JP5345448B2 - 小型車両 - Google Patents

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Description

この発明は、可変動弁機構等の油圧作動機構に対する油圧調整用のオイルコントロールバルブを備えた自動二輪車等の小型車両に関する。
従来、上記小型車両において、車両搭載状態で起立するシリンダの後方又はシリンダヘッドの後方にオイルコントロールバルブを配置したものがある(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2000−205038号公報 特開2005−330857号公報
ところで、上記従来の構成においては、オイルコントロールバルブがシリンダからの熱の影響を受け易い上に、バルブ自体が発する熱を冷却したい場合にも走行風による冷却性が期待できず、オイルコントロールバルブの冷却性能に改善の余地があった。
そこでこの発明は、エンジンの油圧作動機構に対するオイルコントロールバルブを備えた小型車両において、オイルコントロールバルブの冷却性を良好に確保することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両搭載状態で起立するシリンダ(例えば実施例のシリンダ本体30a)を有するエンジン(例えば実施例のエンジン1,1”)を搭載し、このエンジンの車両前方側に隣接してラジエータ(例えば実施例のラジエータ115)を配置した小型車両(例えば実施例の自動二輪車101,101’,101”)において、前記エンジンの油圧作動機構(例えば実施例の可変動弁機構5)に対する油圧調整用のオイルコントロールバルブ(例えば実施例のスプールバルブ81)を備え、該オイルコントロールバルブの軸線(例えば実施例の軸線C8)が前記シリンダの軸線(例えば実施例の軸線C2)と略平行になるように、前記オイルコントロールバルブを前記シリンダ又はシリンダヘッド(例えば実施例のシリンダヘッド2)の側方に配設すると共に、車両側面視で前記ラジエータの後方かつ該ラジエータの上下幅内に前記オイルコントロールバルブを配置したことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記オイルコントロールバルブは、前記シリンダ又はシリンダヘッドの側方であって前記ラジエータ寄りに配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記オイルコントロールバルブの少なくとも一部が、車両前面視で前記ラジエータの左右幅の外側に張り出すように配置されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ラジエータの側方から前記エンジンの側方に渡る部位を覆うカバー部材(例えば実施例のラジエータカバー121、カウリング122)を備え、前記カバー部材の内側に走行風通路(例えば実施例の走行風通路K1,K2)が形成されると共に、該カバー部材の内側に前記オイルコントロールバルブが配置されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記シリンダの側方を上下に延びて前記エンジンを支持するダウンフレーム(例えば実施例のダウンフレーム112)を備え、車両側面視で前記ダウンフレームとラジエータとの間に前記オイルコントロールバルブの少なくとも一部が配置されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、オイルコントロールバルブをエンジン上に起立するシリンダ又はシリンダヘッドの側方に配設することで、車両前方からの走行風がシリンダに邪魔されることなくオイルコントロールバルブに当たり易くなる。また、オイルコントロールバルブを車両側面視でラジエータの後方かつ該ラジエータの上下幅内に配置することで、通常走行風が通過し易い位置にオイルコントロールバルブを配置することができる。このように、オイルコントロールバルブを積極的に走行風に晒すことで、該オイルコントロールバルブの冷却性が高まり、シリンダからの熱やバルブ自体が発する熱の影響を抑えることができる。また、オイルコントロールバルブの軸線をシリンダの軸線に沿わせることで、オイルコントロールバルブのシリンダ外方への張り出しを抑え、オイルコントロールバルブの配置自由度を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、オイルコントロールバルブをラジエータに近付けて配置することで、該オイルコントロールバルブに走行風をより積極的に当て易く、オイルコントロールバルブの冷却性をより高めることができる。
請求項3に記載した発明によれば、オイルコントロールバルブの少なくとも一部をラジエータの左右幅外に張り出させることで、ラジエータの左右外側を流れる走行風をオイルコントロールバルブに当てることができ、オイルコントロールバルブの冷却性をより高めることができる。
請求項4に記載した発明によれば、走行風通路を形成するカバー部材の内側にオイルコントロールバルブを配置することで、カバー内側を流れる走行風にオイルコントロールバルブを晒すことができ、オイルコントロールバルブの冷却性をより高めることができる。
請求項5に記載した発明によれば、オイルコントロールバルブの駆動部等を車両側面視でダウンフレームとラジエータとの間に配置することで、当該位置に形成される空きスペースを利用してオイルコントロールバルブにおける嵩張り易い駆動部等をダウンフレームやラジエータを避けて配置することができ、オイルコントロールバルブ周辺の車幅を抑えて車体の小型化を図ることができる。
この発明の実施例における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車のエンジン周辺の右側面図である。 上記自動二輪車のエンジン周辺の前面図である。 図2のA−A断面図である。 上記エンジンの左側面図である。 上記エンジンの動弁機構の要部の平面図であり、(a)は低速側カムでの作動位置にある状態を、(b)は高速側カムでの作動位置にある状態をそれぞれ示す。 上記動弁機構を含む可変動弁装置の構成図である。 上記自動二輪車の車体フレームをヘッドパイプの軸方向に沿って見た上面図である。 前記動弁機構を作動させる油圧アクチュエータの斜視図である。 上記エンジンのシリンダ部周辺の右側面図である。 上記自動二輪車の右ダウンフレーム周りの前面図である。 上記シリンダ部周りの一部断面を含む前面図である。 この発明の第二実施例における自動二輪車のエンジン周辺の右側面図である。 図13のB−B断面図である。 この発明の第三実施例における自動二輪車のエンジン周辺の右側面図である。 図15のC−C断面図である。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(鞍乗り型車両、小型車両)101の前輪102は左右フロントフォーク103の下端部に軸支され、該左右フロントフォーク103を主とする前輪懸架系104は車体フレーム105前端のヘッドパイプ106に操向可能に枢支される。一方、自動二輪車101の後輪107はリヤスイングアーム108の後端部に軸支され、該リヤスイングアーム108の前端部は車体前後中間部で車体フレーム105の左右ピボットプレート109に上下揺動可能に枢支される。
ヘッドパイプ106からは左右一対のメインチューブ111が斜め後外側に向けて延び、左右メインチューブ111の前部下側からは左右一対のダウンフレーム(エンジンハンガー)112が下方に向けて延び、左右メインチューブ111の後端部からはシートフレーム113が後方に向けて延びる。シートフレーム113とリヤスイングアーム108の後部との間には左右一対のリヤクッションユニット114が介設される。左右ダウンフレーム112の下端部には自動二輪車101の原動機であるエンジン1の前端部が支持される。
図2を併せて参照し、エンジン1は、クランクシャフト10の回転中心軸線(クランク軸線)C1を車幅方向(左右方向)に沿わせた並列四気筒エンジンであり、そのクランクケース20の前部上方に前傾した(上部が前側に位置するように傾斜した)シリンダ部30を起立させた基本構成を有する。
この実施例において、左右ダウンフレーム112はシリンダ部30の側方を通過し、その下端部をクランクケース20の前端部に連結してこれを支持する。シリンダ部30とその前方の前輪102及び左右フロントフォーク103との間には、エンジン冷却用のラジエータ115が配設される。
左右メインチューブ111の後端部からは左右ピボットプレート109が下方に延び、該左右ピボットプレート109の上下にエンジン1の後端部が固定的に支持されると共に、左右ピボットプレート109の上下中間部に前記リヤスイングアーム108の前端部が上下揺動可能に支持される。
ここで、自動二輪車101は、車体カバー等を有さずにエンジン1や車体フレーム105等の車体構成部品の多くをむき出しにした所謂ネイキッドタイプの車両である。
図1〜4を参照し、前記ラジエータ115は、車両前面視で横長の長方形状をなす板状のもので、上面視で後方に凸の湾曲状をなすラジエータコア116を有し、該ラジエータコア116の左右には冷却水用の流入側タンク117及び流出側タンク118がそれぞれ設けられる。ラジエータコア116の後面側かつ左側にはラジエータファン119が配設される。なお、ラジエータ115(ラジエータコア116)がラウンド式ではない平板状のものであってもよい。
以下、図5〜7を参照して上記エンジン1の構成について説明する。
エンジン1のシリンダ部30は、クランクケース20上に一体形成される(又は別体をなして固設される)シリンダ本体30aと、該シリンダ本体30a上に取り付けられるシリンダヘッド2と、該シリンダヘッド2上に取り付けられるヘッドカバー3とを主になる。シリンダヘッド2及びヘッドカバー3が形成する動弁室4内には、吸排気バルブ6,7駆動用の動弁機構5が収容される。
なお、図中符号8,9はシリンダヘッド2の前後に形成される吸排気ポートを、符号11,12は吸気側及び排気側カムシャフトをそれぞれ示す。吸排気ポート8,9はそれぞれ一気筒毎に一対の燃焼室側開口を形成し、該各燃焼室側開口がそれぞれ一対の吸排気バルブ6,7により開閉される。すなわち、エンジン1は気筒毎にそれぞれ左右一対の吸排気バルブ6,7を有する四バルブ式とされる。
シリンダ本体30a内にはクランク軸線C1に沿って並んだ各気筒に対応するピストン40が往復動可能に嵌装され、該各ピストン40の往復動がコンロッド40aを介してクランクシャフト10の回転動に変換される。シリンダ部30の後部にはスロットルボディ48が接続され、シリンダ部30の前部には排気管49が接続される。なお、図中線C2はシリンダ部30の起立方向に沿うシリンダ中心軸線(シリンダ軸線)を示す。
クランクケース20後方にはミッションケース20aが一体に連なり、該ミッションケース20a内にはトランスミッション(変速機)29が収容されると共に、ミッションケース20aの右側部内にはクラッチ28が収容され、これらクラッチ28及びトランスミッション29を介して、クランクシャフト10の回転動力がエンジン外部に出力される。
一気筒分の左右一対の吸気バルブ6は、気筒毎に設けられた吸気側ロッカーアーム13を介して吸気側カムシャフト11のカム11Aに押圧されて開閉作動する。同様に、一気筒分の左右一対の排気バルブ7は、気筒毎に設けられた排気側ロッカーアーム17を介して排気側カムシャフト12のカム12Aに押圧されて開閉作動する。
吸気側ロッカーアーム13は、吸気バルブ6のステム先端部の後方に配置された吸気側ロッカーアームシャフト14に、その軸回りに揺動可能かつ軸方向にスライド移動可能に支持される。同様に、排気側ロッカーアーム17は、排気バルブ7のステム先端部の前方に配置された排気側ロッカーアームシャフト18に、その軸回りに揺動可能かつ軸方向にスライド移動可能に支持される。
そして、エンジン1の運転時には、各カムシャフト11,12がクランクシャフト10と連係して回転駆動し、各カム11A,12Aの外周パターンに応じて各ロッカーアーム13,17を適宜揺動させる。これにより、各ロッカーアーム13,17が吸排気バルブ6,7をそれぞれ押圧し、該吸排気バルブ6,7を適宜往復動させて吸排気ポート8,9の燃焼室側開口を開閉させる。
ここで、前記動弁機構5は、各バルブ6,7のバルブ開閉タイミングやリフト量を変化可能な可変動弁機構として構成される。動弁機構5は、例えばエンジン回転数が9000rpm(Revolutions Per Minute)未満の低速回転域では各カムシャフト11,12における低速回転用のカムを用いて各バルブ6,7を開閉作動させると共に、エンジン回転数が9000rpm以上の高速回転域では各カムシャフト11,12における高速回転用のカムを用いて各バルブ6,7を開閉作動させる。
以下、図6を参照し、動弁機構5における一気筒分の吸気側を例に説明するが、他の気筒の吸気側及び各気筒の排気側も同様の構成を有するものとする。
前記カムシャフト11のカム11Aは、前記低速回転域用の左右第一カム15a,16a、及び高速回転域用の左右第二カム15b,16bからなる。すなわち、カムシャフト11は、一気筒当たりに左右第一カム15a,16a及び左右第二カム15b,16bの計四つのカムを有する。
ロッカーアーム13は、エンジン1の運転停止時及び低速回転域での運転時にはロッカーアームシャフト14の軸線C5に沿う方向(軸C5方向)で左方への移動限界位置にあり(図6(a)参照)、この状態において、ロッカーアーム13の左右カム摺接部13cは、それぞれ左右第一カム15a,16aの下方においてその外周面(カム面)に摺接可能な位置に配置され、左右バルブ押圧部13dは、その右側部で左右吸気バルブ6のステム先端部を押圧可能な位置に配置される。このとき、ロッカーアーム13が左右第一カム15a,16aにより揺動して吸気バルブ6を開閉作動させる。
一方、ロッカーアーム13は、エンジン1の高速回転域での運転時には前記軸C5方向で右方への移動限界位置にあり(図6(b)参照)、この状態において、ロッカーアーム13の左右カム摺接部13cは、それぞれ左右第二カム15b,16bの下方においてその外周面(カム面)に摺接可能な位置に配置され、左右バルブ押圧部13dは、その左側部で左右吸気バルブ6のステム先端部を押圧可能な位置に配置される。このとき、ロッカーアーム13が左右第二カム15b,16bにより揺動して吸気バルブ6を開閉作動させる。
図1〜4及び図7を参照し、ロッカーアーム13の軸方向移動(カムの切り替え)は、不図示のロッカーアーム移動機構及びロッカーアーム移動規制機構、並びにシリンダヘッド2の右側部に配置された例えば油圧式のアクチュエータ65の協働により行われる。すなわち、前記移動規制機構によりロッカーアーム13の前記軸C5方向での移動を規制した状態で、ロッカーアームシャフト14を軸C5方向で移動させ、前記移動機構にロッカーアーム13の移動に必要な力を蓄えた後、ロッカーアーム13の移動規制を解除し、該ロッカーアーム13を軸C5方向で移動させることで、その作動に用いるカムを切り替えるのである。
なお、図7中符号72〜77はそれぞれオイルポンプ、リリーフバルブ、オイルフィルタ、メインオイルギャラリー、油圧センサ、及び油温センサを、符号79はオイルギャラリー75からアクチュエータ65手前のスプールバルブ(オイルコントロールバルブ)81に向けて延びるオイル通路を、符号82はスプールバルブ81からアクチュエータ65の油圧シリンダ66両側の各油室83a,83bに向けて延びる一対の連結油路を、符号84はスプールバルブ81からオイルパン71への戻り油路をそれぞれ示す。
スプールバルブ81は、エンジン1全体の運転を制御するECU78により作動制御され、車両の状態(車速、エンジン回転数(Ne)、ギヤポジション等)に応じて各バルブ6,7の開閉作動に用いるカムを切り替えるべく油圧経路を切り替える。ECU78には、車速センサ91からの車速情報、スロットルセンサ92からのスロットル開度情報、クランクセンサ93からのクランク回転数(エンジン回転数)情報、及びニュートラルセンサ94又はクラッチセンサ95からのニュートラル情報等が入力される。
図9〜12を併せて参照し、油圧アクチュエータ65は、有底円筒状の前記油圧シリンダ66と、該油圧シリンダ66内に同軸かつストローク可能に収容されるプランジャ67と、油圧シリンダ66の開口側を閉塞する板状のカバー66aと、該カバー66aの一側に一体的に設けられる前記スプールバルブ81とを有してなる。
カバー66aの外周部は、油圧シリンダ66の開口側に形成されたフランジと共にシリンダヘッド2の右側部にボルト締結等により固定される。これにより、油圧シリンダ66の大部分がシリンダヘッド2内に入り込み、もって油圧シリンダ66のシリンダヘッド2外側(エンジン外側)への突出が抑えられる。
油圧シリンダ66は、その軸中心(軸線C7)がエンジン側面視でシリンダ軸線C2に近接するように配置される。一方、スプールバルブ81は上下に延びる円筒状の外観をなし、その軸中心(軸線C8)が油圧シリンダ66の軸線C7と直交するように、かつ軸線C8がシリンダ軸線C2と平行をなすように配置される。
スプールバルブ81の下部を構成するケーシング81aはカバー66aの一側に一体形成され、このケーシング81a内に油圧経路を切り替える前記プランジャ67がストローク可能に収容される。スプールバルブ81の上部は、油圧経路を切り替えるべくプランジャ67をストロークさせるソレノイド81bで構成される。このソレノイド81bは、前記軸線C8を共有して上下に延びる円筒状の外観を有している。
なお、図10,12中符号51は各カムシャフト11,12の左端部に設けられるカムドリブンスプロケットを、符号52はクランクシャフト10の左側部に設けられるカムドライブスプロケットを、符号53は各スプロケット51,52に巻き掛けられる無端状のカムチェーンを、符号54はシリンダ部30の右側部内に設けられるカムチェーン室を、符号55はカムチェーン53の張り側に前方(外周側)から摺接するカムチェーンガイドを、符号56はカムチェーン53の弛み側に後方(外周側)から摺接するカムチェーンテンショナをそれぞれ示す。
油圧シリンダ66は、その軸方向(軸中心、軸線C7)がエンジン搭載状態において略水平(クランク軸線C1と平行)となるように配置される。この油圧シリンダ66が、各ロッカーアームシャフト14,18と軸方向を平行にし、かつ各ロッカーアームシャフト14,18間においてカムチェーン室54を横断するように配置される。油圧シリンダ66内のプランジャ67の両側面からは前後一対の操作子68が延出し、これら各操作子68が各ロッカーアームシャフト14,18の右端部にそれぞれ係合する。これにより、前記プランジャ67のストロークに伴い各ロッカーアームシャフト14,18を軸C5方向で同時に移動可能である。
スプールバルブ81は、その軸方向(軸中心、軸線C8)がエンジン搭載状態において前傾姿勢となるように(シリンダ軸線C2と平行をなすように、又は油圧シリンダ66の軸方向と直交するように)配置される。スプールバルブ81は、エンジン側面視(車両側面視、油圧シリンダ66の軸方向視)において、油圧シリンダ66の前方かつ該油圧シリンダ66を避けるように配置されることで、シリンダヘッド2外側(エンジン外側)への突出を抑えている。
前記オイルポンプ72からの油圧は、リリーフバルブ73及びオイルフィルタ74を介してオイルギャラリー75に供給される。オイルギャラリー75は、クランクシャフト10のほぼ真下において気筒配列方向(車幅方向)に沿って延び(すなわちクランクシャフト10と平行に延び)、各気筒のクランク軸受け等に適宜エンジンオイルを供給可能である。
オイルギャラリー75の右端部にはオイル供給孔75aが設けられ、該オイル供給孔75aから油圧アクチュエータ65のスプールバルブ81に向けて前記オイル通路79が延出する。スプールバルブ81は、オイル通路79からの油圧を二つの連結油路82を介して油圧シリンダ66両側の各油室83a,83bに選択的に供給可能とする。このスプールバルブ81を介して各油室83a,83bの一方にオイルポンプ72からの油圧を供給することで、プランジャ67がストロークして各ロッカーアームシャフト14,18を軸C5方向で移動可能である。
上記各ロッカーアームシャフト14,18の軸方向移動により、各ロッカーアームシャフト14,18が前記左右の移動限界位置の一方から他方へ移動し、第一及び第二ロッカーアーム移動機構21,22の何れかにロッカーアーム13を前記各作動位置の一方から他方へスライド移動させるだけの力を生じさせる。
以下、図1〜4及び図8を参照し、上記車体フレーム105の構成について説明する。
ヘッドパイプ106は上部が後方に位置するように傾斜した円筒状をなし、その軸線と略直交する後下がりの傾斜平面Sに沿うように左右メインチューブ111が斜め下後方へ延出する。左右メインチューブ111は、前記傾斜平面Sと直交する上面視(図8に示す矢視)で、ヘッドパイプ106の後部両側から斜め後外側に向けて互いに分岐するように延び、その長手方向中間部で斜め後内側に向けて緩やかに湾曲した後、互いに略平行に配された左右ピボットプレート109の上端部前側に接続される。なお、図中符号CLは車体左右中心線を、符号Kは左右メインチューブ111の延出方向に沿って湾曲する曲線をそれぞれ示す。
左右メインチューブ111は、前記傾斜平面Sと略直交する縦方向の幅が傾斜平面Sと略平行な横方向の幅よりも大きい縦長の中空長方形状の断面を有して曲線Kに沿って延びる。左右メインチューブ111におけるヘッドパイプ106からピボットプレート109に至るまで側面視直線状に延びる部位(以下、フレーム本体111aとする)は、その前半部分の縦方向幅がヘッドパイプ106の軸方向長さと略同一であるのに対し、その後半部分の縦方向幅が比較的小さくなるように設けられる。
左右フレーム本体111aの前半部下側からは、側面視で先細りをなす前記ダウンフレーム112が下方に向かって延びる。左右ダウンフレーム112は車体外側面に概ね沿う帯状のもので、該左右ダウンフレーム112の先端部(下端部)にエンジン1の前端部(図ではクランクケース20の前端部)が連結、支持される。フレーム本体111aの前部下側とダウンフレーム112の上部とに跨る部位には、これらを車幅方向で貫通する側面視三角形状の開口112aが形成される。
左右ダウンフレーム112の下部は、シリンダ部30の左右側面に沿うように(左右方向と略直交するように)設けられ、これらの内の右側のダウンフレーム112の左右内側(車幅方向内側)に位置するように、前記油圧アクチュエータ65が配設される。右ダウンフレーム112は、左ダウンフレーム112に対してやや左右外側(車幅方向外側)に変位して設けられ、該右ダウンフレーム112とシリンダ部30右側面との間に、油圧アクチュエータ65のシリンダ部30外側への突出部分が配設される。
ここで、図1〜4を参照し、前記スプールバルブ81は、その軸線C8を前記シリンダ軸線C2と平行にした状態で、前記シリンダヘッド2の側方であって前記ラジエータ115寄り(前側)となる部位に配設される。また、スプールバルブ81は、車両側面視(エンジン側面視)で前記ラジエータ115の後方であって、かつ該ラジエータ115の上下幅内に位置するように配置される。
さらに、スプールバルブ81は、その軸線C8が車両前面視でラジエータ115の外側縁とほぼ重なるように配置され(図3参照)、円筒状の外観をなすスプールバルブ81の外側部(軸線C8よりも外側の部位)を車両前面視でラジエータ115の外側縁よりも外側に張り出させている。油圧アクチュエータ65は、車両側面視で概ねスプールバルブ81を除く部位がダウンフレーム112の左右内側に重なるように設けられている。
さらにまた、車両側面視で前記ダウンフレーム112の前方かつラジエータ115の後方となる部位には、前記スプールバルブ81の少なくともソレノイド81bが配置されている。すなわち、スプールバルブ81における車外側に嵩張り易いソレノイド81b近傍の部位が、車両側面視でダウンフレーム112及びラジエータ115間のスペースに配置されるのである。
以上説明したように、上記実施例における自動二輪車101は、車両搭載状態で起立するシリンダ部30を有するエンジン1を搭載し、このエンジン1の車両前方側に隣接してラジエータ115を配置したものにおいて、前記エンジン1の可変動弁機構5に対する油圧制御用のスプールバルブ81を備え、該スプールバルブ81の軸線C8が前記シリンダ部30の軸線C2と略平行になるように、前記スプールバルブ81を前記シリンダ部30(シリンダヘッド2)の側方に配設すると共に、車両側面視で前記ラジエータ115の後方かつ該ラジエータ115の上下幅内に前記スプールバルブ81を配置したものである。
この構成によれば、スプールバルブ81をエンジン上に起立するシリンダ部30(シリンダヘッド2)の側方に配設することで、車両前方からの走行風がシリンダ部30に邪魔されることなくスプールバルブ81に当たり易くなる。また、スプールバルブ81を車両側面視でラジエータ115の後方かつ該ラジエータ115の上下幅内に配置することで、通常走行風が通過し易い位置にスプールバルブ81を配置することができる。このように、スプールバルブ81を積極的に走行風に晒すことで、該スプールバルブ81の冷却性が高まり、シリンダ部30からの熱やバルブ自体が発する熱の影響を抑えることができる。また、スプールバルブ81の軸線C8をシリンダ部30の軸線C2に沿わせることで、スプールバルブ81のシリンダ部30外方への張り出しを抑え、スプールバルブ81の配置自由度を高めることができる。
また、上記自動二輪車101は、前記スプールバルブ81が、前記シリンダ部30(シリンダヘッド2)の側方であって前記ラジエータ115寄りに配置されることで、スプールバルブ81をラジエータ115に近付けて配置することとなり、該スプールバルブ81に走行風をより積極的に当て易く、スプールバルブ81の冷却性をより高めることができる。
また、上記自動二輪車101は、前記スプールバルブ81の少なくとも一部(外側部)が、車両前面視で前記ラジエータ115の左右幅の外側に張り出すように配置されることで、ラジエータ115の左右外側を流れる走行風をもスプールバルブ81に当てることができ、スプールバルブ81の冷却性をより高めることができる。
また、上記自動二輪車101は、前記シリンダ部30の側方を上下に延びて前記エンジン1を支持するダウンフレーム112を備え、車両側面視で前記ダウンフレーム112とラジエータ115との間に前記スプールバルブ81の少なくとも一部(ソレノイド81b)が配置されることで、車両側面視でダウンフレーム112とラジエータ115との間に形成される空きスペースを利用して、スプールバルブ81における嵩張り易いソレノイド81b等をダウンフレーム112やラジエータ115を避けて配置することができ、スプールバルブ81周辺の車幅を抑えて車体の小型化を図ることができる。
次に、この発明の第二実施例について図13,14を参照して説明する。
この実施例の自動二輪車101’は、前記第一実施例のものに対して、前記ラジエータ115の側方からエンジン1(シリンダヘッド2)の側方に渡る部位を覆うラジエータカバー121を備え、該ラジエータカバー121の車幅方向内側に前記スプールバルブ81が配置される点を主に異なるもので、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
ラジエータカバー121は、車両側面視でやや前傾する台形状をなすもので、ラジエータ115に沿うように前傾する前縁部121cと、該前縁部121cの上下端から後上がりに傾斜する上下縁部121d,121eと、メインチューブ111の下縁に沿うように前上がりに傾斜する後縁部121fとを有する。
ラジエータカバー121の前縁部121cには、車両前方に開口する空気導入口121aが設けられ、この空気導入口121aからラジエータカバー121の車幅方向内側(カバー内側)に導入された走行風(図中矢印W2参照)が、ラジエータ115の外側を通過してカバー内側に形成された走行風通路K1を流れる。また、ラジエータコア116を通過した走行風(図中矢印W1参照)も走行風通路K1内を流れ、該走行風通路K1内の走行風がラジエータカバー121の側面に上下二段に形成された空気導出口121bからラジエータカバー121の車幅方向外側(カバー外側)かつ車両後方へ排出される(図中矢印W3参照)。
空気導出口121bからは、走行負圧によりカバー内側の走行風が良好に導出され、もってラジエータ115を通過する走行風量も増加してエンジン冷却性能を向上させる。そして、このラジエータカバー121の車幅方向内側にスプールバルブ81を配置することで、該スプールバルブ81が走行風に良好に晒されると共に、スプールバルブ81への各種外乱からの影響が抑えられる。なお、自動二輪車101’は、前記自動二輪車101に対し、前記開口112aを無くした車体フレーム105’を有する点でも異なる。
以上説明したように、上記実施例における自動二輪車101’は、前記ラジエータ115の側方から前記エンジン1の側方に渡る部位を覆うラジエータカバー121を備え、前記ラジエータカバー121の内側に走行風通路K1が形成されると共に、該ラジエータカバー121の内側に前記スプールバルブ81が配置されることで、カバー内側を流れる走行風にスプールバルブ81を晒すことができ、スプールバルブ81の冷却性をより高めることができる。
次に、この発明の第三実施例について図15,16を参照して説明する。
この実施例の自動二輪車101”は、前記第一実施例のものに対して、車体前部を覆うカウリング122を備え、該カウリング122の車幅方向内側に前記スプールバルブ81が配置される点を主に異なるもので、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
カウリング122は、その上下中間部の側部(以下、カウル側部122aという)において、前記ラジエータ115の側方からエンジン1”(シリンダヘッド2)の側方に渡る部位を覆っており、該カウル側部122aの車幅方向内側に前記スプールバルブ81が配置される。
カウル側部122aは、その前縁部でラジエータ115の側縁部(各タンク117,118)を前方から覆っており、このカウル側部122aの車幅方向内側には、ラジエータ115を通過した走行風(図中矢印W1参照)を流す走行風通路K2が形成される。この走行風通路K2を流れた走行風は、カウル側部122aの後端縁からカウル外側かつ車両後方へ排出される(図中矢印W3参照)。
なお、自動二輪車101”は、前記自動二輪車101がクランク軸及び一対のミッション軸を平面状に配置したエンジン1を搭載し、かつダウンフレーム112をクランクケース20の前端部に連結した車体フレーム105を備えるのに対し、クランク軸及び一対のミッション軸を側面視三角形状に配置したエンジン1”を搭載し、かつ前記開口112aを無くすと共にダウンフレーム112をシリンダ部30の前端部に連結した車体フレーム105”を備える点でも異なる。
以上説明したように、上記実施例における自動二輪車101”においても、前記ラジエータ115の側方から前記エンジン1”の側方に渡る部位を覆うカウル側部122a(カウリング122)を備え、前記カウル側部122aの内側に走行風通路K2が形成されると共に、該カウル側部122aの内側に前記スプールバルブ81が配置されることで、上記第二実施例と同様の作用効果を得ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、スプールバルブ81(オイルコントロールバルブ)はシリンダ部30の側方であればシリンダ本体30aやヘッドカバー3の側方に配置してもよい。
エンジン1,1”が備える油圧作動機構は、可変動弁機構5に限らず、オートクラッチ機構や自動変速機構等であってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車に限らず三輪(前一輪、後二輪の他に前二輪、後一輪を含む)又は四輪の小型車両(鞍乗り型車両)さらにはスクータ型車両にも適用可能であることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1,1” エンジン
2 シリンダヘッド
3 ヘッドカバー
5 可変動弁機構(油圧作動機構)
30 シリンダ部
30a シリンダ本体(シリンダ)
C2 軸線
81 スプールバルブ(オイルコントロールバルブ)
C8 軸線
101,101’,101” 自動二輪車(小型車両)
112 ダウンフレーム
121 ラジエータカバー(カバー部材)
122 カウリング(カバー部材)
K1,K2 走行風通路

Claims (5)

  1. 車両搭載状態で起立するシリンダを有するエンジンを搭載し、このエンジンの車両前方側に隣接してラジエータを配置した小型車両において、
    前記エンジンの油圧作動機構に対する油圧調整用のオイルコントロールバルブを備え、該オイルコントロールバルブの軸線が前記シリンダの軸線と略平行になるように、前記オイルコントロールバルブを前記シリンダ又はシリンダヘッドの側方に配設すると共に、
    車両側面視で前記ラジエータの後方かつ該ラジエータの上下幅内に前記オイルコントロールバルブを配置したことを特徴とする小型車両。
  2. 前記オイルコントロールバルブは、前記シリンダ又はシリンダヘッドの側方であって前記ラジエータ寄りに配置されることを特徴とする請求項1に記載の小型車両。
  3. 前記オイルコントロールバルブの少なくとも一部が、車両前面視で前記ラジエータの左右幅の外側に張り出すように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の小型車両。
  4. 前記ラジエータの側方から前記エンジンの側方に渡る部位を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材の内側に走行風通路が形成されると共に、該カバー部材の内側に前記オイルコントロールバルブが配置されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の小型車両。
  5. 前記シリンダの側方を上下に延びて前記エンジンを支持するダウンフレームを備え、
    車両側面視で前記ダウンフレームとラジエータとの間に前記オイルコントロールバルブの少なくとも一部が配置されることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の小型車両。

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