JP5229133B2 - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

給紙装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5229133B2
JP5229133B2 JP2009156056A JP2009156056A JP5229133B2 JP 5229133 B2 JP5229133 B2 JP 5229133B2 JP 2009156056 A JP2009156056 A JP 2009156056A JP 2009156056 A JP2009156056 A JP 2009156056A JP 5229133 B2 JP5229133 B2 JP 5229133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
charging roller
paper
sheet
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009156056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011011847A (ja
Inventor
慶和 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009156056A priority Critical patent/JP5229133B2/ja
Publication of JP2011011847A publication Critical patent/JP2011011847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5229133B2 publication Critical patent/JP5229133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

本発明は、給紙装置および画像形成装置に関する。
プリンタなどの画像形成装置には、画像形成部に向けて用紙を1枚ずつ送り出すための給紙装置が備えられている。画像形成部では、用紙の一方面に画像(現像剤像)が形成される。
給紙装置は、たとえば、用紙が積載される給紙トレイと、給紙トレイに積載された最上位の用紙に接触するように配置されたピックアップローラと、ピックアップローラに対して用紙の搬送方向の下流側に設けられた分離パッドと、分離パッドに接触するように配置された分離ローラとを備えている。
画像形成時には、ピックアップローラにより、給紙トレイから最上位の用紙が送り出される。用紙は、分離パッドと分離ローラとの間を通過する。給紙トレイから複数枚の用紙が送り出された場合であっても、分離パッドと用紙との間の摩擦および分離ローラと用紙との間の摩擦により、それらの用紙は分離され、分離ローラに接触している1枚の用紙のみが分離パッドと分離ローラとの間を通過する。
このような給紙装置において、用紙の画像形成面(画像形成部において画像が形成される面)から紙粉を除去するための構成を備えたものがある(たとえば、特許文献1参照)。この構成では、用紙の搬送経路上における分離ローラと画像形成部との間に、紙粉取りローラが配置されている。紙粉取りローラには、スポンジ部材が接触して配置されている。また、スポンジ部材の近傍には、オーガ部材が設けられている。
用紙が画像形成部に向けて搬送される途中で、用紙の画像形成面が紙粉取りローラに接触する。紙粉取りローラは、用紙の画像形成面に付着している紙粉を吸着し、画像形成面から紙粉を除去する。紙粉取りローラに吸着された紙粉は、スポンジ部材により掻き取られる。そして、その掻き取られた紙粉は、オーガ部材により、紙粉取りローラの軸方向である幅方向に搬送され、オーガ部材の幅方向端部に設けられた貯留タンクに貯留される。
特開2005−41652号公報
用紙の画像形成面には、給紙トレイに積載されている状態のときから付着している紙粉以外に、分離パッドおよび分離ローラとの摩擦などにより生じた紙粉が付着している。分離パッドおよび分離ローラは、用紙の幅方向の中央部に接触するように設けられている。したがって、用紙の画像形成面において、紙粉は、幅方向の両端部よりも中央部に多く付着している。これに伴い、紙粉取りローラの紙粉吸着量は、幅方向の両端部よりも中央部が多くなる。
そのため、紙粉取りローラの幅方向の中央部の近傍に、スポンジ部材により掻き取られた紙粉が過剰に溜まり、オーガ部材により搬送される前に、その過剰に溜まった紙粉が装置内に散乱するおそれがある。
本発明の目的は、付着物が過剰に堆積することを防止できる、給紙装置および画像形成装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、給紙装置であって、周面に静電気を帯びた帯電ローラと、前記帯電ローラと対をなし、前記帯電ローラとの間にシートを挟んで搬送する搬送ローラと、シートに対してその幅方向の一部に周面が接触するように設けられ、前記帯電ローラと前記搬送ローラとの間に向けてシートを供給する給紙ローラと、前記帯電ローラの周面に当接し、前記帯電ローラの周面から付着物を掻き取るための掻き取り部材と、前記掻き取り部材により掻き取られた付着物が堆積する堆積部分に対向して配置され、前記帯電ローラの回転軸と平行に延びる軸線を中心に回転可能に設けられ、前記堆積部分に堆積した付着物を軸線方向に搬送する搬送部材と、前記幅方向における位置が前記給紙ローラの前記幅方向の位置と合うように、前記搬送部材に設けられ、前記搬送部材の回転に伴って、前記堆積部分に堆積した付着物を叩き落とす叩き部材とを備えていることを特徴としている。
また、本発明は、画像形成装置であって、前記給紙装置と、前記給紙装置により供給されるシートに現像剤像を形成する画像形成部とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、給紙ローラは、その周面がシートに対してその幅方向の一部に接触するように設けられ、シートを帯電ローラと搬送ローラとの間に向けて供給する。帯電ローラの周面は、静電気を帯びている。そのため、シートにおける帯電ローラとの接触面に付着している紙粉などの付着物は、帯電ローラと搬送ローラとに挟まれて搬送されるときに、帯電ローラの周面に吸着される。
帯電ローラの周面には、掻き取り部材が当接している。帯電ローラの周面に吸着された付着物は、掻き取り部材により掻き取られる。この帯電ローラの周面から掻き取られた付着物が堆積する堆積部分には、堆積部分から付着物を搬送するための搬送部材が対向して配置されている。搬送部材は、帯電ローラの回転軸と平行に延びる軸線を中心に回転し、この回転により、堆積部分に堆積した付着物を軸線方向に搬送する。
給紙ローラによるシートの供給時に、給紙ローラとシートとの摩擦により、付着物となる紙粉などが発生する。そのため、シートにおいて、その幅方向の位置が給紙ローラの幅方向の位置と一致する部分には、それ以外の部分よりも付着物が多く付着する。これに伴い、帯電ローラにおいて、その幅方向の位置が給紙ローラの幅方向の位置と一致する部分には、それ以外の部分よりも紙粉が多く吸着される。そして、堆積部分において、その幅方向の位置が給紙ローラの幅方向の位置と一致する部分には、それ以外の部分よりも紙粉が多く堆積する。したがって、堆積部分には、付着物が相対的に多く堆積する多量堆積部分が生じる。
搬送部材には、堆積部分に堆積した付着物を叩き落とすための叩き部材が設けられている。叩き部材の幅方向における位置は、給紙ローラの幅方向の位置と合っている。そのため、搬送部材の回転に伴って、叩き部材により、多量堆積部分に堆積した付着物を叩き落とすことができる。よって、付着物が堆積部分に過剰に堆積することを防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るプリンタの側断面図である。 図2は、給紙装置の右前側上方からみた斜視図である。 図3は、給紙装置の正面図である。 図4は、図3に示す給紙装置をA−A線で切断したときの左側から見た断面図である。 図5は、オーガ部材の斜視図である。 図6は、オーガ部材と帯電ローラおよび掻き取り部材との位置関係を説明するための模式図である。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
1.カラープリンタの全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係るプリンタの側断面図である。
プリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。本体ケーシング2内には、画像を形成するための画像形成部3と、画像形成部3にシートの一例としての用紙Pを給紙するための給紙装置4とが設けられている。
画像形成部3には、ドラムユニット5が設けられている。ドラムユニット5は、本体ケーシング2の前面に設けられたカバー6を開けて、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。
なお、以下の説明において、カバー6が設けられる側(図1における右側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における右側)を後側(背面側)とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。以下では、左右方向を幅方向という場合がある。
ドラムユニット5には、4つの感光ドラム7が備えられている。4つの感光ドラム7は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの4色に対応して設けられ、前後方向に沿って、前側からブラック、マゼンタ、イエローおよびシアンの順に等間隔に並列に配置されている。
また、ドラムユニット5には、各感光ドラム7に対応して、スコロトロン型帯電器8と、現像カートリッジ9とが備えられている。現像カートリッジ9は、感光ドラム7にトナー(現像剤)を供給するための現像ローラ10と、内部にトナーを収容するボックス形状をなし、下端部に現像ローラ10をその周面の一部が露出する状態で保持する筐体11とを含む構成である。各現像カートリッジ9は、ドラムユニット5に対して着脱可能に装着されている。
ドラムユニット5の上方には、各色に対応した4本のレーザビームを出射する露光器12が配置されている。
感光ドラム7の回転に伴って、感光ドラム7の表面は、スコロトロン型帯電器8によって一様に帯電された後、露光器12からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光ドラム7の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム7の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像ローラ10に対向すると、現像ローラ10から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム7の表面にトナー像が形成される。
なお、露光器12に代えて、4つのLEDアレイが各感光ドラム7に対応して設けられてもよい。
また、画像形成部3には、搬送ベルト13が設けられている。搬送ベルト13は、4つの感光ドラム7に下方から対向して配置されている。各感光ドラム7に対して搬送ベルト13の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ14が配置されている。
給紙装置4は、給紙トレイ15、給紙ローラの一例としての本体給紙ローラ16、帯電ローラ33、搬送ローラ34、手差しトレイ17、給紙ローラの一例としての手差し給紙ローラ18、分離ローラ41および分離パッド42を備えている。
給紙トレイ15は、本体ケーシング2の底部に配置され、複数枚の用紙Pが積層して収容されている。
本体給紙ローラ16は、幅方向に延び、給紙トレイ15の前端部の上方に配置され、幅方向に延び、給紙トレイ15に収容された最上の用紙Pに対して上方から圧接している。
搬送ローラ34は、本体給紙ローラ16の上方の位置に配置され、幅方向に延びている。
帯電ローラ33は、搬送ローラ34に対して前側上方から圧接し、幅方向に延びている。
給紙トレイ15に収容された用紙Pは、本体給紙ローラ16によって帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に向けて送られる。そして、画像形成部3による画像形成とタイミングを合わせて帯電ローラ33および搬送ローラ34が駆動され、画像形成部3に用紙Pが搬送される。すなわち、帯電ローラ33および搬送ローラ34は、画像形成部3への用紙Pの供給のタイミングを調節するレジストローラ対をなしている。
また、手差しトレイ17は、本体ケーシング2の前側に傾倒して、本体ケーシング2の前面に開口を形成する状態と、本体ケーシング2の前面に沿って延び、開口26を閉じる状態とに開閉自在に設けられている。
手差し給紙ローラ18は、手差しトレイ17の基端部の後側の位置に配置され、幅方向に延びている。
分離ローラ41は、手差し給紙ローラ18の後方に配置され、幅方向に延びている。
分離パッド42は、板状に形成され、その一方面が分離ローラ41に対して後側下方から当接している。
手差しトレイ17が開かれ、手差しトレイ17上に用紙Pが載置された状態で、手差しトレイ17からの給紙が指示されると、手差し給紙ローラ18の駆動により、手差しトレイ17上の用紙Pが分離ローラ41と分離パッド42との間に向けて送られる。そして、分離ローラ41および分離パッド42によって用紙Pが1枚ずつに捌かれた後、帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に向けて用紙Pが送られる。
帯電ローラ33および搬送ローラ34から搬送された用紙Pは、搬送ベルト13上に送られる。搬送ベルト13上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト13の走行により、搬送ベルト13と各感光ドラム7との間を順次に通過する。そして、感光ドラム7の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、転写ローラ14に印加された転写バイアスによって、用紙Pに転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト13の後方に設けられた定着部20に搬送される。定着部20では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着した用紙Pは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面に設けられた排紙トレイ21に排出される。
2.給紙装置
図2は、給紙装置の右前側上方からみた斜視図である。図3は、給紙装置の正面図である。また、図4は、図3に示す給紙装置をA−A線で切断したときの左側から見た断面図である。なお、図2および図3では、給紙装置の内部の構成を図示するために、一部の部材の図示を省略している。
図2に示すように、給紙装置4は、左右方向に長いボックス状のフレーム30を備えている。フレーム30には、幅方向に対向する1対の側壁31が設けられている。この1対の側壁31間には、帯電ローラ33、搬送ローラ34および搬送部材の一例としてのオーガ部材32が架設されている。
また、左側の側壁31の左側には、ギヤボックス40が設けられている。
帯電ローラ33は、幅方向に延び、用紙Pとほぼ同じ幅方向の幅を有する円筒状の帯電ローラ本体35と、幅方向に延び、帯電ローラ本体35の内側に挿通される帯電ローラ軸36とを有している。
帯電ローラ本体35は、少なくともその表面がフッ素樹脂などの静電気を帯びやすい材料からなる。
帯電ローラ軸36は、その幅方向両端部が各側壁31に相対回転可能に挿通されている。帯電ローラ軸36の左端部は、ギヤボックス40内に配置されている。そのギヤボックス40内に配置された部分に図示しないギヤが取り付けられている。このギヤには、帯電ローラ軸36(帯電ローラ33)を回転させるための駆動力が入力されるようになっている。
搬送ローラ34は、幅方向に延び、帯電ローラ33とほぼ同じ幅方向の幅を有する円筒状の搬送ローラ本体38と、幅方向に延び、搬送ローラ本体38の内側に挿通される搬送ローラ軸39とを有している。
搬送ローラ本体38は、図1に示すように、その周面が帯電ローラ本体35に対して後側下方から圧接している。
搬送ローラ軸39は、その幅方向両端部が各側壁31に相対回転可能に挿通されている。搬送ローラ軸39の右端部は、右側の側壁から右方へとさらに突出し、その突出部分にギヤ63が取り付けられている。
オーガ部材32は、図2に示すように、帯電ローラ33に対して前方の位置に配置され、幅方向に延び、その幅方向両端部が各側壁31に相対回転可能に挿通されている。オーガ部材32の右端部は、右側の側壁から右方へとさらに突出し、その突出部分にギヤ64が取り付けられている。
帯電ローラ軸36のギヤ(図示せず)に入力された駆動力は、帯電ローラ軸36の回転を介して、搬送ローラ軸39およびオーガ部材32の各ギヤ63,64に伝達される。これにより、搬送ローラ34およびオーガ部材32が回転される。
なお、オーガ部材32の具体的な構成については、後に詳述する。
フレーム30の前側部分には、手差し給紙ローラ18、分離ローラ41および分離パッド42が設けられている。
手差し給紙ローラ18は、フレーム30における幅方向の略中央部に設けられている。手差し給紙ローラ18は、幅方向に延びる円筒状の手差し給紙ローラ本体45と、幅方向に延び、手差し給紙ローラ本体45の内側に挿通される手差し給紙ローラ軸46とを備えている。また、手差し給紙ローラ18は、後述する分離ローラ41の分離ローラ軸49を中心に揺動可能に設けられている。これにより、手差し給紙ローラ18は、分離ローラ軸49を中心とする揺動に伴って、略上下方向に変位する。
手差し給紙ローラ軸46の左端部は、図2に示すように、手差し給紙ローラ本体45から左方に突出し、その部分に第1ギヤ47が相対回転不能に取り付けられている。
分離ローラ41は、手差し給紙ローラ18に対して後側の位置に配置されている。分離ローラ41は、手差し給紙ローラ本体45とほぼ同じ幅で幅方向に延びる円筒状の分離ローラ本体48と、幅方向に延び、分離ローラ本体48の内側に挿通される分離ローラ軸49とを備えている。
分離ローラ軸49の左端部は、図2に示すように、分離ローラ本体48から左方に突出し、その部分に第2ギヤ50が相対回転不能に取り付けられている。
また、第1ギヤ47および第2ギヤ50には、連結ギヤ51が噛合している。これにより、第1ギヤ47(手差し給紙ローラ18)および第2ギヤ50(分離ローラ41)の回転方向が一致する。
分離パッド42は、略矩形板状に形成され、フレーム30に支持されている。分離パッド42は、分離ローラ41に対して後側下方から圧接している。
また、図2中に破線で示すように、手差し給紙トレイ17が開かれた状態で、手差し給紙トレイ17の基端部とフレーム30の前端部とは、ほぼ面一をなしている。この手差しトレイ17上に用紙Pが載置された状態で、手差し給紙ローラ18(手差し給紙ローラ本体45)が用紙Pの先端部に対して上方から間隔を空けて対向する。
また、図4中に破線で示す本体給紙ローラ16は、用紙Pに対してその幅方向の中央部分と対向する位置に設けられている。本体給紙ローラ16は、幅方向に延びる回転軸と、その回転軸まわりに回転可能なローラ本体とを備えている。
図4に示すように、フレーム30内には、用紙Pを帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に搬送するための本体給紙パス60および手差し給紙パス61がそれぞれ区画されている。
本体給紙パス60は、給紙トレイ15の前端部から前側上方に延び、その前端から後側に向けて上方に凸となるように湾曲している。本体給紙パス60の先端部は、帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に向けられている。
手差し給紙パス61は、手差し給紙トレイ17(図2参照)の後端部から分離ローラ41と分離パッド42との接触部分に向けて延び、さらに後側上方に向けて直線状に延びている。手差し給紙パスの先端部は、帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に向けられている。
また、フレーム30内には、用紙Pに付着した紙粉などの付着物を回収するための付着物除去機構70が設けられている。
3.付着物除去機構
付着物除去機構70には、オーガ部材32、帯電ローラ33、収容部材71および掻き取り部材72が含まれる。
(1)掻き取り部材
掻き取り部材72は、帯電ローラ33に対して前側下方の位置に設けられ、支持部75および掻き取り部76を備えている。
支持部75は、幅方向に延び、その両端部がフレーム30に支持されている。また、支持部75は、前後方向に延びる下側部分と、その下側部分の後端部から略上方に延びる後側部分とからなる断面略L字状に形成されている。
掻き取り部76は、支持部75の後側部分の後側面に取り付けられ、帯電ローラ本体35に対して前側から弾性的に接触している。また、掻き取り部76は、帯電ローラ本体35との摩擦によって、帯電ローラ本体35を帯電させることができるようなスポンジ状の材料からなる。
掻き取り部材72と帯電ローラ33との接触部分の上方は、掻き取り部材72によって帯電ローラ33から掻き取られた付着物が堆積する堆積部分77となっている。
(2)オーガ部材
図4に示すように、オーガ部材32は、帯電ローラ33および掻き取り部材72の前方の位置に配置されている。
図5は、オーガ部材の斜視図である。また、図6は、オーガ部材と帯電ローラおよび掻き取り部材との位置関係を説明するための模式図である。
図5に示すように、オーガ部材32は、幅方向に延びる円柱状に形成されている。
また、図5に示すように、オーガ部材32には、スクリューの一例としての第1スクリュー84および第2スクリュー85が形成されている。第1スクリュー84および第2スクリュー85は、オーガ部材32の周面から突出し、幅方向に沿って延びる螺旋状に形成されている。
具体的には、第1スクリュー84および第2スクリュー85は、図5中に示すオーガ部材32の回転方向に沿ってオーガ部材32が回転されたときに、その突出部分が見かけ上、幅方向内側から幅方向外側に向かって移動するような螺旋状に形成されている。
オーガ部材32の幅方向中央部には、叩き部材80が形成されている。叩き部材80は、支持板81および櫛歯82を備えている。
支持板81は、オーガ部材32の軸線方向に長い板状に形成され、オーガ部材32の幅方向中央部分において、オーガ部材32を挟んで2枚取り付けられている。
櫛歯82は、弾性を有する材料からなり、各支持板81の表面(オーガ部材32との接触面と反対側の面)上において、幅方向に等間隔を空けて複数(この実施形態では16本)設けられている。櫛歯82の一端部は、支持板81の表面に配置される。また、櫛歯82の他端部は、オーガ部材32が回転されたときに櫛歯82における表側部分(支持板81に接触している側と反対側)が図4に示す堆積部分77に対して上方から接触するように、オーガ部材32の接線方向の一方側に延びている。
これにより、オーガ部材32を挟んで一方側の支持板81および櫛歯82と、他方側の支持板81および櫛歯82とは、対称の構成を有している。
また、図6に示すように、櫛歯82の基端部から先端部までの長さL1は、櫛歯82の基端部から帯電ローラ33の表面までの最短距離L2よりも短く、かつ、櫛歯82の基端部からオーガ部材32が回転駆動されたときにオーガ部材32(第1スクリュー84および第2スクリュー85の頂点)が描く軌跡の外周までの距離L3よりも長く形成されている。
(3)収容部材
図4に示すように、収容部材71は、オーガ部材32の下方に設けられ、フレーム30におけるオーガ部材32の前側下方から下方に向けて延びる板状の前壁73と、前壁73の下端部から後側上方に向けて延びる下壁74とを備えている。前壁73および下壁74は、用紙Pとほぼ同じ幅方向の幅を有している。また、下壁74は、手差し給紙パス61に沿って延びている。換言すれば、下壁74によって手差し給紙パス61が区画されている。これにより、下壁74と前壁73との間の空間は、オーガ部材32の叩き部材80によって叩き落される付着物が収容される収容空間となっている。
(4)付着物の除去
以下では、図4を主に参照しながら付着物除去機構70による付着物の除去動作を説明する。
(4−1)手差し給紙パスを経由する用紙Pに対する付着物回収動作
まず、手差し給紙トレイ17(図1参照)に用紙Pが積載された状態で、画像形成動作が開始されると、手差し給紙ローラ18が下方へと移動(回動)し、手差し給紙トレイ17上の用紙Pの先端部と手差し給紙ローラ18とが接触する。そして、手差し給紙ローラ18が回転駆動されると、用紙Pが手差し給紙パス61に沿って、分離ローラ41と分離パッド42との接触部分に向けて送られる。
このとき、用紙Pの上面(手差し給紙ローラ18と接触している面)は、画像形成部3(図1参照)に用紙Pが送られたときに画像が形成される画像形成面である。
分離ローラ41と分離パッド42との接触部分に送られた用紙Pは、分離パッド41および分離パッド42と用紙Pとの摩擦により1枚ずつに捌かれる。そして、手差し給紙パス61に沿って、帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に向けて用紙Pが搬送され、帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に用紙Pの先端部が挟み込まれる。
そして、画像形成部3(図1参照)による画像形成とタイミングを合わせて帯電ローラ33および搬送ローラ34が回転駆動されることにより、用紙Pが画像形成部3に向けて搬送される。このとき、帯電ローラ33が帯びている静電気によって、用紙Pの画像形成面に付着している付着物が帯電ローラ33に吸着される。
帯電ローラ33の回転に伴って、帯電ローラ33の周面に吸着された付着物は、掻き取り部材72の掻き取り部76によって掻き取られ、その上部の堆積部分77に堆積する。
手差し給紙ローラ18による用紙Pの供給時に、手差し給紙ローラ18と用紙Pとの摩擦により、付着物となる紙粉などが発生する。そのため、用紙Pにおいて、その幅方向の中央部分には、それ以外の部分よりも付着物が多く付着する。これに伴い、帯電ローラ33において、その幅方向の中央部分には、それ以外の部分よりも紙粉が多く吸着される。そして、堆積部分77において、その幅方向の中央部分には、それ以外の部分よりも紙粉が多く堆積する。したがって、堆積部分77には、幅方向の中央部分に付着物が相対的に多く堆積する多量堆積部分が生じる。
また、オーガ部材32は、帯電ローラ33および搬送ローラ34の駆動と同時に回転駆動される。オーガ部材32の回転に伴って、叩き部材80の櫛歯82は、堆積部分77における幅方向中央部分の多量堆積部分に周期的に対向し、その多量堆積部分に堆積している付着物に間欠的に当接する。この当接により、多量堆積部分上の付着物は、オーガ部材32側に引き寄せられ、堆積部分77上で成らされるとともに、その一部は堆積部分77上から落下する。こうして叩き部材80により堆積部分77上から叩き落された付着物は、収容部材71に収容される。
画像形成回数が増えるにつれ、堆積部分77上における付着物の堆積量が増す。叩き部材80の叩きにより堆積部分77上で成らされた付着物がオーガ部材32の位置に達すると、叩き部材80が堆積部分77に対向していない期間において、第1スクリュー84および第2スクリュー85の回転により、付着物が幅方向外側に向けて搬送される。
(4−2)本体給紙パスを経由する用紙に対する付着物除去動作
まず、給紙トレイ15に用紙Pが収容された状態で、画像形成動作が開始されると、本体給紙ローラ16が回転駆動され、用紙Pが本体給紙パス60に沿って前側上方へと送られる。そして、上方に移動しながら、用紙Pの先端が後方に向けられるように用紙Pの向きが変えられ、その先端部が帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に挟み込まれる。
このとき、用紙Pにおける帯電ローラ33と接触している面は、画像形成部3(図1参照)に用紙Pが送られたときに画像が形成される画像形成面である。
そして、画像形成部3(図1参照)による画像形成とタイミングを合わせて帯電ローラ33および搬送ローラ34が回転駆動されることにより、用紙Pが画像形成部3に向けて搬送される。このとき、帯電ローラ33が帯びている静電気によって、用紙Pの画像形成面に付着している付着物が帯電ローラ33に吸着される。これにより、用紙Pの画像形成面から付着物が除去される。
4.作用効果
以上のように、手差し給紙ローラ18は、その周面が用紙Pに対してその幅方向の中央部分に接触するように設けられ、用紙Pを帯電ローラ33と搬送ローラ34との間に向けて供給する。帯電ローラ33の周面は、静電気を帯びている。そのため、用紙Pにおける帯電ローラ33との接触面に付着している紙粉などの付着物は、帯電ローラ33と搬送ローラ34とに挟まれて搬送されるときに、帯電ローラ33の周面に吸着される。
帯電ローラ33の周面には、掻き取り部材72が当接している。帯電ローラ33の周面に吸着された付着物は、掻き取り部材72により掻き取られる。この帯電ローラ33の周面から掻き取られた付着物が堆積する堆積部分77には、堆積部分77から付着物を搬送するためのオーガ部材32が対向して配置されている。オーガ部材32は、帯電ローラ33の回転軸と平行に延びる軸線を中心に回転し、この回転により、堆積部分77に堆積した付着物を軸線方向に搬送する。
オーガ部材32には、堆積部分77に堆積した付着物を叩き落とすための叩き部材80が設けられている。叩き部材80の幅方向における位置は、手差し給紙ローラ18の幅方向の位置と合っている。そのため、オーガ部材32の回転に伴って、叩き部材80により、多量堆積部分に堆積した付着物を叩き落とすことができる。よって、付着物が堆積部分77に過剰に堆積することを防止できる。
また、叩き部材80は、オーガ部材32の回転方向に部分的に設けられている。そのため、叩き部材80は、オーガ部材32の回転に伴って、多量堆積部分に周期的に対向し、その多量堆積部分に堆積している付着物を間欠的に叩き落とす。よって、叩き部材80による叩き落としおよびオーガ部材32による搬送により、付着物が堆積部分77に過剰に堆積することを効果的に防止できる。
また、叩き部材80は、オーガ部材32がその回転時に描く軌跡の外周より突出している。したがって、オーガ部材32と接触不可能な部分に堆積している付着物を叩き部材80により叩き落とすことができる。また、叩き部材80は、その先端が帯電ローラ33と接触しない長さL1に形成されている。叩き部材80と帯電ローラ33とが接触しないので、帯電ローラ33の周面が叩き部材80により傷付けられることを防止できる。
また、堆積部分77は、掻き取り部材72上である。叩き部材80は、オーガ部材32の回転に伴って、堆積部分77に堆積した付着物に対して上方から接触する。これにより、掻き取り部材72上に堆積した付着物を叩き部材80によって確実に叩き落とすことができる。
また、帯電ローラ33は、用紙Pに対してその全幅にわたって接触するように設けられている。これにより、用紙Pの全幅にわたって、その用紙Pに付着している付着物を帯電ローラ33に吸着させることができる。
また、オーガ部材32に備えられている第1スクリュー84および第2スクリュー85は、幅方向の中央部から両側に向けて付着物を搬送する。よって、多量堆積部分に堆積した付着物を最小搬送長で堆積部分77の幅方向の端部に搬送することができる。
また、オーガ部材32の下方には、収容部材71が設けられている。そのため、叩き部材80により叩き落された付着物を収容部材71に収容することができる。
また、帯電ローラ33および搬送ローラ34は、画像形成部3への用紙Pの供給のタイミングを調節するレジストローラ対をなしている。これにより、用紙Pが画像形成部3に供給される直前で、用紙Pから付着物を除去することができる。よって、用紙Pに付着物が付着していない状態で、その用紙Pに画像を形成することができる。その結果、用紙Pに高品質な画像を形成することができる。
1 プリンタ
3 画像形成部
4 給紙装置
16 本体給紙ローラ
18 手差し給紙ローラ
32 オーガ部材
33 帯電ローラ
34 搬送ローラ
71 収容部材
72 掻き取り部材
77 堆積部分
80 叩き部材
84 第1スクリュー
85 第2スクリュー
P 用紙

Claims (8)

  1. 表面に静電気を帯びた帯電ローラと、
    前記帯電ローラと対をなし、前記帯電ローラとの間にシートを挟んで搬送する搬送ローラと、
    シートに対してその幅方向の一部に周面が接触するように設けられ、前記帯電ローラと前記搬送ローラとの間に向けてシートを供給する給紙ローラと、
    前記帯電ローラの周面に当接し、前記帯電ローラの周面から付着物を掻き取るための掻き取り部材と、
    前記掻き取り部材により掻き取られた付着物が堆積する堆積部分に対向して配置され、前記帯電ローラの回転軸と平行に延びる軸線を中心に回転可能に設けられ、前記堆積部分に堆積した付着物を軸線方向に搬送する搬送部材と、
    前記幅方向における位置が前記給紙ローラの前記幅方向の位置と合うように、前記搬送部材に設けられ、前記搬送部材の回転に伴って、前記堆積部分に堆積した付着物を叩き落とす叩き部材とを備えている、給紙装置。
  2. 前記叩き部材は、前記搬送部材の回転方向に部分的に設けられている、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記叩き部材は、前記搬送部材がその回転時に描く軌跡の外周より突出し、先端が前記帯電ローラと接触しない長さに形成されている、請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記堆積部分は、前記掻き取り部材上であり、
    前記叩き部材は、前記搬送部材の回転に伴って、前記堆積部分に堆積した付着物に対して上方から接触する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の給紙装置。
  5. 前記帯電ローラは、シートに対してその全幅にわたって接触するように設けられ、
    前記給紙ローラは、シートに対してその幅方向の中央部に接触するように設けられ、
    前記搬送部材は、前記帯電ローラの軸線方向の中央部から両側に向けて付着物を搬送するスクリューを備えている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の給紙装置。
  6. 前記搬送部材の下方に設けられ、前記叩き部材により叩き落とされる付着物を収容する収容部材を備えている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の給紙装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の給紙装置と、
    前記給紙装置により供給されるシートに現像剤像を形成する画像形成部とを備えている、画像形成装置。
  8. 前記帯電ローラおよび前記搬送ローラは、前記画像形成部へのシートの供給のタイミングを調節するレジストローラ対をなしている、請求項7に記載の画像形成装置。
JP2009156056A 2009-06-30 2009-06-30 給紙装置および画像形成装置 Active JP5229133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009156056A JP5229133B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 給紙装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009156056A JP5229133B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 給紙装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011011847A JP2011011847A (ja) 2011-01-20
JP5229133B2 true JP5229133B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=43591123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009156056A Active JP5229133B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 給紙装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5229133B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5569414B2 (ja) * 2011-01-28 2014-08-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5974736B2 (ja) * 2012-08-29 2016-08-23 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6138755B2 (ja) * 2014-12-24 2017-05-31 日東電工株式会社 偏光板

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04182237A (ja) * 1990-11-16 1992-06-29 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH07115768B2 (ja) * 1991-02-20 1995-12-13 富士通株式会社 プリンタ装置
JPH10203672A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Ricoh Co Ltd 紙送り装置
JP2001270631A (ja) * 2000-03-27 2001-10-02 Brother Ind Ltd 紙粉取り装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4135588B2 (ja) * 2003-07-23 2008-08-20 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2007197215A (ja) * 2005-12-26 2007-08-09 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011011847A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5707768B2 (ja) 画像形成装置
JP6111835B2 (ja) 画像形成装置
JP5949295B2 (ja) 画像形成装置
JP4508240B2 (ja) 画像形成装置
JP6701754B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4487886B2 (ja) 画像形成装置
JP2016206330A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5821369B2 (ja) 画像形成装置
JP5229133B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
US20110255906A1 (en) Developer storage body, developing device and image forming apparatus
JP5942683B2 (ja) 画像形成装置
JP5708970B2 (ja) 清掃装置、帯電装置、及び画像形成装置
JP6409661B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP6464643B2 (ja) 現像剤収容ユニットおよび画像形成装置
JP4748273B2 (ja) 画像形成装置
JP5834626B2 (ja) 画像形成装置
JP4552819B2 (ja) 画像形成装置
JP2008152029A (ja) カラー画像形成装置
JP6089688B2 (ja) 画像形成装置
JP2018124537A (ja) ベルトユニット及び画像形成装置
JP6112793B2 (ja) 画像形成装置
JP5333470B2 (ja) クリーニング装置
US8355663B2 (en) Photosensitive cartridge and image forming apparatus with swingable cleaning roller mechanism
JP6418037B2 (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP7310441B2 (ja) 清掃装置、廃トナー回収装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5229133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150