JP5165883B2 - 超音波モータ及びこれを用いた電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性体の超音波振動を駆動源とした超音波モータに係わり、特にカテーテル等の小型な電子機器に搭載可能な超音波モータに関する。
弾性体の超音波振動を駆動源とした超音波モータは、電磁型のモータにはない様々な優れた特徴を生かして、カメラのオートフォーカス機構の駆動源をはじめとした電子機器の他、電磁場環境下に曝される医療機器等様々な分野での採用が進んでいる。また、小型化が容易であり形状の自由度が高いことから新しいタイプの超音波モータの研究開発も盛んに行われている。
この新しいタイプの超音波モータの中でも、コイル状のステータに音響動波路を通じて超音波振動を伝送し、ステータに近接して配置した移動体を駆動するタイプの超音波モータ(特許文献1)は、小径化が可能であるとともに離れた場所からのエネルギ供給が可能なことから、人体内における血管等の極めて細い個所に挿入可能なカテーテル等への応用が期待されている。
WO2005/114824号公報
しかしながら、コイル状のステータに音響動波路を通じて超音波振動を伝送し、ステータに近接して配置した移動体を駆動するタイプの超音波モータは、音響動波路から伝送された超音波振動が以下の理由により減衰してしまったり、反射波の影響を受けるため移動体を効率良く駆動することが出来なかった。
1)音響動波路となるワイヤーが他の部材と接触することにより振動が減衰する。
2)音響動波路を通じて伝送された振動がステータ(コイル状)との境界で反射してし まう。
3)ステータまで伝送された振動がステータの端部で反射され、ステータに伝送される 振動と混在してしまう。
また、駆動中にステータを構成するコイルの形状が変化してしまい超音波モータの出力 が安定化しなかった。
本発明の目的は、構造が簡単でありながらも高出力で、信頼性に富んだ超音波モータを得ることにある。
そこで、上記課題を解決する為に本発明の超音波モータは、一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、ステータと接する移動体と、移動体の回転を案内する案内部材と、ワイヤーの周囲を覆う弾性部材と、を有する構造とする。
これによれば、ワイヤーが他の部材と接触してもステータに伝送される振動の減衰を抑えることが出来るため、使用状態によらず超音波モータの出力は安定する。
また、一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、ステータと接する移動体と、移動体の回転を案内する案内部材と、案内部材に設けられワイヤーの一部を固定する固定部と、を有する構造とする。
これによれば、駆動中にステータを構成するコイルの形状が安定に保たれるため超音波モータの出力は安定する。
また、一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、ステータと接する移動体と、移動体の回転を案内する案内部材と、ステータの端部に設けられた吸振部材と、を有する構造としても良い。
これによれば、ステータに伝送された振動がステータの端部で反射されることを防止できるから、超音波モータの効率は向上する。
上記発明において、吸振部材は移動規制部材としても良い。これによれば部品点数の削減が可能となり、より小型な超音波モータが実現できる。
また、一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、ステータと接する移動体と、移動体の回転を案内する案内部材と、ステータを構成するコイルの形状とは異なる形状からなりステータに連続して設けられた第二のコイル部と、を有する構造としても良い。
また上記発明において、第二のコイル部の外径はステータの外径よりも小さくしても良い。そして第二のコイル部の外径はステータに近いほど大きくしても良い。
また上記発明において、第二のコイル部のコイルピッチはステータのコイルピッチよりも大きくしても良い。そして第二のコイル部のコイルピッチはステータに近いほど小さくしても良い。
上記発明において、第二のコイル部をステータと振動発生装置の間に設ければ、振動発生装置から伝送される振動をステータの端部で減衰させずにスムーズにステータに伝えることが可能となる。また、第二のコイル部をステータの端面(振動発生装置とは反対側)に設ければ、振動発生装置からステータに伝送された振動は第二のコイル部で減衰させることができるからステータの端部での反射を防止することが出来る。
本発明によれば、極めて小型で高出力な超音波モータを簡単な構造で得ることができるとともに超音波モータの性能安定性を向上させることが出来る。これらにより、極めて小型で高い信頼性を要求される電子機器への応用が可能になる。
以下、図面を基にして本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1(a),(b)を基にして本発明の実施の形態1の超音波モータ100の構造、駆動原理について説明する。本発明の超音波モータ100は、コイル形状のステータ1aを一端に備えたワイヤー1と、ワイヤー1の他端に設けられた振動源となる振動発生装置6と、ステータ1aの外周に配置された略円筒形状の移動体2と、移動体2の回転を案内する案内部材4と、案内部材4の端部に設けられた移動規制部材5と、移動体2の回転出力を取り出す出力部材3と、から構成されている。
振動発生装置6からワイヤー1に振動波が入力されると、振動波はコイル形状のステータ1aに伝送される。振動波の伝達によってステータ1aの表面は楕円運動する。楕円運動の方向は振動波の進行方向と逆方向であるため、この方向に移動体2は回転する。移動体2の外周には周方向全周に渡って突起2aが設けられており、案内部材4の内周で回転可能に案内されている。移動体2の先端には出力部材3が固定され移動体2と一体的に回転する。移動体2の回転中心軸方向の移動は案内部材4の一端に設けられた規制部4aと案内部材4の他端に固定された移動規制部材5の凸部5aによって行われる。
ステータ1aの表面に楕円運動を発生することが可能であれば振動発生装置6の形態に制限を与えるものではないが、大出力が出力可能なランジュバン型振動子により励振される縦振動を用いるのが良い。
図1(b)はランジュバン型振動子200を振動発生装置6として用いた際の配置方法を示した図である。ランジュバン型振動子200(ホーン20a)の先端にワイヤー1を溶接等により固定し、ワイヤー1の長手方向、すなわちステータ1aの方向に縦振動を伝達する構造としている。ランジュバン型振動子200は二枚の円板型圧電素子21、22を挟んで配置されたジュラルミン等の金属製の振動体20を構成する円筒ブロック20b、20cと円筒ブロック20bに図示しないボルトあるいは溶接等により固定されたホーン20aとで構成されている。ホーン20aは先端(ワイヤー1との接合部)が細くなっており、振動を拡大する役割を果たしている。圧電素子21、22は円筒ブロック20b、20cの間に配置され、円筒ブロック20b、20cを図示しないボルトで締結することにより圧縮力が掛かった状態で固定されている。圧電素子21、22の表裏には図示しない電極が全面に設けられており、この電極とはリード線23、24、25により外部と導通がとられている。圧電素子21、22の分極は厚み方向になされており、分極方向が互いに逆になるように配置される。リード線23を接地し、リード線24、25にランジュバン型振動子200の共振周波数の交流信号を印加することにより振動体20には縦振動が励振される。ワイヤー1を伝播する縦振動はステータ1aに入射されるとステータ1a(コイル)を構成するワイヤーのカーブの存在により屈曲振動波を引き起こし、これが楕円運動を発生させる。この様にワイヤー1に縦振動を伝達することによりワイヤー1が他の部材と接触した際に振動は減衰しにくくワイヤーが長くなっても振動発生装置6からステータ1aまで効率良く振動波を伝達できる。
本発明の超音波モータ100ではワイヤー1の表面をシリコンゴム、ウレタン樹脂等ワイヤー1に比較して極めて弾性率の小さな弾性部材7で覆う構造としている。これによれば、超音波モータ100の駆動中にワイヤー1が他の部材と接触してもステータ2に伝送される振動の減衰を抑えることが出来るため、使用状態によらず超音波モータ100の出力は安定する。
また、ワイヤー1の一部(ステータ2との境界付近)を案内部材に設けられた固定部5bで固定している。固定部5bはワイヤー1を通す孔であり、この孔にシリコンゴム、ウレタン樹脂系の接着剤8や、シリコンゴム等の弾性部材を充填することによりワイヤー1を固定する。この様な構造を採ることにより振動を減衰させることなくワイヤー1を固定することが出来る。これによればステータ1aの先端が出力部材3に接触することも無く、駆動中にステータ1aを構成するコイルの形状が安定に保たれるため超音波モータの出力は安定する。ところで、移動規制部材5がプラスチックや金属の場合にはこの様な構造が必要となるが、移動規制部材5自体をシリコンゴムやウレタン樹脂等の弾性部材で構成した場合には接着剤8は不要であり、移動規制部材5自体でワイヤー1を圧着固定すればよい。
また、ステータ1aの端部から伸びたワイヤー1bを振動発生装置6側に折り曲げ、移動規制部材5に挿入固定する構造を採っている。移動規制部材5をシリコンゴムやウレタン樹脂等の弾性部材で構成するが、硬いプラスチックや金属で構成した場合にはワイヤー1bと移動規制部材5の間にシリコンゴム系等の硬度の低い接着剤を充填する。これによれば、ステータ2に伝送された振動がステータ1の端部で反射されることを防止できるから、超音波モータの効率は向上する。また、移動規制部材5自体を吸振部材とすることで部品点数の削減が可能となり、より小型な超音波モータが実現できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態について図2(a)、(b)を用いて説明する。尚、ここでは超音波モータの基本構成は実施の形態1に示したものと同じであるから説明を省略し、ワイヤー1と移動体2の構成についてのみ説明する。
コイル形状のステータ1aは移動体2の内径部に収められている。ステータ1aと移動体2の内径部は圧接しており、ステータ1aに発生する振動波によって移動体2は摩擦駆動する。
図2(a)において、ステ−タ1aと連続してステータ1aとはコイルのピッチが異なる第二のコイル部1cがステータ1aよりも図示しない振動発生装置6の側に設けられている。
ステータ1aのコイルのピッチP1に比較して、第二のコイル部1cのピッチP2を大きくしている。このように構成することで、振動発生装置6から伝送される振動波をステータ1の端部で減衰させずにスムーズにステータ1に伝えることが可能となる。また図2(b)に示したように第二のコイル部1cに変えてピッチをP3、P4(何れもピッチP1よりも大きい)と徐々に大きくした第二のコイル部1dを設けた方がよりこの効果は大きい。
尚、ここでは移動体2の内径部にステータ1aが収まる形態について説明したが、ステータ1aの内径部に移動体2が収められる形態の超音波モータに対しても同様に本実施の形態が適用可能である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について図3(a)、(b)を用いて説明する。尚、ここでは超音波モータの基本構成は実施の形態1、2に示したものと同じであるから説明を省略し、ワイヤー1と移動体2の構成についてのみ説明する。
図3(a)において、ステ−タ1aと連続してステータ1aに比較して外径が徐々に小さくなる第二のコイル部1eがステータ1aよりも図示しない振動発生装置6の側に設けられている。
このように構成することで、振動発生装置6から伝送される振動波をステータ1aの端部で減衰させずにスムーズにステータ1aに伝えることが可能となる。第二のコイル部1eに代わってステータ1aよりも外形が小さく外径が一定な第二のコイル部を設けても良い。
また、第二のコイル部1fをステータの振動発生装置6とは反対側の端面に設ければ、振動発生装置6からステータ1aに伝送された振動波は第二のコイル部1fで減衰させることができるからステータの端部での振動波の反射を防止することが出来る。第二のコイル部1fは図3(b)に示した様に徐々に外径を小さくした構造であるが、ステータ1aの外形よりも小さい外径を全体に有する第二のコイル部としても良いし、ステータ1aのピッチよりも大きなピッチを有する第二のコイル部(全体が同一のピッチのコイル部であっても、徐々にピッチが大きくなるコイル部であっても構わない)としても良い。
(実施の形態4)
次に本発明の超音波モータを用いた電子機器であるカテーテルの代表として超音波内視鏡300について図を基に説明する。図4はカテーテルの断面を示した図である。カテーテル300はステータ1aとその外周部に配置された移動体11と、移動体11の回転を案内する案内部材18と、案内部材18並びにステータ1aの内側に配置された振動子を固定するとともに、移動体11の回転軸方向の移動を規制する移動規制部材19と、振動子14に外部から電気信号を入力するとともに振動子14から出力される電気信号を得るためのリード線15と、移動体11の先端に固定された反射鏡16と、移動規制部材19の孔に充填されワイヤー1を固定する接着剤12と、ステータ1aの端部に固定されたシリコンゴムからなる吸音材13と、これらの部品全体を覆うカバー17から構成されている。
圧電素子で構成される振動子14から超音波が放射される(矢印R1)と反射鏡16で反射され、矢印R2の方向に変えられて放射され血管の内壁に当たる。更に内壁で反射された超音波(R3)はミラーに再び入射、反射された後、振動子14に入射される(R4)。この動作を移動体11に固定されている反射鏡16を回転させながら行い、振動子14の出力信号を解析することにより血管内壁全周の情報を得ることが出来る。ケース17の中は血管内の音響インピーダンスと近い液体が充填されているが、このような環境下であっても本発明の超音波モータは安定に動作する。
また、本発明の超音波モータは、ステータへのエネルギをリード線による電力の供給によるのではなく、超音波振動をワイヤーを通して行う方法を採っている。従って、振動源を体外に設ければ電力による温度上昇による体内への影響もなく、また体内に電流が流れるという心配は勿論ないため安心して体内で使用することが出来る。
ここでは、上記実施の形態に示した超音波モータの中でもステータ1aの端部に吸音材13を設けた例を示したが、他の実施の形態の超音波モータの構造を適用しても構わない。
本発明の超音波モータはステータへのエネルギの供給を電力ではなく超音波振動そのものを入力することで行うとともに、離れた場所からのエネルギ供給が可能であるから、人体の血管等に挿入されるカテーテル等へも適用可能である。また構造が簡単で小型化が容易であることから他の小型な電子機器の駆動源に適用可能である。
本発明の実施の形態1の超音波モータの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2の超音波モータにおける移動体とステータの関係を示す 図である。 本発明の実施の形態3の超音波モータにおける移動体とステータの関係を示す 図である。 本発明の実施の形態4の超音波モータを用いたカテーテルの構造を示す図であ る。
符号の説明
1 ワイヤー
1a ステータ
2 移動体
4 案内部材
5 移動規制部材
6 振動発生装置
7 弾性部材

Claims (11)

  1. 一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、
    前記ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、
    前記ステータの内周で接する移動体と、
    前記移動体の外周と接し回転を案内する案内部材と、
    前記案内部材の一端からその径方向内側に突出する規制部と、
    前記移動体の先端に設けられ前記規制部によって構成された中心穴から突出する出力部材と、
    を有することを特徴とする超音波モータ。
  2. 一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、
    前記ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、
    前記ステータの内周で接する移動体と、
    前記移動体の外周と接し回転を案内する案内部材と、
    前記案内部材に設けられ前記ワイヤーの一部を固定するとともに前記ステータの端部から延び前記振動発生装置の側に折り曲げられ前記ステータの内側を通したワイヤーを固定する固定部と、
    を有することを特徴とする超音波モータ。
  3. 一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、
    前記ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、
    前記ステータの内周で接する移動体と、
    前記移動体の外周と接し回転を案内する案内部材と、
    前記ステータの端部から延び前記振動発生装置の側に折り曲げられ前記ステータの内側を通したワイヤーの端部に設けられた吸振部材と、
    を有することを特徴とする超音波モータ。
  4. 前記吸振部材は前記案内部材であることを特徴とする請求項記載の超音波モータ。
  5. 一端にコイル状のステータを備えたワイヤーと、
    前記ワイヤーの他端に設けられた振動発生装置と、
    前記ステータと接する移動体と、
    前記移動体の回転を案内する案内部材と、
    前記ステータを構成するコイルの形状とは異なる形状からなり前記ステータに連続して設けられた第二のコイル部と、
    を有することを特徴とする超音波モータ。
  6. 前記第二のコイル部の外径は前記ステータの外径よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の超音波モータ。
  7. 前記第二のコイル部のコイルピッチは前記ステータのコイルピッチよりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の超音波モータ。
  8. 前記第二のコイル部の外径は前記ステータに近いほど大きいことを特徴とする請求項5に記載の超音波モータ。
  9. 前記第二のコイル部のコイルピッチは前記ステータに近いほど小さいことを特徴とする請求項5に記載の超音波モータ。
  10. 前記第二のコイル部は前記ステータと前記振動発生装置の間に設けられていることを特徴とする請求項5乃至9の何れか一つに記載の超音波モータ。
  11. 請求項1乃至10の何れか一つに記載の超音波モータを備えた電子機器。
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