JP5193633B2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ Download PDF

Info

Publication number
JP5193633B2
JP5193633B2 JP2008059550A JP2008059550A JP5193633B2 JP 5193633 B2 JP5193633 B2 JP 5193633B2 JP 2008059550 A JP2008059550 A JP 2008059550A JP 2008059550 A JP2008059550 A JP 2008059550A JP 5193633 B2 JP5193633 B2 JP 5193633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic pole
permanent magnet
moving direction
permanent magnets
length dimension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008059550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008253130A (ja
Inventor
玉▲棋▼ 唐
聡 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP2008059550A priority Critical patent/JP5193633B2/ja
Publication of JP2008253130A publication Critical patent/JP2008253130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5193633B2 publication Critical patent/JP5193633B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2213/00Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
    • H02K2213/03Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

本発明は、リニアモータに関するものである。
特開平11−308850号公報(特許文献1)には、固定子及び可動子の一方に配置された電機子と、固定子及び可動子の他方に配置された永久磁石磁極列とを具備し、固定子に対して可動子が往復運動を行うリニアモータが示されている、このリニアモータの電機子は、可動子の移動方向に並ぶ3個以上の磁極部を有する鉄心と、該鉄心の3個以上の磁極部にそれぞれ巻回された三相分の電機子巻線とを有している。永久磁石磁極列は、非磁性体のフレームと該フレームの貫通孔内に配置された複数の永久磁石とを有している。複数の永久磁石は、N極とS極とが交互に並ぶように移動方向に所定の間隔をあけて列を成すように並んでいる。永久磁石磁極列は、磁極部と所定の間隙をあけて対向している。このリニアモータでは、コギング力の低下を図るために、永久磁石磁極列の両端に位置する2つの永久磁石の移動方向の長さ寸法W1を、他の複数の永久磁石の移動方向の長さ寸法Wよりも短くしている。そして、永久磁石磁極列の両端に位置する2つの永久磁石の長さ寸法W1と他の複数の永久磁石の長さ寸法Wとの比W1/Wが0.5<W1/W<0.6と定められている。また、電機子の複数の磁極部の隣接する2つの磁極部の中心間のピッチ寸法をτsとし、永久磁石磁極列の両端に位置する2つの永久磁石の内の一つの永久磁石と該永久磁石に隣接する永久磁石の中心間のピッチ寸法をλ′とした場合に、ピッチ寸法λ′とピッチ寸法τsとの比λ′/τsが0.9<λ′/τs<1.0と定められている。
特開平11−308850号公報
しかしながら、従来のリニアモータでは、コギング力を十分に低下させることができなかった。
本発明の目的は、コギング力を十分に低下できるリニアモータを提供することにある。
本願発明が改良の対象とするリニアモータは、固定子及び可動子を有している。そして、固定子及び可動子の一方には、可動子の移動方向に並ぶ3個以上の磁極部を有する鉄心と、鉄心に巻回されて3個以上の磁極部を励磁する三相分の電機子巻線とを有する電機子が配置されている。固定子及び可動子の他方には、磁性材料から形成されたベースと、ベース上にN極とS極とが交互に並ぶように移動方向に所定の間隔をあけて列を成すように並んだ複数の永久磁石とを有し、複数の永久磁石が3個以上の磁極部と所定の間隙をあけて対向する永久磁石磁極列が配置されている。そして、永久磁石磁極列の両端に位置する2つの永久磁石の移動方向の長さ寸法W1が、他の複数の永久磁石の移動方向の長さ寸法Wよりも短く、且つ、毎極毎相スロット数が3/8になるように構成されている。ここで毎極毎相スロット数とは、電機子のスロット数を永久磁石磁極の極数と電機子巻線の相数とで割った値である。
本発明のリニアモータは、電機子の複数の磁極部の隣接する2つの磁極部の中心間のピッチ寸法をτsとした場合に、永久磁石の長さ寸法WをW=τsと定めており、また長さ寸法W1と長さ寸法Wとの比W1/Wが0.43<W1/W<0.49となるように構成されている。本願発明者は、鋭意研究の結果、本願発明が改良の対象とするリニアモータにおいて、W1/Wが0.43<W1/W<0.49となるように構成することにより、リニアモータのコギング力を、実用上、障害とならない範囲まで低下できることを見出した。これは、W1/Wをこのような範囲にすることにより、各々の永久磁石の配置によるコギング力を効果的に打ち消すことができるためであると考えられる。W1/Wが0.43以下の場合及びW1/Wが0.49以上の場合のいずれの場合でも、コギング力は実用上問題となる値を超えて大きくなる。本発明は、W1/Wの値が、前述の範囲内にあるときに、コギング力が極小値を持つことを見出しことを基礎とするものである。
永久磁石磁極列が複数で、複数の永久磁石磁極列の両端の一方に位置する複数の永久磁石がそれぞれ異なる移動方向の長さ寸法を有し、その移動方向の長さ寸法の平均長さ寸法がW10であり、複数の永久磁石磁極列の両端の他方に位置する複数の永久磁石がそれぞれ異なる移動方向の長さ寸法を有し、その移動方向の長さ寸法の均長さ寸法がW20である場合、平均長さ寸法W10と長さ寸法Wとの比W10/Wが、0.43<W10/W<0.49となり、平均長さ寸法W20と長さ寸法Wとの比W20/Wが、0.43<W20/W<0.49となるように構成することができる。このような数値範囲であれば、本発明は適用可能である。
複数の永久磁石の隣接する2つの永久磁石の間とベースとの間に形成されたスペースには、該スペースを形成するために非磁性材料から形成されたスペーサを配置するのが好ましい。このようにすれば、スペーサの存在により、隣接する2つの永久磁石の短絡を防止することができる。
スペーサを線材を切断して形成すれば、既存の線材を用いることにより、低コストでスペーサを形成することができる。
永久磁石磁極列を可動子に配置し、電機子を固定子に配置する場合には、ベースを筒形状または円柱形状に形成し、複数の永久磁石をベースの内周面に固定する。そして、固定子の一部を可動子の内部に配置する。また、電機子は、移動方向の両端を固定子取付具を介して基台に固定する。可動子には、ガイドブロックを固定し、ガイドブロックは、基台に配置されたガイドレールに慴動自在に支持する。そして、ガイドブロックがガイドレール上をスライドして、可動子が固定子に対して移動方向に移動し得るように構成することができる。このようにすれば、単純な構造で可動子を固定子に対して移動させることができる。
本発明によれば、永久磁石の長さ寸法WをW=τsと定め、永久磁石磁極列の両端に位置する2つの永久磁石の前記長さ寸法W1と他の複数の永久磁石の前記長さ寸法Wとの比W1/Wが0.43<W1/W<0.49とすることにより、各々の永久磁石の配置によるコギング力を効果的に打ち消すことができるため、リニアモータのコギング力を十分に低下させることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、シリンダ型リニアモータに適用した本発明の一実施の形態のリニアモータの断面図である。図1に示すように、本例のリニアモータは、固定子1と可動子3とを有している。固定子1は、鉄心5と複数の電機子巻線7とを有する電機子9を具備している。鉄心5は、円筒状のヨーク5aとヨーク5aから延びる複数の磁極部5bとを有している。複数の電機子巻線7は、隣接する2つの磁極部5bの間の円環状のスロットにインシュレータを介して周方向に巻回されて配置されている。複数の電機子巻線7には、3相の電流が流れている。本例では、U相、−U相、U相、V相、−V相、V相、W相、−W相、W相の順で複数の電機子巻線7は並んでいる。電機子からの磁束の流れについては、特開平11−332211号公報等に詳しく説明されている。
また、円筒状のヨーク5aの内部には、銅製のタンク6aが配置されている。銅製のタンク6aには、供給管6bを通して冷却水が供給され、排出管6cを通して冷却水が排出される。これにより、銅製のタンク6a内に冷却水が循環して電機子9は冷却される。
可動子3は、珪素鋼等の軟磁性体からなる円筒形のベース11と該ベース11の片面となる内周面に取り付けられた複数(本例では9個)の永久磁石P1〜P9とを有する永久磁石磁極列15を具備している。永久磁石P1〜P9と複数の磁極部5bとが対向するように、電機子9の一部は、円筒形の永久磁石磁極列15の内部に配置されている。そして、可動子3は、鉄心5のヨーク5aが延びる方向(矢印D1に示す移動方向)に往復運動を行う。永久磁石磁極列15の永久磁石P1〜P9は、第1乃至第Mの永久磁石(Mは4以上の自然数:本例では9)P1〜P9が、N極とS極とが交互に並び且つ移動方向に向かって所定の間隔をあけて列をなすように構成されている。第1乃至第9の永久磁石P1〜P9は、それぞれ円筒形の永久磁石によって構成されている。このため、第1〜第9(第M)の永久磁石P1〜P9の外郭形状は、それぞれリング状をなしている。本例のリニアモータは、永久磁石の数は9であるが、第1及び第9の永久磁石P1,P9は、その他の永久磁石の半分以下の長さ寸法であるため、2つ永久磁石で1つの極数と算出する。その結果、永久磁石磁極の極数は8になる。また、永久磁石磁極列15と対向する部分の電機子9のスロット数は9である。また、前述したように、複数の電機子巻線7には、三相の電流が流れている。そのため、本例のリニアモータの毎極毎相スロット数は、3/8となる。
本例のリニアモータの鉄心5は、移動方向D1の両端が固定子取付具17A,17Bにそれぞれ取付けられている。固定子取付具17A,17Bは、基台19に固定されている。また、可動子3の下部には、ガイドブロック21が固定されている。ガイドブロック21は、基台19上に配置されたガイドレール23に慴動自在に支持されている。このような構成により、ガイドブロック21がガイドレール23上をスライドして、可動子3は、固定子1に対して移動方向D1に移動し得る。
図2の部分拡大図に示すように、9個(M個)の永久磁石P1〜P9のうち、永久磁石磁極列15の両端に位置する第1の永久磁石P1及び第9(第M)の永久磁石P9を除く他の複数の永久磁石(移動方向の中央に位置する永久磁石)P2〜P8(以下、中央永久磁石P2〜P8という)は、可動子の移動方向D1の長さ寸法がいずれも同じ長さ寸法Wを有している。また、永久磁石磁極列15の両端に位置する2つの永久磁石P1,P9(以下、端部永久磁石P1,P9という)の移動方向D1の長さ寸法は、いずれも同じ長さ寸法W1を有しており、中央永久磁石P2〜P8の移動方向の長さ寸法Wよりも短かい。なお、図2では、第5〜第9の永久磁石P5〜P9は、省略されている。そして、電機子9の複数の磁極部5bの隣接する2つの磁極部5bの中心間のピッチ寸法をτsとした場合に、ピッチ寸法τsと中央永久磁石P2〜P8の長さ寸法Wは、等しい関係(W=τs)を有している。そして、端部永久磁石P1,P9の長さ寸法W1と中央永久磁石P2〜P8の長さ寸法Wとの比W1/Wは、0.43<W1/W<0.49となっている。また、端部永久磁石P1,P9のそれぞれと隣り合う他の中央永久磁石P2,P8との間の間隔dとし、中央永久磁石P2〜P8の隣り合う二つの永久磁石の間の中心間のピッチ寸法をτpとした場合に、間隔dと端部永久磁石P1,P9の長さ寸法W1の加算値(d+W1)とピッチ寸法τpとの比(d+W1)/τpが、0.6<(d+W1)/τp<0.66となっている。
次に、本例のリニアモータのW1/Wの値を種々に変えて、W1/Wとコギング力との関係を調べた。本試験に用いたリニアモータは、長さ寸法Wとピッチ寸法τsはいずれも12mmであり、間隔dは3mmであり、ピッチ寸法τpは13.5mmであり、永久磁石P1〜P9の厚み寸法は4mmである。そして、長さ寸法W1を変化させることによりW1/Wの値を種々に変えた。図3はその測定結果を示している。図3より、W1/Wの範囲が0.43<W1/W<0.49において、コギング力を小さくできるのが分かる。
次に、W1/Wが0.45の本例(本実施例)のリニアモータと、W1/Wが0.54の比較例のリニアモータとを用いて、可動子の変位とコギング力との関係を調べた。本例及び比較例のリニアモータは、長さ寸法Wはいずれも12mmであり、長さ寸法W1が異なっている。図4はその測定結果を示している。図4より、本例のリニアモータは、比較例のリニアモータに比べて、可動子の変位に対するコギング力の変化が小さいのが分かる。
図5は、本発明の他の実施の形態のリニアモータの永久磁石磁極列115を示している。本例のリニアモータでは、永久磁石は円弧形状を有しており、8つの永久磁石磁極列115を有している。図5は、8つの永久磁石磁極列115のうち半部(4つ)を展開した状態を示す平面図である。本例のリニアモータでは、図5に示す4つの永久磁石磁極列115と同じ4つの永久磁石磁極列をもう一つ有していることになる。図5に示すように、8つの永久磁石磁極列115の両端に位置する永久磁石P11〜P14及びP21〜P24を除く他の中央永久磁石PCは、いずれも同じ移動方向D1の長さ寸法Wを有している。
8つの永久磁石磁極列115の両端の一方に位置する永久磁石P11〜P14のそれぞれの移動方向D1の長さ寸法W11〜W14は異なっており、いずれも中央永久磁石PCの移動方向の長さ寸法Wよりも短かい。そして、永久磁石P11〜P14のそれぞれの長さ寸法W11〜W14の平均長さ寸法W10と中央永久磁石PCの長さ寸法Wとの比W10/Wは、0.43<W10/W<0.49となっている。また、8つの永久磁石磁極列115の両端の他方に位置する第9(第M)の永久磁石P21〜P24のそれぞれの移動方向D1の長さ寸法W21〜W24は異なっており、いずれも中央永久磁石PCの移動方向の長さ寸法Wよりも短かい。そして、永久磁石P21〜P24のそれぞれの長さ寸法W21〜W24の平均長さ寸法W20と中央永久磁石P2〜P8の長さ寸法Wとの比W20/Wは、0.43<W2/W<0.49となっている。
そして図5の例でも、隣り合う中央永久磁石間PC間の間隔は等しい。また端部永久磁石P11〜P14のそれぞれと隣り合う他の中央永久磁石PCとの間の間隔及び端部永久磁石P21〜P24のそれぞれと隣り合う他の中央永久磁石PCとの間の間隔は以下のように定めることができる。すなわち、この間隔を前述の実施の形態と同様にdとする。また中央永久磁石PCの隣り合う二つの永久磁石の間の中心間のピッチ寸法をτpとする。さらに端部永久磁石P11〜P14の長さ寸法W11〜W14の平均値W10または端部永久磁石P21〜P24の長さ寸法W21〜W24の平均値をW20とする。このように定義した場合、間隔dと4つの端部永久磁石の長さ寸法の平均値W10またはW20の加算値(d+W10)または(d+W20)と、ピッチ寸法τpとの比(d+W10)/τpまたは(d+W20)/τpが、0.6<(d+W0)/τpまたは(d+W20)/τp<0.66となるようにdを定めることができる。
本例のリニアモータにおいても、図4の測定結果と同様の結果を得ることができた。
図6は、本発明のさらに他の実施の形態のリニアモータの部分拡大図である。本例のリニアモータでは、複数の永久磁石P1〜P9の隣接する2つの永久磁石の間とベース11との間に形成されたスペース200にスペーサ201が配置されており、その他は、図2に示すリニアモータと同じ構造を有している。スペーサ201は、スペース200の幅寸法に等しい直径寸法を有する非磁性材料のアルミ線が切断されて形成されている。
本発明の一実施の形態のリニアモータの断面図である。 図1の部分拡大図である。 試験に用いたリニアモータのW1/Wとコギング力との関係を示す図である。 W1/Wの値が異なる本例(本実施例)のリニアモータと比較例のリニアモータとの可動子の変位とコギング力との関係を示す図である。 本発明の他の実施の形態のリニアモータの8つの永久磁石列のうち半部(4つ)を展開した状態を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施の形態のリニアモータの部分拡大図である。
1 固定子
3 可動子
5 鉄心
5b 磁極部
9 電機子
11 ベース
15 永久磁石磁極列
P1〜P9 第1乃至第9の永久磁石

Claims (5)

  1. 固定子及び可動子を有し、
    前記固定子及び可動子の一方には、前記可動子の移動方向に並ぶ3個以上の磁極部を有する鉄心と、前記鉄心に巻回されて前記3個以上の磁極部を励磁する三相分の電機子巻線とを有する電機子が配置されており、
    前記固定子及び可動子の他方には、磁性材料から形成されたベースと、前記ベース上にN極とS極とが交互に並ぶように前記移動方向に所定の間隔をあけて列を成すように並んで配置された複数の永久磁石とを有し、前記複数の永久磁石が前記3個以上の磁極部と所定の間隙をあけて対向する永久磁石磁極列が配置されており、
    前記永久磁石磁極列の両端に位置する2つの前記永久磁石の前記移動方向の長さ寸法W1が、他の複数の前記永久磁石の前記移動方向の長さ寸法Wよりも短く、且つ、
    毎極毎相スロット数が3/8になるように構成されたリニアモータであって、
    前記電機子の前記複数の磁極部の隣接する2つの磁極部の中心間のピッチ寸法をτsとした場合に、前記永久磁石の長さ寸法WをW=τsと定め、
    前記長さ寸法W1と前記長さ寸法Wとの比W1/Wが、0.43<W1/W<0.49となるように構成されていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 固定子及び可動子を有し、
    前記固定子及び可動子の一方には、前記可動子の移動方向に並ぶ3個以上の磁極部を有する鉄心と、前記鉄心に巻回されて前記3個以上の磁極部を励磁する三相分の電機子巻線とを有する電機子が配置されており、
    前記固定子及び可動子の他方には、磁性材料から形成されたベースと、前記ベース上にN極とS極とが交互に並ぶように前記移動方向に所定の間隔をあけて列を成すように並んで配置された複数の永久磁石とを有し、前記複数の永久磁石が前記3個以上の磁極部と所定の間隙をあけて対向する複数の永久磁石磁極列が配置されており、
    前記複数の永久磁石磁極列の両端の一方に位置する複数の前記永久磁石がそれぞれ異なる前記移動方向の長さ寸法を有し、その前記移動方向の長さ寸法の平均長さ寸法がW10であり、
    前記複数の永久磁石磁極列の両端の他方に位置する複数の前記永久磁石がそれぞれ異なる前記移動方向の長さ寸法を有し、その前記移動方向の長さ寸法の均長さ寸法がW20であり、
    前記平均長さ寸法W10及び前記平均長さ寸法W20が他の複数の前記永久磁石の前記移動方向の長さ寸法Wよりも短く、且つ、
    毎極毎相スロット数が3/8になるように構成されたリニアモータであって、
    前記電機子の前記複数の磁極部の隣接する2つの磁極部の中心間のピッチ寸法をτsとした場合に、前記永久磁石の長さ寸法WをW=τsと定め、
    前記平均長さ寸法W10と前記長さ寸法Wとの比W10/Wが、0.43<W10/W<0.49となり、
    前記平均長さ寸法W20と前記長さ寸法Wとの比W20/Wが、0.43<W20/W<0.49となるように構成されていることを特徴とするリニアモータ。
  3. 前記複数の永久磁石の隣接する2つの永久磁石の間には、スペースを形成するために非磁性材料から形成されたスペーサが配置されている請求項1または2に記載のリニアモータ。
  4. 前記スペーサが線材を切断して形成されている請求項3に記載のリニアモータ。
  5. 前記永久磁石磁極列が前記可動子に配置され、
    前記ベースは筒形状または円柱形状を有しており、
    前記複数の永久磁石は前記ベースの内周面に固定されており、
    前記電機子が前記固定子に配置され、
    前記固定子の一部は、前記可動子の内部に配置されており、
    前記電機子は、前記移動方向の両端が固定子取付具を介して基台に固定されており、
    前記可動子には、ガイドブロックが固定されており、
    前記ガイドブロックは、前記基台に配置されたガイドレールに慴動自在に支持されており、
    前記ガイドブロックが前記ガイドレールをスライドして、前記可動子が前記固定子に対して前記移動方向に移動し得る請求項1または2に記載のリニアモータ。
JP2008059550A 2007-03-08 2008-03-10 リニアモータ Expired - Fee Related JP5193633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008059550A JP5193633B2 (ja) 2007-03-08 2008-03-10 リニアモータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007058754 2007-03-08
JP2007058754 2007-03-08
JP2008059550A JP5193633B2 (ja) 2007-03-08 2008-03-10 リニアモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008253130A JP2008253130A (ja) 2008-10-16
JP5193633B2 true JP5193633B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=39531406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008059550A Expired - Fee Related JP5193633B2 (ja) 2007-03-08 2008-03-10 リニアモータ

Country Status (6)

Country Link
US (2) US7701093B2 (ja)
EP (1) EP1968175A3 (ja)
JP (1) JP5193633B2 (ja)
KR (1) KR101406832B1 (ja)
CN (1) CN101286687B (ja)
TW (1) TWI411199B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1968175A3 (en) * 2007-03-08 2015-10-28 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear motor with reduced cogging
CN102246401B (zh) * 2008-12-10 2015-10-21 株式会社日立制作所 推力产生机构、驱动装置、xy工作台以及xyz工作台
JP5348476B2 (ja) * 2009-03-03 2013-11-20 株式会社安川電機 リニアモータ、リニアモータの電機子、リニアモータの電機子の製造方法
JP5288332B2 (ja) * 2009-03-09 2013-09-11 株式会社安川電機 リニアモータ、およびリニアモータの電機子
JP5760316B2 (ja) * 2010-01-14 2015-08-05 スミダコーポレーション株式会社 振動型電磁発電機
US8662029B2 (en) 2010-11-23 2014-03-04 Etagen, Inc. High-efficiency linear combustion engine
TWI395888B (zh) * 2010-12-30 2013-05-11 Automotive Res & Testing Ct Automotive linear actuators
US8604647B2 (en) 2011-03-21 2013-12-10 Automotive Research & Testing Center Linear actuating device for vehicle use
JP5438159B2 (ja) * 2012-03-19 2014-03-12 ファナック株式会社 磁石の位置ずれ防止作用を有するリニアモータ用磁石板
KR101191328B1 (ko) * 2012-05-24 2012-10-16 주식회사 대곤코퍼레이션 선형 모터
JP2015061464A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社東芝 永久磁石回転電機、および、風力発電システム
JP2015089189A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社安川電機 リニアモータ
JP7240569B2 (ja) * 2017-11-24 2023-03-16 Kyb株式会社 筒型リニアモータ
WO2019102761A1 (ja) 2017-11-24 2019-05-31 Kyb株式会社 筒型リニアモータ
WO2020023682A1 (en) * 2018-07-24 2020-01-30 Etagen, Inc. Linear electromagnetic machine

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4396966A (en) * 1980-12-31 1983-08-02 International Business Machines Corporation Low mass actuator system for magnetic recording disks with half strength end poles
JPH0635659Y2 (ja) * 1988-04-20 1994-09-14 旭化成工業株式会社 可動磁石形リニア直流モータ
US5196745A (en) * 1991-08-16 1993-03-23 Massachusetts Institute Of Technology Magnetic positioning device
JPH0638502A (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 Hitachi Metals Ltd 磁気回路
JPH06245480A (ja) * 1993-02-16 1994-09-02 Fuji Electric Co Ltd リニア同期モータ
JP3944808B2 (ja) * 1998-04-22 2007-07-18 株式会社安川電機 リニアモータ
JPH11332211A (ja) 1998-05-13 1999-11-30 Sanyo Denki Co Ltd シリンダ形リニア同期モータ
DE10118420B4 (de) * 2001-04-12 2004-04-22 Karl Hehl Antriebseinheit für eine Maschine
JP2003018818A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Tamagawa Seiki Co Ltd リニアモータ
AU2002347782A1 (en) * 2001-10-01 2003-04-14 Magnemotion, Inc. Synchronous machine design and manufacturing
JP2003116261A (ja) 2001-10-05 2003-04-18 Canon Inc リニアモータ、ステージ装置及び露光装置
JP3736466B2 (ja) 2002-02-07 2006-01-18 株式会社デンソー 磁石発電機
JP2004289895A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Tamagawa Seiki Co Ltd リニアモータ
US6949846B2 (en) * 2003-08-29 2005-09-27 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear motor with reduced cogging force
JP2005150305A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Smc Corp 電磁アクチュエータ
JP2006025476A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Fanuc Ltd 直線駆動装置
JP2006074882A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Oriental Motor Co Ltd シリンダ形リニアモータの移動子
JP4979256B2 (ja) * 2006-04-05 2012-07-18 山洋電気株式会社 リニアモータ
EP1968175A3 (en) * 2007-03-08 2015-10-28 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear motor with reduced cogging

Also Published As

Publication number Publication date
CN101286687B (zh) 2012-07-18
US20090302692A1 (en) 2009-12-10
EP1968175A3 (en) 2015-10-28
US7839030B2 (en) 2010-11-23
US7701093B2 (en) 2010-04-20
KR101406832B1 (ko) 2014-06-13
EP1968175A2 (en) 2008-09-10
TWI411199B (zh) 2013-10-01
CN101286687A (zh) 2008-10-15
JP2008253130A (ja) 2008-10-16
TW200901605A (en) 2009-01-01
US20080218005A1 (en) 2008-09-11
KR20080082512A (ko) 2008-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5193633B2 (ja) リニアモータ
JP5484861B2 (ja) リニアモータ
US7696654B2 (en) Linear motor not requiring yoke
US20030098620A1 (en) Permanent magnet synchronous linear motor
JP4775760B2 (ja) シリンダ形リニアモータおよびそのガイド装置
CN107615630B (zh) 电枢铁心、电枢及线性电动机
JP6405748B2 (ja) 回転電機
KR101048055B1 (ko) 코어에 슬릿을 형성한 횡자속 전기기기
JP2008295245A (ja) 交流モータ
JP2004297977A (ja) リニアモータ
JP4522192B2 (ja) リニアモータ
JP4089597B2 (ja) リニアモータ及びxyステージ
KR20160091057A (ko) 전자 유도 장치
JP2019161828A (ja) 回転電機
JP2007116801A (ja) 回転電機
JP2002034230A (ja) リニアモータの電機子
JP2003134791A (ja) 永久磁石形同期リニアモータ
JP2015089189A (ja) リニアモータ
JP2007209175A (ja) 三相リニアモータ
JP4475059B2 (ja) リニア電動機
JP2009194991A (ja) リニアモータとアクチュエータ
JP2006109639A (ja) パルスモータ
JP2007209174A (ja) 三相リニアモータ
JP2012060853A (ja) 2自由度アクチュエータ
JP2005176506A (ja) リニアモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees