JP5250017B2 - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、排水性能を維持しつつ、石噛みを低減しうる重荷重用空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのトレッド部には、排水性能を確保するために、タイヤ周方向に連続してのびる比較的幅の広い1本ないし複数本の主溝が設けられる。この主溝は、例えば、工事現場等の走行時に、小石を噛み込んでそのまま残るいわゆる石噛みが生じやすい。このような石噛みは、トレッド踏面の接地圧が大きくかつ溝深さが大きい重荷重用の空気入りタイヤにおいて特に生じやすく、主溝付近に、ゴム欠けやクラック等を発生させるという問題があった。
このような石噛みを抑制する技術としては、図10に示されるように、主溝3の溝底かつ両側の溝壁面から隔たる位置に、石噛み防止用の突起35を主溝の長さ方向に隔設する技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。このような突起35は、主溝3が小石を噛み込んだ際に圧縮変形し、その復元力によって小石を主溝3から排出して、石噛みを低減しうる。
特開2008−296795号公報
しかしながら、上述の突起35は、接地時の主溝3の収縮により、溝壁面に接触して変形しやすく、石噛みを十分に低減できないという問題があった。また、突起35は、主溝3の溝容積を減少させるため、排水性能が低下しやすいという問題もあった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、センター主溝の溝壁を、溝底側急傾斜部と、溝底側急傾斜部の外端からトレッド踏面にのびかつ溝底側急傾斜部よりも大きな角度でのびる踏面側緩傾斜部とで構成するとともに、踏面側緩傾斜部の角度を変化させることを基本として、排水性能を維持しつつ、石噛みを低減しうる重荷重用空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部のタイヤ赤道を中心とするトレッド幅の10%の領域であるセンター領域に、複数の屈曲部を有してタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本のセンター主溝が設けられた重荷重用空気入りタイヤであって、前記センター主溝は、溝長さ方向と直角な溝断面において、溝底と、該溝底からトレッド踏面へのびる一対の溝壁とを含み、前記各溝壁は、前記溝底から溝深さの10〜35%の高さを有しかつトレッド踏面の法線方向に対する角度が0〜5°の溝底側急傾斜部と、前記溝底側急傾斜部のタイヤ半径方向の外端から前記トレッド踏面にのびかつ前記溝底側急傾斜部よりも大きな角度でのびる踏面側緩傾斜部とを含み、前記溝底側急傾斜部の前記外端での溝幅が2〜8mmであり、前記各溝壁は、前記センター主溝のジグザグ状の溝中心線に向かって凸となって屈曲する入隅部と、該溝中心線とは反対側に凸となって屈曲する出隅部とを含み、前記踏面側緩傾斜部の前記角度は、前記出隅部から前記入隅部にかけて漸増し、前記溝底側急傾斜部は、前記入隅部及び前記出隅部において、円弧状に湾曲する湾曲面を含むことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記踏面側緩傾斜部の前記出隅部での前記角度が13〜21゜である請求項1記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項3記載の発明は、前記踏面側緩傾斜部の前記入隅部での前記角度が21〜29゜である請求項1又は2記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項4記載の発明は、前記踏面側緩傾斜部と前記トレッド踏面とのコーナ部には、前記入隅部において、面取部が設けられる請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項5記載の発明は、前記面取部のタイヤ軸方向の幅は、前記入隅部の頂点で最大となる請求項4記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項6記載の発明は、前記溝壁は、前記入隅部と前記出隅部との間を直線状でのびる直線部を含む請求項1乃至5のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項7記載の発明は、前記溝底側急傾斜部の前記湾曲面は、曲率半径R1が5〜25mmである請求項1乃至6のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項8記載の発明は、前記トレッド部には、前記センター領域のタイヤ軸方向の両側の領域であるショルダー領域に、タイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本のショルダー主溝が設けられ、前記ショルダー主溝のジグザグ振幅は、前記センター主溝のジグザグ振幅よりも小さい請求項1乃至7のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項9記載の発明は、前記トレッド部には、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間に、タイヤ周方向にのびるミドル陸部が設けられ、前記ミドル陸部には、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間を連通するミドル横溝が設けられる請求項8に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項10記載の発明は、前記ショルダー主溝は、溝長さ方向と直角な溝断面において、ショルダ溝底と、該ショルダ溝底からトレッド踏面へのびる一対のショルダ溝壁とを含み、前記各ショルダ溝壁は、前記ショルダー主溝のジグザグ状の溝中心線に向かって凸となって屈曲するショルダ入隅部と、該溝中心線とは反対側に凸となって屈曲するショルダ出隅部とを含み、前記ショルダ溝壁は、前記ショルダ入隅部と前記ショルダ出隅部との間を直線状でのびるショルダ直線部を含む請求項8又は9に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
また、請求項11記載の発明は、前記ミドル横溝は、前記センター主溝の前記出隅部と前記ショルダ直線部との間を連通する請求項10に記載の重荷重用空気入りタイヤである。
なお、本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態において特定される値とする。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。
前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本発明の重荷重用空気入りタイヤは、トレッド部のタイヤ赤道を中心とするトレッド幅の10%の領域であるセンター領域に、複数の屈曲部を有してタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本のセンター主溝が設けられる。センター主溝は、溝長さ方向と直角な溝断面において、溝底と、該溝底からトレッド踏面へのびる一対の溝壁とを含む。
各溝壁は、溝底から溝深さの10〜35%の高さを有しかつトレッド踏面の法線方向に対する角度が0〜5°の溝底側急傾斜部と、溝底側急傾斜部のタイヤ半径方向の外端からトレッド踏面にのびかつ溝底側急傾斜部よりも大きな角度でのびる踏面側緩傾斜部とを含む。そして、溝底側急傾斜部の外端での溝幅が2〜8mmに設定される。このようなセンター主溝は、溝壁の大部分が踏面側緩傾斜部で形成されるため、噛み込まれた小石への接触面積や押圧力を低減するとともに、溝底側急傾斜部の外端での溝幅を非常に小さく設定して溝底側急傾斜部間に石が挟まるのを抑制できるので、石噛みを低減しうる。
さらに、各溝壁は、センター主溝のジグザグ状の溝中心線に向かって凸となって屈曲する入隅部と、該溝中心線とは反対側に凸となって屈曲する出隅部とを含む。そして、踏面側緩傾斜部の角度は、出隅部から入隅部にかけて漸増する。これにより、各溝壁は、センター主溝の幅方向で隣り合う踏面側緩傾斜部の角度を異ならせて、小石への接触面積や押圧力をさらに低減でき、石噛みを効果的に低減しうる。特に、種々の実験の結果、入隅部の剛性が小さいと、この部分が小石を保持する機能を持ち、石噛みが生じやすい。従って、この入隅部の踏面側緩傾斜部の角度を大きくすることで、排水性能を高めつつ、石の噛み込みをより確実に低減しうる。
また、センター主溝は、従来のような突起を設けることなく石噛みを効果的に低減できるので、排水性能を維持しうる。
本実施形態の重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のA−A断面図である。 図1の拡大図である。 センター主溝を拡大して示す展開図である。 図4のB−B断面図である。 (a)は図4のC−C断面図、(b)は図4のD−D断面図である。 面取部を示す斜視図である。 ショルダー主溝を拡大して示す展開図である。 (a)は図8のE−E断面図、(b)は図8のF−F断面図である。 従来の重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態の重荷重用空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1は、トレッド部2が、タイヤ赤道Cを中心とするトレッド幅TWの10%の領域であるセンター領域Crと、該センター領域Crのタイヤ軸方向の両側の領域であるショルダー領域Sh、Shとに仮想区分される。
ここで、前記トレッド幅TWは、前記正規状態におけるトレッド端2e、2e間のタイヤ軸方向距離とする。なお、前記トレッド端2eは、外観上、明瞭なエッジによって識別しうるときには当該エッジとするが、識別不能の場合には、前記正規状態のタイヤに正規荷重を負荷してキャンバー角0゜でトレッド部2を平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側で平面に接地する接地端がトレッド端2eとして定められる。
前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" とする。
前記トレッド部2には、前記センター領域Crに、タイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本、本実施形態では1本のセンター主溝3と、前記各ショルダー領域Sh、Shに、タイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本、本実施形態では1本のショルダー主溝4とが設けられる。これにより、トレッド部2には、センター主溝3及びショルダー主溝4で区分されかつタイヤ周方向にのびる2本のミドル陸部Rm、Rmと、ショルダー主溝4及びトレッド端2eで区分されかつタイヤ周方向にのびる2本のショルダーリブRs、Rsとが形成される。
なお、主溝3、4が、センター領域Cr又はショルダー領域Shのいずれに属するかは、該センター主溝3及びショルダー主溝4の溝中心線3c、4cの振幅の中心位置を基準に定められる。
また、前記ミドル陸部Rm、Rmは、センター主溝3と前記ショルダー主溝4との間を連通するミドル横溝9がタイヤ周方向に隔設される。これにより、ミドル陸部Rmは、ブロック列として形成される。また、ショルダーリブRs、Rsには、その耐摩耗性を向上させるためのラグ溝10が設けられる。これにより、ショルダーリブRsは、リブ列として形成される。
図1、図2に示されるように、前記センター主溝3及び前記ショルダー主溝4は、例えば、溝中心線3c、4cと直角方向の溝幅W1がトレッド幅TWの4〜10%程度、溝深さD1がトレッド幅TWの3〜15%程度に設定される。このようなセンター主溝3及びショルダー主溝4は、トレッド部2のパターン剛性を確保しつつ、排水性能を向上するに役立つ。なお、本実施形態では、溝幅W1及び溝深さD1が、センター主溝3とショルダー主溝4とで同一に設定されているが、互いに異ならせてもよいのは言うまでもない。
前記センター主溝3は、複数の屈曲部13を有してタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる。このようなジグザグ溝は、タイヤ軸方向成分のエッジを形成するため、例えばストレート溝に比べてトラクション性能を向上しうる。また、図3及び図5に示されるように、前記センター主溝3は、溝長さ方向と直角な溝断面において、溝底7と、該溝底7からトレッド踏面2tへのびる一対の溝壁8A、8Bとを含んで構成される。
前記溝壁8A、8Bは、図4に示されるように、平面視において、センター主溝3のジグザグ状の溝中心線3cに向かって凸となって屈曲する入隅部11と、該溝中心線3cとは反対側に凸となって屈曲する出隅部12とがタイヤ周方向で交互に形成される。また、一方の溝壁8Aの入隅部11と他方の溝壁8Bの出隅部12とがタイヤ軸方向で隣り合うとともに、一方の溝壁8Aの出隅部12及び他方の溝壁8Bの入隅部11とがタイヤ軸方向で隣り合って形成される。
図5には、図4のB−B断面図が示される。図5に示されるように、前記各溝壁8A、8Bは、溝底7から前記溝深さD1の10〜35%の高さH1を有しかつトレッド踏面2tの法線方向に対する角度α1が0〜5°の溝底側急傾斜部16A、16Bと、該溝底側急傾斜部16A、16Bのタイヤ半径方向の外端16o、16oからトレッド踏面2tにのびかつ溝底側急傾斜部16A、16Bよりも大きな角度α2、α3でのびる踏面側緩傾斜部17A、17Bとを含む。
前記溝底側急傾斜部16A、16Bの外端16o、16oでの溝幅W2は、2〜8mmに設定される。このように、溝幅W2を非常に小さく設定することにより、溝底側急傾斜部16A、16B間に小石が入るのを抑制するとともに、踏面側緩傾斜部17A、17Bの角度α2、α3を維持しつつ、センター主溝3の溝幅W1が過度に大きくなるのを抑制するのに役立つ。
前記踏面側緩傾斜部17A、17Bの各角度α2、α3は、出隅部12から入隅部11にかけて漸増する。即ち、図4、及びそのC−C、D−D断面図である図6(a)、(b)に示されるように、例えば屈曲部13A、13B間において、一方の踏面側緩傾斜部17Aの角度α2が、出隅部12(角度α2o)から入隅部11(角度α2i)にかけて漸増する。また、他方の踏面側緩傾斜部17Bの角度α3も、図6(b)、(a)に示されるように、出隅部12(角度α3o)から入隅部11(角度α3i)にかけて漸増する。これにより、踏面側緩傾斜部17A、17Bは、前記各角度α2、α3を、センター主溝3の長さ方向で変化させることができる。
このように、センター主溝3は、溝壁8A、8Bの大部分が踏面側緩傾斜部17A、17Bで形成されるため、噛み込まれた小石への接触面積や押圧力を低減でき、石が挟まる石噛みを低減しうる。また、各溝壁8A、8Bは、センター主溝3の幅方向で隣り合う踏面側緩傾斜部17A、17Bの角度α2、α3が異なるため、小石への接触面積や押圧力を、各溝壁8A、8Bで異ならせて、石噛みを効果的に低減しうる。
さらに、踏面側緩傾斜部17A、17Bは、出隅部12に比べて剛性が小さく、かつ小石を保持する機能を持ちがちな入隅部11において、角度α2i、α3iを大きくすることにより、排水性能を高めつつ、石の噛み込みをより確実に低減しうる。しかも、センター主溝3は、従来のような突起を設けることなく石噛みを効果的に低減できるので、排水性能も維持しうる。
図5に示されるように、前記溝底側急傾斜部16A、16Bの高さH1が、センター主溝3の溝深さD1(図2に示す)の10%未満であると、ミドル陸部Rmの剛性が低下して、耐偏摩耗性能が悪化するおそれがある。逆に、前記高さH1が前記溝深さD1の35%を超えると、センター主溝3の溝容積が過度に小さくなり、排水性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記高さH1は、前記溝深さD1の、好ましくは10%以上、さらに好ましくは15%以上が望ましく、また、好ましくは35%以下、さらに好ましくは30%以下が望ましい。
同様の観点より、溝底側急傾斜部16A、16Bのトレッド踏面2tの法線方向に対する角度α1は、好ましくは0°以上、さらに好ましくは1°以上が望ましく、また、好ましくは5°以下、さらに好ましくは4°以下が望ましい。さらに、溝底側急傾斜部16A、16Bの前記溝幅W2は、好ましくは2mm以上、さらに好ましくは4mm以上が望ましく、また、好ましくは8mm以下、さらに好ましくは6mm以下が望ましい。
また、図6(a)、(b)に示されるように、前記踏面側緩傾斜部17A、17Bの出隅部12での角度α2o、α3oは、好ましくは13°以上、さらに好ましくは15°以上が望ましい。前記角度α2o、α3oが小さすぎると、噛み込まれた小石への接触面積や押圧力が大きくなり、石噛みを十分に低減できないおそれがある。逆に、前記角度α2o、α3oが大きすぎると、ミドル陸部Rmの剛性が低下して耐偏摩耗性能や、トラクションが低下するおそれがある。このような観点より、前記角度α2o、α3oは、好ましくは21°以下、さらに好ましくは19°以下が望ましい。
同様の観点より、前記踏面側緩傾斜部17A、17Bの入隅部11での角度α2i、α3iは、好ましくは21°以上、さらに好ましくは23°以上が望ましく、また、好ましくは29°以下、さらに好ましくは27°以下が望ましい。
また、踏面側緩傾斜部17A、17Bとトレッド踏面2tとのコーナ部18には、図6(a)、(b)、及び図7に示されるように、入隅部11において、面取部20が設けられるのが好ましい。このような面取部20は、センター主溝3の屈曲部13(図4に示す)において、トレッド踏面2t側の溝幅と、踏面側緩傾斜部17A、17Bの角度を実質的に大きくして溝壁面を多様な面で形成でき、石噛み及び石の排出機能を向上しうる。また、面取部20は、先鋭で剛性の小さな入隅部11の接地を抑制し、耐偏摩耗性能を向上しうる。
このような作用を効果的に発揮するために、図4、及び図6(a)、(b)に示されるように、前記面取部20のタイヤ軸方向の幅W3、タイヤ半径方向の深さD2、及びトレッド踏面2tの法線方向に対する角度α4が、入隅部11の頂点11pで最大となるのが好ましい。
なお、面取部20の頂点11pでの前記幅W3は、センター主溝3の溝幅W1の(図1に示す)の、好ましくは10%以上、さらに好ましくは30%以上が望ましい。前記幅W3が小さすぎると、石噛みや偏摩耗を十分に抑制できないおそれがある。逆に、前記幅W3が大きすぎると、ミドル陸部Rm、Rmの剛性が過度に小さくなり、耐偏摩耗性能やトラクション性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記幅W3は、トレッド幅TWの、好ましくは90%以下、さらに好ましくは70%以下が望ましい。
同様の観点より、前記面取部20の前記頂点11pでの前記深さD2は、センター主溝3の溝深さD1(図2に示す)の、好ましくは20%以上、さらに好ましくは30%以上が望ましく、また、好ましくは、60%以下、さらに好ましくは50%以下が望ましい。同様に、面取部20の前記頂点11pにおけるトレッド踏面2tの法線方向に対する角度α4は、好ましくは30°以上、さらに好ましくは40°以上が望ましく、また、好ましくは80°以下、さらに好ましくは70°以下が望ましい。
また、本実施形態の面取部20は、入隅部11の頂点11pからタイヤ周方向の両側に向かって、幅W3、深さD2及び角度α4が漸減するカット面を有している。このような面取部20は、上記のような作用を発揮しつつ、ミドル陸部Rm(図1に示す)の剛性を確保しうる。
図4に示されるように、前記溝壁8A、8Bは、入隅部11と出隅部12との間を直線状でのびる直線部22を含むのが好ましい。このような直線部22は、路面の水膜を、センター主溝3に沿って円滑に案内でき、排水性能を向上しうる。
前記溝底側急傾斜部16A、16Bは、入隅部11及び出隅部12において、円弧状に湾曲する湾曲面23を含んで、タイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびるのが好ましい。このような湾曲面23は、入隅部11及び出隅部12において、溝底側急傾斜部16A、16Bに集中しがちな歪を分散し、石噛みを効果的に抑制しうる。特に入隅部11では、踏面側緩傾斜部17A、17Bの角度α2i、α3iの増加が緩やかになるため、面取部20の形成によって過度に剛性が増加することなく面取部20を形成することが可能である。
このような作用を効果的に発揮するために、溝底側急傾斜部16A、16Bの曲率半径R1は、好ましくは5mm以上、さらに好ましくは10mm以上が望ましく、また、好ましくは25mm以下、さらに好ましくは20mm以下が望ましい。
次に、前記ショルダー主溝4は、図8、及びそのE−E、F−F断面図である図9(a)、(b)に示されるように、溝長さ方向と直角な溝断面において、ショルダ溝底26と、該ショルダ溝底26からトレッド踏面2tへのびる一対のショルダ溝壁27A、27Bとを含んで構成される。
前記ショルダ溝壁27A、27Bも、ショルダー主溝4の溝中心線4c(図1に示す)に向かって凸となって屈曲するショルダ入隅部28と、該溝中心線4cとは反対側に凸となって屈曲するショルダ出隅部29とを含む。また、ショルダー主溝4も、ショルダ溝壁27A、27Bに、ショルダ入隅部28とショルダ出隅部29とがタイヤ周方向で交互に形成され、複数の屈曲部30を有してタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる。
前記ショルダー主溝4は、センター主溝3に比べてトラクション性能への寄与が小さい。このため、図3に示されるように、本実施形態では、ショルダー主溝4のジグザグピッチP2をセンター主溝3のジグザグピッチP1と同一に設定しつつ、ショルダー主溝4のジグザグ振幅V2をセンター主溝3のジグザグ振幅V1よりも小さくし、排水性能や耐偏摩耗性能を向上させることができる。
このような作用を効果的に発揮しうるために、ジグザグ振幅V2は、ジグザグ振幅V1の、好ましくは60%以上、さらに好ましくは70%以上が望ましく、また、好ましくは100%以下、さらに好ましくは90%以下が望ましい。なお、センター主溝3のジグザグ振幅V1は、例えばトレッド幅TW(図1に示す)の4〜10%程度、ジグザグピッチP1は、ジグザグ振幅V1の300〜600%程度に設定されるのが望ましい。
また、図8に示されるように、ショルダ溝壁27A、27Bは、前記ショルダ入隅部28と前記ショルダ出隅部29との間を直線状でのびるショルダ直線部31を含む。このようなショルダ直線部31も、路面の水膜を円滑に案内しうる。
さらに、本実施形態のショルダ溝壁27A、27Bは、図9(a)、(b)に示されるように、トレッド踏面2tの法線方向に対して15〜30°の角度α5で傾斜している。このようなショルダー主溝4は、センター主溝3に比べて溝容積を大きく設定でき、排水性能をより効果的に向上しうる。
また、一対のショルダ溝壁27A、27Bのうち、タイヤ軸方向外側のショルダ溝壁27Bとトレッド踏面2tとのコーナ部32には、ショルダ入隅部28において、ショルダ面取部33が設けられるのが好ましい。このようなショルダ面取部33も、ショルダ入隅部28において生じやすい石噛みを効果的に防ぎうるとともに、ショルダーリブRs(図1に示す)の接地圧が大きくなる旋回時において、先鋭で剛性の小さなショルダ入隅部28の接地を抑制し、耐偏摩耗性能を向上しうる。
このような作用を効果的に発揮させるために、ショルダ入隅部28の頂点28pでのタイヤ軸方向の幅W4、タイヤ半径方向の深さD3、及びトレッド踏面2tの法線方向に対する角度α6は、図6(a)に示されるセンター主溝3の面取部20の幅W3、深さD2、及び角度α4と同一に形成されるのが好ましい。
図3に示されるように、前記ミドル横溝9は、センター主溝3の出隅部12とショルダ直線部31との間を連通する。このようなミドル横溝9は、センター主溝3の屈曲部13において、面取部20とともにセンター主溝3の溝幅を実質的に大きくし、石噛みをより一層効果的に防ぎうる。
さらに、ミドル横溝9は、比較的剛性の小さい出隅部12の接地面積を小さくでき、ミドル陸部Rm(図1に示す)の偏摩耗を効果的に防ぎうる。また、ミドル横溝9は、ショルダ出隅部29からややタイヤ周方向に位置ズレさせたショルダ直線部31で開口するため、接地圧が比較的小さいタイヤ軸方向内側のショルダ溝壁27Aにおいて、ショルダ入隅部28のエッジ成分を発揮でき、トラクション性能を向上しうる。
また、本実施形態のミドル横溝9は、溝幅W5が2〜12mm程度の細溝部9a、及び該細溝部9aの両端からセンター主溝3の出隅部12とショルダ直線部31とに向かってそれぞれ拡径する拡径部9b、9bとを含んで構成される。また、ミドル横溝9は、細溝部9aのタイヤ周方向に対する角度α7が20〜40°に設定されるとともに、溝深さD4(図2に示す)がセンター主溝3の溝深さD1の5〜50%程度に設定される。このようなミドル横溝9は、上記作用を発揮しつつ、ミドル陸部Rmの剛性を確保しうる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示す基本構造をなし、表1に示すセンター主溝トレッド部を有するタイヤが製造され、それらの性能が評価された。また、比較として、図10に示される石噛み防止用の突起(長さ:6.5mm、幅:3.0mm、高さ:3.5mm)を具えたトレッド部を有するタイヤ(比較例1)や、踏面側緩傾斜部の角度が、入隅部から出隅部にかけて漸増するタイヤ(比較例2)についても、同様にテストされた。なお、共通仕様は以下のとおりである。
タイヤサイズ:11.00R20
リムサイズ:8.0V×20
トレッド幅TW:226mm
センター主溝:
溝幅W1:16mm
溝深さD1:17mm
ジグザグ振幅V1:16mm
比(V1/TW):7%
ジグザグピッチP1:79mm
比(P1/V1):494%
ショルダー主溝:
溝幅W1:16mm
溝深さD1:17mm
角度α5:19°
ショルダ面取部:
頂点での幅W4:7mm
比(W4/W1):43.8%
頂点での深さD3:8mm
比(D3/D1):47.1%
頂点での角度α6:40°
ミドル横溝:
溝幅W5:4mm
角度α7:28°
溝深さD4:2mm
比(D4/D1):11.8%
テスト方法は、次のとおりである。
<耐石噛み性能>
各供試タイヤを上記リムにリム組みし、内圧830kPa充填して、10屯積み2−DD車(無積載)の後輪に装着し、砂利道を含む路面を、速度40〜60km/hで2000km走行した後に、後輪のセンター主溝に噛み込んだ石の個数を調べた。結果は、比較例1の石噛み個数を100とする指数表示であり、数値が小さいほど良好である。
<耐偏摩耗性能>
各供試タイヤを上記条件でリム組みして、上記車両の後輪に装着し、一般道/高速道を3万km走行した後に、ミドル陸部の摩耗量が測定された。摩耗量は、ミドル陸部の入隅部における摩耗量と、それ以外の部分の摩耗量との差を測定し、比較例1の値を100とする指数で表示した。数値が小さいほど良好である。
<排水性能>
各供試タイヤを上記条件でリム組みして、上記車両の後輪に装着し、半径100mのアスファルト路面に、水深5mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0005250017
Figure 0005250017
テストの結果、実施例のタイヤは、排水性能を維持しつつ、石噛みを低減しうることが確認できた。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 センター主溝
7 溝底
8A、8B 溝壁
11 入隅部
12 出隅部
13 屈曲部
16A、16B 溝底側急傾斜部
17A、17B 踏面側緩傾斜部

Claims (11)

  1. トレッド部のタイヤ赤道を中心とするトレッド幅の10%の領域であるセンター領域に、複数の屈曲部を有してタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本のセンター主溝が設けられた重荷重用空気入りタイヤであって、
    前記センター主溝は、溝長さ方向と直角な溝断面において、溝底と、該溝底からトレッド踏面へのびる一対の溝壁とを含み、
    前記各溝壁は、前記溝底から溝深さの10〜35%の高さを有しかつトレッド踏面の法線方向に対する角度が0〜5°の溝底側急傾斜部と、
    前記溝底側急傾斜部のタイヤ半径方向の外端から前記トレッド踏面にのびかつ前記溝底側急傾斜部よりも大きな角度でのびる踏面側緩傾斜部とを含み、
    前記溝底側急傾斜部の前記外端での溝幅が2〜8mmであり、
    前記各溝壁は、前記センター主溝のジグザグ状の溝中心線に向かって凸となって屈曲する入隅部と、該溝中心線とは反対側に凸となって屈曲する出隅部とを含み、
    前記踏面側緩傾斜部の前記角度は、前記出隅部から前記入隅部にかけて漸増し、
    前記溝底側急傾斜部は、前記入隅部及び前記出隅部において、円弧状に湾曲する湾曲面を含むことを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 前記踏面側緩傾斜部の前記出隅部での前記角度が13〜21゜である請求項1記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 前記踏面側緩傾斜部の前記入隅部での前記角度が21〜29゜である請求項1又は2記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  4. 前記踏面側緩傾斜部と前記トレッド踏面とのコーナ部には、前記入隅部において、面取部が設けられる請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  5. 前記面取部のタイヤ軸方向の幅は、前記入隅部の頂点で最大となる請求項4記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  6. 前記溝壁は、前記入隅部と前記出隅部との間を直線状でのびる直線部を含む請求項1乃至5のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  7. 前記溝底側急傾斜部の前記湾曲面は、曲率半径R1が5〜25mmである請求項1乃至6のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  8. 前記トレッド部には、前記センター領域のタイヤ軸方向の両側の領域であるショルダー領域に、タイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる少なくとも1本のショルダー主溝が設けられ、
    前記ショルダー主溝のジグザグ振幅は、前記センター主溝のジグザグ振幅よりも小さい請求項1乃至7のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  9. 前記トレッド部には、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間に、タイヤ周方向にのびるミドル陸部が設けられ、
    前記ミドル陸部には、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間を連通するミドル横溝が設けられる請求項8に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  10. 前記ショルダー主溝は、溝長さ方向と直角な溝断面において、ショルダ溝底と、該ショルダ溝底からトレッド踏面へのびる一対のショルダ溝壁とを含み、
    前記各ショルダ溝壁は、前記ショルダー主溝のジグザグ状の溝中心線に向かって凸となって屈曲するショルダ入隅部と、該溝中心線とは反対側に凸となって屈曲するショルダ出隅部とを含み、
    前記ショルダ溝壁は、前記ショルダ入隅部と前記ショルダ出隅部との間を直線状でのびるショルダ直線部を含む請求項8又は9に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  11. 前記ミドル横溝は、前記センター主溝の前記出隅部と前記ショルダ直線部との間を連通する請求項10に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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