JP5227225B2 - 無線通信システムおよび無線通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通話状態でハンドオーバを行う無線通信システムおよび無線通信端末に関する。
従来、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の移動端末による無線通信システムにおいては、移動する端末間での通信を、それぞれの端末の近隣にある基地局を介して行っている。このとき、通信中のいずれかの端末とその基地局との間の電波状態が劣化すると、通信品質を良好に保つことができなくなる。そのため、より電波状態の良い基地局へと通信先を切り替えるハンドオーバと呼ばれる処理が行われる。
例えば、PHSにおいて、ハンドオーバを開始してから終了するまでは、数秒から十数秒の時間が掛かるが、ハンドオーバが実行されている間は、通話の音声が途切れて無音の状態となるため、通話状態にもかかわらず会話が中断されていた。そこで、この無音の時間を短縮するための方法が提案されている。例えば、特許文献1には、メモリに一定時間の音声データを蓄積して時間差で再生することにより、音声データが途切れた際の無音時間を短縮することが示されている。
特開2001−45560号公報
ところで、PHSにおいては、発呼側端末からの通話要求に着呼側端末が応答するまでの呼出状態でのハンドオーバは行われず、着呼側端末が応答して通話状態に移行した後にハンドオーバが起動する仕組みとなっている。したがって、着呼側端末が応答するまでの間に、着呼側または発呼側の端末が基地局からの電波が弱くなる方向へ移動した場合、応答直後にハンドオーバが起動し、無音の時間が発生するおそれがあった。
このとき、発呼側端末のユーザは、RBT(Ringing Back Tone、呼出音)が停止したので会話を開始しようとするが、無音で着呼側端末からの応答が得られない。このように、呼出状態で電波状態が劣化した場合、通話状態への移行直後に無音時間が発生するため、スムーズに会話を始めることができなかった。特許文献1の方法によっても、通話開始直後には、音声データが蓄積されていないため、無音時間が発生してしまう。
本発明は、通話開始直後のハンドオーバによって発生する無音の時間をなくすことができる無線通信システムおよび無線通信端末を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信システムは、通話要求に応じて呼出状態に移行した後は、当該呼出に対する応答により通話状態に移行するまで、ハンドオーバができない無線通信システムであって、発呼側端末または着呼側端末において、前記呼出状態における無線通信品質の低下を検出する検出手段と、前記検出手段により無線通信品質の低下が検出された場合、当該検出された端末において、前記通話状態に移行した直後にハンドオーバを実行する通信制御手段と、前記通信制御手段によりハンドオーバが実行されている間、前記発呼側端末にて第1の音声を出力させるように指示する呼出制御手段と、前記発呼側端末にて前記第1の音声を出力する音声出力手段と、を備える。
また、前記呼出制御手段は、前記通信制御手段によりハンドオーバが実行されている間、前記着呼側端末にて第2の音声を出力させるように指示し、前記音声出力手段は、前記着呼側端末にて前記第2の音声を出力することが好ましい。
また、前記音声出力手段は、前記第1の音声として、前記呼出状態において出力した呼出音と同一の音声を出力することが好ましい。
また、前記呼出制御手段は、前記ハンドオーバを実行している端末から、通話の相手端末に対して、音声の出力開始および停止を指示するメッセージを送信することが好ましい。
また、本発明に係る無線通信端末は、通話要求に応じて呼出状態に移行した後は、当該呼出に対する応答により通話状態に移行するまで、ハンドオーバができない無線通信システムで稼動する無線通信端末であって、前記通話要求を受けて前記呼出状態となった際に、無線通信品質の低下を検出する検出手段と、前記検出手段により無線通信品質の低下が検出された場合、前記通話状態に移行した直後にハンドオーバを実行する通信制御手段と、前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行される場合、前記通話要求を行った発呼側端末に対して、当該ハンドオーバの開始時には、第1の音声の出力開始を指示するメッセージを送信し、当該ハンドオーバの終了時には、前記第1の音声の出力停止を指示するメッセージを送信する呼出制御手段と、を備える。
また、本発明に係る無線通信端末は、前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行されている間、第2の音声を出力する音声出力手段をさらに備えることが好ましい。
本発明に係る無線通信端末は、通話要求に応じて呼出状態に移行した後は、当該呼出に対する応答により通話状態に移行するまで、ハンドオーバができない無線通信システムで稼動する無線通信端末であって、前記通話要求を行って前記呼出状態となった際に、無線通信品質の低下を検出する検出手段と、前記検出手段により無線通信品質の低下が検出された場合、前記通話状態に移行した直後にハンドオーバを実行する通信制御手段と、前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行されている間、第1の音声を出力させる音声出力手段と、を備える。
また、本発明に係る無線通信端末は、前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行される場合、前記通話要求を受けた着呼側端末に対して、当該ハンドオーバの開始時には、第2の音声の出力開始を指示するメッセージを送信し、当該ハンドオーバの終了時には、前記第2の音声の出力停止を指示するメッセージを送信する呼出制御手段をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、通話開始直後のハンドオーバによって発生する無音の時間をなくすことができる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るPHS端末の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るPHS端末の機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る着呼側端末および切替元基地局における処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る着呼側端末および切替先基地局における処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る発呼側端末および基地局おける処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の好適な実施形態の一例について説明する。なお、本実施形態では、無線通信端末および無線通信システムの一例として、PHS端末1およびその通信システムを説明する。なお、本発明の無線通信端末および無線通信システムはこれには限られず、呼び出し中にはハンドオーバを行わず、通話状態への遷移後にハンドオーバを行うものならば、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)の他、通信機能を備えたナビゲーション装置やパーソナルコンピュータ、さらには、これらに接続される通信モジュール等、様々な無線通信端末および無線通信システムに適用可能である。
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。複数の端末1(1a、1b)は、それぞれの近隣の基地局と通信し、公衆通信網を介して互いに接続されている。
ここで、通話要求の発呼側端末1aは、基地局100と通信を行い、着呼側端末1bは、切替元基地局200と通信を行っている。このとき、着呼側端末1bが切替元基地局200から離れる方向へ移動すると、電波が弱くなり受信品質が劣化する。すると、着呼側端末1bは、通話要求に応答して通話状態となった直後にハンドオーバを実行し、電波の強い切替先基地局300との通信を確立する。
図2は、本実施形態に係るPHS端末1(無線通信端末)の外観斜視図である。なお、図2は、いわゆる折り畳み型の端末の形態を示しているが、本発明に係る無線通信端末の形態はこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でもよい。
PHS端末1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備えて構成される。操作部側筐体2は、表面部10に、操作部11と、PHS端末1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12と、を備えて構成される。操作部11は、各種設定機能や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号の数字やメールの文字等を入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
また、表示部側筐体3は、表面部20に、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバ22と、を備えて構成されている。
また、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、PHS端末1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
図3は、本実施形態に係るPHS端末1の機能を示すブロック図である。PHS端末1は、操作部11と、表示部21と、CPU30(検出手段、呼出制御手段)と、通信制御部31(通信制御手段)と、アンテナ32と、音声制御部33(音声出力手段)と、マイク12と、レシーバ22と、メモリ34と、を備える。
CPU30は、PHS端末1の全体を制御しており、例えば、表示部21、通信制御部31、音声制御部33等に対して所定の制御を行う。また、CPU30は、操作部11等から入力を受け付けて、各種処理を実行する。そして、CPU30は、処理実行の際には、メモリ34を制御し、各種プログラムおよびデータの読み出し、およびデータの書き込みを行う。
本実施形態では、CPU30は、無線通信品質を示す指標として、基地局からの受信電波の強さ(受信電界強度)を測定する。そして、CPU30は、通話の呼出状態において電波が弱くなり、通信品質が低下したことを検出した場合には、通話状態へ移行した直後に、通信制御部31を制御することによりハンドオーバを実行する。さらに、CPU30は、ハンドオーバを実行している間、自端末および相手端末に対して、擬似的な呼出音(ローカルRBT)の鳴動を指示する。なお、処理の詳細は後述する(図4〜図6)。
通信制御部31は、所定の使用周波数帯(例えば、1.9GHz帯)で外部装置(基地局)と通信を行う。そして、通信制御部31は、アンテナ32より受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU30に供給し、また、CPU30から供給された信号を変調処理し、アンテナ32から外部装置に送信する。
音声制御部33は、CPU30の制御に従って、通信制御部31から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をレシーバ22に出力する。レシーバ22は、音声制御部33から供給された信号を外部に出力する。なお、この信号は、レシーバ22に代えて、または、レシーバ22と共に、スピーカ(図示せず)から出力されるとしてもよい。
また、音声制御部33は、CPU30の制御に従って、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号を通信制御部31に出力する。通信制御部31は、音声制御部33から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をアンテナ32より出力する。
メモリ34は、例えば、ワーキングメモリを含み、CPU30による演算処理に利用される。また、メモリ34は、ローカルRBT(第1の音声および第2の音声)の音声データを記憶する。音声制御部33は、ハンドオーバを実行している端末1からの指示に応じて、ローカルRBTを鳴動させる。なお、メモリ34は、PHS端末1が発呼側となる場合には第1の音声を、着呼側となる場合には第2の音声を鳴動させるように、音声データを区別して記憶してもよい。
図4および図5は、本実施形態に係る着呼側端末1bにおける処理の流れを示すシーケンス図である。ここでは、着呼側端末1bと切替元基地局200との通信品質が低下し、切替元基地局200から切替先基地局300へハンドオーバする場合について説明する。
図4は、本実施形態に係る着呼側端末1bおよび切替元基地局200における処理の流れを示すシーケンス図である。
着呼側端末1bは、発呼側端末1aからの通話要求を、切替元基地局200から着呼する。すると、着呼側端末1bは、切替元基地局200との間におけるリンクチャネルの確立フェーズの後、CC(Call Control、呼制御)、RT(Radio frekuency Transmisson manager、無線管理)、MM(Mobility Management、移動管理)による所定の制御シーケンスを経て、呼出状態へ移行する。呼出状態になると、着呼側端末1bは、CC呼出メッセージを、切替元基地局200を介して発呼側端末1aへ送信する(ステップS1)。そして、着呼側端末1bは、音声制御部33により着信音を鳴動させたり、表示部21に発呼ユーザ名を表示させたりして、ユーザへ着呼の報知を行う。
次に、ユーザが所定の応答操作を行うと、着呼側端末1bは、CC応答メッセージを、切替元基地局200を介して発呼側端末1aへ送信する(ステップS2)。そして、切替元基地局200からCC応答確認メッセージを受信すると、音声通話が可能な通話状態へ移行する。
呼出状態(ステップS1からステップS2の間)において、切替元基地局200との通信品質が低下したとする。着呼側端末1bのCPU30は、この通信品質の低下を検出し、通話状態へ移行した後にハンドオーバを実行する(図5)。
このとき、着呼側端末1bは、CCユーザ情報メッセージとして、ローカルRBT鳴動の指示メッセージを、切替元基地局200を介して発呼側端末1aへ送信する(ステップS3)。さらに、着呼側端末1bは、音声制御部33によりローカルRBTを鳴動させる(ステップS4)。これにより、着呼側端末1bのユーザに対して、まだ通話ができないことを報知することができる。
図5は、本実施形態に係る着呼側端末1bおよび切替先基地局300における処理の流れを示すシーケンス図である。
着呼側端末1bは、呼出状態において通信品質の低下が検出されたことに応じて、ハンドオーバを実行し、より通信品質が良好な切替先基地局300との通信を開始する。具体的には、リンクチャネルの確立フェーズの後、CC、RT、MMによる所定の制御シーケンスを経て、切替先基地局300からCC応答メッセージを受信した(ステップS5)ことにより、ハンドオーバが完了する。
着呼側端末1bは、ハンドオーバが完了して通話が可能な状態となったので、CCユーザ情報メッセージとして、ローカルRBT停止の指示メッセージを、切替先基地局300を介して発呼側端末1aへ送信する(ステップS6)。続いて、着呼側端末1bは、音声制御部33により鳴動させていたローカルRBTを停止し、音声パスを網側に切り替える(ステップS7)。これにより、着呼側端末1bのユーザに対して、通話が可能となったことを報知し、スムーズに通話を開始させることができる。
図6は、本実施形態に係る発呼側端末1aおよび基地局100における処理の流れを示すシーケンス図である。
発呼側端末1aは、基地局100との間におけるリンクチャネルの確立フェーズの後、CC、RT、MMによる所定の制御シーケンスを経て、基地局100を介して着呼側端末1bからCC呼出メッセージを受信した(ステップS11)ことにより、呼出状態へ移行する。なお、ステップS11のCC呼出メッセージは、ステップS1(図4)で送信されたものである。呼出状態になると、発呼側端末1aは、音声制御部33によりRBTを鳴動させ、着呼側端末1bのユーザを呼び出し中であることを報知する。
次に、発呼側端末1aは、CC応答メッセージを基地局100から受信する(ステップS12)。なお、ステップS12のCC応答メッセージは、ステップS2(図4)で送信されたものである。発呼側端末1aは、CC応答メッセージを受信すると、RBTを停止し、通話状態へ移行する。
ここで、発呼側端末1aは、基地局100からCCユーザ情報メッセージとしてローカルRBT鳴動の指示メッセージを受信すると(ステップS13)、音声制御部33によりローカルRBTを鳴動させる(ステップS14)。これにより、発呼側端末1aのユーザに対して、まだ通話ができないことを報知することができる。なお、ステップS13のCCユーザ情報メッセージは、ステップS3(図4)で送信されたものである。
その後、発呼側端末1aは、基地局100からCCユーザ情報メッセージとしてローカルRBT停止の指示メッセージを受信すると(ステップS15)、音声制御部33により鳴動させていたローカルRBTを停止し、音声パスを網側に切り替える(ステップS16)。これにより、発呼側端末1aのユーザに対して、通話が可能となったことを報知し、スムーズに通話を開始させることができる。なお、ステップS15のCCユーザ情報メッセージは、ステップS6(図5)で送信されたものである。
以上のように、本実施形態によれば、通話開始直後のハンドオーバによって発生する無音の時間をなくし、ローカルRBTを鳴動させる。その結果、通話状態にもかかわらず通話の相手から返事が得られないという違和感を低減することができる。
また、ローカルRBTを、呼出状態での通常の呼出音と同一の音声データにより鳴動させることにより、ユーザに対して呼出状態と認識させることとなる。したがって、発呼側端末1aのユーザは、違和感無くハンドオーバの終了まで待機できる可能性がある。
さらに、着呼側端末1bにおいてもローカルRBTを鳴動させることにより、着呼に応答して通話状態となった直後の無音時間をなくし、通話を開始できないことを着呼側端末1bのユーザに報知することができる。その結果、通話状態にもかかわらず通話の相手から返事が得られないという違和感を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
前述の実施形態では、着呼側端末1bでハンドオーバを実施した場合について説明したが、本発明の適用範囲はこれには限られない。発呼側端末1aでハンドオーバを実施した場合についても適用できる。
すなわち、発呼側端末1aは、呼出状態(図6のステップS11からステップS12の間)における通信品質の低下を検出した場合、ステップS13においてローカルRBT鳴動の指示メッセージを受信する代わりに、基地局100を介して着呼側端末1bへ送信する。続いて、発呼側端末1aは、音声制御部33によりローカルRBTの鳴動を開始すると共に、ハンドオーバ処理を開始する。
その後、発呼側端末1aは、図5と同様の一連のステップによりハンドオーバ処理を完了させると、ローカルRBT停止の指示メッセージを、切替先である新たな基地局を介して着呼側端末1bへ送信すると共に、発呼側端末1aでのローカルRBTの鳴動を停止させる。
これにより、発呼側端末1aおよび着呼側端末1bでは、ローカルRBT鳴動および停止の指示メッセージに応じてローカルRBTを鳴動させ、ハンドオーバによる通話開始直後の無音時間をなくすことができる。
また、前述の実施形態では、第1の音声および第2の音声を、呼出状態における通常の呼出音と同一のローカルRBTとしてメモリ34に記憶することとしたが、これには限られない。例えば、通常の呼出音とは異なる報知音であってもよい。また、第1の音声および第2の音声は異なっていてもよい。さらに、予めユーザから指示入力を受け付けることにより、第1の音声または第2の音声として出力する音声データを切り替えてもよい。
1 PHS端末(無線通信端末)
1a 発呼側端末(無線通信端末)
1b 着呼側端末(無線通信端末)
11 操作部
12 マイク
21 表示部
22 レシーバ
30 CPU(検出手段、呼出制御手段)
31 通信制御部(通信制御手段)
32 アンテナ
33 音声制御部(音声出力手段)
34 メモリ
100 基地局
200 切替元基地局
300 切替先基地局

Claims (8)

  1. 通話要求に応じて呼出状態に移行した後は、当該呼出に対する応答により通話状態に移行するまで、ハンドオーバができない無線通信システムであって、
    発呼側端末または着呼側端末において、前記呼出状態における無線通信品質の低下を検出する検出手段と、
    前記検出手段により無線通信品質の低下が検出された場合、当該検出された端末において、前記通話状態に移行した直後にハンドオーバを実行する通信制御手段と、
    前記通信制御手段によりハンドオーバが実行されている間、前記発呼側端末にて第1の音声を出力させるように指示する呼出制御手段と、
    前記発呼側端末にて前記第1の音声を出力する音声出力手段と、を備える無線通信システム。
  2. 前記呼出制御手段は、前記通信制御手段によりハンドオーバが実行されている間、前記着呼側端末にて第2の音声を出力させるように指示し、
    前記音声出力手段は、前記着呼側端末にて前記第2の音声を出力することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記音声出力手段は、前記第1の音声として、前記呼出状態において出力した呼出音と同一の音声を出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記呼出制御手段は、前記ハンドオーバを実行している端末から、通話の相手端末に対して、音声の出力開始および停止を指示するメッセージを送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 通話要求に応じて呼出状態に移行した後は、当該呼出に対する応答により通話状態に移行するまで、ハンドオーバができない無線通信システムで稼動する無線通信端末であって、
    前記通話要求を受けて前記呼出状態となった際に、無線通信品質の低下を検出する検出手段と、
    前記検出手段により無線通信品質の低下が検出された場合、前記通話状態に移行した直後にハンドオーバを実行する通信制御手段と、
    前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行される場合、前記通話要求を行った発呼側端末に対して、当該ハンドオーバの開始時には、第1の音声の出力開始を指示するメッセージを送信し、当該ハンドオーバの終了時には、前記第1の音声の出力停止を指示するメッセージを送信する呼出制御手段と、を備える無線通信端末。
  6. 前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行されている間、第2の音声を出力する音声出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の無線通信端末。
  7. 通話要求に応じて呼出状態に移行した後は、当該呼出に対する応答により通話状態に移行するまで、ハンドオーバができない無線通信システムで稼動する無線通信端末であって、
    前記通話要求を行って前記呼出状態となった際に、無線通信品質の低下を検出する検出手段と、
    前記検出手段により無線通信品質の低下が検出された場合、前記通話状態に移行した直後にハンドオーバを実行する通信制御手段と、
    前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行されている間、第1の音声を出力させる音声出力手段と、を備える無線通信端末。
  8. 前記通信制御手段により前記ハンドオーバが実行される場合、前記通話要求を受けた着呼側端末に対して、当該ハンドオーバの開始時には、第2の音声の出力開始を指示するメッセージを送信し、当該ハンドオーバの終了時には、前記第2の音声の出力停止を指示するメッセージを送信する呼出制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の無線通信端末。
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