JP5340970B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料(ベーパ)を吸着するキャニスタと、燃料タンク内から蒸発燃料をキャニスタへ導くベーパ通路と、キャニスタ内に吸着されている蒸発燃料を燃料タンク内へ回収する回収通路と、前記燃料タンク内に設けられた燃料ポンプから吐出される燃料の一部を利用して負圧を発生させるアスピレータとを備え、当該アスピレータによる負圧によって、キャニスタ内に吸着されている蒸発燃料を回収通路を通して燃料タンク内に回収する蒸発燃料処理装置に関する。
この種の蒸発燃料処理装置として、下記特許文献1がある。特許文献1の蒸発燃料処理装置では、燃料ポンプから内燃機関(エンジン)へ供給する燃圧を調整するプレッシャレギュレータから分岐したリリーフ通路上に、アスピレータが設けられている。したがって、当該アスピレータには、プレッシャレギュレータからの余剰燃料が導入される。ここで、特許文献1にはアスピレータの具体的な機構は記載されていないが、一般的なアスピレータであれば、燃料ポンプから吐出された燃料の一部が導入される導入ポートと、導入ボートから導入された燃料を噴射するノズル部と、該ノズル部からの燃料噴射に伴い前記蒸発燃料が吸引される吸引ポートと、ノズル部から噴射された燃料と吸引された蒸発燃料とが混合排出されるディフューザ部とを備える。そして、アスピレータによる負圧の程度(吸引能力)は、アスピレータへの燃料導入量すなわちノズル部からの燃料噴射量に依存するが、特許文献1のアスピレータは、ノズル部からの燃料噴射量を調節する調節手段を有しない。
特開2002−235608号公報
ところで、この種の蒸発燃料処理装置は自動車等の車両に搭載されるが、自動車にはノーマルタイプ、スポーツタイプ、多目的タイプなどの型種や、排気量などが異なる種々の車種がある。これらの車両では、それぞれエンジンにおける燃料要求量などのシステム要求が異なる。したがって、燃料ポンプから吐出される燃料の一部を利用するアスピレータも、それぞれのシステム要求に応じた燃料噴射量に設定する必要がある。しかし、特許文献1のアスピレータは、ノズル部からの燃料噴射量を調節する調節手段を有しない。これでは、各種車両のシステム要求に応じてノズル部からの燃料噴射量の異なるアスピレータを多数種用意しなければならず、生産性や汎用性に劣る。
また、アスピレータによる吸引能力は、燃料の蒸気圧特性によっても変動する。例えばアスピレータの吸引能力は、燃料温度の上昇に伴い低下する傾向がある。したがって、特許文献1のようにアスピレータの吸引能力を調節する手段を有しなければ、燃料が比較的高温となった場合に、蒸発燃料を十分に回収できなくなるおそれがある。しかも、燃料の蒸気圧特性は燃料の種類によって異なるので、使用する燃料の種類に応じたアスピレータを用意する必要もある。
さらに、アスピレータは燃料ポンプから吐出された燃料の一部を利用するものなので、エンジン稼動中は必ずアスピレータも機能し続ける。このとき、エンジンへの最大燃料供給量は、アスピレータへの燃料導入量分低下することになる。したがって、特許文献1のようにノズル部からの燃料噴射量を調節する調節手段を有しなければ、アクセルを大きく踏み込んでエンジンにおいて多量の燃料が要求される場合に、エンジンへの燃料供給量が不足するおそれもある。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであって、各種車両への汎用性があり、燃料温度や内燃機関の燃料要求量等に応じてノズル部からの燃料噴射量を調節可能なアスピレータを備える蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンク内から蒸発燃料を前記キャニスタへ導くベーパ通路と、前記キャニスタ内に吸着されている蒸発燃料を前記燃料タンク内へ回収する回収通路と、前記燃料タンク内に設けられた燃料ポンプから吐出される燃料の一部を利用して負圧を発生させるアスピレータとを備え、前記アスピレータによる負圧によって、前記キャニスタ内に吸着されている蒸発燃料を前記回収通路を通して前記燃料タンク内に回収する蒸発燃料処理装置である。前記アスピレータは、前記燃料ポンプから吐出された燃料が導入される導入ポートと、前記導入ボートから導入された燃料を噴射するノズル部と、該ノズル部からの燃料噴射に伴い前記蒸発燃料が吸引される吸引ポートと、前記ノズル部から噴射された燃料と前記吸引された蒸発燃料とが混合排出されるディフューザ部とを備える。そのうえで、前記アスピレータ内には、該アスピレータの軸方向に進退可能に配され、その進退位置に応じて前記ノズル部からの燃料噴射量を調節可能なニードル弁が配設されていることを特徴とする。
これによれば、前記ニードル弁を進退移動させることで前記ノズル部の開弁量を調節して、前記ノズル部からの燃料噴射量(アスピレータへの燃料導入量)延いてはアスピレータによる吸引能力を調節できる。したがって、排気量やタイプの異なる各種車両に特有のシステム要求に応じて前記ノズル部からの燃料噴射量を調節できるので、各種車両に応じた多数種のアスピレータを用意する必要はなく汎用性が高い。例えば、排気量が比較的多い車両に適用する場合は、前記ニードル弁によって前記ノズル部の開弁量を絞り、前記ノズル部からの燃料噴射量をある程度低く設定することができる。逆に、排気量が比較的少ない車両に適用する場合は、前記ニードル弁によって前記ノズル部の開弁量を大きくし、前記ノズル部からの燃料噴射量をある程度高く設定することができる。また、使用する燃料の種類に特有の蒸気圧特性に応じて、前記ノズル部からの燃料噴射量を調節することもできる。
また、燃料温度やエンジン負荷等に応じて、随時ノズル部からの燃料噴射量を調節することもできる。これにより、安定した吸引能力を確保することができる。例えば、燃料温度が高くなるにつれて前記ノズル部からの燃料噴射量を多くし、燃料温度が低くなるほど前記ノズル部からの燃料噴射量を少なくするように調節することができる。また、エンジン負荷に応じて燃料噴射量を調節可能であれば、アクセルを大きく踏み込んだ場合などエンジンにおいて多量の燃料が要求されるような場合でも、前記ノズル部からの燃料噴射量すなわち前記アスピレータへの燃料導入量を調節可能であれば、エンジンへの燃料供給量不足を回避することができる。
このように、前記ニードル弁によって前記ノズル部からの燃料噴射量を調節する手段としては、大きく分けて次の二つの手段を採用できる。第一に、前記ニードル弁の基端を、前記アスピレータのハウジングに螺合された調節ネジに接合することで、前記ニードル弁の進退位置を前記調節ネジによって手動で調節することができる。この場合、前記ノズル部からの燃料噴射量は、車両組み立て時ないし車両停止時(走行前)に調節しておく。例えば、車種に応じて、車両組み立て時に予め調節ネジによって燃料噴射量を調節しておくことができる。また、夏季・冬季などの季節、温暖地・寒冷地などの地域、または使用する燃料種などに応じて、使用者(運転者)が車両停止時(走行前)に適宜調節ネジによってノズル部からの燃料噴射量を調節することもできる。
第二に、前記ニードル弁の基端を、前記アスピレータ内に配設されたアクチュエータに連結して、前記ニードル弁の進退位置を前記アクチュエータによって調節することもできる。この場合は、ノズル部からの燃料噴射量を手動によらずECU等のフィードバック制御装置によって制御できるので、車種、季節、地域、使用燃料種に応じた調節に加え、車両走行時の燃料温度、燃料要求量、エンジン負荷等に応じて随時燃料噴射量を調節することができる。
本発明の蒸発燃料処理装置によれば、前記アスピレータ内に、その進退位置に応じて前記ノズル部からの燃料噴射量を調節可能なニードル弁を配設していることで、各種車両へ汎用的に適用することができる。また、燃料温度や内燃機関の燃料要求量等に応じてノズル部からの燃料噴射量を調節可能なので、エンジンへの燃料供給量不足を回避しながら、安定して蒸発燃料を吸引回収できる。
蒸発燃料処理装置の基本的な構成を示す模式図である。 実施例1のアスピレータの縦断面図である。 実施例2のアスピレータの縦断面図である。
以下、本発明の代表的な実施の形態について説明するが、これに限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。特に、本発明の蒸発燃料処理装置は、必須の構成要素である燃料タンク、燃料ポンプ、キャニスタ、(第1)ベーパ通路、(第1)回収通路、及びアスピレータを備え、アスピレータによる負圧によって蒸発燃料を回収する基本的構成を有する限り、その他種々の構成要素を付加できる。本発明の蒸発燃料処理装置は、揮発性の高い燃料(例えばガソリンなど)を燃料とする、自動車などの車両へ好適に適用できる。
(実施例1)
蒸発燃料処理装置は、図1に示すように、燃料Fを貯留する燃料タンク1と、燃料タンク1内の燃料Fを図外の内燃機関(エンジン)へ圧送供給する燃料ポンプ11と、燃料タンク1内で発生した蒸発燃料(ベーパ)を吸着するキャニスタ10と、燃料タンク1内の蒸発燃料をキャニスタ10へ導く第1ベーパ通路2と、キャニスタ10内に吸着されている蒸発燃料を燃料タンク1内へ回収する第1回収通路3と、燃料ポンプ11から吐出される燃料Fの一部を、燃料タンク1内へリリーフするプレッシャレギュレータ14と、燃料ポンプ11から吐出される燃料の一部を利用して負圧を発生させるアスピレータ12とを備える。
燃料タンク1は密閉タンクである。燃料ポンプ11は燃料タンク1内の底部に設置され、燃料供給通路4を通して燃料Fをエンジンへ圧送する。燃料ポンプ11には、燃料供給通路4から分岐したリリーフ通路7を介してプレッシャレギュレータ14が連通されている。また、燃料ポンプ11には、リリーフ通路7とは異なる部位において燃料供給通路4から分岐した燃料導入通路6を介して、アスピレータ12が直接連通されている。燃料タンク1には、当該燃料タンク1の内圧を検知する圧力センサPが設けられている。圧力センサPによる検知信号は、エンジン・コントロール・ユニット(ECU)(図示せず)に入力される。ECUは、中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)などを有する。ROMに所定の制御プログラムが予め記憶されており、CPUが、制御プログラムに基づいて各構成要素を所定のタイミングで制御操作する。
第1ベーパ通路2上には、燃料タンク1及びキャニスタ10の内圧を一定の範囲で保持する圧力制御弁22が設けられている。圧力制御弁22は、正圧弁22aと負圧弁22bとを備える双方向チェック弁である。圧力制御弁22は常時閉弁しており、燃料タンク1の内圧が所定値以上になると正圧弁22aが開放され、燃料タンク1の内圧が所定値以下になったときに負圧弁22bが開放される。圧力制御弁22の設定圧力は、燃料タンク1の破損防止の観点によって設定され、例えば±5kPa程度とすればよい。この場合、燃料タンク1の内圧は、+5kPa〜−5kPa程度で保持される。第1回収通路3は、キャニスタ10からアスピレータ12へ連結されている。回収通路3上には、当該回収通路3の連通状態と遮断状態とを切り替える開閉手段として、回収通路弁23が設けられている。回収通路弁23は、ECUによって開閉制御される電磁弁である。また、回収通路3上には、回収通路弁23と並列して圧力制御弁24が設けられている。圧力制御弁24は、回収通路3内が所定の圧力以下(負圧)となった場合に開放されるチェック弁である。また、回収通路3上には、アスピレータ12側からキャニスタ10側への燃料の逆流を防ぐ逆止弁25が設けられている。
キャニスタ10は密閉容器であり、その内部には蒸発燃料を吸着・脱離可能な活性炭等からなる吸着材Cが充填されている。キャニスタ10内へ導入された蒸発燃料は吸着材Cへ吸着されるが、空気成分は透過する。また、キャニスタ10には、先端側が大気に開放された大気通路5が連結されている。大気通路5上にも、当該大気通路5の連通状態と遮断状態とを切り替える開閉手段として、大気通路弁20が取付けられている。大気通路弁20も、ECUによって開閉制御される電磁弁である。
また、燃料タンク1には、蒸発燃料の回収中に再発生した蒸発燃料を含めて燃料タンク1内の気体が導入される第2ベーパ通路8が連結されている。第2ベーパ通路8の先端は、特定成分を優先的に透過分離する分離膜モジュール13に連結されている。分離膜モジュール13は、密閉容器13aと、当該密閉容器13a内を導入室13bと透過室13cとに区画するように配された分離膜13dとからなる。本実施例1の分離膜13dには、燃料成分に対する溶解拡散係数が高く、燃料成分を優先的に透過分離するが空気成分は透過し難い分離膜を使用している。したがって、本実施例1での特定成分は、燃料成分となる。第2ベーパ通路8は、分離膜モジュール13の導入室13bに連結されている。透過室13cは、第2回収通路9を介して第1回収通路3と連通されている。なお、第2ベーパ通路8上には、当該第2ベーパ通路8の連通状態と遮断状態とを切り替える開閉手段として、ECUによって開閉制御される電磁弁からなる第2ベーパ通路弁21が設けられている。また、第2回収通路9上には、アスピレータ12側から分離膜モジュール13側への燃料の逆流を防止する逆止弁26が設けられている。一方、分離膜モジュール13の導入室13bは、三方弁27を介してキャニスタ10及び吸気管30へ選択的に連通されている。三方弁27は、ECUによって連通方向が切り替え制御される。吸気管30は、図外のエンジンへ空気を吸入する通路である。符号31は吸入空気量を制御するスロットルバルブであり、符号32はエアフィルターである。
アスピレータ12は、図2に示すように、ベンチュリ部ハウジング41とノズル部ハウジング42とから構成されている。ベンチュリ部ハウジング41には、蒸発燃料が吸引される吸引ポート43が設けられており、当該吸引ポート43に、蒸発燃料処理装置の第1回収通路3が連結される。ベンチュリ部ハウジング41内には、ベンチュリ部44及びディフューザ部45がアスピレータ12の軸方向(図2の上下方向)に連続して形成されている。吸引ポート43はベンチュリ部44に連通している。ベンチュリ部44とディフューザ部45は同軸状に形成されており、ディフューザ部45の先端はアスピレータ12の吐出口となる。ベンチュリ部44は、蒸発燃料の流動方向上流側(吸引ポート43側)から下流側(ディフューザ部45側)に向けて漸次縮径している。一方、ディフューザ部45は、蒸発燃料(及び燃料)の流動方向上流側(ベンチュリ部44側)から下流側(吐出口側)に向けて漸次拡径している。したがって、ベンチュリ部44とディフューザ部45との連結部分は、絞り状となっている。なお、ディフューザ部45の先端部は、垂直壁となっている。
ノズル部ハウジング42には、燃料ポンプ11から吐出された燃料の一部が導入される導入ポート46が設けられており、当該導入ポート46に、燃料導入通路6が連結される。なお、アスピレータ12の一次ポートとなる導入ポート46は、アスピレータ12の二次ポートとなる吸引ポート43よりも大径となっている。また、ノズル部ハウジング42内には、導入ポート46と連通し、アスピレータ12の軸方向に延びる燃料流路47が形成されていると共に、燃料流路47の下流には、ノズル部48が燃料流路47と同軸状に連続形成されている。ノズル部48は、燃料流路47側から漸次縮径する上流側のテーパ部48aと、燃料流路47より内径が小さい下流側の噴射部48bとからなる。そして、ノズル部ハウジング42は、ベンチュリ部ハウジング41上に同軸接合されている。このとき、ノズル部48の噴射部48bは、ベンチュリ部44内に位置している。
そのうえで、アスピレータ12のノズル部ハウジング42内には、当該アスピレータ12の軸方向に進退可能に配され、その進退位置に応じてノズル部48からの燃料噴射量を調節可能な針状のニードル弁50が配設されている。当該ニードル弁50は、燃料流路47からノズル部48にかけて配されており、その先端は噴射部48bに臨んでいる。ニードル弁50の外径は、噴射部48bの内径より僅かに小さい。ニードル弁50の基端には調節ネジ51が接合されており、当該調節ネジ51は、燃料流路47の上流側においてノズル部ハウジング42と螺合されている。そして、調節ネジ51の螺込量を調節することで、ニードル弁50の先端をノズル部48に対して適宜軸方向に進退調節可能となっている。ニードル弁50は、これの先端が噴射部48b内に進入する位置まで進出可能となっている。なお、符号52はシール部材であり、符号53はシール部材52を付勢する支持バネである。
燃料Fが導入ポート46からアスピレータ12内へ導入されると、導入された燃料Fがノズル部ハウジング42の燃料流路47を介してノズル部48の噴射部48bからベンチュリ部ハウジング41のベンチュリ部44内へ噴射される。すると、噴射された燃料Fは、ベンチュリ部44からディフューザ部45へ軸方向に高速で流動する。これにより、ベンチュリ部44において負圧が発生し、吸引ポート43から蒸発燃料が吸引される。このとき、ベンチュリ部44において発生する負圧の程度は、ノズル部48からの燃料噴射量に依存する。そこで、ニードル弁50のノズル部48に対する進退位置を調節ネジ51によって調節してノズル部48の開弁量を調節することで、アスピレータ12による負圧の程度(吸引能力)を適宜調節することができる。吸引された蒸発燃料は、ベンチュリ部44において燃料Fと混合され、ディフューザ部45から燃料Fと共に混合排出される。なお、調節ネジ51の螺込量は、燃料タンク1外(好ましくはエンジンルーム)において調節できるような構成とすることが好ましい。
次に、上記構成からなる蒸発燃料処理装置による処理機構について説明する。大気通路5上の大気通路弁20は、通常時(オフ時)は開弁している。一方、第1回収通路3上の回収通路弁23及び第2ベーパ通路8上の第2ベーパ通路弁21は、通常時は閉弁している。また、三方弁27は、通常時は分離膜モジュール13とキャニスタ10とを連通させている。駐車時や給油時など燃料ポンプ11が駆動していない状態において、蒸発燃料の発生や給油に伴い燃料タンク1の内圧が圧力制御弁22の設定圧力以上となると、当該圧力制御弁22の正圧弁22aが開き、燃料タンク1内の気体(空気及び蒸発燃料)がベーパ通路2を通してキャニスタ10内に流入する。すると、キャニスタ10内の吸着材Cによって蒸発燃料が選択的に吸着保持される。残余の空気は吸着材Cを透過し、キャニスタ10から大気通路5を通して大気中に放散され、燃料タンク1の圧力開放がなされる。これにより、大気汚染を回避しながら燃料タンク1の大幅な内圧上昇が抑制され、燃料タンク1の保護が図られる。燃料タンク1の内圧が圧力制御弁22の設定圧力の範囲内にあるときは、当該圧力制御弁22が閉じられているため、燃料タンク1は密閉状態となる。一方、温度低下などによって燃料タンク1の内圧が圧力制御弁22の設定圧力以下になると、当該圧力制御弁22の負圧弁22bが開いて、外気が大気通路5、キャニスタ10、第1ベーパ通路2をこれの順で介して燃料タンク1内に流入する。これにより、燃料タンク1の大幅な内圧低下が抑制され、燃料タンク1の保護が図られる。
走行時など燃料ポンプ11の駆動中は、大気通路弁20が閉弁制御されると共に、第1回収通路弁23が開弁制御される。燃料ポンプ11から吐出された燃料Fの一部は、リリーフ通路7を通してプレッシャレギュレータ14から燃料タンク1内へリリーフされる。これにより、燃料供給通路4内をエンジンへ向けて供給されて行く燃圧が調圧される。本実施例1におけるプレッシャレギュレータ14によるリリーフ量は、燃圧を最低限調圧できる程度の量に設定されている。そのうえで、燃料ポンプ11から吐出された燃料Fの他の一部は、燃料供給通路4から燃料導入通路6を通してアスピレータ12に導入される。これにより、アスピレータ12によって負圧が発生し、キャニスタ10内に吸着されている蒸発燃料が吸引脱離され、回収通路3を通してアスピレータ12から燃料タンク1内へ回収される。このとき、圧力制御弁22によってキャニスタ10内は負圧に保たれる。なお、アスピレータ12への燃料導入量(ノズル部48からの燃料噴射量)すなわちアスピレータ12による吸引能力は、車種、季節、走行地域、または燃料種などに応じて、車両組み立て時ないし車両停止時(走行前)に調節しておく。
また、燃料ポンプ11の駆動中は、第2ベーパ通路弁21が開弁される。これにより、蒸発燃料の回収中に燃料タンク1内で再発生した蒸発燃料を含めて、燃料タンク1内の気体が第2ベーパ通路8を通して分離膜モジュール13へ導入される。燃料タンク1内の気体が分離膜モジュール13の導入室13bへ導入されると、燃料成分が主体的に分離膜13dを透過する。これにより、透過室13c側の蒸発燃料と導入室13bに残存する空気成分とに分離される。透過室13cへ分離された蒸発燃料(濃縮ガス)は、第2回収通路9から第1回収通路3及びアスピレータ12を介して燃料タンク1内へ回収される。一方、導入室13bに残存する空気(希釈ガス)は、三方弁27を介してキャニスタ10へ導入され、吸着材Cからの蒸発燃料の脱離に利用される。なお、圧力制御弁24によって、第2回収通路9及び分離膜モジュール13の透過室13c内も負圧に保たれていることで、導入室13bと透過室13cとの間には分離膜13dを介して差圧が生じており、蒸発燃料の分離効率が高められている。
このように、蒸発燃料の通常回収時には、大気通路5上の大気通路弁20が閉弁されていると共に、三方弁27によって分離膜モジュール13とキャニスタ10とが連通されているため、蒸発燃料処理装置内は閉鎖空間となっている。しかし、外部環境が高温であったり、エンジンや燃料ポンプ11の駆動熱などによって燃料Fが高温となって蒸発燃料が多量に発生した場合、燃料タンク1の内圧も急激に上昇し得る。このような場合は、燃料タンク1の内圧が所定値以上(例えば圧力制御弁22の設定圧力以上)となったことが圧力センサPによって検知されると、三方弁27が切り替え制御されて分離膜モジュール13が吸気管30と連通され、圧力開放がなされる。これにより、燃料タンク1内の大幅な圧力上昇が抑えられる。燃料タンク1の圧力開放により、圧力センサPによる検知圧力が所定値より低くなると、再度分離膜モジュール13とキャニスタ10とが連通するように三方弁27が切り替えられる。
燃料ポンプ11が停止すると、大気通路20が開弁されると共に、第1回収通路弁23及び第2ベーパ通路弁21が閉弁される。なお、燃料ポンプ11の停止直後は、アスピレータ12から燃料Fが逆流し得るが、逆止弁25・26によって、燃料Fがキャニスタ10や分離膜モジュール13側へ逆流することが防がれる。
(実施例2)
実施例1では、アスピレータ12の吸引能力を調節ネジ51によって手動で調節していたが、EUCによるフィードバック制御により調節することもできる。この場合、図3に示すように、アスピレータ12内にニードル弁50の進退位置を任意の位置に調節可能なアクチュエータ56を設けて、当該アクチュエータ56にニードル弁50の基端を連結することができる。なお、図3には図示していないが、アクチュエータ56には、通電機構が設けられている。このようなアクチュエータ56としては、ネジ機構を用いたステッピングモータや、リニアソレノイド等の電気式のアクチュエータを採用することができる。
この場合、ECUのROMには、エンジンの燃料要求量ないしエンジン負荷や、燃料の蒸気圧特性に基づくアスピレータ12への燃料導入量マップが予め記憶されている。そして、アクチュエータ56は、当該燃料導入量マップに基づいてフィードバック制御され、ニードル弁50の進退位置がシステム要求や燃温の変動に応じた最適位置に調節されることで、ノズル部48からの燃料噴射量が随時変動調節される。これによれば、ノズル部48からの燃料噴射量を手動で行う手間が省ける利点がある。また、エンジン負荷や燃温等の変動に応じてニードル弁50が最適位置に随時調節されるので、エンジンへの燃料供給量不足を回避しながら、安定した吸引能力を確保することができる。その他は実施例1と同様なので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
(変形例)
第1ベーパ通路2上に設けられる圧力制御弁22は、第1回収通路弁23等と同様に、ECUによって開閉制御される電磁弁としてもよい。この場合、圧力制御弁22は常時閉弁しており、燃料タンク1の内圧が所定値以上となったことが圧力センサPによって検知されたときに開弁制御されるように設定すればよい。
第2ベーパ通路8、第2回収通路9、分離膜モジュール13、三方弁27、及び圧力制御弁24は、必ずしも必要でない。この場合、蒸発燃料の回収中に燃料タンク1の内圧が所定値以上となったことが圧力センサPによって検知されると、大気通路弁20を開弁して圧力開放をすればよい。
キャニスタ10内に、吸着材Cを加熱するヒータ等の加熱手段を設けることもできる。蒸発燃料の回収の際に、加熱手段を駆動して吸着材Cを加熱することで脱離効率が向上し、蒸発燃料の回収効率が向上する。
1 燃料タンク
2 第1ベーパ通路
3 第1回収通路
6 燃料導入通路
7 リリーフ通路
8 第2ベーパ通路
9 第2回収通路
10 キャニスタ
11 燃料ポンプ
12 アスピレータ
13 分離膜モジュール
13d 分離膜
14 プレッシャレギュレータ
21 第2ベーパ通路弁
23 第1回収通路弁
27 三方弁
41 ベンチュリ部ハウジング
42 ノズル部ハウジング
43 吸引ポート
44 ベンチュリ部
45 ディフューザ部
46 導入ポート
48 ノズル部
50 ニードル弁
51 調節ネジ
56 アクチュエータ
C 吸着材
F 燃料


Claims (5)

  1. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンク内から蒸発燃料を前記キャニスタへ導くベーパ通路と、前記キャニスタ内に吸着されている蒸発燃料を前記燃料タンク内へ回収する回収通路と、前記燃料タンク内に設けられた燃料ポンプから吐出される燃料の一部を利用して負圧を発生させるアスピレータと、前記燃料ポンプから吐出される燃料の一部を前記燃料タンク内へリリーフするプレッシャレギュレータと、前記燃料ポンプから内燃機関へ燃料を圧送する燃料供給通路とを備え、前記アスピレータによる負圧によって、前記キャニスタ内に吸着されている蒸発燃料を前記回収通路を通して前記燃料タンク内に回収する蒸発燃料処理装置であって、
    前記アスピレータは、前記燃料ポンプから吐出された燃料が導入される導入ポートと、前記導入ボートから導入された燃料を噴射するノズル部と、該ノズル部からの燃料噴射に伴い前記蒸発燃料が吸引される吸引ポートと、前記ノズル部から噴射された燃料と前記吸引された蒸発燃料とが混合排出されるディフューザ部とを備え、
    前記アスピレータ内には、該アスピレータの軸方向に進退可能に配され、その進退位置に応じて前記ノズル部からの燃料噴射量を調節可能なニードル弁が配設されており、
    前記プレッシャレギュレータは、前記燃料供給通路から分岐したリリーフ通路を介して前記燃料ポンプと連通している一方、前記アスピレータは、前記リリーフ通路とは異なる部位において前記燃料供給通路から分岐した燃料導入通路を介して、前記燃料ポンプと直接連通されていることを特徴とする、蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記ニードル弁の基端は、前記アスピレータのハウジングに螺合された調節ネジに接合されており、
    前記ニードル弁の進退位置は前記調節ネジによって調節できることを特徴とする、蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項2に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記ニードル弁の進退位置は、車両組み立て時ないし車両停止時に調節する、蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記ニードル弁の基端は、前記アスピレータ内に配設されたアクチュエータに連結されており、
    前記ニードル弁の進退位置は前記アクチュエータによって調節されることを特徴とする、蒸発燃料処理装置。
  5. 請求項4に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記ニードル弁の進退位置は、エンジン・コントロール・ユニットによるフィードバック制御により調節される、蒸発燃料処理装置。
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