JP5195431B2 - 電話中継システムおよび電話中継装置ならびに電話中継方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電話中継システムおよび電話中継装置ならびに電話中継方法に関し、特に第三者通話制御、あるいは転送を行う電話中継システムおよび電話中継装置ならびに電話中継方法に関する。
発信者電話番号通知サービスによって発信者を識別し、あらかじめ登録されている転送先に着信転送する電話中継装置の発明が開示されている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1〜3に記載されているのはISDN(integrated services digital network )端末装置であるが、これらの端末装置のうち特許文献1および2に記載された装置は、着信時に、ISDN回線から送られてくる着信情報から発信者の電話番号を取り出し、発信者の電話番号に対する転送先が登録された転送先テーブルを参照して転送先を判別し、転送先に対して着信転送を行う。
また特許文献3に記載されたISDN端末装置は、同じく転送処理時に、発信者電話番号(発番)をサブアドレスに載せて転送先に通知する。
また、後述する電話中継装置で実行される処理(図1のステップS23〜S25)に関連する発明が非特許文献1に開示されている。
特開平03−029447号公報 特開平03−285440号公報 特開2000−049947号公報 J. Rosenberg et al., "Best Current Practices for Third Party Call Control (3pcc) in the Session Initiation Protocol (SIP) ", IETF RFC3725, Ericsson, April 2004, p. 1-31
特許文献1および2に記載された従来の技術の問題点は、電話に出る前に電話に出るか否かを判断する情報を得られない、ということである。その理由は、前述のISDN端末装置が転送処理を行う際の転送先に対して通知する発信者電話番号(発番)は、ISDN端末装置の固定的な番号であり、発信元の電話端末の番号ではないためである。
また、特許文献3に記載された従来の技術の問題点は、呼を受ける電話端末の側で、サブアドレスを認識する機能を持っていないと、発番を知りえない、ということである。
そこで本発明の目的は、サブアドレスを認識できない電話端末においても、電話に出るか否かを判断する情報を得ることが可能な電話中継システムおよび電話中継装置ならびに電話中継方法を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による電話中継システムは、第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継システムであって、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納手段と、前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納手段と、前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納手段と、前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御手段とを前記電話中継装置に含むことを特徴とする。
また本発明による電話中継装置は、第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継システムに用いられる前記電話中継装置であって、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納手段と、前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納手段と、前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納手段と、前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御手段とを含むことを特徴とする。
また本発明による電話中継方法は、第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継方法であって、前記電話中継装置には、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納部と、前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納部と、前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納部とが含まれ、前記電話中継装置は前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御ステップを含むことを特徴とする。
また本発明によるプログラムは、第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継方法のプログラムであって、前記電話中継装置には、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納部と、前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納部と、前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納部とが含まれ、前記電話中継装置に設けられ、前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
また本発明による他の電話中継装置は、電話網を介して複数の電話端末と接続された電話中継装置であって、利用者電話番号と代理電話番号の対応情報を格納する機能を有する利用者情報格納手段と、与えられた情報から通知電話番号を決定する規則を格納する機能を有する通知発番決定規則格納手段と、前記電話端末からの着信を受け付ける機能を有する電話着信手段と、前記電話着信手段が着信を受けた際に、前記利用者情報格納手段から前記着信を受けた電話番号を代理電話番号とする利用者電話番号を特定するとともに、前記着信で通知された発信元電話番号と前記通知発番決定規則格納手段に格納された規則とに基づいて、転送処理に利用する通知電話番号を決定し、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号に前記着信を転送する機能を有する転送手段と、を有することを特徴とする。
また本発明による他の電話中継装置は、電話網を介して複数の電話端末と接続された電話中継装置であって、利用者識別子と利用者電話番号の対応情報を格納する機能を有する利用者情報格納手段と、与えられた情報から通知電話番号を決定する規則を格納する機能を有する通知発番決定規則格納手段と、前記電話端末からの発信要求を受け付ける機能を有する発信要求受付手段と、前記発信要求受付手段が発信要求を受けた際に、前記利用者情報格納手段を用いて発信要求に含まれる利用者識別子から利用者電話番号を特定するとともに、前記発信要求に含まれる情報と前記通知発番決定規則格納手段に格納された規則とに基づいて通知電話番号を決定し、前記発信要求から決定される要求元の電話端末に電話発信するとともに、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号にも電話発信し、これら二つの通話を接続する機能を有する通話確立手段とを有することを特徴とする。
また本発明による他の電話中継装置は、電話網を介して複数の電話端末と接続された電話中継装置であって、利用者識別子と利用者電話番号と代理電話番号の対応情報を格納する機能を有する利用者情報格納手段と、与えられた情報から通知電話番号を決定する規則を格納する機能を有する通知発番決定規則格納手段と、電話番号と通知発番との対応情報を格納する機能を有する通知発番情報格納手段と、前記電話端末からの発信要求を受け付ける機能を有する発信要求受付手段と、前記発信要求受付手段が発信要求を受けた際に、前記利用者情報格納手段を用いて発信要求に含まれる利用者識別子から代理電話番号を特定するとともに、前記発信要求に含まれる情報と前記通知発番決定規則格納手段に格納された規則とに基づいて通知電話番号を決定し、前記発信要求から決定される要求元の電話端末の電話番号と前記通知電話番号の組を前記通知発番情報格納手段に格納し、前記代理電話番号を要求元の電話端末に通知する機能を有する通話受付手段と、前記要求元の電話端末からの着信を受け付ける機能を有する電話着信手段と、前記電話着信手段が着信を受けた際に、前記着信で通知された発信元電話番号をもとに前記通知発番情報格納手段を参照し、転送処理に利用する通知電話番号を決定し、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号に前記着信を転送する機能を有する転送手段とを有することを特徴とする。
また本発明による他の電話中継方法は、電話端末からの着信を受け付けるステップと、前記着信を受けた電話番号を代理電話番号とする利用者電話番号を特定するとともに、前記着信で通知された発信元電話番号を予め設定された規則とに基づいて、転送処理に利用する通知電話番号を決定するステップと、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号に前記着信を転送するステップとからなることを特徴とする。
また本発明による他の電話中継方法は、電話端末からの発信要求を受け付けるステップと、前記発信要求を受けた際に、前記発信要求に含まれる利用者識別子から利用者電話番号を特定するとともに、前記発信要求に含まれる情報と予め設定された規則とに基づいて通知電話番号を決定するステップと、前記発信要求から決定される要求元の電話端末に電話発信するとともに、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号にも電話発信し、これら二つの通話を接続する機能を有するステップとからなることを特徴とする。
また本発明による他の電話中継方法は、電話端末からの発信要求を受け付けるステップと、前記発信要求を受けた際に、前記発信要求に含まれる利用者識別子から代理電話番号を特定するとともに、前記発信要求に含まれる情報と予め設定された規則とに基づいて通知電話番号を決定し、前記発信要求から決定される要求元の電話端末の電話番号と前記通知電話番号の組を格納し、前記代理電話番号を要求元の電話端末に通知するステップと、前記要求元の電話端末からの着信を受け付けるステップと、前記着信で通知された発信元電話番号をもとに前記通知発番情報格納手段を参照し、転送処理に利用する通知電話番号を決定するステップと、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号に前記着信を転送するステップとからなることを特徴とする。
また本発明による他のプログラムは、電話端末からの着信あるいは発信要求を受け付ける電話中継装置に設けられるプログラムであって、コンピュータに、上記他の電話中継方法のいずれかに記載の処理を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
ここで、本発明の作用を述べる。本発明では電話中継装置が複数の発呼用電話番号(代理電話番号)を保有し、事前に定められた規則にしたがって着信側の電話端末に発呼するときの電話番号(利用者電話番号)を使い分けることにより、着信側の電話端末で、その電話中継装置経由の通話の種類を発信者電話番号(通知電話番号)により識別することができる。
本発明によれば、上記構成を含むため、サブアドレスを認識できない電話端末においても、電話に出るか否かを判断する情報を得ることが可能となる。
以下、本発明の最良の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の形態:図2は本発明に係る電話中継システムの第1の形態の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る電話中継システムの第1の形態は、プログラム制御により動作する電話中継装置100と、電話端末200および210と、これら電話端末200および210が接続する電話網50−1および50−2とを含んで構成される。なお、電話端末は電話網50に3台以上接続されていても良い。
電話中継装置100には、通話処理部110と、通話処理部110に呼制御の指示を与える呼制御部120と、呼制御部120が動作上必要な情報を格納および参照するための呼制御情報格納部130と、制御用プログラムが格納されるプログラム格納部150とが含まれる。
図3〜図5は、呼制御情報格納部130に格納される情報の例を示している。図3は呼制御情報格納部130に格納される利用者情報の一例を示す図である。図4は呼制御情報格納部130に格納される電番情報の一例を示す図である。図5は呼制御情報格納部130に格納される通知発番条件情報の一例を示す図である。図4の電番情報、図5の通知発番条件情報については、基本的には利用者識別子ごとに異なるものを用意するが、複数の利用者識別子に対して共通的な情報としても良い。
以下の説明において、電話端末200を発呼者側端末とし、電話端末210を着呼者側端末とする。
図3を参照すると、利用者情報は、利用者識別子と、利用者電話番号と、代理電話番号とを含んで構成される。利用者識別子(同図の例では“000001〜000003”)は着呼者側端末利用者の識別子、利用者電話番号(同図の例では“09012345678,09011111111,08022222222”)は着呼者側端末利用者の電話番号、代理電話番号(同図の例では“05011110001”〜“05011110003”)は電話中継装置100を発呼するための電話番号をそれぞれ示している。
また、利用者識別子“000001”と利用者電話番号“09012345678”と代理電話番号“05011110001”とが相互に関係付けられており、同様に利用者識別子“000002”と利用者電話番号“09011111111”と代理電話番号“05011110002”とが相互に関係付けられ、利用者識別子“000003”と利用者電話番号“08022222222”と代理電話番号“05011110003”とが相互に関係付けられている。
図4を参照すると、電番情報は、電番識別子と、通知電話番号とを含んで構成される。電番識別子(同図の例では“01”〜“03”)は電番識別符号であり、通知電話番号(同図の例では“05022220001”〜“05022220003”)は着呼者側端末に通知される発呼者の区別(属性情報や要求内容など)を示す情報である。したがって、通知電話番号は発呼者側端末(電話端末200)の電話番号を示すものではない。
図5に示す通知発番条件情報は、一例として利用者識別子“000001”に対応するものが示されている。このように通知発番条件情報は利用者識別子“000001”〜“000003”の各々に対応させて設けられる。
ここで、「発番」と表示しているのは発呼者側端末(電話端末200)の電話番号である。
一例として、発番が“09022222222”の場合は電番識別子“01”が対応する。同様に、発番が“09033333333”の場合は電番識別子“02”が対応し、発番が“044431で始まる番号”の場合は電番識別子“01”が対応し、発番が“033344で始まる番号”の場合は電番識別子“02”が対応し、発番が“発番通知なし”の場合は電番識別子“03”が対応し、発番が“それ以外”の場合は電番識別子“03”が対応する。
次に、図2および図6を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。図6は本発明に係る電話中継システムの第1の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、電話端末200が、電話中継装置100の持つ代理電話番号に対して発呼(音声通話発信)する。これを電話中継装置100の通話処理部110が受け付ける(図6のステップS11)。
次に、通話処理部110は電話をかけてきた電話端末200の発番情報を確認する(図6のステップS12)。この「発番情報」には電話端末200の電話番号が含まれる。
これらの情報を電話中継装置100の呼制御部120が受け取り、呼制御情報格納部130に格納している利用者情報を参照し、電話端末200から電話中継装置100に音声通話してきたときに用いた代理電話番号から、本通話に係る利用者識別子および利用者電話番号を特定するとともに、特定した利用者識別子に対応する通知発番条件情報を用いて、使用する電番識別子を確認した上で、電番情報を参照し、電番識別子から通知電話番号を特定する(図6のステップS13)。
最後に、呼制御部120が通話処理部110に指示することで、通話処理部110は、発番として前ステップで特定した通知電話番号を用いて、利用者電話番号に対して呼を転送する(図6のステップS14)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、発呼者側の電話端末200からの呼を電話中継装置100が一旦終端し、発呼者の区別にしたがって発番を定めた上で着呼側の電話端末210に対して再発呼するというように構成されているため、発呼者の区別( 属性情報や要求内容など) を発番により着呼側で確認できる。
また、本実施の形態では、さらに、発呼者側の電話端末200からの呼を電話中継装置100が一旦終端し、電話端末200の発番とは異なる番号で再発呼するというように構成されているため、発呼側の電話番号を着呼側に対して隠蔽できる。
第2の形態:次に、本発明の第2の形態について説明する。図7は本発明に係る電話中継システムの第2の形態の構成図である。なお、同図において図2と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
同図を参照すると、本発明に係る電話中継システムの第2の形態は、プログラム制御により動作する電話中継装置100と、電話端末200および210と、これら電話端末200および210が接続する電話網50−1および50−2と、電話端末200と電話中継装置100とを接続するネットワーク60とを含んで構成される。電話端末は電話網50に3台以上接続されていても良く、またネットワーク60にも複数接続されていても良い。
電話中継装置100には、通話処理部110と、通話処理部に呼制御の指示を与える呼制御部120と、呼制御部が動作上必要な情報を格納および参照するための呼制御情報格納部130と、制御用プログラムが格納されるプログラム格納部150と、電話端末200からの要求をネットワーク経由で受け付けるデータ通信処理部140とが含まれる。
本実施の形態では、呼制御情報格納部130に図3および図4に示す情報とともに図8に示す情報が格納される。図8は呼制御情報格納部130に格納される通知情報と通知発番の対応情報データの一例を示す図である。図4の電番情報と、後述する図1の通知情報および通知発番との対応情報については、基本的には利用者識別子ごとに異なるものを用意するが、複数の利用者識別子に対して共通的な情報としても良い。
次に、図1及び図7のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。図1は本発明に係る電話中継システムの第2の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、電話端末200が、ネットワーク60経由で電話中継装置100に対して、電番情報、通知属性情報、発呼先識別情報をパラメータ情報として持つ通話要求を行う。これを電話中継装置100のデータ通信処理部140が受け付ける(図1のステップS21)。
このとき、電話中継装置100のデータ通信処理部140は、電話端末200の要求から、要求元電番情報、通知属性、発呼先識別情報とともに通話要求を呼制御部120に渡す。
この通話要求を受けた呼制御部120は、発呼先識別情報から利用者電話番号を特定するとともに、呼制御情報格納部130に格納している通知属性と通知電番の対応情報(図8)から、利用する電番識別子を得、さらにその電番識別子を用いて呼制御情報格納部130に格納している電番情報を参照し、電番識別子から通知電話番号を特定する(図8のステップS22)。
そして、呼制御部120は、要求元電番情報と通知電話番号をパラメータとして、通話処理部110に通話指示を行う。
この指示を受けた通話処理部110は、まず要求元である電話端末200に発呼する(図1のステップS23)。
要求元の電話端末200が呼に応答すると、次に通話処理部110は、発番として前ステップで特定した通知電話番号を用いて、利用者電話番号を持つもう一つの電話端末210に対して呼を転送する(図8のステップS24)。
電話端末210が呼に応答すると、通話処理部110は、電話端末200の呼と電話端末210の呼の音声を接続し、両者の間で会話ができるようにする。(図8のステップS25)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、通話要求を行う電話端末200との間の呼を電話中継装置100が一旦終端し、発呼者の属性にしたがって発番を定めた上で着呼側の電話端末210に対して発呼するというように構成されているため、発呼者の区別(属性情報や要求内容など)を発番により着呼側で確認できる。
次に、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1実施例は前述の第1の形態をさらに具体的に述べた一例である。第1実施例では図2の構成図および図6のフローチャートを参照する。まず、電話端末200が、電話中継装置100の持つ代理電話番号に対して発呼(音声通話発信)する。これを通話処理部110が受け付ける(図6のステップS11)。
次に、通話処理部は電話をかけてきた電話端末200の発番情報を確認する(図6のステップS12)。
これらの情報を呼制御部120が受け取り、呼制御情報格納部130に格納している利用者情報を参照し、電話端末200から電話中継装置100に音声通話してきたときに用いた代理電話番号から、本通話に係る利用者識別子および利用者電話番号を特定するとともに、特定した利用者識別子に対応する通知発番条件情報を用いて、使用する電番識別子を確認した上で、電番情報を参照し、電番識別子から通知電話番号を特定する(図6のステップS13)。
本ステップにおいて、例えば、電話をかけてきた、すなわち発呼者の電話端末200の電話番号を“0444310000”とし、また発呼先の代理電話番号を“05011110001”であったとする。
このとき、呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している利用者情報(図3)を参照し、発呼先の代理電話番号から、今回処理する利用者識別子を取得する。図3の例に従えば、代理電話番号“05011110001”から、利用者識別子“000001”および利用者電話番号“09012345678”を得ることができる。
さらに、呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している通知発番条件情報(図5)を参照する。具体的には、利用者識別子“000001”に対する通知発番条件に、発呼者の電話端末200の電話番号“0444310000”を当てはめ、“発番が044431で始まる”に該当するため、使用する電話識別子として“01”を取得する。
その後、呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している電番情報(図4)を参照し、電話識別子“01”に対する通知電話番号“05022220001”を得る。
最後に、呼制御部120が通話処理部110に指示することで、通話処理部110は、発番として前ステップで特定した通知電話番号を用いて、利用者電話番号に対して呼を転送する(図6のステップS14)。
前ステップの例を用いると、結果として呼制御部120は、通話処理部110に対して、発番“05022220001”で利用者電話番号“09012345678”に対して発呼し、かつ、電話番号200からの呼を転送することとなる。
これをまとめると、電話番号“0444310000”の電話端末200から、電話番号“05011110001”に対して電話をかけると、電話番号“0901234578”の電話端末210に対しては、電話番号“05022220001”から電話がかかることになる。
この例では、一旦呼を終端してから別の呼を要求して転送する処理を通話処理部110が行うが、通話転送処理の具体的な動作について、SIP(session initiation protocol) を用いて実現した処理について説明する。図9はSIPを用いた通話転送処理の手順の一例を示すシーケンスチャートである。
まず、電話端末200が電話中継装置100に対して呼を発生する(図9の(1))。この呼は、電話中継装置100の通話処理部110が受け付けるが、その後、呼制御部120にて図6のステップS11からS14の処理が実施され、通話制御部110に対して、通知電話番号を用いて利用者電話番号への転送が指示される。
そして通話制御部110は、その利用者電話番号を持つ電話端末210に対して通知電話番号を用いて発呼する(図9の(2))。
そして電話端末210が着呼する(図9の(3))と、電話中継装置100の通話制御部100は電話端末200側を着呼し(図9の(4))、双方の電話端末に対して呼処理完了通知を発行する(図9の(5)および(6))。
これ以降、電話端末200および210間での音声通話が可能となる(図9の(7))。
なお、ここではSIPを用いたが、PSDN(public switched data network)網やISDN(integrated services digital network) 網など、他の電話交換網の機能を用いて実現してもかまわない。
第2実施例は前述の第1の形態をさらに具体的に述べた他の例である。前述の第1の形態の動作の中で、呼制御部120は、図6のステップS14において、呼制御情報格納部130に格納している通知発番条件情報を参照する際、ここで挙げた例では、通知電番の選択には発信元の電話番号情報のみを条件に当てはめて用いているが、電話網50において発信側電話端末200から他の付加情報(例えば、位置情報)を取得することが可能な場合には、それらの付加情報を通知発番の決定に用いてもよい。
加えて、電話網50から取得できる発信側電話端末200の情報を元に、外部の装置を用いて、さらに別の情報を取得して、それらも含めて通知発番の決定に用いても良い。その場合のシステム構成例を図10に示す。図10は本発明に係る電話中継システムの第2実施例の構成図である。なお、同図において図2と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
同図を参照すると、本発明に係る電話中継システムの第2実施例は、プログラム制御により動作する電話中継装置100と、電話端末200および210と、これら電話端末200および210が接続する電話網50−1および50−2と、判定用情報提供部500とを含んで構成される。
なお、電話中継装置100の構成は図2に示すものと同様なので、説明を省略する。判定用情報提供部500は電話中継装置100内の呼制御部120と接続される。電話端末は電話網50に3台以上接続されていても良い。
ここで判定用情報提供部500は、呼制御情報120から与えられた情報に関連する別の情報を提供する機能を持つものである。例えば、電話端末200の電話番号が与えられると、電話端末200の現在位置情報を提供する測位装置などがある。
この判定用情報提供部500を用いる場合、呼制御部120は、図6のステップS14において、呼制御情報格納部130に格納している通知発番条件情報を参照する前に、電話網50から取得できる発信側電話端末200の情報を判定用情報提供部500に与え、得られた情報も含めて、通知発番条件情報を参照することになる。
第3実施例は前述の第2の形態をさらに具体的に述べた一例である。第3実施例では図1のフローチャートおよび図7の構成図を参照する。
まず、電話端末200が、ネットワーク60経由で電話中継装置100に対して、電番情報、通知属性情報、発呼先識別情報をパラメータ情報として持つ通話要求を行う。これをデータ通信処理部140が受け付ける(図1のステップS21)。
このとき、データ通信処理部140は、電話端末200の要求から、要求元電番情報、通知属性、発呼先識別情報とともに通話要求を呼制御部120に渡す。
この通話要求を受けた呼制御部120は、発呼先識別情報から利用者電話番号を特定するとともに、呼制御情報格納部130に格納している通知属性と通知電番の対応情報(図8)から、利用する電番識別子を得、さらにその電番識別子を用いて呼制御情報格納部130に格納している電番情報を参照し、電番識別子から通知電話番号を特定する。(図1のステップS22)。
本ステップにおいて、例えば、要求者側の電話番号、すなわち要求元電話情報を“09099999999”、通知属性を「重要」、発呼先識別情報を“000002”とする。このとき、呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している利用者情報を参照し、発呼先識別情報と同じ利用者識別子を持つエントリを検索し、利用者電話番号を特定する。
図3の例に従えば、発呼先識別番号の値である“0000002”の利用者識別子を持つエントリから、利用者番号として“09011111111”を得ることができる。
さらに、呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している通知属性と通知電番の対応情報を参照し、与えられた通知属性情報に対応する使用する電番識別子を得る。
通知属性と通知電番の対応情報の例として、図8を想定した場合、通知属性「重要」に対する、電番識別子として“02”を得る。
そして、呼制御部120は、その電番識別子“02”を用いて呼制御情報格納部130に格納している電番情報(図4)を参照し、電番識別子から通知電話番号を特定する。
発呼先識別情報“000002”に適用される電番情報の例として図4を想定すると、電番識別子の値“02”により通知電話番号を検索し、“05022220002”を得ることができる。
そして、呼制御部120は、要求元電番情報と通知電話番号をパラメータとして、通話処理部110に通話指示を行う。
前ステップの例を用いると、結果として呼制御部120は、通話処理部110に対して、要求元の電話端末“09099999999”に対して発呼するとともに、発番“05022220002”で利用者電話番号“09011111111”に対して発呼し、双方の電話端末間での通話を可能とするように支持する。
この指示を受けた通話処理部110は、まず要求元である電話端末200に発呼する(図1のステップS23)。ここでの例では、“09099999999”の番号に発呼する。
ここで、要求元である電話端末200に対して発呼するときの電話番号は、電話中継装置100の持つ電話番号のうち任意のものが利用可能である。本番号は、固定でも良いし、利用者識別子ごとに変化させても良い。
要求元の電話端末200が呼に応答すると、次に通話処理部110は、発番として前ステップで特定した通知電話番号を用いて、利用者電話番号を持つもう一つの電話端末210に対して呼を転送する(図1のステップS24)。
これまでの例に基づくと、“09011111111”の番号を持つ電話端末210に対して、発番“05022220002”で発呼する。
電話端末210が呼に応答すると、通話処理部110は、電話端末200の呼と電話端末210の呼の音声を接続し、両者の間で会話ができるようにする(図1のステップS25)。
この図1のステップS23からS25の処理は、例えば、前述の非特許文献1に記載されている第三者通話制御方式を用いても実現できる。この第三者通話制御方式を用いた図1のステップS23〜S25の動作例を図11に示す。図11は第三者通話制御方式を用いた図1のステップS23〜S25の処理の手順の一例を示すシーケンスチャートである。
電話中継装置100の通話処理部110は、電話端末200および210間の通話を確立する指示を受けると、まず、図1ステップS23に従い、電話端末200に対して呼を発生する(図11の(1))。
電話端末200が、着呼する(図11の(2))と、図1ステップS24に従い、もう一方の電話端末210に対して通知電話番号を用いて呼を発生する(図11の(3))。
電話端末210も着呼する(図11の(4))と、図1ステップS25に従い、双方の電話端末に対して呼処理完了通知を発行する(図11の(5)および(6))。これ以降、電話端末200および210間での音声通話が可能となる(図11の(7))。
なお、図1のステップS23〜S25の処理は、電話端末200と電話端末210の間での通話が確立することと、電話端末210に通知される発番が図1ステップS22で特定した通知電話番号である、という条件が満たされれば、他の方法により実現しても良い。
なお、本実施例の動作の中で、呼制御部120は、図1のステップS22において、呼制御情報格納部130に格納している通知属性と通知電番の対応情報を参照する際、ここで挙げた例では、「緊急」「重要」「通常」など、重要さを指標とした情報を用いていたが、「家具売り場」「日用品売り場」など、場所に関連する情報や、「当日予約」「明日以降の予約」など時間に関連する情報などを自由に使ってよい。また、通知属性として、要求元電話端末200の電番情報を利用しても良い。
さらに、第2実施例と同様、発信側電話端末200から得た通知属性の情報を元に、外部の装置を用いて、さらに別の情報を取得して、それらも含めて通知発番の決定に用いても良い。
第4実施例は前述の第2の形態をさらに具体的に述べた他の例である。第4実施例では図7の構成図および図12のフローチャートを参照する。図12は本発明の第4実施例の動作を示すフローチャートである。
構成については、図7と同様であるが、呼制御情報格納部130の情報として、通知発番条件情報(図5)が追加される。
本実施例の動作であるが、要求者の電話端末200からの要求の取得方法については、図1ステップS21と同様であり、電話端末200が、ネットワーク60経由で電話中継装置100に対して、電番情報、通知属性情報、発呼先識別情報をパラメータ情報として持つ通話要求を行う。これをデータ通信処理部140が受け付ける(図12のステップS31)。
このとき、データ通信処理部140は、電話端末200の要求から、要求元電番情報、通知属性、発呼先識別情報とともに通話要求を呼制御部120に渡す。
この通話要求を受けた呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している通知属性と通知電番の対応情報(図8)から、利用する電番識別子を得、その電番識別子を用いて呼制御情報格納部130に格納している通知発番条件情報を更新する(図12のステップS32)。
本ステップにおいて、例えば、要求者側の電話番号、すなわち要求元電話情報を“09099999999”、通知属性を「通常」、発呼先識別情報を“000001”とする。このとき、呼制御部120は、呼制御情報格納部130に格納している通知属性と通知電番の対応情報を参照し、与えられた通知属性情報に対応する使用する電番識別子を得る。
通知属性と通知電番の対応情報の例として、図8を想定した場合、通知属性「通常」に対する、電番識別子として、“03”を得る。
そして、呼制御部120は、その電番識別子と発信元電話情報とを用いて呼制御情報格納部130に格納している通知発番条件情報を更新し、発信元電話情報からの呼に対して利用する電番識別子の内容を更新する。
発呼先識別情報(利用者識別子)“000001”に適用される電番情報の例として図5を想定すると、要求元電話情報である“09099999999”と電番識別子の値“03”を用いて、「発番が“09099999999”の場合は電番識別子は“03”」のルールを挿入する。
そして、呼制御部120は、電話中継装置100の電話番号を要求元の電話端末200に通知する(図12のステップS33)。
要求元の電話端末200に通知する電話番号は、呼制御情報格納部130に格納している利用者情報と、指定された発呼先識別情報から得られる代理電話番号を利用する。
本例では、発呼先識別情報が“000001”であるため、図3から代理電話番号“05011110001”を得る。よって、代理電話番号“05011110001”を、要求元の電話端末200に通知することとなる。
このあと、電話中継装置100の電話番号の通知を受けた電話端末200が、その番号に発呼すると、電話中継装置100に呼が到着するが、これ以降の動作は、図6に示す第1の形態の動作と同様であるため、その説明は省略する。
なお、上記動作例の図12のステップS33においては、電話中継装置100が通知する番号を、呼制御情報格納部130に格納している利用者情報から得ていたが、利用者識別子に関わらず共通の番号を用いても良い。その場合、呼制御情報格納部130に格納する通知発番条件情報も利用者識別子に関係なく共通のものとなる。
なお、第1の形態、第2の形態を通じて、受信側の電話端末210には、予め定めた条件に基づき選択された電話番号が発番として通知されることになる。したがって、例えば、予め電話機の電話帳において、通知電話番号と、その通知電話番号に対応する条件を「名前」として入力しておくことで、電話着信時に条件を確認することができる。
例えば、第2の形態の図1の例の場合、“05022220001”に対して「緊急」を、“05022220002”に対して「重要」を、“05022220003”に対して「通常」を、それぞれ名前として登録しておくと、電話端末の機能として着信時に名前を表示する機能を持っていた場合、発信元での通知属性に対応して「緊急」「重要」「通常」が電話端末画面上に表示されることになる。
同じように、通知属性を、場所に関連させて「家具売り場」「日用品売り場」などにしたり、時間に関連させて「当日予約」「明日以降の予約」などとすることもできる。
第5実施例は電話中継方法のプログラムに関するものである。前述のとおり、電話中継装置100はプログラム格納部150を含んでいる(図2、図7および図10参照)。このプログラム格納部150には図6、図1および図12にフローチャートで示す電話中継方法のプログラムが格納されている。
電話中継装置100内の図示しない制御部(コンピュータ)はプログラム格納部150から電話中継方法のプログラムを読み出し、そのプログラムにしたがって通話処理部110、呼制御部120、呼制御情報格納部130およびデータ通信処理部140を制御する。その制御の内容については既に述べたので、ここでの説明は省略する。
この出願は、2006年12月27日に出願された日本出願特願2006−350812を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明に係る電話中継システムの第2の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る電話中継システムの第1の形態の構成図である。 呼制御情報格納部130に格納される利用者情報の一例を示す図である。 呼制御情報格納部130に格納される電番情報の一例を示す図である。 呼制御情報格納部130に格納される通知発番条件情報の一例を示す図である。 本発明に係る電話中継システムの第1の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る電話中継システムの第2の形態の構成図である。 呼制御情報格納部130に格納される通知情報と通知発番の対応情報データの一例を示す図である。 SIPを用いた通話転送処理の手順の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明に係る電話中継システムの第2実施例の構成図である。 第三者通話制御方式を用いた図8のステップS23〜S25の処理の手順の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の第4実施例の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
50 電話網
60 ネットワーク
100 電話中継装置
110 通話処理部
120 呼制御部
130 呼制御情報格納部
140 データ通信処理部
150 プログラム格納部
200,210 電話端末
500 判定用情報提供部

Claims (15)

  1. 第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継システムであって、
    前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納手段と、
    前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納手段と、
    前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納手段と、
    前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御手段とを前記電話中継装置に含むことを特徴とする電話中継システム。
  2. 通知属性と前記電番識別子とを対応させた情報が格納される属性電番対応情報格納手段が含まれ、
    前記呼制御手段は、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に送信される前記通知属性および前記第1電話端末の電話番号ならびに前記利用者識別子を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送することを特徴とする請求項1記載の電話中継システム。
  3. 前記呼制御手段は、前記通知属性に対応する前記電番識別子と前記第1電話端末の電話番号とを用いて前記電番情報格納手段に格納される通知発番条件情報を更新することを特徴とする請求項2記載の電話中継システム。
  4. 第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継システムに用いられる前記電話中継装置であって、
    前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納手段と、
    前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納手段と、
    前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納手段と、
    前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御手段とを含むことを特徴とする電話中継装置。
  5. 通知属性と前記電番識別子とを対応させた情報が格納される属性電番対応情報格納手段が含まれ、
    前記呼制御手段は、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に送信される前記通知属性および前記第1電話端末の電話番号ならびに前記利用者識別子を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送することを特徴とする請求項4記載の電話中継装置。
  6. 前記呼制御手段は、前記通知属性に対応する前記電番識別子と前記第1電話端末の電話番号とを用いて前記電番情報格納手段に格納される通知発番条件情報を更新することを特徴とする請求項5記載の電話中継装置。
  7. 第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継方法であって、
    前記電話中継装置には、
    前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納部と、
    前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納部と、
    前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納部とが含まれ、
    前記電話中継装置は前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御ステップを含むことを特徴とする電話中継方法。
  8. 前記電話中継装置には、通知属性と前記電番識別子とを対応させた情報が格納される属性電番対応情報格納部が含まれ、
    前記呼制御ステップは、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に送信される前記通知属性および前記第1電話端末の電話番号ならびに前記利用者識別子を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送することを特徴とする請求項7記載の電話中継方法。
  9. 前記呼制御ステップは、前記通知属性に対応する前記電番識別子と前記第1電話端末の電話番号とを用いて前記電番情報格納部に格納される通知発番条件情報を更新することを特徴とする請求項8記載の電話中継方法。
  10. 第1電話端末からの発呼を電話中継装置が受け取り、その呼を第2電話端末へ転送する電話中継方法のプログラムであって、
    前記電話中継装置には、
    前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に用いる代理電話番号と、前記代理電話番号に対応して設けられる転送先の利用者識別子および利用者電話番号とが格納される利用者情報格納部と、
    前記利用者識別子に対応させて設けられ、第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に前記電話中継装置に送信される前記第1電話端末の電話番号と電番識別子とを対応させた情報が格納される通知発番情報格納部と、
    前記電番識別子と通知電話番号とを対応させた情報が格納される電番情報格納部とが含まれ、
    前記電話中継装置に設けられ、前記電話中継装置を発呼する際に用いられた代理電話番号を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送する呼制御ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 前記電話中継装置には、通知属性と前記電番識別子とを対応させた情報が格納される属性電番対応情報格納部が含まれ、
    前記呼制御ステップは、前記第1電話端末から前記電話中継装置を発呼する際に送信される前記通知属性および前記第1電話端末の電話番号ならびに前記利用者識別子を基に前記通知電話番号を特定し、前記通知電話番号を用いて前記利用者電話番号に対して呼を転送することを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 前記呼制御ステップは、前記通知属性に対応する前記電番識別子と前記第1電話端末の電話番号とを用いて前記電番情報格納部に格納される通知発番条件情報を更新することを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 電話網を介して複数の電話端末と接続された電話中継装置であって、
    利用者識別子と利用者電話番号と代理電話番号の対応情報を格納する機能を有する利用者情報格納手段と、
    与えられた情報から通知電話番号を決定する規則を格納する機能を有する通知発番決定規則格納手段と
    電話番号と通知発番との対応情報を格納する機能を有する通知発番情報格納手段と、
    前記電話端末からの発信要求を受け付ける機能を有する発信要求受付手段と、
    前記発信要求受付手段が発信要求を受けた際に、前記利用者情報格納手段を用いて発信要求に含まれる利用者識別子から代理電話番号を特定するとともに、前記発信要求に含まれる情報と前記通知発番決定規則格納手段に格納された規則とに基づいて通知電話番号を決定し、前記発信要求から決定される要求元の電話端末の電話番号と前記通知電話番号の組を前記通知発番情報格納手段に格納し、前記代理電話番号を要求元の電話端末に通知する機能を有する通話受付手段と、
    前記要求元の電話端末からの着信を受け付ける機能を有する電話着信手段と、
    前記電話着信手段が着信を受けた際に、前記着信で通知された発信元電話番号をもとに前記通知発番情報格納手段を参照し、転送処理に利用する通知電話番号を決定し、前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号に前記着信を転送する機能を有する転送手段と、
    を有することを特徴とする電話中継装置。
  14. 電話端末からの発信要求を受け付けるステップと、
    前記発信要求を受けた際に、前記発信要求に含まれる利用者識別子から代理電話番号を特定するとともに、前記発信要求に含まれる情報と予め設定された規則とに基づいて通知電話番号を決定し、前記発信要求から決定される要求元の電話端末の電話番号と前記通知電話番号の組を格納し、前記代理電話番号を要求元の電話端末に通知するステップと、
    前記要求元の電話端末からの着信を受け付けるステップと、
    前記着信で通知された発信元電話番号をもとに前記通知発番情報格納手段を参照し、転送処理に利用する通知電話番号を決定するステップと、
    前記通知電話番号を用いて、前記利用者電話番号に前記着信を転送するステップと、
    からなることを特徴とする電話中継方法。
  15. 電話端末からの着信あるいは発信要求を受け付ける電話中継装置に設けられるプログラムであって、
    コンピュータに、前記請求項13に記載の処理を実行させるためのプログラム。
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