JP6111835B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6111835B2
JP6111835B2 JP2013099440A JP2013099440A JP6111835B2 JP 6111835 B2 JP6111835 B2 JP 6111835B2 JP 2013099440 A JP2013099440 A JP 2013099440A JP 2013099440 A JP2013099440 A JP 2013099440A JP 6111835 B2 JP6111835 B2 JP 6111835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
unit
belt
photosensitive drum
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013099440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014219599A (ja
Inventor
功 福地
功 福地
淳 福井
淳 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013099440A priority Critical patent/JP6111835B2/ja
Priority to US14/273,575 priority patent/US9588480B2/en
Publication of JP2014219599A publication Critical patent/JP2014219599A/ja
Priority to US15/392,423 priority patent/US9885996B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6111835B2 publication Critical patent/JP6111835B2/ja
Priority to US15/854,137 priority patent/US10338515B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/0041Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a band; Details of cleaning bands, e.g. band winding
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/105Arrangements for conveying toner waste
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0138Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to a recording medium carried by a transport belt
    • G03G2215/0141Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to a recording medium carried by a transport belt the linear arrangement being horizontal

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、各色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応する複数の感光ドラムを備えるタンデム型のカラープリンタが知られている。
このようなタンデム型のカラープリンタとして、感光ドラムのそれぞれに付着した残トナーをトナー収集部によって除去し、その残トナーを装置本体の下部に配置される回収容器に向けて搬送するカラープリンタが知られている。
具体的には、まず、感光ドラムのそれぞれにおいて、感光ドラム上の残トナーをトナー収集部のクリーニングブレードによって掻き取り、その残トナーをトナー収集部の搬送用スパイラルによって感光ドラムの軸線方向の一方側に搬送する。そして、感光ドラムの軸線方向の一方側に搬送された残トナーは、その自重により、トナー収集部からトナー搬送部に向けて落下し、トナー落下部を経由して、装置本体の下方の回収容器に向けて搬送され、堆積される。
このようにして、複数の感光ドラム上に付着する残トナーは、重力に逆らうことなく、その自重により装置本体の下方に向けて搬送され、処理される(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−043568号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載のカラープリンタでは、感光ドラムを有する複数のプロセスユニットが、複数のプロセスユニットのそれぞれに対応するトナー誘導部を介して、トナー搬送部と連結するように構成されている。複数の感光ドラムから掻き取った残トナーは、トナー収集部から、トナー搬送部に落下させる必要があるため、感光ドラムの数に相当するトナー収集部とトナー搬送部との連結部分ができる。そのため、構成が複雑となる。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で、複数の感光ドラム上に付着した廃トナーを搬送することのできる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、トナーを用いて感光ドラム上に画像を形成し、装置本体と、ベルト、ベルト上に付着した廃トナーを除去するように構成されるベルトクリーニング部材、および、ベルトクリーニング部材によって除去された廃トナーを貯留する貯留部材を有するベルトユニットと、感光ドラム上に付着した廃トナーを除去するように構成されるドラムクリーニング部材を有するドラムユニットであって、装置本体の内部に位置する内部位置と、装置本体の外部に位置する外部位置との間を移動するように構成されるドラムユニットと、ドラムクリーニング部材によって除去された廃トナーを、ドラムクリーニング部材から貯留部材に向けて搬送するように構成される搬送機構とを備え、搬送機構は、ドラムユニットに支持され、ドラムクリーニング部材と連結されるドラム側搬送部材を備え、ドラム側搬送部材と貯留部材とは、ドラムユニットの外部位置から内部位置への移動に伴って連通され、ドラムユニットの内部位置から外部位置への移動に伴って連通解除される。
このような構成によれば、ドラムユニットは、ドラムクリーニング部材を有しており、ドラムクリーニング部材によって感光ドラム上から除去された廃トナーは、ドラムユニットに支持されるドラム側搬送部材内に搬送される。
そのため、ドラム側搬送部材を有するドラムユニットの内部位置と外部位置との間の移動によって、ドラムクリーニング部材と連結されるドラム側搬送部材と貯留部材とを、容易かつ確実に連通および連通解除することができる。
従って、簡易な構成でありながら、感光ドラム上に付着した廃トナーが漏れることを抑制できながら、確実に貯留部材に搬送することができる。
(2)また、搬送機構は、ドラム側搬送部材と貯留部材とを連結するように構成される連結部材を備え、感光ドラムと、感光ドラムに対応するドラムクリーニング部材とは、複数並んで配置され、ドラム側搬送部材は、複数の感光ドラムの並ぶ第1方向に沿って延び、連結部材は、複数のドラムクリーニング部材に対して1つ設けられていてもよい。
このような構成によれば、ドラムユニットは、複数の感光ドラムと、複数の感光ドラムのそれぞれに対応するように複数備えられるドラムクリーニング部材を有している。複数のドラムクリーニング部材によって複数の感光ドラム上から除去された廃トナーは、ドラムユニットに支持されるドラム側搬送部材内にまとめられる。そして、ドラム側搬送部材内にまとめられた廃トナーは、さらに第1方向の一方側にまとめられる。
そのため、複数の感光ドラムから除去された廃トナーを、ドラム側搬送部材内の第1方向の一方側にまとめてから、搬送機構の1つの連結部材を介して、貯留部材に搬送することができる。
その結果、簡易な構成により、複数の感光ドラムから除去された廃トナーをまとめて貯留部材に向けて搬送することができる。
また、ドラムユニットの内部位置と外部位置との間の移動によって、複数のドラムクリーニング部材と連結されるドラム側搬送部材と貯留部材とが、1つの連結部材で連結または連結解除するように構成されている。
そのため、複数箇所の連結部分を有する場合と比較して、容易かつ確実に連結および連結解除することができる。
(3)また、ドラムユニットは、内部位置において、複数の感光ドラムがベルトに接触する接触位置と、複数の感光ドラムがベルトから離間する離間位置との間を移動するように構成され、ドラム側搬送部材と連結部材とは、ドラムユニットの離間位置から接触位置への移動に伴って連結され、ドラムユニットの接触位置から離間位置への移動に伴って連結解除されてもよい。
このような構成によれば、ドラムユニットの接触離間移動により、ドラム側搬送部材と連結部材とが連結または連結解除される。
そのため、ドラムユニットを接触離間移動させることにより、ドラム側搬送部材と連結部材とを容易に連結または連結解除することができる。
(4)また、ドラムユニットは、内部位置と外部位置とを、第1方向に沿ってスライド移動するように構成され、ドラム側搬送部材と連結部材とは、ドラムユニットの外部位置から内部位置へのスライド移動に伴って連結され、ドラムユニットの内部位置から外部位置へのスライド移動に伴って連結解除されてもよい。
このような構成によれば、ドラムユニットのスライド移動により、ドラム側搬送部材と連結部材とが連結または連結解除される。
そのため、ドラムユニットをスライド移動させることにより、ドラム側搬送部材と連結部材とを容易に連結または連結解除することができる。
(5)また、ドラム側搬送部材は、第1方向と直交する複数の感光ドラムの軸線方向に投影したときに、複数の感光ドラムと重なるように配置されていてもよい。
このような構成によれば、ドラム側搬送部材が、軸線方向に投影したときに、複数の感光ドラムと重なるように配置されている。
そのため、ドラムユニットが、第1方向および軸線方向の両方と直交する方向に大型化することを抑制することができる。
(6)また、連結部材は、装置本体において、ドラムユニットの内部位置から外部位置への移動方向の下流側に配置されていてもよい。
このような構成によれば、連結部材が、装置本体におけるドラムユニットの内部位置から外部位置への移動方向の下流側に配置されている。
そのため、ドラムユニットが外部位置に位置しているときに、連結部材へのアクセスが容易となる。
その結果、連結部材を容易にメンテナンスすることができる。
(7)また、連結部材は、装置本体に支持され、貯留部材は、連結部材に対して、装着または離脱するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、搬送機構の連結部材を装置本体に対して固定した状態で、貯留部材を装置本体に対して装着または離脱させることができる。
本発明の画像形成装置では、簡易な構成で、複数の感光ドラム上から除去した廃トナーを漏れにくくすることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態のプリンタを示す中央断面図である。 図2は、図1に示すプリンタにおいて、本体ケーシングに対するプロセスユニットの移動を説明するための説明図であって、プロセスユニットが内部位置における接触位置に位置されている状態を示す。 図3は、図1に示すプリンタにおいて、本体ケーシングに対するプロセスユニットの移動を説明するための説明図であって、プロセスユニットが内部位置における離間位置に位置されている状態を示す。 図4は、図1に示すプリンタにおいて、本体ケーシングに対するプロセスユニットの移動を説明するための説明図であって、プロセスユニットが外部位置に位置されている状態を示す。 図5は、図1に示すプロセスフレームの正面図である。 図6は、搬送機構とベルトクリーニングユニットとの連結を説明するための説明図であって、図6Aは、搬送機構とベルトクリーニングユニットとが連結解除された状態を示し、図6Bは、搬送機構とベルトクリーニングユニットとが連結された状態を示す。 図7は、搬送機構におけるプロセス側搬送管とケーシング側搬送管との連結を説明するための説明図であって、図7Aは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管とが連結解除された状態を示し、図7Bは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管とが連結された状態を示す。 図8は、本発明の第2実施形態のプリンタにおいて、本体ケーシングに対するプロセスユニットの移動を説明するための説明図であって、図8Aは、プロセスユニットが外部位置に位置されている状態を示し、図8Bは、図8Aに示すプロセス側搬送管の要部拡大斜視図である。 図9は、本発明の第2実施形態のプリンタにおいて、本体ケーシングに対するプロセスユニットの移動を説明するための説明図であって、図9Aは、プロセスユニットが内部位置における接触位置に位置されている状態を示し、図9Bは、図9Aに示すプロセス側搬送管の要部拡大斜視図である。 図10は、本発明の第3実施形態のプリンタにおいて、搬送機構におけるプロセス側搬送管とケーシング側搬送管との連結を説明するための説明図であって、図10Aは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管との連結が解除された状態を示し、図10Bは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管との連結途中の状態を示し、図10Cは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管とが連結された状態を示す。 図11は、本発明の第4実施形態のプリンタにおいて、搬送機構におけるプロセス側搬送管とケーシング側搬送管との連結を説明するための説明図であって、図11Aは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管との連結が解除された状態を示し、図11Bは、プロセス側搬送管とケーシング側搬送管とが連結された状態を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面左が前方であり、図1の紙面右が後方である。また、図1の紙面上が上方であり、紙面下が下方である。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面奥が左方であり、紙面手前が右方である。なお、前後方向は第1方向の一例であり、上下方向は第2方向の一例であり、左右方向は第3方向の一例である。また、前側は第1方向の一方側の一例であり、後側は第1方向の他方側の一例である。また、上側は第2方向の一方側の一例であり、下側は第2方向の他方側の一例である。また、左側は第3方向の一方側の一例であり、右側は第3方向の他方側の一例である。
プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有している。本体ケーシング2は、本体開口部3とフロントカバー4とを有している。
本体開口部3は、本体ケーシング2の前壁を前後方向に貫通している。
フロントカバー4は、その下端部を支点として、本体開口部3を閉鎖する閉鎖位置と、本体開口部3を開放する開放位置との間を揺動可能である。
また、本体ケーシング2は、給紙部5と、画像形成部6とを備えている。
(1)給紙部
給紙部5は、給紙トレイ7と、複数のローラとを備えている。
給紙トレイ7は、本体ケーシング2の下端部内に配置されている。給紙トレイ7は、用紙Pを収容する。
給紙部5の複数のローラは、給紙トレイ7の前上方に配置されている。給紙部5の複数のローラは、用紙Pを画像形成部6へ搬送する。
(2)画像形成部
画像形成部6は、スキャナユニット8と、ドラムユニットの一例としてのプロセスユニット9と、ベルトユニットの一例としての転写ユニット10と、定着ユニット11とを備えている。
(2−1)スキャナユニット
スキャナユニット8は、本体ケーシング2の上端部内に配置されている。スキャナユニット8は、一点鎖線で示すように、後述する4つの感光ドラム16に向けて、画像データに基づいてレーザービームをそれぞれ出射し、後述する感光ドラム16を露光する。
(2−2)プロセスユニット
プロセスユニット9は、スキャナユニット8の下方において、転写ユニット10の上方に配置されている。プロセスユニット9は、プロセスフレーム14と、複数、すなわち4つの現像カートリッジ15とを備えている。
プロセスフレーム14は、複数、すなわち4つの感光ドラム16と、複数、すなわち4つの帯電ローラ17とを備えている。
4つの感光ドラム16は、互いに前後方向に間隔を隔てて、並列配置されている。4つの感光ドラム16のそれぞれは、左右方向(軸線方向)に延びる略円筒形状を有している。
4つの帯電ローラ17のそれぞれは、対応する感光ドラム16の後上端部に対して接触している。4つの帯電ローラ17のそれぞれは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
4つの現像カートリッジ15のそれぞれは、4つの感光ドラム16のそれぞれに対応して、対応する感光ドラム16の前上方に配置されている。すなわち、4つの現像カートリッジ15は、前後方向に沿って並列配置されている。現像カートリッジ15は、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。現像カートリッジ15は、プロセスフレーム14に着脱自在に支持されている。
また、現像カートリッジ15は、現像ローラ20と、供給ローラ21と、層厚規制ブレード22とを備えている。
現像ローラ20は、現像カートリッジ15の下端部において、後方へ向かって露出されるように、回転自在に支持されている。現像ローラ20は、感光ドラム16の前上方に対して接触している。
供給ローラ21は、現像ローラ20の前上端部に対して接触している。
層厚規制ブレード22は、現像ローラ20の上端部に対して接触している。
なお、現像カートリッジ15は、供給ローラ21および層厚規制ブレード22の上方の空間において、トナーを収容している。
(2−3)転写ユニット
転写ユニット10は、給紙部5の上方において、プロセスユニット9の下方に配置されている。転写ユニット10は、駆動ローラ24と、従動ローラ25と、ベルトの一例としての搬送ベルト26と、複数、すなわち4つの転写ローラ27とを備えている。
駆動ローラ24および従動ローラ25は、前後方向に間隔を隔てて互いに向かい合うように配置されている。
搬送ベルト26は、その上方部分が4つの感光ドラム16の下方に対して接触するように、駆動ローラ24および従動ローラ25の周りに巻回されている。つまり、駆動ローラ24および従動ローラ25は、搬送ベルト26の内面に接触している。
4つの転写ローラ27のそれぞれは、4つの感光ドラム16のそれぞれに対応して備えられている。4つの転写ローラ27のそれぞれは、対応する感光ドラム16とともに、搬送ベルト26の上方部分を挟むように配置されている。
なお、本体ケーシング2内には、駆動ローラ24の後下方において、パッチセンサ28が配置されている。
(2−4)定着ユニット
定着ユニット11は、転写ユニット10の後方に配置されている。定着ユニット11は、加熱ローラ30と、加熱ローラ30の後下方に対して圧接する加圧ローラ31とを備えている。
(3)画像形成動作
画像形成動作が実施されると、供給ローラ21は、現像カートリッジ15内のトナーを、その回転によって、供給ローラ21と現像ローラ20との間で摩擦帯電しながら現像ローラ20に供給する。
層厚規制ブレード22は、現像ローラ20の回転に伴って、現像ローラ20に供給されたトナーの厚さを規制する。これにより、現像ローラ20は、トナーを一定厚さの薄層として、その表面に担持する。
また、感光ドラム16の表面は、帯電ローラ17により一様に帯電された後、スキャナユニット8によって露光される。これにより、スキャナユニット8は、画像データに基づく静電潜像を、感光ドラム16の表面に形成する。
そして、現像ローラ20は、その表面に担持するトナーを、感光ドラム16表面上の静電潜像に供給する。これにより、感光ドラム16は、トナー像(現像剤像)をその表面に担持する。
給紙部5の複数のローラは、その回転により、給紙トレイ7に収容されている用紙Pを、後上方へ向かってUターンするように搬送し、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム16と搬送ベルト26との間に向けて給紙する。
そして、搬送ベルト26は、用紙Pを感光ドラム16と転写ローラ27との間を順次通過するように、前方から後方に向かって搬送する。このとき、感光ドラム16に担持されているトナー像は、用紙Pに転写される。
そして、定着ユニット11は、用紙Pが加熱ローラ30と加圧ローラ31との間を通過するときに、用紙Pを加熱および加圧する。このとき、画像が用紙Pに熱定着される。
その後、排紙ローラ33は、用紙Pを、前上方へ向かってUターンするように搬送し、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ34上に排紙する。
2.プロセスユニットの詳細
プロセスユニット9は、上記したように、プロセスフレーム14と、図2に示すドラム側搬送部材の一例としてのプロセス側搬送管78を備えている。
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム14は、平面視略矩形枠形状を有している。プロセスフレーム14は、図5に示すように、左壁39と、右壁40と、第1位置決めシャフト46と、第2位置決めシャフト47と、フロントビーム41とを備えている。
左壁39は、プロセスフレーム14の左端部に配置されている。前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
右壁40は、左壁39から右方に間隔を隔てるようにして、プロセスフレーム14の右端部に配置されている。前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
また、プロセスフレーム14は、上述した4つの感光ドラム16と、図1に示すように、上述した4つの帯電ローラ17と、複数、すなわち4つのドラムクリーニング部材の一例としてのドラムクリーニングユニット48を備えている。
4つの感光ドラム16は、左壁39と右壁40との間に支持されている。
4つの帯電ローラ17は、左壁39と右壁40との間に支持されている。
4つのドラムクリーニングユニット48のそれぞれは、対応する感光ドラム16上に付着した残トナーなどの付着物を除去する。4つのドラムクリーニングユニット48は、左壁39と右壁40との間に支持されている。ドラムクリーニングユニット48は、ドラムクリーナフレーム49と、ドラムクリーニングブレード50と、ドラムクリーナスクリュー51とを備えている。
ドラムクリーナフレーム49は、感光ドラム16の後方に配置されている。ドラムクリーナフレーム49は、左右方向に延びる略角筒形状を有している。ドラムクリーナフレーム49は、左壁39と右壁40との間に架設されている。ドラムクリーナフレーム49は、開口部52を有している。
開口部52は、ドラムクリーナフレーム49の左右方向全域にわたって、ドラムクリーナフレーム49の前壁における上下方向略中央を貫通している。
ドラムクリーニングブレード50は、ドラムクリーナフレーム49の上方前端部に配置されている。ドラムクリーニングブレード50は、前後方向に厚みを有し、左右方向に延びる略平板形状を有している。ドラムクリーニングブレード50の上端部は、ドラムクリーナフレーム49の前壁の内面における開口部52の上方周縁部に固定されている。ドラムクリーニングブレード50の下端部は、ドラムクリーナフレーム49の開口部52の上方半分に臨んでいる。また、ドラムクリーニングブレード50の下端部は、感光ドラム16の後端部に対して、接触している。
ドラムクリーナスクリュー51は、ドラムクリーナフレーム49内の下端部に配置されている。ドラムクリーナスクリュー51は、左右方向に延びる右ねじ状のオーガスクリューである。ドラムクリーナスクリュー51の回転軸の左端部は、プロセスフレーム14の左壁39に回転自在に支持されている。また、ドラムクリーナスクリュー51の回転軸の右端部は、プロセスフレーム14の右壁40を貫通し、後述するドラムクリーナ接続部82内に配置されている。
第1位置決めシャフト46は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。第1位置決めシャフト46は、左壁39および右壁40の後上端部を左右方向に貫通している。第1位置決めシャフト46の左端部は、図5に示すように、左壁39よりも左方に配置され、第1位置決めシャフト46の右端部は、右壁40よりも右方に配置されている。すなわち、第1位置決めシャフト46の左右方向長さは、左壁39および右壁40間よりも長い。
第2位置決めシャフト47は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。第2位置決めシャフト47は、図1に示すように、左壁39および右壁40の前端部における上下方向略中央を左右方向に貫通している。第2位置決めシャフト47の左端部は、図5に示すように、左壁39よりも左方に配置され、第2位置決めシャフト47の右端部は、右壁40よりも右方に配置されている。すなわち、第2位置決めシャフト47の左右方向長さは、左壁39および右壁40間よりも長く、第1位置決めシャフト46の左右方向長さと略同一である。
フロントビーム41は、左壁39および右壁40の前端部間に架設されている。フロントビーム41は、左右方向に延びる略平板形状を有している。フロントビーム41は、把持部55を備えている。
把持部55は、プロセスフレーム14を本体ケーシング2から着脱するときに、ユーザが把持する。
そして、プロセスユニット9は、図2および図3に示す内部位置と、図4に示す外部位置とに移動するように構成されている。内部位置におけるプロセスユニット9では、図2および図3に示すように、4つの感光ドラム16の全てが搬送ベルト26に対して、上下方向において向かい合っている。また、外部位置におけるプロセスユニット9では、4つの感光ドラム16の少なくとも1つが搬送ベルト26に対して向かい合っていない、具体的には、図4に示すように、4つの感光ドラム16の全てが搬送ベルト26に対して向かい合っていない。すなわち、プロセスユニット9は、4つの感光ドラム16の全てが搬送ベルト26に対して向かい合う図2および図3に示す内部位置と、4つの感光ドラム16の少なくとも1つが搬送ベルト26に対して向かい合わない図4に示す外部位置とを移動するように構成されている。
より具体的には、プロセスユニット9は、図2に示す接触位置と、図3に示す離間位置とに移動するように構成されている。接触位置におけるプロセスユニット9では、図2に示すように、4つの感光ドラム16と搬送ベルト26とが接触している。離間位置におけるプロセスユニット9では、図3に示すように、4つの感光ドラム16と搬送ベルト26とが離間している。すなわち、プロセスユニット9は、内部位置において、4つの感光ドラム16と搬送ベルト26とが接触する図2に示す接触位置と、4つの感光ドラム16と搬送ベルト26とが離間する図3に示す離間位置とに移動するように構成されている。また、プロセスユニット9は、上記した図3に示す離間位置と、本体ケーシング2から引き出される図4に示す外部位置とに、前後方向に沿ってスライド移動可能に構成されている。
(2)プロセス側搬送管
プロセス側搬送管78は、図2および図7に示すように、前後方向に延びる略角筒形状を有している。プロセス側搬送管78は、プロセスフレーム14の右壁40に支持されている。具体的には、プロセス側搬送管78は、右壁40よりも右方であって、左右方向に投影したときに、全ての感光ドラム16、および、全てのドラムクリーニングユニット48と重なるように配置されている。プロセス側搬送管78は、複数、すなわち、4つのドラムクリーナ接続部82と、第2連通部83と、プロセス側押圧部87と、第2シャッタ84と、搬送ユニットスクリュー85とを備えている。
4つのドラムクリーナ接続部82のそれぞれは、対応するドラムクリーニングユニット48のドラムクリーナスクリュー51を受け入れるように、プロセス側搬送管78の左壁を側面視略円形状に貫通する穴である。
第2連通部83は、図7に示すように、プロセス側搬送管78の下壁における前端部を底面視略矩形状に貫通する穴である。第2連通部83は、プロセス側搬送管78の内外を連通している。
プロセス側押圧部87は、第2連通部83の後端縁から下方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状を有している。
第2シャッタ84は、第2連通部83の上方に配置されている。第2シャッタ84は、前後左右方向に延びる平板形状を有している。第2シャッタ84の前後左右方向長さは、第2連通部83の前後左右方向長さよりも長い。第2シャッタ84は、図7Aに示す閉鎖位置と、図7Bに示す開放位置とに、第2シャッタ84の前端部を支点として、揺動するように構成されている。閉鎖位置における第2シャッタ84は、図7Aに示すように、第2連通部83を上方から塞ぐように閉鎖する。開放位置における第2シャッタ84は、図7Bに示すように、第2シャッタ84の遊端部が後上方を向くようにして、第2連通部83を開放する。第2シャッタ84は、図示しない付勢部材の付勢力により、常には、閉鎖位置に位置するように、右側面視時計回りの方向に付勢されている。
3.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2は、図4に示すように、ガイドレール56と、第1位置決め部59と、第2位置決め部60と、連結部材の一例としてのケーシング側搬送管79とを備えている。
(1)ガイドレール
ガイドレール56は、本体ケーシング2の左右両側壁の左右方向内側面から、左右方向内方へ向かって突出している。ガイドレール56は、水平部57と、傾斜部58とを備えている。
水平部57は、スキャナユニット8の下方において、前後方向に延びる略直線形状を有している。
傾斜部58は、水平部57の後端部から連続して、後方に向かうに従って下方に傾斜する形状を有している。
(2)第1位置決め部
第1位置決め部59は、傾斜部58の後端部から連続して、上方に向かって開放される略コ字状を有している。第1位置決め部59は、第1位置決めシャフト46の左右方向両端部を受け入れ可能である。第1位置決め部59は、プロセスユニット9を本体ケーシング2内において、図2に示す接触位置に位置決めする。
(3)第2位置決め部
第2位置決め部60は、本体ケーシング2の左右両側壁の左右方向内側面から、左右方向内方へ向かって突出している。第2位置決め部60は、上方に向かって開放される側面視略コ字状を有している。第2位置決め部60は、プロセスユニット9の第2位置決めシャフト47の左右方向両端部を受け入れ可能である。第2位置決め部60は、プロセスユニット9を本体ケーシング2内において、図2に示す接触位置に位置決めする。
(4)ケーシング側搬送管
ケーシング側搬送管79は、本体ケーシング2の前方部分における右壁に支持されている。言い換えると、ケーシング側搬送管79は、プロセスユニット9の内部位置から外部位置への移動方向の下流側において、本体ケーシング2の右壁に支持されている。ケーシング側搬送管79は、図6および図7に示すように、上下方向に延び、その下端部が左方に向かって屈曲する略角筒形状を有している。ケーシング側搬送管79の下端部における屈曲部分を屈曲部91とする。ケーシング側搬送管79は、第3連通部92と、ケーシング側押圧部96と、第3シャッタ93と、第4連通部94とを備えている。
第3連通部92は、ケーシング側搬送管79の上端部分における前後左右方向略中央部分を、平面視略矩形状に貫通する穴である。第3連通部92は、ケーシング側搬送管79の内外を連通している。
ケーシング側押圧部96は、第3連通部92の前端縁から上方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状を有している。ケーシング側押圧部96の上下方向長さは、プロセス側押圧部87の上下方向長さと略同一である。
第3シャッタ93は、第3連通部92の下方に配置されている。第3シャッタ93は、前後左右方向に延びる平板形状を有している。第3シャッタ93の前後左右方向長さは、第3連通部92の前後左右方向長さよりも長い。第3シャッタ93は、図7Aに示す閉鎖位置と、図7Bに示す開放位置とに、第3シャッタ93の後端部を支点として、揺動するように構成されている。閉鎖位置における第3シャッタ93は、図7Aに示すように、第3連通部92を下方から塞ぐように閉鎖する。開放位置における第3シャッタ93は、図7Bに示すように、第3シャッタ93の遊端部が前下方を向くようにして、第3連通部92を開放する。第3シャッタ93は、図示しない付勢部材の付勢力により、常には、第3連通部92を閉鎖する閉鎖位置に位置するように、右側面視時計回りの方向に付勢されている。
第4連通部94は、図6に示すように、ケーシング側搬送管79の屈曲部91における左方部分を側面視略円形状に貫通する穴である。第4連通部94は、ケーシング側搬送管79の内外を連通している。
なお、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とは、合わせて、搬送機構77として構成されている。
4.転写ユニット
転写ユニット10は、図1に示すように、ベルトクリーニング部材の一例としてのベルトクリーニングユニット63を備えている。
ベルトクリーニングユニット63は、搬送ベルト26上に付着した残トナーなどの付着物を除去する。ベルトクリーニングユニット63は、搬送ベルト26の下方に配置されており、貯留部材の一例としてのベルトクリーナフレーム64と、1次ローラ65と、2次ローラ66と、掻取ブレード67と、ベルトクリーナスクリュー68とを備えている。
ベルトクリーナフレーム64は、側面視略矩形状の略ボックス形状を有している。ベルトクリーナフレーム64は、図6に示すように、第1連通部70と、第1シャッタ71とを備えている。
第1連通部70は、ベルトクリーナフレーム64の右壁における前下方部分を側面視略円形状に貫通している。
第1シャッタ71は、第1連通部70の右方に配置されている。第1シャッタ71は、側面視略矩形の平板形状を有している。第1シャッタ71の前後上下方向長さは、第1連通部70の直径よりも長い。第1シャッタ71は、図6Aに示す閉鎖位置と、図6Bに示す開放位置とに、スライド移動するように構成されている。閉鎖位置における第1シャッタ71は、図6Aに示すように、第1連通部70を右方から塞ぐように閉鎖する。開放位置における第1シャッタ71は、図6Bに示すように、左右方向に投影したときに、第1連通部70よりも上方に位置し、第1連通部70を開放する。第1シャッタ71は、図示しない付勢部材の付勢力により、常には、第1連通部70を閉鎖する閉鎖位置に位置するように、下方に向けて付勢されている。
1次ローラ65は、図1に示すように、ベルトクリーナフレーム64内の上端に回転自在に配置されている。1次ローラ65は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
2次ローラ66は、ベルトクリーナフレーム64内において、1次ローラ65の後下方に対して接触するようにして、回転自在に配置されている。2次ローラ66は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
掻取ブレード67は、2次ローラ66の後方部分に対して、接触するように配置されている。掻取ブレード67は、上下方向に厚みを有し、左右方向に延びる略平板形状を有している。
ベルトクリーナスクリュー68は、図6に示すように、左右方向に延びる左ねじ状のオーガスクリューであって、左右方向に投影したときに、ベルトクリーナフレーム64の第1連通部70と重なるように、ベルトクリーナフレーム64内に配置されている。ベルトクリーナスクリュー68の左端部は、ベルトクリーナフレーム64の左壁に回転自在に支持されている。ベルトクリーナスクリュー68の右端部は、ベルトクリーナフレーム64の右壁における第1連通部70に臨んでいる。
そして、ケーシング側搬送管79の屈曲部91が、図6Bに示すように、ベルトクリーニングユニット63のベルトクリーナフレーム64の第1シャッタ71の下面に当接し、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、第1シャッタ71を上方に押し上げ、開放位置に位置させている。
このように、第1連通部70と第4連通部94とが連通するようにして、ベルトクリーナフレーム64とケーシング側搬送管79とが連結されている。
つまり、プロセスユニット9が、内部位置における接触位置に位置しているときには、ドラムクリーニングユニット48のドラムクリーナフレーム49と、ベルトクリーニングユニット63のベルトクリーナフレーム64とは、搬送機構77を介して、その内外が連通されている。なお、ケーシング側搬送管79側にも、第4連通部94を開閉するシャッタが設けられていてもよい。
5.搬送ベルトおよび感光ドラム上の付着物回収動作
(1)搬送ベルト上の付着物回収動作
プリンタ1は、上記した画像形成動作を実施する前に、搬送ベルト26の表面に直接トナーを転写し、印刷パターン(パッチ)を形成する。
そして、搬送ベルト26の周回移動により、図1に示すように、印刷パターンが転写ユニット10の下側において、パッチセンサ28と対向すると、パッチセンサ28は、印刷パターンを読み取り、各色の位置ずれや画像濃度を計測する。
その後、さらに搬送ベルト26が周回し、印刷パターンが1次ローラ65と搬送ベルト26との接触箇所を通過すると、搬送ベルト26上に付着した残トナーなどの付着物は、1次ローラ65に印加されるクリーニングバイアスによって、1次ローラ65に捕獲され、さらに、2次ローラ66に印加されるクリーニングバイアスによって、2次ローラ66に捕獲される。そして、2次ローラ66に捕獲された付着物は、掻取ブレード67に掻き取られることにより、ベルトクリーナフレーム64内に貯留される。
これにより、搬送ベルト26上に付着した残トナーなどの付着物を除去される。
以上により、各色の位置ずれや画像濃度の計測が完了する。
(2)感光ドラム上の付着物回収動作
上記したように、用紙Pが画像形成部6に向けて給紙され、搬送ベルト26によって、感光ドラム16と転写ローラ27との間を順次通過するように、前方から後方に向かって搬送され、用紙P上に画像が形成される。
そして、プリンタ1は、図2に示すように、画像形成した後、次の画像形成の前に、4つの感光ドラム16上に付着した残トナーなどの付着物を除去する。ここで、4つの感光ドラム16上に付着した残トナーなどの付着物を残トナーTとする。
対応する感光ドラム16の後方に接触するドラムクリーニングブレード50は、感光ドラム16上の残トナーTを掻き取り、ドラムクリーナフレーム49内に貯留する。
次いで、ドラムクリーナスクリュー51は、その回転によって、ドラムクリーナフレーム49内に貯留された残トナーTをドラムクリーナフレーム49の右端部に搬送し、ドラムクリーナ接続部82を介して、プロセス側搬送管78に搬送する。
そして、プロセス側搬送管78の搬送ユニットスクリュー85は、プロセス側搬送管78に搬送された残トナーTをその回転によって、前方に向けて搬送する。
そうすると、プロセス側搬送管78の前方に搬送された残トナーTは、図6Bに示すように、第2連通部83および第3連通部92を介して、その自重により、ケーシング側搬送管79に落下する。
そして、ケーシング側搬送管79に搬送された残トナーTは、第4連通部94および第1連通部70を介して、ベルトクリーナフレーム64に流入する。
ベルトクリーナスクリュー68は、ベルトクリーナフレーム64に流入した残トナーTを、その回転によって、ベルトクリーナフレーム64内を右方から左方に搬送し、撹拌する。
こうして、ベルトクリーナフレーム64には、搬送ベルト26および4つの感光ドラム16上から除去された残トナーなどの付着物が貯留される。
6.現像カートリッジとベルトクリーニングユニットとの交換作業
(1)接触位置におけるプロセスユニットの状態
プロセスユニット9は、図2に示すように、第1位置決めシャフト46が第1位置決め部59に受け入れられ、第2位置決めシャフト47が第2位置決め部60に受け入れられている。これにより、プロセスユニット9は、内部位置における接触位置に位置決めされている。
また、プロセスユニット9は、内部位置における接触位置に位置しているときには、図7Bに示すように、ケーシング側搬送管79のケーシング側押圧部96が、第2シャッタ84の下面に当接し、第2シャッタ84を上方に向かって押圧している。これにより、第2シャッタ84は、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、開放位置に位置している。
また、プロセス側搬送管78のプロセス側押圧部87が、第3シャッタ93の上面に当接し、第3シャッタ93を下方に向かって押圧している。これにより、第3シャッタ93は、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、開放位置に位置している。
このように、第2連通部83と第3連通部92とが連通するようにして、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが連結されている。
(2)現像カートリッジの交換作業
現像カートリッジ15を交換するには、図2および図4に示すように、プロセスユニット9を内部位置から外部位置へ引き出す。
プロセスユニット9を内部位置から外部位置へ引き出すには、図2および図3に示すように、まず、内部位置における接触位置から離間位置に移動させる。そのために、本体ケーシング2のフロントカバー4を、その下端部を支点として、前方へ揺動させ、開放位置に位置させる。
そして、図5に示すプロセスフレーム14の把持部55を把持して、プロセスユニット9の前方部分をわずかに上方へ持ち上げる。
そうすると、第2位置決めシャフト47の第2位置決め部60に対する位置決めが解除される。
そして、プロセスユニット9を前方へ移動させると、第1位置決めシャフト46の第1位置決め部59に対する位置決めが解除されるとともに、第1位置決めシャフト46が傾斜部58の上面に沿ってガイドされるようにして、プロセスユニット9の後方部分が前上方に向かって移動する。
そうすると、図3に示すように、プロセスユニット9全体が、本体ケーシング2に対して相対的に上方に位置するように移動し、4つの感光ドラム16と搬送ベルト26とが離間される。
このとき、搬送機構77において、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが上下方向に相対的に離れることによって、図7に示すように、ケーシング側搬送管79のケーシング側押圧部96が第2シャッタ84から離間し、プロセス側搬送管78のプロセス側押圧部87が第3シャッタ93から離間する。
これにより、第2シャッタ84が、図示しない付勢部材の付勢力により、第2シャッタ84の前端部を支点として右側面視時計回りに揺動し、開放位置から閉鎖位置に位置される。また、第3シャッタ93が、図示しない付勢部材の付勢力により、第3シャッタ93の後端部を支点として右側面視時計回りに開放位置から閉鎖位置に位置される。すなわち、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79との連結が解除される。
以上により、プロセスユニット9の内部位置における接触位置から離間位置への移動が完了する。
次いで、プロセスユニット9を離間位置から外部位置へ移動させる。プロセスユニット9を離間位置から外部位置へ移動させるには、さらに、プロセスユニット9を前方へ引っ張る。
そうすると、プロセスユニット9は、第1位置決めシャフト46が水平部57の上面に沿ってガイドされるようにして、前方へスライド移動される。
これにより、プロセスユニット9は、図4に示すように、本体開口部3を介して、本体ケーシング2の外側まで引き出される。
以上により、プロセスユニット9の離間位置から外部位置への移動が完了する。
次いで、プロセスユニット9から、現像カートリッジ15を取り外す。
プロセスユニット9から現像カートリッジ15を取り外すには、プロセスユニット9から現像カートリッジ15を上方へ引き上げる。
これにより、現像カートリッジ15がプロセスユニット9から離脱され、現像カートリッジ15を交換することができる。
また、プロセスユニット9を外部位置から、内部位置における接触位置に位置させるには、上記した動作と逆に操作する。
プロセスユニット9を外部位置から内部位置に位置させるには、本体開口部3を介して、プロセスフレーム14の第1位置決めシャフト46を水平部57の上面に載置する。
そして、把持部55を把持し、プロセスユニット9を前方から後方にスライド移動させることにより、図3に示すように、第1位置決めシャフト46が水平部57の後端部まで移動され、プロセスユニット9が、外部位置から、内部位置における離間位置に位置される。
さらに、プロセスユニット9を後方に押し込むことにより、第1位置決めシャフト46が傾斜部58にガイドされるようにして、プロセスユニット9の後方部分が後下方に向かって移動する。
そして、第1位置決めシャフト46が、第1位置決め部59に受け入れられ、位置決めされる。
次いで、プロセスユニット9の前方部分をわずかに下方へ降ろすことにより、第2位置決めシャフト47が、第2位置決め部60に受け入れられ、位置決めされる。
これにより、4つの感光ドラム16と搬送ベルト26とが接触し、プロセスユニット9が、図2に示すように、内部位置において、離間位置から接触位置に移動される。
このとき、搬送機構77において、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが上下方向に相対的に近づくことによって、図7に示すように、ケーシング側搬送管79のケーシング側押圧部96が第2シャッタ84に当接し、プロセス側搬送管78のプロセス側押圧部87が第3シャッタ93に当接する。
これにより、第2シャッタ84が、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、第2シャッタ84の前端部を支点として右側面視反時計回りに揺動し、閉鎖位置から開放位置に位置される。また、第3シャッタ93が、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、第3シャッタ93の後端部を支点として右側面視反時計回りに揺動し、閉鎖位置から開放位置に位置される。すなわち、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが連結される。
そして、フロントカバー4を、その下端部を支点として、後方へ揺動させ、閉鎖位置に位置させる。
以上により、現像カートリッジ15の交換作業が完了する。
(3)ベルトクリーニングユニットの交換作業
ベルトクリーニングユニット63を交換するには、上記した現像カートリッジ15の交換作業と同様に操作し、プロセスユニット9を、図4に示すように、内部位置における接触位置から外部位置へ移動させ、プロセスユニット9を本体ケーシング2から完全に取り外す。
そして、本体ケーシング2から転写ユニット10を離脱させる。具体的には、転写ユニット10を本体ケーシング2から離脱させるには、図示しないが、まず、駆動ローラ24、従動ローラ25、搬送ベルト26、および、転写ローラ27を一体的に、本体開口部3を介して、本体ケーシング2から取り出す。
次いで、図6Aに示すように、転写ユニット10のベルトクリーニングユニット63を上方へ持ち上げる。
そうすると、ベルトクリーニングユニット63の第1連通部70が、ケーシング側搬送管79の第4連通部94と、上下方向にずれる。
第1シャッタ71は、図示しない付勢部材の付勢力によって、第1連通部70を閉鎖する閉鎖位置となるように付勢されているので、第1連通部70と第4連通部94とがずれるのに合わせて、第1連通部70を閉鎖しながら、ベルトクリーニングユニット63とケーシング側搬送管79とが連結解除される。
そして、ベルトクリーニングユニット63を、本体開口部3を介して、本体ケーシング2から取り出す。
次いで、ベルトクリーニングユニット63を装着するには、転写ユニット10のベルトクリーニングユニット63を本体ケーシング2内に位置させ、上方から下方に移動させる。
そうすると、図6Bに示すように、ベルトクリーナフレーム64の第1シャッタ71は、ケーシング側搬送管79の屈曲部91に対して、上方から当接し、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、ベルトクリーナフレーム64に対して、相対的に上方に押し上げられ、開放位置に位置される。
これにより、第1連通部70と第4連通部94とが連通するようにして、ベルトクリーナフレーム64とケーシング側搬送管79とが連結される。
次いで、図示しないが、転写ユニット10の駆動ローラ24、従動ローラ25、搬送ベルト26、および、転写ローラ27を一体的に本体開口部3を介して、本体ケーシング2内に取り付ける。
そして、上記した現像カートリッジ15の交換作業と同様に操作し、プロセスユニット9を外部位置から内部位置における接触位置へ移動させる。
以上により、ベルトクリーニングユニット63の交換作業が完了する。
7.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図1に示すように、プロセスユニット9では、プロセスフレーム14が、ドラムクリーニングユニット48を有している。ドラムクリーニングユニット48によって感光ドラム16上から除去された残トナーTは、図2に示すように、プロセスユニット9のプロセスフレーム14の右壁40に支持されるプロセス側搬送管78内に搬送される。
そのため、プロセス側搬送管78を有するプロセスユニット9の内部位置と外部位置との間の移動によって、ドラムクリーニングユニット48と連結されるプロセス側搬送管78とベルトクリーナフレーム64とを、容易かつ確実に連通および連通解除することができる。
従って、簡易な構成でありながら、感光ドラム16上に付着した残トナーTが漏れることを抑制できながら、確実にベルトクリーナフレーム64に搬送することができる。
(2)このプリンタ1によれば、図1に示すように、プロセスユニット9では、プロセスフレーム14が、4つの感光ドラム16と、4つの感光ドラム16のそれぞれに対応するように4つ備えられるドラムクリーニングユニット48を有している。4つのドラムクリーニングユニット48によって4つの感光ドラム16上から除去された残トナーTは、図2に示すように、プロセスユニット9のプロセスフレーム14の右壁40に支持されるプロセス側搬送管78内にまとめられる。そして、プロセス側搬送管78内にまとめられた残トナーTは、さらに、搬送ユニットスクリュー85の回転によって、プロセス側搬送管78の前方部分にまとめられる。
そのため、4つの感光ドラム16から除去された残トナーTを、プロセス側搬送管78内にまとめてから、搬送機構77の1つのケーシング側搬送管79を介して、ベルトクリーナフレーム64に搬送することができる。
その結果、簡易な構成により、4つの感光ドラム16から除去された残トナーTをまとめてベルトクリーナフレーム64に向けて搬送することができる。
また、プロセスユニット9の内部位置と外部位置との間の移動によって、4つのドラムクリーニングユニット48と連結されるプロセス側搬送管78とベルトクリーナフレーム64とが、1つのケーシング側搬送管79で連結または連結解除するように構成されている。
そのため、複数箇所の連結部分を有する場合と比較して、確実に連結および連結解除することができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図2または図3に示すように、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが、内部位置における接触位置と離間位置との間の移動により、連結または連結解除される。
そのため、プロセスユニット9を内部位置から外部位置まで移動させることなく、プロセスユニット9のわずかな移動でプロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とを連結または連結解除することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、プロセス側搬送管78が、左右方向に投影したときに、4つの感光ドラム16と重なるように配置されている。
そのため、プロセスユニット9が、上下方向に大型化することを抑制することができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ケーシング側搬送管79が、本体ケーシング2の前側部分、すなわち、本体ケーシング2におけるプロセスユニット9の内部位置から外部位置への移動方向の下流側に配置されている。
そのため、プロセスユニット9が完全に取り外されたときに、本体開口部3を介してのケーシング側搬送管79へのアクセスが容易となる。
その結果、ケーシング側搬送管79を容易にメンテナンスすることができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図6に示すように、搬送機構77のケーシング側搬送管79を本体ケーシング2に対して固定した状態で、ベルトクリーナフレーム64を本体ケーシング2から装着または離脱させることができる。
8.第2実施形態
(1)第2実施形態の構成
図8および図9を参照して、プリンタ1の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、図7に示すように、搬送機構77において、一方側端部を支点として揺動可能な第2シャッタ84および第3シャッタ93が、開放位置と閉鎖位置とに移動することにより、第2連通部83と第3連通部92とを連通させて、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とを、連結および連結解除している。
これに対して、本発明の第2実施形態では、図8および図9に示すように、搬送機構77において、プロセス側搬送管78は、シャッタユニット101を備えている。
シャッタユニット101は、中空管102と、ベルトシャッタ103とを備えている。
中空管102は、右壁40の前下縁に沿って、第2連通部83の前端部から、第2位置決めシャフト47の下方まで延びる略角筒形状を有している。
ベルトシャッタ103は、可撓性を有するポリプロピレンあるいはナイロンなどからなる。ベルトシャッタ103は、略角柱形状を有している。ベルトシャッタ103は、中空管102の全長にわたるように、中空管102内に配置されている。ベルトシャッタ103は、図8に示す閉鎖位置と、図9に示す開放位置とに、中空管102内を、中空管102の内面に沿って移動するように構成されている。閉鎖位置におけるベルトシャッタ103は、図8に示すように、その後端部が、中空管102の後端部よりも後方に位置し、第2連通部83を下方から塞ぐように閉鎖する。開放位置におけるベルトシャッタ103は、図9に示すように、その後端部が、中空管102内に位置し、第2連通部83を開放する。
なお、ベルトシャッタ103の前端部は、第2位置決めシャフト47の右端部に連結されている。また、後述する圧縮ばね107の付勢力によって、ベルトシャッタ103は、常には、閉鎖位置に位置するように、付勢されている。
左壁39および右壁40は、支持長穴106と圧縮ばね107とを備えている。
支持長穴106は、左壁39および右壁40の前端部における上下方向略中央を貫通している。支持長穴106は、上下方向に長い長穴である。
圧縮ばね107は、上下方向に延びる螺旋形状を有する圧縮ばねである。圧縮ばね107は、支持長穴106内に配置されている。
また、第2位置決めシャフト47は、支持長穴106に対して、挿通されている。圧縮ばね107は、その上端部が支持長穴106の上面に当接し、その下端部が、第2位置決めシャフト47の上端部に当接している。これによって、第2位置決めシャフト47は、常には、下方へ向けて付勢されている。
なお、ケーシング側搬送管79は、シャッタを有しておらず、第3連通部92は、常に開放されている。
(2)第2実施形態の接触位置におけるプロセスユニットの状態
プロセスユニット9は、図9に示すように、第1位置決めシャフト46が第1位置決め部59に受け入れられ、第2位置決めシャフト47が第2位置決め部60に受け入れられている。これにより、プロセスユニット9は、内部位置における接触位置に位置決めされている。
また、プロセスユニット9は、内部位置における接触位置に位置しているときには、図9に示すように、第2位置決めシャフト47が、プロセスユニット9の自重により、圧縮ばね107の付勢力に抗して、支持長穴106内の上方に位置している。このとき、第2位置決めシャフト47に連結されているベルトシャッタ103は、その前端部が第2位置決めシャフト47に追従し、相対的に前方に位置されている。これにより、ベルトシャッタ103は、その後端部が第2連通部83を開放する開放位置に位置している。
このように、第2連通部83と第3連通部92とが連通するようにして、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが連結されている。
(3)第2実施形態における現像カートリッジの交換作業、および、ベルトクリーニングユニットの交換作業
現像カートリッジ15を交換するには、上記した第1実施形態と同様の操作により、プロセスユニット9を内部位置から外部位置へ引き出す。
そして、その操作途中において、把持部55を把持して、プロセスユニット9の前方部分をわずかに上方へ持ち上げ、第2位置決めシャフト47の第2位置決め部60に対する位置決めが解除されたときに、第2位置決めシャフト47は、圧縮ばね107の付勢力により、支持長穴106内を下方に付勢される。
これにより、第2位置決めシャフト47に連結されているベルトシャッタ103は、第2位置決めシャフト47の移動に追従して、中空管102の内面に沿って、相対的に後方に移動する。こうして、ベルトシャッタ103は、その後端部が第2連通部83を閉鎖する閉鎖位置に位置される。
そして、引き続き、上記した第1実施形態と同様に操作することにより、プロセスユニット9の内部位置から外部位置への移動が完了し、現像カートリッジ15を交換することができる。
また、プロセスユニット9を外部位置から、内部位置に位置させるには、上記した第1実施形態と同様に操作する。
そして、その操作途中において、第2位置決めシャフト47が、第2位置決め部60に受け入れられ、位置決めされるときに、第2位置決めシャフト47は、プロセスユニット9の自重により、圧縮ばね107の付勢力に抗して、支持長穴106内を上方に移動する。
これにより、ベルトシャッタ103は、その前端部が第2位置決めシャフト47に追従して移動し、その後端部が中空管102内に位置され、第2連通部83を開放する開放位置に位置される。
引き続き、上記した第1実施形態と同様に操作することにより、現像カートリッジ15の交換作業が完了する。
また、ベルトクリーニングユニット63の交換作業についても同様であるため、その説明を省略する。
(4)第2実施形態の作用効果
第2実施形態によれば、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
9.第3実施形態
(1)第3実施形態の構成
図10を参照して、プリンタ1の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、図7に示すように、搬送機構77において、一方側端部を支点として揺動可能な第2シャッタ84および第3シャッタ93が、開放位置と閉鎖位置とに移動することにより、第2連通部83と第3連通部92とを連通させて、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とを、連結および連結解除している。
これに対して、本発明の第3実施形態では、図10に示すように、プロセス側搬送管78は、第1角筒部111と、第1当接部112と、第1ガイド溝113と、第1スライドシャッタ114と、第1引張ばね115とを備えている。また、ケーシング側搬送管79は、第2角筒部121と、第2当接部122と、第2ガイド溝123と、第2スライドシャッタ124と、第2引張ばね125とを備えている。
第1角筒部111は、第2連通部83の周縁から下方に向かって延びる略角筒形状を有している。
第1当接部112は、第1角筒部111から後方に間隔を隔てて配置されている。第1当接部112は、プロセス側搬送管78の下壁から下方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状を有している。
第1ガイド溝113は、第1角筒部111から前方に間隔を隔てて配置されている。第1ガイド溝113は、プロセス側搬送管78の下壁を底面視略矩形状に貫通する穴である。第1ガイド溝113は、その前後方向長さが、第2連通部83の前後方向長さより長く、その左右方向長さが、第2連通部83の左右方向長さよりも短い。
第1スライドシャッタ114は、第1水平部117と第1垂直部118とを備えている。
第1水平部117は、プロセス側搬送管78の下壁よりも上方に配置されている。第1水平部117は、前後左右方向に延びる平板形状を有している。第1水平部117の前後左右方向長さは、第2連通部83の前後左右方向長さよりも長い。
第1垂直部118は、第1水平部117の前端部から下方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状を有している。第1垂直部118は、その左右方向長さが、第1ガイド溝113の左右方向長さよりも短く、その上下方向長さが、第1角筒部111の上下方向長さよりも長い。第1垂直部118は、第1ガイド溝113に挿通されており、その下端部が第1角筒部111の下端部よりも下方に配置されている。
つまり、第1スライドシャッタ114は、側面視略L字状の平板形状を有している。
また、第1スライドシャッタ114は、図10Aおよび図10Bに示す閉鎖位置と、図10Cに示す開放位置とに、第1ガイド溝113に沿ってスライド移動するように構成されている。閉鎖位置における第1スライドシャッタ114では、図10Aおよび図10Bに示すように、第1垂直部118が、第1ガイド溝113の後端部に位置することにより、第1水平部117が第2連通部83を上方から塞ぐように閉鎖する。開放位置における第1スライドシャッタ114では、図10Cに示すように、第1垂直部118が、第1ガイド溝113の前端部に位置することにより、第1水平部117が第2連通部83よりも前方に位置し、第2連通部83を開放する。
なお、第1スライドシャッタ114は、その第1垂直部118が、後述する第1引張ばね115の付勢力によって後方に引っ張られることにより、常には、閉鎖位置に位置するように付勢されている。
第1引張ばね115は、前後方向に延びる螺旋形状を有する引張ばねである。第1引張ばね115は、その前端部が、第1スライドシャッタ114の第1垂直部118に係止され、その後端部が、第1角筒部111の前壁に係止されている。
第2角筒部121は、第3連通部92の周縁から上方に向かって延びる略角筒形状を有している。
第2当接部122は、第2角筒部121から前方に間隔を隔てて配置されている。第2当接部122は、ケーシング側搬送管79の上壁から上方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状を有している。
第2ガイド溝123は、第2角筒部121から後方に間隔を隔てて配置されている。第2ガイド溝123は、ケーシング側搬送管79の上壁を平面視略矩形状に貫通する穴である。第2ガイド溝123は、その前後方向長さが、第3連通部92の前後方向長さより長く、その左右方向長さが、第3連通部92の左右方向長さよりも短い。
第2スライドシャッタ124は、第2水平部127と第2垂直部128とを備えている。
第2水平部127は、ケーシング側搬送管79の上壁よりも下方に配置されている。第2水平部127は、前後左右方向に延びる平板形状を有している。第2水平部127の前後左右方向長さは、第3連通部92の前後左右方向長さよりも長い。
第2垂直部128は、第2水平部127の後端部から上方に向かって延びる正面視略矩形の平板形状を有している。第2垂直部128は、その左右方向長さが、第2ガイド溝123の左右方向長さよりも短く、その上下方向長さが、第2角筒部121の上下方向長さよりも長い。第2垂直部128は、第2ガイド溝123に挿通されており、その上端部が第2角筒部121の上端部よりも上方に配置されている。
つまり、第2スライドシャッタ124は、側面視略L字状の平板形状を有している。
また、第2スライドシャッタ124は、図10Aおよび図10Bに示す閉鎖位置と、図10Cに示す開放位置とに、第2ガイド溝123に沿ってスライド移動するように構成されている。閉鎖位置における第2スライドシャッタ124では、図10Aおよび図10Bに示すように、第2垂直部128が、第2ガイド溝123の前端部に位置することにより、第2水平部127が第3連通部92を下方から塞ぐように閉鎖する。開放位置における第2スライドシャッタ124では、図10Cに示すように、第2垂直部128が、第2ガイド溝123の後端部に位置することにより、第2水平部127が第3連通部92よりも後方に位置し、第3連通部92を開放する。
なお、第2スライドシャッタ124は、その第2垂直部128が、後述する第2引張ばね125の付勢力によって前方に引っ張られることにより、常には、閉鎖位置に位置するように付勢されている。
第2引張ばね125は、前後方向に延びる螺旋形状を有する引張ばねである。第2引張ばね125は、その後端部が、第2スライドシャッタ124の第2垂直部128に係止され、その前端部が、第2角筒部121の後壁に係止されている。
(2)第3実施形態の内部位置におけるプロセスユニットの状態
第3実施形態では、プロセスユニット9は、内部位置における接触位置と離間位置との区別はなく、内部位置と外部位置とに前後方向に沿ってスライド移動するように構成されている。
プロセスユニット9では、内部位置に位置しているときには、図10Cに示すように、第1スライドシャッタ114は、第2当接部122が第1垂直部118の後端部に当接していることにより、第1引張ばね115の付勢力に抗して、前方に位置し、第2連通部83を開放する開放位置に位置している。また、第2スライドシャッタ124は、第1当接部112が第2垂直部128の前端部に当接していることにより、第2引張ばね125の付勢力に抗して、後方に位置し、第3連通部92を開放する開放位置に位置している。
このように、第2連通部83と第3連通部92とが連通するようにして、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが連結されている。
(3)第3実施形態における現像カートリッジの交換作業、および、ベルトクリーニングユニットの交換作業
現像カートリッジ15を交換するには、上記した第1実施形態と同様の操作により、プロセスユニット9を内部位置から外部位置へ引き出す。
そして、その操作途中において、プロセスユニット9が、内部位置から前方に移動していくと、第1垂直部118と第2当接部122との当接が解除され、第1引張ばね115の付勢力により、第1スライドシャッタ114が後方へ移動する。これにより、第1スライドシャッタ114は、第2連通部83を閉鎖する閉鎖位置に位置される。また、第2垂直部128と第1当接部112との当接が解除され、第2引張ばね125の付勢力により、第2スライドシャッタ124が前方へ移動する。これにより、第2スライドシャッタ124は、第3連通部92を閉鎖する閉鎖位置に位置される。
そして、引き続き、上記した第1実施形態と同様に操作することにより、プロセスユニット9の内部位置から外部位置への移動が完了し、現像カートリッジ15を交換することができる。
また、プロセスユニット9を外部位置から、内部位置に位置させるには、上記した第1実施形態と同様に操作する。
そして、その操作途中において、第1垂直部118が、第2当接部122に対して、前方から当接することにより、第1スライドシャッタ114は、第1引張ばね115の付勢力に抗して、前方へ移動し、第2連通部83を開放する開放位置に位置される。また、第2垂直部128が、第1当接部112に対して、後方から当接することにより、第2スライドシャッタ124は、第2引張ばね125の付勢力に抗して、後方へ移動し、第3連通部92を開放する開放位置に位置される。
引き続き、上記して第1実施形態と同様に操作することにより、現像カートリッジ15の交換作業が完了する。
また、ベルトクリーニングユニット63の交換作業についても同様であるため、その説明を省略する。
(4)第3実施形態の作用効果
第3実施形態によれば、図10に示すように、プロセスユニット9のスライド移動により、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが連結または連結解除される。
そのため、プロセスユニット9をスライド移動させることにより、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とを容易に連結または連結解除することができる。
また、第3実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
10.第4実施形態
(1)第4実施形態の構成
図11を参照して、プリンタ1の第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、図7に示すように、搬送機構77において、一方側端部を支点として揺動可能な第2シャッタ84および第3シャッタ93が、開放位置と閉鎖位置とに移動することにより、第2連通部83と第3連通部92とを連通させて、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とを、連結および連結解除している。
これに対して、本発明の第4実施形態では、図11に示すように、プロセス側搬送管78は、第4シャッタ131を備えている。また、本体ケーシング2は、膨出部136を備えている。
第4シャッタ131は、プロセス側搬送管78の下壁における前端部の下方に配置されている。第4シャッタ131は、平板部133と突出部134とを備えている。
平板部133は、平面視略矩形状の平板形状を有している。平板部133の前後左右方向長さは、第2連通部83の前後左右方向長さよりも長い。
突出部134は、平板部133の右端部における前後方向略中央から、右方に向かって突出する平面視略矩形状の平板形状を有している。突出部134の右端部は、プロセス側搬送管78の右壁よりも右方に位置している。
そして、第4シャッタ131は、図11Aに示す閉鎖位置と、図11Bに示す開放位置とに、前後方向に沿ってスライド移動するように構成されている。閉鎖位置における第4シャッタ131では、図11Aに示すように、平板部133が第2連通部83を下方から塞ぐように閉鎖する。開放位置における第4シャッタ131では、図11Bに示すように、平板部133が第2連通部83よりも前方となるように位置し、第2連通部83を開放する。第4シャッタ131は、図示しない付勢部材の付勢力により、常には、閉鎖位置に位置するように、後方に付勢されている。
膨出部136は、左右方向に投影したときに、ケーシング側搬送管79の上方に配置されている。膨出部136は、本体ケーシング2の右壁の内面から、左方に向かって突出する略角柱形状を有している。
なお、ケーシング側搬送管79は、シャッタを有しておらず、第3連通部92は、常に開放されている。
(2)第4実施形態の内部位置におけるプロセスユニットの状態
第4実施形態では、プロセスユニット9は、内部位置における接触位置と離間位置との区別はなく、内部位置と外部位置とに前後方向に沿ってスライド移動するように構成されている。
プロセスユニット9では、内部位置に位置しているときには、図11Bに示すように、第4シャッタ131は、膨出部136が突出部134の後端部に当接していることにより、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、前方に位置し、第2連通部83を開放する開放位置に位置している。
このように、第2連通部83と第3連通部92とが連通するようにして、プロセス側搬送管78とケーシング側搬送管79とが連結されている。
(3)第4実施形態における現像カートリッジの交換作業、および、ベルトクリーニングユニットの交換作業
現像カートリッジ15を交換するには、上記した第1実施形態と同様の操作により、プロセスユニット9を内部位置から外部位置へ引き出す。
そして、その操作途中において、プロセスユニット9が、内部位置から前方に移動していくと、突出部134と膨出部136との当接が解除され、図示しない付勢部材の付勢力により、第4シャッタ131が後方へ移動する。これにより、第4シャッタ131は、第2連通部83を閉鎖する閉鎖位置に位置される。
そして、引き続き、上記した第1実施形態と同様に操作することにより、プロセスユニット9の内部位置から外部位置への移動が完了し、現像カートリッジ15を交換することができる。
また、プロセスユニット9を外部位置から、内部位置に位置させるには、上記した第1実施形態と同様に操作する。
そして、その操作途中において、突出部134が、膨出部136に対して、前方から当接することにより、第4シャッタ131は、図示しない付勢部材の付勢力に抗して、前方へ移動し、第2連通部83を開放する開放位置に位置される。
引き続き、上記して第1実施形態と同様に操作することにより、現像カートリッジ15の交換作業が完了する。
また、ベルトクリーニングユニット63の交換作業についても同様であるため、その説明を省略する。
(4)第4実施形態の作用効果
第4実施形態によれば、上記した第1実施形態および第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
11.その他の実施形態
上記したプリンタ1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であり、本発明は、上記した実施形態に限定されない。
本発明の画像形成装置は、上記したカラープリンタの他、モノクロプリンタとして構成することもできる。
このような実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
9 プロセスユニット
10 転写ユニット
16 感光ドラム
26 搬送ベルト
48 ドラムクリーニングユニット
63 ベルトクリーニングユニット
64 ベルトクリーナフレーム
77 搬送機構
78 プロセス側搬送管
79 ケーシング側搬送管

Claims (7)

  1. トナーを用いて感光ドラム上に画像を形成するための画像形成装置であって、
    装置本体と、
    ベルト、前記ベルト上に付着した廃トナーを除去するように構成されるベルトクリーニング部材、および、前記ベルトクリーニング部材によって除去された廃トナーを貯留する貯留部材を有するベルトユニットと、
    第1の感光ドラムと、前記第1の感光ドラム上に付着した廃トナーを除去するように構成される第1のドラムクリーニング部材と、第2の感光ドラムと、前記第2の感光ドラム上に付着した廃トナーを除去するように構成される第2のドラムクリーニング部材とを有するドラムユニットであって、前記装置本体の内部に位置する内部位置と、前記装置本体の外部に位置する外部位置との間を移動するように構成されるドラムユニットと、
    前記ドラムユニットに設けられるドラム側搬送部材であって、前記第1のドラムクリーニング部材によって除去された廃トナーと、前記第2のドラムクリーニング部材によって除去された廃トナーと、をまとめて前記貯留部材に向けて搬送するように構成されるドラム側搬送部材
    を備え、
    前記貯留部材は、前記ドラム側搬送部材によってまとめて搬送された廃トナーを受けるように構成され、
    前記ドラム側搬送部材と前記貯留部材とは、
    前記ドラムユニットの前記外部位置から前記内部位置への移動に伴って連通され、
    前記ドラムユニットの前記内部位置から前記外部位置への移動に伴って連通解除されることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記装置本体に設けられる連結部材であって、前記ドラム側搬送部材と前記貯留部材とを連結するように構成される連結部材を備え、
    前記第1の感光ドラムと前記第2の感光ドラムとは、並んで配置され、
    前記ドラム側搬送部材は、前記第1の感光ドラムと前記第2の感光ドラムとが並ぶ第1方向に沿って延び、
    前記連結部材は、前記第1の感光ドラムおよび前記第2の感光ドラムに対して1つ設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ドラムユニットは、前記内部位置において、
    前記第1の感光ドラムおよび前記第2の感光ドラムが前記ベルトに接触する接触位置と、
    前記第1の感光ドラムおよび前記第2の感光ドラムが前記ベルトから離間する離間位置と
    の間を移動するように構成され、
    前記ドラム側搬送部材と前記連結部材とは、
    前記ドラムユニットの前記離間位置から前記接触位置への移動に伴って連結され、
    前記ドラムユニットの前記接触位置から前記離間位置への移動に伴って連結解除されることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ドラムユニットは、前記内部位置と前記外部位置とを、前記第1方向に沿ってスライド移動するように構成され、
    前記ドラム側搬送部材と前記連結部材とは、
    前記ドラムユニットの前記外部位置から前記内部位置へのスライド移動に伴って連結され、
    前記ドラムユニットの前記内部位置から前記外部位置へのスライド移動に伴って連結解除されることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の感光ドラムは、前記第1方向と直交する第2方向に延びる軸線について回転可能であり、
    前記第2の感光ドラムは、前記第2方向に延びる軸線について回転可能であり、
    前記ドラム側搬送部材は、前記第2方向に投影したときに、前記第1の感光ドラムおよび前記第2の感光ドラムと重なるように配置されていることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記連結部材は、前記装置本体において、前記ドラムユニットの前記内部位置から前記外部位置への移動方向の下流側に配置されていることを特徴とする、請求項2ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記連結部材は、前記装置本体に支持され、
    前記貯留部材は、前記連結部材に対して、装着または離脱されるように構成されていることを特徴とする、請求項2ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2013099440A 2013-05-09 2013-05-09 画像形成装置 Active JP6111835B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013099440A JP6111835B2 (ja) 2013-05-09 2013-05-09 画像形成装置
US14/273,575 US9588480B2 (en) 2013-05-09 2014-05-09 Image forming apparatus
US15/392,423 US9885996B2 (en) 2013-05-09 2016-12-28 Image forming apparatus
US15/854,137 US10338515B2 (en) 2013-05-09 2017-12-26 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013099440A JP6111835B2 (ja) 2013-05-09 2013-05-09 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014219599A JP2014219599A (ja) 2014-11-20
JP6111835B2 true JP6111835B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=51864872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013099440A Active JP6111835B2 (ja) 2013-05-09 2013-05-09 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (3) US9588480B2 (ja)
JP (1) JP6111835B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6163957B2 (ja) 2013-08-13 2017-07-19 ブラザー工業株式会社 プロセスユニット
JP6102693B2 (ja) 2013-11-26 2017-03-29 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6119576B2 (ja) 2013-11-26 2017-04-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6201685B2 (ja) 2013-11-26 2017-09-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6411761B2 (ja) 2014-03-31 2018-10-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
JP6311518B2 (ja) 2014-07-31 2018-04-18 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6418037B2 (ja) * 2015-03-31 2018-11-07 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
JP6409661B2 (ja) * 2015-03-31 2018-10-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
JP6341132B2 (ja) * 2015-03-31 2018-06-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
US9829853B2 (en) 2015-03-31 2017-11-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP6428444B2 (ja) * 2015-03-31 2018-11-28 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
US9804553B2 (en) * 2015-03-31 2017-10-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and drum unit
US11022915B2 (en) * 2018-06-05 2021-06-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with belt unit having cleaning unit

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3552973B2 (ja) * 1999-05-31 2004-08-11 シャープ株式会社 感光体ユニット及び画像形成装置
JP4578871B2 (ja) 2004-04-01 2010-11-10 株式会社沖データ 現像剤回収容器及び画像形成装置
JP4787371B2 (ja) 2004-04-01 2011-10-05 株式会社沖データ 画像形成装置
JP4578848B2 (ja) * 2004-04-09 2010-11-10 株式会社沖データ 現像剤受取ユニット、現像剤搬送システム及び画像形成装置
JP4570947B2 (ja) 2004-12-07 2010-10-27 株式会社沖データ トナー回収装置及び画像形成装置
JP2008052033A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Canon Inc 画像形成装置
JP2008242165A (ja) 2007-03-28 2008-10-09 Oki Data Corp 現像剤収納装置及び画像形成装置
JP5060841B2 (ja) * 2007-06-21 2012-10-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 廃棄トナー回収装置及びこれを搭載した画像形成装置
US8315537B2 (en) 2008-09-25 2012-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having cleaning unit for removing developer
JP4655133B2 (ja) * 2008-09-25 2011-03-23 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4939578B2 (ja) * 2009-08-19 2012-05-30 株式会社沖データ 現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置
JP4754022B2 (ja) 2010-04-21 2011-08-24 株式会社沖データ トナー回収装置及び画像形成装置
JP6011028B2 (ja) 2011-11-29 2016-10-19 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2013195855A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Casio Electronics Co Ltd 廃トナー搬送ユニット
JP5931794B2 (ja) * 2013-04-26 2016-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニングユニットおよびこれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9588480B2 (en) 2017-03-07
US10338515B2 (en) 2019-07-02
US20180120755A1 (en) 2018-05-03
US9885996B2 (en) 2018-02-06
JP2014219599A (ja) 2014-11-20
US20170108817A1 (en) 2017-04-20
US20140334842A1 (en) 2014-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6111835B2 (ja) 画像形成装置
JP6119576B2 (ja) 画像形成装置
JP4831204B2 (ja) 画像形成装置および像担持体ユニット
JP5707768B2 (ja) 画像形成装置
JP5949295B2 (ja) 画像形成装置
JP5293757B2 (ja) 画像形成装置および現像剤ユニット
JP6311518B2 (ja) 画像形成装置
JP6007787B2 (ja) 画像形成装置
JP2015102721A (ja) 画像形成装置
JP2021009177A (ja) 画像形成装置
JP6102693B2 (ja) 画像形成装置
JP2015194652A (ja) 画像形成装置およびドラムユニット
JP5942683B2 (ja) 画像形成装置
JP5282783B2 (ja) 画像形成装置
JP6142680B2 (ja) 画像形成装置
JP5834626B2 (ja) 画像形成装置
JP5750923B2 (ja) 画像形成装置
JP5350194B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP6098162B2 (ja) 画像形成装置
JP6102255B2 (ja) 画像形成装置
JP5949343B2 (ja) 画像形成装置
JP5776183B2 (ja) 画像形成装置
JP5919851B2 (ja) 画像形成装置
JP6186899B2 (ja) 画像形成装置
JP2011022331A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6111835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150