JP5279590B2 - 自走式高所作業台車 - Google Patents

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Description

本発明は、自走式高所作業台車の技術、特に自走式高所作業台車の走行部の技術に関する。
従来、建物の内装工事や倉庫等での荷物の積み降ろし等の高所作業に、自走式高所作業台車を用いて、各種作業を行うことが知られている。例えば、特許文献1に開示される自走式高所作業車(自走式高所作業台車)では、左右一対の前輪(駆動輪)および左右一対の後輪(従動輪)を有する台車を備える。左右一対の前輪の間の略中央で台車上には伸縮マストが設けられ、該伸縮マストには作業台が設けられる。また、台車に内蔵された駆動モータによって前輪の走行駆動が行われる。後輪が旋回方向に向きを変えるとともに、前輪が回転差を生じさせることで台車の旋回が行われる。
この特許文献1に開示される技術では、前輪が駆動輪であるため、左右一側の駆動輪の中心と左右他側の後輪(従動輪)の中心との距離が略旋回半径となり、台車の車長よりも長くなるため小さく旋回することができない。また、駆動輪である前輪に大きな荷重がかかり、前後の荷重バランスが不均等となって安定した走行を行いづらい。
特開2004−299851号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、旋回半径を小さくすることができるとともに、安定した走行を可能とする自走式高所作業台車を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、走行部(1)と、該走行部(1)の中央に立設されて上下方向に伸縮可能なマスト(5)と、該マスト(5)上に設けられて作業者を搭乗させる作業台(6)と、該マスト(5)上に設けられて荷物を載置する荷台(8)とを備える自走式高所作業台車(100)であって、前記走行部(1)は、左右一対の駆動輪(21・21)と、前記駆動輪(21・21)よりも前方に配置される一輪の前補助輪(22)と、前記駆動輪(21・21)よりも後方に配置される左右一対の後補助輪(23・23)とを有し、前記駆動輪(21・21)を前記マスト(5)の左右両側方に配置し、前記後補助輪(23・23)はキャスター輪により構成し、前面視で左右の駆動輪(21・21)よりも左右内側に配置し、該左右の駆動輪(21・21)の間の距離(R1)と、左右一側の後補助輪(23)と左右他側の駆動輪(21)との間の距離(R2)が同じ長さとなるようにしたものである。
請求項2においては、前記前補助輪(22)は、前記左右一対の駆動輪(21・21)の左右中央位置のマスト(5)の前方に配置し、該前補助輪(22)と、該駆動輪(21・21)のとの間の距離(L)は、左右の駆動輪(21・21)の間の距離(R1)よりも短く構成したものである。
請求項3においては、前記駆動輪は、前記前補助輪および前記後補助輪よりも大径に構成するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、左右一対の駆動輪が前後方向で前補助輪と後補助輪の間に配置されるので、旋回半径を小さくすることができる。走行部の中央に立設されたマストの左右両側方に駆動輪が配置されることになって、マスト上に設けられた作業台および荷台の荷重が他の補助輪よりも多く駆動輪にかかり、走行駆動力を設置面に対し確実に伝えることが可能となる。したがって、自走式高所作業台車を安定して走行することができるとともに、旋回もスムーズに行うことができる。
また、左右一側の駆動輪を停止し、左右他側の駆動輪を回転駆動して自走式高所作業台車が旋回すると、その回転半径内に左右他側の駆動輪と後補助輪が位置することになり、旋回半径を小さくすることができる。
よって、従来のように駆動輪を前端または後端に配置した構成よりもはるかに小さな旋回半径とすることができ、狭い敷地内での作業を容易にすることができるのである。
加えて、左右の駆動輪を互いに逆方向に回転駆動することで、右の駆動輪と左の駆動輪の間の中央が旋回中心となり、更に旋回半径を小さくすることが可能となる。
また、作業者が乗り込んだ時の重心は平面視において、左右の駆動輪と左右の後補助輪に囲まれた範囲の略中央に位置することになるので、五輪により自走式高所作業台車を安定して支持することができるのである。
請求項2においては、一輪の前補助輪がマストの前方に配置されることとなり、作業台における作業者の移動や荷台への荷物の載置等によって、多少重心位置が前方に変化しても、偏心荷重を前補助輪で支えることが可能となる。したがって、安価な構成で自走式高所作業台車が前方へ転倒することを防止することができ、安定した走行を行うことができる。
請求項3においては、前補助輪および後補助輪を比較的小径として走行部の高さを低く抑えることが可能となり、走行部の重心を低くできる。また、大径の駆動輪は接地面に駆動力を伝え易くなり、接地面が多少の凹凸面であっても安定した走行を行うことができる。
本発明の一実施例に係る自走式高所作業台車の全体的な構成を示した側面図。 作業台を上昇した状態の高所作業台車の側面部分断面図。 本発明の一実施例に係る自走式高所作業台車の全体的な構成を示した正面図。 同じく斜視図。 同じく底面図。 カバーを取り外した状態における駆動部周辺の構成を示した斜視図。 図2における内部構造を省略したA−B−C線断面図。 作業台を上昇し、荷台と他の荷台として籠を取付けた状態の自走式高所作業台車の側面図。
次に、発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明において、図中における矢印Fの方向を「前方」とし、この前方に向かって左右および後方を決定する。
自走式高所作業台車100は、種々の荷物を作業者とともに水平および鉛直上下方向に移動可能とし、作業者が高所作業を行うための作業台車である。図1から図4に示すように、自走式高所作業台車100は、主として走行部1、操作部4、マスト5、作業台6、荷台8等で構成される。走行部1の左右方向中央部であって前後方向中央部の前部寄りに一本のマスト5が立設されている。マスト5の上部の前側に荷台8が配置され、その後側に作業台6が配置され、マスト5上端近傍、つまり、作業台6の前部上に操作部4が配置される。
走行部1は、自走式高所作業台車100の基部を成す部材であって、主として機体フレーム11、走行駆動部2、カバー12、車輪(駆動輪21・21、前補助輪22、後補助輪23・23)等で構成される。機体フレーム11に走行駆動部2や車輪や昇降駆動部や制御装置33やバッテリ32・32等が支持され、これらをカバー12により覆う構成としている。
走行部1は、自走式高所作業台車100全体を水平移動させるためのものであり、主として駆動輪21・21、前補助輪22、後補助輪23・23の五輪と走行駆動部2とにより構成され、この五輪の下端の高さは同じ高さとしている。前補助輪22および後補助輪23・23はキャスター輪で構成され、車輪が水平方向の車軸で回転自在に支持され、該車軸はブラケットにより支持されて、該ブラケットは上下方向の支持軸により360°左右方向に回転自在に機体フレーム11に支持される。
図1および図6に示すように、駆動輪21・21は、前補助輪22および後補助輪23・23よりも大径に構成され、マスト5下端の左右両側に配置される。このように構成することで、マスト5を左右方向および前後方向で安定して支持できるとともに、路面に対して安定して走行ができるようにしている。
駆動輪21・21は、走行駆動部2により回転駆動され、駆動軸21a・21aの一端に駆動輪21・21が固設される。駆動軸21a・21aの他端が減速機24・24に挿入されて、該減速機24・24は走行モータ35・35に連設され、機体フレーム11に支持される。即ち、走行駆動部2は減速機24・24と走行モータ35・35とバッテリ32・32と制御装置33から成り、バッテリ32・32から供給される電力により走行モータ35・35が駆動され、該走行モータ35・35の出力回転は減速機24・24により減速されて、駆動軸21a・21aに伝えられ、駆動輪21・21が回転駆動される。減速機24はギア等を備える。
減速機24は機体フレーム11の外側面に固設され、該減速機24の前方に走行モータ35が配設される。こうして、比較的重い減速機24・24と走行モータ35・35を機体フレーム11の左右両側に配置して、左右重量バランスを向上し、作業台6を安定して支持できるようにしている。なお、本実例の自走式高所作業台車100は、マスト5後部に設けられる作業台6上に作業者が乗り、作業者よりも軽い載置物をマスト5前部に設けられる荷台8に載置する。そこで、マスト5よりも前方で機体フレーム11上に比較的重い二つの減速機24・24と走行モータ35・35とバッテリ32・32とを左右対称の位置に配置して、前後に加えて左右の重量バランスを向上させる配置としている。
図5に示すように、前補助輪22、駆動輪21・21、および後補助輪23・23は、底面視において略五角形の頂点の位置となるように配置される。駆動輪21・21および後補助輪23・23は左右対称に配置される。前補助輪22は、駆動輪21・21よりも前方であって荷台8または機体フレーム11の前端よりも後方であり、機体フレーム11の前端部左右中央に回転自在に配置される。即ち、前補助輪22は、マスト5の前方の左右中央に配置され、前補助輪22(前補助輪22接地部中央)と駆動輪21・21(各駆動輪21接地部中央)との間の距離Lは、左右の駆動輪21・21の間の距離R1よりも短く構成される。よって作業者が荷台8上の荷物を持ち上げる等の作業をしても、自走式高所作業台車100が前方へ倒れることを防止して、安定した作業および走行を可能とする。そして、自走式高所作業台車100が前進しながら旋回する時に、前補助輪22が最外周となって障害物等に当たらない構成としている。
図1および図5に示すように、後補助輪23・23は、駆動輪21・21よりも後方であって、左右の駆動輪21・21よりも前面視で左右内側に配置され(図3参照)、側面視で作業台6の後端と略同じ、または、作業台6の後端よりも前方に配置されて、機体フレーム11の後端部に回転自在に支持される。そして、左右の駆動輪21・21の間の距離R1と、旋回時における(後補助輪23はキャスター輪で構成しているので、旋回したときにはブラケットの軸を中心として車輪の方向が変わる)左右一側の後補助輪23と左右他側の駆動輪21との間の距離R2が同じ長さとなるようにし、左右の駆動輪21・21の間の距離R1は、機体幅Wよりも短く構成している。
このように構成することによって、左右一側の駆動輪21を停止し、左右他側の駆動輪21を回転駆動して自走式高所作業台車100が旋回すると、その回転半径内に左右他側の駆動輪21と後補助輪23が位置することになり、旋回半径を小さくすることができる。よって、従来のように駆動輪を前端または後端に配置した構成よりもはるかに小さな旋回半径とすることができ、狭い敷地内での作業を容易にすることができるのである。加えて、左右の駆動輪21・21を互いに逆方向に回転駆動することで、駆動輪21と駆動輪21の間の中央が旋回中心となり、更に旋回半径を小さくすることが可能となる。また、作業者が乗り込んだ時の重心は平面視において、左右の駆動輪21・21と左右の後補助輪23・23に囲まれた範囲の略中央に位置することになるので、五輪により自走式高所作業台車100を安定して支持することができるのである。
以上の如く、本実施例の自走式高所作業台車100は、走行部1と、該走行部1の中央に立設されて上下方向に伸縮可能なマスト5と、該マスト5上に設けられて作業者を搭乗させる作業台6と、該マスト5上に設けられて荷物を載置する荷台8とを備える自走式高所作業台車100であって、前記走行部1は、左右一対の駆動輪21と、前記駆動輪21・21よりも前方に配置される一輪の前補助輪22と、前記駆動輪21・21よりも後方に配置される左右一対の後補助輪23・23とを有し、前記駆動輪21・21を前記マスト5の左右両側方に配置するものである。このように構成することにより、左右一対の駆動輪21・21が前後方向で前補助輪22と後補助輪23・23の間に配置されるので、旋回半径を小さくすることができる。走行部1の中央に立設されたマスト5の左右両側方に駆動輪21・21を配置されることになって、マスト5上に設けられた作業台6および荷台8の荷重が他の補助輪(前補助輪22および後補助輪23・23)よりも多く駆動輪21・21にかかり、走行駆動力を設置面に対し確実に伝えることが可能となる。したがって、自走式高所作業台車100を安定して走行することができるとともに、旋回もスムースに行うことができる。
本実例の自走式高所作業台車100の前記前補助輪22は、前記左右一対の駆動輪21・21の左右中央位置の前方に配置するものである。このように構成することにより、一輪の前補助輪22がマスト5の前方に配置されることとなり、作業台6における作業者の移動や荷台8への荷物の載置等によって、多少重心位置が前方に変化しても、偏心荷重を前補助輪22で支えることが可能となる。したがって、安価な構成で自走式高所作業台車100が前方へ転倒することを防止することができ、安定した走行を行うことができる。前両側に補助輪を配置するよりも旋回がスムースに行うことができる。
本実例の自走式高所作業台車100の前記駆動輪21・21は、前記前補助輪22および前記後補助輪23・23よりも大径に構成するものである。このように構成することにより、前補助輪22および後補助輪23・23を比較的小径として走行部1の高さを低く抑えることが可能となり、走行部1の重心を低くできる。また、大径の駆動輪21・21は接地面に駆動力を伝え易くなり、接地面が多少の凹凸面であっても安定した走行を行うことができる。また、駆動輪21・21は作業台6の前両側であって、荷台8の後両側に位置するため、駆動輪21・21を機体幅W内に位置させて大径に構成しても、作業台6および荷台8に対して干渉しない。つまり、作業台6および荷台8を最下降した状態で、作業台6の前左右両側と駆動輪21・21とは、平面視において重複する部分は小さく、作業者が作業台6に搭乗して作業する時に駆動輪21・21が障害となることはない。なお、荷台8は駆動輪21・21よりも上方に配置されるため、側面視において重複せず荷台8と駆動輪21・21は干渉することはないが、荷台8を上下方向に長い箱状に構成した場合であっても、平面視において干渉部分は小さくて済む。
昇降駆動部は、マスト5を伸縮駆動するものであり、図2、図6に示すように、主としてバッテリ32・32、制御装置33、昇降モータ34、動力伝達部54、ネジ軸55等で構成される。昇降モータ34は、マスト5の下端(基部)近傍に配置され、本実施例では、マスト5の後方で機体フレーム11上に配置される。昇降モータ34の出力軸から動力伝達部54を介して後述するネジ軸55に回転力が伝達される。動力伝達部54はギア等で構成される。
バッテリ32・32は、機体フレーム11の中央に配置されたマスト5(第一マスト51)の前方の左右両側に左右並列に配置される。バッテリ32・32は、制御装置33を介して、充電器31、昇降モータ34、および走行モータ35とそれぞれ接続される。
制御装置33は、機体フレーム11の右後部上に配置され、後述する操作部4と接続される。制御装置33は、該操作部4の操作により、バッテリ32より供給される電力を制御して、昇降モータ34および走行モータ35・35を回転駆動する。
充電器31は、家庭用コンセント等の電源を用いて、バッテリ32・32を充電するものであり、機体フレーム11の左後部上に配置される。
こうして、後述する操作部4の走行レバーを操作することにより、制御装置33によってバッテリ32からの電力を制御して走行モータ35・35が作動されて、駆動輪21・21が回転駆動され、自走式高所作業台車100が走行される。また、昇降レバー(操作装置41)を操作することにより、制御装置33によってバッテリ32からの電力を制御して昇降モータ34が作動されて、ネジ軸55が回転駆動され、作業台6を昇降することができる。
図1および図4に示すように操作部4は、マスト5の上方に配置され、主として、主電源ボタン、バッテリーメータ、走行速度調整装置、操作装置(走行レバー・昇降レバー)41、およびモード変更スイッチ等を備えている。
主電源スイッチは、バッテリ32・32からの電力を供給するか否かを選択するための手段であって、押下式のスイッチ等で構成される。主電源スイッチの近傍に配置されたバッテリーメータは、作業者に前記バッテリ32・32の残量を知らせるための表示手段である。
走行速度調整装置は、水平方向の移動速度つまり駆動部の駆動輪21・21の回転速度を調節するためのものであり、ダイヤルを回動したり、所定速度のスイッチを複数設け作業者が選択して押下したりして速度調節を行う。本実施例において、走行速度の調整は前記走行速度調整装置で行うこととし、マスト5の伸縮速度に関しては、前記制御装置33に予め設定されているものとする。ただし、別途マスト5の伸縮速度を設定する手段を設けてもよく限定するものではない。
走行レバーおよび昇降レバーを兼ねた操作装置41は、ジョイスティック等で構成されており、前後左右に回動(傾倒)操作することにより、走行方向(前後方向および左右方向)やマスト5の伸縮等の操作を可能としている。
モード変更スイッチは、走行モードと昇降モードを切り替えるための装置である。
また、安全ペダルが、作業台6の作業床62上に設置され、制御装置33と接続され、安全ペダルを踏んだ状態でのみ操作装置41による走行モータ35および昇降モータ34を作動できるようにして、誤作動が生じないように構成される。
以下に、操作装置41による具体的操作を説明する。モード変更スイッチが走行モードに切り替えた状態では、操作装置41を前または後に回動(傾倒)操作すると、左右の走行モータ35・35は正転または逆転し、その回動量に応じて走行モータ35・35の回転数も変更され、自走式高所作業台車100を前進または後進させることができる。また、操作装置41を前または後に回動しながら、右または左に回動することにより、左右一側の走行モータ35が駆動され、左右他側の走行モータ35が減速されて、自走式高所作業台車100は右または左に旋回されることになる。 また、操作装置41を最大限右または左に回動(傾倒)操作することにより、左右の走行モータ35・35がそれぞれ逆方向に回転に駆動されることで、駆動輪21と駆動輪21の間の中央が旋回中心となり、自走式高所作業台車100を右回りまたは左回りさせることができる。
一方、モード変更スイッチが昇降モードに切り替えられた状態では、操作装置41を前または後に回動操作すると、昇降モータ34は正転または逆転し、作業台6を上昇または下降させることができる。
マスト5は、図2に示すように、主として第一マスト51、第二マスト52、第三マスト53、昇降装置(ネジ軸55(昇降駆動部の一部)、ピストン56、ガイド部152・152、チェーン58a、固定部58b・58c、スプロケット59)等によって構成される。マスト5の伸縮は、主として第一マスト51の外周を第二マスト52、さらに第二マスト52の外周を第三マスト53が上下移動することで行われる。
第一マスト51は、角筒状(角パイプ)に形成され、その長手方向を上下方向にして、機体フレーム11の中央に上方に突出するように配置される。
第二マスト52は、第一マスト51と所定間隔をおいて外装可能な略平面断面視略コ状に形成され、後面が開放されている。さらに第二マスト52の下部は、後部より前部の方が下方に長く形成され、側面視において階段状に形成される。第二マスト52の下部には、その左右側面前部および左右側面後部に各々回動自在に支持されたガイド部152・152が配置される。
第三マスト53は、第二マスト52に外装可能な角筒状に形成され、その後側には作業台6が配設され、その上側部には、係合部として複数の係止桟71が左右外方へと突出するように配設される。係止桟71の詳細については後述する。
第二マスト52の下部空間内の第一マスト51の前後には、ガイド部152・152が上下位置をずらせて配置される。図2および図7に示すように、該ガイド部152・152は、左右方向を長手とする円柱状の部材であって、その左右両端部が中央部152aよりも、径が大きい鍔部152b・152bを有した糸巻状の部材で構成される。
ガイド部152は、第二マスト52の下部に左右方向を軸心とした支持軸153に回動自在に支持される。そして、第一マスト51に第二マスト52を外装する際、第一マスト51の前面および後面と当接するように、ガイド部152の中央部152aが配置され、ガイド部152の左右の鍔部152b・152bが第一マスト51の左右両側面に当接するように配置される。
よって、マスト5が伸縮する際に、ガイド部152・152の中央部152a・152aが第一マスト51の前後面を挟むようになるとともに、左右の鍔部152b・152bが第一マスト51の左右両側面と当接するようになる。ガイド部152・152が前後左右を挟んだ状態で、マスト5が伸縮することになるので、安定して作業台6を昇降することができるのである。
なお、本実施例では前側のガイド部152が第二マスト52の下部位置に配置され、後側のガイド部152が前側よりも高い位置に配置され、この後側のガイド部152よりも高い位置の前側に後述する固定部58bが配置され、このガイド部152・152と固定部58bにより第一マスト51が前後で挟まれ、第二マスト52および第三マスト53を支持する構成としている。
第一マスト51内の軸心部にはネジ軸55が上下方向に収納され、第二マスト52内の軸心部には、前記ネジ軸55を外嵌して螺装可能なパイプ状のピストン56が収納される。該ピストン56はネジ軸55の回動により第一マスト51内を上下摺動可能に収納される。該第二マスト52の上端には支持軸59aが左右方向に横設され、該支持軸59aはスプロケット59を回転自在に支持する。また、前記ピストン56の上端は第二マスト52上端内部に固定した支持体152cに支持固定されている。つまり、第二マスト52内にピストン56を収納して一体的に昇降するように構成されている。
前記スプロケット59には、チェーン58aが捲回される。該チェーン58aの一端は、第一マスト51の上前端に固設された固定部58bに連結され、チェーン58aの他端は、第三マスト53の下部後面の内側に固設された固定部58cに連結される。こうして第一マスト51と第三マスト53はチェーン58aによって連結される。
前記構成によって、操作装置41の上昇操作により、昇降モータ34が駆動されて、ネジ軸55が回転されると、ピストン56が上昇され、該ピストン56の上昇とともに第二マスト52も上昇する。該第二マスト52の上昇に伴い、スプロケット59が上昇することにより、チェーン58aの前端が下方に引っ張られ、第三マスト53が持ち上げられる。こうして作業台6を上昇させることができる。
逆に、操作装置41を下降操作すると、昇降モータ34が前記と逆転方向に駆動されて、ネジ軸55も逆転し、ピストン56が下降され、該ピストン56の下降とともに第二マスト52も下降し、同時に第三マスト53も下降する。こうして、作業台6を下降させることができる。但し、昇降装置の構成は限定するものではなく、第三マスト53をなくした二段のマスト、または、四段以上のマストを伸縮する構成としたり、マストを左右二本設ける構成としたり、チェーン58aを用いずに油圧シリンダや電動シリンダ等で昇降駆動する構成としたりすることも可能である。
図1から図4に示すように、作業台6は、主として荷台支持部7、作業床62、作業台フレーム63、連結部61、防護フレーム64、入口フレーム65等より構成される。
作業台フレーム63は、パイプ等の棒材を平面視略U字状、正面視逆U字状、側面視略L字状に湾曲して形成される。詳しくは、作業台フレーム63の下部は平面視略U字状に形成して、作業床62の側面および後面の周囲を固設している。左右の作業台フレーム63の下前部は斜め上方に屈曲し、その前端部から上方に延設して縦支持部63a・63aを構成している。この左右の縦支持部63a・63aの上部は横支持部63bにより連結される構成としている。
連結部61は、第三マスト53と作業床62と作業台フレーム63の前下部とを連結するものである。左右の連結部61は、それぞれパイプ、棒材または板材等で構成され、一端は第三マスト53の下部の側面に固設されて、外側方へ突設され、他端は作業台フレーム63の前下部と連結され、該連結部61の後面には作業床62の前辺が固設される。
作業床62は、板状の部材より構成される作業台6の主たる支持構造体であって、作業者が搭乗する箇所となる。作業床62の前端部は、連結部61と固設されている。該作業床62の前部は、下方のカバー12および昇降モータ34と接触しないように、前高後低となるように傾斜して形成されている。作業床62の後部は作業者が搭乗しやすいよう、略水平の搭乗面が形成される。
防護フレーム64は、パイプ等の棒材により構成され、後面視において略逆U字状となるように屈曲され、さらに側面視において下部が略階段状に屈曲されて構成される。防護フレーム64の下端は、作業台フレーム63の左右の後部上に溶接等で固設され、作業者が作業床62に搭乗した際に、機体後方を防護する。但し、連結部61、作業床62、作業台フレーム63、防護フレーム64、入口フレーム65等の形状は限定するものではなく、作業床62の周囲を板材で囲む構成とすることも可能である。
入口フレーム65は、パイプ等の棒材により構成され、その一端(前端)は、作業台フレーム63の上側部に上下回動自在に連結される。入口フレーム65の他端(後端)は、下部に開放されたフック状に形成され、防護フレーム64の上部側面に機体外方へと突出するよう配置された係止部64aと係合するよう構成される。
つまり、第一の方法として、作業者が作業台6に機外より搭乗する際に、入口フレーム65の前端を中心として前上方に回動させることで作業者が搭乗し易いように構成されている。また、作業者が作業台6に搭乗し作業を行う際には、入口フレーム65を前上方に回動させた状態から後下方に回動させ、入口フレーム65の後端と係止部64aを係合させることで、作業者が作業中に作業台6より外方に転落しないよう入口フレーム65がストッパーの役割となるように構成されている。
また第二の方法として、作業者が作業台6に機外より搭乗する際に、入口フレーム65の前端を中心として一旦前上方に回動させ、さらに後端を平面視において係止部64aの外方に移動させ、さらにまた入口フレーム65の前端を中心として下方に回動させて縦支持部63a外方に沿うように入口フレーム65を移動させることで、作業者が搭乗し易いように構成されている。また、作業者が作業台6に搭乗し作業を行う際には、入口フレーム65の前端を中心として入口フレーム65の後端を後上方に回動させ、さらに係止部64aの外方に移動させる。その後、入口フレーム65の後端を係止部64a上方となるよう回動させ、入口フレーム65の後端と係止部64aを係合させることで、作業者が作業中に作業台6より外方に転落しないよう入口フレーム65がストッパーの役割となるように構成されている。但し、入口フレーム65は作業台6の左右に配置しているが、後部に配置する構成とすることもできる。
補助フレーム66は、パイプ等の棒材により構成され、作業者が乗り降りし易いように手摺等の役割を果たすものである。補助フレーム66は、防護フレーム64の上部に沿うように固設され、作業台6の内空間が確保できるように形成される。また、補助フレーム66は、乗り降りの際、手摺の役割を果たせばよく、棒材に限定するものではない。
ガイドフレーム67は、板材により構成され、作業者が作業台6に搭乗している際に、足元後部を防護するためのものである。ガイドフレーム67の両側端は、防護フレーム64の下部と固設される。
補強部68は、パイプ等の棒材により構成され、防護フレーム64の左右方向の強度を増すための部材であり、防護フレーム64の上下中途部に横設される。
荷台支持部7は、作業台6前部に荷台8または荷台9を着脱可能に取付けるために設けるものであり、マスト5と作業台フレーム63との間に設けて、荷台8または荷台9を取り付け可能とするとともに、マスト5と作業台フレーム63とを連結する役目も兼用している。荷台支持部7は係合部となる複数の係止桟71・71と前記横支持部63bよりなる。該係合部に種類の異なる荷台8・9または同種類の荷台8・8を上下に位置調節可能、かつ、着脱可能に取付けられるようにしている。
係止桟71は、パイプ等の棒材より形成され、横支持部63bの左右両側から下方に延設された縦支持部63a・63aと第三マスト53の間に配置され、横支持部63bに対して上下平行に所定間隔をおいて横架される。本実施例において係止桟71は、二本の棒材により構成され、該係止桟71は第三マスト53の側面と横支持部63bの内側側面との間に横設されて、複数の係止桟71・71が上下平行に配設される。但し、係止桟71の数や形状や材質は限定するものではなく、後述する荷台係止部82を上下異なる位置で係止できる構成であればよい。
荷台8・9は、マスト5上部で作業台6の前部に載置物を載置または収納するためのものであり、本実施例ではプレート状の荷台8と籠状の荷台9を取り付け可能とし、荷台8および荷台9について説明するが、荷台8・9は箱状やフォーク状等に構成することもでき、形状や大きさ等は限定するものではなく、載置物の大きさや重量や材質等に合わせて構成することができる。そして、各荷台8・9の後部には荷台係止部82・92が形成され、その構成は各荷台8・9とも共通の構造としており、前記荷台支持部7の係合部に係止できるようにしている。つまり、作業台6の前部に荷台8・9を着脱可能に構成している。荷台8は、主として載置部81、該載置部81を取付けるための係止部としての荷台係止部82・82、および載置部81の姿勢を保持するための保持部83・83により構成される。
載置部81は、各種荷物(載置物)を載置するためのものであり、板状の部材により形成される。
荷台係止部82は、載置部81を前記荷台支持部7に連結させるための部材であって、載置部81の後端部に左右所定間隔(第三マスト53に接触しない間隔)をおいて二箇所に固設される。こうして、荷台係止部82・82が第三マスト53の上部両側を挟むように配置することで左右方向のずれを防止している。そして、荷台係止部82は、下方に開放されたフック状に形成されて、前記横支持部63bまたは係止桟71に係合可能に形成される。
保持部83は、載置部81の左右の後下部に固設され、載置部81の載置面が所定角度に保つ役割を果たす。つまり、保持部83は、板状の部材より構成され、載置部81の下部両側より下方に突出するように固設される。この左右の保持部83・83の位置は、縦支持部63a・63aの位置に合わせて取付けられる。こうして、荷台8を荷台支持部7に設置した際に、荷台係止部82・82を横支持部63bまたは係止桟71に係合させると、保持部83・83は縦支持部63a・63aに当接して突っ張るようになり、載置部81を略水平に保持することができる。なお、保持部83は板状部材を平面視L字状に折り曲げ形成して、縦支持部63aの前面と側面(内側または外側)に当接するようにして、位置がずれないようにしている。
荷台9は、図8に示すように、籠状の載置部91と、荷台係止部92・92より構成され、該荷台係止部92・92は荷台8の荷台係止部82・82と同様に構成される。但し、前記保持部83・83と同様に構成される保持部93・93を設ける構成とすることもできる。
よって、荷台8は、荷台係止部82・82を横支持部63bに係合させたり、係止桟71・71に係合させたりすることで、自走式高所作業台車100に対する高さを調節可能としている。つまり、荷台係止部82・82を外して他の横支持部63bまたは係止桟71に係止して、保持部83・83を縦支持部63a・63aに当接させることで、荷台8の上下高さを変更して、作業者が最も作業し易い高さに調節することができるのである。更に、図8に示すように、荷台8の荷台係止部82・82を横支持部63bに係止しまたは最上部の係止桟71・71に係止し、下側の係止桟71・71に他の荷台(荷台9の荷台係止部92または荷台8の荷台係止部82)を係止することにより、二つの荷台8・9を同時に取付けることが可能となり、複数の荷台8・9を自走式高所作業台車100の前部に取付けることにより載置物の量を増加し、また、載置する種類も増加することができるようになり、作業の種類を増加でき、作業効率も向上できるのである。
1 走行部
5 マスト
6 作業台
8 荷台
21 駆動輪
22 前補助輪
23 後補助輪
100 自走式高所作業台車

Claims (3)

  1. 走行部(1)と、
    該走行部(1)の中央に立設されて上下方向に伸縮可能なマスト(5)と、
    該マスト(5)上に設けられて作業者を搭乗させる作業台(6)と、
    該マスト(5)上に設けられて荷物を載置する荷台(8)とを備える自走式高所作業台車(100)であって、
    前記走行部(1)は、
    左右一対の駆動輪(21・21)と、
    前記駆動輪(21・21)よりも前方に配置される一輪の前補助輪(22)と、
    前記駆動輪(21・21)よりも後方に配置される左右一対の後補助輪(23・23)とを有し、
    前記駆動輪(21・21)を前記マスト(5)の左右両側方に配置し、
    前記後補助輪(23・23)はキャスター輪により構成し、前面視で左右の駆動輪(21・21)よりも左右内側に配置し、
    該左右の駆動輪(21・21)の間の距離(R1)と、左右一側の後補助輪(23)と左右他側の駆動輪(21)との間の距離(R2)が同じ長さとなるようにしたことを特徴とする自走式高所作業台車。
  2. 前記前補助輪(22)は、前記左右一対の駆動輪(21・21)の左右中央位置のマスト(5)の前方に配置し、
    該前補助輪(22)と、該駆動輪(21・21)のとの間の距離(L)は、左右の駆動輪(21・21)の間の距離(R1)よりも短く構成したことを特徴とする請求項1に記載の自走式高所作業台車。
  3. 前記駆動輪(21・21)は、前記前補助輪(22)および前記後補助輪(23・23)よりも大径に構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自走式高所作業台車。
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