JP5316382B2 - ペンダント - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットを制御するコントローラに接続され、操作者の操作により入力される情報をコントローラに与えてロボットの各種機能の設定を可能とするペンダントに関する。
例えば産業用のロボットシステムにおいては、ロボットを制御するコントローラにペンダント(ティーチングペンダント)が接続されるようになっている。このペンダントは、ティーチング用の画面、ロボットの各種機能を設定するための画面、ロボットの動作状態を示す画面等を表示する表示部と、各種の入力操作を行うための操作部とを備えて構成されている。作業者は、このペンダントを手に持って操作することにより、ロボットの教示作業(ティーチング)を行ったり、各パラメータ等の設定を行ったり、作業プログラムを選択してロボットを起動させたりすることができる。
このような事情から、ペンダントの大きさは、作業者が手で持てる程度の大きさに限られている。このため、ペンダントの表示部についてもあまり大型化することができず、その画面サイズは例えば7インチ程度となっている。また、ペンダントの画面は、例えばタッチパネルとなっていることが多く、作業者の操作により情報を入力可能な操作子が表示されるようになっている。この操作子はその操作性を維持しなければならないので、あまり小さくすることはできない。従って、ペンダントの画面中に上記操作子を表示するための所定の領域を確保する必要があり、その分だけ各種情報を表示するための表示領域が小さくなる。表示領域に表示する文字の大きさについても、視認性が悪くならない程度の大きさにする必要がある。このようなことから、ペンダントの画面に一度に表示可能な情報量はあまり多くない。
このため、ペンダントの表示部に、所定の一連の操作を受け付けるための画面、例えばロボットの各パラメータの設定に係る操作を受け付けるための入力受付画面を一度に表示することは難しい。そこで、この入力受付画面をツリー構造をなす複数の単位画面に分割し、ペンダントの表示部に表示することが広く行われている。このように入力受付画面を分割して表示すると、特にその入力操作が一連の流れに沿って行われる場合には、表示画面の切り替え操作が煩わしくなる可能性がある。例えば、ティーチング時にパラメータを修正していくような作業を行う場合にはその設定作業は一連の流れに沿って行われる。
このとき、ツリー(階層)上で互いに離れた単位画面のそれぞれでパラメータの設定操作を行う必要がある場合には、表示画面の切り替え操作を何度も行わなければならない。その上、パラメータ等の設定を修正する作業では、一度の設定で最適な値が決定されることは少なく、同じ設定操作を繰り返し行わなければならないことが多い。このような場合には、画面切り替え操作の頻度がさらに高くなる。また、このような設定に係る一連の操作の流れは使用状況毎に異なるので、単位画面のツリー構造をどのように構成した場合であっても、画面切り替えを頻繁に行わなければならないケースが必ず発生する。
このような問題の対策として、単位画面同士をそれぞれ互いにリンクさせるということが考えられる。これは、例えばパソコンのデスクトップ画面に各種ファイルへのショートカットを設けるようなイメージである。しかし、上述したとおり、ペンダントの画面はあまり大きくないので、各単位画面に他の全ての単位画面へのリンクを視認性および操作性を確保した上で設けることは難しい。
一方、特許文献1には、使用状況に応じて所定のファイルから別のファイルへの直接リンクを生成する技術が開示されている。すなわち、特許文献1には、所定のWebサイトのファイルA内にファイルBへのハイパーリンクが張られており且つファイルB内にファイルCへのハイパーリンクが張られている場合に、上記2つのハイパーリンクの使用頻度がいずれも高いときに、ファイルA→ファイルB→ファイルCという連鎖が生じていると判断し、ファイルAからファイルCへの直接リンクを生成する技術が開示されている。
特開2002−123556号公報
上記特許文献1記載の技術は、所定のファイル内にハイパーリンクが張られていることを条件として行われているため、そもそも単位画面にハイパーリンクが張られていないロボットのペンダントに適用することはできない。また、特許文献1記載の技術は、所定のファイル(例えばトップページ)から深い階層に存在するファイルへの一方向のアクセスを容易にするものである。これに対し、ロボットのペンダントの表示画面は、特にパラメータの修正作業などでは各単位画面の相互間においてリンクさせないとその利便性を向上させることができない。このような点からも特許文献1記載の技術をロボットのペンダントに適用することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作者の入力操作を受け付けるための入力受付画面を複数の単位画面に分割して表示する場合において、一連の入力操作を行う際に表示画面の切り替え操作を頻繁に行うことを抑制することができるペンダントを提供することにある。
請求項1記載の手段によれば、操作者の入力操作を受け付けるための入力受付画面は、ツリー構造(階層構造)をなす複数の単位画面に分割して表示手段に表示される。制御手段は、所定の単位画面において、機能設定入力手段が操作を受け付けると、受け付けた操作に対応した機能の設定に係る情報をコントローラに出力し、画面切替入力手段が操作を受け付けると、受け付けた操作に対応したツリー上で隣接する別の単位画面に表示画面を切り替える。操作履歴画面記憶手段は、表示手段に所定の単位画面が表示されてから別の単位画面に切り替えられるまでの間において、機能設定入力手段が操作を受け付けたとき、表示されている単位画面を操作履歴画面として順次記憶する。つまり、操作履歴画面記憶手段は、機能の設定に係る操作が少なくとも一度行われた単位画面を操作履歴画面として順次記憶する。言い換えれば、画面表示の切り替えのためだけに表示された単位画面は操作履歴画面として記憶されることはない。
特定画面パターン記憶手段は、操作履歴画面記憶手段に操作履歴画面が記憶された状態で、新たに操作履歴画面が記憶されると、今回記憶された操作履歴画面に対応する単位画面と、前回記憶された操作履歴画面に対応する単位画面とを順不同に組み合わせた特定画面パターンとして順次記憶する。例えば、今回記憶された単位画面が「画面A」であり且つ前回記憶された単位画面が「画面B」である場合と、今回記憶された単位画面が「画面B」であり且つ前回記憶された単位画面が「画面A」である場合とは、いずれも同じ特定画面パターン(画面Aと画面Bの組み合わせ)として記憶されることになる。
同一パターンカウント手段は、特定画面パターン記憶手段に記憶された特定画面パターンのうち、単位画面の組み合わせが同じものをカウントする。そして、リンク問い合わせ手段は、同一パターンカウント手段のカウント値が2以上の所定値になると、その特定画面パターンに含まれた2つの単位画面の相互間で画面表示を切り替え可能とするか(リンクを設けるか)否かを確認するための操作を受け付けるリンク生成確認入力手段を表示手段に表示させる。そして、制御手段は、リンク生成確認入力手段がリンクを生成する旨の操作を受け付けると対象となる単位画面のそれぞれにリンク入力手段を設ける。制御手段は、単位画面に設けられたリンク入力手段が操作を受け付けると、受け付けた操作に対応した単位画面に表示画面を切り替える。つまり、本手段では、操作履歴画面として記憶された単位画面毎の相互関係の強さを上記カウント値を用いて確認し、その相互関係が強い組み合わせのものについてのみ単位画面の相互間で表示の切り替えを可能とするリンクを生成可能にするようにしている。
例えば、所定の単位画面(以下、画面Aと称す)と、別の単位画面(以下、画面Bと称す)のそれぞれにおいて機能を設定する一連の入力操作を行う場合を考えてみる。この場合、画面Aにおいて機能設定に係る入力操作がなされると、画面Aが操作履歴画面として記憶される。その後、別の単位画面で機能設定に係る操作がなされることなく、表示画面が画面Bに切り替えられ、その画面Bにおいて機能設定に係る入力操作がなされると、画面Bが操作履歴画面として記憶される。このとき、画面Aと画面Bの組み合わせパターンが特定画面パターンとして記憶され、そのカウント値が1となる。
続いて、別の単位画面で機能設定に係る入力操作がなされることなく、表示画面が画面Aに切り替えられ、その画面Aにおいて機能設定に係る入力操作がなされると、画面Aが操作履歴画面として記憶される。このとき、画面Bと画面Aの組み合わせパターンが画面Aと画面Bの組み合わせの特定画面パターンとして記憶され、そのカウント値が2となる。すると、画面Aと画面Bとの相互間においてリンクを生成するか否かの確認が行われる。そして、リンクを生成する旨の操作がなされると、画面A中に画面Bに表示を切り替え可能とするためのリンク入力手段が設けられ、画面B中に画面Aに表示を切り替え可能とするためのリンク入力手段が設けられる。
このような構成によれば、操作者の入力操作を受け付けるための入力受付画面を複数の単位画面に分割して表示する場合において、一連の入力操作を行う際、機能設定に係る入力操作を行う必要があるとともに相互間で直接表示を切り替える必要がある各単位画面のそれぞれに相互間で表示の切り替えを可能とするリンクの生成が可能になるので、表示画面の切り替え操作を頻繁に行うことが抑制され、ペンダントの操作性が向上する。
また、今回および前回記憶された操作履歴画面を順不同に組み合わせた特定画面パターンのカウント値に基づいて各単位画面の相互関係の強さを判断し、単位画面相互間のリンクを生成可能とする構成となっている。そもそも機能の設定作業(特に修正作業)では、設定対象となる単位画面間を往復しながら最適な設定値を求めていくことが多い。本手段では、このように所定の単位画面間を頻繁に行き来する必要のある設定作業の特性を利用し、それら単位画面相互間を直接切り替え可能とするリンクを容易に生成可能としている。このため、本手段は、このような設定作業を行うことを前提とすれば、例えば表示画面の切り替え順番をも考慮して一方向のリンクのみを生成するような手法と比較すると、リンクが生成されるまでの期間を約半分と大幅に短くすることができる。
また、特定画面パターンのカウント値が2以上の所定値になったときに、リンクの生成を可能とする構成であるため、所定の単位画面で機能設定に係る入力操作がなされた後、別の単位画面で機能設定に係る入力操作がなされただけでは、カウント値が1であり、リンクの生成は行われない。このように、各単位画面の相互関係が弱い場合にはリンクが生成されないので、必要以上にリンクが生成されてしまうことがない。さらに、リンクを生成するための上記条件が満たされた後、リンク問い合わせ手段がリンクを生成するか否かを確認する構成であるので、操作者は、リンク生成の条件が満たされた場合であっても、自身が必要であると判断したリンクのみを選択的に生成させることが可能となる。
請求項2記載の手段によれば、同一パターンカウント手段は、特定画面パターン記憶手段に記憶された特定画面パターンのうち、単位画面の組み合わせが同じものが連続して存在する部分にて、それら単位画面の組み合わせの特定画面パターンの数をカウントする。つまり、同一パターンカウント手段は、ある時点で記憶された特定画面パターンと、その1つ前の時点で記憶された特定画面パターンとが、同じ組み合わせである場合にのみ、そのカウント値を+1する。このような構成によれば、機能設定の入力操作が行われる所定の単位画面間を頻繁に往復する場合にのみ、それら相互間のリンクの生成が可能となる。各単位画面の相互間で表示の切り替えを可能とするリンクが必要となるのは、これら単位画面間を頻繁に往復する可能性の高い作業(例えば設定の修正作業など)を行う場合である。このように、本手段によれば、本来的にリンクを設ける必要性の高いケースにおいて、リンクを設けることができるので、操作者の利便性を一層向上させることができる。
本発明の第1の実施形態を示すティーチングペンダントの電気構成図 ロボットシステムの構成を概略的に示す図 入力受付画面のツリー構造の一例を示す図 トップ画面を表示した状態のティーチングペンダントを示す図 I型変数画面を表示した状態の図4相当図 IO画面を表示した状態の図4相当図 表示画面が切り替えられると行われる制御の内容を示すフローチャート 操作履歴画面が記憶されると行われる制御の内容を示すフローチャート 特定画面パターンが記憶されると行われる制御の内容を示すフローチャート リンク生成制御の内容を示すフローチャート リンク生成確認ウインドウの一例を示す図 設定作業が行われる際の単位画面の遷移状況の一例を示す図 リンクボタンが生成された状態のロボット画面の一例を示す図 リンクボタンが生成された状態のI型変数画面の一例を示す図 リンクボタンが生成された状態のIO画面の一例を示す図 リンクボタンが生成された状態のプログラム選択画面の一例を示す図 リンクボタンが生成された状態のプログラム起動画面の一例を示す図 リンクボタンが生成された状態で設定作業が行われる際の図12相当図 本発明の第2の実施形態を示す図9相当図 2つの単位画面間のみを往復して操作が行われる場合の操作履歴画面および特定画面パターンを概略的に示す図 2つの単位画面間を往復して操作が行われる間に別の単位画面での操作を経由した第1の例を示す図20相当図 2つの単位画面間を往復して操作が行われる間に別の単位画面での操作を経由した第2の例を示す図20相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図18を参照しながら説明する。
図2は、一般的な産業用ロボットのシステム構成を示している。この図2に示すロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2を制御するコントローラ3と、コントローラ3に接続されたティーチングペンダント4(ペンダントに相当)とから構成されている。
ロボット2は、例えば6軸の垂直多関節型ロボットとして構成されている。ロボット2は、ベース5と、このベース5に水平方向に回転可能に支持されたショルダ部6と、このショルダ部6に上下方向に回転可能に支持された下アーム7と、この下アーム7に上下方向に回転可能に支持された第1の上アーム8と、この第1の上アーム8に捻り回転可能に支持された第2の上アーム9と、この第2の上アーム9に上下方向に回転可能に支持された手首10と、この手首10に捻り回転可能に支持されたフランジ11とから構成されている。
ベース5、ショルダ部6、下アーム7、第1の上アーム8、第2の上アーム9、手首10およびフランジ11は、ロボット2のアームとして機能し、アーム先端であるフランジ11には、図示はしないが、エンドエフェクタ(手先)が取り付けられる。ロボット2に設けられる複数の軸はそれぞれに対応して設けられるモータ(図示せず)により駆動される。
ティーチングペンダント4は、例えばユーザ(操作者)が携帯あるいは手に所持して操作可能な程度の大きさで、例えば薄型の略矩形箱状に形成されている。ティーチングペンダント4は、表面部の中央部に例えば液晶ディスプレイからなる表示部12を有している。表示部12(表示手段に相当)には、各種の画面が表示される。表示部12は、タッチパネルで構成されている。また、ティーチングペンダント4には、表示部12の周囲に各種のキースイッチ13が設けられており、ユーザは、キースイッチ13やタッチパネルにより種々の入力操作を行う。
ティーチングペンダント4は、ケーブルを経由してコントローラ3に接続され、通信インターフェイスを経由してコントローラ3との間で高速のデータ転送を実行するようになっており、キースイッチ13等の操作やタッチパネルの操作(タッチ操作)により入力された操作信号等の情報はティーチングペンダント4からコントローラ3へ送信される。また、コントローラ3は、ティーチングペンダント4へ制御信号や表示用の信号などとともに駆動用の電力を供給する。
ユーザは、上記のティーチングペンダント4を用いてロボット2の運転や設定などの各種機能を実行可能であり、例えばキースイッチ13の操作やタッチ操作等により、予め記憶されている制御プログラムを呼び出して、ロボット1の起動や各種のパラメータの設定などを実行できる。また、ロボット2をマニュアル操作で動作させて各種の教示作業も実行可能である。
表示部12には、メニュー画面、入力受付画面、状況表示画面など必要に応じて所望の画面が表示される。このうち、入力受付画面は、上記した運転や設定などの各種機能を実行するためにユーザによって行われる一連の操作を受け付けるためのものである。ただし、入力受付画面は表示すべき情報量が多く、表示部12に一度に表示することができない。このため、入力受付画面は、ツリー構造(階層構造)をなす複数の単位画面に分割され、単位画面毎に表示部12に表示されるようになっている。図3は、この入力受付画面のツリー構造の一例を示している。
この図3に示すように、単位画面のうちツリーの最上位に位置するものがトップ画面21となっている。トップ画面21の直下には、プログラム選択画面22、ロボット画面23、変数/IO画面24等が位置している。プログラム選択画面22の直下には、プログラム内容画面25、プログラム起動画面26、プログラム停止画面27等が位置している。プログラム内容画面25の直下には、ブレークポイント設定画面28、位置取込画面29等が位置している。一方、変数/IO画面24の直下には、変数選択画面30、IO画面31等が位置している。変数選択画面30の直下には、I型変数画面32等が位置している。表示部12に表示されるこれら単位画面は、キースイッチ13の操作やタッチ操作等により、上記ツリー上で隣接する別の単位画面へと順次切り替えることが可能となっている。
図1は、ティーチングペンダント4の電気構成を機能ブロックにより概略的に示している。この図1に示すように、ティーチングペンダント4は、制御部41、機能設定入力部42、画面切替入力部43、リンク入力部44、記憶部45、表示部12および通信I/F46を備えている。制御部41は、本発明における制御手段、同一パターンカウント手段およびリンク問い合わせ手段に相当するものである。制御部41は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータを主体として構成されている。機能設定入力部42(機能設定入力手段に相当)は、ロボット2の各種機能や各種パラメータの設定に係るキースイッチ13の操作やタッチ操作を受け付ける。画面切替入力部43(画面切替入力手段に相当)は、表示部12に表示する表示画面(単位画面)をツリー上で隣接する別の単位画面に切り替えるキースイッチ13の操作やタッチ操作を受け付ける。
なお、ツリー上で隣接する別の単位画面とは、その直接上層に位置する単位画面、または、その直接下層に位置する単位画面のことである。例えば図3において、変数/IO画面24のツリー上で隣接する単位画面は、その上層のトップ画面21と、その下層の変数選択画面30およびIO画面31である。これに対し、プログラム選択画面22やロボット画面23などは、変数/IO画面24のツリー上で隣接する単位画面には該当しない。
詳細は後述するが、制御部41は、所定の条件を満たした2つの単位画面間において、ツリー上で隣接するか否かにかかわらず、画面表示を切り替え可能とするリンクボタンを上記単位画面のそれぞれに生成することが可能となっている。リンク入力部44は、表示部12に表示される表示画面を上記のように切り替えるためのリンクボタンに対するタッチ操作を受け付ける。
制御部41は、機能設定入力部42が受け付けた操作に応じて、各種機能やパラメータの設定に係る情報を通信I/F46を介してコントローラ3に送信する。制御部41は、画面切替入力部43およびリンク入力部44が受け付けた操作に応じて、表示部12の表示画面を所定の単位画面に切り替える。記憶部45は、本発明における操作履歴画面記憶手段および特定画面パターン記憶手段に相当するものであり、後述する操作履歴画面、特定画面パターンなどが記憶されるようになっている。
続いて、機能設定入力部42および画面切替入力部43が受け付ける操作について、図4〜図6に示す一例に基づいて説明する。図4は、トップ画面21を表示した状態のティーチングペンダント4を示している。ティーチングペンダント4には、キースイッチ13として、回転操作可能なジョグダイアル51や、押圧操作可能な各種キー(キャンセルボタン52など)が設けられている。トップ画面21には、タッチ操作可能なタッチボタンとして形成されたプログラムボタン53、アームボタン54、I/Oボタン55等が表示されている。プログラムボタン53、アームボタン54、I/Oボタン55は、表示画面をトップ画面21の下層の単位画面であるプログラム選択画面22、ロボット画面23、変数/IO画面24にそれぞれ切り替えるためのものである。従って、トップ画面21において、プログラムボタン53、アームボタン54およびI/Oボタン55に対するタッチ操作は、画面切替入力部43が受け付ける操作に該当する。
図5は、I型変数画面32を表示した状態のティーチングペンダント4を示している。I型変数画面32では、ジョグダイアル51の回転操作に応じて値を確認可能な変数が順次切り替えられるようになっている。従って、I型変数画面32において、ジョグダイアル51の回転操作は、機能設定入力部42が受け付ける操作に該当する。これに対し、I型変数画面32では、キャンセルボタン52が押圧操作されることにより、同画面から抜ける(直前に表示された単位画面に戻る)ようになっている。従って、I型変数画面32において、キャンセルボタン52の押圧操作は、画面切替入力部43が受け付ける操作に該当する。
図6は、IO画面31を表示した状態のティーチングペンダント4を示している。IO画面31には、各I/Oの番号および名前がそれぞれタッチ操作可能な領域を有した状態で表示されている。IO画面31では、各I/Oの領域がタッチ操作されることにより、そのON/OFFを切り替える対象とすることができるようになっている。従って、IO画面31では、各I/Oの領域に対するタッチ操作は、機能設定入力部42が受け付ける操作に該当する。また、IO画面31には、タッチ操作可能なタッチボタンとして形成されたON/OFFボタン56等が表示されている。ON/OFFボタン56は、選択されたI/OのON/OFFを切り替えるためのものである。従って、IO画面31において、ON/OFFボタン56に対するタッチ操作は、機能設定入力部42が受け付ける操作に該当する。
このように、画面切替入力部43は、表示部12に表示する表示画面の切り替えに係る操作を受け付け、機能設定入力部42は、表示画面の切り替えに係る操作以外の操作を受け付ける。
続いて、制御部41が行う制御のうち、本発明に係る制御の内容について図7〜図10のフローチャートを参照しながら説明する。
制御部41は、画面切替入力部43が操作を受け付けて表示部12に所定の単位画面を表示させてから、再び画面切替入力部43が操作を受け付けて表示画面が別の単位画面に切り替えられるまでの期間に、図7に示す内容の制御を実行する。すなわち、表示部12に所定の単位画面が表示されると、その単位画面において、機能設定入力部42が操作を受け付けたか否かを判断する(ステップA1)。上記期間中、機能設定入力部42が一度も操作を受け付けなかった場合(ステップA1で「NO」)、何もせずに制御を終了する。一方、上記期間中、機能設定入力部42が一度でも操作を受け付けた場合(ステップA1で「YES」)、表示されている単位画面を操作履歴画面として記憶部45に記憶させ(ステップA2)、制御を終了する。
制御部41は、記憶部45に操作履歴画面を記憶すると、図8に示す内容の制御を実行する。すなわち、既に記憶部45に別の操作履歴画面が記憶されているか否かを判断する(ステップB1)。記憶部45に別の操作履歴画面が記憶されていない場合(ステップB1で「NO」)、何もせずに制御を終了する。一方、記憶部45に別の操作履歴画面が記憶されている場合(ステップB1で「YES」)、今回記憶した操作履歴画面に対応する単位画面と、前回記憶した操作履歴画面に対応する単位画面との組み合わせを示す特定画面パターンを記憶部45に記憶し(ステップB2)、制御を終了する。
この特定画面パターンは、今回および前回記憶された単位画面をそれらの記憶順にかからわず(順不同に)組み合わせたものである。例えば、今回記憶した単位画面がaであり、前回記憶した単位画面がbである場合には、「単位画面aと単位画面bの組み合わせ(a、b)」となる。また、今回記憶した単位画面がbであり、前回記憶した単位画面がaである場合には「単位画面bと単位画面aの組み合わせ(b、a)」という内容となる。上述したとおり、特定画面パターンは2つの単位画面を順不同に組み合わせたものであるため、特定画面パターン(a、b)と特定画面パターン(b、a)とは同じ単位画面の組み合わせのものであるということになる。
制御部41は、記憶部45に特定画面パターンを記憶すると、図9に示す内容の制御を実行する。すなわち、今回記憶した特定画面パターンと同じ単位画面の組み合わせの特定画面パターンが、今回記憶した分も含めて何個存在するかをカウントする(ステップC1)。そして、そのカウント値が所定値(本実施形態では2とする)以上であるか否かを判断する(ステップC2)。カウント値が2(所定値)未満である場合(ステップC2で「NO」)、何もせずに制御を終了する。一方、カウント値が2(所定値)以上である場合(ステップC2で「YES」)、前述したリンクボタンを生成するためのリンク生成制御を実行し(ステップC3)、制御を終了する。
図10は、ステップC3のリンク生成制御の内容を示している。この図10に示すように、リンク生成制御では、まず、リンクボタン生成の要否をユーザに対し問い合わせる(ステップD1)。この問い合わせ方法としては、例えば図11に示すように、表示部12において、現在表示されている単位画面に重ねてリンクを生成するか否かを確認するウインドウ61(リンク生成確認入力手段に相当)を表示させる。そして、ユーザにより、リンクを生成する旨の操作がなされると、つまりウインドウ61中にタッチ操作可能に設けられたOKボタン62がタッチ操作されると(ステップD1で「YES」)、リンクを生成すると判断してリンク生成の対象となる2つの単位画面中にそれぞれリンクボタンを設け(ステップD2)、制御を終了する。
一方、ユーザにより、リンクを生成しない旨の操作がなされると、つまりウインドウ61中にタッチ操作可能に設けられたCANCELボタン63がタッチ操作されると(ステップD1で「NO」)、リンクを生成しないと判断する。リンクを生成しない場合には、リンク生成の対象となった特定画面パターンを記憶部45から消去するとともに、そのカウント値をクリアし(ステップD3)、制御を終了する。
次に、上記構成の作用について説明する。
図12は、所定の設定作業が行われる際の単位画面の遷移状況の一例を示している。この図12に示す設定作業は、変数およびIOの値を設定してからロボット2を所定の動作プログラムに基づいて動作させ、上記各設定値が最適であるか否かを確認するものである。なお、ユーザは、変数およびIOの設定値が最適になるまでこの一連の設定作業を繰り返すことになる。
この設定作業が行われる際、表示部12に表示される単位画面は図12に示すNo.1〜No.14の順に切り替えられていくことになる。なお、一連の作業が繰り返される場合には、No.14の後はNo.1に戻ることになる。まず、ロボット画面23において、ロボット2を原点に移動する操作が行われる。この操作は機能設定入力部42により受け付けられる操作(機能設定に係る操作)である。このため、ロボット画面23が操作履歴画面として記憶される。そして、ロボット画面23からトップ画面21、変数/IO画面24および変数選択画面30を経由してI型変数画面32へ、この順に表示画面が切り替えられる。この間、機能設定入力部42により受け付けられる操作は行われないので、新たに操作履歴画面が記憶されることはない。
I型変数画面32において、例えば変数I[2]の値を変更する操作が行われる。この操作は機能設定入力部42により受け付けられる操作である。このため、I型変数画面32が操作履歴画面として記憶される。このとき、記憶部45に既に操作履歴画面が記憶された状態で、新たに操作履歴画面が記憶されたことになる。従って、今回記憶されたI型変数画面32と、前回記憶されたロボット画面23との組み合わせが特定画面パターンP1として記憶される。このとき、記憶部45には、特定画面パターンP1は1つしか存在しないので、リンク生成制御は実行されない。
その後、I型変数画面32から変数選択画面30および変数/IO画面24を経由してIO画面31へ、この順に表示画面が切り替えられる。この間、機能設定入力部42により受け付けられる操作は行われないので、新たに操作履歴画面が記憶されることはない。IO画面31において、例えばIO[4]の値を変更する操作が行われる。この操作は機能設定入力部42により受け付けられる操作である。このため、IO画面31が操作履歴画面として記憶される。また、今回記憶されたIO画面31と、前回記憶されたI型変数画面32との組み合わせが特定画面パターンP2として記憶される。このとき、記憶部45には、特定画面パターンP2は1つしか存在しないので、リンク生成制御は実行されない。
その後、IO画面31から変数/IO画面24およびトップ画面21を経由してプログラム選択画面22へ、この順に表示画面が切り替えられる。この間、機能設定入力部42により受け付けられる操作は行われないので、新たに操作履歴画面が記憶されることはない。プログラム選択画面22において、例えば動作用のプログラムPRO1を選択する操作が行われる。この操作は機能設定入力部42により受け付けられる操作である。このため、プログラム選択画面22が操作履歴画面として記憶される。また、今回記憶されたプログラム選択画面22と、前回記憶されたIO画面31との組み合わせが特定画面パターンP3として記憶される。このとき、記憶部45には、特定画面パターンP3は1つしか存在しないので、リンク生成制御は実行されない。
その後、プログラム選択画面22からプログラム起動画面26へ表示画面が切り替えられる。プログラム起動画面26において、選択されたプログラムPRO1を起動する操作が行われる。この操作は機能設定入力部42により受け付けられる操作である。このため、プログラム起動画面26が操作履歴画面として記憶される。また、今回記憶されたプログラム起動画面26と、前回記憶されたプログラム選択画面22との組み合わせが特定画面パターンP4として記憶される。このとき、記憶部45には、特定画面パターンP4は1つしか存在しないので、リンク生成制御は実行されない。その後、プログラム起動画面26からプログラム選択画面22を経由してトップ画面21へ、この順に表示画面が切り替えられる。
このようにしてロボット2を動作させ、その動作を確認した結果、設定した変数I[2]の値およびIO[4]の値が最適であるか否かを確認し、最適であれば作業を終了する。一方、最適でない場合には、上記した一連の設定作業を繰り返し実行することになる。この場合、トップ画面21からロボット画面23へと表示画面が切り替えられ、上記した一連の作業が再び実行される。
この2度目の一連の設定作業の際、ロボット画面23において、ロボット2を原点に移動する操作が行われると、今回操作履歴画面として記憶されたロボット画面23と前回操作履歴画面として記憶されたプログラム起動画面26との組み合わせが特定画面パターンP5として記憶される。このとき、記憶部45には、特定画面パターンP5は1つしか存在しないので、リンク生成制御は実行されない。
また、この2度目の一連の設定作業の際、I型変数画面32において、例えば変数I[2]の値を変更する操作が行われると、I型変数画面32とロボット画面23との組み合わせの特定画面パターンP1が再び記憶される。これにより、特定画面パターンP1が2つ記憶されたことになる。従って、I型変数画面32とロボット画面23とを対象としてリンク生成制御が実行される。このリンク生成制御において、リンクを生成する旨の操作が行われると、I型変数画面32およびロボット画面23の双方にリンクボタンが生成される。
また、この2度目の一連の設定作業の際、IO画面31において、例えばIO[4]の値を変更する操作が行われると、IO画面31とI型変数画面32との組み合わせの特定画面パターンP2が再び記憶される。これにより、特定画面パターンP2が2つ記憶されたことになる。従って、IO画面31とI型変数画面32とを対象としてリンク生成制御が実行される。このリンク生成制御において、リンクを生成する旨の操作が行われると、IO画面31およびI型変数画面32の双方にリンクボタンが生成される。
また、この2度目の一連の設定作業の際、プログラム選択画面22において、例えばプログラムPRO1を選択する操作が行われると、プログラム選択画面22とIO画面31との組み合わせの特定画面パターンP3が再び記憶される。これにより、特定画面パターンP3が2つ記憶されたことになる。従って、プログラム選択画面22とIO画面31とを対象としてリンク生成制御が実行される。このリンク生成制御において、リンクを生成する旨の操作が行われると、プログラム選択画面22およびIO画面31の双方にリンクボタンが生成される。
また、この2度目の一連の設定作業の際、プログラム起動画面26において、例えばプログラムPRO1を起動する操作が行われると、プログラム起動画面26とプログラム選択画面22との組み合わせの特定画面パターンP4が再び記憶される。これにより、特定画面パターンP4が2つ記憶されたことになる。従って、プログラム起動画面26とプログラム選択画面22とを対象としてリンク生成制御が実行される。このリンク生成制御において、リンクを生成する旨の操作が行われると、プログラム起動画面26およびプログラム選択画面22の双方にリンクボタンが生成される。
このようにして2度目の一連の設定作業を行った後、設定した変数I[2]の値、IO[4]の値が最適でない場合には、上記した一連の作業を再び繰り返し実行することになる。そして、3度目の一連の設定作業の際、ロボット画面23において、ロボット2を原点に移動する操作が行われると、ロボット画面23とプログラム起動画面26との組み合わせの特定画面パターンP5が再び記憶される。これにより、特定画面パターンP5が2つ記憶されたことになる。従って、ロボット画面23とプログラム起動画面26とを対象としてリンク生成制御が実行される。このリンク生成制御において、リンクを生成する旨の操作が行われると、ロボット画面23およびプログラム起動画面26の双方にリンクボタンが生成される。
図13〜図17は、それぞれ、上記設定作業においてリンクボタンが生成された状態のロボット画面23、I型変数画面32、IO画面31、プログラム選択画面22およびプログラム起動画面26を示している。図13に示すように、ロボット画面23の下部の右側には、表示画面をI型変数画面32に切り替えるためのリンクボタンL1が設けられている。また、ロボット画面23の下部の左側には、表示画面をプログラム起動画面26に切り替えるためのリンクボタンL2が設けられている。
図14に示すように、I型変数画面32の下部の右側には、表示画面をIO画面31に切り替えるためのリンクボタンL3が設けられている。また、I型変数画面32の下部の左側には、表示画面をロボット画面23に切り替えるためのリンクボタンL4が設けられている。図15に示すように、IO画面31の下部の右側には、表示画面をプログラム選択画面22に切り替えるためのリンクボタンL5が設けられている。また、IO画面31の下部の左側には、表示画面をI型変数画面32に切り替えるためのリンクボタンL6が設けられている。
図16に示すように、プログラム選択画面22の下部の右側には、表示画面をプログラム起動画面26に切り替えるためのリンクボタンL7が設けられている。また、プログラム選択画面22の下部の左側には、表示画面をIO画面31に切り替えるためのリンクボタンL8が設けられている。図17に示すように、プログラム起動画面26の下部の右側には、表示画面をロボット画面23に切り替えるためのリンクボタンL9が設けられている。また、プログラム起動画面26の下部の左側には、表示画面をプログラム選択画面22に切り替えるためのリンクボタンL10が設けられている。
各リンクボタンL1〜L10(リンク入力手段に相当)は、タッチ操作可能な楕円形状をなすタッチボタンとして形成されている。各リンクボタンL1〜L10には、そのリンク先を表す文字が付加されるようになっている。なお、このリンク先を表す文字は、適宜変更可能であるし、または付加しなくてもよい。また、上記例では、リンクボタンは、各単位画面につき、2個ずつしか設けられていないが、単位画面中に表示可能な個数(本実施形態では、例えば10個)まで設けることが可能である。そして、リンクボタンが最大個数まで設けられた後は、古いものから順次消去していくようにしている。なお、最大個数までリンクボタンが設けられた後に使用頻度の低いものから順次消去するようにしてもよい。
このようにリンクボタンL1〜L10が生成された状態で、上記と同様の一連の設定作業を行う際、表示部12に表示される単位画面は図18に示すNo.1〜No.5の順に切り替えられていくことになる。すなわち、単に表示画面を切り替えるためだけに表示される単位画面がなくなり、機能設定入力部42が受け付ける操作が行われる単位画面のみを順に遷移していくことなる。このため、リンクボタンL1〜L10が生成される前と比較すると、表示画面を切り替えるために行われる操作が大幅に減少することになる。
以上説明したように、本実施形態によれば次のような効果が得られる。
制御部41は、機能設定入力部42が操作を受け付けた際に表示されている単位画面を操作履歴画面として順次記憶させ、今回記憶した単位画面と前回記憶した単位画面とを順不同に組み合わせたものを特定画面パターンとして記憶させる。そして、同じ単位画面の組み合わせの特定画面パターンが2つ以上記憶されている場合に、単位画面の相互間で表示の切り替えを可能とするリンクボタンを生成可能とする。すなわち、制御部41は、操作履歴画面として記憶された単位画面毎の相互関係の強さを、記憶された特定画面パターンの数(カウント値)により確認し、その相互関係が強い組み合わせのものについてのみリンクボタンの生成を可能とする。
このような構成によれば、一連の設定作業が行われる際、各種機能の設定や各種パラメータの設定などに係る入力操作(機能設定入力部42が受け付ける操作)を行う必要があるとともに、相互間で直接表示を切り替える必要がある各単位画面のそれぞれに相互間で表示の切り替えを可能とするリンクボタンを生成することが可能となる。このため、表示画面の切り替え操作を頻繁に行うことが抑制され、ティーチングペンダント4の操作性が向上する。
また、今回および前回記憶された操作履歴画面を順不同に組み合わせた特定画面パターンのカウント値に基づいて各単位画面の相互関係の強さを判断し、単位画面相互間のリンクボタンを生成可能とする構成となっている。各種機能、各種パラメータの設定作業(特に修正作業)では、設定対象となる単位画面間を往復しながら最適な設定値を求めていくことが多い。本実施形態では、このように所定の単位画面間を頻繁に行き来する必要のある設定作業の特性を利用し、それら単位画面の相互間を直接切り替え可能とするリンクボタンを容易に生成可能としている。このため、上記したような所定の単位画面間を頻繁に行き来するような設定作業を行う場合、所定の単位画面間を1度往復しただけでリンクボタンが生成可能となり、リンクボタンが生成されるまでの期間を極めて短くできるという効果が得られる。
また、同じ単位画面の組み合わせの特定画面パターンのカウント値が2以上になったときに、リンクの生成を可能とする構成であるため、各単位画面の相互関係が弱いうちはリンクボタンが生成されることはない。つまり、必要以上にリンクボタンが生成されてしまうおそれがない。さらに、リンクボタンの生成が可能になった後、その要否をユーザに確認するためのウインドウ61を表示するようになっている。このため、ユーザは、自身が必要であると判断したリンクボタンのみを選択的に生成させることができる。
また、所定の設定作業が複数回行われると、各単位画面には、その一連の作業の流れに沿って表示画面を切り替えるためのリンクボタンが生成されることになる。従って、リンクボタンが生成された後に、同様の設定作業を行う際、ユーザは、特に作業の流れを意識しなくても、リンクボタンを順にタッチ操作していくだけで設定作業を行うことが可能となる。このため、入力受付画面のツリー構造を把握していない例えば設定作業に不慣れなユーザであっても、容易に正しい手順で設定作業を行うことが可能になる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図19〜図22を参照しながら説明する。
本実施形態は、第1の実施形態に対し、特定画面パターンが記憶されると行われる制御の内容が異なっている。図19は、第1の実施形態における図10相当図である。この図19に示す本実施形態の制御内容は、図10に示した第1の実施形態の制御内容に対し、ステップC1の前にステップE1が挿入されている点が異なっている。また、本実施形態は、第1の実施形態に対し、ステップC2における所定値、すなわちリンクボタンを生成する条件としての所定値が4に変更されている点が異なっている。
ステップE1において、制御部41は、記憶部45に記憶された特定画面パターンのうち、同じ単位画面の組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているか否かを判断する。同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しない場合(ステップE1で「NO」)、何もせずに制御を終了する。一方、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在する場合(ステップE1で「YES」)、ステップC1に進む。
続いて、図19に示した制御内容について具体的な例を挙げて説明する。図20は、所定の2つの単位画面間のみを往復して操作が行われる場合において、記憶部45に順次記憶される操作履歴画面および特定画面パターンを概略的に示している。図20に示したケースでは、操作履歴画面は、a(時刻t1)→b(時刻t2)→a(時刻t3)→b(時刻t4)→a(時刻t5)という順に記憶されている。また、特定画面パターンは、[a、b](時刻t2)→[b、a](時刻t3)→[a、b](時刻t4)→[b、a](時刻t5)という順に記憶されている。この場合、時刻t2の時点では、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在していないので、ステップE1で「NO」となり、ステップC1以降を実行することなく、制御が終了される。
時刻t3、t4の時点では、単位画面aと単位画面bの組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているので、ステップE1で「YES」となり、ステップC1以降に進む。ただし、この場合には、上記特定画面パターンが4つ未満しか存在しないので、ステップC2で「NO」となり、ステップC3のリンク生成制御は実行されない。これに対し、時刻t5の時点では、上記特定画面パターンが連続して存在するとともに、累積して4つ存在しているので、ステップE1、C2のいずれでも「YES」となり、ステップC3に進み、リンク生成制御が実行される。
図21は、所定の2つの単位画面間を往復して操作が行われる間に、これらとは別の単位画面での操作を経由した第1の例を示す図20相当図である。図21に示したケースでは、単位画面は、a(時刻t1)→b(時刻t2)→a(時刻t3)→c(時刻t4)→d(時刻t5)→a(時刻t6)→b(時刻t7)→a(時刻t8)という順に記憶されている。また、特定画面パターンは、[a、b](時刻t2)→[b、a](時刻t3)→[a、c](時刻t4)→[c、d](時刻t5)→[d、a](時刻t6)→[a、b](時刻t7)→[b、a](時刻t8)という順に記憶されている。この場合も、時刻t2の時点では、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在していないので、ステップE1で「NO」となる。
時刻t3の時点では、単位画面aと単位画面bの組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているので、ステップE1で「YES」となり、ステップC1以降に進む。ただし、この場合には、上記特定画面パターンが4つ未満しか存在しないので、ステップC2で「NO」となる。続く、時刻t4〜t7のそれぞれの時点では、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しないので、ステップE1で「NO」となる。これに対し、時刻t8の時点では、単位画面aと単位画面bの組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているので、ステップE1で「YES」となる。そして、この時点では、上記特定画面パターンは、累積して4つ存在しているので、ステップC2で「YES」となり、ステップC3に進み、リンク生成制御が実行される。
図22は、所定の2つの単位画面間を往復して操作が行われる間に、これらとは別の単位画面での操作を経由した第2の例を示す図20相当図である。図22に示したケースでは、単位画面は、a(時刻t1)→b(時刻t2)→a(時刻t3)→c(時刻t4)→a(時刻t5)→b(時刻t6)→a(時刻t7)という順に記憶されている。また、特定画面パターンは、[a、b](時刻t2)→[b、a](時刻t3)→[a、c](時刻t4)→[c、a](時刻t5)→[a、b](時刻t6)→[b、a](時刻t7)という順に記憶されている。この場合も、時刻t2の時点では、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在していないので、ステップE1で「NO」となる。
時刻t3の時点では、単位画面aと単位画面bの組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているので、ステップE1で「YES」となり、ステップC1以降に進む。ただし、この場合には、上記特定画面パターンが4つ未満しか存在しないので、ステップC2で「NO」となり、ステップC3のリンク生成制御は実行されない。続く、時刻t4の時点では、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しないので、ステップE1で「NO」となる。そして、時刻t5の時点では、単位画面aと単位画面cの組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているので、ステップE1で「YES」となり、ステップC1以降に進む。ただし、この場合にも、上記特定画面パターンが4つ未満しか存在しないので、ステップC2で「NO」となる。
時刻t6の時点では、同じ組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しないので、ステップE1で「NO」となる。これに対し、時刻t7の時点では、単位画面aと単位画面bの組み合わせの特定画面パターンが連続して存在しているので、ステップE1で「YES」となる。そして、この時点では、上記特定画面パターンは、累積して4つ存在しているので、ステップC2で「YES」となり、ステップC3に進み、リンク生成制御が実行される。
このように、本実施形態では、制御部41は、記憶部45に記憶された特定画面パターンのうち、単位画面の組み合わせが同じものが連続して存在する部分にて、その特定画面パターンの数をカウントする。すなわち、制御部41は、ある時点で記憶された特定画面パターンと、その1つ前の時点で記憶された特定画面パターンとが、同じ単位画面の組み合わせである場合にのみ、その数をカウントする。このような構成によれば、機能設定に係る操作が行われる所定の単位画面間を頻繁に行き来する場合にのみ、それら相互間で表示を切り替え可能とするリンクボタンの生成が可能となる。このリンクボタンが必要となるのは、このように単位画面間を頻繁に往復する可能性の高い作業(例えば設定の修正作業など)を行う場合が多い。このため、本実施形態の構成によれば、本来的にリンクボタンを設ける必要性の高い場合に限り、リンクボタンを生成可能とするので、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
リンクボタンの生成に係る制御を行うか否かのフラグを設け、当該フラグのON/OFFを予めユーザの操作により切り替え可能に構成してもよい。このようにすれば、必要なリンクボタンが既に生成されている場合などにおいて、不要なリンクボタンを生成するか否かを確認するウインドウ61が頻繁に出現するような事態の発生を抑止できる。
タッチパネルとしての機能を有する表示部12を用いたが、表示手段としてはタッチパネル機能を有するものでなくともよい。この場合、単位画面上に表示される各種ボタン(リンクボタンを含む)を、例えば他のポインティングデバイスを用いて操作可能に構成すればよい。
リンク生成の要否を確認するリンク生成確認手段としては、図11に示したウインドウ61に限らずともよい。
リンクの表示形態(形状)およびその配置等は、図13〜図17に示したリンクボタンL1〜L10に限らずともよく、適宜変更可能である。
第1の実施形態におけるリンクボタンを生成する条件としての所定値は3以上でもよい。また、第2の実施形態におけるリンクボタンを生成する条件としての所定値は2または3でもよいし、5以上でもよい。なお、第2の実施形態において、所定値を2とする場合には、ステップE1での判断がステップC2での判断を兼ねることに相当するため、ステップC1、C2を省略することができる。
上記各実施形態では、本発明を6軸の垂直多関節型のロボット2のティーチングペンダント4に適用した例を説明したが、本発明は、ロボットを制御するコントローラに接続され、操作者の操作により入力される情報をコントローラに与えてロボットの各種機能の設定を可能とするペンダント全般に適用可能である。
図面中、2はロボット、3はコントローラ、4はティーチングペンダント(ペンダント)、12は表示部(表示手段)、41は制御部(制御手段、同一パターンカウント手段、リンク問い合わせ手段)、42は機能設定入力部(機能設定入力手段)、43は画面切替入力部(画面切替入力手段)、45は記憶部(操作履歴画面記憶手段、特定画面パターン記憶手段)、61はウインドウ(リンク生成確認入力手段)L1〜L10はリンクボタン(リンク入力手段)を示す。

Claims (2)

  1. ロボットを制御するコントローラに接続され、操作者の操作により入力される情報を前記コントローラに与えて前記ロボットの各種機能の設定を可能とするペンダントであって、
    操作者の入力操作を受け付けるための入力受付画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段に係る動作を制御する制御手段とを備え、
    前記入力受付画面はツリー構造をなす複数の単位画面に分割して表示され、
    前記単位画面は、前記ロボットの各種機能のうち当該画面に表示される機能の設定に係る操作を受け付ける機能設定入力手段と、前記表示手段に表示する表示画面をツリー上で隣接する別の単位画面に切り替える操作を受け付ける画面切替入力手段とを有し、
    前記制御手段は、前記機能設定入力手段が操作を受け付けると受け付けた操作に対応した機能の設定に係る情報を前記コントローラに出力し、前記画面切替入力手段が操作を受け付けると前記表示画面を受け付けた操作に対応した前記単位画面に切り替え、
    前記表示手段に所定の前記単位画面が表示されてから別の前記単位画面に切り替えられるまでの間において、前記機能設定入力手段が操作を受け付けたとき、表示されている前記単位画面を操作履歴画面として順次記憶する操作履歴画面記憶手段と、
    前記操作履歴画面記憶手段に前記操作履歴画面が記憶された状態で、新たに操作履歴画面が記憶されると、今回記憶された前記操作履歴画面に対応する前記単位画面と前回記憶された前記操作履歴画面に対応する前記単位画面とを順不同に組み合わせた特定画面パターンとして順次記憶する特定画面パターン記憶手段と、
    前記特定画面パターン記憶手段に記憶された前記特定画面パターンのうち、前記単位画面の組み合わせが同じものをカウントする同一パターンカウント手段と、
    前記同一パターンカウント手段のカウント値が2以上の所定値になると、その特定画面パターンに含まれた2つの前記単位画面の相互間で画面表示を切り替え可能とするか否かを確認するための操作を受け付けるリンク生成確認入力手段を前記表示手段に表示させるリンク問い合わせ手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記リンク生成確認入力手段がリンクを生成する旨の操作を受け付けると当該リンクを生成する対象の2つの前記単位画面のそれぞれに前記表示手段に表示する表示画面を他方の前記単位画面に切り替える操作を受け付けるリンク入力手段を設け、前記リンク生成確認入力手段がリンクを生成しない旨の操作を受け付けると同一パターンカウント手段のカウント値のうち当該リンク生成の対象となったカウント値をクリアし、
    前記リンク入力手段が操作を受け付けると前記表示画面を受け付けた操作に対応した前記単位画面に切り替えることを特徴とするペンダント。
  2. 前記同一パターンカウント手段は、
    前記特定画面パターン記憶手段に記憶された前記特定画面パターンのうち、前記単位画面の組み合わせが同じものが連続して存在する部分にて、当該単位画面の組み合わせの特定画面パターンの数をカウントすることを特徴とする請求項1記載のペンダント。
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