JP2008215064A - 遮音板及びこれを備えた遮音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の周波数の音波による振動をほぼ完全に静止させ、大幅な遮音効果が得られる軽量な遮音板を提供すること。
【解決手段】動吸振器3が設けられた薄板からなる第1板状体1を備えた遮音板20である。この遮音板20の動吸振器3は、騒音源からの特定の周波数の音波により第1板状体1に生じる曲げの変形が伝わる波である屈曲波の1/2波長未満の間隔で、第1板状体1に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、特定の周波数について高い遮音性能を発揮する遮音板に関する。
各種機械の遮音カバーなど、一般的に騒音対策として遮音板が広く用いられている。これら遮音板の遮音性能は、低い周波数の音に対して悪く、周波数が高くなるにつれて遮音性能が向上するという傾向をもっている。ここで、遮音板の遮音性能を目標値まで向上させるため、通常、板厚を厚くする方法や、中空部に空気層を設けた2重壁構造にする方法が採用されている。
しかし、遮音板の板厚を厚くすると重量の増加が問題となり、また、遮音板を2重壁構造にしても、重量の増加が問題となったり、2重の壁の連結部から振動が伝わって、目標の遮音性能が得られないといった問題がある。
これらの問題を解決するために、例えば、以下のような特許文献1に開示された技術がある。以下に、この既知の技術について説明する。
従来、壁体に動吸振器を取り付けた遮音仕切壁に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この遮音仕切壁は、バネ体に所定質量の錘を支持したものからなる動吸振器を壁体に取り付けた遮音仕切壁であって、且つ、この動吸振器は二重壁の空気層部に配置されている。そして、この遮音仕切壁を用いることで、音響の透過損失を大きくすることができ、低コストの遮音仕切壁を提供することができる、と称している。
特開昭63−44048号公報
しかしながら、特許文献1に記載された遮音仕切壁に関する技術は、低周波の共鳴透過(2重壁構造において遮音壁と中空部の空気の共振でおこる遮音性能の低下)の防止に使用されるものであり(特許文献1の第4図参照)、特定周波数の落ち込み(遮音性能の低下)を改善するにすぎない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、特定の周波数の音波による振動をほぼ完全に静止させ、大幅な遮音効果が得られる軽量な遮音板を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明者らは、上記目的を達成すべく、特許文献1に記載されたような従来技術のように、共振現象を防ぐ目的の減衰のある動吸振器ではなく、外力による強制的な振動である強制振動を低減させるほぼ減衰のない動吸振器を、所定の間隔で遮音板に設けることにより、軽量な遮音板でも特定の周波数による振動をほぼ完全に静止させることができ、大幅な遮音効果が得られることを見出し、この知見に基づき本発明が完成するに至ったのである。
本発明に係る遮音板は、特定の周波数について高い遮音性能を発揮する遮音板に関する。そして、本発明に係る遮音板は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明の遮音板は、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係る遮音板における第1の特徴は、動吸振器が設けられた薄板からなる第1板状体を備え、前記動吸振器は、騒音源からの特定の周波数の音波により前記第1板状体に生じる曲げの変形が伝わる波である屈曲波の1/2波長未満の間隔で、前記第1板状体に配置されていることである。
この構成によると、動吸振器を、機械等の騒音源からの特定の周波数の音波(騒音)により第1板状体に生じる曲げの変形が伝わる波である屈曲波の1/2波長未満の間隔で、薄板からなる第1板状体に配置することにより、第1板状体を備えた遮音板の振動を拘束し、遮音板からの透過音を減らすことが可能となる。よって、薄板からなる軽量な遮音板であっても、特定の周波数の音波による振動をほぼ完全に静止させ、大幅な遮音効果を得ることができる。
また、本発明に係る遮音板における第2の特徴は、前記動吸振器は、前記屈曲波の1/4波長以下の間隔で前記第1板状体に配置されていることである。
この構成によると、動吸振器を、上記屈曲波の1/4波長以下の間隔で、第1板状体に配置することにより、第1板状体を備えた遮音板の振動をほぼ完全に拘束し、遮音板からの透過音を劇的に減らすことが可能となる。
また、本発明に係る遮音板における第3の特徴は、前記動吸振器は、前記第1板状体に設けられた半島形状の切り込み部と前記第1板状体とを連結する連結部同士が対向するように面対称に形成された一対の切り込み部として設けられていることである。
この構成によると、薄板からなる第1板状体に設けられた一対の切り込み部がバネ兼質量となるほぼ減衰のない動吸振器を形成する。このため、第1板状体に例えばバネや錘からなる動吸振器を別途取り付ける必要はない。よって、遮音板の軽量化に寄与すると共に、表面にバネや錘などの凸状物がないため取り扱い易く、スペースの有効利用にも繋がる。
また、本発明に係る遮音板における第4の特徴は、前記第1板状体に凹凸を設けたことである。
この構成によると、第1板状体を備えた遮音板の剛性が大きくなる。これにより、遮音板を伝わる上記屈曲波の波長が長くなり上記動吸振器の配置間隔を広くすることが可能となって、動吸振器の配置が容易となる。
また、本発明に係る遮音板における第5の特徴は、前記第1板状体に、凹凸が設けられた薄板からなる第2板状体を重ね合わせることにより形成されることである。
この構成によると、第1板状体及び第2板状体からなる遮音板の剛性が大きくなる。これにより、遮音板を伝わる上記屈曲波の波長が長くなり上記動吸振器の配置間隔を広くすることが可能となって、動吸振器の配置が容易となる。また、動吸振器が上記のような半島形状の切り込み部からなる場合には、この半島形状の切り込み部を形成するスリット(切り込み)から漏れる音がなくなり、遮音性能をさらに向上させることができる。さらに、第1板状体と凹凸を設けた第2板状体との間の空気層と、上記スリットとで共鳴器が形成され、吸音作用により遮音性能が向上するという効果もある。
また、本発明に係る遮音板における第6の特徴は、前記第1板状体に、平らな薄板からなる第3板状体を重ね合わせることにより形成されることである。
この構成によると、第1板状体及び第3板状体からなる遮音板の剛性が大きくなる。これにより、遮音板を伝わる上記屈曲波の波長が長くなり上記動吸振器の配置間隔を広くすることが可能となって、動吸振器の配置が容易となる。また、動吸振器が上記のような半島形状の切り込み部からなる場合には、この半島形状の切り込み部を形成するスリット(切り込み)から漏れる音がなくなり、遮音性能をさらに向上させることができる。さらに、凹凸を設けた第1板状体と平らな第3板状体との間の空気層と、上記スリットとで共鳴器が形成され、吸音作用により遮音性能が向上するという効果もある。
また、本発明に係る遮音板における第7の特徴は、凹凸が設けられた薄板からなる第2板状体および平らな薄板からなる第3板状体のうちの少なくともいずれか一方と、複数の前記第1板状体とを重ね合わせることにより形成されることである。
この構成によると、遮音板の剛性がさらに大きくなる。これにより、遮音板を伝わる上記屈曲波の波長が長くなり上記動吸振器の配置間隔をさらに広くすることが可能となって、動吸振器の配置が容易となる。また、動吸振器が上記のような半島形状の切り込み部からなる場合には、この半島形状の切り込み部を形成するスリット(切り込み)から漏れる音がなくなり、遮音性能をさらに向上させることができる。また、第2板状体または第3板状体と複数の第1板状体との間の空気層と、上記スリットとで共鳴器が形成され、吸音作用により遮音性能が向上するという効果もある。
また、本発明に係る遮音板における第8の特徴は、前記複数の第1板状体のうち、一方の板状体に設けられた前記動吸振器と、他方の板状体に設けられた前記動吸振器とは、バネ定数および質量のうちの少なくともいずれかが相互に異なることである。
この構成によると、異なった遮音性に寄与する周波数を有する動吸振器を設けることができ、複数の周波数に効果のある遮音板を形成できる。
また本発明は、その第2の態様によれば、特定の周波数をもつ音波を発する騒音源と、当該騒音源を覆うように配置される前記遮音板とを備えた遮音装置である。本遮音装置によると、騒音源からの特定の周波数の音波による振動をほぼ完全に静止させ、大幅な遮音効果を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る遮音板20を騒音源100の周囲および上方に配置した遮音装置50を示す概略図である。
図1に示すように、架台101上に機械等の騒音源100が設置され、騒音源100の周囲および上方に、本発明の第1実施形態に係る遮音板20が、騒音源100を覆うように配置されている。遮音装置50は、架台101と、架台101上において騒音源100を覆うように配置された遮音板20とで構成される。そして、この遮音板20は、動吸振器を形成する半島形状の複数の切り込み部(撓み片2)が設けられた薄板からなる第1板状体1であり、詳しくは後述するが、2つの撓み片2で形成された一対の切り込み部(動吸振器3)が、第1板状体1に所定の間隔で配置されている。また、動吸振器3を形成する一対の撓み片2の形状および寸法は、この撓み片2の固有振動数が、騒音源100から発生する音波(騒音)の特定の周波数に一致するように設計される。これら構成により、騒音源100から発生した特定の周波数をもつ音(騒音)は、遮音板20によって遮音される。尚、第1板状体1に設ける動吸振器は、バネおよび錘からなる動吸振器であってもよい。
ここで、騒音源100としては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やプリンタなどのAV(Audio Visual)、OA(Office Automation)機器に搭載される、モータや歯車、HDD(Hard Disk Drive)等の高速回転する部品が挙げられる。そして、本発明の遮音板は、例えば、図1に示す遮音板20のように、これら騒音源100から発生する特定の周波数をもつ音(騒音)の遮音を目的とする遮音カバーとして用いられるものである。
次に、本発明に係る遮音板に設けられる動吸振器の最適な間隔について説明する。図2は、本発明に係る遮音板をモデル化した図である。
前記したように、本発明者らは、強制振動(外力による強制的な振動)を低減させるほぼ減衰のない動吸振器を、所定の間隔で遮音板に配置することにより、軽量な遮音板でも特定の周波数の音波による振動をほぼ完全に静止させることができ、大幅な遮音効果が得られることを見出した。
図2に示すように、遮音板モデル13は、1枚の薄板11と、バネおよび錘からなる減衰のない動吸振器12とから構成される。そして、騒音源からの特定の周波数を有する音波Aが遮音板モデル13の一方から遮音板モデル13に衝突し、遮音板モデル13を透過した音波Bが遮音板モデル13の他方へ伝わっていく。ここで、騒音源からの音波Aによる遮音板モデル13(遮音板)の振動数は、この音波Aの周波数に等しい。また、この音波Aにより遮音板モデル13(遮音板)に生じる曲げの変形が伝わる波のことを屈曲波71(曲げ波ともいう)といい、屈曲波71の波長λは、λ=v/f(式1)で表される。ここで、vは、遮音板モデル13(遮音板)を伝わる屈曲波の速度であり、fは、音波Aの周波数に等しい遮音板モデル13(遮音板)の振動数である。屈曲波の速度vは、遮音板モデル13(遮音板)の密度や剛性により決まるものであり、例えば、遮音板モデル13(遮音板)の剛性が大きくなれば、遮音板モデル13(遮音板)を伝わる屈曲波の速度vも速くなり、(式1)より、屈曲波71の波長λは長くなる。
本発明者らは、動吸振器12を薄板11に配置した上記遮音板モデル13と、比較対照として、動吸振器12を全く配置していない薄板とを用いて、数値解析を行った。ここで、動吸振器12は、薄板11全面に縦横所定の間隔で配置されるものであり、また、この動吸振器12は、図1に示すように、薄板に複数の一対の切り込み部(一対の撓み片2)を設けることより形成されるものであるため、薄板11に配置される動吸振器12の総重量を一定として解析している。
数値解析結果を図3に示す。図3は、図2に示す動吸振器12の配置間隔と、遮音性能との関係を示す図である。図3における横軸は、遮音板モデル13の屈曲波71の波長λを1とした場合の動吸振器12の配置間隔であり、縦軸は、比較対照である動吸振器12を全く配置していない薄板からなる遮音板の透過損失に対する動吸振器12を薄板11に配置した上記遮音板モデル13の透過損失の比から求めた遮音性能向上量[dB]である。
図3に示すように、屈曲波71の波長λの1/2より狭い間隔で動吸振器12を配置した場合に、遮音性能の向上が認められ、つまり、薄板11の振動を拘束し遮音板モデル13からの透過音を減らすことができている。また、屈曲波71の波長λの1/4の間隔で動吸振器12を配置したあたりから、最も遮音性能の向上量が大きくなり、屈曲波71の波長λの1/4以下の間隔では、この最大の遮音性能向上量をそのまま維持できていることがわかる。尚、屈曲波71の波長λの1/2より広い間隔で動吸振器12を配置した場合には、遮音性能の向上効果は認められず、薄板11に配置する動吸振器12同士の間隔の設定が非常に重要であることが理解できる。
この数値解析結果をさらに詳細に説明すると、屈曲波71の波長λの1/2より広い間隔で動吸振器12を配置した場合は、元々薄板11は共振していないので薄板11の振動の形状が変化するだけで効果がないのである。また、動吸振器12の配置間隔が屈曲波71の波長λの1/2と等しい間隔では、元々共振していない薄板11に共振現象を引き起こすため振動が増幅し、遮音性能が大きく低下する。尚、通常の共振対策の動吸振器は、共振する薄板11の振動の腹を押さえるため、波長λの1/2と等しい間隔で用いられる。よって、従来の発想では、動吸振器12の配置間隔を屈曲波71の波長λの1/2より狭い間隔とするに至らなかった。
これに対し、屈曲波71の波長λの1/2より狭い間隔で動吸振器12を配置すると、薄板11に共振が起こらない領域になり遮音性能が向上する。そして、動吸振器12の配置間隔が屈曲波71の波長λの1/4程度になると、薄板11の剛性に対して振動拘束点が飽和し、遮音性能がピークに達するのである。
次に、本発明の第1実施形態に係る遮音板20についてさらに詳しく説明する。図4は、図1に示す本発明の第1実施形態に係る遮音板20の概略図である。
図4に示すように、本実施形態に係る遮音板20は、動吸振器を形成する半島形状の撓み片2が設けられた薄板からなる第1板状体1を備えている。そして、本撓み片2は、撓み片2と第1板状体1とを連結する連結部4同士が対向するように面対称に形成された動吸振器3として第1板状体1に設けられ、この動吸振器3は、騒音源100からの特定の周波数の音波により第1板状体1に生じる曲げの変形が伝わる波である屈曲波71(図2参照)の1/4波長(1/4λ)の間隔で、第1板状体1の縦方向、ならびに横方向に均等に配置されている。また、動吸振器を形成する半島形状の撓み片2は、第1板状体1を貫通する切り込み61を第1板状体1に入れることによって形成される。
そして、バネ兼質量となる一対の撓み片2(動吸振器3)の固有振動数が、騒音源100からの音波の有する特定の周波数に一致するように、撓み片2の形状および寸法が決定されている。上記したように、動吸振器3は、撓み片2と第1板状体1とを連結する連結部4同士が対向するように面対称に形成されたものであるため、振動部である撓み片2の振動に伴ってこの二つの振動部の中心部にねじりモーメントが生じなくなり、第1板状体1の形状や寸法の影響を受けることなく、2つの撓み片2で形成された動吸振器3の形状および寸法により当該動吸振器3の固有振動数を設定できる。
また、動吸振器3の減衰特性としては、撓み片2に生じる変位と力との位相をδとすると、tanδ=0.05以下となることが好ましい。第1板状体1の材料としては、鋼板、ステンレス板、アルミ板、銅板等の金属板やエンジニアリングプラスチック等の減衰の少ない弾性材料を使用することが好ましく、それにより、第1板状体1と撓み片2(又は、動吸振器3)との間で、振動の減衰を限りなく零に近づけることができる(後述する、第1板状体6(図6、9)、第2板状体8(図7、8、10)、第3板状体9(図9)、第1板状体1’(図10))においても同様)。
上記動吸振器3を、屈曲波71の1/4波長(1/4λ)の間隔で、第1板状体1に配置することで、遮音性能の数値解析結果を示す図3から明らかなように、第1板状体1を備えた遮音板20の振動をほぼ完全に拘束し、遮音板20からの透過音を劇的に減らすことが可能となる。よって、本実施形態のような薄板からなる軽量な遮音板20であっても、特定の周波数の音波による振動をほぼ完全に静止させ、大幅な遮音効果を得ることができる。
屈曲波71の波長λは、前記したように、遮音対象である音波の周波数と、遮音板20の剛性等から定まる遮音板20を伝わる屈曲波の速度から定まるものであり、また、動吸振器3の形状および寸法は、上記音波の周波数から決定されるものである。ここで、上記音波の周波数が低ければ、動吸振器3の固有振動数を上記音波の周波数に一致させるよう撓み片2の質量を増加させる方向であったり撓み片2のバネ定数を小さくする方向に、一方、上記音波の周波数が高ければ、撓み片2の質量を減少させる方向であったり撓み片2のバネ定数を大きくする方向に、撓み片2の形状および寸法を適宜調整する必要がある。これらより、所定の寸法を有する動吸振器3の相互の間隔としては、屈曲波71の1/20波長(1/20λ)程度を下限値とすることが好ましい。また、前記したように、動吸振器3は、例えばバネおよび錘からなる動吸振器であってもよいが、動吸振器3の間隔が屈曲波71の1/20波長未満では、動吸振器3が密集し過ぎる場合がある。
よって、本実施形態に係る動吸振器3は、第1板状体1に生じる屈曲波71の1/20波長以上、1/2波長未満の間隔で第1板状体1に配置されていることが好ましい。さらに好ましくは、第1板状体1に生じる屈曲波71の1/20波長以上、1/4波長以下の間隔で1板状体1に配置されていることである。尚、低周波の音波を遮音対象とする場合には、動吸振器3の相互の間隔を確保するために、撓み片2の寸法を適宜小さくした上で、撓み片2の質量を増加させて動吸振器の固有振動数を下げるために、各撓み片2に一定の質量の板状片などからなる錘を取り付けてもよい。
また、動吸振器3の相互の間隔を確保するための方法としては、例えば、図5に示す方法もある。図5は、図4に示す本発明の第1実施形態に係る遮音板20の変形例を示す概略図である。尚、本変形例の説明においては、前記の実施形態と同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
動吸振器3を第1板状体1に設ける場合、前記したように、遮音対象である音波の周波数などの条件によって撓み片2の質量を大きくしたり小さくしたり調整するなどの必要があるため、隣り合う動吸振器3が互いに干渉してしまう場合がある。そこで、図5に示すように、本実施形態に係る遮音板21では、長手方向を有する動吸振器3を、その長手方向に沿って一直線上に配置するのではなく、斜めに配置することによって、長手方向に隣り合う動吸振器3同士の干渉を防止できるようにしている。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係る遮音板22を示す概略図である。図5に示す上記第1実施形態の変形例である遮音板21は、動吸振器3を配置する向きに工夫をしたものであるが、本実施形態に係る遮音板22は、動吸振器3を配置する第1板状体6自体に工夫をしたものである。尚、本実施形態の説明においては、前記の実施形態と同一部材には同一符号を付してその説明を省略する(以下の他の実施形態においても同様)。
図6に示すように、本実施形態に係る遮音板22は、第1板状体6を備え、この第1板状体6は複数の屈曲部6aを有している。各屈曲部6aは、特定方向(図では上下方向(C方向))に延びる凹部(裏面から見れば凸部)を形成するように第1板状体6が屈曲した部位であり、これらの屈曲部6aがその長手方向と直交する方向(図では左右方向)に所定の間隔(ここでは屈曲波71の1/4波長間隔)で並んでいる。これにより、前記C方向の第1板状体6の曲げ剛性が増大する。第1板状体6の曲げ剛性が増大すると、第1板状体6を伝わる当該C方向の屈曲波の速度vも大きくなり、前記したように、λ=v/f(式1)で表される第1板状体6に生じる屈曲波71の波長λが長くなる。よって、図6に示すように、半島形状の撓み片2からなる動吸振器3の配置間隔を広くすることができ、動吸振器3の配置が容易となる。
尚、第1板状体6に、上記屈曲部6aと交わるように、C方向に対して直交する方向に沿って所定の間隔でさらに屈曲部6aを設ければ、第1板状体6のC方向に対して直交する方向の曲げ剛性も増大する。また、上記屈曲部6aの間隔は、屈曲波71の1/4波長間隔に限られるものではなく、必要とする曲げ剛性などに応じて適宜決定することができるものである。また、第1板状体6に設けられる屈曲部6aは、図6のような直線状の凹凸に限られることはなく、例えば複数の窪み状の凹凸を形成するものとしてもよい。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態に係る遮音板23を示す概略図である。図7に示すように、本実施形態に係る遮音板23は、動吸振器3が屈曲波71の1/4波長間隔で設けられた第1板状体1に、特定方向(図では上下方向(D方向))に延びる凸部(裏面から見れば凹部)を形成するように屈曲する屈曲部8aが設けられた第2板状体8を重ね合わせることにより形成されている。ここで、第1板状体1と第2板状体8とは、例えば、溶接やビス留め等により結合される(不図示)。また、前記屈曲部8aの長手方向と、前記第1板状体1に設けられた動吸振器3の長手方向(撓み片2が並ぶ方向)とは互いに平行となっている。
第1板状体1と第2板状体8とを重ね合わせて遮音板23を形成することにより、遮音板23の曲げ剛性は、第2板状体8のE方向にも、E方向に直交するD方向にも増大する。また、第2板状体8に設けられた屈曲部8aにより、D方向の遮音板23の曲げ剛性は、E方向よりもさらに増大する。よって、第1板状体1(遮音板23)に生じる屈曲波71の波長λは、上記第2実施形態での説明と同様の原理で長くなる。つまり、半島形状の撓み片2からなる動吸振器3の配置間隔を広くすることができ、動吸振器3の配置が容易となる。尚、本実施形態においては、E方向よりも動吸振器3の長手方向であるD方向の方が、動吸振器3の配置間隔をより広くすることができる。尚、第2実施形態と同様、上記屈曲部8aに直交する方向にさらに屈曲部8aを設けてもよいし、また、上記屈曲部8aは複数の窪み状の凹凸を形成するものであってもよい。
また、第2板状体8には、切り込み等の第2板状体8を厚さ方向に貫通するような加工は施されていない。そして、騒音源からの音波が、遮音板23を形成する第1板状体1側から遮音板23に向かってくるように、遮音板23は配置される。よって、第1板状体1に設けられた撓み片2を形成するスリット(切り込み61(図4参照))から漏れる音がなくなり、遮音板23の遮音性能は、さらに向上する。また、第1板状体1と屈曲部8aを設けた第2板状体8との間の空気層7と、上記スリットとで共鳴器が形成され、吸音作用により遮音性能がさらに向上するという効果もある。尚、騒音源からの音波が、遮音板23を形成する第2板状体8側から遮音板23に向かってくるように、遮音板23が配置されてもよい。
また、本発明において、各屈曲部が形成する凹部または凸部の形状は直線状に限らず、またその配列態様も限定されない。図8は、第1板状体1に対して平行に配される第2板状体8が複数の屈曲部8bを有し、それぞれの屈曲部8bが前記第1板状体1からみて適当な閉曲線(図例では小判状)の輪郭をもつ凸部(第2板状体8の反対の側からみると窪み)を形成する例を示したものである。この例では、第1板状体1に複数の動吸振器3が形成され、これらの動吸振器3が千鳥状に並ぶ一方、前記第2板状体8の屈曲部8bも千鳥状に並んでおり、これらの屈曲部8bが互いに隣接する動吸振器3同士の間に位置するように、両板状体1、8が配置されている。
この例に示されるように、本発明に係る屈曲部は、複数の方向に間欠的に並ぶ複数の位置に形成されてその形成位置で互いに独立する凸部または凹部を形成するものであってもよい。
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態に係る遮音板24を示す概略図である。図9に示すように、本実施形態に係る遮音板24は、動吸振器3が屈曲波71の1/4波長間隔で設けられ、且つ該動吸振器3の長手方向と平行な方向に延びる凹部(または凸部)を形成する複数の屈曲部6aが当該長手方向と直交する方向に所定の間隔をおいて形成された第1板状体6に、平らな薄板からなる第3板状体9を重ね合わせることにより形成されている。ここで、第1板状体6と第3板状体9とは、例えば、溶接やビス留め等により結合される(不図示)。
上記第3実施形態と同様に、第1板状体6と第3板状体9とを重ね合わせて遮音板24を形成することにより、遮音板24の曲げ剛性は、第1板状体6の屈曲部6aが繰り返される方向であるF方向にも、F方向に直交するG方向にも増大する。また、第1板状体6に設けられた屈曲部6aにより、F方向の遮音板24の曲げ剛性は、G方向よりもさらに増大する。よって、第1板状体6(遮音板24)に生じる屈曲波71の波長λは、上記第1、第2実施形態での説明と同様の原理で長くなる。つまり、半島形状の撓み片2からなる動吸振器3の配置間隔を広くすることができ、動吸振器3の配置が容易となる。尚、本実施形態においては、G方向よりも動吸振器3の長手方向であるF方向の方が、動吸振器3の配置間隔をより広くすることができる。尚、第2、3実施形態と同様、上記屈曲部6aに直交する方向にさらに屈曲部6aを設けてもよいし、また、上記屈曲部6aは複数の窪み状の凹凸を形成するものであってもよい。
また、第3板状体9には、切り込み等の第3板状体9を厚さ方向に貫通するような加工は施されていない。そして、騒音源からの音波が、遮音板24を形成する第1板状体6側から遮音板24に向かってくるように、遮音板24は配置される。よって、第1板状体6に設けられた撓み片2を形成するスリット(切り込み61(図4参照))から漏れる音がなくなり、遮音板24の遮音性能は、さらに向上する。また、屈曲部6aを設けた第1板状体6と平らな第3板状体9との間の空気層と、上記スリットとで共鳴器が形成され、吸音作用により遮音性能がさらに向上するという効果もある。尚、騒音源からの音波が、遮音板24を形成する第3板状体9側から遮音板24に向かってくるように、遮音板24が配置されてもよい。
(第5実施形態)
図10は、本発明の第5実施形態に係る遮音板25を示す概略図である。図10に示すように、本実施形態に係る遮音板25は、動吸振器3が設けられた第1板状体1と、特定方向(図では上下方向)に延びる凸部(裏面から見れば凹部)を形成するように屈曲する屈曲部8aが設けられた第2板状体8と、動吸振器3と異なる寸法(動吸振器3より小さい寸法)の動吸振器3’が設けられた第1板状体1’とを重ね合わせることにより形成されている。尚、同一の第1板状体1に設けられた動吸振器3の形状および寸法は、全てほぼ同一であり、同様に、同一の第1板状体1’に設けられた動吸振器3’の形状および寸法も、全てほぼ同一である。
ここで、第1板状体1’に設けられた動吸振器3’の質量は、第1板状体1に設けられた動吸振器3の質量と異なる。これにより、第1板状体1に設けられた動吸振器3の遮音性能に寄与する周波数と、第1板状体1’に設けられた動吸振器3’の遮音性能に寄与する周波数とは異なるものとなる。このため、第1板状体1、1’には、それぞれの動吸振器3、3’に対応する周波数の音波により板状体に生じる屈曲波の波長(λ1、λ2)の1/4波長間隔で動吸振器3、3’が設けられている。これにより、本実施形態の遮音板25は、複数の周波数を有する音波(騒音)に効果のある遮音板となる。
尚、第1板状体1に設けられた動吸振器3と、第1板状体1’に設けられた動吸振器3’とは、互いに寸法を異なるようにするだけでなく、形状を異なるようにしてもよいし、形状および寸法のいずれも異なるようにしてもよい。これにより、バネ兼質量である一対の切り込み部からなる動吸振器のバネ定数、質量が変化し、複数の周波数で効果が出る遮音板を形成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することが可能なものである。
本発明の第1実施形態に係る遮音板を騒音源の周囲および上方に配置した遮音装置を示す概略図である。 本発明に係る遮音板をモデル化した図である。 図2に示す動吸振器の配置間隔と、遮音性能との関係を示す図である。 図1に示す本発明の第1実施形態に係る遮音板の概略図である。 図4に示す本発明の第1実施形態に係る遮音板の変形例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る遮音板を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に係る遮音板を示す概略図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る遮音板の変形例を示す概略図であり、(b)は、(a)の8B−8B線断面図である。 本発明の第4実施形態に係る遮音板を示す概略図である。 本発明の第5実施形態に係る遮音板を示す概略図である。
符号の説明
1 第1板状体
2 撓み片(切り込み部)
3 動吸振器(一対の切り込み部)
4 連結部
8 第2板状体
9 第3板状体
20 遮音板
50 遮音装置
71 屈曲波
100 騒音源

Claims (9)

  1. 動吸振器が設けられた薄板からなる第1板状体を備え、
    前記動吸振器は、騒音源からの特定の周波数の音波により前記第1板状体に生じる曲げの変形が伝わる波である屈曲波の1/2波長未満の間隔で、前記第1板状体に配置されていることを特徴とする、遮音板。
  2. 前記動吸振器は、前記屈曲波の1/4波長以下の間隔で前記第1板状体に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の遮音板。
  3. 前記動吸振器は、前記第1板状体に設けられた半島形状の切り込み部と前記第1板状体とを連結する連結部同士が対向するように面対称に形成された一対の切り込み部として設けられていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の遮音板。
  4. 前記第1板状体に凹凸を設けたことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の遮音板。
  5. 前記第1板状体に、凹凸が設けられた薄板からなる第2板状体を重ね合わせることにより形成されることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遮音板。
  6. 前記第1板状体に、平らな薄板からなる第3板状体を重ね合わせることにより形成されることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遮音板。
  7. 凹凸が設けられた薄板からなる第2板状体および平らな薄板からなる第3板状体のうちの少なくともいずれか一方と、複数の前記第1板状体とを重ね合わせることにより形成されることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遮音板。
  8. 前記複数の第1板状体のうち、一方の板状体に設けられた前記動吸振器と、他方の板状体に設けられた前記動吸振器とは、バネ定数および質量のうちの少なくともいずれかが相互に異なることを特徴とする、請求項7に記載の遮音板。
  9. 特定の周波数をもつ音波を発する騒音源と、前記騒音源を覆うように配置される請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の遮音板とを備えた遮音装置。
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