JP2004176374A - 壁面の吸音構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】壁面1に対して所定の間隔を隔ててパネル2を壁面1と平行に配設する。上固定金具4をパネル2の上端面に沿わせて上固定金具4を壁面1に固定すると共に下固定金具5をパネル2の下端面に沿わせて下固定金具5を壁面1に固定する。パネル2の上端面に設けた上嵌合穴6に上固定金具4の上嵌合片4aを遊嵌すると共にパネル2の下端面に設けた下嵌合穴7に下固定金具5の下嵌合片5aを遊嵌する。上嵌合穴6と上嵌合片4aとの間及び下嵌合穴7と下嵌合片5aとの間にパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようにするための隙間Sを形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面の吸音構造に関し、詳しくは壁面に対してパネルを所定の間隔を隔てて取り付けることによりパネル自体の振動にて吸音効果を発揮させるようにした壁面の吸音構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の壁面の防音構造は図10に示すように壁面1に対して所定の間隔を隔てて壁面1と平行にパネル2を配置し、壁面1に固定した支持部aにパネル2を固定していた。そして背後に空気層3を持ったパネル2に音が当るとパネル2が振動し、このときパネル2の内部摩擦や支持部aでの損失に対して振動を持続させるためにパネル2に当った音のエネルギーの一部は消費され、吸音効果を示すようになっている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
社団法人日本音響材料協会編「騒音・振動対策ハンドブック」技報堂出版、1982年5月20日発行、P258〜259
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例では、パネル1を支持部aにて剛的に支持しているため、支持部aにより支持にてパネル1の振動が規制されてパネル自体が振動しにくく、吸音効果が低いという問題があった。
【0005】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、パネル自体が振動しやすいように支持できて吸音効果が高い壁面の吸音構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の壁面の吸音構造は、壁面1に対して所定の間隔を隔ててパネル2を壁面1と平行に配設し、上固定金具4をパネル2の上端面に沿わせて上固定金具4を壁面1に固定すると共に下固定金具5をパネル2の下端面に沿わせて下固定金具5を壁面1に固定し、パネル2の上端面に設けた上嵌合穴6に上固定金具4の上嵌合片4aを遊嵌すると共にパネル2の下端面に設けた下嵌合穴7に下固定金具5の下嵌合片5aを遊嵌し、上嵌合穴6と上嵌合片4aとの間及び下嵌合穴7と下嵌合片5aとの間にパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようにするための隙間Sを形成したことを特徴とする。上記のようにパネル2を取り付けることで壁面1に対して間隔を隔てて配置したパネル2を上固定金具4と下固定金具5とで支持して取り付けることができるのは勿論、パネル2の上下を上固定金具4と下固定金具5とで支持しても、上嵌合片4aと上嵌合穴6、下嵌合片5aと下嵌合穴7とが隙間Sを介して遊嵌しているためにパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようにパネル2が取り付けられ、パネル2自体が振動しやすいように支持できて吸音効果が高くなる。
【0007】
また振れ止め金具8をパネル2の左右の側面に夫々沿わせて振れ止め金具8を壁面1に固定し、パネル2の左右の側面に設けた側部嵌合穴9に振れ止め金具8の側部嵌合片8aを遊嵌し、側部嵌合穴9と側部嵌合片8aとの間にパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようにするための隙間Sを形成したことを特徴とすることも好ましい。上記のように上固定金具4と下固定金具5との固定に加えて振れ止め金具8にてパネル2が左右に動かないように固定できてパネル2を安定よく取り付けることができる。このように振れ止め金具8にてパネル2を取り付けても側部嵌合片8aと側部嵌合穴9とが隙間Sを介して遊嵌しているためにパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようにパネル2が取り付けられ、パネル2自体を振動しやすいように支持できて吸音効果が高くなる。
【0008】
また上嵌合穴6や下嵌合穴7や側部嵌合穴9の内面に上固定金具4や下固定金具5や振れ止め金具8が接触しても音が出ないように緩衝する緩衝部材10を装着したことを特徴とすることも好ましい。パネル2が大きく振動して上嵌合穴6や下嵌合穴7や側部嵌合穴9の内面に上固定金具4や下固定金具5や振れ止め金具8が当るようなことが生じても緩衝部材10に当ることで緩衝されて音を発生したりすることがない。
【0009】
またパネル2自体に吸音材11を設けてパネル2自体に吸音機能を持たせたことを特徴とすることも好ましい。この場合、パネル2自体の吸音材11にも吸音することで音が吸収され吸音効果が一層高くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は壁面1に対して空気層3となる間隔を隔てて壁面1と平行にパネル2を取り付けることで吸音構造にするものであるが、本例のパネル2はパネル2自体にも吸音機能を有するものであり、図5に示すように化粧板12、中板13、枠体14、吸音材11等にて形成され、一体に組み立てられている。
【0011】
化粧板12は長方形の板であり、表面に少なくとも化粧を施してある。中板13も長方形の板であり、中板13の裏面側には中板13の長手方向と直交する幅方向に長い裏溝16を幅方向に亙るように穿設してある。かかる裏溝16は中板13の長手方向の両端以外の部分に長手方向に等間隔に間隔を隔てて設けてある。中板13の長手方向の長さは化粧板12の長手方向の長さと同じであるが、中板13の幅は化粧板12の幅より小さくしてある。
【0012】
中板13の表面側には化粧板12が貼り付けて装着されるのであるが、このとき、例えば、化粧板12の表面を下に向けた状態で化粧板12の裏面側の上に重ねるように中板13が装着される。中板補助材17は中板13の長さと同じであり、中板補助材17の厚さは中板13の厚さと同じである。この中板補助材17は中板13の両側に配置し、化粧板12に貼り付けて装着してある。このように中板13と化粧板12を貼り合わせた状態で図6に示すように中板13が下になるように向け、丸鋸18のような工具にて化粧板12の表面から模様溝19を穿設する。この模様溝19は裏溝16と直交するように交差する方向に穿設し、化粧板12の長手方向に亙って穿設する。模様溝19を穿設するとき、裏溝16に至る深さまで穿設し、模様溝19と裏溝16とを連通させる。
【0013】
枠体14は一対の横枠材14aと一対の縦枠材14bとを矩形状に枠組みして形成されており、さらに縦枠材14b間に仕切り枠材14cを架設してある。この枠材14は中板13や中板補助材17の裏面側に配置し、これらに貼り合わせて装着してある。吸音材11は矩形板状に形成されており、この吸音材11を枠体14内に装填して一体化してある。かかる吸音材11は、本例の場合、インシュレーションボードと称される軟質繊維板(密度0.35g/cm3未満)にて形成されている。このような軟質繊維板にて吸音材11を形成すると、吸音性以外に吸湿性もある。上記のように化粧板12、中板13、枠体14、吸音材11等を一体に組み立てることにより吸音性のあるパネル2が図7に示すように形成される。
【0014】
上記のようにパネル2が形成され、このパネル2が上固定金具4、下固定金具5、振れ止め金具8にて図1乃至図3のように取り付けられる。このパネル2は壁面1に対して所定の間隔を隔てて取り付けられるものであり、壁面1とパネル2との間に空気層3が形成される。かかる空気層3の間隔は10〜15mm程度である。
【0015】
下固定金具5は横片5bと縦片5cとで断面L字状に形成されており、縦片5cには丸穴状の取り付け穴5dが穿孔されており、横片5bの先端には上方に立ち上がるように下嵌合片5aを突設してある。かかる下固定金具5は縦片5cを壁面1に沿わせ、取り付け穴5dからビスのような固着具20を打入することで壁面1に取り付けてある。パネル2の下端には上記下嵌合片5aの長さより長く下嵌合片5aの厚さより幅の広い下嵌合穴7を穿孔してあり、この下嵌合穴7にはゴム等の弾性材で形成せる断面略コ字状の緩衝部材10を嵌合してある。そして下嵌合穴7に下嵌合片5aを遊嵌してあり、下嵌合穴7と下嵌合片5aとの間の隙間Sにてパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようになっている。
【0016】
上固定金具4は横片4bと縦片4cとで断面L字状に形成されており、縦片4cには上下に長い長穴よりなる取り付け穴4dが穿孔されており、横片4bの先端には下方に垂下するように上嵌合片4aを突設してある。かかる上固定金具4は横片4bを上に位置させて縦片4cを壁面1に沿わせ、取り付け穴4dからビスのような固着具20を打入することで壁面1に取り付けてある。パネル2の上端には上記上嵌合片4aの長さより長く上嵌合片4a厚さより幅の広い上嵌合穴6を穿孔してあり、この上嵌合穴6にはゴム等の弾性材で形成せる断面コ字状の緩衝部材10を嵌合してある。そして上嵌合穴6に上嵌合片4aを遊嵌してあり、上嵌合穴6と上嵌合片4aの間の隙間Sにてパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようになっている。上嵌合片4aを上嵌合穴6に遊嵌するとき図4(a)の状態から長孔の取り付け穴4dを固着具20に対してスライドさせて図4(b)の状態にして上嵌合片4aを上嵌合穴6に入れる。
【0017】
振れ止め金具8は側片8bと底片8cとで断面L字状に形成されており、底片8cには左右に長い長穴よりなる取り付け穴8dを穿孔してあり、側片8bの先端には側部嵌合片8aを突設してある。かかる振れ止め金具8は左右の両側で側片8bが側方に位置するように底片8cが壁面1に沿わせられ、取り付け穴8dからビスのような固着具20を打入することで壁面1の左右に取り付けてある。パネル2の左右の両側の側面には側部嵌合片8aの長さより長く側部嵌合片8aの厚さより幅の広い側部嵌合穴9を穿孔してあり、この側部嵌合穴6にはゴム等の弾性材で形成せる角筒状の緩衝部材10を嵌合してある。そして側部嵌合穴9に側部嵌合片8aを遊嵌してあり、側部嵌合穴9と側部嵌合片8aとの間の隙間Sにてパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るようになっている。側部嵌合片8aを側部嵌合穴9に遊嵌するとき上記上嵌合片4aと同様に長穴状の取り付け穴8dをスライドさせて側部嵌合片8aを側部嵌合穴9に入れる。
【0018】
上記のようにパネル2が壁面1に空気層3を介して取り付けられ、室内の音はパネル2が振動することで吸音される。このとき、パネル2が上固定金具4と下固定金具5と左右の振れ止め金具8にて安定よく取り付けられていても、上嵌合片4aと上嵌合穴6との間の隙間S、下嵌合片5aと下嵌合穴7との間の隙間S、側部嵌合片8aと側部嵌合穴9との間の隙間Sにてパネル2がパネル2の厚さ方向に動き得るためパネル2が振動しやすく、パネル2が円滑に振動することで音を効果的に吸収して吸音できる。またパネル2が振動するとき上嵌合穴6や下嵌合穴7や側部嵌合穴9の内面に上固定金具4の上嵌合片4aや下固定金具5の下嵌合片5aや振れ止め金具8の側部嵌合片8aが当るようなことが起こっても緩衝部材10で緩衝できて音が発生したりすることが起こらない。
【0019】
また上記パネル2の表面は化粧板12で形成され、この化粧板12に模様溝19を穿設してあるために室内の壁面1に沿って取り付けても外観よくできる。また上記のパネル2は内部に吸音材11を装填してあって、パネル2自体に吸音機能を持たせてあるため、音は模様溝19から裏溝16を介して吸音材11に吸音され、パネル2の吸音材11にも吸音できるために一層吸音効果を向上できる。
【0020】
なお、上記例では内部に吸音材11を装填してパネル2自体に吸音性能を持たせたものについて述べたが、パネル2自体に吸音機能のない単なるボードでもよく、また単なるインシュレーションボードのような吸音性のある板でもよい。
【0021】
また上記のように内部に吸音材11を装填し、表面に化粧板12を貼ると共に化粧板12に模様溝19を形成したパネル2はそれ自体に吸音性があるため壁面1の表面に沿って並べて施工することでパネル2自体の吸音性だけで吸音するよな施工も行われる場合がある。この場合、図8に示すようにパネル2の一側に雌実22を設けると共にパネル2の他側に雌実22を嵌合し得る雄実23を設けておき、複数枚のパネル2を左右に並べて貼ったとき隣り合うパネル2は雌実22と雄実23とを嵌合することで接続するようになっている。
【0022】
このように雌実22を雄実23とを設けたパネル2を単体で用いて上記のように壁面1に対して間隔を隔ててパネル2を上固定金具4や下固定金具5や振れ止め金具8で取り付ける場合、図9に示すようにパネル2の周囲に沿って断面略L字状の額縁24を装着する。このとき額縁24の押さえ縁25は雄実22や雌実23に装着した雇い実26や、上下端の切り欠き部27に被せる。このようにパネル2を用いて壁面1に対して離間させて上固定金具4や下固定金具5や振れ止め金具8にて取り付ける場合は、上記のように取り付けた額縁24に上嵌合穴6や下嵌合穴7や側部嵌合穴9を設ける。
【0023】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、壁面に対して所定の間隔を隔ててパネルを壁面と平行に配設し、上固定金具をパネルの上端面に沿わせて上固定金具を壁面に固定すると共に下固定金具をパネルの下端面に沿わせて下固定金具を壁面に固定しているので、壁面に対して間隔を隔てて配置したパネルを上固定金具と下固定金具とで支持して取り付けることができるのは勿論、パネルの上端面に設けた上嵌合穴に上固定金具の上嵌合片を遊嵌すると共にパネルの下端面に設けた下嵌合穴に下
固定金具の下嵌合片を遊嵌し、上嵌合穴と上嵌合片との間及び下嵌合穴と下嵌合片との間にパネルがパネルの厚さ方向に動き得るようにするための隙間を形成したので、パネルの上下を上固定金具と下固定金具とで支持しても、パネルがパネルの厚さ方向に動き得るようにパネルが取り付けられ、パネル自体が振動しやすいように支持できて吸音効果が高くなるものである。
【0024】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1おいて、振れ止め金具をパネルの左右の側面に夫々沿わせて振れ止め金具を壁面に固定し、パネルの左右の側面に設けた側部嵌合穴に振れ止め金具の側部嵌合片を遊嵌し、側部嵌合穴と側部嵌合片との間にパネルがパネルの厚さ方向に動き得るようにするための隙間を形成したので、上固定金具と下固定金具との固定に加えて振れ止め金具にてパネルが左右に動かないように固定できてパネルを安定よく取り付けることができるものであり、しかもこのように振れ止め金具にてパネルを取り付けても側部嵌合片と側部嵌合穴とが隙間を介して遊嵌しているためにパネルがパネルの厚さ方向に動き得るようにパネルが取り付けられ、パネル自体を振動しやすいように支持できて吸音効果が高くなるものである。
【0025】
また本発明の請求項3の発明は、請求項1または請求項2において、上嵌合穴や下嵌合穴や側部嵌合穴の内面に上固定金具や下固定金具や振れ止め金具が接触しても音が出ないように緩衝する緩衝部材を装着したので、パネルが大きく振動して上嵌合穴や下嵌合穴や側部嵌合穴の内面に上固定金具や下固定金具や振れ止め金具が当るようなことが生じても緩衝部材に当ることで緩衝されて音を発生したりすることがないものである。
【0026】
また本発明の請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、パネル自体に吸音材を設けてパネル自体に吸音機能を持たせたので、パネル自体の吸音材にも吸音することで音が吸収され吸音効果が一層高くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す一部切欠側面図である。
【図2】同上の一部切欠平面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】(a)(b)は上固定金具の上嵌合片を上嵌合穴に入れる状態を説明する断面図である。
【図5】同上のパネルの分解斜視図である。
【図6】同上のパネルの模様溝を加工する状態を示す斜視図である。
【図7】同上のパネルを示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は底面から見た断面図である。
【図8】同上のパネルに雌実と雄実を設けた状態を示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は底面から見た断面図である。
【図9】同上のパネルに額縁を取り付けた状態で(a)は平面から見た断面図、(b)は側面から見た断面図である
【図10】従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 壁面
2 パネル
4 上固定金具
4a 上嵌合片
5 下固定金具
5a 下嵌合片
6 上嵌合穴
7 下嵌合穴
8 振れ止め金具
8a 側部嵌合片
9 側部嵌合穴
10 緩衝部材
S 隙間
Claims (4)
- 壁面に対して所定の間隔を隔てて壁面と平行にパネルを配設し、上固定金具をパネルの上端面に沿わせて上固定金具を壁面に固定すると共に下固定金具をパネルの下端面に沿わせて下固定金具を壁面に固定し、パネルの上端面に設けた上嵌合穴に上固定金具の上嵌合片を遊嵌すると共にパネルの下端面に設けた下嵌合穴に下固定金具の下嵌合片を遊嵌し、上嵌合穴と上嵌合片との間及び下嵌合穴と下嵌合片との間にパネルがパネルの厚さ方向に動き得るようにするための隙間を形成したことを特徴とする壁面の吸音構造。
- 振れ止め金具をパネルの左右の側面に夫々沿わせて振れ止め金具を壁面に固定し、パネルの左右の側面に設けた側部嵌合穴に振れ止め金具の側部嵌合片を遊嵌し、側部嵌合穴と側部嵌合片との間にパネルがパネル厚さ方向に動き得るようにするための隙間を形成したことを特徴とする請求項1記載の壁面の吸音構造。
- 上嵌合穴や下嵌合穴や側部嵌合穴の内面に上固定金具や下固定金具や振れ止め金具が接触しても音が出ないように緩衝する緩衝部材を装着したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の壁面の吸音構造。
- パネル自体に吸音材を設けてパネル自体に吸音機能を持たせたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の壁面の吸音構造。
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