JP5203182B2 - ミニッツ・リピーター機能を有するタイムピース - Google Patents

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Description

本発明は機械式時計の分野に関し、より詳しくは、当業者にはミニッツ・リピーターの名で知られる機構に関する。
この種の装置は、要求に応じて、異なる2つの鐘を2つのハンマーで打つことによって、最も近い時刻を示すことができる。ハンマーは時打機構によって持ち上げられる爪によって動かされる。この時打機構は、時部材、1/4時部材及び分部材を有し、時、1/4時及び分をそれぞれ鐘打するための12個の歯、3つの歯及び14個の歯を備えている。
これらの部材の動きを制御するために、1時間毎に1歯進む12個の歯を有する星形車に時用渦形カムが配されており、一方、1/4時用渦形カム及び分用渦形カムは筒カナの棒上に配置されている。これらの渦形カムと係合している感知アームをその各々が備えている3つのレバーによって、時部材、1/4時部材及び分部材の動きを定め、鐘を打つ数を調節することができる。
この種の複雑な機構について、特にミニッツ・リピーターの駆動力、又は時打機構の動作を意味する動作段階についてのその他の詳細は、「時計学の理論」(レイモンダン等著、1998年、工科学校連盟刊、ISBN 2-940025-10-X)という本の第219頁〜第224頁に記載されている。
時計学の理論(レイモンダン等著、1998年、工科学校連盟刊、ISBN 2-940025-10-X)の第219頁〜第224頁
この機構の多大なる複雑さの一部は、正しく動作するために統制され、調節されなければならない部品数の多さに起因する。
本発明は、比較的少数の部品を実装し、開発がより簡単である、新しいミニッツ・リピーターを提案することを目的とする。
より正確には、本発明は、ミニッツ・リピーター機構に組み入れられる時打部材に関し、該時打部材は、その縁部の1つに沿って歯が設けられた時部、歯のない空白部分、及び歯が設けられた分部を連続して備えたラックを有している。
この時打部材の歯が設けられた分部と歯が設けられた時部とが別々の平面内に配置されていると好ましい。
さらに、本発明は、
・ミニッツ・リピーター機構に動力を供給する動力源
・該ミニッツ・リピーター機構を動かす制御部材
・−時用渦形カム及び時用感知アームと、
−1/4時用渦形カム及び1/4時用感知アームと、
−分用渦形カム及び分用感知アームと
を含む現在時刻についての情報を取得する計数部材
・回転可能に取り付けられると共にその動きが前記計数部材によって定められる、歯が設けられた時部、歯が設けられた1/4時部、及び歯が設けられた分部、並びに
・−前記歯が設けられた部分の一方及び/又は他方によって動かされる2つの爪と、
−前記爪によって動かされる2つのハンマーと、
−該ハンマーが打って音を出す2つの鐘と
を有する音を出す手段
を備えたミニッツ・リピーター機構を有するタイムピースに関する。
前記歯が設けられた時部と歯が設けられた分部とが先に記載した時打部材に配されていると好ましい。
本発明の他の面は時打機構に関し、該時打機構は、周波数が異なる少なくとも2種の音を出すことのできる少なくとも1つの共鳴要素と、同じ軸上に配された少なくとも2つの爪とを有し、該爪の各々が
・ムーブメント内に可動に取り付けられた前記歯が設けられた部分と係合して、前記爪を回転させる鉤部、
・その上で弾性部材が前記爪を該爪の静止位置に保持する位置決め面、及び
・前記ハンマーを有するピンに直接的に作用する爪石
を有する。
前記時打機構は、少なくとも2つのハンマーを有し、該ハンマーの各々が、前記爪の直接的な作用によって前記共鳴要素を打つピンを有している。
第一の爪の爪石は、第一の方向に向かう回転動の上り行程の間に第一ハンマーのピンに作用するように配置されている。そして、第二の爪の爪石は、前記第一の方向に向かう回転動の下り行程の間に第二ハンマーのピンに作用するように配置されている。
添付の図面を参照してなされる以下の記載を読むことにより、その他の詳細がより明確になるであろう。
本発明のミニッツ・リピーター機構について、図1を参照しながら以下に記載する。このミニッツ・リピーター機構は伝統的なタイムピースムーブメント中に配置されるが、明確さのために、通常の要素は図示していない。同様に、ミニッツ・リピーター機構の部品がその上に組み立てられるプレートも図には示されていない。
(巻上げと動作)
ミニッツ・リピーター機構を動作させるのに必要な動力は、時計の着用者が作動させるラック、回転錘自動巻上げ装置、又は人手による巻上げ操作のいずれかによって巻き上げられる時打用香箱10によって供給される。
図示されている例においては、時打用香箱10は自動的に巻き上げられる。時打用香箱は狼歯車12によって巻き上げられた位置に保持される。より正確には、図2に示されている第一レバー14の端部はムーブメントの縁部に回動可能に取り付けられており、狼歯車12の動きを停止する歯止めを形成する。携帯時計の着用者がミニッツ・リピーター機構を作動させたいときは、ケースの外に出ているボタン16を押す。これによって、やはりムーブメントの縁部に位置していてX点を中心として回動すると共に第一レバー14と協働するピン20を有する第二レバー18を動かしてムーブメントの中心に近い方へと移動させる。
ボタン16を押すと前記第二レバー18が回動し、該レバーのピン20が第一レバー14を押す。すると、歯止めが持ち上げられ、時打用香箱10が解放される。
昔から使用されている歯車列を通して、時打用香箱10は時打駆動輪22を回転させ、該時打駆動輪22は点Aを中心として、ミニッツ・リピーター機構の他の部品の下で、時計回りに回転する。時打用香箱の巻き戻しの速度は、時打用香箱10の出口に配されたブレーキ23又は脱進機によって遅くすることができる。
さらに、第二レバー18は、静止位置において、計数車202の直径に設けられた2本の細長い孔200の一方に位置するピン18cを有している。なお、計数車は、以下の記載より理解されるように、ミニッツ・リピーター機構の一周期の長さを測定するのを可能にすることから、そのように命名された。
既に記載した要素よりも低い位置にある歯車列は、時打用香箱10を、計数歯車202の下にあると共に同じ軸上にあって連結されている中間車に接続する。計数歯車の下にあるので、この中間車は図においては見えていない。
ボタン16が押されると、第二レバー18が持ち上げられて時打用香箱10が解放される。そして、計数車202が回転駆動される。また、ボタン16が押されると、回転していた計数車202の縁部にピン18cが当接し、これによって第二レバー18を所定の位置に保持し、歯止めが落ちて元の位置に戻ることによって時打用香箱10の動きを妨げるのを防ぐ。計数車202が半回転すると、ピン18cが他方の細長い孔200に戻り、第二レバー18が元の位置に戻る。第二レバー20のピン20はもはや第一レバー14を押しておらず、したがって、歯止めは落ちて元の位置に戻り、時打用香箱10の動きを止める。計数車202の回転速度は、時打機構が完全に一周する間にこの計数車が半回転するように調節される。
図2によりよく見えているように、時打用香箱10は、該香箱の残っている動力の蓄えによる回転分に実質的に等しい期間で一回転する車210に動的に接続されている。この車によって、枠に設けられた窓から、時打用香箱の残りの動作時間についての情報を表示することもできる。
前記車210が、その回転軸上に、レバー216の指状体216aと協働するためのカム212を有していると、好ましい。このレバー210の端部の一方は第二レバー18の近傍、特に、第二レバー18が有する鍵部材18aの近くまで延在している。この端部は、前記カム上に配置されている柱状体と、その下方に配置されると共に前記鍵部材18aと一緒に機能する停止部材216cとを備えている。ジャンパーバネ218は、2つの近接する収容部218a及び218bを有しており、これらは柱状体216bと協働する。前記カム216と指状体216aとの相互作用によって、前記2つの収容部の一方から他方へと柱状体216bを動かすことができる。前記ジャンパーバネ218の圧縮力によって、レバー216は2つの位置しか占めることができない。
時打用香箱の動力の蓄積がミニッツ・リピーター機構の時打輪列を完全に一周期動作させられない場合、即ち全蓄積の約30%より小さい蓄積動力しかない場合は、前記カム212は、前記指状体216aを横切るように位置している。
残留蓄積動力がこの値よりも大きい場合は、前記レバー216が2つの位置の内の第一の位置にあるときには、柱状体216bは収容部218aにあり、停止部材216cが鉤部材18aを解放している。蓄積動力がこの値よりも小さくなると、車210の回転とカム212の位置とによってこのカムに指状体216aを押させ、レバー216をその第二の位置に動かす。すると、柱状体216が収容部218bに動き、停止部材216cは鍵部材18aの空洞部に位置する。
このように、着用者がボタン16を押してミニッツ・リピーター機構を作動するためにボタン16を押せば、停止部材216cが鍵部材18aのレベルでレバーを固定しているので、第二レバー18が動かされることがない。
前記レバーが第一の位置にあるときには、例えば、第一の色の区分によってミニッツ・リピーター機構が使用可能であることを、前記レバーがその第二の位置にあるときには、他の色の円板によって当該機構が閉止されていることを、ディスプレイがその窓に示すと好ましい。
(計数要素)
現在時刻に関する情報を得るために、この機構は、調速輪列によって駆動される公知の型の1セットの渦形カムを有する計数要素を備えている。要するに、ミニッツ・リピーター機構は、その各々が14個の歯を有する4本のアームを備えると共にムーブメントの中央で筒カナの棒に調節された分用渦形カム24と、サプライズに連結された3つの歯を有する1/4時用渦形カム26とを有している。さらに、時用渦形カム28が、12個の歯を有して1時間に1歯ずつ進む星形車30上に配されている。
図示されているように、前記分用渦形カム24が、ジャンパーバネ31を有する昔からある型のサプライズを備えていると好ましい。この機構は、ある1/4時から次の1/4時へと移行する間に、分感知アーム(後で記載する)が直接「0分レベル」に落ちるのを避けることを目的としている。この明細書の導入部で引用した文献に、このよく知られている装置の説明がなされている。
(鐘及び爪)
図3に特に示されているように、ミニッツ・リピーター機構は、その縁部に、上部爪36a及び下部爪36bによって動かされる2つのハンマー34a及び34bが鳴らす2つの鐘32a及び32bを有している。この2つの鐘32aと32bとは1つの部品で作ることもできるし、複数の別個の部品で作ることもできる。ハンマーのバネ及び逆方向バネは図示されていない。
本発明の重要な特徴の1つによると、これら2つの爪は同一の軸上に配置されている。爪の各々は
・前記歯を設けられた部分と協働して爪を回転させる鉤部38、
・前記爪を静止位置に保つためのバネ42を有する、1つの位置決め面40、及び
・ハンマー34が有するピン46に直接作用して、ハンマーに鐘32を打たせる爪石44
を有している。
上部爪36aに対しては、爪石44aは、その反時計回りの回転動における上り行程の動きの間にピン46aに作用するように配置される。
下部爪36bに対しては、爪石44bは、その反時計回りの回転動における下り行程の動きの間にピン46bに作用するように配置される。
図1bを参照して、前記歯が設けられた部分が反時計回りに回動して爪36を右から左に動かすと、これらの爪は反時計回りに駆動されるが、この動きは(爪石をピン46から遠ざけているので)ハンマー34に何ら影響を与えず、爪はバネの影響によって初期の位置に戻る。
図1bを参照して、前記歯が設けられた部分が時計回りに回動して爪36を左から右に動かすと、これらの爪は反時計回りに動かされる。そして、爪石44はピン46を押し、これによってハンマー34aと34bとが動き、鐘32aと32bとをそれぞれ鳴らす。
以下の記載から理解されるように、その構造故に、歯が設けられた部分の形状、特に厚さによって、2つの爪を別々に動かすこともできるし、一緒に動かすこともできる。さらに、前記歯が設けられた部分の1つが2つの爪の厚さよりも大きい場合は、2つの鉤部の相対的な位置によってハンマーが鐘を打つ間の時間を調節することができる。
(鐘を打つ部品(図1))
本発明に特有であるのは、時打部材100が回転可能に点Aに取り付けられていることである。時打部材は、丸みのある三角の形状をした基部100a、その角の内の1つの近くに位置する点A、そしてラック100bを有している。このラック100bは、その外縁部に沿って左から右へ、即ちムーブメントの外側の方から、機構の厚さ方向において下側爪36bの高さに歯が設けられた時部106と、その役割については後述する歯の設けられていない空白部分104と、機構の厚さ方向において上側爪36aの高さに歯が設けられた分部102とを有している。図4〜7に示されており、その役割については後述される凹部107が前記何もない部分104の高さに設けられている。
この時打部材は、
・前記歯が設けられた時部106と分部102とに近接して配設されると共に前記部分104に力を及ぼすために第一バネ108と、
・点Aを有する角を除く、基部100aの残りの角の内の1つの高さに配置され、その役割については後述されるジャンパー型の第二バネ110と
を有している。
さらに、時打部材100は、その下に、図4〜7に示されており、点Bを中心として回動するレバー112を有している。レバー112は、時打部材の駆動車22と協働する第一ピン114と、枠側に立ち上がると共に開口部118を通って時打部材100と交差する第二ピン116とを備えている。以下に記載されているように、該第二ピン116はこのレバーを動かす。
さらに、バネ120の一端がプレートに、他端が時打部材100に固定されており、時打部材100を反時計回りに動かすための力を及ぼす。時打部材100の動きを遮るための停止手段については後述する。
作動部材と称される部品122がAを中心として回転可能に時打部材100に取り付けられており、該部品122は、時打部材100に開設された長円形の孔を通り抜ける棒124(又は螺子などを例示することができる)によって、時打部材100に連結されている。作動部材122は、円弧状の第一アーム128及び第二アーム130を有しており、該第一アームと第二アームとは駆動車22と同心になっている。第一アーム128の末端は、分用渦形カム24と協働する感知アーム128aとなっている。第二アーム130の末端は、時用渦形カム28と協働する感知アーム130aになっている。
さらに、作動部材122は、レバー112のピン116が位置する収容部132を有している。このようにして、長円形の開口部126によって残された遊びによって、時打部材100は作動部材122に対して動くことができ、これによってレバー112が回転してピン114が駆動車22と係合する。
第二アーム130は、その外側の縁部に、前記バネ110と協働するピン134を備えている。これによって、作動部材122が、前記長円形の開口部126の一方又は他方の端部に当接するように、作動部材122の位置を定める。したがって、レバー112を、その最も極端な位置、即ち、係合状態位置であるか、完全に係合が外れた状態位置であるかにする。
図6を参照すると、1/4時部材136が、時打部材100の点Cを中心として回転可能に公知の手段によって取り付けられている。この1/4時部材136は、全体として、昔からある時打ラックの形状を有している。より詳しくは、その角部136の1つは、それを挟む片側の面が制動面136bとして機能し、もう一方の面が支持面136cとして機能する。これは。点Aを中心とする円の一部を描く、ムーブメントの中心に近接して位置する部品の縁部によって作られる。
1/4時部材136は、また、前記何もない部分104に位置するように設けられた歯が付いた部分を有している。この部分136dは3つの歯のみを有しており、それぞれ、現在時刻の第一の1/4時(15分)、第二の1/4時(30分)、第三の1/4時(45分)を意味する音を打つようになっている。その厚さと位置とは、その動きにおいて、2つの爪36の鉤部38と交差することができるようになっている。先に記載したこれらの爪の構造を考慮すると、各歯は最初に一方の爪36bを動かし、その直後に他方の爪36aを動かし、どの1/4時かを典型的に示す音を作り出す。
さらに、1/4時部材136は、前記バネ108と協働する圧力面136eを有している。このバネ108は、歯が設けられた部分136dをムーブメントの中心に向かってよろよろと動かすための力を及ぼす。この面の近傍に、1/4時部材136は、前記時打部材の凹部107と協働する肩部136gを有している。
最後に、1/4時部材136は突起136fを有している。この突起と歯が設けられた部分136dとは、軸支回動点Cを挟んで反対側にある。このようにして、突起によって1/4時部材を動かし、回動させることができる。
1/4時部材制御部材138は、時打部材100の下で、点Aを中心として回動するように組み立てられる。1/4時部材制御部材138は第一アーム140を有し、該アームの末端は前記1/4時用渦形カム26と協働する感知アーム140aとなっている。1/4時部材制御部材は、また、角部142aを備えた第二アーム142を有しており、該角部を挟んで片側は制動部142b、もう一方の側は支持部142cとなっている。この支持部はムーブメントの縁部に近接して位置するアーム142の縁部によって形成されており、点Aを中心とした円の一部となっている。前記制御部材138と1/4時部材136とがどのように協働するかについては以下に説明する。
以下の説明からよりよく理解されるように、制御部材138の反時計回りの動きを制限するために、ピン144がプレートに立設されている。
(作動要素)
図4〜7によりよく示されているように、先に記載した第二レバー18は、実質的に第一アーム148aと第二アーム148bとによって成る接続棒148と協働する第二鉤部材18bを有している。この接続棒は、前記第一アーム148aの第一端部と同じ高さにおいて、D点で回転可能にプレートに取り付けられる。第一アーム148aの第二端部と第二アーム148bの第一端部とは、点Eで蝶番によって接続される。第一アーム148aを第二アーム148bの第二端部に接続するバネ150は、前記接続棒の2本のアームをやや折れ曲がった状態に維持する力を及ぼす。
第二アーム148bの第二端部は、第一の細い円筒部152と、それより大きな直径を有すると共に前記1/4時部材136の突起136fに作用して1/4時部材を回転させるための板154を有している。
プレートにはピン156が固定されている。ピンは切断されて平坦な切断面156aを有しており、この切断面によって前記第一の細い円筒部152と協働して接続棒148の動きを案内する。
ボタンが押されると、前記鉤部材18bを介して第二レバー18が前記接続棒を押して点Dに近付け、接続棒をこの点を中心として回動させる。前記第一の細い円筒部152が前記平坦な切断面156aに当接し、第一アーム148aと第二アーム148bとが開き、前記バネ150を伸びた状態にする。移動の最後に、前記板154は突起136fを押す。すると、前記第一の細い円筒部152は前記平坦な切断面を通り過ぎる。次いで、バネ150の効果によって、その板が1/4時部材136の動きを妨げないように、接続棒148は元の位置に戻る。
(静止位置)
より明確にするために、図4は静止位置にあるミニッツ・リピーター機構部分の詳細を示している。第二アームの制動部142bと、制御部材138の動きを止める制動面136bと、1/4時間部136とは対面状態にある。実のところ、バネ108が1/4時部材136を押しているのであるが、前記凹部107に肩部136gが入っているので、1/4時部材は当接した状態にある。制動部142bと制動面136bとは、バネ120と108との効果によって、相互に圧迫しあっている。バネ120の存在故に、全ての時打部品は、1/4時部材制御部材138がピン144に当接して停止要素を形成することによって定められる位置に配されている。
レバーは、回転していない駆動車と係合しておらず、時打用香箱は歯止めレバー14によって動かないようになっている。
これ以降の段落においては、図5〜7が参照され、10時40分を意味する打鐘の間のミニッツ・リピーター機構の動作が説明されている。
(作動)
時打用輪列を動作させるには、着用者はボタン16を押す。このボタンが押されると、第一レバー14と第二レバー18とを介して、時打用香箱10が解放され、駆動車22が回転し始める。また、接続棒148が突起136fを圧迫して、1/4時部材136を回転させる。制動部142bと、制御部材138の制動面136bと、1/4時部材136とは、それぞれ相互に滑動し合うようになる。
1/4時部材136の回動が続いて角部136aと142aとが相互に離れると、時打部材100、作動部材122、及び1/4時部材136が点Aを中心として、時用感知アーム130aが時用渦形カム28に当接するまで反時計回りに回転する。歯が設けられた部分102及び136dは、ハンマーに影響を与えることなく2つの爪36を動かす。時打部材100は、10個の歯が爪の回転方向上側にあるように位置している。即ち、時打部材が時計回りに、この時こそハンマー34に影響を与えるように回転するときに、歯が爪に動かすことができるようになっている。
時打部材に関する動き、特に1/4時部材136、1/4時部材制御部材138に関する動きによって、支持面136cが支持部142cと接触するようになる。バネ108が、1/4時部材制御部材138のアーム142を圧迫している1/4時部材136の圧力面136eを押す。歯が設けられた部分136dは、歯が設けられた分部102と時部106の時計の厚み方向の高さと同じ高さにあり、爪38の鉤部38と交差することができる。
一連の時打部材の反時計回りの動きによって、レバー112が駆動車22と係合する。ジャンパーバネ110による作用を組み合わせることによって、感知アーム130aが時用渦形カム28から情報を取得した後に、レバーと駆動車との係合が起こる。
一度係合が起こると、駆動車22は全ての時打部材を反対方向の時計回りに回転させる。バネ108によってかけられる力の影響により、支持面136cと支持部142cとの間に生じる摩擦によって、1/4時部材制御部材も時計回りに回転させることができる。
爪36aの上側にある時部106の10個の歯は、鉤部38aとうまく交差し、ハンマー34aを動かして鐘20aを10回打つ。
そして、駆動車22によって依然として動かされながら、歯が設けられた部分136dの歯が爪の鉤部と交差する。歯の厚さ故に2つの爪36を押すことができ、対応する1/4時を意味するように鐘32bと32aとをシンクロしない方法で鳴らす2つのハンマー34b及び34aを動かす。
時打部材の摩擦によって依然として駆動されている状態で、1/4時部材制御部材138の感知アーム142bが1/4時用渦形カム26を圧迫して、現在時刻の内の1/4時の数に関する情報を得ると、1/4時部材制御部材138はその動きを止める。そして、1/4時部材制御部材138の角部142aは、1/4時部材136の角部136aが前記制御部材の角部142aの位置に達したときに、時打に使用することできる歯の数が爪36と交差するように配置される。
図6に示されている例(40分)においては、1/4時を意味する鐘が2度鳴った時点で、全ての時打部品は動き続けており、角部136aと角部142aは再び離れる。すると、1/4時部材136はもはや第二アーム142に当接しておらず、バネ108によってかけられる力の影響で、肩部136gが凹部107に接するまで少しずつ動いて行く。このようにして、時打に使用されない1/4時用歯(この例では3番目の歯)が脇へ動き、時打部品が動き続ける間に2つの爪36と交差しないようになっている。
依然として駆動車22の作用の下に、時打部材100と1/4時部材136とはそれぞれ回動を続ける。そして、分部102の歯が爪36bの鉤部38bと交差し、うまくハンマー34bを動かして鐘20bを打たせて分を知らせる鐘を鳴らす。
分を知らせる鐘打は、分感知アーム128aが分用渦形カム24からその情報を取得するまで続き、情報を取得すると作動部材122の動きが止まる(図5)。それまでに爪36bと交差している歯の数は音を鳴らす分数に対応する(この例では10個)。時打部材100は、依然として駆動車22によって動かされている。長円形の開口部があるので、時打部材100と作動部材122とは、レバー112を動かして駆動車22の係合を解くように相対的に動く。
このようになると、時打部品の全てはもはや動かされておらず、バネ120が時打部材と1/4時部材とを前記静止位置に戻す。計数車202によって、ミニッツ・リピーター機構の動作サイクル期間に使用するために、時打用香箱10を解放された状態にしておくことができる。
このようにして、部品点数が少なくしたミニッツ・リピーター機構が提案される。部品点数が少ない故に、特に1/4時用時打輪列のレベルで、製造及び調整が容易になる。
一変形例においては、1/4時部材の3つの歯は、同軸ではないが回転中心が非常に近接している爪を動かすこともできる。2つの鉤部の間の距離は、連続する2つの歯を分かつ距離よりも小さければ十分である。
静止状態にあるミニッツ・リピーター機構の上面図であって、全体図を半分に分けたその一方を示している。 静止状態にあるミニッツ・リピーター機構の上面図であって、全体図を半分に分けた残りの部分を示している。 ミニッツ・リピーター機構の時打用香箱に近接する領域の詳細上面図である。 ミニッツ・リピーター機構の爪、鐘及びハンマーの詳細上面図である。 10時40分を知らせているときの、ミニッツ・リピーター機構のある部分を示している。 10時40分を知らせているときの、ミニッツ・リピーター機構の別の部分を示している。 10時40分を知らせているときの、ミニッツ・リピーター機構のまた別の部分を示している。 10時40分を知らせているときの、ミニッツ・リピーター機構のさらにまた別の部分を示している。

Claims (10)

  1. その縁部の1つに沿って歯が設けられた時部(106)、歯のない空白部分(104)、及び歯が設けられた分部(102)を連続して備えたラック(100b)であって、前記歯が設けられた時部(106)と歯が設けられた分部(102)とが音を出す手段と協働することを特徴とする、ミニッツ・リピーター機構のラック(100b)
  2. 前記歯が設けられた分部(102)と歯が設けられた時部(106)とが別々の平面内に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のミニッツ・リピーター機構のラック(100b)
  3. 前記ラック(100b)が、それぞれ感知アーム(128a, 130a)を備えた第一アーム(128)と第二アーム(130)とを有する作動部材(122)を支持していることを特徴とする、請求項1又は2に記載のミニッツ・リピーター機構のラック(100b)
  4. 前記ラック(100b)が、歯が設けられた1/4時部(136d)を備えると共に、該歯が設けられた1/4時部のみが前記歯のない空白部分(104)から見えるように回転可能に取り付けられている1/4時部材(136)を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のミニッツ・リピーター機構のラック(100b)
  5. ・ミニッツ・リピーター機構に動力を供給する動力源(10)、
    ・該ミニッツ・リピーター機構を動かす制御部材(16)、
    ・−時用渦形カム(28)及び時用感知アーム(128a)と、
    −1/4時用渦形カム(26)及び1/4時用感知アーム(142b)と、
    −分用渦形カム(24)及び分用感知アーム(130a)と
    を含む現在時刻についての情報を取得する計数部材
    ・回転可能に取り付けられると共にその動きが前記計数部材によって定められる、歯が設けられた時部(106)、歯が設けられた1/4時部(136d)、及び歯が設けられた分部(102)、並びに
    ・−前記歯が設けられた部分の一方及び/又は他方によって動かされる2つの爪(36)と、
    −前記爪によって動かされる2つのハンマー(34)と、
    −該ハンマーが打って音を出す2つの鐘(32)と
    を有する音を出す手段を備え、前記歯が設けられた時部(106)と前記歯が設けられた分部(102)とが、請求項1〜4のいずれか一項に記載のラック(100b)に設けられていることを特徴とするミニッツ・リピーター機構を有するタイムピース。
  6. 前記歯が設けられた時部(106)と前記歯が設けられた分部(102)とが、ミニッツ・リピーター機構の厚さ方向に沿って、それぞれ前記爪(36a, 36b)の一方がある平面と他方がある平面とに配置されていることを特徴とする、請求項5に記載のタイムピース。
  7. 前記動力源が時打用香箱(10)であって、その動力が駆動車(22)を介して前記ミニッツ・リピーター機構に伝達され、前記作動部材(122)と前記ラック(100b)とが該駆動車の中心を中心として回動し、前記作動部材の前記第一アーム(128)と第二アーム(130)との少なくとも一方が前記駆動車(22)と同心になっており、該作動部材が遊びを有して前記ラックに連結されており、この遊びによって前記ラックに対する作動部材の相対的な動きが可能になり、前記ラックに連結されると共に前記作動部材によって動かされるレバーによって、該ラックを前記駆動車と係合させ、又その係合を解くことを特徴とする、請求項5又は6に記載のタイムピース。
  8. 前記ラック(100b)が凹部(107)を有しており、前記1/4時部材(136)が肩部(136g)と圧力面(136e)とを備えており、該圧力面が、前記肩部(136g)を前記凹部(107)に当接させるための力を及ぼす第一位置決めバネ(108)と協働することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載のタイムピース。
  9. 第二バネ(120)が前記ラック(100b)に力を及ぼして該ラックを回転させ、前記第一位置決めバネ(108)と前記第二バネ(120)が前記1/4時部材(136)を停止要素(144, 138)に当接させて、ミニッツ・リピーター機構をその静止位置に保つことを特徴とする、請求項8に記載のタイムピース。
  10. 前記歯が設けられた1/4時部(136d)の厚さが、前記2つの爪(36)の厚さと等しいかそれより大きいことを特徴とする、請求項5〜9のいずれか一項に記載のタイムピース。
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