JP3448500B2 - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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- mode
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Description
機、所謂ＰＨＳ、携帯電話機等の電話機に関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、コードレス電話機の子機、所謂Ｐ
ＨＳ、携帯電話機等の電話機には、例えば特開平３−１
２３３４２号公報に開示されている如く、呼出音の音量
を設定する手段が設けられ、着信時は、この設定手段に
よる設定音量に基づいて呼出音を発生するようにしてい
る。 【０００３】一方、これらの電話機は、多機能化し、短
縮ダイヤル機能、留守番電話機能は勿論のこと、文字メ
ッセージの送受信機能等も備えている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電話機
の短縮ダイヤルであれば短縮ダイヤルの設定登録、留守
番電話機能であれば用件メッセージの聴取、文字メッセ
ージの送受信機能であれば文字メッセージの作成・登録
等の如く、電話機自体を手にとって、或いは耳に近づけ
て操作等を行う必要があるが、これらの操作等の途中で
あっても、着信があれば、それを優先するので設定され
た音量で呼出音が発生されることになる。 【０００５】しかしながら、上記の如く、用件メッセー
ジを聞くために電話機を耳に近づけている場合に、設定
音量「大」で呼出音が発生されると、耳に損傷を与える
ことがある。また、短縮ダイヤルの設定登録、文字メッ
セージの登録確認をしている場合の如く集中して電話機
の操作をしている場合に、上記と同様に設定音量「大」
で呼出音が発生されると、びっくりして電話機を落とす
ようなこともある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、その特徴は、呼出音を発生する呼
出音発生手段と、該呼出音発生手段の音量を設定する音
量設定手段と、入力手段と、着信を検出したとき、短縮
ダイヤルの登録モード、用件メッセージの聴取モード、
送信メッセージの作成モード等の使用者操作モードであ
れば、前記音量設定手段の設定音量にかかわらず、当該
設定音量より小さい音量又は最低音量にて前記呼出音発
生手段を制御すると共に、前記入力手段からの入力に応
じて実行している動作を停止させるよう制御する制御手
段と、を具備することを特徴とする。 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明の電話機の実施例を図面に
基づいて説明する。図１は、本発明による電話機を、財
団法人電波システム開発センター発行の「第二世代コー
ドレス電話システム標準規格（ＲＣＲ−ＳＴＤ２８）」
に準拠したデジタルコードレス電話（ＰＨＳ）に応用し
た場合のＰＨＳ端末の主要部の構成を示したブロック図
であり、図において、１０１は電波の送受信を行うアン
テナ、１０２はアンテナ１０１にて送受信される無線信
号の周波数変換を行うＲＦ／ＩＦ部、１０３はπ／４シ
フト４相ＱＰＳＫ変調復調を行う変復調部、１０４はＴ
ＤＭＡ信号処理等を行うデジタル信号処理回路、１０５
は送話マイク１０６のアナログ音声信号及びデジタル信
号処理回路１０４から出力されるデジタル音声信号のＡ
ＤＰＣＭ／ＰＣＭ変換、及びＤ／Ａ、Ａ／Ｄ変換を行う
音声信号処理回路であり、Ｄ／Ａ変換された信号は受話
スピーカ１０７に出力される。１０８は制御回路であ
り、ＲＯＭ１０９に書き込まれたプログラムに従い、キ
ー回路１１０の出力信号で各種モードを実行すると共
に、デジタル信号処理回路１０４との間で制御データ
を、そしてＲＡＭ１１１との間で各種データを授受して
基地局との間で発呼、着呼等のプロトコルを実行する。
キー回路１１０には、オンフック・オフフックキー、テ
ンキー、アップ・ダウンキー、ファンクションキー等が
含まれる。１１２はベルで、着信音等を発生する。この
ベル１１２には、音発生回路１１３からの信号が電子ボ
リュームである音量設定回路１１４、アンプ１１５を介
して与えられる。音発生回路１１３は、制御回路１０８
の制御下、着信音、ビジートーン等の音源信号を出力
し、また、音量設定回路１１４は、制御回路１０８によ
り設定音量が制御され、ベル１１２はその設定された音
量にて着信音等を発生する。１１６は、ＰＬＬ回路であ
り、制御回路１０８からの指示に基づきＲＦ／ＩＦ部１
０２の受信周波数、送信周波数を変更するものである。
１１７は電話番号等を表示する表示器である。 【０００８】上記構成において、まず、着信音量の設定
は、ファンクションキーにより、着信音量設定モードと
し、その状態でアップ・ダウンキーを操作することによ
り行うことができる。音量設定は、例えば８段階あり、
制御回路１０８は、設定された音量をＲＡＭ１１１に記
憶している。 【０００９】次に、図２は、本発明の着信報知に関して
ＲＯＭ１０９に書き込まれたプログラムのフローチャー
トを示し、以下これに基づいて動作を説明する。 【００１０】まず、制御回路１０８は、着信を示す制御
信号を受信すると、端末のモードを判定する。ここで、
制御回路１０８は、着信待機状態であれば、音量設定モ
ードで設定された音量となるよう音量設定回路１１４を
制御すると共に、着信音を発生するよう音発生回路１１
３を制御する。これにより、ベルは、設定された音量に
て着信音を発生することになる。 【００１１】次に、端末のモードが着信待機状態以外の
モードである場合について説明する。着信待機状態以外
のモードには、次のものがある。 【００１２】・発呼要求を行ったが、基地局より応答信
号の返送が無く、発呼失敗となったことを報知するべ
く、ビジートーンを５秒間発生しているモード。 【００１３】・短縮ダイヤルの登録モード。 【００１４】・用件メッセージの聴取モード。 【００１５】・送信メッセージの作成モード等。 【００１６】以上の通り、着信待機状態以外のモードに
おいては、使用者が端末を持って操作している確立が高
い。 【００１７】さて、制御回路１０８は、これらのモード
において、着信を示す制御信号を受信すると、これらの
モードを中止し、設定された音量に関係なく、最小の音
量で着信音を発生するように音発生回路１１３、音量設
定回路１１４を制御することになる。 【００１８】尚、上記実施例では、着信待機状態以外の
モードにおいて、着信を示す制御信号を受信すると、最
小の音量で着信音を発生するようにしたが、例えば、設
定音量より１段階小さくするようにしてもよい。要する
に、設定音量より小さければよい。但し、設定音量が最
小の音量の場合には、当然に同一音量となる。 【００１９】 【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、着信を検出したとき、使用者が電話機を持っ
て操作している場合は、設定音量より小さい音量で着信
音を発生することができ、使用者の耳に損傷を与える等
の事態を防止することができる。
のブロック図である。 【図２】ＰＨＳ端末の制御回路に書き込まれた着信処理
に関するプログラムのフローチャートである。 【符号の説明】 １０８ 制御回路 １１０ キー回路 １１２ ベル １１３ 音発生回路 １１４ 音量設定回路 １１５ アンプ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 呼出音を発生する呼出音発生手段と、該
呼出音発生手段の音量を設定する音量設定手段と、入力
手段と、着信を検出したとき、短縮ダイヤルの登録モー
ド、用件メッセージの聴取モード、送信メッセージの作
成モード等の使用者操作モードであれば、前記音量設定
手段の設定音量にかかわらず、当該設定音量より小さい
音量又は最低音量にて前記呼出音発生手段を制御すると
共に、前記入力手段からの入力に応じて実行している動
作を停止させるよう制御する制御手段と、を具備するこ
とを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1068999A JP3448500B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1068999A JP3448500B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000209306A JP2000209306A (ja) | 2000-07-28 |
| JP3448500B2 true JP3448500B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=11757257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1068999A Expired - Lifetime JP3448500B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3448500B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3996611B2 (ja) | 2005-08-29 | 2007-10-24 | Ｎｅｃインフロンティア株式会社 | コンピュータ端末対応音声通話システム |
| JP2010063158A (ja) * | 2009-12-08 | 2010-03-18 | Kyocera Corp | 携帯電話機、及びその制御方法 |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP1068999A patent/JP3448500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000209306A (ja) | 2000-07-28 |
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