JP4424145B2 - ソフトハンドオーバー制御方法、制御プログラム及び移動通信端末装置 - Google Patents

ソフトハンドオーバー制御方法、制御プログラム及び移動通信端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式を用いた移動通信システムにおけるソフトハンドオーバー制御方法及び移動通信端末装置に関する。
移動通信システムでは、携帯電話機等の移動通信端末装置との通信を受け持つ基地局がエリア毎に配置されており、この移動通信端末装置が複数のエリアを跨って移動しながら通信を行う場合に、通信が途切れないようにするために、移動通信端末装置の移動に従って無線接続される基地局を切り換えるハンドオーバー制御が行われる。
特にCDMA方式を用いた移動通信システムでは、CDMA方式の利点を生かして、1つの移動無線端末が同時に2つ以上の基地局との間で信号の送受信を行うことにより、1つの呼に2つ以上の通話路を同時に設定して呼の連続性を保つソフトハンドオーバー方式が採用されている(特許文献1〜2等参照)。
図3〜図5は、従来のソフトハンドオーバー制御技術の一例を説明する図であり、図3はCDMA方式による移動網の一部構成を示す概念図、図4はソフトハンドオーバー動作のタイミングチャート、図5はソフトハンドオーバー動作のフローチャートを示している。以下、図3〜図5を参照して、ソフトハンドオーバー制御動作についての概略を説明する。
基地局Aと通話中の移動局(携帯電話機等)Mは、基地局別のパイロット信号を常にモニタしている。通話中に移動局Mが基地局Aのエリアから隣接している基地局Bのエリアの方向に移動することにより、基地局Bからのパイロット信号がチャネルを接続するための閾値LADDよりも強くなった場合、移動局Mは基地局Aにパイロット信号の測定メッセージ(PSMM)信号を送る(S10)。
基地局AがPSMM信号を受信すると、この信号は制御局に送られ、制御局は、基地局Bに対して通話チャネルの割り当てを指示する。基地局Bは、下りトラフィックチャネルでトラフィックの送信を開始し、上りトラフィックチャネルを捕捉する。そして移動局Mが基地局AとBの両方を使用できるように、ハンドオーバー指示メッセージ(HDM)信号を移動局Mに送信する(S11)。
移動局Mは、このHDM信号を受信して基地局Bを捕捉すると、移動局BをActive Setに移すとともに、基地局A,Bにハンドオーバー完了メッセージ(HCM)信号を送る(S12)。これにより移動局Mは基地局A及びBと通話路を形成して通信を始め、ハンドオーバーが完了する。Active Setとは、移動局が通話路を形成している基地局の集合をいう。
移動局Mが基地局A及びBと通話中に、基地局Aのパイロット信号の強さがLDROP以下となり、その状態がTDROP時間以上続くと、移動局Mは基地局Aのパイロット信号に対するPSMM信号を基地局A及びBに送る(S13)。PSMM信号を受信した基地局A,Bは、基地局Bのみを使用するHDM信号を移動局Mに送る(S14)。
このHDM信号を受信した移動局Mは、ダイバーシチ合成による基地局Aからの受信を停止し、基地局AをNeighbor Setに移して、HCM信号を基地局A,Bに送る(S15)。Neighbor Setとは、Active Setに追加可能な候補基地局の集合をいう。基地局A,BがHCM信号を受信すると、基地局Aに割り当てられていたトラフィックチャネルは解除される。従ってそれ以後は、基地局Bとの間のRLにより通信が続行される。
特開2001−238248号公報 特開2004−180205号公報
W−CDMA移動通信方式において、移動局が呼接続処理を実施する前の、IDLE状態、または下り方向の共通チャネルでページング信号が送信されているCELL_PCH(Paging Channel)状態、あるいは下り方向の共通チャネルで制御情報およびユーザーデータが送信されているCELL_FACH(Forward Access Channel)状態では、共通チャネルのみの通信であるために、接続可能な基地局(Radio Link;以後、RLという)は1つ(1RL)のみであるのに対し、呼接続処理を開始し、双方向チャネルでユーザーデータの送信が開始されるCELL_DCH(Dedicated Channel)状態に遷移すると、2RLや3RLとの通信(ソフトハンドオーバー状態)が可能となる。
従って、例えばW−CDMA方式を用いた携帯電話機が呼接続動作を行う前のIDLE、CELL_PCHあるいは、CELL_FACH状態から、呼接続動作を開始してCELL_DCH状態に遷移した直後は、特に、接続するRLを追加するためのハンドオーバーイベントが発生し易くなり、この追加のハンドオーバーイベントが呼接続シーケンスに優先して実施されることになる。
このように従来、RLを追加するハンドオーバーイベントが発生した場合、ハンドオーバー動作が呼接続シーケンスに優先して実施されるために、呼接続動作が後回しにされ、呼接続までに余計な時間がかかってしまうという問題が生ずる。また、RLを追加してソフトハンドオーバー状態となった後に、最初のRLを削除するハンドオーバーイベントが発生した場合には、呼接続動作に更に余計な時間がかかってしまうことになる。
この問題を回避する手段として、呼接続動作中にはハンドオーバーイベントを発生させないような制限をかけてしまい、呼接続動作を優先して実行させる方法が考えられる。その場合、呼接続動作開始時に接続しているRLの電界レベルが十分良好な状態であれば、呼接続を短時間で完了することが可能であるが、呼接続動作開始時に接続している1RLの電界レベルが低い場合には、呼接続動作自体が失敗してしまうという問題がある。一般にチャネルを接続するための前記閾値LADDの値は、移動局が速やかに1RLを確保できるようにするために比較的低い値に設定されているため、上記制限のために呼接続動作自体が失敗してしまうことがあり得る。
このように従来のソフトハンドオーバー制御方法では、呼接続動作中にハンドオーバーのイベントが発生した場合に、ハンドオーバーシーケンスを呼接続シーケンスよりも優先した場合には、ハンドオーバー動作を実施した分、呼接続に余計な時間がかかってしまうといった問題があり、呼接続シーケンスをハンドオーバーシーケンスよりも優先させた場合には、呼接続に失敗してしまう虞があるという問題があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、呼接続動作中にハンドオーバーイベントが発生した場合に、呼接続動作時間への影響を最小限に抑えるとともに、呼接続が失敗してしまうことを防ぐ手段を提供することにある。
本発明のソフトハンドオーバー制御方法は、CDMA方式を用いた携帯電話機が呼接続動作を行っている最中にハンドオーバーイベントの発生を検知したとき、呼接続シーケンスの続行を優先させるか、またはハンドオーバーシーケンスを優先させるかを、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルに応じて切り替え制御することを特徴とする。
そして、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルが、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルの値より大きいときには、ハンドオーバー動作を中止して呼接続シーケンスを優先して続行し、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルの値以下のときには、ハンドオーバーシーケンスを優先して実行し、ソフトハンドオーバー状態となった後に前記呼接続シーケンスを続行する。
また本発明の、CDMA方式を用いた移動通信端末装置は、基地局から送信されるパイロット信号を定期的に受信して、その受信レベルを測定するパイロット信号レベル測定手段と、前記パイロット信号レベル測定手段による受信パイロット信号の測定レベルが第1の閾値よりも大きい基地局との間でRadio Link(RL)を設定する手段と、ハンドオーバーイベントを発生する手段と、キーボードを介して入力される発呼指示に従って前記Radio Link(RL)が設定されている基地局を介して呼接続シーケンスを実行する手段と、前記呼接続シーケンス実行中に、ハンドオーバーイベントが発生したとき、前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルを、予め設定された第2の閾値と比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルが前記第2の閾値よりも大きいときには前記ハンドオーバーイベントによるソフトハンドオーバー動作を実施せずに前記呼接続シーケンスを続行し、前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルが前記第2の閾値以下のとき前記ハンドオーバーイベントによるソフトハンドオーバー動作を実施し、該ソフトハンドオーバー動作終了後に前記呼接続シーケンスを続行する手段と、を備えていることを特徴とする。
前記ハンドオーバーイベントは、前記パイロット信号レベル測定手段により前記第1の閾値よりも大きいパイロット信号を受信可能な第2の基地局が検出されたとき、もしくは前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルと第2の基地局からのパイロット信号受信レベルの差が所定値以下となった時に発生させるように構成される。
また、第2の閾値は、Radio Link(RL)を設定するための第1の閾値よりは大きな値であって、かつ前記呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルに設定される。
本発明の、CDMA方式を用いた移動通信端末装置に備えられた制御部にソフトハンドオーバー制御を行わせるためのプログラムは、呼接続動作中のハンドオーバーイベントの発生を検知する処理と、前記ハンドオーバーイベントの発生を検知したとき、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルを予め設定された閾値と比較する処理と、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルが前記閾値よりも大きいとき前記呼接続動作を続行させる制御を行う処理と、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルが前記閾値以下のときハンドオーバーシーケンスを優先して実行させた後に前記呼接続動作を続行させる制御を行う処理を実行させることを特徴とする。
前記閾値は、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルに設定されており、この閾値は、端末開発メーカあるいはキャリアが実験等を行うことによりその最適値が決定され、移動通信端末装置内のメモリに、事前に設定値として格納されている。そしてプログラムによる比較命令時に制御部によりメモリから読み出されて現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルと比較される。
即ち本発明では、接続しているRLの電界レベルがソフトハンドオーバーを実施しなくても呼接続に失敗しないような十分な電界レベルである場合には、呼接続シーケンスを優先させることにより呼接続に余計な時間がかかるのを防ぎ、逆に、ソフトハンドオーバーを実施しないと呼接続が失敗してしまうようなレベルの場合には、ソフトハンドオーバーシーケンスを優先させることにより、呼接続の失敗を防いでいる。
本発明の呼接続動作中のハンドオーバー制御方法によれば、呼接続動作中にハンドオーバーイベントが発生した場合に、接続中のRLの電界レベルが閾値より上であった場合には、ハンドオーバー動作を実施しないので、呼接続に余計な時間を要してしまうことなく、かつ確実に呼接続シーケンスを実行させることができ、また、接続中のRLの電界レベルが閾値以下であった場合には、即座にハンドオーバー動作を実施することにより、実質的にRL電界レベルを良好な状態にしてから呼接続動作を実行させているので、呼接続が失敗してしまうといった問題を解消することができる。
図1は、本発明を適用した携帯電話機等の移動通信端末装置の実施形態を示すブロック図である。移動通信端末装置の基本的な構成は、従来の携帯電話機の構成と同等であるが、図1では、主に本発明の動作説明上関連するブロックについてのみ示している。
図1において、送受分離部12は、アンテナ11を介して受信された基地局からの無線周波数信号を受信部14へ出力するとともに、送信部13から入力された無線周波数信号を、アンテナ11を介して基地局へ送信する。受信部14は、アンテナ11を介して受信された信号に対してダウンコンバート、AGC等の処理を施す。逆拡散部16は、受信信号に対してそれぞれのチャネルに割り当てられている拡散コードで逆拡散処理を施す。復調部18は、逆拡散後のQPSK等の信号を復調する。復号部20は、復調された信号に対して誤り訂正復号やCRCを行って受信信号を復号する。これにより受信データが得られる。
また、移動通信端末装置は、基地局から一定電力で送信されるパイロットチャネル信号を常に受信しており、パイロットチャネル受信レベル測定部21では、受信した各基地局のパイロットチャネル受信レベルを測定してそのデータを制御部22へ出力する。制御部22では、パイロットチャネル受信レベル測定部21から入力された各基地局のパイロットチャネル受信レベルデータを基にして、Radio Link(RL)の設定、ソフトハンドオーバー開始、終了等の制御を行うが、本実施形態では、移動通信端末装置が呼接続シーケンスを実行中にソフトハンドオーバーイベントが発生したとき、後述する本発明の判定基準により、制御部22がハンドオーバー開始、あるいは終了通知のための制御信号を出力する。
なお、図では省略されているが、制御部22は、上記制御以外に、移動通信端末装置の動作を制御するための各種制御信号を対応するブロックに出力する制御部(中央演算処理装置:CPU)として構成されている。また、メモリ部25には、制御部22における本発明の制御を含む移動通信端末装置の動作制御を行うための各種制御プログラム、あるいは制御のためのデータ等が格納されている。
符号化部19は、送信データに対して畳み込み符号化、CRC符号化等を行って送信フレームを構成する。そのとき制御部22から基地局へ出力されるハンドオーバー開始、あるいは終了通知のための制御信号等も埋め込まれる。変調部17は、送信データに対してQPSK等の変調処理を施す。拡散部15は、変調後の送信信号に対して、それぞれのチャネルに割り当てられている拡散コードで拡散処理を施す。送信部13は、拡散後の送信信号に対して送信電力制御、アップコンバート等の処理を施した後、送受分離部12を介してアンテナ11へ送出する。
図2は、本発明における呼接続動作中のハンドオーバー制御動作の実施形態を示すフローチャートである。本発明における呼接続動作中のハンドオーバー制御は、メモリ25に格納されている制御プログラムに従って、制御部22において実行される。以下、本実施形態によるハンドオーバー制御動作について、図3に示すCDMA方式による移動網内に位置している移動通信端末装置(移動局M)を想定して説明する。
基地局Aのエリア内に位置する移動通信端末装置Mは、基地局AとRLにより接続されている。この移動通信端末装置Mのキーボード23が操作されることにより発呼が起動されると、制御部22は呼接続シーケンスを開始し(S1)、DCHをオープンする。CELL_DCH状態に遷移する(S2)ことにより、2RLや3RLとの通信が可能となる。
この呼接続シーケンス開始時の移動通信端末装置Mの位置が、基地局Bのエリア近傍である場合、CELL_DCH状態に遷移後、定期的に実施されている基地局パイロット信号の電界レベル測定(S3)の結果、基地局Bのパイロット信号の電界レベルが閾値LADDよりもより大きくなった時点、あるいは基地局Aからのパイロット信号受信レベルと基地局Bからのパイロット信号受信レベルの差が例えば3dB以下となった時点で、ハンドオーバーのイベントが発生する(S4)。
ハンドオーバーイベントが発生すると、制御部22は、現在接続している基地局Aとの間のRLのパイロット信号受信電界レベルを、予め決められた閾値と比較する(S5)。この閾値は、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルであり、チャネルを接続するための前記閾値LADDの値よりは大きな値に設定されるが、端末開発メーカあるいはキャリアにより、事前に実験等を行うことによって適正な閾値を設定することができる。キャリアが設定する場合には、Measurement Control等によって端末に連絡されてメモリ25に保存され、端末開発メーカが設定する場合には、事前に端末内のメモリ25に書き込まれて保存される。
(S5)における比較の結果、現在接続中の基地局AのRL電界レベルが閾値以下(S5,YES)であった場合には、呼接続シーケンスを中断してハンドオーバー動作が実施される(S6)。即ち、移動通信端末装置Mは、基地局Aにパイロット信号の測定メッセージ(PSMM)信号を送ることによりハンドオーバーシーケンスを優先して実行する。そしてハンドオーバー動作が完了後、再び呼接続シーケンスが続行される(S7)。逆に、現在接続中のRLの電界レベルが閾値より大(S5,YES)であった場合には、ハンドオーバー動作を実施しなくとも呼接続は成功するものと判断され、ハンドオーバー動作を行わずに呼接続シーケンスが続行される(S7)。
その後も、呼接続シーケンスが終了するまでの定期的電界レベル測定時に、ハンドオーバーのイベントが発生した場合には、現在接続しているRLの電界レベルと閾値とを比較し、接続中のRLの電界レベルが閾値以下であった場合には、ハンドオーバー動作を実施し、その後、再び呼接続シーケンスが続行され、逆に、接続中のRLの電界レベルが閾値より大であった場合には、そのまま呼接続シーケンスが続行される動作が繰り返される(S8)。
呼接続シーケンスが終了し(S8,YES)、呼接続が完了(S9)して通話状態となった後は、通話中にソフトハンドオーバーのイベントが発生した場合には、従来と同様にその都度ソフトハンドオーバー動作が実行される。
本発明を適用した携帯電話機等の移動通信端末装置の実施形態を示すブロック図である。 本発明におけるハンドオーバー制御動作の実施形態を示すフローチャートである。 CDMA方式による移動網の一部構成を示す概念図である。 従来のソフトハンドオーバー動作の一例を示すタイミングチャートである。 従来のソフトハンドオーバー動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 アンテナ
12 送受分離部
13 送信部
14 受信部
15 拡散部
16 逆拡散部
17 変調部
18 復調部
19 符号化部
20 復号化部
21 パイロットチャネル受信レベル測定部
22 制御部
23 キーボード
24 表示部
25 メモリ部

Claims (7)

  1. CDMA方式を用いた移動通信端末装置が呼接続動作を行っている最中にハンドオーバーイベントの発生を検知したとき、呼接続シーケンスの続行を優先させるか、またはハンドオーバーシーケンスを実施後に前記呼接続シーケンスの続行するかを、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルに応じて切り替え制御することを特徴とするソフトハンドオーバー制御方法。
  2. 現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルが、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルの値より大きいときには、前記呼接続シーケンスを優先して続行し、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルの値以下のときには、前記ハンドオーバーシーケンスを優先して実行した後に、前記呼接続シーケンスを続行することを特徴とする請求項1に記載のソフトハンドオーバー制御方法。
  3. 基地局から送信されるパイロット信号を定期的に受信して、その受信レベルを測定するパイロット信号レベル測定手段と、
    前記パイロット信号レベル測定手段による受信パイロット信号の測定レベルが第1の閾値よりも大きい基地局との間でRadio Link(RL)を設定する手段と、
    ハンドオーバーイベントを発生する手段と、
    キーボードを介して入力される発呼指示に従って前記Radio Link(RL)が設定されている基地局を介して呼接続シーケンスを実行する手段と、
    前記呼接続シーケンス実行中に、ハンドオーバーイベントが発生したとき、前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルを、予め設定された第2の閾値と比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルが前記第2の閾値よりも大きいときには前記ハンドオーバーイベントによるソフトハンドオーバー動作を実施せずに前記呼接続シーケンスを続行し、前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルが前記第2の閾値以下のとき前記ハンドオーバーイベントによるソフトハンドオーバー動作を実施し、該ソフトハンドオーバー動作終了後に前記呼接続シーケンスを続行する手段と、
    を備えていることを特徴とするCDMA方式を用いた移動通信端末装置。
  4. 前記ハンドオーバーイベントを発生する手段は、前記パイロット信号レベル測定手段により前記第1の閾値よりも大きいパイロット信号を受信可能な第2の基地局が検出されたとき、もしくは前記Radio Link(RL)が設定されている基地局から受信したパイロット信号レベルと第2の基地局からのパイロット信号受信レベルの差が所定値以下となった時点で、ハンドオーバーイベントを発生することを特徴とする請求項3に記載のCDMA方式を用いた移動通信端末装置。
  5. 前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりは大きな値であって、かつ前記呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルに設定されていることを特徴とする請求項3または4に記載のCDMA方式を用いた移動通信端末装置。
  6. CDMA方式を用いた移動通信端末装置に備えられた制御部にソフトハンドオーバー制御を行わせるプログラムであって、
    呼接続動作中のハンドオーバーイベントの発生を検知する処理と、前記ハンドオーバーイベントの発生を検知したとき、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルを予め設定された閾値と比較する処理と、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルが前記閾値よりも大きいとき、前記呼接続動作を続行させる制御を行う処理と、現在接続中のRadio Link(RL)の電界レベルが前記閾値以下のとき、ハンドオーバーシーケンスを優先して実行させた後に前記呼接続動作を続行させる制御を行う処理を実行させるためのプログラム。
  7. 前記閾値は、呼接続を成功させるのに最低限必要な電界レベルに設定されていることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
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