JP5315757B2 - 車両用シートの連結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートの連結装置に関する。詳しくは、二つの対象部材を互いに相対回転可能に連結する車両用シートの連結装置に関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックがリクライニング装置を介してシートクッションと連結されており、その背凭れ角度の調整操作が行えるようになっている構成が知られている。ここで、下記特許文献1には、上記したリクライニング装置の構成が開示されている。この開示のリクライニング装置は、シートバックの骨格部に一体的に連結される円盤状のラチェットと、シートクッションの骨格部に一体的に連結される円盤状のガイドとが、互いに回転可能に支え合うように軸方向に組み付けられた構成となっている。
そして、このラチェットとガイドとの間には、これらの相対回転をロックすることのできるポールが配設されている。このポールは、ガイドに対して半径方向の内外方にのみ移動可能となるように支えられている。そして、ポールは、その外周面に形成された外周歯面を、ラチェットに形成された円筒状に突出した筒部の内周歯面に噛合させることにより、ラチェットとガイドとの間の相対回転をロックするようになっている。
特開2007−130237号公報
しかし、上記開示の従来技術では、リクライニング装置を小型化するために、例えばラチェットの外径を小さくすると、ポールの外周歯面を噛合させるラチェットの筒部の半径方向の肉厚が薄くなったり、その内周歯面の歯形が小さくなるなどして、リクライニング装置のロック強度が低下してしまうこととなる。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートの連結装置を小型化してもそのロック強度を担保できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートの連結装置は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、二つの対象部材を互いに相対回転可能に連結する車両用シートの連結装置である。この車両用シートの連結装置は、二枚の連結部材とロック部材と操作部材とを有する。二枚の連結部材は、二つの対象部材の一方側或いは他方側にそれぞれ一体的に連結されて、互いに相対回転可能に盤合わせ方向に組み付けられる。ロック部材は、二枚の連結部材の間に挟まれて配置され、一方側の連結部材に組み付けられて円周方向に支えられた状態とされ、他方側の連結部材に形成された内周歯面に外周歯面を噛合させることにより、両連結部材間の相対回転をロックする。操作部材は、ロック部材を半径方向外方側に押圧してその外周歯面を他方側の連結部材の内周歯面に噛合させたり、この押圧状態を解除して噛合状態を解除したりする。他方側の連結部材には、一方側の連結部材に形成された円環部を内周歯面よりも半径方向外方側の位置で軸方向に受け入れて、円環部を外周側から囲い込んだ状態として互いが相対回転可能に支え合った状態となるようにする支え部が形成されている。
この第1の発明によれば、ロック部材がセットされる一方側の連結部材は、その円環部が他方側の連結部材に形成された支え部に軸方向に受け入れられることにより、支え部に対して回転可能に内外で支え合った状態に組み付けられる。この支え部は、内周歯面よりも半径方向外方側の位置で円環部を外周側から囲い込むように形成されるため、内周歯面の周縁部の半径方向の肉厚を増大させるように作用する。したがって、ロック部材と噛合ロックする内周歯面の周縁部の実質的な半径方向の肉厚を大きくとることができるため、内周歯面の周縁部の噛合ロック時の支持強度が高められ、車両用シートの連結装置を小型化してもそのロック強度を担保することができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、他方側の連結部材に形成された内周歯面は、他方側の連結部材の板厚方向への半抜き加工によって突出して形成された円筒部の内周面に形成されている。そして、この円筒部の内周歯面の半径方向外方側の位置に形成される支え部も、他方側の連結部材の板厚方向への半抜き加工によって、円筒部よりも更に軸方向に円筒状に突出して形成されている。
この第2の発明によれば、他方側の連結部材に形成される円筒部や支え部は、他方側の連結部材の板厚方向への半抜き加工によって、それぞれ階段状に軸方向に円筒状に突出して形成される。このように、円筒部や支え部を、他方側の連結部材の板厚方向への半抜き加工のみによって成形性良く形成することができる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、各連結部材は、これらの外周部を囲い込むように組み付けられる保持部材によって、軸方向に挟み込まれて外れ止めされるようになっている。保持部材は、予め成形された軸方向に面を有するフランジ状の座面部を一方側の連結部材の外周部に当てがえて、この一方側の連結部材に他方側の連結部材が組み付けられた状態で保持部材の端部が半径方向内方側に折り曲げられてかしめ処理されることにより、他方側の連結部材と一体的に結合される構成となっている。
この第3の発明によれば、保持部材の組み付け時には、先ず、そのフランジ状に形成された座面部が、小径側となる一方側の連結部材の外周部に当てがわれる。そして、この一方側の連結部材に大径側となる他方側の連結部材を組み付けてから、保持部材の受入口側の端部を半径方向内方側に折り曲げてかしめ処理することにより、保持部材が他方側の連結部材と一体的に結合される。このとき、保持部材の端部のかしめ処理は、上述したフランジ状の座面部の裏面に受け型が当てがわれて行われる。したがって、上述した各構成部品を保持部材に対して順に重力方向にセットしていき、最後に保持部材の上端部をかしめ処理するようにすれば、組み付けの途中で部品全体を引っ繰り返す反転作業を行うことなく、各部品を外れ止め可能に組み付けることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートの連結装置の構成について、図1〜図12を用いて説明する。ここで、図2には、本実施例の車両用シート1の概略構成が示されている。この車両用シート1は、背凭れとなるシートバック2が、その両サイドの下部位置に配設された左右一対のリクライニング装置4,4によって、着座部となるシートクッション3と連結されている。ここで、リクライニング装置4,4が本発明の車両用シートの連結装置に相当する。
これらリクライニング装置4,4は、それらの内部に挿通されたロック解除の切換え操作を行う操作軸4c,4cが、連結ロッド4rによって互いに一体的に連結されて構成されている。これにより、各リクライニング装置4,4は、シートバック2の背凭れ角度を固定したロック状態と、この固定状態を解除してシートバック2の背凭れ角度調整を行えるようにする解除状態とに、互いのロック解除の切換え操作が同期して行われるようになっている。ここで、各リクライニング装置4,4は、常時は附勢によってロックした作動状態に切り換えられて保持されている。
そして、各リクライニング装置4,4は、シートクッション3の側部位置に設けられた操作レバー5の引き上げ操作を行うことによって、それらのロック状態が一斉に解除操作される。これにより、シートバック2の背凭れ角度の固定状態が解かれるため、その背凭れ角度の調整操作が行える状態となる。そして、シートバック2の背凭れ角度を調整して、操作レバー5の解除操作をやめることにより、各リクライニング装置4,4が再び附勢によってロック状態に戻されるため、シートバック2がその調整した背凭れ角度位置に固定される。
ここで、シートバック2は、シートクッション3との間に掛着された図示しない附勢ばねの附勢力によって、常時は前倒しの回動方向に附勢されている。したがって、車両用シート1が着座使用されていない状態で、上述した各リクライニング装置4,4のロック状態を解除することにより、シートバック2は附勢によって前倒しされて、シートクッション3の上面部に畳み込まれる。
このとき、各リクライニング装置4,4は、通常、シートバック2が背凭れとして使用される角度領域にある時には、操作レバー5の解除操作をやめることによって、附勢によってロック状態に戻される。しかし、各リクライニング装置4,4の回転角度領域には、上記した解除操作をやめた際に附勢によってロック状態に戻されるロックゾーンと、解除操作をやめてもロック状態には戻されないフリーゾーンとが設定されている。
前者のロックゾーンは、通常、シートバック2が背凭れとして使用される角度領域、具体的にはシートバック2が直立姿勢となる角度位置から後方側に倒し込まれる角度領域に設定されている。そして、後者のフリーゾーンは、シートバック2が背凭れ使用されることのない前倒れ姿勢の角度領域、具体的にはシートバック2が直立姿勢となる角度位置から前方側に倒し込まれる角度領域に設定されている。
したがって、シートバック2を前倒しする時には、各リクライニング装置4,4のロック状態を解除して、シートバック2が直立姿勢から少しでも前に傾けば、あとは解除操作をやめてしまっても、シートバック2はシートクッション3の上面部に畳み込まれる位置まで自然と前倒しされていく。以下、リクライニング装置4,4の構成について詳しく説明をする。なお、各リクライニング装置4,4は、互いに左右対称の構成となっているが、実質的には同じ構成となっている。したがって、以下ではこれらを代表して、図2の紙面向かって右側に示されている一方側のリクライニング装置4の構成についてのみ説明をする。
このリクライニング装置4は、図1に示されるように、円盤形状のラチェット10及びガイド20と、これらの円盤面の間に挟まれて配置される上下一対のポール30,30及びスライドカム40と、このスライドカム40をスライド操作するためのヒンジカム50と、このヒンジカム50を回動附勢するための巻きばね60と、ラチェット10及びガイド20を互いに板厚方向(軸方向)に挟み込んだ状態に保持して外れ止めするための保持部材70とが一つに組み付けられて構成されている。ここで、ガイド20が本発明の一方側の連結部材に相当し、ラチェット10が本発明の他方側の連結部材に相当し、ポール30,30が本発明のロック部材に相当し、スライドカム40が本発明の操作部材に相当する。
詳しくは、ラチェット10には、その円盤部11の外周部において、ガイド20への組み付け方向となる板厚方向に円筒状に突出する円筒部12と支え部15とが段差状に形成されている。これら円筒部12や支え部15は、ラチェット10の板厚方向への半抜き加工によって形成されている。これにより、支え部15は、図5に示されるように、その形状の一部が円筒部12と板厚方向に重なって、円筒部12よりも板厚方向に突出した円筒形状に形成されている。
これら円筒部12や支え部15は、ラチェット10の回転中心まわりに円筒状に突出して形成されている。ここで、円筒部12の内周面には、内歯を有する内周歯面12aと内歯を有さない突出平面12bとが形成されている。この突出平面12bは、円筒部12の軸対称となる二箇所の位置に形成されており、それぞれ、内周面が内周歯面12aよりも半径方向内方側に突出した平坦な湾曲面とされて形成されている。
そしてこれにより、この突出平面12bがいずれのポール30,30とも干渉しない円周方向の回転角度領域が、内周歯面12aが各ポール30,30と噛合することのできるロックゾーンとして設定されている。そして、突出平面12bがポール30,30と干渉して噛合が阻止される回転角度領域がフリーゾーンとして設定されている。このラチェット10は、図3に示されるように、その円盤部11の外盤面が、シートバック2の骨格を成すバックフレーム2fの板面と接合されることによって、シートバック2と一体的に連結されている。ここで、バックフレーム2fが本発明の二つの対象部材の一方側に相当する。
ここで、ラチェット10の円盤部11には、その外盤面から円筒状に突出する複数のダボ13a・・やDダボ13bが形成されている。これらダボ13a・・やDダボ13bは、円盤部11のより外周縁に近い位置で、円周方向に等間隔に並べて配置形成されている。このうち、Dダボ13bは、その突出した円筒形状の一部が断面D字状に切り欠かれて形成されており、円筒形状に突出したダボ13a・・とは形状が区別されるようになっている。
一方、バックフレーム2fには、上述したダボ13a・・やDダボ13bを嵌合させることのできるダボ孔2a・・やDダボ孔2bが貫通形成されている。したがって、これらダボ13a・・やDダボ13bを、バックフレーム2fに形成されたダボ孔2a・・やDダボ孔2bにそれぞれ嵌合させて、これら嵌合部を溶着して接合することにより、ラチェット10がバックフレーム2fに対して強固に一体的に連結されている(図5参照)。
そして、このラチェット10の円盤部11の中心には、リクライニング装置4のロック解除の切換え操作を行う操作軸4c(図2参照)を挿通するための貫通孔14が形成されている。そして、バックフレーム2fにも、この貫通孔14と同軸線上の位置に、同じ目的の貫通孔2cが形成されている。
次に、図1に戻って、ガイド20の構成について説明をする。このガイド20は、ラチェット10よりもひとまわり小さな外径をもつ円盤形状に形成されている。そして、このガイド20の円盤部21の外周縁には、ラチェット10への組み付け方向となる板厚方向に円筒状に突出する円環部22が形成されている。この円環部22は、ガイド20を板厚方向に半抜き加工して形成されている。
この円環部22は、図5に示されるように、前述したラチェット10の支え部15の筒内に軸方向に受け入れられて支え部15の筒内に緩やかに嵌り込む大きさに形成されている。したがって、ガイド20は、円環部22がラチェット10の支え部15の筒内に嵌め込まれて組み付けられることにより、同円環部22が支え部15によって外周側から囲い込まれた状態となる。これにより、ガイド20は、円環部22と支え部15の嵌合構造によって、ラチェット10に対して互いに摺動し合って相対回転することのできる支え合った状態に組み付けられる。
詳しくは、円環部22は、ラチェット10の支え部15の筒内に嵌め込まれることにより、ラチェット10の円筒部12と軸方向に対面した状態に組み付けられる。なお、円環部22の内径は、ラチェット10の円筒部12の内径よりも大きく設定されており、その内周面が、円筒部12の内周歯面12aよりも半径方向内方側に突出して後述するポール30,30の噛合を妨げないようになっている。この円環部22は、ガイド20の回転中心まわりに円筒状に突出して形成されている。
ところで、上述したガイド20は、図4に示されるように、その円盤部21の外盤面が、シートクッション3の骨格を成すクッションフレーム3fの板面と接合されることによって、シートクッション3と一体的に連結されている。ここで、クッションフレーム3fが本発明の二つの対象部材の他方側に相当する。
ここで、ガイド20の円盤部21には、その外盤面から円筒状に突出する複数のダボ24a・・やDダボ24bが形成されている。これらダボ24a・・やDダボ24bは、円盤部21のより外周縁に近い位置で、円周方向に等間隔に並べて配置形成されている。このうち、Dダボ24bは、その突出した円筒形状の一部が断面D字状に切り欠かれて形成されており、円筒形状に突出したダボ24a・・とは形状が区別されるようになっている。
一方、クッションフレーム3fには、上述したダボ24a・・やDダボ24bを嵌合させることのできるダボ孔3a・・やDダボ孔3bが貫通形成されている。したがって、これらダボ24a・・やDダボ24bを、クッションフレーム3fに形成されたダボ孔3a・・やDダボ孔3bにそれぞれ嵌合させて、これら嵌合部を溶着して接合することにより、ガイド20がクッションフレーム3fに対して強固に一体的に連結されている(図5参照)。
そして、このガイド20の円盤部21の中心には、リクライニング装置4のロック解除の切換え操作を行う操作軸4c(図2参照)を挿通するための貫通孔25が形成されている。そして、クッションフレーム3fにも、この貫通孔25と同軸線上の位置に、同じ目的の貫通孔3cが形成されている。この貫通孔3cは、後述する巻きばね60もその孔内部に収め入れられるように形状が大きく形成されている。
そして、図1に戻って、ガイド20の円盤部21には、その内盤面が板厚方向に「十」符号状に凹んだガイド溝23が形成されている。このガイド溝23は、円盤部21が「十」符号状に板厚方向に半抜き加工されることによって形成されている。ここで、前述したダボ24a・・やDダボ24bは、このガイド溝23が形成された外盤面上の位置にそれぞれ突出して形成されている。このガイド溝23は、その図示向かって上側と下側の溝部が、後述する各ポール30,30をそれぞれ内部に収め入れることのできるポール溝23a,23aとして形成されている。
これらポール溝23a,23aは、図7に示されるように、その左右両サイドに側壁となって形成される案内壁21a,21bや案内壁21c,21dの形状により、ポール30,30をその溝形状に沿ってガイド20の半径方向内方側や外方側(図示上下方向)にのみスライドさせられるようにガイドする。そして、ガイド溝23の横方向に延びる図示向かって右側と左側とその間の溝部が、後述するスライドカム40を内部に収め入れることのできるスライドカム溝23bとしてひとつなぎに形成されている。
このスライドカム溝23bは、その上下両サイドに側壁となって形成される案内壁21a,21cや案内壁21b,21dの形状により、スライドカム40をその溝形状に沿ってガイド20に対してポール30,30のスライド方向とは垂直な図示左右方向にのみスライドさせられるようにガイドする。そして、図1に戻って、ガイド20の円盤部21には、その外盤面からピン形状に突出するばね掛部26,26が形成されている。これらばね掛部26,26は、後述する巻きばね60の外端62を掛着させるための機能部品となっており、その掛着位置を選択できるように円周方向の二箇所に形成されている。
次に、ポール30,30の構成について説明する。これらポール30,30は、前述したガイド20に形成された各ポール溝23a,23aの内部に収容可能な駒形状に形成されている。これらポール30,30は、互いに上下対称な形状に形成されている。具体的には、各ポール30,30は、その外周縁が、前述したラチェット10の円筒部12の内周面と合致する円弧状に湾曲した形状に形成されている。そして、この円弧状に湾曲した外周面には、円筒部12の内周面に形成された内周歯面12aと噛合可能な外歯を有する外周歯面30a,30aが形成されている。
したがって、各ポール30,30は、図6に示されるように、後述するスライドカム40に押圧されて半径方向外方側にスライド操作されることにより、各外周歯面30a,30aがラチェット10の内周歯面12aに押し当てられて噛合する。これにより、各ポール30,30とラチェット10とは、互いの噛合力によって、円周方向に一体的な状態となる。しかし、各ポール30,30は、ガイド20との関係においては、案内壁21a,21cや案内壁21b,21dによるガイドによって半径方向の内外方にしかスライドできないようになっている。
したがって、ラチェット10は、各ポール30,30を介してガイド20に対する回転移動が規制された状態となる。これにより、リクライニング装置4が回転ロックされた状態となる。このリクライニング装置4の回転ロック状態は、図7に示されるように、各ポール30,30が半径方向内方側に引き込まれて、ラチェット10との噛合状態から外されることによって解除される。
ここで、各ポール30,30を半径方向の内外方にスライドさせる操作は、ポール30,30の間に配設されたスライドカム40のスライド動作によって行われる。このスライドカム40は、図1に示されるように、前述したガイド20に形成されたスライドカム溝23bの内部に収容可能な駒形状に形成されている。このスライドカム40は、上下対称な形状に形成されており、その図示上下側の縁部に、各ポール30,30を半径方向外方側に押し出すための肩部42,42と、各ポール30,30を半径方向内方側に引き込むためのフック44,44とが形成されている。
ここで、前述したポール30,30は、その半径方向内方側の形状が一部肉抜きされた門型形状に形成されている。そして、各ポール30,30は、その門型の両脚をなす脚部32,32をそれぞれスライドカム40の上縁側と下縁側の面部に当接させることにより、スライドカム40によって半径方向外方側に押圧操作されるようになっている。具体的には、図6に示されるように、各ポール30,30は、スライドカム40が図示右方側にスライド操作されることにより、各脚部32,32がスライドカム40の各肩部42,42に乗り上げて半径方向外方側に押し出し操作される。
これにより、各ポール30,30は、それらの外周歯面30a,30aをラチェット10の内周歯面12aに噛合させた状態となって保持される。そして、各ポール30,30は、図7に示されるように、スライドカム40が図示左方側にスライド操作されることにより、その門型の内側に形成された各掛部31,31にスライドカム40の各フック44,44が引掛けられて、半径方向内方側に引き込まれる。これにより、各ポール30,30は、各脚部32,32をスライドカム40の各肩部42,42からそれらの図示右脇位置に形成された溝部43,43の内部へと引き込ませて、ラチェット10との噛合状態から外される。
ここで、各溝部43,43は、各肩部42,42から滑らかに凹み込む形状に形成されている。これにより、図6に示したように、各ポール30,30は、スライドカム40が図示右方側にスライド操作されることにより、それらの脚部32,32が各溝部43,43の斜面形状に沿って移動案内されて各肩部42,42に乗り上げるようになっている。ここで、スライドカム40を図示左右方向にスライドさせる操作は、スライドカム40の中央部に貫通形成されたカム孔41内に組み付けられたヒンジカム50の回転動作によって行われる。
このヒンジカム50は、図1に示されるように、スライドカム40の中心部に貫通形成されたカム孔41内に回動可能に組み付けられている。このヒンジカム50は、ガイド20との間に掛着された巻きばね60の附勢力によって、常時は図1に示される反時計回り方向に回動附勢されている。ここで、巻きばね60は、図4に示されるように、予め捩り込まれた状態としてその内端61がヒンジカム50のばね掛部51に掛着されており、外端62がガイド20のばね掛部26に掛着されている。
これにより、ヒンジカム50は、図6に示されるように、常時はその外周部に突出形成された操作突起52によって、スライドカム40をカム孔41の内周面側から押圧して図示右方側にスライドさせるようになっている。そしてこれにより、各ポール30,30は、常時は各脚部32,32をスライドカム40の各肩部42,42に乗り上げさせた状態として、ラチェット10と噛合した状態に保持される。
このヒンジカム50は、図2において前述した操作軸4cと一体的に連結されている。これにより、ヒンジカム50は、操作レバー5(図2参照)の引き上げ操作に伴って、図1に示される巻きばね60の附勢に抗した図示時計回りに回動操作されるようになっている。すなわち、ヒンジカム50は、上記した操作によって、図6に示される反時計回り方向に回動操作される。これにより、図7に示されるように、スライドカム40が図示左方側にスライド操作されて、各ポール30,30がラチェット10との噛合状態から外される。
次に、図1に戻って、保持部材70について説明する。この保持部材70は、薄い鋼板がリング状に打ち抜かれて形成されており、更に軸方向に半抜き加工されることによって図示左手前側の一端に軸方向に面を持つフランジ状の座面部を有する円筒型形状に形成されている。詳しくは、上述した座面部は、軸方向に二段に面を有するように形成されており、内径側にリング状の第1底面71が形成され、その外径側に軸方向に段差状に上がった位置にリング状の第2底面72が形成されている。
ここで、図5に示されるように、第1底面71は、保持部材70の円筒内にガイド20が組み付けられることにより、このガイド20の円環部22の外盤面と軸方向に対面する位置に配置形成されている。そして、第2底面72は、保持部材70の円筒内にラチェット10が組み付けられることにより、このラチェット10の支え部15の内盤面と軸方向に対面する位置に形成されている。したがって、上記構成の保持部材70の円筒内にガイド20が軸方向に挿通されることにより、円環部22が第1底面71と当接する位置でガイド20の挿通位置が位置決めされることとなる。
そして、保持部材70の円筒内にラチェット10が軸方向に挿通されることにより、支え部15が第2底面72と当接する位置でラチェット10の挿通位置が位置決めされることとなる。そして、上述したガイド20及びラチェット10の挿通後に、保持部材70の受入口側の開口端部を半径方向内方側に折り曲げ処理してラチェット10の支え部15の外盤面にかしめることにより、保持部材70がラチェット10と一体的となって結合固定される。
これにより、ラチェット10及びガイド20の外周部が、保持部材70の第1底面71及び第2底面72と上述した折り曲げ処理された折曲面73とによって軸方向に挟み込まれて外れ止めされた状態として保持される。ここで、ガイド20の円環部22は、ラチェット10の円筒部12と保持部材70の第1底面71との間に軸方向の僅かな隙間を有して組み付けられるようになっている。これにより、ガイド20のラチェット10に対する回転移動が保持部材70との摺動摩擦によって阻害されることなくスムーズに行えるようになっている。
また、第1底面71には、その周方向の複数箇所に、内盤側の面から軸方向に点状に突出する突部71a・・が形成されている。これにより、ガイド20の円環部22は、第1底面71に対しては各突部71a・・によって点で接触するようになっており、その回転時の接触による摺動抵抗の影響が小さく抑えられるようになっている。
ところで、上述したリクライニング装置4は、図8〜図12に示されるように、組み付け治具Jに保持部材70をセットして、この保持部材70に各構成部品を重力方向に順にセットしていくことによって組み付けられている。具体的には、先ず、図8に示されるように、組み付け治具Jに対して、保持部材70をその受入口側の開口部が上方側を向くようにしてセットする。この組み付け治具Jは、保持部材70がセットされることにより、第2底面72の裏側面に支持面Jaを軸方向に面当接させる構成となっている。
次に、図9に示されるように、この保持部材70の円筒内部にガイド20を挿通してセットする。このとき、ガイド20は、その円環部22の外盤面が保持部材70の第1底面71(突部71a・・)と当接することにより、その挿通位置が位置決めされた状態として保持部材70にセットされる。次に、図10に示されるように、ガイド20の円盤部21上にポール30,30、スライドカム40及びヒンジカム50を載置してセットする。このとき、各ポール30,30は、ガイド20に形成されたポール溝23a,23a内に収容されることにより、ガイド20に対する組み付け位置が位置決めされた状態としてセットされる。
また、スライドカム40は、ガイド20に形成されたスライドカム溝23b内に収容されることにより、ガイド20に対する組み付け位置が位置決めされた状態としてセットされる。また、ヒンジカム50は、スライドカム40のカム孔41とガイド20の貫通孔25とに貫通して挿通されることにより、スライドカム40やガイド20に対する組み付け位置が位置決めされた状態としてセットされる。そして次に、図11に示されるように、ガイド20の円環部22に嵌め込むようにしてラチェット10をセットする。
このとき、ラチェット10は、その支え部15の円筒内にガイド20の円環部22を嵌め込むように組み付けることにより、支え部15が保持部材70の第2底面72と当接してその挿通位置が位置決めされた状態として保持部材70にセットされる。そして次に、図12に示されるように、保持部材70の受入口側の開口端部をかしめ機Mによって半径方向内方側に折り曲げ処理してラチェット10の支え部15の外盤面にかしめることにより、ラチェット10とガイド20とが保持部材70によって外れ止めされた状態として組み付けられる。
このとき、保持部材70の開口端部のかしめ処理は、第2底面72の裏側面に当てがわれた組み付け治具Jの支持面Jaによって支えられた状態で行われるため、精度良くかしめ処理が行われるようになっている。このように、リクライニング装置4は、各構成部品を重力方向に順にセットしていくことによって組み付けることができ、その組み付けの途中で組み付けた構成部品全体を引っ繰り返す反転作業をしなくても、外れ止めした状態に組み付けることができる。
このように、本実施例の車両用シートの連結装置であるリクライニング装置4によれば、ガイド20は、その円筒状に突出した円環部22がラチェット10に形成された支え部15に軸方向に受け入れられることにより、支え部15に対して回転可能に内外で支え合った状態に組み付けられる。この支え部15は、内周歯面12aよりも半径方向外方側の位置で円環部22を外周側から囲い込むように形成されるため、円筒部12の半径方向の肉厚を増大させるように作用する。したがって、図6に示されるように、ポール30,30と噛合ロックする内周歯面12aをもつ円筒部12の実質的な半径方向の肉厚を大きくとることができるため、円筒部12の噛合ロック時の支持強度が高められ、リクライニング装置4を小型化してもそのロック強度を担保することができる。
また、ラチェット10に形成される円筒部12や支え部15は、ラチェット10の板厚方向への半抜き加工によって、それぞれ階段状に軸方向に円筒状に突出して形成される。このように、円筒部12や支え部15を、ラチェット10の板厚方向への半抜き加工のみによって成形性良く形成することができる。また、保持部材70の組み付け時には、先ず、そのフランジ状に形成された座面部が、小径側となるガイド20の外周部に当てがわれる。そして、このガイド20に大径側となるラチェット10を組み付けてから、保持部材70の受入口側の開口端部を半径方向内方側に折り曲げてかしめ処理することにより、保持部材70がラチェット10と一体的に結合される。
このとき、保持部材70の端部のかしめ処理は、上述したフランジ状の座面部の裏側面に受け型(組み付け治具Jの支持面Ja)が当てがわれて行われる。したがって、上述した各構成部品を保持部材70に対して順に重力方向にセットしていき、最後に保持部材70の上端部をかしめ処理するようにすれば、組み付けの途中で部品全体を引っ繰り返す反転作業を行うことなく、各部品を外れ止め可能に組み付けることができる。
以上、本発明の実施形態を一つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。例えば、上記実施例では、本発明の車両用シートの連結装置を、シートバック2をシートクッション3に対して背凭れ角度調整可能に連結するリクライニング装置4として適用したものを示した。しかし、この連結装置は、シートバック2を車体フロアに対して背凭れ角度調整可能に連結する用途にも適用することができる。
また、連結装置を、シート本体を車体フロアに対して旋回方向に回転させられるように連結する用途にも適用することができる。また、連結装置を、着座者の下腿部を下方側から持ち上げて支持するいわゆるオットマン装置をシートクッション3や車体フロアに対して起倒回動可能に連結する用途にも適用することができる。また、図13に示されるように、保持部材70はガイド20に対して一体的に結合固定される構成であってもよい。なお、図13に示した構成では、保持部材70は溶接によってガイド20に対して一体的に結合固定されている。
また、図14に示されるように、ラチェット10の支え部15を、円筒部12の外周部全体を覆うように厚肉状に形成してもよい。これにより、ラチェット10の円筒部12の噛合ロック時の支持強度を更に高めることができる。また、図15に示されるように、支え部15は、半径方向に厚肉化した円筒部12の内盤側に軸方向に凹んだ環状の凹部を形成することによって形成されていてもよい。
実施例1のリクライニング装置の分解斜視図である。 車両用シートの概略構成を表した斜視図である。 リクライニング装置の組み付け状態を表した斜視図である。 リクライニング装置の組み付け状態を表した斜視図である。 図4のV-V線断面図である。 リクライニング装置のロック状態を表した図3のVI-VI線断面図である。 リクライニング装置のロックを解除した状態を表した断面図である。 保持部材の組み付け工程を表した工程図である。 ガイドの組み付け工程を表した工程図である。 各ロック部品の組み付け工程を表した工程図である。 ラチェットの組み付け工程を表した工程図である。 保持部材のかしめ処理工程を表した工程図である。 リクライニング装置の変形実施例を示した構成図である。 リクライニング装置の変形実施例を示した構成図である。 リクライニング装置の変形実施例を示した構成図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートバック
2f バックフレーム(二つの対象部材の一方側)
2a ダボ孔
2b Dダボ孔
2c 貫通孔
3 シートクッション
3f クッションフレーム(二つの対象部材の他方側)
3a ダボ孔
3b Dダボ孔
3c 貫通孔
4 リクライニング装置(車両用シートの連結装置)
4c 操作軸
4r 連結ロッド
5 操作レバー
10 ラチェット(他方側の連結部材)
11 円盤部
12 円筒部
12a 内周歯面
12b 突出平面
13a ダボ
13b Dダボ
14 貫通孔
15 支え部
20 ガイド(一方側の連結部材)
21 円盤部
21a〜21d 案内壁
22 円環部
23 ガイド溝
23a ポール溝
23b スライドカム溝
24a ダボ
24b Dダボ
25 貫通孔
26 ばね掛部
30 ポール(ロック部材)
30a 外周歯面
31 掛部
32 脚部
40 スライドカム(操作部材)
41 カム孔
42 肩部
43 溝部
44 フック
50 ヒンジカム
51 ばね掛部
52 操作突起
60 巻きばね
61 内端
62 外端
70 保持部材
71 第1底面
71a 突部
72 第2底面
73 折曲面
J 組み付け治具
Ja 支持面
M かしめ機

Claims (3)

  1. 二つの対象部材を互いに相対回転可能に連結する車両用シートの連結装置であって、
    前記二つの対象部材の一方側或いは他方側にそれぞれ一体的に連結されて互いに相対回転可能に盤合わせ方向に組み付けられる二枚の連結部材と、
    該二枚の連結部材の間に挟まれて配置され、一方側の連結部材に組み付けられて円周方向に支えられた状態とされ他方側の連結部材に形成された内周歯面に外周歯面を噛合させることにより当該両連結部材間の相対回転をロックすることのできるロック部材と、
    該ロック部材を半径方向外方側に押圧してその外周歯面を前記他方側の連結部材の内周歯面に噛合させたり該押圧状態を解除して噛合状態を解除したりする操作部材とを有し、
    前記他方側の連結部材には前記一方側の連結部材への組み付け方向となる軸方向に突出する円筒部と、該円筒部の外周部から更に前記一方側の連結部材への組み付け方向となる軸方向に1段突出する支え部と、が形成されており、前記内周歯面は前記円筒部の内周面に形成され、前記支え部は前記一方側の連結部材に形成された円環部を前記内周歯面よりも半径方向外方側の位置で軸方向に受け入れて外周側から囲い込んだ状態として前記円環部と互いに相対回転可能に支え合った状態に組み付けられた構成とされていることを特徴とする車両用シートの連結装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの連結装置であって、
    前記他方側の連結部材に形成された前記円筒部及び前記支え部は、それぞれ、前記他方側の連結部材の板厚方向への半抜き加工によって軸方向に円筒状に突出して形成されていることを特徴とする車両用シートの連結装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートの連結装置であって、
    前記各連結部材はこれらの外周部を囲い込むように組み付けられる保持部材によって軸方向に挟み込まれて外れ止めされるようになっており、該保持部材は予め成形された軸方向に面を有するフランジ状の座面部を前記一方側の連結部材の外周部に当てがえて該一方側の連結部材に他方側の連結部材が組み付けられた状態で該保持部材の端部が半径方向内方側に折り曲げられてかしめ処理されることで該他方側の連結部材と一体的に結合される構成となっていることを特徴とする車両用シートの連結装置。
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