JP5228534B2 - 車両用照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに独立してスイブル(偏向)動作可能な遠方視認用の集光配光部と近距離視認用の拡散配光部とを備える車両用照明装置に関する。
従来より、互いに独立してスイブル動作可能な遠方視認用の集光配光部と近距離視認用の拡散配光部とを備える車両用照明装置が知られている(特許文献1参照)。この車両用照明装置では、旋回時の車速が低速域にある場合は拡散配光部を、旋回時の車速が高速域にある場合には集光配光部をそれぞれ他方の配光部と独立してスイブル動作させることにより、旋回走行時の運転者の視認性を向上させるようにしている。
特開2001−328485号公報
従来の車両用照明装置は、旋回時の車速が集光配光部及び拡散配光部それぞれのスイブル動作範囲外になった場合、スイブル動作範囲から外れた配光部を非スイブル状態まで戻す構成になっているために、スイブル動作範囲から外れた配光部から照射されたビームの光軸が旋回方向(ステアリング操舵方向)とは逆方向にスイブルされることになる。このため、従来の車両用照明装置によれば、旋回時の車速が集光配光部及び拡散配光部それぞれのスイブル動作範囲外となった場合、スイブル動作範囲から外れた配光部から照射されたビームの光軸が旋回方向とは逆方向にスイブルされることによって、運転者が違和感を感じたり、運転者の視線が旋回方向とは逆方向に誘導されたりすることがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、旋回時の車速が集光配光部及び拡散配光部それぞれのスイブル動作範囲外となった場合に旋回方向とは逆方向にビームがスイブルされることを防止する車両用照明装置を提供することにある。
本発明に係る車両用照明装置は、各配光部のスイブル状態を示すスイブル状態判定フラグを有し、旋回中に車両が第1の速域内から第1の速域より高い速度へ加速した場合、集光配光部のスイブル状態判定フラグを参照して集光配光部がスイブル動作状態にあるか否かを判定し、スイブル動作状態にあると判定した場合、拡散配光部のスイブル動作を継続し、制御部は、旋回中に車両が第2の速域内から第2の速域より低い速度に減速した場合、拡散配光部のスイブル状態判定フラグを参照して拡散配光部がスイブル動作状態にあるか否かを判定し、スイブル動作状態にあると判定した場合、集光配光部のスイブル動作を継続する。
本発明に係る車両用照明装置によれば、旋回中に車速がスイブル動作させている配光部のスイブル動作範囲外になった場合であっても当該配光部のスイブル動作を継続するので、旋回時の車速が集光配光部及び拡散配光部それぞれのスイブル動作範囲外となった場合に旋回方向とは逆方向にビームがスイブルされることを防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態となる車両用照明装置の構成について説明する。
〔車両用照明装置の構成〕
本発明の実施形態となる車両用照明装置は、図1に示すように、車両1に搭載され、車速検出部2と、舵角検出部3と、配光制御部4と、車両1前部の(運転者から見て)それぞれ右側及び左側に設置された灯具アセンブリ5a,5bと、灯具アセンブリ5a,5bを構成する光源を点灯/消灯する光源点灯回路6a,6bとを主な構成要素として備える。車速検出部2は、車速センサにより構成され、車両1の速度(車速)を検出する。舵角検出部3は、舵角センサにより構成され、車両1のステアリングの操舵角を検出する。配光制御部4は、マイクロコンピュータにより構成され、配光制御ECU(Electronic Control Unit)10とアクチュエータ駆動回路11a〜11dを備える。
配光制御ECU10は、マイクロコンピュータ内のCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)等に予め記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、車速検出部2及び舵角検出部3により検出された車速及び操舵角に応じてアクチュエータ駆動回路11a〜11dを制御するスイブル制御動作を実行する。アクチュエータ駆動回路11a〜11dは、配光制御ECU10からの制御信号に従って灯具アセンブリ5a,5bそれぞれの拡散配光部用アクチュエータ8a,8bと集光配光部用アクチュエータ9a,9bのスイブル動作を制御する。
灯具アセンブリ5a,5bはそれぞれ、すれ違いビーム配光を構成する近距離視認用の拡散配光部と遠方視認用の集光配光部を光源ユニット7a,7bとして備え、各配光部は図2に示すように1つ以上の光源12b,13bを備える。灯具アセンブリ5a,5bはそれぞれ、拡散配光部を水平方向(図2に示す破線方向)にスイブル動作させる拡散配光部用アクチュエータ8a,8bと、集光配光部を水平方向にスイブル動作させる集光配光部用アクチュエータ9a,9bを備え、車両の旋回状態やステアリングの操舵角に応じて拡散配光部と集光配光部とを互いに独立してスイブル動作可能なように構成されている。なお図2中、符号12bは近距離視認用の拡散配光部の光源を示し、符号13bは遠方視認用の集光配光部の光源を示す。光源12a,13bは、配光形成の容易さや消費電力の観点からLED(Light Emitting Diode)等の小型高出力光源であることが望ましいが、ハロゲンランプやキセノンランプ等のバルブ光源であっても良い。
〔制御線の構成〕
配光制御ECU10には、図3に示すようなステアリングの操舵角θと拡散配光部及び集光配光部のスイブル角度λとの関係を示すスイブル角制御線が記憶されている。図3に示すスイブル角制御線は、ステアリングの操舵角θの値がθ01,θ02の時に拡散配光部及び集光配光部のスイブルを開始し、ステアリングの操舵角θに応じてスイブル角λを直線的に増加させ、最大スイブル角において拡散配光部及び集光配光部のスイブル角λを固定するものである。以下のスイブル制御動作において配光制御ECU10はこのスイブル角制御線に従ってステアリングの操舵角θに応じて拡散配光部及び集光配光部のスイブル角λを決定する。
配光制御ECU10には、図4(a),(b)に示すような車速vと拡散配光部及び集光配光部の作動/停止状態との関係を示すスイブル作動/停止制御線が記憶されている。図4(a)に示す拡散配光部のスイブル作動/停止制御線は、車両1の加速時に車速vが0〜車速VLOW_MAXの間は拡散配光部をスイブル動作させる制御線L1と、車両1の加速時に車速VLOW_MAX以上になったとしても集光配光部がスイブル状態である場合は拡散配光部のスイブル動作を継続させる仮想制御線L2と、車両1の減速時に車速vが車速VLOW以下になった際に拡散配光部のスイブル動作を停止させる制御線L3と、車両1が停車した時に拡散配光部のスイブル動作を停止させる制御線L4とを備える。
図4(b)に示す集光配光部のスイブル作動/停止制御線は、車両1の減速時に車速vが車速VHIGH_MIN以下になった際に集光配光部のスイブル動作を停止させる制御線L5と、車両1の減速時に車速VHIGH_MIN以下になったとしても拡散配光部がスイブル状態である場合は車速Vまで集光配光部のスイブル動作を継続させる仮想制御線L6と、車両1の加速時に車速vが0〜車速VHIGHの間は集光配光部のスイブル動作を停止させる制御線L7とを備える。
本実施形態では、図4(a),(b)に示すように、車両1の減速時に拡散配光部及び集光配光部のスイブル動作をそれぞれ開始及び停止させる車速VLOW及び車速VHIGH_MIN、及び車両1の加速時に拡散配光部及び集光配光部のスイブル動作をそれぞれ停止及び開始させる車速VLOW_MAX及び車速VHIGHとの間には差Δ1,Δ2が設けられ、ヒステリシス特性が形成されている。このようなヒステリシス特性によれば、一方の配光部のスイブル動作が停止しても他方の配光部のスイブル動作が開始されず、スイブル制御が行われない領域が形成されることを防止できる。なおこの差Δ1,Δ2を設けずに、それぞれの車速が同一の値になるようにしてもよい。
〔スイブル制御動作〕
このような構成を有する車両用照明装置は、以下に示すスイブル制御処理を実行することにより、旋回時の車速が集光配光部及び拡散配光部それぞれのスイブル動作範囲外となった場合に旋回方向とは逆方向にビームがスイブルされることを防止する。以下、図5乃至図7に示すフローチャートを参照して、スイブル制御処理を行う際の車両用照明装置の動作について説明する。
図5に示すフローチャートは、車両1が直線走行を開始した(=ステアリングの操舵角度がゼロ)タイミングで開始となり、スイブル制御処理をはステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、配光制御ECU10が、拡散配光部がスイブル動作状態にあるか否かを示す低速(拡散)側スイブル状態判定フラグの値をスイブル動作をしていない非スイブル状態(拡散配光部が車両正面位置方向に向いている状態)に設定する。なお本実施形態では、スイブル状態判定フラグはアクチュエータのスイブル角に従って決定されが、配光制御ECU10が出力するスイブル角指令値や舵角検出部3の舵角検出値等から決定してもよい。これにより、ステップS1の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、配光制御ECU10が、集光配光部がスイブル動作状態にあるか否かを示す高速(集光)側スイブル状態判定フラグの値をスイブル動作をしていない非スイブル状態(集光配光部が車両正面位置方向に向いている状態)に設定する。これにより、ステップS2の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、配光制御ECU10が、車速検出部2を介して車速vを検出する。これにより、ステップS3の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、配光制御ECU10が、ステップS3の処理により検出された車速vの値が拡散配光部及び集光配光部のどちらの制御領域(動作範囲)内にあるのかを判定する。車速vが拡散配光部の制御領域内にあると判定した場合、配光制御ECU10は、スイブル制御処理をステップS11の処理に進め、以下に示す〔低速域におけるスイブル制御処理〕を実行する。一方、車速vが集光配光部の制御領域内(高速域)にあると判定した場合には、配光制御ECU10は、スイブル制御処理をステップS41の処理に進め、以下に示す〔高速域におけるスイブル制御処理〕を実行する。
〔低速域におけるスイブル制御処理〕
図6に示すフローチャートを参照して、車速vが拡散配光部の制御領域内(低速域)にある場合における車両用照明装置の動作について説明する。
図6に示すフローチャートは、ステップS4の処理において車速vが拡散配光部の制御領域内(低速域,車速v=0〜VLOW_MAXの範囲内)にあると判定された場合に開始となり、スイブル制御処理はステップS11の処理に進む。
ステップS11の処理では、配光制御ECU10が、高速側スイブル状態判定フラグの値がスイブル状態であるか否かを判別する。判別の結果、高速側スイブル状態判定フラグの値がスイブル状態である場合、配光制御ECU10はスイブル制御処理をステップS18の処理に進める。一方、高速側スイブル状態判定フラグの値が非スイブル状態である場合には、配光制御ECU10はスイブル制御処理をステップS12の処理に進める。
ステップS12の処理では、配光制御ECU10が、舵角検出部3を介して車両1のステアリングの操舵角θを検出する。これにより、ステップS12の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS13の処理に進む。
ステップS13の処理では、配光制御ECU10が、ステップS12の処理により検出された操舵角θの値が拡散配光部のスイブル動作を開始するスイブル作動開始角度θ01以上であるか否かを判別する。判別の結果、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ01未満である場合、配光制御ECU10は、ステップS14の処理としてアクチュエータ駆動回路11a,11cを介して拡散配光部用アクチュエータ8a,8bの動作を停止させることにより拡散配光部のスイブル動作を停止させた後、一連のスイブル制御処理を終了する。一方、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ01以上である場合には、配光制御ECU10はステップS15の処理にスイブル制御処理を進める。
ステップS15の処理では、配光制御部ECU10が、ステップS12の処理により検出された操舵角θに対応する拡散配光部のスイブル角度λを演算する。これにより、ステップS15の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS16の処理に進む。
ステップS16の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11a,11cを介して拡散配光部用アクチュエータ8a,8bの動作を制御することにより、ステップS15の処理により演算されたスイブル角度λに拡散配光部をスイブル動作させる。これにより、ステップS16の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS17の処理に進む。
ステップS17の処理では、配光制御ECU10が、低速側スイブル状態判定フラグの値をスイブル状態に設定する。これにより、ステップS17の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に戻る。
ステップS18の処理では、配光制御ECU10が、舵角検出部3を介して車両1のステアリングの操舵角θを検出する。これにより、ステップS18の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS19の処理に進む。
ステップS19の処理では、配光制御ECU10が、ステップS18の処理により検出された操舵角θの値が集光配光部のスイブル動作を開始するスイブル作動開始角度θ02以上であるか否かを判別する。判別の結果、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ02未満である場合、配光制御ECU10はステップS20の処理にスイブル制御処理を進める。一方、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ02以上である場合には、配光制御ECU10はステップS22の処理にスイブル制御処理を進める。
ステップS20の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11b,11dを介して集光配光部用アクチュエータ9a,9bの動作を停止させることにより集光配光部のスイブル動作を停止させる。これにより、ステップS20の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS21の処理に進む。
ステップS21の処理では、配光制御ECU10が、高速側スイブル状態判定フラグの値を非スイブル状態に設定する。これにより、ステップS21の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS26の処理に進む。
ステップS22の処理では、配光制御ECU10が、車速vが集光配光部のスイブル動作を強制的に終了する車速V(図7参照)以下であるか否かを判別する。判別の結果、車速vが車速V以下である場合、配光制御ECU10はスイブル制御処理をステップS20の処理に進める。一方、車速vが車速V以下でない場合には、配光制御ECU10はスイブル制御処理をステップS23の処理に進める。
ステップS23の処理では、配光制御部ECU10が、ステップS18の処理により検出された操舵角θに対応する集光配光部のスイブル角度λを演算する。これにより、ステップS23の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS24の処理に進む。
ステップS24の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11b,11dを介して集光配光部用アクチュエータ9a,9bの動作を制御することにより、ステップS23の処理により演算されたスイブル角度λに集光配光部をスイブル動作させる。これにより、ステップS24の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS25の処理に進む。
ステップS25の処理では、配光制御ECU10が、高速側スイブル状態判定フラグの値をスイブル状態に設定する。これにより、ステップS25の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS26の処理に戻る。
ステップS26の処理では、配光制御ECU10が、ステップS18の処理により検出された操舵角θの値が拡散配光部のスイブル動作を開始するスイブル作動開始角度θ01以上であるか否かを判別する。判別の結果、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ01未満である場合、配光制御ECU10はステップS27の処理にスイブル制御処理を進める。一方、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ01以上である場合には、配光制御ECU10はステップS29の処理にスイブル制御処理を進める。
ステップS27の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11a,11cを介して拡散配光部用アクチュエータ8a,8bの動作を停止させることにより拡散配光部のスイブル動作を停止させる。これにより、ステップS27の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS28の処理に進む。
ステップS28の処理では、配光制御ECU10が、低速側スイブル状態判定フラグの値を非スイブル状態に設定する。これにより、ステップS28の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に戻る。
ステップS29の処理では、配光制御部ECU10が、ステップS18の処理により検出された操舵角θに対応する拡散配光部のスイブル角度λを演算する。これにより、ステップS29の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS30の処理に進む。
ステップS30の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11a,11cを介して拡散配光部用アクチュエータ8a,8bの動作を制御することにより、ステップS18の処理により演算されたスイブル角度λに拡散配光部をスイブル動作させる。これにより、ステップS30の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS31の処理に進む。
ステップS31の処理では、配光制御ECU10が、低速側スイブル状態判定フラグの値をスイブル状態に設定する。これにより、ステップS31の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に戻る。
〔高速域におけるスイブル制御処理〕
図7に示すフローチャートを参照して、車速vが集光配光部の制御領域内(高速域)にある場合における車両用照明装置の動作について説明する。
図7に示すフローチャートは、ステップS4の処理において車速vが集光配光部の制御領域内(高速域,車速VHIGH以上の範囲内)にあると判定された場合に開始となり、スイブル制御処理はステップS41の処理に進む。
ステップS41の処理では、配光制御ECU10が、低速側スイブル状態判定フラグの値がスイブル状態であるか否かを判別する。判別の結果、低速側スイブル状態判定フラグの値がスイブル状態である場合、配光制御ECU10はスイブル制御処理をステップS48の処理に進める。一方、低速側スイブル状態判定フラグの値が非スイブル状態である場合には、配光制御ECU10はスイブル制御処理をステップS42の処理に進める。
ステップS42の処理では、配光制御ECU10が、舵角検出部3を介して車両1のステアリングの操舵角θを検出する。これにより、ステップS42の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS43の処理に進む。
ステップS43の処理では、配光制御ECU10が、ステップS42の処理により検出された操舵角θの値が集光配光部のスイブル動作を開始するスイブル作動開始角度θ02以上であるか否かを判別する。判別の結果、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ02未満である場合、配光制御ECU10は、ステップS44の処理としてアクチュエータ駆動回路11b,11dを介して集光配光部用アクチュエータ9a,9bの動作を停止させることにより集光配光部のスイブル動作を停止させた後、一連のスイブル制御処理を終了する。一方、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ02以上である場合には、配光制御ECU10はステップS45の処理にスイブル制御処理を進める。
ステップS45の処理では、配光制御部ECU10が、ステップS42の処理により検出された操舵角θに対応する集光配光部のスイブル角度λを演算する。これにより、ステップS45の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS46の処理に進む。
ステップS46の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11b,11dを介して集光配光部用アクチュエータ9a,9bの動作を制御することにより、ステップS15の処理により演算されたスイブル角度λに集光配光部をスイブル動作させる。これにより、ステップS46の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS47の処理に進む。
ステップS47の処理では、配光制御ECU10が、高速側スイブル状態判定フラグの値をスイブル状態に設定する。これにより、ステップS47の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に戻る。
ステップS48の処理では、配光制御ECU10が、舵角検出部3を介して車両1のステアリングの操舵角θを検出する。これにより、ステップS48の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS49の処理に進む。
ステップS49の処理では、配光制御ECU10が、ステップS48の処理により検出された操舵角θの値が低速配光部のスイブル動作を開始するスイブル作動開始角度θ01以上であるか否かを判別する。判別の結果、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ01未満である場合、配光制御ECU10はステップS50の処理にスイブル制御処理を進める。一方、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ01以上である場合には、配光制御ECU10はステップS52の処理にスイブル制御処理を進める。
ステップS50の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11a,11cを介して拡散配光部用アクチュエータ8a,8bの動作を停止させることにより拡散配光部のスイブル動作を停止させる。これにより、ステップS50の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS51の処理に進む。
ステップS51の処理では、配光制御ECU10が、低速側スイブル状態判定フラグの値を非スイブル状態に設定する。これにより、ステップS51の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS55の処理に進む。
ステップS52の処理では、配光制御部ECU10が、ステップS48の処理により検出された操舵角θに対応する拡散配光部のスイブル角度λを演算する。これにより、ステップS52の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS53の処理に進む。
ステップS53の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11a,11cを介して拡散配光部用アクチュエータ8a,8bの動作を制御することにより、ステップS52の処理により演算されたスイブル角度λに拡散配光部をスイブル動作させる。これにより、ステップS53の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS54の処理に進む。
ステップS54の処理では、配光制御ECU10が、低速側スイブル状態判定フラグの値をスイブル状態に設定する。これにより、ステップS54の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS55の処理に戻る。
ステップS55の処理では、配光制御ECU10が、ステップS48の処理により検出された操舵角θの値が集光配光部のスイブル動作を開始するスイブル作動開始角度θ02以上であるか否かを判別する。判別の結果、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ02未満である場合、配光制御ECU10はステップS56の処理にスイブル制御処理を進める。一方、操舵角θの値がスイブル作動開始角度θ02以上である場合には、配光制御ECU10はステップS58の処理にスイブル制御処理を進める。
ステップS56の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11b,11dを介して拡散配光部用アクチュエータ9a,9bの動作を停止させることにより集光配光部のスイブル動作を停止させる。これにより、ステップS56の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS57の処理に進む。
ステップS57の処理では、配光制御ECU10が、高速側スイブル状態判定フラグの値を非スイブル状態に設定する。これにより、ステップS57の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に戻る。
ステップS58の処理では、配光制御部ECU10が、ステップS48の処理により検出された操舵角θに対応する集光配光部のスイブル角度λを演算する。これにより、ステップS58の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS59の処理に進む。
ステップS59の処理では、配光制御ECU10が、アクチュエータ駆動回路11b,11dを介して拡散配光部用アクチュエータ9a,9bの動作を制御することにより、ステップS48の処理により演算されたスイブル角度λに集光配光部をスイブル動作させる。これにより、ステップS59の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS60の処理に進む。
ステップS60の処理では、配光制御ECU10が、高速側スイブル状態判定フラグの値をスイブル状態に設定する。これにより、ステップS60の処理は完了し、スイブル制御処理はステップS3の処理に戻る。
〔低速旋回状態から車両が加速した場合の各配光部の挙動〕
上記スイブル制御によれば、車両1が低速旋回状態から加速した場合、拡散配光部及び集光配光部は以下のように動作する。
車両1が低速で直線走行している場合、拡散配光部及び集光配光部は図8(a)に示すように共に非スイブル状態にある。この状態から運転者がステアリング14を操作することにより車両1を低速旋回させた場合、図8(b)に示すように、拡散配光エリアA2がスイブルし、拡散配光部及び集光配光部はそれぞれスイブル状態及び非スイブル状態となる。次に、車両1が低速旋回状態から加速した場合には、図8(c)に示すように、集光配光エリアA1がスイブルし、拡散配光部及び集光配光部は共にスイブル状態となる。次に、車両1が旋回状態から直線走行状態に戻った場合、拡散配光部及び集光配光部は図8(d)に示すように共に非スイブル状態に復帰する。そして車両1が高速旋回状態になった場合、図8(e)に示すように、集光配光部エリアA1がスイブルし、拡散配光部及び集光配光部はそれぞれ非スイブル状態及びスイブル状態になる。
〔高速旋回状態から車両が減速した場合の各配光部の挙動〕
上記スイブル制御によれば、車両1が高速旋回状態から減速した場合、拡散配光部及び集光配光部は以下のように動作する。
車両1が高速で直線走行している場合、拡散配光部及び集光配光部は図9(a)に示すように共に非スイブル状態にある。この状態から運転者がステアリング14を操作することにより車両1を高速旋回させた場合、図9(b)に示すように、集光配光エリアA1がスイブルし、拡散配光部及び集光配光部はそれぞれ非スイブル状態及びスイブル状態となる。次に、車両1が高速旋回状態から減速した場合には、図9(c)に示すように、拡散配光エリアA2がスイブルし、拡散配光部及び集光配光部は共にスイブル状態となる。次に、車両1が旋回状態から直線走行状態に戻った場合、拡散配光部及び集光配光部は図9(d)に示すように共に非スイブル状態に復帰する。そして車両1が低速旋回状態になった場合、図9(e)に示すように、拡散配光エリアA2がスイブルし、拡散配光部及び集光配光部はそれぞれスイブル状態及び非スイブル状態になる。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態となる車両用照明装置では、配光制御ECU10は、各配光部のスイブル状態を示すスイブル状態判定フラグを有し、旋回中に車速vがスイブル動作させている配光部のスイブル動作範囲外に移行した場合、その配光部のスイブル状態判定フラグを参照してその配光部がスイブル動作状態にあるか否かを判定し、スイブル動作状態にあると判定した場合、その配光部のスイブル動作を継続する。そしてこのような構成によれば、旋回中に車速vがスイブル動作させている配光部のスイブル動作範囲外になった場合であってもその配光部のスイブル動作を継続するので、旋回時の車速vが集光配光部及び拡散配光部それぞれのスイブル動作範囲外となった場合に旋回方向とは逆方向にビームがスイブルされることを防止できる。
本発明の実施形態となる車両用照明装置では、配光制御ECU10は、車速vがゼロ又は車速V以下になった場合、スイブル動作を継続させている配光部のスイブル動作を強制的に停止することにより、スイブル動作によって対向車の運転者を眩惑する恐れがある配光部を非スイブル状態に戻するので、対向車の運転者が眩惑されることを防止できる。
本発明の実施形態となる車両用照明装置では、車両1の減速時に拡散配光部及び集光配光部のスイブル動作をそれぞれ開始及び停止させる車速VLOW及び車速VHIGH_MIN、及び車両1の加速時に拡散配光部及び集光配光部のスイブル動作をそれぞれ停止及び開始させる車速VLOW_MAX及び車速VHIGHとの間には差Δ1,Δ2が設けられ、ヒステリシス特性が形成されているので、一方の配光部のスイブル動作が停止しても他方の配光部のスイブル動作が開始されず、スイブル制御が行われない領域が形成されることを防止できる。 本発明の実施形態となる車両用照明装置では、拡散配光部及び集光配光部はそれぞれ一つ以上の光源を有するので、配光部が独立してスイブル動作されても、光学ユニットやリフレクター(反射面)との間の最適な位置関係が変動せず、路面に照射された配光にムラや形状の乱れが生じない。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となる車両用照明装置の構成を示すブロック図である。 拡散配光部及び集光配光部の光源の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態となるスイブル角制御線を示す図である。 本発明の実施形態となるスイブル作動/停止制御線を示す図である。 本発明の実施形態となるスイブル制御処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態となる低速域におけるスイブル制御処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態となる高速域におけるスイブル制御処理の流れを示すフローチャート図である。 低速旋回状態から車両が加速した場合の各配光部の挙動を説明するための図である。 高速旋回状態から車両が減速した場合の各配光部の挙動を説明するための図である。
符号の説明
1:車両
2:車速検出部
3:舵角検出部
4:配光制御部
5a,5b:灯具アセンブリ
6a,6b:光源点灯回路
7a,7b:光源ユニット
8a,8b:拡散配光部用アクチュエータ
9a,9b:集光配光部用アクチュエータ
10:配光制御ECU(Electronic Control Unit)
11a〜11d:アクチュエータ駆動回路
12a,13b:光源

Claims (4)

  1. 互いに独立してスイブル動作可能な遠方視認用の集光配光部と近距離視認用の拡散配光部を備える車両用照明装置において、
    旋回時の車速が第1の速域にある場合は拡散配光部、旋回時の車速が前記第1の速域から速度の高い方へ連続する第2の速域にある場合には集光配光部を独立してスイブル動作させる制御部を備え、
    前記制御部は、各配光部のスイブル状態を示すスイブル状態判定フラグを有し、旋回中に車両が前記第1の速域内から前記第1の速域より高い速度へ加速した場合、前記集光配光部のスイブル状態判定フラグを参照して前記集光配光部がスイブル動作状態にあるか否かを判定し、スイブル動作状態にあると判定した場合、前記拡散配光部のスイブル動作を継続し、
    前記制御部は、旋回中に車両が前記第2の速域内から前記第2の速域より低い速度に減速した場合、前記拡散配光部のスイブル状態判定フラグを参照して前記拡散配光部がスイブル動作状態にあるか否かを判定し、スイブル動作状態にあると判定した場合、前記集光配光部のスイブル動作を継続することを特徴とする車両用照明装置。
  2. 請求項1に記載の車両用照明装置において、前記制御部は、車速が所定値以下になった場合、スイブル動作を継続させている配光部のスイブル動作を強制的に停止することを特徴とする車両用照明装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用照明装置において、車両加速時における集光配光部のスイブル動作開始車速と拡散配光部のスイブル動作停止車速、及び車両減速時における集光配光部のスイブル動作停止車速と拡散配光部のスイブル動作開始車速はヒステリシス特性を有する、又は同一の車速であることを特徴とする車両用照明装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1項に記載の車両用照明装置において、前記拡散配光部及び集光配光部はそれぞれ一つ以上の光源を有することを特徴とする車両用照明装置。
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