンツ)が受信部3から入力されるか、コンテンツメタデータ群蓄積部9から入力されるかによって、MPEGデコーダ部11に出力するMPEG2−TS(コンテンツ)を制御するものである。
【0031】
コンテンツ選択制御信号は、コンテンツの選択候補(検索フィルタリング部19から出力されたメタデータ提示制御信号に基づくもの)が表示出力部21に提示(表示)された後に、視聴者に提示されているMPEG2−TS(コンテンツ)の選択候補の中からMPEG2−TS(コンテンツ[予めコンテンツメタデータ群蓄積部9に蓄積されているコンテンツ])を選択した場合に、コンテンツメタデータ群蓄積部9から当該MPEG2−TS(コンテンツ)を出力させるものである。
【0032】
コンテンツ検索制御信号は、検索フィルタリング部19を制御するためのもので、当該検索フィルタリング部19に対して、メタデータとユーザープリファレンスデータとに基づいて、視聴者の嗜好に合ったMPEG2−TS(コンテンツ)を検索するフィルタリングを実行させるためのものである。
【0033】
入力切替出力部7は、入力部5から出力された入力切替出力制御信号に基づいて、受信部3から出力されるMPEG2−TS(コンテンツ)またはコンテンツメタデータ群蓄積部9に蓄積されているMPEG2−TS(コンテンツ)を切り替えて、MPEGデコーダ部11に出力すると共に、当該MPEGデコーダ部11に出力したMPEG2−TS(コンテンツ)に付加されている、コンテンツの識別情報であるメタデータを「視聴履歴データ」として視聴履歴記録部13に出力するものである。なお、この入力切替出力部7が特許請求の範囲に記載したコンテンツ出力手段に相当するものである。
【0034】
コンテンツメタデータ群蓄積部9は、MPEG2−TS(コンテンツ)およびこのMPEG2−TS(コンテンツ)に付加されている、コンテンツの識別情報であるメタデータ(メタデータ群)を記録するものである。また、このコンテンツメタデータ群蓄積部9は、入力部5から出力されたコンテンツ選択制御信号に基づいて、MPEG2−TS(コンテンツ)を入力切替出力部7に出力すると共に、検索フィルタリング部19から出力されるメタデータ出力制御信号に基づいて、メタデータを当該検索フィルタリング部19に出力するものである。さらに、このコンテンツメタデータ群蓄積部9は、メタデータ提示制御信号に基づいて、検索結果となるメタデータ(コンテンツの選択候補)を、入力部切替出力部7に出力することで、MPEGデコーダ部11を介して表示出力部21に提示(表示)させるものである。このコンテンツメタデータ群蓄積部9が特許請求の範囲に記載したコンテンツメタデータ記録手段に相当するものである。
【0035】
MPEGデコーダ部11は、コンテンツメタデータ群蓄積部9から出力されたコンテンツの選択候補(検索フィルタリング部19でフィルタリングした結果(検索結果となるメタデータ))と、MPEG2−TS(コンテンツ)とをデコード(復号)して、コンテンツの選択候補、元々のコンテンツとして、表示出力部21に出力するものである。なお、このMPEGデコーダ部11が特許請求の範囲に記載した出力手段に相当するものである。
【0036】
視聴履歴記録部13は、入力切替出力部7から出力される視聴履歴データを記録するものであり、ユーザープリファレンスデータ生成部15から出力される視聴履歴データ出力制御信号に基づいて、当該ユーザープリファレンスデータ生成部15に視聴履歴データを出力するものである。この視聴履歴データは、視聴者個人個人に対して、視聴者が視聴したコンテンツの素データ(メタデータ)を特定曜日の特定時間帯毎に纏められたものであり、視聴者が視聴した複数のコンテンツと視聴時間とが1個のファイルとして纏められたものである(詳細については図4を使用して後記する)。なお、この視聴履歴記録部13が特許請求の範囲に記載した視聴履歴記録手段に相当するものである。
【0037】
ユーザープリファレンスデータ生成部15は、視聴履歴データ出力制御信号を視聴履歴記録部13に出力して、視聴履歴データを受信し、この視聴履歴データに基づいて、ユーザープリファレンスデータを生成し、ユーザープリファレンスデータ記録部17に出力するものである。また、このユーザープリファレンスデータ生成部15は、検索フィルタリング部19から出力されたユーザープリファレンスデータ生成制御信号に従って、ユーザープリファレンスデータを生成し、ユーザープリファレンスデータ記録部17に出力するものである。
【0038】
ユーザープリファレンスデータは、視聴者個人個人の生活時間(生活スタイル)に適応した生活時間適応コンテンツに関する情報であり、詳細は図3および図5を使用して後記する。なお、このユーザープリファレンスデータ生成部15が特許請求の範囲に記載したユーザープリファレンスデータ生成手段に相当するものである。
【0039】
ユーザープリファレンスデータ記録部17は、ユーザープリファレンスデータ生成部15で生成されたユーザープリファレンスデータを記録すると共に、検索フィルタリング部19から出力されたユーザープリファレンスデータ出力制御信号に基づいて、ユーザープリファレンスデータを当該検索フィルタリング部19に出力するものである。このユーザープリファレンスデータ記録部17が特許請求の範囲に記載したユーザープリファレンス記録手段に相当するものである。
【0040】
検索フィルタリング部19は、入力部5から出力されたコンテンツ検索制御信号に基づいて、コンテンツメタデータ群蓄積部9にメタデータ出力制御信号を出力すると共に、ユーザープリファレンスデータ生成部15にユーザープリファレンス生成制御信号を出力し、さらに、ユーザープリファレンスデータ記録部17にユーザープリファレンスデータ出力制御信号を出力し、メタデータおよびユーザープリファレンスデータを受信して、これらに基づいて、フィルタリングした結果(検索結果となるメタデータ)であるメタデータ提示制御信号をコンテンツメタデータ群蓄積部9に出力するものである。このメタデータ提示制御信号によって、コンテンツメタデータ群蓄積部9から、入力切替出力部7およびMPEGデコーダ部11を介して、検索結果となるメタデータが「コンテンツの選択候補」(生活時間適応コンテンツの候補)として表示出力部21に提示(表示)されることになる。なお、この検索フィルタリング部19が特許請求の範囲に記載したコンテンツ検索フィルタリング手段に相当するものである。
【0041】
表示出力部21は、検索フィルタリング部19から出力された「コンテンツの選択候補」(生活時間適応コンテンツの候補)を出力すると共に、MPEGデコーダ部11でデコードされたコンテンツを表示出力するものである。
【0042】
このコンテンツ選択視聴装置1によれば、受信部3によって、コンテンツおよびコンテンツの識別情報であるメタデータを受信し、この受信したコンテンツおよびメタデータをコンテンツメタデータ群蓄積部9に蓄積する。続いて、コンテンツ選択視聴装置1は、視聴者が視聴したコンテンツを各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴データを視聴履歴記録部13に記録し、この視聴履歴データに基づいて、ユーザープリファレンスデータ生成部15によって、視聴者個人個人の生活時間(生活スタイル)に適応した生活時間適応コンテンツに関する情報であるユーザープリファレンスを生成し、ユーザープリファレンス記録部17に記録する。そして、コンテンツ選択視聴装置1は、入力部5によって入力されたコンテンツ検索制御信号、メタデータおよびユーザープリファレンスデータに基づいて、検索フィルタリング部19によって、コンテンツの選択候補を検索し、表示出力部21によって、当該コンテンツの選択候補を提示する。その後、コンテンツ選択視聴装置1は、入力切替出力部7によって、提示したコンテンツの選択候補の中から、コンテンツ選択制御信号によって選択されたコンテンツを出力する。このため、視聴履歴データに基づき生成されるユーザープリファレンスデータに基づいて、提供されている膨大なコンテンツの中から、視聴者の生活スタイル、生活時間にあったコンテンツが提示され、この提示されたコンテンツを視聴することで、視聴者はコンテンツ選択視聴を行うことができる。
【0043】
(コンテンツ選択視聴装置の動作)
次に、図2に示すフローチャートを参照して、コンテンツ選択視聴装置1の動作について説明する(適宜、図1参照)。
まず、コンテンツ選択視聴装置1が一定期間使用されて、当該装置1のユーザーである視聴者が視聴したコンテンツに基づいて、視聴履歴データが視聴履歴記録部13に記録される(S1)。続いて、この視聴履歴記録部13に記録されている視聴履歴データが、ユーザープリファレンスデータ生成部15から出力された視聴履歴データ出力制御信号に基づいて、当該ユーザープリファレンスデータ生成部15に出力され、このユーザープリファレンスデータ生成部15で、ユーザープリファレンスデータが生成される(S2)。
【0044】
すると、このユーザープリファレンスデータ生成部15で生成されたユーザープリファレンスデータがユーザープリファレンスデータ記録部17に記録される(S3)。
【0045】
そして、コンテンツ選択視聴装置1の受信部3でMPEG2−TS(コンテンツ)が受信され、コンテンツメタデータ群蓄積部9に出力されると共に、チャンネル選択制御信号に基づいて入力切替出力部7に出力される(S4)。そのときに、入力部5からコンテンツ検索制御信号が検索フィルタリング部19に入力されると、この検索フィルタリング部19によって、メタデータおよびユーザープリファレンスデータに基づいて、表示出力部21にコンテンツの選択候補(生活時間適応コンテンツの候補)を提示させるためのメタデータ提示制御信号がコンテンツメタデータ群蓄積部9に出力される(S5)。すると、表示出力部21に、コンテンツの選択候補(生活時間適応コンテンツの候補)が表示(提示)される(S6)。
【0046】
そしてさらに、入力部5によって、コンテンツの選択候補(生活時間適応コンテンツの候補)の中から生活時間適応コンテンツ(視聴者の所望のコンテンツ)が選択されたかどうかが判定される(S7)。そして、コンテンツの選択候補の中から生活時間適応コンテンツ(視聴者の所望のコンテンツ)が選択されるまで待機され(S7、No)選択された場合(S7、Yes)、生活時間適応コンテンツ(視聴者の所望のコンテンツ)が入力切替出力部7で切替出力され(S8)、MPEGデコーダ部11で、生活時間適応コンテンツ(視聴者の所望のコンテンツ)がデコードされコンテンツとして出力される(S9)。その後、表示出力部21でコンテンツが出力表示される(S10)。
【0047】
(視聴履歴データについて)
次に、図3を参照して、視聴履歴データについて説明する(適宜、図1参照)。
図3は、コンテンツに付加されているメタデータ(視聴したコンテンツに関する放送局から送られたメタデータ)から視聴履歴データを更新していく仕方(視聴履歴を各曜日時間帯別に更新)を模式的に説明したものである。
【0048】
コンテンツに付加されているメタデータ(視聴したコンテンツに関する放送局から送られたメタデータ)は、放送日「YY年MM月DD日」、放送開始時刻「hh時mm分ss秒」、放送終了時刻「aa時bb分cc秒」、タイトル「NHKニュース」、ジャンル「ニュース」、出演者「○○田○○子」等を含んでいる。
【0049】
これらのメタデータに基づいて、視聴履歴データが各曜日時間帯別に更新されて、図3に例示したように、日曜00:00〜06:00、日曜06:00〜06:30、日曜06:30〜07:00、日曜07:00〜07:15、或いは、土曜00:00〜06:00、土曜06:00〜06:30、土曜06:30〜07:00、土曜07:00〜07:15といったように、各曜日の任意の時間幅(例えば、15分、30分、1時間、1時間30分、2時間)の単位に纏められる。
【0050】
そして、視聴履歴データの各単位には、視聴した日「YY年MM月MM日」、視聴開始時刻「ee時ff分gg秒」、視聴終了時刻「kk時nn分pp秒」、タイトル「NHKニュース」、ジャンル「ニュース」、出演者「○○田○○子」が含まれている。
【0051】
(ユーザープリファレンスデータの素データについて)
次に、図4を参照して、ユーザープリファレンスデータの素データについて説明する(適宜、図1参照)。
図4は、視聴履歴データ(定曜日時間帯の視聴履歴データ)からユーザープリファレンスデータの素データを求める求め方を模式的に説明したものである。この図4に示したように、視聴履歴データ(定曜日時間帯の視聴履歴データ)は今週、先週、先先週・・・の各週を通じて、特定曜日の特定時間帯、例えば、日曜日のある時間帯である「時間幅=m(f(t))」の単位で纏められている。
なお、このf(t)は、特定曜日の特定時間帯の中で、視聴しているコンテンツの視聴時間の変化を示したものである。
【0052】
そして、この時間幅m(f(t))のユーザープリファレンスの素データをVPm(f(t))とすると、例えば、月曜日の8時から8時半の素データであるVP(0800#0830)(数式(1))は図4に示したように、X(タイトル1)、X(タイトル2)・・・X(ジャンル1)・・・X(編成チャンネル1[チャンネル])で表されることになる。そして、素データの要素iの属性値X(i)(数式(2))は、Σ月0800#0830要素iの視聴時間/Σ月0800#0830コンテンツ視聴時間で表されることになる。
【0053】
このように、ユーザープリファレンスデータが1週間の中で、特定曜日の特定時間帯において、視聴者が視聴するコンテンツの視聴傾向を示す素データの集合で表されている。
【0054】
また、素データは、タイトル、ジャンル、編成チャンネルおよび出演者の少なくとも1個を含む項目について、視聴履歴データを分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素i(事象)で構成されている。この出現率は、素データの要素iに係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値である。
【0055】
このため、素データで構成されるユーザープリファレンスデータに基づいて、提供されている膨大なコンテンツの中から、視聴者の好みにあったコンテンツを検索して、コンテンツ選択視聴を行うことができる。
【0056】
(フィルタリングの仕方および出力例について)
次に、図5、図6を参照して、検索フィルタリング部19によるフィルタリングの仕方および出力例(メタデータ提示制御信号に基づくもの)を説明する(適宜、図1参照)。図5、図6は、フィルタリングの仕方およびフィルタリングした際の出力例を模式的に説明したものである。
【0057】
図5に示すように、まず、ユーザー(視聴者)がある時刻(月曜日の20時20分頃)に、コンテンツ選択視聴装置1を起動させ、何か面白い番組はないかと思い、当該装置1の入力部5を操作すると、この入力部5からコンテンツ検索制御信号が検索フィルタリング部19に入力される(図5中「ユーザーが月曜日の20時20分頃、何か面白い番組はないかと検索をかける」)。
【0058】
すると、検索フィルタリング部19では、ユーザープリファレンスデータ生成部15にユーザープリファレンスデータ生成制御信号が出力される。そして、ユーザープリファレンスデータ生成部15は、視聴履歴データ出力制御信号を視聴履歴記録部13に出力し、20時20分頃の近傍の視聴履歴データである「月曜19:30〜20:00」、「月曜20:00〜21:00」、「月曜21:00〜23:00」を参照する(図5中「近傍の視聴履歴データを参照する」)。
【0059】
そして、ユーザープリファレンスデータ生成部15によってユーザープリファレンスデータの素データ(VP(1930#2000))(数式(3))が生成される。この図5の例示では、視聴時間の総和が2026min(2026分)であり、各要素であるタイトル「ABC」は525/2026(視聴時間が525分)、・・・(略)・・・、ジャンル「ドラマ」は、980/2026(視聴時間が980分)となる。
【0060】
また、ユーザープリファレンスデータはベクトルで表されることになり、ある値(閾値)以上の重み付けを持つ事象がベクトルの要素となる。
【0061】
そして、検索フィルタリング部19では、メタデータ出力制御信号をコンテンツメタデータ群蓄積部9に出力して、コンテンツメタデータ群蓄積部9(図6中、コンテンツメタデータ)に蓄積されているコンテンツのメタデータを受信し、このメタデータをベクトル化したメタデータベクトルVC(ABC)(該当する要素が存在する場合には「1」、該当する要素が存在しない場合には「0」としたもの、数式(4))で表す(図6中、検索対象のコンテンツの特徴量をベクトルで表す)。
【0062】
すると、コンテンツ嗜好度(視聴者が所望するコンテンツの度合い)の計算は、メタデータベクトルVC(ABC)とユーザープリファレンスデータの素データ(VP(1930#2000))との内積(数式(5))となり、この内積の結果が大きいものほどユーザー(視聴者)の要求が高いコンテンツである判断され、表示出力部21(図6中、テレビモニタ)に表示されることになる。
【0063】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、コンテンツ選択視聴装置1の各構成の処理を一つずつの過程ととらえたコンテンツ選択視聴方法とみなすことや、コンテンツ選択視聴装置1の各構成の処理を汎用的なコンピュータ言語で記述したコンテンツ選択視聴プログラムとみなすことも可能である。
【0064】
【発明の効果】
請求項1、5、6記載の発明によれば、コンテンツの識別情報であるメタデータと視聴履歴とに基づいて、視聴者個人個人の生活時間(生活スタイル)に適応した生活時間適応コンテンツに関する情報であるユーザープリファレンスデータが生成される。このユーザープリファレンスデータに基づいて、提供されている膨大なコンテンツの中から、視聴者の生活スタイル、生活時間にあったコンテンツが提示され、この提示されたコンテンツを視聴することで、視聴者はコンテンツ選択視聴を行うことができる。
【0065】
請求項2、3、4記載の発明によれば、ユーザープリファレンスデータが素データで構成され、この素データは、タイトル、ジャンル、編成チャンネルおよび出演者の少なくとも1個を含む分野について、視聴履歴を分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の事象で構成され、さらに、この出現率が、素データを計測する特定曜日の特定時間帯における全視聴時間の累積を分母とし、事象の視聴時間の累積を分子として算出されているので、視聴者の生活時間(特定曜日の特定時間帯におけるコンテンツ視聴)に適応した生活時間適応コンテンツを検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態であるコンテンツ選択視聴装置のブロック図である。
【図2】図1に示したコンテンツ選択視聴装置の動作を説明したフローチャートである。
【図3】コンテンツに付加されているメタデータから視聴履歴データを更新していく仕方を模式的に説明した図である。
【図4】視聴履歴データからユーザープリファレンスデータの素データを求める求め方を模式的に説明した図である。
【図5】フィルタリングの仕方を模式的に説明した図である。
【図6】フィルタリングした際の出力例を模式的に説明した図である。
【図7】従来の視聴履歴データの生成例を説明した図である。
【図8】従来のユーザープリファレスの生成例を説明した図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ選択視聴装置
3 受信部
5 入力部
7 入力切替出力部
9 コンテンツメタデータ群蓄積部
11 MPEGデコーダ部
13 視聴履歴記録部
15 ユーザープリファレンスデータ生成部
17 ユーザープリファレンスデータ記録部
19 検索フィルタリング部
21 表示出力部

Claims (6)

  1. 視聴者がコンテンツを視聴した視聴履歴に基づいて、当該視聴者の生活時間に適応する生活時間適応コンテンツの候補を提示することによって、当該生活時間適応コンテンツの候補を選択して視聴するコンテンツ選択視聴装置であって、
    前記コンテンツおよびこのコンテンツの識別情報であるメタデータを受信するコンテンツ受信手段と、
    このコンテンツ受信手段で受信したコンテンツおよびメタデータを記録するコンテンツメタデータ記録手段と、
    前記視聴者が視聴した前記コンテンツについて、前記メタデータに基づいて、各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴を記録する視聴履歴記録手段と、
    前記視聴者の操作入力により現在の曜日及び時刻における前記視聴者の嗜好にあったコンテンツの検索を実行させるコンテンツ検索制御信号を出力すると共に、前記生活時間適応コンテンツの候補が提示された場合に前記視聴者の操作入力により前記候補の中から選択された生活時間適応コンテンツを示すコンテンツ選択制御信号を出力する制御信号出力手段と、
    前記視聴履歴記録手段に記録された視聴履歴を分析し、この分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素である素データによって構成されるユーザープリファレンスデータを生成するユーザープリファレンスデータ生成手段と、
    このユーザープリファレンスデータ生成手段で生成されたユーザープリファレンスデータを記録するユーザープリファレンスデータ記録手段と、
    前記コンテンツ検索制御信号と、前記メタデータと、前記ユーザープリファレンスデータとに基づいて、前記生活時間適応コンテンツの候補を検索するコンテンツ検索フィルタリング手段と、
    このコンテンツ検索フィルタリング手段によって検索された生活時間適応コンテンツの候補を出力すると共に、この候補の中から前記コンテンツ選択制御信号により選択されたコンテンツを出力する出力手段と、を備え、
    前記出現率が前記素データの要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値であり、
    前記ユーザープリファレンスデータ記録手段は、前記コンテンツ検索制御信号で特定される曜日及び時刻を含む時間帯と、この時間帯の直前及び直後の時間帯である直前時間帯及び直後時間帯とを、前記特定時間帯とした場合の視聴履歴を分析したユーザリファレンスデータを出力し、
    前記コンテンツ検索フィルタリング手段は、前記要素の有無に従って前記ユーザープリファレンスデータをベクトル化したベクトルと、前記メタデータに含まれるコンテンツの識別情報が前記要素に該当するか否かに従って当該メタデータをベクトル化したメタデータベクトルとの内積を取り、内積の結果が大きい順に前記生活時間適応コンテンツの候補として出力することを特徴とするコンテンツ選択視聴装置。
  2. 前記ユーザープリファレンスデータは、1週間の中で、特定曜日の特定時間帯において、前記視聴者が視聴する前記コンテンツの視聴傾向を示す素データの集合であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ選択視聴装置。
  3. 前記素データは、タイトル、ジャンル、編成チャンネルおよび出演者の少なくとも1個を含む項目について、前記視聴履歴を分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率を有した事象で構成されることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ選択視聴装置。
  4. 前記出現率は、前記素データを計測する特定曜日の特定時間帯における全視聴時間の累積を分母とし、前記事象の視聴時間の累積を分子として算出することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ選択視聴装置。
  5. 視聴者がコンテンツを視聴した視聴履歴に基づいて、当該視聴者の生活時間に適応する生活時間適応コンテンツの候補を提示することによって、当該生活時間適応コンテンツの候補を選択して視聴するコンテンツ選択視聴方法であって、
    前記コンテンツおよびこのコンテンツの識別情報であるメタデータを受信するコンテンツ受信ステップと、
    このコンテンツ受信ステップにおいて受信したコンテンツおよびメタデータを記録部に記録するコンテンツメタデータ記録ステップと、
    前記視聴者が視聴した前記コンテンツについて、前記メタデータに基づいて、各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴を前記記録部に記録する視聴履歴記録ステップと、
    前記視聴者の操作入力により現在の曜日及び時刻における前記視聴者の嗜好にあったコンテンツの検索を実行させるコンテンツ検索制御信号を出力すると共に、前記生活時間適応コンテンツの候補が提示された場合に前記視聴者の操作入力により前記候補の中から選択された生活時間適応コンテンツを示すコンテンツ選択制御信号を出力する制御信号出力ステップと、
    前記記録部に記録された視聴履歴を分析し、この分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素である素データによって構成されるユーザープリファレンスデータを生成するユーザープリファレンスデータ生成ステップと、
    このユーザープリファレンスデータ生成手段で生成されたユーザープリファレンスデータを前記記録部に記録するユーザープリファレンスデータ記録ステップと、
    前記コンテンツ検索制御信号と、前記メタデータと、前記ユーザープリファレンスデータとに基づいて、前記生活時間適応コンテンツの候補を検索するコンテンツ検索フィルタリングステップと、
    このコンテンツ検索フィルタリングステップにおいて検索された生活時間適応コンテンツの候補を出力すると共に、この候補の中から前記コンテンツ選択制御信号により選択されたコンテンツを出力する出力ステップと、を含み、
    前記出現率が前記素データの要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値であり、
    前記ユーザープリファレンスデータ記録ステップにおいて、前記コンテンツ検索制御信号で特定される曜日及び時刻を含む時間帯と、この時間帯の直前及び直後の時間帯である直前時間帯及び直後時間帯とを、前記特定時間帯とした場合の視聴履歴を分析したユーザリファレンスデータを出力し、
    前記コンテンツ検索フィルタリングステップにおいて、前記要素の有無に従って前記ユーザープリファレンスデータをベクトル化したベクトルと、前記メタデータに含まれるコンテンツの識別情報が前記要素に該当するか否かに従って当該メタデータをベクトル化したメタデータベクトルとの内積を取り、内積の結果が大きい順に前記生活時間適応コンテンツの候補として出力することを特徴とするコンテンツ選択視聴方法。
  6. 視聴者がコンテンツを視聴した視聴履歴に基づいて、当該視聴者の生活時間に適応する生活時間適応コンテンツの候補を提示することによって、当該生活時間適応コンテンツの候補を選択して視聴するために、コンピュータを、
    前記コンテンツおよびこのコンテンツの識別情報であるメタデータを受信するコンテンツ受信手段、
    このコンテンツ受信手段で受信したコンテンツおよびメタデータを記録部に記録するためのコンテンツメタデータ記録手段、
    前記視聴者が視聴した前記コンテンツについて、前記メタデータに基づいて、各曜日の所定時間帯別にまとめた視聴履歴を前記記録部に記録するための視聴履歴記録手段、
    前記視聴者の操作入力により現在の曜日及び時刻における前記視聴者の嗜好にあったコンテンツの検索を実行させるコンテンツ検索制御信号を出力すると共に、前記生活時間適応コンテンツの候補が提示された場合に前記視聴者の操作入力により前記候補の中から選択された生活時間適応コンテンツを示すコンテンツ選択制御信号を出力する制御信号出力手段、
    前記記録部に記録された視聴履歴を分析し、この分析した分析結果が予め設定した閾値以上の出現率の要素である素データによって構成されるユーザープリファレンスデータを生成するユーザープリファレンスデータ生成手段、
    このユーザープリファレンスデータ生成手段で生成されたユーザープリファレンスデータを前記記録部に記録するためのユーザープリファレンスデータ記録手段、
    前記コンテンツ検索制御信号と、前記メタデータと、前記ユーザープリファレンスデータとに基づいて、前記生活時間適応コンテンツの候補を検索するコンテンツ検索フィルタリング手段、
    このコンテンツ検索フィルタリング手段によって検索された生活時間適応コンテンツの候補を出力すると共に、この候補の中から前記コンテンツ選択制御信号により選択されたコンテンツを出力する出力手段、として機能させ、
    前記出現率が前記素データの要素に係るコンテンツを視聴した視聴時間の総和を、各曜日の特定時間帯における全コンテンツの視聴時間の総和で除算した値であり、
    前記ユーザープリファレンスデータ記録手段は、前記コンテンツ検索制御信号で特定される曜日及び時刻を含む時間帯と、この時間帯の直前及び直後の時間帯である直前時間帯及び直後時間帯とを、前記特定時間帯とした場合の視聴履歴を分析したユーザリファレンスデータを出力し、
    前記コンテンツ検索フィルタリング手段は、前記要素の有無に従って前記ユーザープリファレンスデータをベクトル化したベクトルと、前記メタデータに含まれるコンテンツの識別情報が前記要素に該当するか否かに従って当該メタデータをベクトル化したメタデータベクトルとの内積を取り、内積の結果が大きい順に前記生活時間適応コンテンツの候補として出力することを特徴とするコンテンツ選択視聴プログラム。
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