JP5399171B2 - 自動二輪車のバックレスト構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車のバックレスト構造に関する。
自動二輪車には、乗員用シートの後方に、起立した使用位置と倒伏した不使用位置とに可動可能なバックレストを備えた車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の可動式バックレストを備えた車両には、エンジン始動を許可するキーによりバックレストのロックを解除する構成を備え、乗員が意図する時以外はバックレストを可動不能にした構成が開示されている(例えば、特許文献2、3)。
特開2003−182665号公報 特開2005−262993号公報 特開2005−262991号公報
しかしながら、バックレストのロックをキーで解除する構成の場合、キーシリンダ等が必要となり、バックレスト機構部の部品点数の増加や構造の複雑化を招いてしまい、コスト増大の要因にもなる。また、バックレスト機構部が大きくなり、レイアウト上の制約を受けてしまう。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、簡易な構造で可動可能としながらも乗員が意図する時以外は操作不能な自動二輪車のバックレスト構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、(11)の後方にバックレスト(31)を備え、起立した使用位置と、倒伏した不使用位置との間で可倒可能な自動二輪車のバックレスト構造において、前記バックレスト(31)は、シートレール(21)に取り付けられており、前記バックレスト(31)の可倒を行う操作レバー(55)を備え、該操作レバー(55)は、前記乗員用シート(11)下方のシートレール(21)間に設けられ、前記シートレール(21)に前記操作レバー(55)の操作範囲を規制する規制部材(58)を設けたことを特徴とする。この構成によれば、バックレストの可倒を行う操作レバーを備え、該操作レバーは、乗員用シート下方のシートレール間に設けられているので、乗員用シートを外さなければ、操作レバーを操作することができず、簡易な構造で乗員が意図する時以外はバックレストを操作不能にできる。また、操作レバーの抜けを防止することができる。
上記構成において、前記バックレスト(31)は、前記シートレール(21)に設けた凹部(21H)内に収納自在に回動可能であり、前記バックレスト(31)の回動部に、前記操作レバー(55)により使用位置と不使用位置とで固定される回動固定部材(51)を設け、この回動固定部材(51)は、使用位置及び不使用位置において前記バックレスト(31)と前記シートレール(21)とを固定するようにしてもよい。この構成によれば、バックレストとシートレールとを強固に固定することができる。
また、上記構成において、前記操作レバー(55)は、左右にそれぞれ設けられ、左右同時に操作することで前記バックレスト(31)の可動を可能としてもよい。この構成によれば、バックレストを左右で固定する構造で左右の固定部を左右の操作レバーで操作する構成にでき、バックレストを片側固定するよりも強固な固定構造にすることができる。
また、上記構成において、前記シートレール(21)と前記操作レバー(55)との間、及び、前記操作レバー(55)と前記規制部材(58)との間の少なくともいずれかに干渉を緩和する緩和部材(60)を設けるようにしてもよい。この構成によれば、操作レバーへの車体振動の伝達や他部品との間のこすれ等を防止することができる。
また、上記構成において、前記回動固定部材(51)とは別に、不使用時に前記バックレスト(31)と前記シートレール(21)とを固定する他の固定部(72)を設けるようにしてもよい。この構成によれば、回動固定部材とは別に他の固定部を設けるので、不使用時にバックレストとシートレールとを確実に固定することができる。
また、上記構成において、前記バックレスト(31)を運転者用或いは非運転者用に構成することにより、汎用性の高いバックレスト構造にすることができる。
本発明では、バックレストの可倒を行う操作レバーを乗員用シート下方のシートレール間に設けたので、簡易な構造で乗員が意図する時以外はバックレストを操作不能にできる。
また、バックレストをシートレールの内側において回動可能とし、バックレストの回動部に、操作レバーにより使用位置と不使用位置とで固定される回動固定部材を設け、この回動固定部材が、使用位置及び不使用位置においてバックレストとシートレールとを固定すれば、バックレストとシートレールとを強固に固定することができる。
また、操作レバーを左右にそれぞれ設け、左右同時に操作することでバックレストの可動を可能とすれば、バックレストを片側固定するよりも強固な固定構造にすることができる。
また、シートレールに操作レバーの操作範囲を規制する規制部材を設けるようにすれば、操作レバーの抜けを防止することができる。
また、シートレールと操作レバーとの間、及び、操作レバーと規制部材との間の少なくともいずれかに干渉を緩和する緩和部材を設けるようにすれば、緩和部材を設けることでこすれ等を防止することができる。
また、回動固定部材とは別に、不使用時にバックレストとシートレールとを固定する他の固定部を設けるようにすれば、不使用時にバックレストとシートレールとを確実に固定することができる。
また、バックレストを運転者用或いは非運転者用にすることで汎用性の高いバックレスト構造にすることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のバックレスト構造を示す側面図である。
このバックレスト構造が適用される自動二輪車は、運転者と同乗者(非運転者)とが前後に並んで乗車可能な二人乗りの車両である。図1中、符号11は、乗員用シートであり、この乗員用シート11は、前側の運転者用シートと後側の同乗者用シート(非運転者用シート)とを一体に形成した一体型シートであり、かつ、不図示のキーシリンダを備えたシートロック機構によりエンジン始動を許可するキーを用いて着脱自在に構成されている。
また、符号21は、シートレールであり、車体フレームの一部を構成して乗員用シート11を支持する、また、符号31は、シートレール21に設けられた可動式の同乗者用バックレスト(シートバックとも称する)である。
図2は、図1から乗員用シート11を取り外した状態を示し、図3は前方から見た図を示している。
図1及び図2に示すように、バックレスト31は、乗員用シート11の後方に設けられており、乗員用シート11の後端近傍位置に起立して乗員用シート11の後部に着座する同乗者の背中を支持し、バックレストとして使用しないときは、図4〜図6に示すように、後方へ倒れてシートレール21の凹部21H内に収納されるようになっている。
ここで、図4はバックレスト31が不使用位置にある場合のシートレール21の平面図であり、図5は裏側から見た図であり、図6は前方から見た図である。これら図4〜図6に示すように、バックレスト31は、シートレール21の凹部内21Hに収納されることによってバックレスト31の上面31U(図4、図6参照)とシートレール21の上面(凹部21Hを除く)21Uとが略一致して面一となり、上面が平坦面となってバックレスト兼用キャリアとして機能する。
シートレール21は、車体前後方向に延びる左右一対のシートレール部22,22と、シートレール部22,22の後端部22A,22A間をつないで後方へ延在してキャリア部(=荷物台)を構成する台座部23と、同乗者が把持する左右一対のグラブレール24,24とを備え、アルミニウム合金やマグネシウム合金等の金属材を用いてダイカスト成形等の鋳造成形により一体に成形されている。なお、金属材に限らず、剛性を有する合成樹脂等の他の剛性材料を用いて一体成形してもよい。
このシートレール21は、側面視で後ろ上がりに延びる傾斜形状に形成されている(図2参照)。詳述すると、左右一対のシートレール部22,22は、互いに略平行に後ろ上がりに延在し、その後端部22A,22Aが上方に湾曲しつつ上下幅が広くなり(図6、図2参照)、この上下幅が広い後端部22A,22Aの外側面にグラブレール24,24の後端部が各々連結され、シートレール部22,22の前端部22B、22Bの外側にグラブレール24,24の前端部が各々連結される。
台座部23は、図4〜図6に示すように、左右一対のシートレール部22,22の後端部22A,22A間を繋ぐと共に後端部22A,22Aの上面と連続するように平面状に後ろ上がりに延びる。また、台座部23は、その前端部23Aが最も幅広に形成されており、つまり、左右一対のシートレール部22,22の後端部22A,22A間を繋ぐように幅広に形成され、後方に行くに従って徐々に幅狭となり、後端部23Bが最も幅狭となる(図4参照)。これによって、シートレール21が後方に行くに従って軽量化され、車体のマスの集中化に寄与する。
この場合、台座部23は、シートレール部22,22の後端部22A,22A間をつなぐため、シートレール部22,22間を繋いで補強する後側クロスメンバーとしても機能する。また、シートレール部22,22の前端部22B,22B間も一体成形された断面コ字形状の前側クロスメンバー25でつながれており、シートレール21全体の剛性が十分に確保される。なお、図中、符号26は、シートレール21の左右に不図示の車体カバー(具体的には車体後部を覆う左右一対のリヤカバー)を取り付けるためのグロメットである。
この台座部23には、バックレスト31が入り込んで収納される上方開口の凹部21Hが形成され、この凹部21Hは、図6に示すように、倒伏したバックレスト31がちょうど嵌るようにバックレスト31の外形形状に沿って下方に凹んだ形状を有している。すなわち、バックレスト31は、樹脂又は金属等の剛性材料で形成された左右一対の柱部32,32と、剛性材料で形成されて左右一対の柱部32,32の長手方向中間部をつなぐ架橋部33と、左右一対の柱部32,32の先端部間を架橋すると共にクッション材で覆われた背もたれ部34とを一体に備えて構成され、図5に示すように、上記凹部21Hとして、バックレスト31の各部(柱部32,32、架橋部33、背もたれ部34)を出し入れ自在な凹部21HA,21HA,21HB、21HCを備えている。
これら凹部21HA〜21HCで構成された凹部21Hには、この凹部21H内に入り込んだ雨水を排出するための水抜き穴21Jが設けられている。本シートレール21は、上述したように、後ろ上がりに傾斜する傾斜形状であるため、凹部21Hも後ろ上がりに傾斜する傾斜形状となっており、凹部21Hに入った雨水は重力の作用で凹部21Hの底面を伝って車体前側に流れる。このため、水抜き穴21Jは、図6に示すように、凹部21Hの前端側、より具体的には、左右一対の凹部21HA,21HAの前端側に複数個(本例で4個)形成され、凹部21Hに入った雨水を確実に排出できるようにしている。
このバックレスト31は、左右一対の柱部32、32の基端部が凹部21HA内に入り、シートレール21内側に設けられた車幅方向に延在する左右一対の軸支持部材41,41により可倒方向に回動自在に支持される。
図7は、バックレスト31を周辺構成と共に示す図であり、図8(A)(B)は、バックレスト31の一方の柱部32を車幅方向外側及び内側から見た図である。
図7に示すように、軸支持部材41,41は、台座部23における左右一対の凹部21HA及びバックレスト31の柱部32,32を貫通する筒部品42,42と、筒部品42,42の一端側(シートレール21の車幅方向外側)から各々挿入されるボルト43,43と、筒部品42、42に各々通されたボルト43,43の先端に各々締結されるナット44,44とで構成される。このため、バックレスト31が車幅方向に延在する左右一対の軸支持部材41,41を支点にして円滑に回動自在に支持される。
この場合、左右一対の柱部32、32の基端部は、凹部21HAの前端部分に入るため、台座部23の前端部23Aに位置しており、上記軸支持部材41,41が台座部23の前端部23Aに支持される(例えば、図2参照)。台座部23の前端部23Aは、幅広で強度が高い部分であるため、軸支持部材41、41の支持剛性を確保しやすく、バックレスト31の支持強度を容易に確保できる。なお、軸支持部材41は上記構成に限らず、例えば、筒部品42,42を省略してボルト43,43とナット44,44のみでバックレスト31を回動自在に支持してもよく、公知の他の軸支持構造を適用してもよい。
次に、バックレスト31の回動位置を、起立した使用位置と倒伏した不使用位置とに固定するロック機構50について説明する。
ロック機構50は、台座部23における左右一対の凹部21HAを各々左右に横断自在に支持される左右一対の回動固定軸51,51を備えている。この左右一対の回動固定軸51,51は、図7及び図8(A)(B)に示すように、バックレスト31の回動部である柱部32,32基端部を貫通することにより、軸支持部材41,41を支点としたバックレスト31の回動を規制し、バックレスト31の回動位置をロックする回動固定部材である。
ここで、図8(A)(B)中、符号36は、バックレスト31が使用位置のときに回動固定軸51,51が貫通する第1貫通孔であり、符号37は、バックレスト31が不使用位置のときに回動固定軸51,51が貫通する第2貫通孔であり、これら位置決め用の貫通孔36,37は、バックレスト31の柱部32,32に左右一対で各々設けられている。
詳述すると、左右一対の回動固定軸51,51は、台座部23の裏側に一体に設けられた左右一対の軸支持体23X,23Xを貫通し、軸支持体23X,23Xの貫通方向、つまり車幅方向へ移動自在かつ軸周りに回動自在に支持される。また、この回動固定軸51,51には、上記軸支持体23X,23Xとバックレスト31の柱部32,32との間に、外周方向に拡径する拡径部品52,52が固定されている。なお、この拡径部品52,52は、回動固定軸51と一体に形成される部品でもよいし、回動固定軸51に固定される別体の部品でもよい。
この拡径部品52,52はばね受けとして機能するものであり、つまり、拡径部品52,52と軸支持体23X,23Xとの間には、各々弾性部材であるコイルばね53,53が介挿され、左右一対のコイルばね53,53により、回動固定軸51,51が車幅方向外側へ各々付勢される。
回動固定軸51、51は、図7に示すように、コイルばね53,53の付勢力で車幅方向外側へ移動した場合に、台座部23に回動自在に支持されるバックレスト31の柱部32,32の貫通孔36,37を貫通する長さであって、コイルばね53,53の付勢力に抗して車幅方向内側へ移動した場合には、バックレスト31の柱部32,32の貫通孔36,37を貫通しない長さに形成されている。
つまり、本ロック機構50では、回動固定軸51、51を車幅方向内側へ移動し、バックレスト31の柱部32,32の貫通孔36,37から待避することによって、バックレスト31の回動位置のロックを解除することができる。
本構成では、このロック機構50のロックを解除してバックレスト31の可倒を行う操作レバー(操作子)55,55を、回動固定軸51、51の車幅方向内側の端部に設けている(図7参照)。この左右一対の操作レバー55,55は、回動固定軸51、51の車幅方向内側端部から各軸51に対して垂直方向(本例では車体前方向)に延びるレバー形状を有し、回動固定軸51、51の各々に一体に形成される一体部品、或いは、回動固定軸51,51に各種接合方法を用いて固定される別体部品が適用される。
図6に示すように、台座部23の前端部23Aの壁部23A1(以下、前壁23A1という)には、車幅方向中心線を左右中心にして左右に延在する開口部57が設けられており、この開口部57を介して上記左右一対の操作レバー55、55の先端が乗員用シート11の下方空間に露出する。このため、本車両では、乗員用シート11を外さなければ、操作レバー55、55が外部に露出せず、外部から操作レバー55、55を操作することができない。
上記開口部57について詳述すると、この開口部57は、各操作レバー55,55を車幅方向に移動自在に案内する左右一対の横長開口部57A,57Aと、これら横長開口部57A,57Aの車幅方向外側端部から下方に延びて各操作レバー55、55を開口部57の車幅方向外側位置に位置決めさせる左右一対の縦長開口部57B,57Bとを備える。また、左右一対の横長開口部57A,57Aの間には、各操作レバー55,55を車幅方向内側に移動した際に当接してレバー55,55のそれ以上の操作を規制する規制プレート(規制部材)58が、ボルト59により台座部23に固定されている。
このため、乗員がキーを用いて乗員用シート11を外せば操作レバー55,55が操作可能となり、図9(A)に示すように、操作レバー55、55を横長開口部57A,57Aを経由して縦長開口部57B,57B内へ移動させれば、操作レバー55、55に固定された回動固定軸51,51が車幅方向外側に移動するので、回動固定軸51、51がバックレスト31の第1貫通孔36或いは第2貫通孔37を貫通する位置となり、バックレスト31を使用位置或いは不使用位置にロックできる。
この場合、上記コイルばね53,53により回動固定軸51,51が車幅方向外側に各々付勢されているので、操作者(乗員、同乗者など)が操作レバー55,55を強く操作しなくても自動的に操作レバー55,55が車幅方向外側へと移動し、ロック操作を容易に行うことができる。また、操作レバー55、55が縦長開口部57B,57B内へ入れば、操作レバー55,55の横方向への移動操作ができなくなり、確実にロックできる。
また、本構成では、操作レバー55、55が縦長開口部57B,57B内へ入った位置では、図1に示すように乗員用シート11を装着した場合に、乗員用シート11の底板(シート底板)11Tが操作レバー55,55の先端部55Aに当接して下方に抑える位置となっている。このため、操作レバー55、55が縦長開口部57B,57B内へ入っていなければ、つまり、横長開口部57A,57A内に位置する場合、操作レバー55,55の先端部55Aが上方に位置し、乗員用シート11を装着できなくなる。従って、バックレスト31を適切にロックしている場合にだけ乗員用シート11を装着でき、乗員用シート11を装着できない場合には、バックレスト31が適切にロックされていないと乗員に気づかせることができる。
なお、操作レバー55、55の先端部55A,55Aは、図6に示すように、幅方向内側に屈曲する屈曲板部に形成され、この屈曲板部が乗員用シート11の底板11Tに当接する。このため、操作レバー55,55と乗員用シート11との接触面積が広く確保され、操作レバー55,55や乗員用シート11への応力集中を避けることができると共に、操作レバー55、55に操作者(乗員)の指を引っ掛けやすく、操作レバー55,55の操作性が向上する。
また、図9(B)に示すように、操作レバー55、55を横長開口部57A,57Aの車幅方向内側へ移動させれば、操作レバー55、55に固定された回動固定軸51,51も同方向に移動するので、回動固定軸51、51がバックレスト31の第1貫通孔36及び第2貫通孔37のいずれも貫通しない待避位置となり、バックレスト31のロックを解除(アンロック)することができる。この場合、本構成では、操作レバー55、55が近接した位置がロック解除位置であるため、操作者が片手操作で操作レバー55,55を操作してロックを解除でき、しかも、操作レバー55、55の車幅方向内側への操作範囲が、規制プレート58によって位置規制されるので、回動固定軸51がシートレール21の軸支持体23X,23Xから脱落することがなく、シートレール21からの脱落を確実に回避できる。
従って、ロック解除状態に保持しつつ操作レバー55,55を操作していない方の手でバックレスト31を容易に回動させることができ、バックレスト31を使用位置と不使用位置とに容易に調整することができる。
図7に示すように、操作レバー55,55の両面、つまり、車幅方向内側および外側には、シートレール21および規制プレート58との干渉を緩和する緩和部材であるゴムシート60が取り付けられる。従って、ゴムシート60により操作レバー55,55への車体振動の伝達や他部品(シートレール21や規制プレート58)との間のこすれを防止することができる。
また、本構成では、図2に示すように、回動固定軸51、51についても、軸支持部材41,41と同様に、幅広で強度が高い台座部23の前端部23Aに支持されているため、回動固定軸51、51の支持剛性を容易かつ十分に確保することができる。
さらに、本構成の台座部23には、図4〜図6に示すように、オプション部品である収納ボックスを取り付けるための複数個の取り付け孔61が予め設けられている。これら取り付け孔61は、台座部23における凹部21Hを除く領域であって、使用位置に起立したバックレスト31よりも後方に設けられており、バックレスト31を不使用位置及び使用位置のいずれにした場合でも収納ボックスを取り付けできるようになっている。
以上説明したように、本実施の形態では、バックレスト31の可倒を行う操作レバー55,55が、乗員用シート11下方のシートレール部22間(シートレール21の幅内)に設けられるので、乗員用シート11を外さなければ、操作レバー55、55を操作することができず、乗員用シート11装着時に第三者からのレバー操作を防止することができる。この場合、バックレスト31のロック解除用にキーシリンダを設ける必要がなく、バックレスト機構部の部品点数の増加や構造の複雑化を回避でき、簡易な構造で乗員が意図する時以外はバックレスト31を操作不能にできる。
また、バックレスト31は、シートレール21の内側において回動可能であり、このバックレスト31の回動部(柱部32,32基端部)に、操作レバー55,55により使用位置と不使用位置とで固定される回動固定軸51,51を設け、この回動固定軸51,51が使用位置及び不使用位置でバックレスト31とシートレール21とを貫通して固定する構成にしたので、バックレスト31とシートレール21とを貫通する軸で強固に固定することができる。
また、操作レバー55,55は、左右にそれぞれ設けられ、左右同時に操作してバックレスト31の可動を可能とする構成にしたので、バックレスト31を左右で固定する構造で左右の固定部(回動固定軸51、51)を各々操作レバー55,55で操作する構成にでき、バックレスト31を片側固定するよりも強固な固定構造にすることができ、かつ、意図せず一方の操作レバー55を作動させてもバックレスト31を可動不能にできる。
さらに、シートレール21に操作レバー55,55の操作範囲を規制する規制プレート58を設けたので、操作レバー55,55の抜けを防止することができる。
また、操作レバー55,55の両面にゴムシート60を設けたため、シートレール21と操作レバー55,55との間、及び、操作レバー55,55と規制プレート58との間にゴムシート60が位置し、操作レバー55,55への車体振動の伝達や他部品(シートレール21や規制プレート58)との間のこすれ等を防止することができる。
<第2実施形態>
図10は第2実施形態に係る自動二輪車のバックレスト構造の側面図を示し、図11はその平面図を示している。
この実施形態では、バックレスト31が運転者の背中を支持する運転者用バックレストである。すなわち、このシートレール21では、左右一対のシートレール部22,22上方に運転者用シート11Aが支持され、この運転者用シート11Aの後方にバックレスト31が可動自在に設けられている。
このバックレスト31を収容自在な台座部23は、図2や図4等に示した台座部23よりも更に後方に延出する後方延出部23Rを有し、この台座部23の前半部(延出部23Rを除く部分)の上面には、運転者用シート11Aと別体に構成された同乗者用シート11Bが着脱自在に設けられる。そして、同乗者用シート11Bの後方には後方延出部23Rが位置するので、後方延出部23Rがキャリア部として機能する。つまり、台座部23の前半部は同乗者用シート11Bの支持部材として機能し、台座部23の後半部である後方延出部23Rがキャリア部として機能する。
なお、同乗者用シート11Bは、例えば、台座部23に設けられた取り付け孔61を利用することによってシートレール21にボルト締結される。但し、この構成に限らず、不図示のキーシリンダを備えたシートロック機構によりエンジンを始動するキーを用いて同乗者用シート11Bを着脱自在に構成してもよい。また、このシートレール21における同乗者用シート11B左右にはグラブレール24,24が取り付けられる。
図11に示すように、この同乗者用シート11Bには、バックレスト31を起立させたときの左右一対の柱部32,32を逃げる左右一対の逃げ部(凹み部)11C,11Cが設けられている。このため、バックレスト31を起立させて使用位置にした状態でも同乗者用シート11Bを装着可能である。また、バックレスト31を倒伏させて不使用状態の場合は、図10や図11に示すように、バックレスト31がシートレール21上面から突出せず、同乗者用シート11Bを容易に装着できる。
本実施形態によれば、バックレスト31の可倒を行う操作レバー55,55が、運転者用シート11A下方のシートレール21間(シートレール21の幅内)に設けられるので、運転者用シート11Aを外さなければ、操作レバー55、55を操作することができず、第三者からのレバー操作を防止できる。従って、簡易な構造で乗員が意図する時以外はバックレスト31を操作不能にできる。また、本構成では、運転者用シート11Aの後方にバックレスト31が可倒可能に設けられ、このバックレスト31が使用位置及び不使用位置のいずれにある場合でも同乗者用シート11Bが装着可能であるため、可動式の運転者用バックレストを備えつつ常時二人乗り可能にすることができる。
<第3実施形態>
図12は第3実施形態に係る自動二輪車のバックレスト構造の側面図を示し、図13はその平面図を示している。
この実施形態では、運転者の背中を支持する運転者用バックレスト31Fと、同乗者の背中を支持する同乗者用バックレスト31Rとを備え、運転者用バックレスト31F及び同乗者用シート11Bを着脱可能に設ける構成は第2実施形態と同じ構成であり、同乗者用シート11Bの後方に同乗者用バックレスト31Rを収容自在な後方台座部123Rを有する点が第2実施形態と異なっている。
後方台座部123Rは、運転者用バックレスト31Fを収容自在な台座部23の後端に鋳造成形により一体に設けられる。この後方台座部123Rは、側面視で後ろ上がりに延在すると共に(図12参照)、平面視では台座部23の後端と同幅で台座部23に連結した後に後方に行くに従って徐々に幅狭となる形状を有する(図13参照)。
また、後方台座部123Rは、運転者用バックレスト31Fよりも小型の同乗者用バックレスト31Rを収容する凹部21H、同乗者用バックレスト31Rを回動させる左右一対の軸支持部材41,41、回動位置を固定するロック機構50、ロック機構50の操作レバー55,55をシートレール21間(シートレール21の幅内)に露出させる開口部57等を備える。つまり、後方台座部123Rは、台座部23を縮小した形状に形成され、キャリア部としても機能する。
図12及び図13に示すように、本構成では、同乗者用バックレスト31Rの可倒を行う操作レバー55,55が、同乗者用シート11B下方のシートレール21間に設けられる。このため、同乗者用シート11Bを外さなければ、操作レバー55、55を操作することができず、第三者からのレバー操作を防止できる。また、運転者用バックレスト31Fの操作レバー55,55についても、運転者用シート11Aを外さなければ操作できないのは第2実施形態と同様である。
このように、本構成では、運転者用バックレスト31Fと同乗者用バックレスト31Rとを設け、かつ、乗員が意図する時以外は両バックレスト31F、31Rを操作不能にする構成を簡易かつ同じ構成で設けることができるので、汎用性の高いバックレスト構造を提供することができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでない。例えば、上記実施形態では、操作レバー55,55の両面にゴムシート60を設ける場合を例示したが、これに限らず、シートレール21側及び規制プレート58側の少なくともいずれかにゴムシート60等の緩衝部材を設け、これによって、操作レバー55,55と他部品(シートレール21や規制プレート58)との間のこすれ等を防止するようにしてもよい。
また、上記各実施形態において、例えば、図14に示すように、不使用時にバックレスト31とシートレール21とを固定する他の固定構造(回動固定軸51,51とは別の固定部材)を設けてもよい。この図14は、第1実施形態の構成に追加した態様を示しており、バックレスト31の左右一対の柱部32,32の長手方向中間位置に雌ねじ孔71,71を各々設け、シートレール21には、バックレスト31を倒伏して不使用位置にした場合に該雌ねじ孔71,71にボルト72,72を締結可能な左右一対の孔部73,73を設けている。このため、不使用時にシートレール21の車幅方向外側からボルト72,72を孔部73,73を介して雌ねじ孔71,71に固定すれば、ボルト72,72がバックレスト31とシートレール21とを固定する不使用位置固定部材(固定部)となり、バックレスト31の回動部から離れた位置(本例では長手方向中間部)をシートレール21に固定することができる。このように、回動固定軸51,51とは別に固定部を設けることで、不使用時にバックレスト31とシートレール21とを確実に固定することができる。
さらに、図14に示す構成では、バックレスト31の左右一対の柱部32,32に、このバックレスト31を使用位置に起立した際に、シートレール21に設けた孔部73,73に連通する雌ねじ孔74Aを有する側面視三角形状の使用位置固定部材74,74が設けられている。このため、使用時においてもバックレスト31とシートレール21とをより確実に固定できる。なお、この側面視三角形状の使用位置固定部材74,74は、図14に二点鎖線で示すように、バックレスト1を不使用位置に移動した際に、シートレール21の下方に突出するが、このシートレール21の左右には車体カバー(リヤカバー等)が設けられるため、この車体カバーにより使用位置固定部材74,74を外観視不能に覆うことができる。
また、上記各実施形態では、バックレスト31の可倒を行う操作レバー55を左右2つ設けた例を説明したが、これに限らず、いずれか一方だけでもバックレスト31の可倒が可能であり、操作レバー55を一つにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のバックレスト構造を示す側面図である。 図1から乗員用シートを取り外した状態を示す図である。 図2を前方から見た図である。 バックレストが不使用位置にある場合のシートレールの平面図である。 シートレールを裏側から見た図である。 シートレールを前方から見た図である。 バックレストを周辺構成と共に示す図である。 (A)はバックレストの一方の柱部を車幅方向外側から見た図であり、(B)は車幅方向内側から見た図である。 (A)はバックレストロック時の操作レバーを周辺構成と共に示す図であり、(B)はバックレスト可動時の操作レバーを周辺構成と共に示す図である。 第2実施形態に係る自動二輪車のバックレスト構造の側面図である。 バックレスト構造の平面図である。 第3実施形態に係る自動二輪車のバックレスト構造の側面図である。 バックレスト構造の平面図である。 変形例の説明に供する図である。
11 乗員用シート
11A 運転者用シート
11B 同乗者用シート(非運転者用シート)
11T 底板(シート底板)
21 シートレール
21H 凹部
22 シートレール部
23 台座部
24 グラブレール
31 バックレスト
31F 運転者用バックレスト
31R 同乗者用バックレスト
50 ロック機構
51 回動固定軸(回動固定部材)
53 コイルばね(弾性部材)
55 操作レバー(操作子)
57 開口部
58 規制プレート(規制部材)
60 ゴムシート(緩和部材)

Claims (6)

  1. 乗員用シート(11)の後方にバックレスト(31)を備え、起立した使用位置と、倒伏した不使用位置との間で可倒可能な自動二輪車のバックレスト構造において、
    前記バックレスト(31)は、シートレール(21)に取り付けられており、前記バックレスト(31)の可倒を行う操作レバー(55)を備え、該操作レバー(55)は、前記乗員用シート(11)下方のシートレール(21)間に設けられ、前記シートレール(21)に前記操作レバー(55)の操作範囲を規制する規制部材(58)を設けたことを特徴とする自動二輪車のバックレスト構造。
  2. 前記バックレスト(31)は、前記シートレール(21)に設けた凹部(21H)内に収納自在に回動可能であり、前記バックレスト(31)の回動部に、前記操作レバー(55)により使用位置と不使用位置とで固定される回動固定部材(51)を設け、この回動固定部材(51)は、使用位置及び不使用位置において前記バックレスト(31)と前記シートレール(21)とを固定することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のバックレスト構造。
  3. 前記操作レバー(55)は、左右にそれぞれ設けられ、左右同時に操作することで前記バックレスト(31)の可動を可能とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車のバックレスト構造。
  4. 前記シートレール(21)と前記操作レバー(55)との間、及び、前記操作レバー(55)と前記規制部材(58)との間の少なくともいずれかに干渉を緩和する緩和部材(60)を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動二輪車のバックレスト構造。
  5. 前記回動固定部材(51)とは別に、不使用時に前記バックレスト(31)と前記シートレール(21)とを固定する他の固定部(72)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のバックレスト構造。
  6. 前記バックレスト(31)は、運転者用或いは非運転者用であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の自動二輪車のバックレスト構造。
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