JP6593627B2 - 車両用ドアトリム - Google Patents

車両用ドアトリム Download PDF

Info

Publication number
JP6593627B2
JP6593627B2 JP2015129575A JP2015129575A JP6593627B2 JP 6593627 B2 JP6593627 B2 JP 6593627B2 JP 2015129575 A JP2015129575 A JP 2015129575A JP 2015129575 A JP2015129575 A JP 2015129575A JP 6593627 B2 JP6593627 B2 JP 6593627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall portion
side wall
door pocket
board
board side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015129575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017013536A (ja
Inventor
克彦 宇佐美
誠丈 友清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2015129575A priority Critical patent/JP6593627B2/ja
Publication of JP2017013536A publication Critical patent/JP2017013536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6593627B2 publication Critical patent/JP6593627B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、車両用ドアトリムに関する。
従来、ドアトリムとして、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1のものでは、ボードにポケット部材を取り付けることでドアポケットが構成されており、ドアポケットに物品を収容することが可能となっている。
特開2012−106693号公報
上記のようなドアポケットにおいては、収容された収容物の飛び出しを防止するための壁部を備えることが好ましい。しかしながら、このような壁部を備えることで、ドアポケットの収容空間が小さくなってしまい、収容できる物品の大きさが制限されるという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、収容された収容物の飛び出しを防止すると共に、より大きい物品を配置することが可能なドアポケットを備える車両用ドアトリムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用ドアトリムは、トリムボードと、前記トリムボードに対して取り付けられ、前記トリムボードと共にドアポケットを構成するドアポケット基材と、を備え、前記トリムボードは、前記ドアポケットの開口を構成するポケット開口部と、前記ドアポケットにおける車室内側の壁部を構成するボード側壁部と、を備え、前記ドアポケット基材は、前記ボード側壁部と対向配置され、前記ドアポケットにおける車室外側の壁部を構成する基材側壁部と、前記基材側壁部から、前記ボード側壁部に向かって突出する突出部と、を備え、前記突出部、前記ボード側壁部、及び前記基材側壁部に囲まれた空間が前記ドアポケットの収容空間を構成するものとされ、前記突出部の突出端と前記ボード側壁部との間には、前記収容空間と連通される隙間が設けられていることに特徴を有する。
上記構成によれば、収容空間に収容された収容物を突出部によって覆うことができ、車両の走行時などに収容物が収容空間から飛び出す事態を抑制できる。また、突出部とボード側壁部の間に設けられている隙間を通じて収容物の一部を収容空間の外部に露出させることができる。これにより、収容空間より寸法の大きい収容物であっても、収容空間に配置することができる。
また、前記ボード側壁部の上端部は、前記ポケット開口部の開口端部の一部を構成するものとされ、前記ボード側壁部の前記上端部は、車両前後方向のいずれか一方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びており、前記突出部は、前記上端部の一部と対向配置されているものとすることができる。
ポケット開口部の開口端を、車両前後方向のいずれか一方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びるものとすれば、ドアポケットを当該一方側に開口させることができる。これにより、当該一方側から収容空間に対して物を出し入れすることが可能となり、作業性が良好となる。ここで、突出部は、開口端の一部と対向配置されている。これにより、収容空間に収容された収容物が当該一方側に飛び出す事態を突出部によって抑制することができる。
また、前記ドアポケットは、前記収容空間と前記突出部を介して隣接する他の収容空間を有し、前記収容空間と前記他の収容空間とは、前記隙間を介して連通されており、前記ドアポケット基材は、前記収容空間を構成する第1底壁部と、前記他の収容空間を構成する第2底壁部と、を備え、前記第1底壁部と前記第2底壁部は、互いに異なる高さに配されているものとすることができる。
上記構成によれば、収容空間と他の収容空間にそれぞれ収容物を収容することができる。2つの収容空間は、底壁部の高さが異なるものとされているため、収容物の高さに応じて適宜使い分けることができる。例えば、比較的底の浅い側の収容空間に、高さの小さい物を収容すれば、容易に取り出すことができ、好適である。
本発明によれば、より大きい物品を配置することが可能なドアポケットを備える車両用ドアトリムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアトリムを示す斜視図 図1の車両用ドアトリムを示す正面図 図1のドアポケット基材を示す斜視図 図3のドアポケット基材を示す正面図 ドアポケットを示す断面図(図4のV−V線で切断した図に対応) ドアポケットを示す断面図(図4のVI−VI線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図6によって説明する。本実施形態の車両用ドアトリム20は、ドアパネルを構成するドアインナパネル(図示せず)に取り付けられることで車両ドアを構成するものである。車両用ドアトリム20は、図1に示すように、トリムボード30(トリム本体部、第1ボード部材)と、トリムボード30に取り付けられるオーナメント21と、トリムボード30に取り付けられるドアポケット基材40(第2ボード部材)と、を備えている。
トリムボード30、オーナメント21及びドアポケット基材40は、それぞれ板状をなし、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料によって構成されている。なお、トリムボード30、オーナメント21及びドアポケット基材40の材質は、合成樹脂材料に限定されず、例えば、木質系材料(例えば、ケナフ、ヘンプ、フラックス、サイザルなど)と合成樹脂材料を混合したものなどを用いてもよい。また、トリムボード30、オーナメント21及びドアポケット基材40の車室内側の面にそれぞれ表皮材が貼り付けられていてもよい。
オーナメント21は、トリムボード30の上部に形成された開口部30Dを塞ぐ形で取り付けられている。また、トリムボード30において、オーナメント21の下方となる箇所は、車室内側に突き出す段差状をなしており、その段差部には、アームレスト(図示せず)を取り付けるための開口部30Aが上下方向に貫通する形で形成されている。そして、トリムボード30において、この開口部30Aの車両前方となる箇所には、スイッチベース(図示せず)を取り付けるための開口部30Bが上下方向に貫通する形で形成されている。また、トリムボード30において開口部30Bの上方となる箇所には、インサイドハンドル(図示せず)を取り付けるためのインサイドハンドル取付部30Cが設けられている。
トリムボード30において、開口部30A及び開口部30Bの下方には、ドアポケット22の開口を構成するポケット開口部31が形成されている。ポケット開口部31は、図2に示すように、車両前後方向に長い形状をなしており、車両前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びている。ドアポケット基材40は、トリムボード30と共にドアポケット22を構成するもので、車両前後方向に長い板状部材とされる。また、ドアポケット基材40における車両前端部には、スピーカーグリル23が設けられている。ドアポケット基材40は、トリムボード30に対して車室外側から取り付けられる。
図4に示すように、ドアポケット基材40の外周端部には、複数の取付孔49Aを有する取付片49が設けられている。取付孔49Aには、トリムボード30の裏面に形成された取付ボス(図示せず)や取付爪(図示せず)などが挿通され、取付孔49Aに挿通された取付ボスや取付爪は、取付片49に固定される構成となっている。なお、このような取付ボスは、例えば、熱カシメやビスなどの固定手段によって取付片49に固定される。
図3及び図4に示すように、ドアポケット基材40は、段差状をなす2つの底壁部41,42と、底壁部41,42の車室外側の端部から立ち上がる奥壁部45と、を有している。奥壁部45(基材側壁部)は、ドアポケット22における車室外側の壁部(ドアポケット基材側の壁部)を構成するもので、奥壁部45の上側部分は、図2に示すように、ポケット開口部31を車室外側から覆う形で配される。また、図6に示すように奥壁部45の上部は、車室内側(図6の左側)に突き出す形状をなしており、ドアポケット22内に収容された収容物52を上方から覆う構成となっている。
奥壁部45の下部は、トリムボード30における下側の壁部(ボード側壁部32)と対向配置されている。これにより、ボード側壁部32は、ドアポケット22における車室内側の壁部(トリムボード側の壁部)を構成するものとされる。ボード側壁部32の上端部32Aは、ポケット開口部31の開口端部を構成するものとされ、図2に示すように、車両前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びている。
ドアポケット基材40において、底壁部41(第1底壁部)は、底壁部42(第2底壁部)よりも高い位置に配されている。底壁部41の車両前端部には、突出部47が配されている。突出部47は、図5に示すように、奥壁部45における車室内側の面から、ボード側壁部32に向かって突出する形状をなす壁部とされる。なお、突出部47は、車室外側(図5の上側)に開口された形状をなしており、車室内側に向かうにつれて幅(車両前後方向の長さ、図5の左右方向の長さ)が小さくなる形状をなしている。
なお、図5に示すように、奥壁部45は、平面視において、車室内側に開口されたU字状をなしている。奥壁部45の車両後端部46Aは、車両後側(図5の右側)に向かうにつれて車室内側(図5の下側)に向かう形で湾曲されており、ボード側壁部32の裏面に当接する構成となっている。また、奥壁部45の車両前端部46Bは、車両前側(図5の左側)に向かうにつれて車室内側に向かう形で湾曲されている。
本実施形態では、底壁部41、突出部47、ボード側壁部32、及び奥壁部45に囲まれた空間が、ドアポケット22の収容空間(第1収容空間S1)とされる。また、図3に示すように、底壁部42における車両後端部には、上方に立ち上がる立壁部43が形成されている。この立壁部43は、その上端において底壁部41と連結されている。
底壁部42、立壁部43、突出部47、ボード側壁部32、及び奥壁部45に囲まれた空間が、ドアポケット22の第2収容空間S2(収容空間とは異なる他の収容空間)とされる。第1収容空間S1及び第2収容空間S2は、図4に示すように、車両前後方向に配列され、突出部47を介して隣接されている。第1収容空間S1及び第2収容空間S2は、それぞれ上方に開口されており、ポケット開口部31を通じて、収容物を出し入れすることが可能となっている。
また、突出部47の突出端47Dは、ボード側壁部32の上端部32A(開口端部の一部)と対向配置されており、突出部47の突出端47Dとボード側壁部32との間には、車室内外方向(図5の上下方向)において隙間S4が設けられている。これにより、第1収容空間S1と第2収容空間S2とは、突出部47によって車両前後方向に仕切られると共に、隙間S4を介して連通されている。なお、図5の平面視において、ボード側壁部32は、車両前側に向かうにつれて車室内側(図5の下側)に向かう形でわずかに湾曲している。また、図5に示すように、ボード側壁部32における第1収容空間S1の車両後端を構成する部分32Dは、突出部47の突出端47Dに対して、車室内外方向において所定の距離S5を空けて配されている。これにより、第1収容空間S1と隙間S4の双方に、例えば車両前後方向に長い収容物52を配することができる。
また、ボード側壁部32の上端部32Aの裏面には、複数のリブ33が形成されている。各リブ33は、上端部32Aの延設方向に沿って延びている。リブ33を設けることで上端部32Aの剛性を高くすることができる。また、複数のリブ33の各突出端は、ポケット開口部31に近いもの程、車室外側に配される構成となっている。このようにすれば、第1収容空間S1から収容物を取り出す際に、収容物が各リブ33に引っ掛かる事態を抑制できる。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、第1収容空間S1に収容された収容物51(図5の2点鎖線参照)を突出部47の側面47A(車両後方を向く面)によって車両前方から覆うことができ、車両の走行時などに収容物が第1収容空間S1から飛び出す事態を抑制できる。また、突出部47とボード側壁部32の間に設けられている隙間S4を通じて収容物52(図5参照)の一部を第1収容空間S1の外部に露出させることができる。これにより、第1収容空間S1よりも車両前後方向の寸法が大きい収容物52であっても、第1収容空間S1に配置することができる。
なお、本実施形態では、収容物において、第1収容空間S1及び第2収容空間S2から上方に飛び出した部分は、ドアポケット22における第3収容空間S3(第1収容空間S1及び第2収容空間S2の上方の空間)に配される。この第3収容空間S3は、ポケット開口部31と正面視において重なる領域とされる。
また、ボード側壁部32の上端部32Aは、ポケット開口部31の開口端部の一部を構成するものとされ、ボード側壁部32の上端部32Aは、車両前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びており、突出部47は、開口端部の一部と対向配置されている。
ポケット開口部31の開口端を、車両前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びるものとすれば、ドアポケット22を車両前側に開口させることができる。これにより、車両前側からポケット開口部31を通じて、第1収容空間S1に物を出し入れすることが可能となり、作業性が良好となる。ここで、突出部47は、上端部32A(開口端の一部)と対向配置されている。これにより、第1収容空間S1に収容された収容物が車両前側に飛び出す事態を突出部47によって抑制することができる。なお、車両のブレーキ時においては、慣性によって収容物が車両前側に変位し易く、このような場合において、特に好適である。
また、ドアポケット22は、第1収容空間S1と突出部47を介して隣接する第2収容空間S2を有し、第1収容空間S1と第2収容空間S2とは、隙間S4を介して連通されており、ドアポケット基材40は、第1収容空間S1を構成する底壁部41と、第2収容空間S2を構成する底壁部42と、を備え、底壁部41と底壁部42は、互いに異なる高さに配されている。
上記構成によれば、第1収容空間S1と第2収容空間S2にそれぞれ収容物を収容することができる。2つの収容空間S1,S2は、底壁部の高さが異なるものとされているため、収容物の高さに応じて適宜使い分けることができる。例えば、比較的底の浅い第1収容空間S1に、高さの小さい物を収容すれば、容易に取り出すことができ、好適である。なお、第1収容空間S1は、第2収容空間S2に比べて、車両前後方向の長さが大きいものとされ、例えば、横長の収容物を収容する場合に好適である。また、比較的底が深い第2収容空間S2には、高さの大きい収容物を収容することができ、例えば、第2収容空間S2をドリンクホルダとして用いることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)突出部47の形状は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。例えば、突出部47がリブ形状をなしていてもよい。
(2)上記実施形態では、ボード側壁部32の上端部32Aが車両前方に向かうにつれて下降傾斜する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、上端部32Aが車両後方に向かうにつれて下降傾斜する構成としてもよい。
(3)上記実施形態において、トリムボード30が複数のボード部材から分割構成されていてもよい。また、ドアポケット基材40は複数の部材から分割構成されていてもよい。
(4)上記実施形態において、底壁部41及び底壁部42の高さは適宜変更可能である。例えば、底壁部42が底壁部41よりも高い位置に配されていてもよく、底壁部41及び底壁部42が同じ高さに配されていてもよい。
20…車両用ドアトリム、22…ドアポケット、30…トリムボード、31…ポケット開口部、32…ボード側壁部、32A…ボード側壁部の上端部、40…ドアポケット基材、41…底壁部(収容空間を構成する第1底壁部)、42…底壁部(他の収容空間を構成する第2底壁部)、45…奥壁部(基材側壁部)、47…突出部、S1…第1収容空間(収容空間)、S2…第2収容空間(収容空間とは異なる他の収容空間)、S4…隙間

Claims (8)

  1. トリムボードと、
    前記トリムボードに対して取り付けられ、前記トリムボードと共にドアポケットを構成するドアポケット基材と、を備え、
    前記トリムボードは、
    前記ドアポケットの開口を構成するポケット開口部と、
    前記ドアポケットにおける車室内側の壁部を構成するボード側壁部と、を備え、
    前記ドアポケット基材は、
    前記ボード側壁部と対向配置され、前記ドアポケットにおける車室外側の壁部を構成する基材側壁部と、
    前記基材側壁部から、前記ボード側壁部に向かって突出する突出部と、を備え、
    前記突出部、前記ボード側壁部、及び前記基材側壁部に囲まれた空間が前記ドアポケットの収容空間を構成するものとされ、
    前記突出部の突出端と前記ボード側壁部との間には、前記収容空間と連通される隙間が設けられ、前記ボード側壁部の上端部は、前記ポケット開口部の開口端部の一部を構成するものとされ、
    前記ボード側壁部の前記上端部は、車両前後方向のいずれか一方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びており、
    前記突出部は、前記上端部の一部と対向配置されており、
    前記ボード側壁部の前記上端部の上端は、その前記一方側が、前記突出端と、前記収容空間の底壁をなす底壁部における前記一方とは反対方向の部分と、よりも低い位置まで下降している車両用ドアトリム。
  2. 前記ドアポケットは、
    前記収容空間と前記突出部を介して隣接する他の収容空間を有し、
    前記収容空間と前記他の収容空間とは、前記隙間を介して連通されており、
    前記ドアポケット基材は、
    前記収容空間を構成する第1底壁部と、
    前記他の収容空間を構成する第2底壁部と、を備え、
    前記第1底壁部と前記第2底壁部は、互いに異なる高さに配されている請求項1に記載の車両用ドアトリム。
  3. 前記ボード側壁部は、前記一方に向かうほど車室内側に湾曲した形をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ドアトリム。
  4. トリムボードと、
    前記トリムボードに対して取り付けられ、前記トリムボードと共にドアポケットを構成するドアポケット基材と、を備え、
    前記トリムボードは、
    前記ドアポケットの開口を構成するポケット開口部と、
    前記ドアポケットにおける車室内側の壁部を構成するボード側壁部と、を備え、
    前記ドアポケット基材は、
    前記ボード側壁部と対向配置され、前記ドアポケットにおける車室外側の壁部を構成する基材側壁部と、
    前記基材側壁部から、前記ボード側壁部に向かって突出する突出部と、を備え、
    前記突出部、前記ボード側壁部、及び前記基材側壁部に囲まれた空間が前記ドアポケットの収容空間を構成するものとされ、
    前記突出部の突出端と前記ボード側壁部との間には、前記収容空間と連通される隙間が設けられ、前記ボード側壁部の上端部は、前記ポケット開口部の開口端部の一部を構成するものとされ、
    前記ボード側壁部の前記上端部は、車両前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びており、
    前記突出部は、前記上端部の一部と対向配置されており、
    前記ドアポケットは、
    前記収容空間と前記突出部を介して隣接する他の収容空間を有し、
    前記収容空間と前記他の収容空間とは、前記隙間を介して連通されており、
    前記ドアポケット基材は、
    前記収容空間を構成する第1底壁部と、
    前記他の収容空間を構成する第2底壁部と、を備え、
    前記第1底壁部は、前記第2底壁部よりも高い位置に配されており、
    前記第2底壁部の車両後端部には、上方に立ち上がる立壁部が形成され、
    前記立壁部において、その車室外側の上端は、前記突出部と連結され、その車室内側の上端は、前記隙間を介して前記第1底壁部と連結され、
    前記ボード側壁部の前記上端部の上端は、その前側が、前記突出端と、前記第1底壁部と、よりも低い位置まで下降している車両用ドアトリム。
  5. 前記ボード側壁部は、前方に向かうほど車室内側に湾曲した形をなすことを特徴とする請求項4に記載の車両用ドアトリム。
  6. トリムボードと、
    前記トリムボードに対して取り付けられ、前記トリムボードと共にドアポケットを構成するドアポケット基材と、を備え、
    前記トリムボードは、
    前記ドアポケットの開口を構成するポケット開口部と、
    前記ドアポケットにおける車室内側の壁部を構成するボード側壁部と、を備え、
    前記ドアポケット基材は、
    前記ボード側壁部と対向配置され、前記ドアポケットにおける車室外側の壁部を構成する基材側壁部と、
    前記基材側壁部から、前記ボード側壁部に向かって突出する突出部と、を備え、
    前記突出部、前記ボード側壁部、及び前記基材側壁部に囲まれた空間が前記ドアポケットの収容空間を構成するものとされ、
    前記突出部の突出端と前記ボード側壁部との間には、前記収容空間と連通される隙間が設けられ、
    前記ボード側壁部の上端部は、前記ポケット開口部の開口端部の一部を構成するものとされ、
    前記ボード側壁部は、車両の前側に向かうにつれて車室内側に湾曲し、
    前記突出部は、前記上端部の一部と対向配置され、
    前記隙間が、前記ボード側壁部における前記収容空間の車両後端を構成する部分の前記突出部の前記突出端に対する車室内外方向における距離よりも大きくされている車両用ドアトリム。
  7. 前記ボード側壁部の前記上端部は、車両の前側に向かうにつれて下降傾斜する形で延びている請求項6に記載の車両用ドアトリム。
  8. 前記ドアポケットは、
    前記収容空間と前記突出部を介して隣接する他の収容空間を有し、
    前記収容空間と前記他の収容空間とは、前記隙間を介して連通されており、
    前記ドアポケット基材は、
    前記収容空間を構成する第1底壁部と、
    前記他の収容空間を構成する第2底壁部と、を備え、
    前記第1底壁部と前記第2底壁部は、互いに異なる高さに配されている請求項6又は請求項7に記載の車両用ドアトリム。
JP2015129575A 2015-06-29 2015-06-29 車両用ドアトリム Active JP6593627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129575A JP6593627B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 車両用ドアトリム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129575A JP6593627B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 車両用ドアトリム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017013536A JP2017013536A (ja) 2017-01-19
JP6593627B2 true JP6593627B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=57829605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015129575A Active JP6593627B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 車両用ドアトリム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6593627B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019182185A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP7362978B2 (ja) * 2019-03-20 2023-10-18 ダイハツ工業株式会社 車両用トリム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06340234A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Suzuki Motor Corp 自動車のドアポケット
JP3596353B2 (ja) * 1999-06-11 2004-12-02 日産自動車株式会社 自動車用ドアのポケット構造
US6880874B1 (en) * 2003-10-31 2005-04-19 Honda Motor Co. Storage receptacle for use in automotive door lining
JP5432663B2 (ja) * 2009-10-16 2014-03-05 ダイハツ工業株式会社 車両用収納ポケット
JP5672629B2 (ja) * 2010-11-19 2015-02-18 スズキ株式会社 ドアトリム
JP6048272B2 (ja) * 2013-03-27 2016-12-21 三菱自動車エンジニアリング株式会社 内装トリムのポケット構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017013536A (ja) 2017-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5672629B2 (ja) ドアトリム
JP5929593B2 (ja) 自動車のドアトリム構造
US20160001714A1 (en) Vehicular interior part
JP5492931B2 (ja) 車両用収納装置
JP2011011578A (ja) 車両用アームレスト
JP6593627B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP2004255996A (ja) 内装材の収納部構造
JP5321884B2 (ja) 車両用デッキボード
JP5971014B2 (ja) 自動車の荷室構造
JP5224123B2 (ja) 物品収納ボックス及び物品収納ボックスの取り付け構造
JP6088462B2 (ja) 車両用荷室構造
JP5232604B2 (ja) 荷掛けフックの取付構造
JP5432663B2 (ja) 車両用収納ポケット
JP2014151854A (ja) ボード体の収納構造
JP2008265708A (ja) ラゲッジボード支持構造
JP6477353B2 (ja) ドアトリム
JP4938814B2 (ja) 車両用物品収納構造
JP4115957B2 (ja) グローブボックス構造
JP7348437B2 (ja) 車両の荷室構造
JP6221673B2 (ja) 車両用内装の収納部周辺構造
JP7262995B2 (ja) センターコンソール部の小物入れ構造
JP7131412B2 (ja) 車両用カップホルダ取付構造
JP7200583B2 (ja) 車両の荷室構造
JP2018199464A (ja) コンソールボックス
JP4442769B2 (ja) 三角表示板の収納構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190911

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6593627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250