JP5406551B2 - 荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置 Download PDF

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Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置に関する。
マスク基板や半導体ウェハなどの試料上に微細パターンを描画する目的で、電子ビーム描画装置が用いられている。この装置を用いて試料上に描画する場合、描画位置のずれや電子ビームの焦点ずれなどを避けるために、描画前に試料表面の正確な高さを測定する必要がある。具体的には、電子ビーム描画装置の高さ測定部において、描画前に、照射領域付近に光を照射して反射光を検出し、試料表面の高さを測定しておく。そして、測定された高さに応じて、例えば、電子ビームを試料表面に収束させるレンズを調整する。これにより、電子ビームを試料の表面に正確に収束させることができる。
ところで、試料が完全な平面であれば、試料面上における任意の1点の高さを測定し、この高さに描画位置や電子ビームの焦点を合わせることで、所望のパターンを描画することができる。しかし、実際の試料は、完全な平面ではなく、僅かながら変形している。したがって、描画位置や電子ビームの焦点を試料面上の1点を基準に決めたのでは、試料面上に描画位置や焦点のない部分が生じてしまう。
そこで、試料の変形による描画位置や焦点のずれを補正する方法が特許文献1に開示されている。この方法によれば、まず、試料面の数点における高さを測定して、複数の2次方程式を得る。次いで、これらの2次方程式の係数を最小自乗法により求め、得られた係数を用いた高さ補正式により、焦点と偏向ゲインの補正を行う。
特開昭61−34936号公報
特許文献1に記載の方法は、試料面上の複数の点で測定した結果から、試料面の高さを補間演算するものである。このため、各点で正確な測定がされることが前提となる。ここで、測定には、通常、Zセンサが用いられる。例えば、試料が載置されたXYステージの一端にL字型の移動鏡が取り付けられ、移動鏡の鏡面に対向する位置にレーザ干渉計が配置される。レーザ干渉計は、移動鏡からのレーザの反射光を用いて、XYステージのX座標とY座標およびXY平面内における回転角を計測するように構成されている。これらの計測結果は、制御系に出力され、制御系は、計測結果に基づいて駆動装置に対し制御信号を出力して、XYステージのXY平面内における位置を制御する。制御系は、さらに、Zセンサに制御信号を出力し、試料のZ軸方向における位置座標を計測する。ここで、Zセンサは、投光器と受光器を備えた斜入射式の光学位置検出器である。投光器から斜め下側に放射された検出光は、試料の表面に当たった後、斜め上側に反射して受光器に入射する。この受光器に入射する反射光の特性によって試料表面の高さが検出される。
しかしながら、上記測定方法では、レーザ干渉計に入射するレーザ光の光量不足や、レーザ干渉計とZセンサとの接続不良などによって、測定エラーが生じやすいという問題があった。このため、Zセンサでの測定値を基に高さ分布のマップを作成しようとしても、測定エラーが生じることによって、歪んだ形状のマップとなったり、マップそのものが作成できなくなったりしていた。
本発明は、こうした点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、測定エラーが生じた場合であってもマップを作成し、その結果を基に荷電粒子ビームを試料の表面に正確に収束させることが可能な荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の第1の態様は、ステージ上に載置される試料の表面の高さを測定する高さ測定手段と、
高さ測定手段で得られたデータから試料表面の近似曲面を作成する近似曲面作成手段と、
近似曲面に基づいて試料表面の高さを補正する高さ補正手段とを有することを特徴とする荷電流粒子ビーム描画装置に関する。
高さ測定手段は、試料の周辺部を除いた所定領域における表面の高さを測定する手段とすることができ、この場合、近似曲面作成手段は、高さ測定手段で得られたデータを補間して、所定領域と所定領域以外の領域の近似曲面を作成する手段とすることができる。
本発明の第2の態様は、荷電粒子ビームを用いてステージ上に載置された試料の表面に所定のパターンを描画する荷電粒子ビーム描画方法において、
試料の表面の高さを測定する第1の工程と、
第1の工程における測定で生じた測定エラーの数を求める第2の工程と、
測定エラーの数が所定値より少ない場合に試料表面の近似曲面を作成する第3の工程と、
近似曲面の信頼性を評価する第4の工程とを有し、
近似曲面の信頼性が高いと判断した場合には、この近似曲面に基づいて試料表面の高さを補正し、
近似曲面の信頼性が低いと判断した場合には、その原因となっている点の総数を測定エラーの数に含め、この測定エラーの数が所定値より少ない場合には、第1の工程から第4の工程までを繰り返すことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法に関する。
第1の工程は、試料の周辺部を除いた所定領域における表面の高さを測定する工程とすることができ、この場合、第3の工程は、第1の工程で得られたデータを補間して、所定領域と所定領域以外の領域の近似曲面を作成する工程とすることができる。
第4の工程は、近似曲面から得られる点について、隣接する2点間のデータを比較し、その差分が所定の閾値を超えている点の数、および、第1の工程で得られたデータと、近似曲面から得られるデータとを比較し、その差分が所定の閾値を超えている点の数の少なくとも一方を求めることにより、近似曲面の信頼性を評価する工程とすることができる。この場合、近似曲面の信頼性低下の原因となっている点は、所定の閾値を超えている点の少なくとも一方である。
本発明の第1の態様によれば、測定エラーが生じた場合であってもマップを作成して、その結果を基に荷電粒子ビームを試料の表面に正確に収束させることができる。
本発明の第2の態様によれば、測定エラーが生じた場合であってもマップを作成して、その結果を基に荷電粒子ビームを試料の表面に正確に収束させることが可能な荷電粒子ビーム描画装置が提供される。
本実施の形態における電子ビーム描画装置の構成図である。 本実施の形態による電子ビームによる描画方法の説明図である。 本実施の形態による高さ測定方法の説明図である。 高さデータ処理部での処理方法を示すフローチャートである。 高さ分布のマップの作成方法を説明するためのマスクの平面図である。 (a)は、近似曲面で表したマスクの表面形状の一例、(b)は、(a)の近似曲面に補間処理を行って表したマスクの表面形状の一例、(c)は、近似曲面を用いて得られた高さデータと測定データとの比較図である。
図1は、本実施の形態における電子ビーム描画装置の構成図である。
図1において、電子ビーム描画装置の試料室1内には、試料であるマスク2が設置されたステージ3が設けられている。ステージ3は、ステージ駆動部4によって、X方向(紙面左右方向)とY方向(紙面表裏方向)に駆動される。そして、ステージ駆動部4は、ステージ制御部5を介し、制御計算機6によって制御されている。尚、ステージ3の位置は、レーザ干渉計などを用いた位置回路7によって測定され、測定されたデータは、位置回路7からステージ制御部5に送られる。
試料室1の上方には、電子ビーム光学系10が設置されている。この光学系10は、電子銃11、各種レンズ12、13、14、15、16、ブランキング用偏向器17、成形偏向器18、ビーム走査用の主偏向器19、ビーム走査用の副偏向器20、および、2個のビーム成型用アパーチャ21、22などから構成されている。
図2は、電子ビームによる描画方法の説明図である。この図に示すように、マスク2上に描画されるパターン51は、短冊状のフレーム領域52に分割されている。電子ビーム54による描画は、ステージ3が一方向(例えば、X方向)に連続移動しながら、フレーム領域52毎に行われる。フレーム領域52は、さらに副偏向領域53に分割されており、電子ビーム54は、副偏向領域53内の必要な部分のみを描画する。尚、フレーム領域52は、主偏向器19の偏向幅で決まる短冊状の描画領域であり、副偏向領域53は、副偏向器20の偏向幅で決まる単位描画領域である。
副偏向領域の基準位置の位置決めは、主偏向器19で行われ、副偏向領域53内での描画は、副偏向器20によって制御される。すなわち、主偏向器19によって、電子ビーム54が所定の副偏向領域53に位置決めされ、副偏向器20によって、副偏向領域53内での描画位置が決められる。さらに、成形偏向器18とビーム成型用アパーチャ21、22によって、電子ビーム54の形状と寸法が決められる。そして、ステージ3を一方向に連続移動させながら、副偏向領域53内を描画し、1つの副偏向領域53の描画が終了したら、次の副偏向領域53を描画する。フレーム領域52内の全ての副偏向領域53の描画が終了したら、ステージ3を連続移動させる方向と直交する方向(例えば、Y方向)にステップ移動させる。その後、同様の処理を繰り返して、フレーム領域52を順次描画して行く。
図1で、記憶媒体である磁気ディスク8には、マスク2の描画データが格納されている。磁気ディスク8から読み出された描画データは、フレーム領域52毎にパターンメモリ25に一時的に格納される。パターンメモリ25に格納されたフレーム領域52毎のパターンデータ、すなわち、描画位置や描画図形データ等で構成されるフレーム情報は、データ解析部であるパターンデータデコーダ26と描画データデコーダ27に送られる。
パターンデータデコーダ26からの情報は、ブランキング回路28とビーム成型器ドライバ29に送られる。具体的には、パターンデータデコーダ26で上記データに基づいたブランキングデータが作成され、ブランキング回路28に送られる。また、所望とするビーム寸法データも作成されて、ビーム成型器ドライバ29に送られる。そして、ビーム成型器ドライバ29から、電子光学系10の成形偏向器18に所定の偏向信号が印加されて、電子ビーム54の寸法が制御される。
図1の偏向制御部30は、セトリング時間決定部31に接続し、セトリング時間決定部31は、副偏向領域偏向量算出部32に接続し、副偏向領域偏向量算出部32は、パターンデータデコーダ26に接続している。また、偏向制御部30は、ブランキング回路28と、ビーム成型器ドライバ29と、主偏向器ドライバ33と、副偏向器ドライバ34とに接続している。
描画データデコーダ27の出力は、主偏向器ドライバ33と副偏向器ドライバ34に送られる。そして、主偏向器ドライバ33から、電子光学系10の主偏向器19に所定の偏向信号が印加されて、電子ビーム54が所定の主偏向位置に偏向走査される。また、副偏向器ドライバ34から、副偏向器20に所定の副偏向信号が印加されて、副偏向領域53内での描画が行われる。
次に、制御計算機6による描画制御について説明する。
制御計算機6は、記憶媒体である磁気ディスク8に記録されたマスクの描画データを読み出す。読み出された描画データは、フレーム領域52毎にパターンメモリ25に一時的に格納される。
パターンメモリ25に格納されたフレーム領域52毎の描画データ、つまり、描画位置や描画図形データ等で構成されるフレーム情報は、データ解析部であるパターンデータデコーダ26と描画データデコーダ27を介して、副偏向領域偏向量算出部32、ブランキング回路28、ビーム成型器ドライバ29、主偏向器ドライバ33、副偏向器ドライバ34に送られる。
パターンデータデコーダ26では、描画データに基づいてブランキングデータが作成されてブランキング回路28に送られる。また、描画データに基づいて所望とするビーム形状データが作成されて副偏向領域偏向量算出部32とビーム成型器ドライバ29に送られる。
副偏向領域偏向量算出部32は、パターンデータデコーダ26により作成したビーム形状データから、副偏向領域53における、1ショットごとの電子ビームの偏向量(移動距離)を算出する。算出された情報は、セトリング時間決定部31に送られ、副偏向による移動距離に対応したセトリング時間が決定される。
セトリング時間決定部31で決定されたセトリング時間は、偏向制御部30へ送られた後、パターンの描画のタイミングを計りながら、偏向制御部30より、ブランキング回路28、ビーム成型器ドライバ29、主偏向器ドライバ33、副偏向器ドライバ34のいずれかに適宜送られる。
ビーム成型器ドライバ29では、光学系10の成形偏向器18に所定の偏向信号が印加されて、電子ビーム54の形状と寸法が制御される。
描画データデコーダ27では、描画データに基づいて副偏向領域53の位置決めデータが作成され、このデータは主偏向器ドライバ33に送られる。次いで、主偏向器ドライバ33から主偏向器19へ所定の偏向信号が印加されて、電子ビーム54は、副偏向領域53の所定位置に偏向走査される。
描画データデコーダ27では、描画データに基づいて、副偏向器20の走査のための制御信号が生成される。制御信号は、副偏向器ドライバ34に送られた後、副偏向器ドライバ34から副偏向器20に所定の副偏向信号が印加される。副偏向領域53内での描画は、設定されたセトリング時間が経過した後、電子ビーム54を繰り返し照射することによって行われる。
次に、電子ビーム描画装置による描画方法について説明する。
まず、試料室1内のステージ3上にマスク2を載置する。次いで、ステージ3の位置検出を位置回路7により行い、制御計算機6からの信号に基づいて、ステージ制御部5を通じステージ駆動部4によりステージ3を描画可能な位置まで移動させる。
次に、電子銃11より電子ビーム54を出射する。出射された電子ビーム54は、照明レンズ12により集光される。そして、ブランキング用偏向器17により、電子ビーム54をマスク2に照射するか否かの操作を行う。
第1のアパーチャ21に入射した電子ビーム54は、第1のアパーチャ21の開口部を通過した後、ビーム成型器ドライバ29により制御された成形偏向器18によって偏向される。そして、第2のアパーチャ22に設けられた開口部を通過することにより、所望の形状と寸法を有するビーム形状になる。このビーム形状は、マスク2に照射される電子ビーム54の描画単位である。
電子ビーム54は、ビーム形状に成形された後、縮小レンズ15によって縮小される。そして、マスク2上における電子ビーム54の照射位置は、主偏向器ドライバ33によって制御された主偏向器19と、副偏向器ドライバ34によって制御された副偏向器20とにより制御される。主偏向器19は、マスク2上の副偏向領域53に電子ビーム54を位置決めする。また、副偏向器20は、副偏向領域53内で描画位置を位置決めする。
マスク2への電子ビーム54による描画は、ステージ3を一方向に移動させながら、電子ビーム54を走査することにより行われる。具体的には、ステージ3を一方向に移動させながら、各副偏向領域53内におけるパターンの描画を行う。そして、1つのフレーム領域52内にある全ての副偏向領域53の描画を終えた後は、ステージ3を新たなフレーム領域52に移動して同様に描画する。
上記のようにして、マスク2の全てのフレーム領域52の描画を終えた後は、新たなマスクに交換し、上記と同様の方法による描画を繰り返す。
ところで、マスク2をステージ3に搭載して複数の支持ピンで支持すると、マスク2には自重による撓みが生じる。また、マスク2をステージ3で下面支持する場合には、マスク固有の厚さおよび平行度もマスク2の表面高さに影響する。このため、マスク2の表面形状、厚さ、平行度および撓みの合成による高さ変化によって、電子ビーム54の照射位置がずれたり、焦点がぼけたりして、マスク2上に所望のパターンを形成することができなくなる。そこで、マスク2の表面の高さを正確に測定する必要がある。
ステージ3上に載置されたマスク2の表面の高さは、高さ測定手段としての高さ測定部40で測定される。高さ測定部40は、Zセンサとも称され、光源41と、光源41から照射される光Liをマスク2上で収束させる投光レンズ42と、マスク2上で反射した光Lrを受けて収束させる受光レンズ43と、受光レンズ43によって収束された光Lrを受光して光の位置を検出する受光素子44とを有する。受光素子44には、位置検出素子(PSD:Position Sensitive Detector)を用いることができる。
受光素子44で光の位置が検出されると、信号処理部60を経て、高さデータ処理部70で高さデータが作成される。すなわち、高さデータ処理部70は、受光素子44からの出力信号を受けて、この信号を受光素子44で検出した光の位置に応じたマスク2の表面の高さデータに変換する。
図3に示すように、高さ測定部40では、受光素子44から2つの信号(I、I)が出力される。これらの信号は、I/V変換アンプ45で電流値から電圧値に変換された後、信号処理部60に入力される。信号処理部60では、信号V、Vが、非反転増幅アンプ61によって適切な電圧レベルに増幅された後、A/D変換部62でデジタルデータに変換される。変換されたデータは、高さデータ処理部70に送られる。
図4は、高さデータ処理部70でのデータ処理方法を示すフローチャートである。また、図5は、高さ分布のマップの作成方法を説明するためのマスクの平面図であり、図1の試料室1内でステージ3上に載置された状態のマスク2を示している。
図5において、マスク2の表面には、レジスト(図示せず)が塗布されているものとする。この場合、マスク2の周辺部では、レジストの膜厚が不均一となりやすいので、この領域は電子ビームによる描画が行われない描画禁止領域201となる。描画禁止領域201より内側の領域は描画が行われる領域(描画可能領域202)であるが、マスク2の周辺部に近いと描画精度が低下することから、所定の描画精度が保証される描画精度保証領域は、さらに内側の領域(図5の符号203で示される領域)となる。
従来法における測定エラーが生じやすいという問題は、マスク2の周辺部で発生することが多い。そこで、本実施の形態においては、高さ測定部40で測定される領域をマスク2の描画精度保証領域203の内側とし、これを高さ測定領域204と称する。例えば、描画精度保証領域203をメッシュ状に区切り、その交点を測定点として、各点につきn回ずつ高さ測定を行う。n’回(n≧n’)以上測定エラーを起こさずに測定することができた点が、所定数以上ある領域を高さ測定領域204とすることができる。
尚、測定エラーが生じやすい箇所は、レジストの種類によって異なることが分かっている。したがって、測定エラーが、マスク2の周辺部に集中せず、全体にばらついて発生するレジストでは、高さ測定部40で測定される領域を描画精度保証領域203に一致させることができる。
測定されたデータは、図3に示すように、高さ測定部40から信号処理部60を経て高さデータ処理部70に送られる。次いで、図4に示すように、高さデータ処理部70において、測定エラーが何点生じているかの確認を行う(S101)。
S102において、測定エラー数が所定値より少ないと判定された場合には、測定データを用いて、マスク2の表面の近似曲面を作成する(S103)。例えば、高さ測定領域204をX軸方向とY軸方向に沿ってメッシュ状に区切り、メッシュの各交点を測定点としたときに、同一のX座標またはY座標で測定エラー数が3個未満であれば近似曲面を作成する、とすることができる。
S103で近似曲面を作成することにより、図5の高さ測定領域204において、測定エラーにより測定できなかった点や、元々測定されなかった点についても、測定された点のデータを用いた補間処理によって高さデータが決定される。
補間処理の方法としては、例えば、マスク2の表面が微分可能な曲面であると仮定し、離散点から滑らかな近似曲線を生成する3次スプライン補間を挙げることができる。ここで、スプライン補間について説明する。隣接する2点間のスプライン曲線が3次の多項式であることは、初等力学的に示すことができる。すなわち、スプライン関数をSi(x)とすれば、Si(x)=ai3 +bi2 +cix+di(i=1,2,……N-1)…(1)と表すことができる。またxiとxi+1との間で使用するスプライン曲線を求めることは、与えられたxとyから係数ai,bi,ci,diを計算することであり、この係数ai ,bi ,ci ,di を決定することにより、2点を滑らかに結ぶスプライン曲線を決定することができる。したがって、これを2次元に応用すれば、4つの測定点を結ぶスプライン曲面を決定することができる。
例えば、マスク2上の位置(x、y)に対して測定した高さをzとすると、表面形状は、次式からなる関数の係数a〜a14で表わされるので、この式を用いて上記点の補間処理を行い、算出されたマスク2の全面における高さデータを、マスク2の近似曲面として決定する。
z=a+ax+a
+a+axy+a
+a+ay+axy+a
+a10+a11y+a12+a13xy+a14
尚、補間処理は、その処理速度を速めるため、次数を削減した2次元スプライン補間や1次元スプライン補間であってもよい。また、スプライン補間に限らず、ラグランジェ近似や最小二乗法などを用いた補間処理であってもよい。
S103では、測定データを用いて、高さ測定領域204の外側の領域についても補間処理を行う。ここで、外側の領域には、図5の描画精度保証領域203だけでなく、描画可能領域202と描画禁止領域201も含めることができる。このようにすることにより、測定エラー発生の有無にかかわらず、マスク2の全体について高さ分布のマップを作成することができる。尚、本実施の形態においては、マスク2のさらに外側の領域にまで補間処理を進めることも可能である。
図6(a)は、近似曲面で表した、高さ測定領域204の表面形状の一例である。また、図6(b)は、図6(a)の近似曲面に補間処理を行って表した、マスク2全体の表面形状の一例である。さらに、図6(c)は、近似曲面を用いて得られた高さデータを測定データと比較した図である。図6(c)において、実線は、図6(b)の近似曲面から得られた高さデータを表している。また、点線は、実際の測定データと、実線で示される高さデータとの差分を表している。
近似曲面から得られる高さデータと、実際の測定データとの差が所定の範囲内であれば、近似曲面から得られるデータを用いて高さデータを作成しても問題ないと言える。一方、上記差が所定の範囲を超えている場合には、問題が生じる。そこで、S104〜S105の処理によって、近似曲面の信頼性を評価する。
S104では、上記の近似曲面を用いて得られた各点について、隣接する2点間の高さデータを比較し、その差分が所定の閾値を超えている点があるか否かを確認する。この場合、所定の点について、測定データと、近似曲面から求められた高さデータとを比較し、その差分の絶対値が所定の閾値を超えている点があるか否かを確認することとしてもよい。あるいは、これらの両方を行うことにより、近似曲面の信頼性を評価することとしてもよい。
S105において、閾値を超えている点がないと判定された場合には、近似曲面の信頼性が高い、すなわち、近似曲面から得られるデータを用いて高さデータを作成しても問題ないと判断し、S103で得られた近似曲面を用いて、マスク2の表面の高さデータZを得る。ここで、高さデータZは、所定時間間隔(例えば、20ミリ秒以下)で更新されて得られた値を時間平均(平均化処理)した値である。平均化処理は、サンプリングデータの最大値と最小値を除いた値に対して行うことができる。
続いて、高さ補正手段としての高さ補正部71において、高さデータZに対し、上記と同様の平均化処理を行った後に直線化補正処理を行う。この直線化補正処理は、試料面の高さ変化の直線性を校正する処理である。具体的には、受光素子44で得られた正規化データに特定の分解能(um/bit)を乗ずれば正確に試料面の変化を出力するような固有の補正係数を用いて、多項式演算処理を行う。多項式演算の補正係数の算出は、試料2として高さ基準となる原器を設置して、高さを計測した結果を基に、原器の寸法に一致するような固有の多項式近似係数を最小二乗法より求めることで行う。ここで、原器とは、階段状の形状で複数の段差を持ち、段差の寸法が予め精度良く計測してある試料である。このようにして高さデータは作成されるが、マスク2の表面高さは電子ビーム描画装置の高さ基準面との相対高さとして計測する必要がある。よって、高さ基準面の高さデータとマスク2表面の高さデータの差をとり、マスク2の表面の高さデータZを得る。
以上のようにして高さデータ処理部70で得られた高さデータZは、ステージ制御部5に送られる。そして、ステージ駆動部4を介して、ステージ3の位置調整がされる。これにより、電子ビームによる描画前にマスク2の表面の高さが調整される。この調整工程を終えた後は、高さデータZに基づいて電子ビーム光学系10の調整が行われる。例えば、高さデータ処理部70から制御計算機6を経て偏向制御部30に高さデータZが送られた後、主偏向器ドライバ33から主偏向器19へ所定の偏向信号が印加されて主偏向器19が調整される。これにより、高さ基準面で最適に調整されている主偏向器が高さデータZに応じて調整され、試料の所望の位置および寸法で描画することが可能となる。尚、高さデータZに応じて調整されるのは主偏向器19に限定されるものではなく、静電レンズ16や副偏向器20が調整されてもよい。これらを調整しても上記と同様の効果が得られる。
一方、S105において、上記差分が所定の閾値を超えている点があると判定された場合には、近似曲面の信頼性が低いと判断する。そして、信頼性低下の原因となっている点、すなわち、上記差分が所定の閾値を超えている点の総数を測定エラーが生じている点の数に含め、S101に戻って同様の処理を繰り返す。そして、S102において、測定エラー数が所定値以上であると判定された場合には、不良マスクと判断して描画対象から外すか、あるいは、図1の高さ測定部40で問題が生じていると判断して電子ビーム描画装置を停止する。後者の場合には、高さ測定部40における各種部品の調整や交換を行った後、S101〜105を繰り返す。
本実施の形態によれば、測定データを用いて近似曲面を作成し、この近似曲面を用いて、測定できなかった点や測定されなかった点の高さデータを補間する。したがって、測定エラー発生の有無にかかわらず、高さ分布のマップを作成することができる。そして、得られたマスク表面の高さの値を用いることにより、電子ビームでマスクの所望の位置に描画することが可能となる。また、測定エラー数が多いか否かの判断を描画前に行うので、高さ測定が正確に行われない状態で描画がされることがなく、描画時間や描画基板の無駄を低減することもできる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、ステージ3上に載置されたマスク2の表面の高さを高さ測定部40で測定した後、その出力信号を高さデータ処理部70で受けてマスク2の表面の高さデータに変換した。具体的には、高さ測定部40での測定エラーが所定値より少ないと判定した場合に、測定データを用いてマスク2の表面の近似曲面を作成し、次いで、この近似曲面を用いてマスク2の表面の高さデータZを得た。続いて、高さ補正部71において、高さデータZに対し平均化処理を行った後、直線化補正処理を行い、マスク2の表面の高さデータZを得た。これに対し、本発明では、高さ測定部からのデータを高さ補正部に入力し、このデータに上記と同様の平均化処理と直線化補正処理を行った後、高さデータ処理部でマスク表面の近似曲面を作成してもよい。すなわち、上記実施の形態における高さデータ処理部と高さ補正部の処理順序を入れ替えてもよい。このようにしても、測定エラー発生の有無にかかわらず、高さ分布のマップを作成することができる。そして、得られたマスク表面の高さの値を用いることにより、電子ビームでマスクの所望の位置に描画することが可能となる。また、測定エラー数が多いか否かの判断を描画前に行うので、高さ測定が正確に行われない状態で描画がされることがなく、描画時間や描画基板の無駄を低減することもできる。
また、上記実施の形態では電子ビームを用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、イオンビームなどの他の荷電粒子ビームを用いた場合にも適用可能である。
1 試料室
2 マスク
3 ステージ
4 ステージ駆動部
5 ステージ制御部
6 制御計算機
7 位置回路
8 磁気ディスク
10 電子ビーム光学系
11 電子銃
12、13、14、15、16 レンズ
17 ブランキング用偏向器
18 成形偏向器
19 主偏向器
20 副偏向器
21 第1のアパーチャ
22 第2のアパーチャ
25 パターンメモリ
26 パターンデータデコーダ、
27 描画データデコーダ
28 ブランキング回路
29 ビーム成型器ドライバ
30 偏向制御部
31 セトリング時間決定部
32 副偏向領域偏向量算出部
33 主偏向器ドライバ
34 副偏向器ドライバ
40 高さ測定部
41 光源
42 投光レンズ
43 受光レンズ
44 受光素子
45 I/V変換アンプ
51 描画されるパターン
52 フレーム領域
53 副偏向領域
54 電子ビーム
60 信号処理部
61 非反転増幅アンプ
62 A/D変換部
70 高さデータ処理部
71 高さ補正部
201 描画禁止領域
202 描画可能領域
203 描画精度保証領域
204 高さ測定領域









Claims (5)

  1. ステージ上に載置される試料の表面の高さを測定する高さ測定手段と、
    前記高さ測定手段で測定された測定エラーの数を求め、前記測定エラーの数が所定値より少ない場合に、前記高さ測定手段で得られたデータから前記表面の近似曲面を作成し、及び前記近似曲面の信頼性を評価し、前記信頼性が高いと判断した場合には、前記近似曲面を用いて高さデータを作成する高さデータ処理部と、
    前記高さデータに基づいて前記高さを補正する高さ補正手段とを有することを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  2. 前記高さ測定手段は、前記試料の周辺部を除いた所定領域における表面の高さを測定する手段であり、
    前記高さデータ処理部は、前記高さ測定手段で得られたデータを補間して、前記所定領域と前記所定領域以外の領域の近似曲面を作成することを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  3. 荷電粒子ビームを用いてステージ上に載置された試料の表面に所定のパターンを描画する荷電粒子ビーム描画方法において、
    前記試料の表面の高さを測定する第1の工程と、
    前記測定で生じた測定エラーの数を求める第2の工程と、
    前記測定エラーの数が所定値より少ない場合に前記表面の近似曲面を作成する第3の工程と、
    前記近似曲面の信頼性を評価する第4の工程とを有し、
    前記信頼性が高いと判断した場合には、前記近似曲面に基づいて前記高さを補正し、
    前記信頼性が低いと判断した場合には、その原因となっている点の総数を前記測定エラーの数に含め、該測定エラーの数が所定値より少ない場合には、前記第1の工程から前記第4の工程までを繰り返すことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  4. 前記第1の工程は、前記試料の周辺部を除いた所定領域における表面の高さを測定する工程であり、
    前記第3の工程は、前記第1の工程で得られたデータを補間して、前記所定領域と前記所定領域以外の領域の近似曲面を作成する工程であることを特徴とする請求項3に記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  5. 前記第4の工程は、前記近似曲面から得られる点について、隣接する2点間のデータを比較し、その差分が所定の閾値を超えている点の数、および、前記第1の工程で得られたデータと、前記近似曲面から得られるデータとを比較し、その差分が所定の閾値を超えている点の数の少なくとも一方を求めることにより、前記近似曲面の信頼性を評価する工程であって、
    前記信頼性低下の原因となっている点は、前記所定の閾値を超えている点の少なくとも一方であることを特徴とする請求項3または4に記載の荷電粒子ビーム描画方法。
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