JP5353165B2 - 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 - Google Patents
電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5353165B2 JP5353165B2 JP2008253425A JP2008253425A JP5353165B2 JP 5353165 B2 JP5353165 B2 JP 5353165B2 JP 2008253425 A JP2008253425 A JP 2008253425A JP 2008253425 A JP2008253425 A JP 2008253425A JP 5353165 B2 JP5353165 B2 JP 5353165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- pixel
- electrophoretic
- common electrode
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、高低関係にある2つの電位を用いて、各画素電極の電位を切替えるとともに、共通電極の電位も上記2つの電位を切り替えることにより表示書き換えを行う「コモン振り駆動」に関する記載がある。
ステップST0において、隣接して配置された画素電極PX1、PX2、及び共通電極COMは、いずれもハイインピーダンス状態(電気的に切断された状態)である。ステップST1においてコモン振り駆動が開始されると、画素電極PX1にハイレベル電位、画素電極PX2にローレベル電位が入力され、共通電極COMには、ステップST1〜ST4ごとにハイレベル電位とローレベル電位とを交互に繰り返す矩形波状のパルスが入力される。
この駆動方法によれば、第2の画像表示ステップにおいて、第1の電位に保持された画素電極上に形成される電界の強度と、第2の電位に保持された画素電極上に形成される電界の強度とを概ね等しくすることができるので、異なる階調の画素の境界における表示のにじみを効果的に除去することができる。
このような駆動方法とすれば、第2の画像表示ステップにおいて、第1の電位に保持された画素電極上に形成される電界の強度と、第2の電位に保持された画素電極上に形成される電界の強度とをほぼ等しくすることができるので、異なる階調の画素の境界における表示のにじみをより確実に除去することができる。
本発明の駆動方法では、第2の画像表示ステップにおいて共通電極に入力する電位を変化させると、第2の画像表示ステップの実行後の表示のにじみの程度が変化する。そこで、この作用を利用し、共通電極に入力する電位により表示画像の輪郭幅を調整することも可能である。
このような駆動方法とすれば、電気泳動素子の記憶性を利用して表示画像を保持する場合に、リフレッシュステップによって表示画像のコントラストを維持しつつ表示を保持することができる。また、リフレッシュステップにおいて共通電極に前記第2の画像表示ステップと同一の電位を入力するので、コモン振り駆動によりリフレッシュ動作を行う場合のように表示のにじみを生じさせることがない。
この構成によれば、メモリ回路に画像信号を保持するため定期的なリフレッシュ動作が不要であり、省電力性に優れた電気泳動表示装置を実現することができる。
この構成によれば、第1及び第2の制御線の電位を制御することで、直接的に画素電極の電位を制御することができるので、表示画像の消去や反転を容易かつ少ない電力消費で実行できる電気泳動表示装置を実現できる。
この構成によれば、第2の画像表示ステップにおいて共通電極37に入力する電位を、画素スイッチング素子の選択信号の電位を生成する回路により生成できるため、生成電位の数を増やす必要が無い。したがって、電源回路の規模が大きくなるのを回避でき、製造性やコストの面で有利な構成となる。
この構成によれば、異なる階調の画素の境界領域が鮮明に表示され、表示品位に優れた表示手段を具備した電子機器を提供することができる。
なお、本実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、図面を見やすくするために実際の構成とは適宜異ならせて表示している。
図1(a)は、本実施形態に係る電気泳動表示装置100の概略構成図である。
電気泳動表示装置100は、複数の画素40がマトリクス状に配列された表示部5を備えている。表示部5の周辺には、走査線駆動回路61、データ線駆動回路62、コントローラ(制御部)63、及び共通電源変調回路64が配置されている。走査線駆動回路61、データ線駆動回路62、及び共通電源変調回路64は、それぞれコントローラ63と接続されている。コントローラ63は、上位装置から供給される画像データや同期信号に基づき、これらを総合的に制御する。
なお、本実施形態では、画素データ「0」を規定する場合にはローレベル(L)の画像信号を画素40に供給し、画素データ「1」を規定する場合はハイレベル(H)の画像信号を画素40に供給するものとする。
図1(b)に示すように、共通電源変調回路64には、共通電極配線55に供給する電位を選択する電位選択回路67が設けられている。電位選択回路67は、コントローラ63に設けられた電源回路65と接続されている。電位選択回路67は、コントローラ63から入力される制御信号により、電源回路65から供給される4種類の電位(0V、7.5V、15V、Hi−Z)をスイッチングし、共通電極配線55を選択した電位状態とする。
画素40には、選択トランジスタ(Thin Film Transistor)41(画素スイッチング素子)と、ラッチ回路(メモリ回路)70と、スイッチ回路80と、電気泳動素子32と、画素電極35と、共通電極37とが設けられている。画素40には、走査線66と、データ線68と、低電位電源線49と、高電位電源線50と、第1の制御線91と、第2の制御線92と、が接続されている。画素40は、ラッチ回路70により画像信号を電位として保持するSRAM(Static Random Access Memory)方式の構成である。
転送インバータ70tと帰還インバータ70fとは、互いの入力端子に他方の出力端子が接続されたループ構造を成しており、それぞれのインバータには、高電位電源端子PHを介して接続された高電位電源線50と、低電位電源端子PLを介して接続された低電位電源線49とから電源電圧が供給される。
第1のトランスミッションゲートTG1は、P−MOSトランジスタ81とN−MOSトランジスタ82とからなる。P−MOSトランジスタ81及びN−MOSトランジスタ82のソース端子は第1の制御線91に接続され、P−MOSトランジスタ81及びN−MOSトランジスタ82のドレイン端子は画素電極35に接続されている。また、P−MOSトランジスタ81のゲート端子は、ラッチ回路70のデータ入力端子N1に接続され、N−MOSトランジスタ82のゲート端子は、ラッチ回路70のデータ出力端子N2に接続されている。
一方、ラッチ回路70にハイレベル(H)の画像信号(画素データ「1」)が記憶され、データ出力端子N2からローレベル(L)の信号が出力された場合、第2のトランスミッションゲートTG2がオン状態となり、第2の制御線92を介して供給される電位S2が画素電極35に入力される。
素子基板30は、ガラスやプラスチック等からなる基板であり、画像表示面とは反対側に配置されるため透明なものでなくてもよい。画素電極35は、Cu(銅)箔上にニッケルメッキと金メッキとをこの順番で積層したものや、Al(アルミニウム)、ITO(インジウム・スズ酸化物)などにより形成された電気泳動素子32に電圧を印加する電極である。
対向基板31はガラスやプラスチック等からなる基板であり、画像表示側に配置されるため透明基板とされる。共通電極37は、画素電極35とともに電気泳動素子32に電圧を印加する電極であり、MgAg(マグネシウム銀)、ITO(インジウム・スズ酸化物)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)などから形成された透明電極である。
そして、電気泳動素子32と画素電極35とが、接着剤層33を介して接着されることで、素子基板30と対向基板31とが接合されている。
分散媒21は、白色粒子27と黒色粒子26とをマイクロカプセル20内に分散させる液体である。分散媒21としては、水、アルコール系溶媒(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブなど)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)、脂肪族炭化水素(ぺンタン、ヘキサン、オクタンなど)、脂環式炭化水素(シクロへキサン、メチルシクロへキサンなど)、芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、長鎖アルキル基を有するベンゼン類(キシレン、ヘキシルベンゼン、ヘブチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼンなど))、ハロゲン化炭化水素(塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなど)、カルボン酸塩などを例示することができ、その他の油類であってもよい。これらの物質は単独又は混合物として用いることができ、さらに界面活性剤などを配合してもよい。
これらの顔料には、必要に応じ、電解質、界面活性剤、金属石鹸、樹脂、ゴム、油、ワニス、コンパウンドなどの粒子からなる荷電制御剤、チタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤などを添加することができる。
また、黒色粒子26及び白色粒子27に代えて、例えば赤色、緑色、青色などの顔料を用いてもよい。かかる構成によれば、表示部5に赤色、緑色、青色などを表示することができる。
図4(a)に示す白表示の場合には、共通電極37が相対的に高電位、画素電極35が相対的に低電位に保持される。これにより、負に帯電した白色粒子27が共通電極37に引き寄せられる一方、正に帯電した黒色粒子26が画素電極35に引き寄せられる。その結果、表示面側となる共通電極37側からこの画素を見ると、白色(W)が認識される。
図4(b)に示す黒表示の場合、共通電極37が相対的に低電位、画素電極35が相対的に高電位に保持される。これにより、正に帯電した黒色粒子26が共通電極37に引き寄せられる一方、負に帯電した白色粒子27が画素電極35に引き寄せられる。その結果、共通電極37側からこの画素を見ると黒色(B)が認識される。
次に、図5から図8を参照して本実施形態の電気泳動表示装置の駆動方法について説明する。
図5は、電気泳動表示装置100の駆動方法を示すフローチャートである。図6は、図5のフローチャートに対応するタイミングチャートである。図7は、本実施形態の駆動方法の説明対象である隣接する2画素の電位状態を示す図である。図8は、本実施形態の駆動方法における作用説明図である。
図6には、走査線66の電位G、高電位電源線50の電位Vdd、低電位電源線49の電位Vss、データ線68aの電位Da、データ線68bの電位Db、画素電極35aの電位Va、画素電極35bの電位Vb、共通電極37の電位Vcom、第1の制御線91の電位S1、第2の制御線92の電位S2、が示されている。
なお、図7において、各符号の「A」「B」「a」「b」の添字は、説明の対象とした2つの画素40(40A、40B)と、それらに属する構成要素を明確に区別するために付したものであって他意はない。
本実施形態の場合、画像信号入力ステップST11では、高電位電源線50を介して供給される電位Vdd(画像信号入力用のハイレベル電位)が、後段の画像表示ステップST12における電位Vdd(画像表示用のハイレベル電位;例えば15V)よりも低い5V程度とされている。したがって、画像信号を書き込まれた画素40Aのラッチ回路70aのデータ出力端子N2aの電位は画像信号入力用のハイレベル電位(例えば5V)となる。なお、データ入力端子N1aの電位はローレベル(例えば0V)である。
そして、矩形波状のパルスが入力された共通電極37がローレベル電位VLである期間に、画素電極35aと共通電極37との電位差により電気泳動素子32が駆動される。すなわち、図8(b)に示すように、正に帯電した黒色粒子26が共通電極37側に引き寄せられ、負に帯電した白色粒子27が画素電極35a側に引き寄せられて、画素40Aが黒表示される。
そして、共通電極37がハイレベル電位VHである期間に、画素電極35bと共通電極37との間の電位差によって電気泳動素子32が駆動される。すなわち、図8(c)に示すように、負に帯電した白色粒子27が共通電極37側に引き寄せられ、正に帯電した黒色粒子26が画素電極35a側に引き寄せられて、画素40Bが白表示される。
なお、コモン振り駆動の周波数及び周期数は、電気泳動素子32の仕様及び特性に応じて適宜定めることが好ましい。
第2の画像表示ステップST22では、図6に示すように、共通電極37が一定電位に保持される。本実施形態の場合、共通電極37に、ハイレベル電位VH(例えば15V)とローレベル電位VL(例えば0V)との中間の電位である中間電位VM(例えば7.5V)が入力される。一方、画素電極35a、35bの電位状態は第1の画像表示ステップST21と同様であり、画素電極35aはハイレベル電位VH、画素電極35bはローレベル電位VLである。
したがって、第2の画像表示ステップST22では、黒表示される画素40Aと白表示される画素40Bとが同時に駆動される。
表示のにじみの程度は、第1の画像表示ステップST21において電気泳動素子32に作用する電界の強度や、画素40A、40Bの間隔、共通電極37に入力されるパルスの周期によって変化する。その一方で、これらのパラメータは表示品質に大きく影響するものである。
したがって、第1の画像表示ステップST21において良好な表示が得られるよう上記のパラメータを設定し、その結果として生じる表示のにじみを、第2の画像表示ステップST22において除去できるように上記電圧印加時間を設定するとよい。
なお、図示は省略したが、リフレッシュステップST15の直前には電源オンステップST10と同様の動作を実行するステップが設けられている。
以上の動作により、表示のコントラストを上昇させ、表示品質を回復させることができる。
一方、画像保持ステップST14において、ラッチ回路70a、70bを通電状態としておけば、ラッチ回路70a、70bの記憶内容を保持し続けることができる。この場合のリフレッシュステップST15では、第1及び第2の制御線91、92及び共通電極37に電位を入力するのみでリフレッシュ動作を行うことができる。
リフレッシュステップST15では、第1の画像表示ステップST21と同様のコモン振り駆動を採用することもできるが、コモン振り駆動を行うと、図8(b)、(c)に示したような表示のにじみが生じるおそれがある。これに対して本発明では、リフレッシュステップST15においても共通電極37に中間電位VMを入力し、黒表示の画素40Aと白表示の画素40Bとを同時に駆動してリフレッシュ動作を行っている。これにより、表示のにじみを生じさせることなく表示画像のコントラストを回復させることができる。
このような駆動方法とすれば、ハイレベル電位VHとローレベル電位VLとの中間の電位に近い電位を共通電極37に入力するため、第2の画像表示ステップST22における作用はほとんど変わらない。しかも、選択信号のハイレベル(H)に対応する電位は、電気泳動表示装置100の電源回路に予め用意されている電位であるため、第2の画像表示ステップST22で使用するための電位を新たに生成する必要が無く、電源回路を効率的に利用でき、製造性やコストの面でも有利な構成となる。
ただし、第2の画像表示ステップST22において、画素40Aに形成される電界の強度が、画素40Bに形成される電界の強度よりも大きくなるため、第2の画像表示ステップST22において黒表示のにじみ(はみ出し)を除去する作用が小さくなる。
そこで、中間電位VMとしては、ハイレベル電位VHとローレベル電位VLとの中間の電位に対して±30%以内の範囲の電位を設定することが好ましい。つまり、中間電位VMは、ハイレベル電位VHとローレベル電位VLとの電位差をΔVとしたときに、ハイレベル電位VHとローレベル電位VLとの中間の電位を中心として±0.3ΔVの範囲内に設定することが好ましい。このような範囲に設定することで、白黒の境界領域を鮮明に表示することができる。
このような駆動方法とすれば、表示画像に合わせた表示状態を得ることができ、高品位の表示が可能な電気泳動表示装置100となる。
例えば、画素40にスイッチ回路80が設けられておらず、ラッチ回路70のデータ出力端子N2に画素電極35が接続されている構成(5トランジスタ型)の電気泳動表示装置や、ラッチ回路70及びスイッチ回路80に代えて、キャパシタが設けられた構成(1トランジスタ1キャパシタ型)、あるいは、個々の画素電極35を駆動回路により直接駆動する構成(セグメント方式)の電気泳動表示装置に本願発明を採用してもよい。
次に、上記各実施形態の電気泳動表示装置100を、電子機器に適用した場合について説明する。
図9は、腕時計1000の正面図である。腕時計1000は、時計ケース1002と、時計ケース1002に連結された一対のバンド1003とを備えている。
時計ケース1002の正面には、上記実施形態の電気泳動表示装置100からなる表示部1005と、秒針1021と、分針1022と、時針1023とが設けられている。時計ケース1002の側面には、操作子としての竜頭1010と操作ボタン1011とが設けられている。竜頭1010は、ケース内部に設けられる巻真(図示は省略)に連結されており、巻真と一体となって多段階(例えば2段階)で押し引き自在、かつ、回転自在に設けられている。表示部1005では、背景となる画像、日付や時間などの文字列、あるいは秒針、分針、時針などを表示することができる。
なお、上記の電子機器は、本発明に係る電子機器を例示するものであって、本発明の技術範囲を限定するものではない。例えば、携帯電話、携帯用オーディオ機器などの電子機器の表示部にも、本発明に係る電気泳動表示装置は好適に用いることができる。
Claims (10)
- 一対の基板間に電気泳動粒子を含む電気泳動素子を挟持し、一方の前記基板の前記電気泳動素子側に複数の画素電極が形成されるとともに、他方の前記基板の前記電気泳動素子側には複数の前記画素電極と対向する共通電極が形成された電気泳動表示装置の駆動方法であって、
複数の前記画素電極に画像データに応じた第1の電位又は第2の電位を入力するとともに、前記共通電極に前記第1及び第2の電位を周期的に繰り返す信号を入力し、前記電気泳動素子を駆動して前記画像データに基づく画像を表示させる第1の画像表示ステップと、
複数の前記画素電極を前記電位に保持する一方、前記共通電極に前記第1の電位と前記第2の電位との間の電位を入力する第2の画像表示ステップと、
を有することを特徴とする電気泳動表示装置の駆動方法。 - 前記第2の画像表示ステップにおいて、
前記第1の電位と前記第2の電位との電位差をΔVとして、前記共通電極に、前記第1の電位と前記第2の電位との中間の電位を中心として±0.3ΔV以下の範囲内にある電位を入力することを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。 - 前記第2の画像表示ステップにおいて、
前記共通電極に、前記第1の電位と前記第2の電位との中間の電位を入力することを特徴とする請求項2に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。 - 前記第2の画像表示ステップにおいて、前記共通電極に入力する電位によって表示画像の輪郭幅を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第2の画像表示ステップの後に、
前記画素電極及び前記共通電極をハイインピーダンス状態に保持する画像保持ステップと、
前記画素電極及び前記共通電極に前記第2の画像表示ステップと同一の電位を入力する
リフレッシュステップと、
を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。 - 一対の基板間に電気泳動粒子を含む電気泳動素子を挟持し、一方の前記基板の前記電気泳動素子側に複数の画素電極が形成されるとともに、他方の前記基板の前記電気泳動素子側には複数の前記画素電極と対向する共通電極が形成された電気泳動表示装置であって、
画像表示動作に際して、複数の前記画素電極に画像データに応じた第1の電位又は第2の電位を入力するとともに、前記共通電極に前記第1及び第2の電位を周期的に繰り返す信号を入力し、前記電気泳動素子を駆動して前記画像データに基づく画像を表示させる第1の画像表示ステップと、複数の前記画素電極を前記電位に保持する一方、前記共通電極に前記第1の電位と前記第2の電位との間の電位を入力する第2の画像表示ステップと、を実行する制御部を備えていることを特徴とする電気泳動表示装置。 - 複数の画素からなる表示部を有し、
前記画素ごとに、前記画素電極と、画素スイッチング素子と、前記画素電極と前記画素スイッチング素子との間に接続されたメモリ回路と、が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の電気泳動表示装置。 - 前記画素ごとに設けられ、前記画素電極と前記メモリ回路との間に接続されたスイッチ回路と、
前記スイッチ回路に接続され、前記画素電極に電位を供給する第1及び第2の制御線と、
を有することを特徴とする請求項7に記載の電気泳動表示装置。 - 前記画素スイッチング素子がトランジスタであり、
前記第2の画像表示ステップにおいて前記共通電極に入力される前記電位が、前記トランジスタのゲート電極に入力される電位と同電位であることを特徴とする請求項7又は8に記載の電気泳動表示装置。 - 請求項6から9のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008253425A JP5353165B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008253425A JP5353165B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010085620A JP2010085620A (ja) | 2010-04-15 |
JP5353165B2 true JP5353165B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=42249648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008253425A Expired - Fee Related JP5353165B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5353165B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5494180B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置および電子機器 |
JP5488219B2 (ja) * | 2010-06-09 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電子機器 |
JP5527128B2 (ja) * | 2010-09-16 | 2014-06-18 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置用制御回路、電子機器 |
JP5273119B2 (ja) * | 2010-10-06 | 2013-08-28 | 株式会社デンソー | スイッチ装置 |
JP2012137575A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Hitachi Chem Co Ltd | 懸濁粒子装置,懸濁粒子装置を用いた調光装置及びそれらの駆動方法 |
JP5845614B2 (ja) * | 2011-04-15 | 2016-01-20 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置の制御方法、電気光学装置の制御装置、電気光学装置、及び電子機器 |
JP5768592B2 (ja) * | 2011-05-10 | 2015-08-26 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置の制御方法、電気光学装置の制御装置、電気光学装置、及び電子機器 |
JP5874379B2 (ja) * | 2011-12-20 | 2016-03-02 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電子機器及び電子時計 |
JP5751352B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-22 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置および電子機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4785300B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2011-10-05 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 電気泳動型表示装置、表示装置、及び電子機器 |
JP4903367B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2012-03-28 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置、その駆動方法及び記憶性表示装置 |
JP4269187B2 (ja) * | 2007-01-25 | 2009-05-27 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動装置、電気泳動装置の駆動方法、電子機器 |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008253425A patent/JP5353165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010085620A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5353165B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5169251B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電子機器 | |
JP5504567B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電子機器 | |
JP5287157B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5370087B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5262217B2 (ja) | 電圧選択回路、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP2009229832A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP2009175409A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP2011123216A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5304183B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5375007B2 (ja) | マトリクス装置の駆動回路、マトリクス装置、画像表示装置、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5359840B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5304324B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5499638B2 (ja) | 電気泳動表示装置とその駆動方法、及び電子機器 | |
JP2009169365A (ja) | 電気泳動表示装置及びその駆動方法並びに電子機器 | |
JP2009288685A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5286973B2 (ja) | 電気泳動表示装置とその駆動方法、及び電子機器 | |
JP2011095564A (ja) | 電気泳動表示装置とその駆動方法、及び電子機器 | |
JP5488219B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電子機器 | |
JP5262539B2 (ja) | 電気泳動表示装置及び電子機器 | |
JP2010224140A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP2010211048A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP2010211049A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 | |
JP5527128B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置用制御回路、電子機器 | |
JP5459617B2 (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110906 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |