JP5309713B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカユニットの振動によって生じるエンクロージャの振動を抑制する構造を備えたスピーカに関する。
従来のスピーカは、放音時にスピーカユニットが振動するので、スピーカユニットからエンクロージャに振動が伝わる。そのため、エンクロージャが振動して箱鳴りが生じるので、ノイズが発生して音質が悪くなるという問題があった。そこで、従来、エンクロージャの振動を低減するスピーカが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、特許文献1には、エンクロージャの各壁面に制振シートが挟着されたMDF(複合材)を用いたスピーカボックスの発明が開示されている。
特開2000−125380号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、スピーカボックス本体の振動は減少するが、完全に振動を抑制することができないという問題があった。また、各壁面に用いる複合材は、高価であるという問題があった。さらに、効果を得るためには、試行錯誤して複合材の材質を選択する必要があるため、手間がかかるといった問題があった。
そこで、安価な材料を用いて、エンクロージャの振動を効果的に抑制することができるスピーカを提供する。
この発明のスピーカは、エンクロージャの内壁同士を桟により接続している。また、この桟には、エンクロージャの内壁と接する部分を除く個所に切欠きを形成している。さらに、この切欠きには、制振材を嵌め入れている。これにより、切欠きが形成された桟は、エンクロージャの内壁同士を接続しつつ、弾性体として動作し、切欠きに嵌め入れた制振材が、桟に伝わった振動を吸収する。このため、スピーカユニットの振動がエンクロージャに伝わっても、エンクロージャの振動を桟が吸収するので、エンクロージャの振動を抑制することができる。この結果、エンクロージャの振動により生じるノイズを抑制することができる。また、桟は、切欠きを設けて制振材を嵌め入れる構造なので、安価に且つ容易に作成することができる。
また、この発明のスピーカは、エンクロージャの内壁のうち、向かい合う内壁を桟により接続する構成としてもよい。これにより、向かい合う内壁を振動しないようにすることができる。
更に、この発明のスピーカは、エンクロージャの内壁のうち、振幅が最大となる位置、例えば、エンクロージャの内壁のうち、最も面積が大きい2つの内壁の略中心同士を接続する構成としてもよい。このように、振幅が最大となる位置に桟を接続するので、最も効果的にエンクロージャの振動を抑制することができる。
加えて、この発明のスピーカは、複数のくさび形のパーツから桟を構成し、各パーツは、エンクロージャの内壁面と平行でない平面で接触させ、くさび形の先端部が隣接するパーツと反対方向を向くように配置させる構成としてもよい。例えば、桟が2つのくさび形のパーツA,Bから構成される場合は、次のように各パーツを配置してエンクロージャの内壁に取り付ける。まず、パーツAの先端部を前面側に向けて、一方の面をエンクロージャの左側面の内壁の中央部に当接させて固定する。続いて、パーツBの先端部を後面側に向けて、一方の面をエンクロージャの右側面の内壁の中央部に当接し、パーツA,Bのエンクロージャの内壁面と平行でない平面同士が接触するように配置する。そして、各パーツが、エンクロージャの内壁同士を接続するまで、各パーツをスライドさせる。これにより、エンクロージャの向かい合う内壁間の距離に合わせて、桟のサイズ(幅)を調整することなく桟の各パーツを取り付けることができ、各エンクロージャに合わせて桟のサイズを厳密に作成する必要がなく、容易に桟を作成することができる。
また、この発明のスピーカは、エンクロージャの内壁のうち、隣接する内壁同士を桟により接続する構成としてもよい。このように構成することで、例えば、スピーカユニットなどが障害となって、向かい合う内壁同士を接続できない場合でも、隣接する内壁間を桟で接続することで、エンクロージャが振動しないようにすることができる。
更に、この発明のスピーカは、制振材を、収縮した状態で切欠きに嵌め入れる構成としてもよい。これにより、制振材は切欠きにより常に挟まれた状態になるので、接着しなくても切欠きにより制振材を保持することができる。
本発明によれば、スピーカは、確実にエンクロージャの振動を抑制できるので、エンクロージャの振動により生じるノイズにより音質が劣化することがなく、音質を向上できる。また、安価に且つ容易に、エンクロージャの振動により生じるノイズを抑制することができる。
「第1実施形態」
第1実施形態に係るスピーカについて、図1〜4を参照して説明する。図1は、第1実施形態の桟を示す説明図である。図1(A)は、桟の材料となる木材を示す正面図であり、図1(B)は、桟の概観を示した正面図である。図2は、桟の取り付け手順を示す説明図である。図2(A)は、桟の取り付け前のエンクロージャ内部を示す上面透視図であり、図2(B)は、桟の取り付け後のエンクロージャ内部を示した上面透視図である。図3は、スピーカのエンクロージャに生じる振動を説明するための概念図である。図4は、桟の取り付けが完了したエンクロージャを説明するための斜方透視図である。図4(A)は、桟が1組の例を示し、図4(B)は、桟が3組の例を示した図である。
まず、スピーカ1aのエンクロージャ2(図2参照)内に取り付ける桟3の形状、及び作成方法の一例について説明する。図1(A)に示すように、桟3は、所定の厚みを有する直方体形状の木材5を用いて作成する。木材5は、MDF(Medium Density Fiberbord)のように廉価なものが使用可能である。桟3は、直方体形状の木材5の略中心Oを通過する直線Lに沿って切断した1組のパーツ3a,3bからなる。この際、直線Lは、木材5の各辺と平行にならないようにする。桟3のパーツ3a,3bは、それぞれ切断面が斜辺となる直角台形の形状となるが、これに限るものではなく、くさび形の形状であれば良い。例えば、三角形でもよい。但し、パーツ3a,3bを三角形状にした場合、鋭角の部分は強度が弱くなるので、取付の際にこの点に留意する必要がある。
図1(B)に示すように、パーツ3a,3bには、切断面31と隣接する2面のうち、長さの長い面33の略中央から長さの短い面34の略中央に向けて切り込みを入れ、切欠き30を作成する。切欠き30の幅は、一定であることが好ましい。切欠き30には、制振材4を面33側に嵌め入れる。この制振材4としては、幅が切欠き30の幅よりも厚みがあり、長さが切欠き30の長さの略半分からなるものを使用する。また、制振材4には、経時変化が少なく、圧縮歪みが少ない素材が好適である。具体的には、制振材4は、高密度ウレタンフォーム等が好ましい。
以上のように、桟3は、安価な木材5を切断して、制振材4を挟んだ切欠き30を設けるだけなので、容易に且つ安価に作成することができる。また、切欠き30には、その幅より厚みがある制振材4を挟むので、制振材4は圧接されて、切欠き30にて容易に固定される。
次に、スピーカ1aのエンクロージャ2に桟3を取り付ける手順について説明する。まず、図2(A)に示すように、パーツ3aの面32がエンクロージャ2の左側面23の内壁に接触するようにパーツ3aを配置する。続いて、パーツ3bの面32とエンクロージャ2の右側面22の内壁とを平行にして、且つパーツ3bの面31をパーツ3aの面31に接触させる。そして、パーツ3aの切断面31に沿ってパーツ3bを矢印7の方向に移動させる。図2(B)に示すように、パーツ3bの面32がエンクロージャ2の内壁に接触して、パーツ3a,3bが両側面22,23をある程度押し広げて、突っ張る状態になると、パーツ3bの移動を止める。以上で、桟3の取付が完了し、桟3によりエンクロージャ2の向かい合う内壁同士をしっかりと接続することができる。
このように、桟3を設けることで、エンクロージャの両側面22,23の振動が桟3(パーツ3a,3b)に伝達し、面32と並行に設けた切欠き30がこの振動に応じて伸縮する弾性体として動作する。そして、切欠き30に嵌め入れられた制振材4が、この伸縮運動(振動)のエネルギーを吸収して熱エネルギーに変換して放熱する。
これにより、桟3は、エンクロージャ2の向かい合う内壁に生じる振動を吸収することができる。また、桟3は複数のくさび形のパーツにより構成されるので、エンクロージャ2の内壁に容易に桟3を取り付けることができる。
また、上述のようにパーツ3aの切断面31に沿って、パーツ3bを移動させるだけで、桟3のサイズ(パーツ3aの面32とパーツ3bの面32との距離)の調整を行うことができる。これにより、エンクロージャ2の向かい合う内壁同士の距離が、製造時の誤差等により多少異なる場合であっても、桟3は、エンクロージャ2の向かい合う内壁同士を確実に接続することができる。このため、桟3の作成時、スピーカ1aの内壁間の距離を厳密に計測する必要がないので、桟3を容易に生産することができる。
ここで、スピーカ1aのエンクロージャ2に生じる振動について説明する。図3に示す縦長のスピーカ1aでは、スピーカユニット20が取り付けられる取付面21を正面とすると、スピーカ1aの各壁面の中で側面22,23の面積が最大となる。このため、スピーカ1aの壁面のうち、側面22,23の中心部分が最も振動し、この部分の振幅が最大となる。
そこで、図4(A)に示すように、スピーカ1aの側面22,23(面積が最大の壁面)の内壁の略中心(振幅が最大となる個所)となる個所同士を接続するように、桟3を取り付ける。これにより、桟3は、エンクロージャ2の振動をより効果的に吸収することができる。なお、桟3の数は1組以上であればよく、図4(B)に示すように、1組より複数組の方がエンクロージャ2の振動を吸収できるので好適である。
なお、第1実施形態に係る桟3は、互いに向かい合う辺同士(パーツ3aの面32とパーツ3bの面32、パーツ3a,3bの面33と面34)が平行となるように作成した。しかし、エンクロージャ2と接触しないパーツ3a,3bの面33と面34とは、平行となるように作成しなくてもよい。
また、第1実施形態に係る桟3のパーツ3a,3bを、エンクロージャ2の両側面22,23を押し広げて、突っ張るように取り付ける例を説明した。しかし、これに限らず、接着剤やねじを用いて桟3の各パーツをエンクロージャ2の両側面間を接続するように取り付けてもよい。ねじを用いる場合、エンクロージャ2の両側面22,23を押し狭めるように、桟3を取り付けてもよい。
図5は、第1実施形態の他の桟を示す正面図である。第1実施形態では、桟3が、2つのパーツから構成された場合を説明したが、本発明はこれに限るものではなく、さらに複数のくさび形のパーツから構成しても良い。例えば、図5(A)に示す桟3’は、木材5の外周を構成する各辺と平行にならないように直線で切断された複数のパーツ3a’〜3c’から構成されている。そして、各パーツには、切欠き30’を形成して制振材4を嵌め入れる。このように構成した場合には、各パーツを、エンクロージャの内壁面と平行でない平面で接触させ、くさび形の先端部が隣接するパーツと反対方向を向くように配置させるとよい。これにより、エンクロージャ2の向かい合う内壁に確実に接続することができ、エンクロージャ2の振動を抑制することができる。また、図5(B)に示すように、桟3’’を1本のパーツから構成してもよい。この場合、ねじを用いて、桟3をエンクロージャ2の両側面間を接続するように取り付ける。
また、図6は、第1実施形態の他の桟を示す正面図である。第1実施形態では、切欠き30を桟毎に設けた場合を説明したが、本発明はこれに限るものではなく、一部の桟のみに切欠き30’’’を設けてもよい。例えば、図6に示す桟3’’’は、木材5の外周を構成する各辺と平行にならないように直線で切断された複数のパーツ3a’’’,3b’’’から構成されている。そして、桟3b’’’には、切欠き30’’’を形成して制振材4を嵌め入れる。
以上より、桟3は、安価に且つ容易に作成することができ、エンクロージャ2の振動を吸収するので、エンクロージャ2の振動を抑制することができる。よって、安価で且つ容易に、エンクロージャ2の振動により生じるノイズを抑制することができる。
「第2実施形態」
第2実施形態に係るスピーカについて、図7,8を参照して説明する。図7は、第2実施形態の桟を説明するための概観図である。図7(A)は、桟の材料となる木材を示す正面図であり、図7(B)は、桟の概観を示す正面図である。図8は、桟の取り付けが完了したエンクロージャを説明するための斜方透視図である。第2実施形態では、桟6の形状と、桟6を用いてエンクロージャ2の隣接する内壁を接続することと、が第1実施形態と相違する。そのため、以下、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
まず、スピーカ1bのエンクロージャ2内に取り付ける桟6の形状、及び作成方法について説明する。図7(A)に示すように、桟6は、直方体形状の木材5の略中心Oを通過する直線Lに沿って切断して作成される。このため、桟6は、直角台形の形状となるが、これに限るものではない。
図7(B)に示すように、桟6には、木材5の切断面61の略中心から角A(面62と面63とが成す角)に向けて、切欠き60が作成される。この切欠き60には、図1に示した桟3のパーツ3a,3bと同様に、制振材4を切断面61側に嵌め入れる。このとき、制振材4は、切欠き60の幅よりも厚いものを使用することで、切欠き60に挟まれて収縮する。以上のように、安価な木材5を切断して、制振材4を挟んだ切欠き60を設けるだけなので、桟6は容易に且つ安価に作成することができる。
次に、スピーカ1bのエンクロージャ2に桟6を取り付ける手順について説明する。まず、図8(A)に示すように、桟6は、エンクロージャ2の隣接する内壁同士を接続するように取り付ける。この際、桟6の面62,63がエンクロージャ2の隣接する内壁に接触するように、接着剤にて接着して、桟6を取り付ける。
このように、桟6を設けることで、エンクロージャ2の隣接する内壁の振動が桟6に伝達し、切欠き60がこの振動に応じて伸縮する弾性体として動作する。そして、切欠き60に嵌め入れられた制振材4が、この伸縮運動(振動)のエネルギーを吸収して熱エネルギーに変換して放熱する。
特に、エンクロージャ2の右側面22(面積が最大の壁面)の内壁の略中心となる個所(振幅が最大となる個所)と、右側面22に隣接する面(取付面21,底面24,上面25,又は背面26)の内壁と、を接続するとよい。同様に、エンクロージャ2の左側面23(面積が最大の壁面)の内壁の略中心となる個所(振幅が最大となる個所)と、左側面23に隣接する面(取付面21,底面24,上面25,又は背面26)の内壁と、を接続するとよい。これにより、桟6は、振幅が最大となる個所の振動を吸収することができるので、エンクロージャ2の振動を効果的に吸収することができる。
また、エンクロージャ2の右側面22を形成する辺221〜224において、向かい合う辺間の距離(長辺221と長辺223の距離、短辺222と短辺224の距離)が離れるほど振幅が大きくなる。このため、右側面22の長辺221,223よりも、右側面22の短辺222(又は短辺224)の中心に桟6の角Aが接触するように桟6を取り付けるとよい。すなわち、右側面22と背面25(又は取付面21)とを接続するより、右側面22と底面24(又は上面25)とを接続する方がよい。同様に、エンクロージャ2の左側面23を形成する辺231〜234において、左側面23の長辺231,233よりも、左側面23の短辺232(又は短辺234)の中心に桟6の角Aが接触するように桟6を取り付けるとよい。これにより、桟6は、振幅が最大となる個所の振動を効果的に吸収することができるので、エンクロージャ2の振動をより効果的に吸収することができる。
これにより、桟6は、エンクロージャ2の隣接する内壁(側面22と底面24との内壁)に生じる振動を吸収することができる。また、エンクロージャ2の内壁に容易に桟6を取り付けることができる。
また、桟6は、先端が鈍角に形成された面62を振幅が最大となる個所に接触させ、先端が鋭角に形成された面63を隣接する内壁に接触させて接続する。すなわち、桟6の強度が強い側を振幅が大きい側に設けることで、隣接する内壁をより強固に接続することができる。なお、桟6の数は、いくつでもよく、図8(B)に示すように、1本より複数本の方がエンクロージャ2の振動を吸収できるので好適である。特に、取付面21は、スピーカユニット20を取り付けるため、他の壁面に比べて強固に作成されており、振動に強い。このため、取付面21を除く面(底面24,上面25,又は背面26)と、側面22又は側面23と、を桟6により取り付けると、エンクロージャ2の振動をより効果的に抑制することができる。
なお、第2実施形態では、角Aを直角に形成した。しかし、エンクロージャ2に設置したときに、エンクロージャ2の内壁と接触すればよいので、角Aは、厳密に直角に形成されてなくてもよい。
以上より、桟6は、安価に且つ容易に作成することができ、エンクロージャ2の振動を吸収するので、エンクロージャ2の振動を抑制することができる。よって、安価で且つ容易に、エンクロージャ2の振動により生じるノイズを抑制することができる。
なお、桟の形状は、上述の実施形態に限らず、制振材4を嵌め入れた切欠きを備えればよく、桟により、エンクロージャ2の内壁同士を接続すればよい。また、桟に設ける切欠きの数は、上述の実施形態のように1ヵ所に限らず、複数個所でもよい。
第1実施形態の桟を示す説明図である。 桟の取り付け手順を示す説明図である。 スピーカのエンクロージャに生じる振動を説明するための概念図である。 桟の取り付けが完了したエンクロージャを説明するための斜方透視図である。 第1実施形態の他の桟を示す正面図である。 第1実施形態の他の桟を示す正面図である。 第2実施形態の桟を説明するための概観図である。 桟の取り付けが完了したエンクロージャを説明するための斜方透視図である。
符号の説明
1…スピーカ,2…エンクロージャ,3a,3b…パーツ,3,6…桟,4…制振材,5…木材,7…矢印,20…スピーカユニット,30,60…切欠き,31,61…切断面,A…角,L…直線,O…略中心

Claims (6)

  1. エンクロージャの内壁同士を接続する桟を備え、
    前記桟は、前記内壁と接する部分を除く個所に切欠きが形成され、該切欠きに制振材が嵌め入れられ、
    前記切欠きの一部に前記制振材が嵌め入れられたスピーカ。
  2. 前記桟は、前記エンクロージャの内壁のうち、向かい合う内壁同士を接続する請求項1に記載のスピーカ。
  3. 前記桟は、前記エンクロージャの内壁の振幅が最大となる位置同士を接続する請求項2に記載のスピーカ。
  4. 前記桟は、接続されるエンクロージャの内壁面と平行でない平面で互いに接触する複数のくさび形のパーツで構成され、各パーツは、くさび形の先端部が隣接するパーツと反対方向を向くように配置される請求項2又は請求項3に記載のスピーカ。
  5. 前記桟は、前記エンクロージャの内壁のうち、隣接する内壁同士を接続する請求項1に記載のスピーカ。
  6. 前記制振材は、収縮した状態で切欠きに嵌め入れられる請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のスピーカ。
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