JP5378880B2 - インナーフォーカス式マクロレンズ - Google Patents

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本発明は、インナーフォーカス式マクロレンズに関するものであり、特に無限遠物体から近距離物体まで撮影可能で、手ブレ等による像ブレを補正する防振機能を有することが可能な、デジタルスチルカメラ、銀塩カメラ及びビデオカメラ等に適した交換レンズ等のインナーフォーカス式マクロレンズに関するものである。
従来、インナーフォーカスを採用したマクロレンズが知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献5を参照。)。
特開2005−292345号公報
特開2006−171432号公報
特開2006−106112号公報
特開2008−257200号公報
特開2009−063715号公報
特許文献1及び特許文献2に記載の発明では、フォーカシングに際し移動するレンズ群の数が3つと多く、フォーカシング駆動速度の高速化は容易ではない。
特許文献3に記載の発明では、フォーカシングに際し移動するレンズ群が2つと少ないが、本発明の目的である20度程度の半画角は得られない。
特許文献4に記載の発明では、フォーカシングに際し移動するレンズ群が2つと少なく、本発明の目的である20度程度の半画角を得ているが、防振機能を有するレンズ群について明確に開示されていない。
特許文献5に記載の発明では、フォーカシングに際し移動するレンズ群が2つと少なく、本発明の目的である20度程度の半画角を得ているが、像面から防振レンズ群までの間隔が短いため、防振レンズ群を制御するための電装パーツやメカニカルパーツを配置することが困難となる。
本発明は、フォーカシングに際しレンズ群の駆動を迅速に行うことができ、撮影倍率が絶対値で0.45倍より大きくすることができ、20度程度の半画角を有し、かつ、諸収差を良好に補正する防振機能を有することが可能なインナーフォーカス式マクロレンズを提供する。
上記課題を解決するために、本発明のインナーフォーカス式マクロレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とで構成され、最短撮影距離での撮影倍率を少なくとも絶対値で0.45倍より大きくすることが可能であり、無限遠物体から近距離物体へフォーカシングする際に、前記第1レンズ群及び前記第4レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群が像面側へ移動すると同時に前記第3レンズ群が物体側へ移動され、前記第1レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1aレンズ群と、負の屈折力を有する第1bレンズ群と、正の屈折力を有する第1cレンズ群とで構成され、第1bレンズ群を光軸に対して略垂直方向に移動させることで、像を光軸に対して垂直方向に移動させることが可能であり、以下の条件式を満足することを特徴とするインナーフォーカス式マクロレンズとした。
(1)0.0<f3/f1<0.45
(2)−1.5<f1b/f1c<−0.6
ただし、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f3:前記第3レンズ群の焦点距離
f1b:前記第1bレンズ群の焦点距離
f1c:前記第1cレンズ群の焦点距離
また、本発明のインナーフォーカス式マクロレンズにおいて、前記第1レンズ群に非球面を使用したレンズを1枚以上含むことが望ましい。
本発明は上記条件を満足することで、フォーカシングに際しレンズ群の駆動を迅速に行うことができ、撮影倍率が絶対値で0.45倍より大きくすることができ、20度程度の半画角を有し、かつ、諸収差を良好に補正する防振機能を有することが可能なインナーフォーカス式マクロレンズを得ることができる。
本発明の実施例1に係るマクロレンズのレンズ構成図である。 本発明の実施例1に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における諸収差である。 本発明の実施例1に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=1.0における諸収差である。 本発明の実施例1に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例1に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=1.0における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例2に係るマクロレンズのレンズ構成図である。 本発明の実施例2に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における諸収差である。 本発明の実施例2に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=1.0における諸収差である。 本発明の実施例2に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例2に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=1.0における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例3に係るマクロレンズのレンズ構成図である。 本発明の実施例3に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における諸収差である。 本発明の実施例3に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=1.0における諸収差である。 本発明の実施例3に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例3に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=1.0における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例4に係るマクロレンズのレンズ構成図である。 本発明の実施例4に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における諸収差である。 本発明の実施例4に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=0.5における諸収差である。 本発明の実施例4に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例4に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=0.5における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例5に係るマクロレンズのレンズ構成図である。 本発明の実施例5に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における諸収差である。 本発明の実施例5に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=0.5における諸収差である。 本発明の実施例5に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例5に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=0.5における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例6に係るマクロレンズのレンズ構成図である。 本発明の実施例6に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における諸収差である。 本発明の実施例6に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=0.5における諸収差である。 本発明の実施例6に係るマクロレンズの無限遠撮影状態における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。 本発明の実施例6に係るマクロレンズの撮影倍率|β|=0.5における横収差図、防振レンズ群を光軸に対して垂直な方向へ+0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(A)、防振レンズ群を光軸に垂直な方向へ−0.45mm移動をさせた防振時の横収差図(B)である。
以下に本発明のインナーフォーカス式マクロレンズに係る各実施例について、図面を用いて詳細に説明する
本発明のインナーフォーカス式マクロレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とで構成される。
本発明では、最短撮影距離での撮影倍率を少なくとも絶対値で0.45倍より大きくすることが可能である。また、前記第1レンズ群及び前記第4レンズ群は像面に対し固定であり、前記第2レンズ群が像面側へ移動すると同時に前記第3レンズ群は物体側へ移動する機構とし、フォーカシング時に移動するレンズ群を少なくすることで迅速なフォーカシングを可能としている。また、いずれかのレンズ群の一部又は全部を光軸に対して略垂直方向へ移動させ、像を光軸に対して略垂直方向へ移動させる防振機能を搭載することが可能である。
本発明のインナーフォーカス式マクロレンズは、次の条件式を満足する。
(1)0.0<f3/f1<0.45
ただし、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離
f3:前記第3レンズ群の焦点距離
条件式(1)は、第1レンズ群及び第3レンズ群の焦点距離の比を規定したものである。
f1が小さくなり条件式(1)の上限を越えると、第1レンズ群内の曲率半径の小さいレンズを、さらに小さい曲率半径としなければならず、第1レンズ群の球面収差を抑えることが困難となる。同時に、ペッツバール和がマイナス側に大きくなり、非点収差、像面湾曲の補正が困難となる。また、f3が大きくなればフォーカスの移動量が大きくなりレンズ全体が大型化する。
f1が極めて大きくなり(1)式の下限に近づいた場合、最大撮影倍率|β|=0.5程度であれば以降のレンズ群で良好な収差の補正が可能である。収差補正を良好な状態にしたまま最大撮影倍率|β|を大きくするには、f3を小さくせずに第3レンズ群の移動量を大きくすることが望ましいが、レンズ全系が大型化してしまう。そこで、第2レンズ群の屈折力を大きくすることで第2レンズ群の移動量を減らし、レンズ全系の大型化を避けることが可能ではあるが、第2レンズ群の屈折力の増大により、第2レンズ群における、特に球面収差係数、コマ収差係数が大きくなってしまう。したがって、最大撮影倍率を|β|=1.0付近まで大きくした場合、レンズ全系において良好な収差補正を行うためには、条件式(1)の下限値は0.1程度であることが望ましい。また、f3が小さくなることにより条件式(1)の下限値に近づく場合は、第3レンズ群の曲率半径が小さくなり、特に球面収差の補正が困難となる。
本発明におけるインナーフォーカス式マクロレンズは、防振機能を有することが可能である。防振レンズ群について、前記第1レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1aレンズ群と、負の屈折力を有する第1bレンズ群と、正の屈折力を有する第1cレンズ群とで構成され、第1bレンズ群が、光軸に対して略垂直方向に移動されることで、像を光軸に対して垂直方向に移動させ、防振レンズ群として機能する。
本発明のインナーフォーカス式マクロレンズは、防振機能を有する場合、次の条件式を満足することが望ましい。
(2)−1.5<f1b/f1c<−0.6
ただし、
f1b:前記第1bレンズ群の焦点距離
f1c:前記第1cレンズ群の焦点距離
条件式(2)は防振レンズ群である第1bレンズ群の焦点距離と、その後に配置される第1cレンズ群の焦点距離との比を規定したものである。
条件式(2)の下限値を越える場合、後述する防振係数が小さくなり、防振時に防振レンズ群が光軸に対して略垂直方向へ移動する移動量が増加するため、防振レンズ群周りのメカニカルパーツ等が大型化してしまう。条件式(2)の上限値を越える場合、防振レンズ群の屈折力が大きくなることで、特に防振時に発生する偏心コマ収差が発生しやすくなり、防振時のレンズ全系の収差補正が困難となる。
さらに、本発明のインナーフォーカス式マクロレンズは、前記第1レンズ群に1面以上の非球面を使用することが望ましい。特に、第1bレンズ群に非球面を使用することで防振時の軸外収差を補正し易くなり、偏心コマ収差の補正が容易となる。
第1レンズ群に1面以上の非球面を使用することで、特にコマ収差、非点収差、歪曲収差を補正し、レンズ径が大きくなる第1レンズ群のレンズ枚数を少なくし、レンズ全系を小型化できる。
さらに、第2レンズ群に非球面を使用することで、第2レンズ群の軸上収差、軸外収差を共に補正しやすくなる。特にフォーカシング時のコマ収差を抑えることでレンズ全系の良好な収差補正が可能となる。
さらに、第3レンズ群に非球面を使用することで、フォーカシング時の非点収差の補正が容易となる。このため第3レンズ群以降のレンズ群を像面に対して固定した状態でもフォーカシング時における像面湾曲の補正が容易となる。
防振時において、防振レンズ群が光軸方向に対して略垂直方向に移動する移動量は防振係数より求められる。防振係数は、防振レンズ群の移動量と像の変位量の比であって、詳しくは防振レンズ群から像面までの間にある全てのレンズ(防振レンズ群も含まれる。)の横倍率と、防振レンズ群より後のレンズ群から像面までの間にある全てのレンズ(防振レンズ群は含まれない。)の横倍率との差で表される。
以下、本発明の数値実施例1乃至数値実施例6について説明する。
各数値実施例において、全体諸元中のfは焦点距離、FnoはFナンバー、Yは光軸からの最大像高を表す。また、レンズ諸元中の第1列の番号は物体側からのレンズ面の面番号、第2列Rはレンズ面の曲率半径、第3列Dはレンズ面間隔、第4列ndはd線(波長λ=587.56mm)に対する屈折率、第5列νdはd線に対するアッベ数を表す。また、第2列の「絞り」は絞り面を表し、第3列のB.F.はバックフォーカスを表す。可変であるレンズ面間隔は、可変間隔でその各対応値を表す。図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差であり、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面を示す。
なお、以下の全ての諸元の値において、記載している焦点距離f、曲率半径R、レンズ面間隔D、その他の長さの単位は特記のない場合「mm」を使用するが、光学系では比例拡大と比例縮小とにおいても同等の光学性能が得られるので、長さの単位は「mm」に限られるものではない。
非球面データとして、面番号、非球面の形状を次式で表した場合の非球面係数、円錐係数を表す。
Figure 0005378880
なお、zは、レンズ面の頂点を基準として光軸からの高さyの位置における光軸方向への変位量、Kは、円錐係数、A4、A6、A8、A10、A12は非球面係数、rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)を示す。なお、「E−n」は「×10^(−n)」を示し、例えば、「1.234E−4」は「1.234×10^(−4)」を示す。防振時の横収差を示した図面において、防振レンズ群を光軸方向に対して略垂直方向に移動させる移動量は0.45mmである。
(数値実施例1)
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
(数値実施例2)
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
(数値実施例3)
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
(数値実施例4)
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
(数値実施例5)
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
(数値実施例6)
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
Figure 0005378880
S 開口絞り
I 像面
Gr1 第1レンズ群
Gr1a 第1aレンズ群
Gr1b 第1bレンズ群
Gr1c 第1cレンズ群
Gr2 第2レンズ群
Gr3 第3レンズ群
Gr4 第4レンズ群
C C線(波長λ=656.3nm)
d d線(波長λ=587.6nm)
g g線(波長λ=435.8nm)
Y 像高
ΔS サジタル像面
ΔM メジオナル像面

Claims (2)

  1. 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群とで構成され、
    最短撮影距離での撮影倍率を少なくとも絶対値で0.45倍より大きくすることが可能であり、
    無限遠物体から近距離物体へフォーカシングする際に、前記第1レンズ群及び前記第4レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群が像面側へ移動すると同時に前記第3レンズ群が物体側へ移動され、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1aレンズ群と、負の屈折力を有する第1bレンズ群と、正の屈折力を有する第1cレンズ群とで構成され、
    第1bレンズ群を光軸に対して略垂直方向に移動させることで、像を光軸に対して垂直方向に移動させることが可能であり、
    以下の条件式を満足することを特徴とするインナーフォーカス式マクロレンズ。
    (1)0.0<f3/f1<0.45
    (2)−1.5<f1b/f1c<−0.6
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
    f1b:前記第1bレンズ群の焦点距離
    f1c:前記第1cレンズ群の焦点距離
  2. 請求項1のインナーフォーカス式マクロレンズにおいて、
    前記第1レンズ群に非球面を使用したレンズを1枚以上含むことを特徴とする請求項1に記載のインナーフォーカス式マクロレンズ。
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