JP5157574B2 - スイッチング電源 - Google Patents

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Description

この発明は、交流電源から安定な直流電源をつくり、チョッパ回路の入力電圧と入力電流とがほぼ同位相で相似形となるように動作させることにより、力率改善を図るスイッチング電源に関する。
この種のスイッチング電源の制御方式として、コイル(インダクタ)電流が0になったときにスイッチ素子をオンさせるように制御する臨界モード制御方式と、コイル(インダクタ)電流が0にならないように制御する電流連続モード制御方式とがある。
一般に、前者の臨界モード制御方式は、コイル(インダクタ)電流が0のときにスイッチングするため、スイッチングノイズが低く、低ノイズ化には有利であるが、電流リップルが大きくなるため、コイル(インダクタ)やダイオードに掛かるストレスが大きく、負荷が大きい用途には適用が困難である。
一方、後者の電流連続モード制御方式は、臨界モード制御方式に比べてスイッチングノイズが大きいが、電流リプルが小さく、コイル(インダクタ)やダイオードに掛かるストレスが小さいため、負荷が大きい用途でも使用可能である。
一般的な制御用ICは、臨界モードまたは電流連続モードのいずれかのみで動作するため、負荷に応じて制御用ICを使い分ける必要があり、電源システムの設計変更が必要となるなどの開発コストが増加する。
図11に、例えば特許文献1に開示された、電流連続モード制御方式のスイッチング電源の一例を示す。同図において、1は交流電源、2は整流回路、3,6はコンデンサ、4はインダクタ、5はダイオード、7はMOSFET(金属酸化膜電界効果トランジスタ)などのスイッチング素子、8は電圧誤差増幅器、9は乗算器、10は比較器、11は単安定マルチバイブレータ、12は電流検出用抵抗、13は駆動回路をそれぞれ示す。
交流電源1はダイオードブリッジからなる整流回路2で全波整流され、コンデンサ3により高周波ノイズを除去された後、インダクタ4とダイオード5を介してコンデンサ6に電流が供給されることにより、平滑された直流電圧Voutが出力される。スイッチング素子7はインダクタ4とダイオード5の間に接続され、インダクタ4からダイオード5に流れる電流をオン・オフする。
電圧誤差増幅器8は出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの誤差を増幅して乗算器9に与えるので、乗算器9は増幅された誤差電圧Verrと入力電圧Vinとを乗算して、入力電圧Vinと同位相かつ相似形で、誤差電圧Verrに比例する振幅を持つ閾値(しきい値)信号Vthを生成する。
一方、インダクタ4を流れる電流は電流検出用抵抗12で電流検出信号Viに変換され、比較器10でしきい値信号Vthと比較される。比較器10の出力は単安定マルチバイブレータ11のトリガ入力に入力されるので、単安定マルチバイブレータ11はトリガ信号を入力されてから一定期間だけ出力をローレベルに保ち、その後出力をハイレベルに変化させる。単安定マルチバイブレータ11の出力は駆動回路13に入力され、駆動回路13は入力がハイレベルのときにスイッチング素子7をオンさせ、ローレベルのときにオフさせる。
このような構成でスイッチング素子7がオンすると、インダクタ4からの電流が増加し電流検出信号Viが上昇する。電流検出信号Viがしきい値信号Vthを超えると、比較器10の出力がハイレベルとなり、単安定マルチバイブレータ11にトリガ信号が入力され、単安定マルチバイブレータ11がローレベルとなり、駆動回路13を介してスイッチング素子7がオフされる。これにより、インダクタ4からの電流が徐々に減少するが、電流が0にならないように、単安定マルチバイブレータ11のローレベル期間は設定されているため、電流が或る程度減少した時点で単安定マルチバイブレータ11の出力はハイレベルに変化し、駆動回路13を介してスイッチング素子7がオンされる。
図12は上記の動作を説明するもので、インダクタ4に流れる電流のピークが、入力電圧Vinと同位相かつ相似形のしきい値信号Vthと一致するように制御される様子を示している。このとき、オン時間が変化しオフ時間が固定であることから、スイッチング周波数が変化し発生するノイズの周波数も変化する。その結果、ノイズのスペクトルは分散するため、低ノイズ化が可能となる。なお、図12(a)はしきい値信号Vthと電流検出信号Viとの関係説明図、図12(b)はスイッチング素子のオン,オフ波形を示す。
力率を改善するためには、入力電流を入力電圧と同位相かつ相似形とする必要があり、そのためにはオン・オフのデューティ比を0%から100%近くまで幅広く変化させる必要がある。インダクタの両端電圧は、入力電圧が100V系の場合と200V系の場合とでは異なり、しかも交流入力電圧の1サイクル中でも常に変化するため、インダクタに流れる電流の時定数(di/dt)は大きく変化している。その結果、一定時間での電流変化は入力電圧の値、位相および負荷の状態によって大きく変化する。したがって、従来例のようにオフ時間が固定されていると、必要な電流変化に過不足が生じ、力率改善には限界があるという難点がある。
また、臨界モード制御方式の場合は、電流が0となるタイミングでオンさせる必要があり、従来例のようにオフ時間が固定されている場合は、臨界モード制御が困難である。
これに対し、特許文献2のような方法がある。これは、しきい値信号Vth1に比例する第2のしきい値信号Vth2を設け、インダクタを流れる電流がしきい値信号Vth1に達したときスイッチング素子をオフにし、インダクタを流れる電流が第2のしきい値信号Vth2より低下したとき、スイッチング素子をオンにする力率改善方法が提案されている。これによれば、オン時間,オフ時間は固定されず、入力電圧の状態、負荷の状態によって自動的に最適な時間でオン・オフを行なうことができ、力率の向上が可能となる。
特開平04−168975号公報 特開2006−067761号公報
図13に、特許文献2の制御方法例を示す。図13のように、第2のしきい値信号Vth2が、第1のしきい値信号Vth1に比例して変化する場合は、入力電圧Vinは交流電源の全波整流波形であるため時々刻々変化し、それに伴い第1のしきい値Vth1も変化し、基準電位からピーク電位まで変化する。基準電位付近では第2のしきい値信号Vth2も小さくなり、第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との差は小さくなり、コイル(インダクタ)電流の振幅が小さくなるため、スイッチング周波数は非常に高くなり、ノイズおよびスイッチング損失が増加するという問題がある。なお、図13(a)は第1,第2しきい値信号Vth1,2と電流検出信号Viとの関係説明図、図13(b)はスイッチング素子のオン,オフ波形を示す。
また、第2のしきい値信号Vth2を第1のしきい値信号Vt1に対して一定の比率とした場合、入力電圧や負荷条件により、インダクタを流れる平均電流が小さいときは、第1のしきい値信号Vt1と第2のしきい値信号Vth2との幅が図14(b)に示すように小さくなるため、スイッチング周波数が高くなり、ノイズおよびスイッチング損失が増加するという問題もある。なお、図14(a)は、第1のしきい値信号Vt1と第2のしきい値信号Vth2との幅が比較的広い場合を示す。
したがって、この発明の課題は、ノイズおよび損失を低減して力率向上を図ること、特にスイッチング周波数の上昇を抑えてノイズおよび損失を低減し力率向上させること、さらには、臨界モード制御方式と電流連続モード制御方式を簡単に切替え可能として電源システムを簡略化し、開発コストを低減させることにある。
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、 交流電源を全波整流して脈流出力を得る整流回路と、
この整流回路に接続されインダクタに流れる電流をオン・オフするスイッチング素子と、前記インダクタから供給される電流を平滑して直流出力を得るコンデンサとからなるチョッパ回路と、
このチョッパ回路の入力電圧と同位相で波形が相似形でかつ前記チョッパ回路の出力電圧の誤差分と比例する振幅をもつ第1のしきい値信号を生成する第1の信号生成手段と、
この第1のしきい値信号と基準電位との間に、第1の抵抗と、少なくとも1組の第2の抵抗にトランジスタを直列または並列接続してなる可変抵抗との直列回路を接続し、前記トランジスタを入力電圧、前記インダクタを流れる電流または出力電圧の誤差のうちの少なくとも1つの信号により駆動し、前記第1の抵抗と可変抵抗との接続点から、前記第1のしきい値信号との差がほぼ一定となる第2のしきい値信号を生成する第2の信号生成手段と
前記インダクタを流れる電流を検出する電流検出手段と、その検出電流値が前記第1のしきい値信号のレベルに達したときに前記スイッチング素子をオフにし前記インダクタを流れる電流が前記第2のしきい値信号のレベルより低下したときに前記スイッチング素子をオンにするスイッチング制御手段と
を設けたことを特徴とする。
上記請求項1の発明においては、前記第2の信号生成手段の前記可変抵抗を、少なくとも1組の抵抗とスイッチとを直列接続した回路、または、抵抗とスイッチとの直列回路を複数組並列接続した回路で構成し、前記スイッチを、入力電圧、前記インダクタを流れる電流または出力電圧の誤差のうちの少なくとも1つの信号によりオン・オフすることができる請求項2の発明)。
請求項3の発明では、交流電源を全波整流して脈流出力を得る整流回路と、
この整流回路に接続されインダクタに流れる電流をオン・オフするスイッチング素子と、
前記インダクタから供給される電流を平滑して直流出力を得るコンデンサとからなるチョッパ回路と、
このチョッパ回路の入力電圧と同位相で波形が相似形でかつ前記チョッパ回路の出力電圧の誤差分と比例する振幅をもつ第1のしきい値信号を生成する第1の信号生成手段と、
この第1のしきい値信号に比例する第2のしきい値信号を生成する第2の信号生成手段と、
前記第2のしきい値信号を変調する変調手段と、
前記インダクタを流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段の検出電流値が前記第1のしきい値信号のレベルに達したときに前記スイッチング素子をオフにし、前記インダクタを流れる電流が前記第2のしきい値信号のレベルより低下したときに前記スイッチング素子をオンにするスイッチング制御手段と
を設けたことを特徴とする。
上記請求項3の発明においては、前記第2の信号生成手段を、前記第1のしきい値信号と基準電位との間に接続された第1および第2抵抗の直列回路から形成し、第1および第2抵抗の接続点の出力を前記第2のしきい値信号とすることができる(請求項4の発明)。
これら請求項3または4の発明においては、前記変調手段は、前記第2のしきい値信号と基準電位との間に接続されたトランジスタと、前記第1のしきい値信号に基いて前記トランジスタを駆動する駆動回路とからなることができ(請求項5の発明)、または、前記変調手段は、前記第2のしきい値信号と基準電位との間に接続されたトランジスタと、前記第1のしきい値信号と第2のしきい値信号との差に基いて前記トランジスタを駆動する駆動回路とからなることができ(請求項6の発明)、もしくは、前記変調手段は、前記第2のしきい値信号と基準電位との間に接続されたトランジスタと、前記第1のしきい値信号と制御信号との差に基いて前記トランジスタを駆動する駆動回路とからなることができる(請求項7の発明)。
この発明によれば、インダクタに流れる電流が、入力電圧と同位相かつ相似形で電圧誤差信号と比例する振幅の2つのしきい値の間になるように、スイッチング素子をオン・オフ制御することで、オン・オフ時間は固定されず、入力電圧の状態、負荷の状態によって自動的に最適な時間でオン・オフを行なうことができ、力率の向上が可能となる。
また、オン時間、オフ時間の変化によりスイッチング周波数が変化し、発生するノイズスペクトルが分散されるため、ノイズ低減が可能である。さらに、しきい値信号が基準電位付近となった場合には、一方のしきい値を基準電位とするようにすることでコイル(インダクタ)電流の振幅が小さくならないため、スイッチング周波数の上昇が抑制され、高周波ノイズの低減が可能となる。
また、制御信号入力を基準電位以下とすることで、容易に臨界モード制御方式に変更できるため、設計変更が容易となり、開発コストの低減が可能となる。
図1はこの発明の実施の形態を示す回路図である。これは、図11に示す従来例を改変したもので、図11と同じものには同じ符号を付して説明は省略する。
図1からも明らかなように、図11に示すものに対し、第1のしきい値信号Vth1と基準電位14Cとの間にダイオード14Gと抵抗14Bとの直列回路と、比較器10に代わる2つの比較器10A,10Bと、単安定マルチバイブレータ11に代わるフリップフロップ15とを付加した点などが特徴である。以下、主として相違点について説明する。
電圧誤差増幅器8は、出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの誤差を増幅して乗算器9に与えるので、乗算器9は増幅された誤差電圧Verrと入力電圧Vinとを乗算して、入力電圧Vinと同位相かつ相似形で、誤差電圧Verrに比例する振幅を持つ第1のしきい値信号Vth1を生成するところまでは、図11と同様である。
この第1のしきい値信号Vth1は、第1のしきい値信号Vth1にアノードが接続されたダイオード14Gのカソードと、基準電位14Cとの間に接続された抵抗14Bにより、第2のしきい値信号Vth2が生成される。第2のしきい値信号Vth2を、ダイオードと抵抗との並列回路に、抵抗を直列接続した回路を用いて得るようにしても良い。
インダクタ4を流れる電流は抵抗を含む電流検出回路12で電流検出信号Viに変換され、比較器10Aでしきい値信号Vth1と比較され、比較器10Bでしきい値信号Vth2と比較される。比較器10Aの出力はフリップフロップ15のリセット端子に、比較器10Bの出力はフリップフロップ15のセット端子に、それぞれ入力される。フリップフロップ15の出力は駆動回路13に入力され、駆動回路13は入力がハイレベルのときにスイッチング素子7をオンさせ、ローレベルのときにオフさせる。電流検出回路12には図示されないローパスフィルタが設けられ、これにより電流検出信号Viの高調波成分は除去され、低周波成分のみが比較器10A,10Bに与えられる。
このような構成でスイッチング素子7がオンすると、インダクタ4からの電流が増加し電流検出信号Viが上昇する。電流検出信号Viが第1のしきい値信号Vth1を超えると、比較器10Aの出力がハイレベルとなってフリップフロップ15がリセットされ、フリップフロップ15の出力がローレベルとなり、駆動回路13を介してスイッチング素子7がオフされる。これにより、インダクタ4からの電流が徐々に減少し、電流検出信号が第2のしきい値信号Vth2を下回ると、比較器10Bの出力がハイレベルとなってフリップフロップ15がセットされ、フリップフロップ15の出力がハイレベルとなり、駆動回路13を介してスイッチング素子7がオンされる。
図2は図1の動作を説明するもので、インダクタ4に流れる電流(電流検出信号Vi)のピークが、入力電圧Vinと同位相かつ相似形の第1のしきい値信号Vth1と一致し、電流のボトムが入力電圧Vinと同位相かつ相似形の第2のしきい値信号Vth2と一致するように制御される様子を示している。このため、ノイズのスペクトルは分散し、低ノイズ化が可能となる。なお、図2(a)は第1,第2しきい値信号Vth1,2と電流検出信号Viとの関係説明図、図2(b)はスイッチング素子のオン,オフ波形を示す。
すなわち、図13のように、第2のしきい値信号Vth2が第1のしきい値信号Vth1に対し比例的に変化する場合は、入力電圧Vinは交流電源の全波整流波形であるため時々刻々変化し、それに伴い第1のしきい値信号Vth1も変化し、基準電位からピーク電位まで変化する。基準電位付近では第2のしきい値信号Vth2も小さくなり、第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との差は小さくなり、コイル(インダクタ)電流の振幅が小さくなるため、スイッチング周波数は非常に高くなり、ノイズおよびスイッチング損失が増加する。
これに対し、図1では第2のしきい値信号Vth2は、第1のしきい値信号Vth1と基準電位14Cとの間に接続されたダイオード14Gと抵抗14Bとの接続点出力としたことにより、第1のしきい値信号Vth1に対してダイオード14Gの順方向電圧分低い値となる。つまり、第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との差をほぼ一定に保つことができ(図2(a)参照)、基準電位付近でもコイル(インダクタ)電流の振幅が小さくならず、スイッチング周波数は増加しない。これにより、ノイズ,スイッチング損失の増加を防止することができる。
図3にこの発明の別の実施の形態を示す。第1のしきい値信号と基準電位との間に第1抵抗14Aと第2抵抗14Bとの直列回路を接続するとともに、抵抗14Bの両端にトランジスタ14Dを接続し、トランジスタ14Dを駆動する駆動回路14Eを設けた点が特徴で、その他は図1と同様である。
すなわち、電圧誤差増幅器8は、出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの誤差を増幅して乗算器9に与えるので、乗算器9は増幅された誤差電圧Verrと入力電圧Vinとを乗算して、入力電圧Vinと同位相かつ相似形で、誤差電圧Verrに比例する振幅を持つ第1のしきい値信号Vth1を生成するところまでは、図1と同じである。
上記第1のしきい値信号Vth1は、これと基準電位14Cとの間に接続された抵抗14A,14Bにより分圧され、第1のしきい値信号Vth1に比例する第2のしきい値信号Vth2が生成される。
また、抵抗14Bの両端には、例えばPチャンネル電界効果トランジスタ(FET)のようなトランジスタ14Dが接続され、トランジスタ14Dのゲートはトランジスタ駆動回路14Eに接続され、トランジスタ駆動回路14Eはしきい値信号Vth1を増幅した信号をトランジスタ14Dに出力する。
インダクタ4を流れる電流は抵抗を含む電流検出回路12で電流検出信号Viに変換され、比較器10Aでしきい値信号Vth1と比較され、比較器10Bでしきい値信号Vth2と比較される。比較器10Aの出力はフリップフロップ15のリセット端子(R)に、比較器10Bの出力はフリップフロップ15のセット端子(S)に、それぞれ入力される。フリップフロップ15の出力は駆動回路13に入力され、駆動回路13は入力がハイレベルのときにスイッチング素子7をオンさせ、ローレベルのときにオフさせる。
このような構成でスイッチング素子7がオンすると、インダクタ4からの電流が増加し電流検出信号Viが上昇する。電流検出信号Viが第1のしきい値信号Vth1を超えると、比較器10Aの出力がハイレベルとなってフリップフロップ15がリセットされ、フリップフロップ15の出力がローレベルとなり、駆動回路13を介してスイッチング素子7がオフされる。これにより、インダクタ4からの電流が徐々に減少し、電流検出信号が第2のしきい値信号Vth2を下回ると、比較器10Bの出力がハイレベルとなってフリップフロップ15がセットされ、フリップフロップ15の出力がハイレベルとなり、駆動回路13を介してスイッチング素子7がオンされる。
第1のしきい値信号Vth1が大きいときは、トランジスタ駆動回路14Eからの出力が大きく、トランジスタ14Dは絶縁状態となり、第2のしきい値信号Vth2は抵抗14Aと14Bの分圧比で決まる値となる。第1のしきい値信号Vth1が低下すると、それに伴いトランジスタ14Dは絶縁状態から導通状態に移行し、第2のしきい値信号Vth2は低下する。さらに、第1のしきい値信号Vth1が低下すると、トランジスタ14Dは導通状態となり、第2のしきい値信号Vth2はほぼ基準電位14Cとなる。
図4は図3の動作を説明するもので、インダクタ4に流れる電流(電流検出信号Vi)のピークが、入力電圧Vinと同位相かつ相似形の第1のしきい値信号Vth1と一致し、電流のボトムが入力電圧Vinと同位相かつ相似形の第2のしきい値信号Vth2と一致するように制御される様子を示している。第1のしきい値信号Vth1がA点より小さい場合でも、第1のしきい値Vth1と第2のしきい値信号Vth2の差は小さくならないため、コイル(インダクタ)電流の振幅が小さくならず、スイッチング周波数の上限は制限されるため、ノイズおよびスイッチング損失の増加を抑制することが可能となる。なお、図4(a)は第1,第2しきい値信号Vth1,2と電流検出信号Viとの関係説明図、図4(b)はスイッチング素子のオン,オフ波形を示す。
図5に図3の第1の変形例を示す。図3との相違はトランジスタ駆動回路14Eが、第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値Vth2との差を増幅して、トランジスタ14Dを駆動する点である。
これにより、コイル(インダクタ)電流の振幅が小さくなる場合には、トランジスタ14Dを導通状態にして、コイル(インダクタ)電流の振幅が小さくならないようにして、周波数の上限を制限することにより、ノイズおよびスイッチング損失の増加を抑制することが可能となる。
図6に図3の第2の変形例を示す。同図から明らかなように、図3との相違点は、トランジスタ駆動回路14Eに制御信号(選択信号)14Fを導入した点である。
この回路では、制御信号14Fとして基準電位14C以下の電位が入力されると、トランジスタ14Dが導通状態となり、第2のしきい値信号Vth2が常に基準電位14Cに固定され、コイル(インダクタ)電流が0でスイッチング素子7がオンする臨界モード制御となり、低ノイズ化が図られる。
図7にこの発明のさらに別の実施の形態を示す。なお、これまでの例と同一の部分については、同一の符号を付けて説明を省略する。
交流電源1は、ダイオードブリッジからなる整流回路2で全波整流され、コンデンサ3により高周波ノイズを除去され、インダクタ4とダイオード5を介して、コンデンサ6に電流が供給されて、平滑化された直流電圧Voutが出力される。MOSFETなどのスイッチング素子7はインダクタ4とダイオード5の間に接続され、インダクタ4からダイオード5に流れる電流をオンオフする。
電圧誤差増幅器8は出力電圧Voutと出力基準電圧Vrefとの誤差を増幅し、乗算器9に出力し、乗算器9は増幅された誤差電圧Verrと入力電圧Vinを乗算して、入力電圧Vinと同位相で相似形であり、誤差電圧Verrに比例した振幅を持つ第1のしきい値信号Vth1を生成する。また第1のしきい値信号Vth1は第1の閾値信号Vth1と基準電位14C間に直列に接続された抵抗14Aおよび可変抵抗14Hにより分圧され、第1のしきい値信号Vth1に基づいた第2の閾値信号Vth2が生成される。
ここで、可変抵抗14Hは、入力電圧Vinの大きさに応じて、その抵抗値を変化させるものである。詳しくは後述する。
インダクタ4を流れる電流は電流検出用抵抗12Aを含む電流検出回路12で電流検出信号Viに変換され、比較器10Aでしきい値信号Vth1と比較され、比較器10Bでしきい値信号Vth2と比較される。比較器10Aの出力はフリップフロップ15のリセット端子に接続され、比較器10Bの出力はフリップフロップ15のセット端子に接続される。フリップフロップ15の出力は駆動回路13に入力され、駆動回路13は入力がハイレベルの時にスイッチング素子7をオンさせ、ローレベルの時にオフさせる。
このような構成でスイッチング素子7がオンすると、インダクタ3からの電流が増加し、電流検出信号Viが上昇する。電流検出信号Viが第1の閾値信号Vth1を超えると、比較器10Aの出力がハイレベルとなりフリップフロップ15がリセットされ、フリップフロップ15の出力Qがローレベルとなり、駆動回路13を介して、スイッチング素子7がオフされる。これによりインダクタ4からの電流は徐々に減少し、電流検出信号Viが第2のしきい値信号Vth2を下回ると比較器10Bの出力がハイレベルとなりフリップフロップ15がセットされ、フリップフロップ15の出力Qがハイレベルとなり、駆動回路13を介して、スイッチング素子7がオンされる。
図9は可変抵抗14Hの詳細図である。抵抗14Aと接続される抵抗14Jと、トランジスタ14Dのドレイン端子が直列に接続され、トランジスタ14Dのソース端子は基準電位14Cに接続される。トランジスタ14Dのゲート端子はトランジスタ駆動回路14Eに接続され、トランジスタ駆動回路14Eは入力電圧Vinのピーク電圧検出回路14Kの出力と、バイアス電圧Vbiasからトランジスタの駆動信号を生成し、トランジスタ14Dに出力する。トランジスタ14Dには、例えばNチャネル電界効果トランジスタのような線形性を有する素子を用いるのが好適であり、Nチャネル電界効果トランジスタを線形領域で使用することにより、そのオン抵抗を可変抵抗として用いることができる。
ここで、バイアス電圧Vbiasは、入力電圧Vinのピーク電圧が小さい場合であっても、トランジスタ駆動回路14Eが、トランジスタ14Dがオフとならない程度の電圧を出力できる電圧に設定される。また、トランジスタ駆動回路14Eは、入力電圧Vinのピーク電圧が大きい場合は、トランジスタ14Dが低抵抗状態となるような十分大きい電圧を出力する。トランジスタ駆動回路14Eはオペアンプなどで構成される。第2のしきい値信号Vth2は抵抗14Aおよび可変抵抗14Hの分圧比で決まる値となるが、入力電圧Vinが高く、ピーク電圧が大きい時は、トランジスタ駆動回路14Eからの出力が高く、トランジスタ14Dは低抵抗状態となり、第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との分圧比は大きくなる。
ここで、図9の例では、可変抵抗14Hを抵抗14Jとトランジスタ14Dの直列回路で構成したが、トランジスタ14Dの線形領域が広く、第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との所望の分圧比が得られる場合は、抵抗14Jを省略することもできる。第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との分圧比の最小限必要な分圧比を抵抗14Aと抵抗14Jとで決定しておき、可変分をトランジスタ14Dが担うようにすることで、トランジスタ14Dに小型のトランジスタを選定することができ、コスト面で有利となる。
図8は図7の動作を示すもので、インダクタ4に流れる電流のピークが入力電圧Vinと同位相で相似形の第1のしきい値信号Vth1と一致し、電流のボトムが第2のしきい値信号Vth2と一致するように制御される。第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との分圧比は比率一定の場合よりも大きくなり、インダクタ4の電流振幅が大きくなり、スイッチング周波数は抑制されるため、ノイズおよびスイッチング損失を低減することが可能となる。
図10は図7の可変抵抗の別の具体例を示す構成図である。同図において、図9と同一の部分については同一の符号を付す。図9とは、可変抵抗14Hは抵抗14Aと接続される抵抗14Mとスイッチ14Nが直列に接続され、スイッチ14Nの他端は基準電位14Cに接続されている点で異なっている。また、抵抗14Lは抵抗14Aと基準電位14C間に接続される。スイッチ14Nは、判定回路14Pに接続され、判定回路14Pでは、入力電圧Vinのピーク電圧検出回路14Kの出力と所定の電圧V1とを比較して、スイッチ14Nにオンオフ信号を出力するように構成されている。
このような構成により、入力電圧Vinのピーク電圧が大きい場合には、スイッチ14Nをオンさせることにより第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との分圧比を大きくし、入力電圧Vinのピーク電圧が小さい場合には、スイッチ14Nをオフさせることにより第1のしきい値信号Vth1と第2のしきい値信号Vth2との分圧比を小さくし、入力電圧に応じて分圧比を変化させて、コイル(インダクタ)電流の振幅が概ね一定となるようにして、周波数を抑制することにより、ノイズおよびスイッチング損失を低減することが可能となる。
以上では、入力電圧Vinに基づいて、トランジスタまたはスイッチの制御を行なうことにより、可変抵抗14Hの値を変化させる例についての説明を行なったが、インダクタに流れる電流のピーク値、またはその指令値である第1のしきい値信号Vth1のピーク値、または出力電圧誤差により、トランジスタまたはスイッチの制御を行い、可変抵抗14Hの値を変化させることも可能である。
また、可変抵抗14H内の抵抗およびトランジスタ、または抵抗およびスイッチを複数並列に接続して、多数の入力電圧条件、負荷条件に対応するように構成することも可能である。
この発明の実施の形態を示す構成図 図1の動作説明図 この発明の別の実施の形態を示す構成図 図3の動作説明図 図3の第1変形例を示す構成図 図3の第2変形例を示す構成図 この発明のさらに別の実施の形態を示す構成図 図7の動作説明図 図7の可変抵抗の具体例を示す構成図 図7の可変抵抗の別の具体例を示す構成図 従来例を示す構成図 図11の第1の動作説明図 図11の第2の動作説明図 図11の第3の動作説明図
1…交流電源、2…整流回路、3,6…コンデンサ、4…インダクタ、5,14G…ダイオード、7…スイッチング素子、8…電圧誤差増幅器、9…乗算器、10,10A,10B…比較器、11…単安定マルチバイブレータ、12…電流検出用抵抗(電流検出回路)、13…駆動回路、14A,14B,14J,14L,14M…抵抗、14C…基準電位、14D…トランジスタ(FET)、14E…トランジスタ駆動回路、14F…制御信号(選択信号)、14H…可変抵抗、14K…ピーク電圧検出回路、14N…スイッチ、14P…判定回路、15…フリップフロップ。

Claims (7)

  1. 交流電源を全波整流して脈流出力を得る整流回路と、
    この整流回路に接続されインダクタに流れる電流をオン・オフするスイッチング素子と、前記インダクタから供給される電流を平滑して直流出力を得るコンデンサとからなるチョッパ回路と、
    このチョッパ回路の入力電圧と同位相で波形が相似形でかつ前記チョッパ回路の出力電圧の誤差分と比例する振幅をもつ第1のしきい値信号を生成する第1の信号生成手段と、
    この第1のしきい値信号と基準電位との間に、第1の抵抗と、少なくとも1組の第2の抵抗にトランジスタを直列または並列接続してなる可変抵抗との直列回路を接続し、前記トランジスタを入力電圧、前記インダクタを流れる電流または出力電圧の誤差のうちの少なくとも1つの信号により駆動し、前記第1の抵抗と可変抵抗との接続点から、前記第1のしきい値信号との差がほぼ一定となる第2のしきい値信号を生成する第2の信号生成手段と
    前記インダクタを流れる電流を検出する電流検出手段と、その検出電流値が前記第1のしきい値信号のレベルに達したときに前記スイッチング素子をオフにし前記インダクタを流れる電流が前記第2のしきい値信号のレベルより低下したときに前記スイッチング素子をオンにするスイッチング制御手段と
    を設けたことを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記第2の信号生成手段の前記可変抵抗を、少なくとも1組の抵抗とスイッチとを直列接続した回路、または、抵抗とスイッチとの直列回路を複数組並列接続した回路で構成し、前記スイッチを、入力電圧、前記インダクタを流れる電流または出力電圧の誤差のうちの少なくとも1つの信号によりオン・オフすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 交流電源を全波整流して脈流出力を得る整流回路と、
    この整流回路に接続されインダクタに流れる電流をオン・オフするスイッチング素子と、
    前記インダクタから供給される電流を平滑して直流出力を得るコンデンサとからなるチョッパ回路と、
    このチョッパ回路の入力電圧と同位相で波形が相似形でかつ前記チョッパ回路の出力電圧の誤差分と比例する振幅をもつ第1のしきい値信号を生成する第1の信号生成手段と、
    この第1のしきい値信号に比例する第2のしきい値信号を生成する第2の信号生成手段と、
    前記第2のしきい値信号を変調する変調手段と、
    前記インダクタを流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段の検出電流値が前記第1のしきい値信号のレベルに達したときに前記スイッチング素子をオフにし、前記インダクタを流れる電流が前記第2のしきい値信号のレベルより低下したときに前記スイッチング素子をオンにするスイッチング制御手段と
    を設けたことを特徴とするスイッチング電源。
  4. 前記第2の信号生成手段を、前記第1のしきい値信号と基準電位との間に接続された第1および第3の抵抗の直列回路から形成し、第1および第3の抵抗の接続点の出力を前記第2のしきい値信号とすることを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源。
  5. 前記変調手段は、前記第2のしきい値信号と基準電位との間に接続されたトランジスタと、前記第1のしきい値信号に基いて前記トランジスタを駆動する駆動回路とからなることを特徴とする請求項3または4に記載のスイッチング電源。
  6. 前記変調手段は、前記第2のしきい値信号と基準電位との間に接続されたトランジスタと、前記第1のしきい値信号と第2のしきい値信号との差に基いて前記トランジスタを駆動する駆動回路とからなることを特徴とする請求項3または4に記載のスイッチング電源。
  7. 前記変調手段は、前記第2のしきい値信号と基準電位との間に接続されたトランジスタと、前記第1のしきい値信号と制御信号との差に基いて前記トランジスタを駆動する駆動回路とからなることを特徴とする請求項3または4に記載のスイッチング電源。
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