JP5321205B2 - 車両用シート - Google Patents

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本発明は、シートフレーム上に設けられたシートクッションがクッション昇降機構の働きで前記シートフレームに対して昇降できるように構成された車両用シートに関する。
これに関する車両用シートが特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の車両用シートは、車高が低い乗用車に対して乗員が乗り込む際の負担軽減を目的としている。即ち、前記車両用シートは、シートクッションをシートフレームに対する上限位置(乗降位置)まで上昇させるダンパと、前記シートクッションがダンパの付勢力に抗して着座位置まで下降したときに、そのシートクッションをシートフレームに対してロックするロック機構とを備えている。
乗員が上限位置にあるシートクッションに着座すると、その乗員の体重でシートクッションがダンパの付勢力に抗して緩やかに下降し、着座位置まで移動する。これにより、乗員が乗用車に乗り込む際の身体の負担が軽減される。そして、シートクッションが着座位置まで下降した段階で、前記シートクッションはシートフレームに対してロックされる。
ここで、ロック機構のロック解除は、乗用車のドアが開状態で、シートクッションに乗員が着座していない状態で行われる。
特開2007−237804号
乗用車のシートクッションは、一般的に、図5に示すように、クッション中央部101と、クッション左側部103と、クッション右側部105とを備えている。そして、シートクッションのホールド性を向上させるため、クッション左側部103の着座面103sが左端側で高くなるように傾斜しており、クッション右側部105の着座面105sが右端側で高くなるように傾斜している。即ち、シートクッション100は、中央部に対して左右両端部が高くなるように形成されている。このため、シートクッション100が上限位置(乗降位置)に保持されている状態で、乗員がシートクッション100に着座する際、シートクッション100の左側端部、あるいは右側端部の山状部分を乗り越える必要があり、乗車しずらいという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートクッションのホールド性を確保しつつ乗員が乗降する際の乗降性能を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、シートフレーム上に設けられたシートクッションがクッション昇降機構の働きで前記シートフレームに対して昇降できるように構成された車両用シートであって、前記シートクッションがクッション中央部と、そのクッション中央部に対して車両の乗降口側に位置するクッション側部とを備えており、前記クッション昇降機構は、前記クッション中央部を前記クッション側部及び前記シートフレームに対して昇降できるように構成されており、前記クッション側部の乗降口側端縁を上下回動可能な状態で前記シートフレームに連結するフレーム側連結部と、前記クッション側部の乗降口側端縁と反対側の端縁を上下回動可能な状態で前記クッション中央部に連結する中央側連結部と、を有することを特徴とする。
本発明によると、クッション中央部がクッション昇降機構の働きでクッション側部及びシートフレームに対して昇降可能となる。即ち、クッション中央部が上昇することによって乗員の臀部が持ち上げられて、降車時に乗員の身体への負担が軽減される。また、乗員の乗降時にクッション中央部が上昇することで、クッション側部はそのクッション中央部に対して下降するようになる。このため、ホールド性を考慮してクッション側部がクッション中央部に対して高くなるように構成されているシートクッションであっても、クッション中央部を上昇させた状態でそのクッション側部が乗員の乗降動作の邪魔にならなくなる。したがって、車両用シートの乗降性能が向上する。
また、クッション中央部がシートフレームに対して上昇すると、クッション側部の乗降口側端縁と反対側の端縁(中央側端縁)が前記クッション中央部と共に上昇する。これによって、クッション側部がフレーム側連結部を中心にして上方に回動し、そのクッション側部の着座面は乗降口側が低くなる方向に傾斜する。これによって、クッション側部が乗降の邪魔にならなくなる。さらに、クッション中央部が上昇しても、そのクッション中央部の着座面とクッション側部の着座面とは中央側連結部を介してほぼ連続しているため、シートクッションの見栄えが低下しない。
請求項の発明によると、シートフレームを車室フロアに沿ってスライドさせるスライド機構と、前記シートフレームを前記車室フロアに対して昇降させるフレーム昇降機構とを備えていることを特徴とする。
このため、スライド機構とフレーム昇降機構とにより、車室フロアに対する車両用シートの位置調整が可能になる。
請求項の発明によると、乗降口のドアが開いている状態で、上昇スイッチが操作されたときに前記クッション昇降機構が前記クッション中央部を上昇させる方向に動作することを特徴とする。
このため、乗員が降車しようとする意思があるときのみクッション昇降機構を上昇動作させることができ、意に反してクッション昇降機構を動作させるような不具合がない。

本発明によると、シートクッションのホールド性を確保しつつ乗員が乗降する際の乗降性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態1に係る車両用シートを表す模式斜視図である。 前記車両用シートの模式側面図である。 前記車両用シートのシートクッション部の横断面図(図1のIII-III矢視断面図)である。 図3のIV-IV矢視模式図である。 従来の車両用シートのシートクッション部分の模式横断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図4に基づいて本発明の実施形態1に係る車両用シートについて説明する。
ここで、図中における前後左右及び上下は車両用シートの前後左右及び上下に対応している。
<車両用シート10の概要について>
本実施形態に係る車両用シート10は、車高が比較的低い乗用車において右側の乗降口を通って右方向から着座するように構成されたシート(運転席等)である。
車両用シート10は、図1、図2に示すように、シートクッション部40とシートバック部60とからなるシート本体30と、シート本体30を車室フロアFに対して前後スライドさせる前後スライド機構20と、車室フロアFに対してシート本体30を昇降させる昇降機構25とから構成されている。
<前後スライド機構20について>
前後スライド機構20は、車室フロアF上で前後方向に延びる左右一対のロアレール22と、左右のロアレール22に沿って前後方向にスライド可能に構成された左右のアッパレール23と、前記アッパレール23をロアレール22に対して前後スライドさせるための駆動機構(図示省略)とから構成されている。ロアレール22は、上側が開放された横断面形状略C字形の溝状レールであり、図2等に示すように、前端部の下側と後端部の下側とが支持材21によって車室フロアFに固定されている。アッパレール23は、図3等に示すように、横断面形状略逆T字形に形成された板状レールであり、そのアッパレール23の下部がロアレール22に対して前端側、あるいは後端側から嵌め込まれている。そして、前記アッパレール23がロアレール22と嵌合した状態で、アッパレール23はロアレール22に沿って前後方向に摺動できるようになる。
即ち、前後スライド機構20が本発明のスライド機構に相当する。
<昇降機構25について>
昇降機構25は、前後スライド機構20の左右のアッパレール23に対してシートクッション部40のシートフレーム41を昇降させる機構であり、図2等に示すように、左右一対の前部リフトリンク27と、同じく左右一対の後部リフトリンク28と、昇降駆動源となる駆動機構(図示省略)とから構成されている。左右一対の前部リフトリンク27と後部リフトリンク28とは左右のアッパレール23に対してシートフレーム41を平行に昇降できるように構成されている。そして、前部リフトリンク27と後部リフトリンク28との一端部(下端部)がアッパレール23に対して上下回動可能な状態で連結されており、他端部(上端部)がシートフレーム41に対して上下回動可能な状態で連結されている。
ここで、シートフレーム41及び前部リフトリンク27、後部リフトリンク28は、図1に示すように、側面カバー41cによって覆われている。なお、図2、図3では側面カバー41cが省略されている。
即ち、前記昇降機構25が本発明のフレーム昇降機構に相当する。
<シートクッション部40について>
シート本体30を構成するシートクッション部40は、前述のシートフレーム41と、そのシートフレーム41上に設けられたシートクッション43と、シートクッション43のクッション中央部432等(後記する)をシートフレーム41に対して昇降させるクッション昇降機構50とから構成されている。
なお、シートフレーム41の後端部には、シートバック部60のシートフレーム(図示省略)の下端部が上下回動可能な状態で連結されている。
シートクッション43は、図1等に示すように、クッション中央部432と、クッション右側部431と、クッション左側部433と、クッション後端部434とから構成されており、クッション中央部432とクッション左側部433とが、図3に示すように、一体化されている。そして、クッション中央部432とクッション左側部433に対してクッション右側部431とクッション後端部434とが分割されている。さらに、クッション中央部432の着座面432sを構成する表皮とクッション右側部431の着座面431sを構成する表皮とが縫製により互いに連結されて前後方向に延びる連結部430が形成されている。
即ち、前記クッション中央部432とクッション左側部433とが本発明のクッション中央部に相当し、前記クッション右側部431が本発明のクッション側部に相当する。また、クッション中央部432の着座面432sとクッション右側部431の着座面431sとの連結部430が本発明の中央側連結部に相当する。
クッション中央部432の着座面432sは、図3に示すように、ほぼ平坦に形成されており、クッション右側部431の着座面431sは右端側(乗降口側)が高くなるように傾斜した状態で形成されている。また、クッション左側部433の着座面433sは左端側(車室中央側)が高くなるように傾斜した状態で形成されている。これにより、乗員がシートクッション43に着座したときのホールド性が高くなる。
クッション右側部431の右端側(乗降口側)には、図3に示すように、着座面431sの内側にヒンジ部材57が前後方向に延びるように収納されている。ヒンジ部材57は、軸部と、その軸部を支える軸受部とから構成されており、前記軸受部が軸受支持材58によってシートフレーム41に固定されている。そして、ヒンジ部材57の軸部がクッション右側部431に固定されている。これにより、クッション右側部431はヒンジ部材57を中心にして上下方向に回動が可能となる。
即ち、前記ヒンジ部材57及び軸受支持材58が本発明のフレーム側連結部に相当する。
<クッション昇降機構50について>
シートクッション部40のシートフレーム41とシートクッション43との間には、図3、図4に示すように、クッション中央部432、クッション左側部433をシートフレーム41等に対して昇降させるクッション昇降機構50が設置されている。
クッション昇降機構50は、図3に示すように、左右のシートフレーム41に吊り支持されたベース板52と、ベース板52上に設置された左右一対のクロスリンク53と、それらのクロスリンク53を動作させる駆動機構55とから構成されている。クロスリンク53は、図4に示すように、直線状の第1リンク53aと第2リンク53bとから構成されており、両リンク53a,53bの中央部が連結ピン53xによって互いに上下回動可能な状態で連結されている。そして、図3に示すように、第1リンク53aの基端部(下端部)が左右方向に延びる連結バー54を介して駆動機構55のナット55nに連結されている。また、第1リンク53aの先端部(上端部)が、図4に示すように、クッション中央部432の裏面鉄板432xの前側面に上下回動可能な状態で連結されている。さらに、第2リンク53bの先端部(下端部)はベース板52の上面前部に形成された突起部52sに対して上下回動可能な状態で連結されている。また、その第2リンク53bの基端部(上端部)はクッション中央部432(裏面鉄板432x)の後側面に形成された前後長孔432zに上下回動可能、かつ、一定範囲で前後移動可能な状態で連結されている。
クッション昇降機構50の駆動機構55は、左右の第2リンク53bの先端部(突起部52s)に対して左右の第1リンク53aの基端部(連結バー54)を接近方向、あるいは離隔方向に移動させるための機構であり、送りネジ55bとナット55nとモータ55m等から構成されている。
駆動機構55の送りネジ55bは、図3、図4に示すように、ベース板52の中央後部で前後方向に延びるように位置決めされており、その送りネジ55bの先端部分がベース板52上に固定された軸受部55jによって回転自在に支持されている。また、送りネジ55bには連結バー54(図3参照)に固定されたナット55nが螺合しており、その送りネジ55bの基端部がモータ55mの減速機に接続されている。上記構成により、モータ55mの正転動作で送りネジ55bが正転すると、ネジ作用によりナット55nが送りネジ55bに沿って前進し、第1リンク53aの基端部(連結バー54)が前進して第2リンク53bの先端部(突起部52s)に対して近づくようになる。これにより、左右のクロスリンク53はクッション中央部432等を上昇させる方向に動作する(図4 二点鎖線参照)。
また、送りネジ55bが逆転すると、ナット55nが送りネジ55bに沿って後退し、第1リンク53aの基端部(連結バー54)が後退して第2リンク53bの先端部(突起部52s)から離れるようになる。これにより、左右のクロスリンク53はクッション中央部432等を下降させる方向に動作する。
クッション昇降機構50は、車両用シート10の右側のドアが開いた状態で、かつ上昇スイッチ(図示省略)が操作されることによりクッション中央部432等を上昇させる方向に動作する。また、クッション昇降機構50は、車両用シート10の前記ドアが閉じられた状態で、かつ下降スイッチ(図示省略)が操作されることによりクッション中央部432等を着座位置まで下降させるように動作する。
<本実施形態に係る車両用シート10の動作について>
先ず、乗員の乗車が完了した状態から車両用シート10の動作について説明する。この状態では、クッション中央部432とクッション左側部433とはシートフレーム41に対する下限位置(着座位置)に保持されている。即ち、クッション右側部431の着座面431sは、図3の実線に示すように、右端側(乗降口側)が最も高くなるように傾斜した状態で、クッション左側部433の着座面433sと左右対称となるように位置決めされている。これにより、運転時における乗員のホールド性を確保することができる。また、前後スライド機構20と昇降機構25とを動作させることで、乗員の体格にあわせてシート本体30の前後位置を調整し、さらにシート本体30の高さ位置を調整することが可能になる。
次に、運転後、乗員が降車する場合には、右側のドアを開けた状態で、上昇スイッチ(図示省略)を操作する。これにより、前記上昇スイッチが操作されている間、クッション昇降機構50のモータ55mが正転動作して左右のクロスリンク53がクッション中央部432、クッション左側部433を上昇させる方向に動作する。これにより、乗員の臀部が押し上げられて、降車時における乗員の身体への負担が軽減される。
クッション昇降機構50の働きでクッション中央部432、クッション左側部433がシートフレーム41に対して上昇すると、そのクッション中央部432と連結部430(図3参照)を介して連結されているクッション右側部431の左端が引き上げられる。これにより、クッション右側部431が、図3の二点鎖線に示すように、ヒンジ部材57を中心に上方に回動して着座面431sの傾きが乗降口側で低くなるように変化する。このため、乗員が降車する際にクッション右側部431が邪魔にならなくなる。なお、乗員が降車した後は、クッション中央部432とクッション左側部433とはその高さ位置(乗降位置)(図3の二点差線の位置)に保持される。
また、乗車時には、乗員が乗降位置にある前記シートクッション43に着座できるため、膝を大きく曲げる必要がなくなり、乗員の身体への負担が軽減される。そして、着座後、乗員がドアを閉め、下降スイッチ(図示省略)を操作すると、クッション昇降機構50のモータ55mが逆転動作し、左右のクロスリンク53がクッション中央部432、クッション左側部433を下降させる方向に動作する。これにより、クッション中央部432と共にクッション右側部431の左端が下降し、そのクッション右側部431がヒンジ部材57を中心に下方に回動して着座面431sが乗降口側で高くなるように傾斜する。そして、クッション中央部432等がシートフレーム41に対する下限位置(着座位置)まで下降すると、図3の実線に示すように、クッション右側部431の着座面431sは右端側(乗降口側)が最も高くなるように傾斜した状態で、クッション左側部433の着座面433sと左右対称になる。これにより、シートクッション43のホールド性が確保される。
<本実施形態に係る車両用シート10の長所について>
本実施形態に係る車両用シート10によると、クッション中央部432等がクッション昇降機構50の働きでクッション右側部431及びシートフレーム41に対して昇降可能となる。即ち、クッション中央部432、クッション左側部433が上昇することによって乗員の臀部が持ち上げられ、降車時における乗員の身体への負担が軽減される。また、乗員の乗降時にクッション中央部432等が上昇することで、クッション右側部431の着座面431sは乗降口側が低くなる方向に傾斜する。このため、ホールド性を考慮してクッション右側部431がクッション中央部432に対して高くなるように構成されているシートクッション43であっても、クッション中央部432等を上昇させた状態でクッション右側部431が乗員の乗降動作の邪魔にならなくなる。したがって、車両用シート10の乗降性能が向上する。
さらに、クッション中央部432等が上昇しても、そのクッション中央部432の着座面432sとクッション右側部431の着座面431sとは連結部430を介してほぼ連続しているため、シートクッション43の見栄えが低下しない。
また、前後スライド機構20とフレーム昇降機構25とにより、車室フロアFに対するシート本体30の位置調整が可能になる。
また、乗降口のドアが開いている状態で、上昇スイッチが操作されたときにクッション昇降機構50がクッション中央部432等を上昇させる方向に動作するため、乗員が意に反してクッション昇降機構50を動作させるようなことがない。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、右側の乗降口を通って右方向から着座する車両用シート10(運転席等)において、クッション昇降機構50によりクッション中央部432とクッション左側部433とを一体で昇降させる例を示した。しかし、左側の乗降口を通って左方向から着座する車両用シート(助手席等)では、クッション右側部431をクッション中央部432と一体で昇降させるようにする。この場合は、クッション左側部433が本発明のクッション側部に相当するようになる。
なお、左右両側から着座できるように構成された車両用シートでは、クッション中央部432を単独で昇降させるようにする。
また、本実施形態に係る車両用シート10では、クッション右側部431とクッション中央部432とを連結部430で連結し、クッション中央部432の昇降に伴ってクッション右側部431の着座面431sの傾斜を変化させる例を示した。しかし、クッション右側部431とクッション中央部432との連結を解除し、クッション右側部431を回動不能な状態でシートフレーム41側に固定する構成でも可能である。
さらに、クッション昇降機構50としてクロスリンク53等を使用する例を示したが、クロスリンク53等の代わりに、例えば、ダンパー等を使用する構成でも可能である。
20・・・・前後スライド機構
25・・・・昇降機構(フレーム昇降機構)
41・・・・シートフレーム
43・・・・シートクッション
430・・・連結部(中央側連結部)
431・・・クッション右側部(クッション側部)
431s・・着座面
432・・・クッション中央部
432s・・着座面
433・・・クッション左側部(クッション中央部)
433s・・着座面
50・・・・クッション昇降機構
53・・・・クロスリンク
55・・・・駆動機構
57・・・・ヒンジ部材(フレーム側連結部)
58・・・・軸受支持材(フレーム側連結部)
60・・・・シートバック部
F・・・・・車室フロア

Claims (3)

  1. シートフレーム上に設けられたシートクッションがクッション昇降機構の働きで前記シートフレームに対して昇降できるように構成された車両用シートであって、
    前記シートクッションがクッション中央部と、そのクッション中央部に対して車両の乗降口側に位置するクッション側部とを備えており、
    前記クッション昇降機構は、前記クッション中央部を前記クッション側部及び前記シートフレームに対して昇降できるように構成されており、
    前記クッション側部の乗降口側端縁を上下回動可能な状態で前記シートフレームに連結するフレーム側連結部と、
    前記クッション側部の乗降口側端縁と反対側の端縁を上下回動可能な状態で前記クッション中央部に連結する中央側連結部と、
    を有することを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載された車両用シートであって、
    前記シートフレームを車室フロアに沿ってスライドさせるスライド機構と、前記シートフレームを前記車室フロアに対して昇降させるフレーム昇降機構とを備えていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両用シートであって、
    前記乗降口のドアが開いている状態で、上昇スイッチが操作されたときに前記クッション昇降機構が前記クッション中央部を上昇させる方向に動作することを特徴とする車両用シート。
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