JP5200961B2 - 移乗支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自立歩行が困難な人がベッドから車椅子へ、また車椅子から便座等へ乗り移るような動作を行う場合に、これらの乗り移りの動作を支援する移乗支援装置に関する。
自立歩行が困難な被介護者にとって、ベッドから車椅子への移乗といった乗り移りの動作を一人で自立して行うことは容易でない。そのため、通常は介護者の手助けが必要となるが、移乗の手助けは介護者にとって肉体的な負担が大きく、また、被介護者にとっても精神的な負担が大きい。そのため、近年、自立歩行が困難な人の移乗動作を支援する装置が多く開発されている。
例えば特許文献1には、台車に背負い部材を電動操作機構により起立状態に支持すると共に傾動させるようにし、背負い部材に患者を持ち上げ支持するためのリフトベルトを取り付けた移乗支援装置が開示されている。この移乗支援装置にあっては、リフトベルト上に乗ると共に、背負い部材にしがみついた被介護者を電動操作機構により背負い部材を傾動させることで持ち上げ、安定した移乗動作ができるようにしている。
しかし、特許文献1の移乗支援装置は、介護者が当該移乗支援装置を良好に移動させることができる構成とされていない。つまり、この移乗支援装置は、介護者の操作性が悪い。
特公平7−8287号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、介護者の操作性が良い移乗支援装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る移乗支援装置は、移動可能な台車部と、前記台車部に対して一端が傾動自在に取り付けられたアーム部と、前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者を保持する第1身体保持具と、前記台車部及び前記アーム部を駆動させる複数の駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記台車部の前後方向に、前記第1身体保持具に保持された被介護者と干渉しないように回転可能なハンドル部と、を備える。このような構成により、ハンドル部を握る介護者は常に移乗支援装置の進行方向に向かって、移動することができるので、操作性が良い。すなわち、介護者は移乗支援装置を引く方向に移動しないので、台車部に足を挟みこむ恐れが少ない。
前記移乗支援装置は、操作者の手動操作により前記台車部及び前記アーム部を操作する操作信号を前記制御部に出力する操作部を備え、前記操作部は、前記ハンドル部に設けられていること、が好ましい。
前記移乗支援装置は、前記ハンドル部の位置を検出する検出部を備え、前記検出部は、検出した前記ハンドル部の位置データを前記制御部に出力し、前記制御部は、前記ハンドル部の位置データに基づいて、前記操作部からの前記台車部の操作信号を制御すること、が好ましい。
さらに前記制御部は、前記ハンドル部を握る操作者の進行方向側に、前記台車部の移動方向を示す操作信号を規制すること、が好ましい。
このような構成により、介護者が誤って操作部を当該介護者の進行方向側と逆方向に台車部が移動するように操作しても、当該操作は無効とされ、常に介護者の進行方向に移乗支援装置を移動させることができる。
前記移乗支援装置は、前記ハンドル部の位置を検出する検出部を備え、前記検出部は、検出した前記ハンドル部の位置データを前記制御部に出力し、前記制御部は、前記ハンドル部の位置データに基づいて、前記操作部からの前記アーム部の操作信号を制御すること、が好ましい。
さらに前記制御部は、前記ハンドル部が前記第1身体保持具に保持された被介護者側に配置されていることを示す位置データが入力されると、前記アーム部の傾動操作信号を規制すること、が好ましい。
このような構成により、被介護者がハンドル部内に存在する際に、介護者が誤ってアーム部を操作しようとしても、当該操作は無効とされ、被介護者がアーム部に接触することを防ぐことができる。そのため、移乗動作の安全性を向上させることができる。
前記ハンドル部は、前記台車部の前後方向に回転可能な回動部と、前記回動部に連結されたグリップ部と、を備え、前記ハンドル部は、前記第1身体保持具に保持された被介護者を跨いで回転すること、が好ましい。
前記回動部の端部は、前記第1身体保持具に連結されていること、が好ましい。
前記回動部の端部は、前記アーム部に連結されていること、が好ましい。又は、前記回転部の端部は、前記台車部に連結部材を介して連結されていること、が好ましい。このような構成により、アーム部の基端部に作用する回転モーメントを軽減することができる。
前記グリップ部は、片側から前記回動部によって片持ち支持されており、前記グリップ部は、前記回動部との連結部において前記台車部の左右方向に回転可能とされていること、が好ましい。このような構成により、ハンドル部を台車部の前後方向に回転させる際には、グリップ部を立てた状態とすることができ、被介護者に干渉することがない。したがって、ハンドル部の回動部の長さを短くすることができ、移乗支援装置の小型化に寄与できる。
前記グリップ部は、両側から前記回動部によって両持ち支持されており、前記グリップ部は、一方の前記回動部との連結部において前記回動部との連結状態を解除可能とされ、他方の前記回動部との連結部において前記台車部の左右方向に回転可能とされていること、が好ましい。このような構成により、ハンドル部を台車部の前後方向に回転させる際には、グリップ部を立てた状態とすることができ、被介護者に干渉することがない。したがって、ハンドル部の回動部の長さを短くすることができ、移乗支援装置の小型化に寄与できる。さらに介護者が移乗支援装置を操作する際には、グリップ部の両端部が回動部に支持された状態となるので、ハンドル部の剛性を確保することができる。
前記回動部には、前記第1身体保持具に保持された被介護者を後方から保持する第2身体保持具が設けられていること、が好ましい。このような構成により、移乗中に被介護者が誤って落下する恐れを低減することができ、安全性を向上させることができる。
前記ハンドル部の高さを規定する規定部を備えること、が好ましい。このような構成により、操作性をさらに向上させることができる。
以上、説明したように、本発明によると、介護者の操作性が良い移乗支援装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を示す図であり、身体保持具により被介護者を保持した状態の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置のロボットアーム部の一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を概略的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を概略的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を用いて被介護者をベッドから移乗させる工程を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を用いて被介護者をベッドから移乗させる工程を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を用いて被介護者をベッドから移乗させる工程を概略的に示す図である。 本発明の第2及び第3実施形態に係る移乗支援装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。 移動方向が規制された移乗支援装置を説明する図である。 移動方向が規制された移乗支援装置を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る異なる移乗支援装置を概略的に示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係る移乗支援装置を概略的に示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係る移乗支援装置を概略的に示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る異なる移乗支援装置を概略的に示す側面図である。 本発明の第5実施形態に係る移乗支援装置を概略的に示す平面図である。 本発明の第6実施形態に係る移乗支援装置を概略的に示す側面図である。 本発明に係る移乗支援装置の変形例を概略的に示す側面図である。 本発明に係る移乗支援装置の変形例を概略的に示す側面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置を示す図であり、身体保持具により被介護者を保持した状態の一例を示す図である。
例えば、介護者は、この移乗支援装置10を操作して、被介護者を容易に、ベッドと車椅子との間を移乗させ、あるいは、トイレ、診察台等まで移送して移乗させることができる。これにより、移乗時における介護者の負荷を軽減することができる。
第1実施形態に係る移乗支援装置10は、移動可能な台車部1と、台車部1に連結されたロボットアーム部2と、ロボットアーム部2の他端部に設けられ、被介護者を保持する第1身体保持具3と、ロボットアーム部2の駆動部41〜45及び台車部の駆動部16と、駆動部41〜45、16を制御するための制御部5と、を備える。特に、この移乗支援装置10は、台車部1の前後方向に、第1身体保持具3に保持された被介護者と干渉しないように回転可能なハンドル部6を備えていることを特徴とする。そのため、詳細は後述するが、介護者が台車部1の進行方向に合わせてハンドル部6を回転させ、常に介護者は台車部1を押した状態で当該台車部1を操作することができるので、操作性が良い。
以下、移乗支援装置10の具体的構成を説明する。
台車部1は、台車本体11と、台車本体11の前方に取付けられた左右一対の前方補助輪13と、台車本体11の後方に取付けられた左右一対の後方補助輪14と、台車本体11の略中央部に取付けられ、台車部1を駆動する左右一対の駆動車輪15と、を有している。
前方補助輪13と後方補助輪14とは、台車本体11の方向転換が可能なように、台車本体11に対して回転可能なように取付けられている。なお、台車本体11には、一対の前方補助輪13と一対の後方補助輪14とが夫々取付けられているが、取付けられる補助輪の数は任意でよい。
左右一対の駆動車輪15には、各駆動車輪15を駆動する左右一対の第6モータ(第6駆動部)16が夫々連結されている。各第6モータ16は、左右の駆動車輪15を独立して回転駆動させることができる。
したがって、例えば、第6モータ16は、左右の駆動車輪15の回転差を生じさせることで、台車部1を任意の方向へ旋回させ、正転又は逆転させることで、台車部1を前進又は後進させることができる。このように、移乗支援装置10を前進、後進、又は旋回させ、任意の位置へ移動させることができる。
ロボットアーム部(アーム部)2は、第1アーム部21と、第2アーム部22と、第3アーム部23と、取付部24と、を有する多関節型アームである(図2)。第1アーム部21は、ヨー軸及びピッチ軸回りの回転が可能となるように、台車本体11の土台部11aに対して、第1関節部51を介して連結されている。第2アーム部22は、ピッチ軸回りの回転が可能となるように、第1アーム部21に対して、第2関節部52を介して連結されている。
第3アーム部23の一端は、ピッチ軸回りで回転が可能となるように、第2アーム部22に対して、第3関節部53を介して連結されている。また、第3アーム部23の他端には、ロール軸回りの回転が可能となるように、第1身体保持具3を取付けるための取付部24が第4関節部54を介して連結されている。
取付部24は、第1身体保持具3の取付け/取外しが可能な周知の取付構造(例えば、ボルト及びナットを用いた締結構造、嵌合構造)を有している。この取付部24の取付構造により、介護者は第1身体保持具3の取付け、取外し、変更等を容易に行うことができる。
なお、ヨー軸とは、第1アーム部21の回転軸であり、鉛直方向の軸である。また、ピッチ軸とは、第1乃至第3アーム部21、22、23を上下方向へ回転(傾動)させる際の回転軸である。さらに、ロール軸とは、第3アーム部23に対して取付部24及び第1身体保持具3を回転させる際の回転軸であり、第3アーム部23の軸線に相当する。
台車本体11の土台部11aには、第1アーム部21をヨー軸回りに回転駆動する第1モータ(第1駆動部)41が設けられている。また、第1関節部51には、第1アーム部21をピッチ軸回りに回転駆動する第2モータ(第2駆動部)42が設けられている。さらに、第2関節部52には、第2アーム部22をピッチ軸回りに回転駆動する第3モータ(第3駆動部)43が設けられている。第3関節部53には、第3アーム部23をピッチ軸回りに回転駆動する第4モータ(第4駆動部)44が設けられている。第4関節部54には、取付部24及び第1身体保持具3をロール軸回りに回転駆動する第5モータ(第5駆動部)45が設けられている。
第1乃至第6モータ41、42、43、44、45、16は、後述の制御部5に駆動回路18を介して接続されており、制御部5からの制御信号に基づいて、回転駆動する。
さらに、土台部11a及び第1乃至第4関節部51、52、53、54には、第1乃至第5モータ41、42、43、44、45の回転駆動量を検出する、ポテンショメータ等の回転センサ71、72、73、74、75が夫々設けられている。回転センサ71、72、73、74、75は、制御部5に接続されており、検出した回転駆動量を制御部5に対して出力する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る移乗支援装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
台車部1には、第1乃至第6モータ41、42、43、44、45、16の回転駆動を制御する制御部5が設けられている。また、制御部5は、制御処理、演算処理等と行うCPU(Central Processing Unit)5aと、CPU5aによって実行される制御プログラム、演算プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)5bと、処理データ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)5cと、を有する、マイクロコンピュータを中心に構成されている。
移乗支援装置10を操作する操作部25は、詳細は後述するハンドル部6に設けられている。操作部25は、例えば、操作ハンドル25aと、操作ハンドル25aに設けられた操作スイッチ25bと、を有している。この操作部25を介護者(操作者)が操作することで、移乗支援装置を操作する。
操作ハンドル25aは、力センサ25cを介してハンドル部6に連結されている。これにより、力センサ25cは、操作ハンドル25aに対して加えられた操作力の大きさ、方向、モーメント等に応じた操作信号を検出することができる。力センサ25cは、検出した操作信号を制御部5に対して出力する。
例えば、介護者が、操作ハンドル25aを握り、ロボットアーム部2を移動させたい方向へ、操作力を加えると、力センサ25cは、その操作力の大きさ及び方向に応じた操作信号を検出し、制御部5に対して出力する。
制御部5は、力センサ25cからの操作信号と、回転センサ71、72、73、74、75からの回転駆動量と、に基づいて、第1乃至第5モータ41、42、43、44、45のフィードバック制御を行う。これにより、介護者は、移乗支援装置10のロボットアーム部2を所望の位置へ容易かつ正確に移動させることができる。
操作スイッチ25bは、押圧することでオン/オフ切替可能なスイッチであり、制御部5に接続されている。操作スイッチ25bは、押圧されオン状態になると、オン信号を継続的に制御部5に対して出力する。
制御部5は、操作スイッチ25bからオン信号を受信している間だけ、力センサ25cからの操作力に応じた操作信号を受け付け、その操作信号に基づいて、第1乃至第6モータ41、42、43、44、45、16を制御する。このように操作スイッチ25bを操作しつつ、操作ハンドル25aを操作することで、移乗支援装置10の誤操作及び誤動作を適切に抑制することができる。
第1身体保持具3は、ロボットアーム部2の取付部24に取付けられる。第1身体保持具3は、被介護者の胴体を抱えるように保持する胴体サポート部31と、被介護者の下肢部を支持する下肢サポート部32と、を有している。被介護者は、胴体サポート部31に両手を添えるだけで、自ずと第1身体保持具3に抱きかかえられつつ、下肢サポート部32上に自然に座るような姿勢で、第1身体保持具3に保持される。
第1身体保持具3には、ハンドル部6が回転可能に連結されている。図4及び図5は、ハンドル部6の構成を示した模式図である。そのため、図4及び図5の移乗支援装置は、図1に示す移乗支援装置に比べて簡略して示している。
ハンドル部6は、台車部1の前後方向に回転可能な回動部61と、当該回動部61に連結されたグリップ部62と、を備えている。すなわち、ハンドル部6は、2本の回動部61の一端部に、グリップ部62の両端部が連結されて略コの字状に形成されており、台車部1の前後方向に当該ハンドル部6を回転させた際に、第1身体保持具3に保持された被介護者と干渉しないように、当該被介護者を取り囲むのに十分な広さを内部に有する(図5)。2本の回動部61の他端部は、第1身体保持具3を挟み込むように配置され、回転軸63を介して回転可能に当該第1身体保持具3に連結されている。回転軸63は、第1身体保持具3の側部に回転可能に嵌め込まれている。これにより、ハンドル部6は、第1身体保持具3に保持された被介護者を跨いで回転する構成とされている。
このとき、第1身体保持具3の側部には、ハンドル部6が所定の高さに規定(保持)されるように、ピン等が突出していることが好ましい。ちなみに、回動部61及びグリップ部62は、介護者が当該グリップ部62を握って台車部1を移動させた際に、十分な剛性を有する部材で構成されていることは勿論である。
ハンドル部6のグリップ部62には、上述のように介護者の手動操作により台車部1及びロボットアーム部2を操作する操作信号を制御部5に出力する操作部25が設けられている。
このような構成の移乗支援装置10を用い、以下のようにして、ベッドから被介護者の移乗を行う。
先ず、図6に示すように、台車部1の進行方向(移乗支援装置10をベッド80に近付ける方向)に対して、介護者がハンドル部6のグリップ部62を握りつつ、同一方向に移動することができるように、ハンドル部6を配置する。このハンドル部6を介護者は握りつつ、操作部25を操作して移乗支援装置10をベッド80に近付ける。そして、操作部25を介護者は操作して、第1身体保持具3に被介護者が両手を添えることができる位置まで移動させる。
次に、図7に示すように、第1身体保持具3に被介護者が両手を添えて当該被介護者が保持された状態とすると、操作部25を介護者は操作してロボットアーム部2を傾動させて被介護者を第1身体保持具3によって所定の高さに保持する。そして、ハンドル部6を被介護者の背面側に回転させる。
さらに、図8に示すように、介護者はハンドル部6を握りつつ、操作部25を操作して、ベッド80から移乗させる例えば車椅子まで移乗支援装置10を移動させる。
このように、介護者は常に移乗支援装置10の進行方向に向かって、移動することができるので、操作性が良い。すなわち、介護者は移乗支援装置10を引く方向に移動しないので、台車部1に足を挟みこむ恐れが少ない。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る移乗支援装置を説明する。この移乗支援装置は、ハンドル部6の位置を検出する検出部を備え、この検出部が検出したハンドル部6の位置データに基づいて、台車部1の操作を制御する構成とされている。但し、他の構成は上記第1実施形態の移乗支援装置と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態の移乗支援装置は、図9に示すように、検出部として回転センサ700が例えばハンドル部6の回転軸63に設けられている。回転センサ700は、検出したハンドル部6の位置データを制御部5に出力する。制御部5は、ハンドル部6の位置データに基づいて、操作部25からの台車部1の操作信号を制御する。つまり、常に介護者の進行方向側に、台車部1の移動方向を示す操作信号を規制する。詳細には、例えば台車部1からハンドル部6の回転軸63を通る垂直線に対して、図10に示すように、ハンドル部6の回転角θが+方向の場合、制御部5は台車部1を被介護者の背面側に移動させる操作信号のみを有効として、当該操作信号に基づいて第6モータ16を制御する。一方、図11に示すように、ハンドル部6の回転角θが−方向の場合、制御部5は台車部1を被介護者の前方側に移動させる操作信号のみを有効として、当該操作信号に基づいて第6モータ16を制御する。これにより、介護者が誤って操作部25を当該介護者の進行方向側と逆方向に台車部1が移動するように操作しても、当該操作は無効とされ、常に介護者の進行方向に移乗支援装置10を移動させることができる。なお、回転センサ700としては、例えばエンコーダやポテンショメータ等が用いられる。但し、図12に示すように、ハンドル部6の回転軸63を挟んで台車部1の前方及び後方に接触スイッチ710を配置して、当該接触スイッチ710からの信号に基づいて、台車部1の操作を制御しても良い。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る移乗支援装置を説明する。この移乗支援装置は、ハンドル部6の位置を検出する検出部を備え、この検出部が検出したハンドル部6の位置データに基づいて、ロボットアーム部2の操作を制御する構成とされている。但し、他の構成は上記第1実施形態の移乗支援装置と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態の移乗支援装置も、図9に示すように、検出部として回転センサ700が例えばハンドル部6の回転軸63に設けられている。回転センサ700は、検出したハンドル部6の位置データを制御部5に出力する。制御部5は、ハンドル部6の位置データに基づいて、操作部25からのロボットアーム部2の操作信号を制御する。つまり、制御部5は、ハンドル部6が第1身体保持具3に保持された被介護者の背後側に配置されていることを示す位置データが入力されると、ロボットアーム部2を傾動させる操作信号を規制する。詳細には、例えば台車部1からハンドル部6の回転軸63を通る垂直線に対して、ハンドル部6の回転角θが+方向の場合、制御部5は、ロボットアーム部2の全ての操作信号を有効として、当該操作信号に基づいて第1乃至第5モータ41、42、43、44、45を制御する。一方、ハンドル部6の回転角θが−方向の場合、制御部5は、ロボットアーム部2の全て(但し、ロボットアーム部2の操作により被介護者がハンドル部6に接触しなければ、操作信号の一部を制御しても良い。)の操作信号を無効とする。これにより、被介護者がハンドル部6内に存在する際に、介護者が誤ってロボットアーム部2を操作しようとしても、当該操作は無効とされ、被介護者がロボットアーム部2に接触することを防ぐことができる。そのため、移乗動作の安全性を向上させることができる。なお、回転センサ700としては、例えばエンコーダやポテンショメータ等が用いられる。但し、本実施形態でも、ハンドル部6の回転軸63を挟んで台車部1の前方及び後方に接触スイッチを配置して、当該接触スイッチからの信号に基づいて、ロボットアーム部2の操作を制御しても良い。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る移乗支援装置を説明する。この移乗支援装置は、ハンドル部6のグリップ部62が回転可能な構成とされている。但し、他の構成は上記第1実施形態の移乗支援装置と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態の移乗支援装置は、図13及び図14に示すように、グリップ部62が片側から回動部61に片持ち支持されている。すなわち、第1身体保持具3の左右いずれか一方に回動部61が回転可能に連結されている。回動部61の端部には、グリップ部62を台車部1の左右方向に回転可能にするべく、当該グリップ部62の端部がヒンジ機構などによって連結されている。つまり、グリップ部62は、回動部61との連結部において台車部1の左右方向に回転可能とされている。これにより、ハンドル部6を台車部1の前後方向に回転させる際には、グリップ部62を回転させて上下方向に立てた状態とすることができる。そして、介護者が移乗支援装置を操作する際には、グリップ部62を回転させて水平方向に寝かした状態とすることができる。そのため、ハンドル部6を台車部1の前後方向に回転させる際には、グリップ部62を立てた状態とすることができ、被介護者に干渉することがない。したがって、ハンドル部6の回動部61の長さを短くすることができ、移乗支援装置の小型化に寄与できる。
なお、本実施形態では、グリップ部62が片持ち支持されているが、両持ち支持された構成でも、略同様に実施できる。すなわち、図15に示すように、第1身体保持具3の左右両側に2本の回動部61が回転可能に連結されている。一方の回動部61の端部には、グリップ部62を台車部1の左右方向に回転可能とするべく、当該グリップ部62の端部がヒンジ機構などによって回転可能に連結されている。他方の回動部61の端部には、同じくグリップ部62を台車部1の左右方向に回転可能とするべく、当該グリップ部62の他端部が着脱可能に連結されている。つまり、グリップ部62は、一方の回動部61との連結部において当該回動部61との連結状態を解除可能とされ、他方の回動部61との連結部において台車部1の左右方向に回転可能とされている。これにより、図15に示す形態でも、ハンドル部6を台車部1の前後方向に回転させる際には、ハンドル部6を回転させて上下方向に立てた状態とすることができる。そして、介護者が移乗支援装置を操作する際には、グリップ部62を回転させて水平方向に寝かした状態とすることができる。そのため、ハンドル部6を台車部1の前後方向に回転させる際に、被介護者に干渉することがなく、ハンドル部6の回動部61の長さを短くすることができる。よって、移乗支援装置の小型化に寄与できる。また、介護者が移乗支援装置を操作する際には、グリップ部62の両端部が回動部61に支持された状態となるので、図13及び図14の形態に比べて、ハンドル部6の剛性を確保することができる。
ちなみに、グリップ部62を回動部61に対して着脱可能な構成とするには、例えば回動部61にグリップ部62の端部を嵌め込む凹み部を形成しておき、相互を連結状態とする際には当該凹み部にグリップ部62の端部を嵌め込み、相互の連結状態を解除する際には当該凹み部からグリップ部62の端部を引き抜く。但し、構成はこの限りでなく、要するにグリップ部62が回動部61に対して着脱可能な構成とされていれば良い。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態に係る移乗支援装置を説明する。この移乗支援装置は、図16に示すように、ハンドル部6に第1身体保持具3に保持された被介護者を後方から保持する第2身体保持具90が設けられている。但し、他の構成は上記第1実施形態の移乗支援装置と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態の移乗支援装置は、一方の回動部61に第2身体保持具90としてベルトの一端部が連結されている。当該ベルトの多端部には、自動車のシートベルトと同様に、雄型の着脱部材が連結されている。他方の回動部61には、当該雄型の着脱部材に対応する雌型の着脱部材が連結されている。この雄型の着脱部材と雌型の着脱部材とを連結して第2身体保持具90を成し、移乗支援装置を移動させる際に、被介護者が後方に落下しないように第2身体保持具90は当該被介護者を後方から保持する。そのため、移乗中に被介護者が誤って落下する恐れを低減することができ、安全性を向上させることができる。
<第6実施形態>
本発明の第6実施形態に係る移乗支援装置を説明する。この移乗支援装置は、ハンドル部6の高さを介護者の胸部の高さ近傍に保持することができる構成とされている。但し、他の構成は上記第1実施形態の移乗支援装置と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態の移乗支援装置は、図17に示すように、台車部1にハンドル部6の高さを規定する規定部100が設けられている。規定部100は、台車部1から支柱101が立設されており、当該支柱101の上端部にハンドル部6を支持させることで当該ハンドル部6の高さを規定する。これにより、操作性をさらに向上させることができる。
ちなみに、本実施形態の規定部100は、ハンドル部6を第1身体保持具3に保持された被介護者の前方側に配置した際に、当該ハンドル部6の高さを規定することができるように、台車部1に設けられているが、被介護者に干渉しないように当該被介護者の背面側にも設けても良い。
但し、ハンドル部6の回転軸63をアクチュエータ等の駆動装置によって駆動する構成とし、当該ハンドル部6の高さが所定の高さとなるように、当該駆動装置を制御部5によって制御しても良い。
以上、本発明に係る移乗支援装置の実施形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。例えば、上記実施形態では、ハンドル部6を第1身体保持具3に連結されているが、図18に示すように、ロボットアーム部2に回転可能に連結しても良い。
また、ハンドル部6は、図19に示すように、台車部1に連結部材110を介して回転可能に連結しても良い。図18及び図19の形態によれば、第2関節部52に作用する回転モーメントを軽減することができる。
さらに、上記各実施形態を組み合わせた構成としても良い。
1 台車部
2 ロボットアーム部、21〜23 第1アーム部〜第3アーム部、24 取付部
3 第1身体保持具
5 制御部
6 ハンドル部、61 回動部、62 グリップ部、63 回転軸
10 移乗支援装置、11 台車本体、11a 土台部
13 前方補助輪、14 後方補助輪
15 駆動車輪
18 駆動回路
25 操作部、25a 操作ハンドル、25b 操作スイッチ、25c 力センサ
31 胴体サポート部、32 下肢サポート部
41〜45 第1モータ(第1駆動部)〜第5モータ(第5駆動部)
16 第6モータ(第6駆動部)
51〜54 第1関節部〜第4関節部
71〜75 回転センサ
80 ベッド
90 第2身体保持具
100 規定部、101 支柱
110 連結部材
700 回転センサ
710 接触スイッチ

Claims (12)

  1. 移動可能な台車部と、
    前記台車部に対して一端が傾動自在に取り付けられたアーム部と、
    前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者を保持する第1身体保持具と、
    前記台車部及び前記アーム部を駆動させる複数の駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    前記台車部の前後方向に、前記第1身体保持具に保持された被介護者と干渉しないように回転可能なハンドル部と
    前記ハンドル部の位置を検出する検出部と、を備え、
    前記検出部は、検出した前記ハンドル部の位置データを前記制御部に出力し、前記制御部は、前記ハンドル部の位置データに基づいて、操作部からの前記台車部の操作信号を制御する移乗支援装置。
  2. 前記制御部は、前記ハンドル部を握る操作者の進行方向側に、前記台車部の移動方向を示す操作信号を規制することを特徴とする請求項に記載の移乗支援装置。
  3. 移動可能な台車部と、
    前記台車部に対して一端が傾動自在に取り付けられたアーム部と、
    前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者を保持する第1身体保持具と、
    前記台車部及び前記アーム部を駆動させる複数の駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    前記台車部の前後方向に、前記第1身体保持具に保持された被介護者と干渉しないように回転可能なハンドル部と
    前記ハンドル部の位置を検出する検出部と、を備え、
    前記検出部は、検出した前記ハンドル部の位置データを前記制御部に出力し、前記制御部は、前記ハンドル部の位置データに基づいて、操作部からの前記アーム部の操作信号を制御する移乗支援装置。
  4. 前記制御部は、前記ハンドル部が前記第1身体保持具に保持された被介護者側に配置されていることを示す位置データが入力されると、前記アーム部の傾動操作信号を規制することを特徴とする請求項に記載の移乗支援装置。
  5. 前記ハンドル部は、前記台車部の前後方向に回転可能な回動部と、前記回動部に連結されたグリップ部と、を備え、
    前記ハンドル部は、前記第1身体保持具に保持された被介護者を跨いで回転することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の移乗支援装置。
  6. 前記回動部の端部は、前記第1身体保持具に連結されていることを特徴とする請求項に記載の移乗支援装置。
  7. 前記回動部の端部は、前記アーム部に連結されていることを特徴とする請求項に記載の移乗支援装置。
  8. 前記回動部の端部は、前記台車部に連結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項に記載の移乗支援装置。
  9. 前記グリップ部は、片側から前記回動部によって片持ち支持されており、
    前記グリップ部は、前記回動部との連結部において前記台車部の左右方向に回転可能とされていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の移乗支援装置。
  10. 前記グリップ部は、両側から前記回動部によって両持ち支持されており、
    前記グリップ部は、一方の前記回動部との連結部において前記回動部との連結状態を解除可能とされ、他方の前記回動部との連結部において前記台車部の左右方向に回転可能とされていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の移乗支援装置。
  11. 前記回動部には、前記第1身体保持具に保持された被介護者を後方から保持する第2身体保持具が設けられていることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の移乗支援装置。
  12. 前記ハンドル部の高さを規定する規定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。
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