JP5144920B2 - ワイヤハーネスの屈曲部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車ドアの給電等に適用され、ドア等の開閉に伴ってワイヤハーネスを折れ曲がり等なくスムーズに屈曲させるワイヤハーネスの屈曲部構造に関するものである。
図10は、従来のワイヤハーネスを配索した自動車ドアの一形態を示すものである(特許文献1参照)。
このワイヤハーネス80は、複数本の細径電線81を並列に配置してフラット状に形成したフレキシブルフラットワイヤハーネスであり、ドア85の合成樹脂製のインナパネル86の裏面に配索されて、インナパネル86の前端から車両ボディ側に突出し、その突出部分に略U字状の弛み部82が形成されて、弛み部82でドア83の開閉ストロークを吸収するものである。
ワイヤハーネス80は前端にコネクタ83を有し、後端に集中コネクタ84を有し、前端のコネクタ83は車両ボディ側(電源側)のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続され、後端の集中コネクタ84には、スイッチユニットやスピーカやドアロックユニットやカーテシランプ等の補機や電装品からの各導出電線が接続されている。
ドアインナパネル86はワイヤハーネス80を配索した状態で金属製のドアアウタパネル87に組み付けられ、ワイヤハーネス80の弛み部82の後端側がアウタパネル87の溝88内で位置決め支持される。
図11は、従来のワイヤハーネスを配索した自動車ドアの他の形態を示すものである(特許文献2参照)。
この式ドア62は、略L字状の一本の高剛性の支持アーム71で車両ボディ70にスイング自在に支持されたものである。支持アーム71とは別に前後一対のリンクアーム65,66が平行に設けられ、各リンクアーム65,66の基端は車両ボディ70に軸部73で回動自在に支持され、各リンクアーム65,66の先端はスライダ64に回動自在に軸支され、スライダ64はドア側の水平なガイドレール63にスライド自在に係合している。
車両ボディ側からワイヤハーネス68が前側のリンクアーム66の外側面に沿って配索され、ホルダ72でリンクアーム66に固定され、ドア側のガイドレール内のスライダ64に続くキャタピラ状の外装部材69に沿って略U字ないしJ字状に屈曲しつつドア内に導入されて、ドア内の補機や電装品に接続されている。図11で向かって右側が車両前側である。
ドア62の全閉時に、支持アーム71やリンクアーム65,66は前方に回動して伸長し、スライダ64はガイドレール63の前端側に移動し、ワイヤハーネス68の一方は外装部材69の屈曲動作で収容ケース67内に収容される。ワイヤハーネス68はリンクアーム66と共に回動して軸部73の近傍で屈曲する。
ドア62の全開時に、リンクアーム65,66は図11のドア半開状態を維持し、支持アーム71が後方に伸長し、スライダ64がガイドレール63の後端側に移動し、ワイヤハーネス68は外装部材69と共に後方へ長く引き出される。
実開平9−477号公報(図1) 特開平10−175483号公報(図5,図9)
上記以外の従来のワイヤハーネスの配索構造(図示せず)として、ワイヤハーネスの中間部分を垂直に立ち上げて、この立ち上げ部をドアの開閉に伴って周方向に捩るようにすることで、ワイヤハーネスの応力を緩和させることも提案されている。立ち上げ部は充分な高さ(長さ)を必要とし、その高さが低い場合には上記図10〜図11の例のようにワイヤハーネスを屈曲させて応力緩和する手段が必要となる。
しかしながら、上記図10のワイヤハーネスの配索構造にあっては、ワイヤハーネス80の各電線81が細径で且つ形状が薄型であるために、小さな半径で屈曲しやすく、そのために折れ曲がりや曲がり癖を生じ兼ねないという懸念があった。このワイヤハーネス80の弛み部82を合成樹脂製のカバーやダクトで覆うことは公知であるが、この場合には柔軟なフラットワイヤハーネスとしての機能が損なわれ兼ねないという懸念があった。また、各電線81の径が細いから、大きな電流を通電するためには不向きであるという問題があった。
また、図11のワイヤハーネスの配索構造にあっては、ワイヤハーネス68を構成する各電線の径が大きな場合に、ドア62の開閉時にリンクアーム66が回動してワイヤハーネス68が軸部73の近傍で屈曲した際に、ワイヤハーネス68の各電線に大きな曲げ負荷がかかって、ワイヤハーネス68の屈曲耐久性が低下し兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、例えば上記柔軟なフラットワイヤハーネスの各電線よりも大径な電線を用いた場合でも、各電線の屈曲を限られたスペース内で無理なく又は折れ曲がり等なくスムーズに行うことができて、電線の屈曲耐久性ひいては給電の信頼性を向上させることのできるワイヤハーネスの屈曲部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、複数本の電線で断面略円形に構成されるワイヤハーネスを用い、該ワイヤハーネスの屈曲部において該複数本の電線をフラット状に配列し、そのフラット状配列電線の両側に可撓板を配置し、両可撓板を結束部材で固定し、且つ屈曲外側の可撓板を該ワイヤハーネスに結束部材で固定したことを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスに通常の大きな電流を屈曲部を含めて通電可能であり、屈曲部はフラット形状化されているから、各電線の屈曲が小さな力で行われ、且つ両側の可撓板によって各電線の屈曲半径が、折れ曲がりや曲がり癖を生じることなく大きく確保される。屈曲外側の可撓板がワイヤハーネス(屈曲部ではない部分)に固定され、屈曲内側の可撓板がワイヤハーネスに固定されないことで、各電線の屈曲及び伸長(伸縮動作)が大きな抵抗力なくスムーズに行われる。フラット状配列電線は両側の可撓板を含めても薄型であるから、限られた狭いスペース内で屈曲自在である。
請求項2に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、複数の小径な電線を連結して成るフラット電線の両端末に、少数の大径な電線をジョイント接続し、該フラット電線を、該両端末を近づける方向の板厚方向に屈曲させることを特徴とする。
上記構成により、ワイヤハーネスの大径な電線とそれにジョイント接続されたフラット電線の小径な各電線とに通常の大きな電流を通電可能であり、屈曲部はフラット電線によってフラット形状化されているから、屈曲が小さな力でスムーズに行われる。フラット電線は薄型であるから、限られた狭いスペース内で屈曲可能である。電流は一方の大径な電線からフラット電線を経て他方の大径な電線に流れる。
請求項3に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、請求項2記載のワイヤハーネスの屈曲部構造において、前記フラット電線の全ての芯線部と前記大径な電線の芯線部との断面積を同等に設定したことを特徴とする。
上記構成により、フラット電線と大径な電線との通電許容電流値が同等となり、通電効率が高まる(断面積が異なる場合は小さな断面積に許容電流値を合わせるので効率が低下する)。
請求項4に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、請求項2又は3記載のワイヤハーネスの屈曲部構造において、前記フラット電線を二枚平行に配置し、両フラット電線を結束部材で相互に固定したことを特徴とする。
上記構成により、二枚の平行なフラット電線によって一枚の場合よりも曲がり剛性がアップして、各電線の屈曲半径が折れ曲がりや曲がり癖を生じることなく大きく確保される。二枚のフラット電線は薄型であるから、限られた狭いスペース内で屈曲自在である。
請求項5に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、請求項4記載のワイヤハーネスの屈曲部構造において、前記二枚のフラット電線の間に小径な電線をフラット状に配列したことを特徴とする。
上記構成により、二枚のフラット電線とその間の小径な各電線とによって回路数の増大に対応できる。小径な各電線は各フラット電線と平行にフラット形状に配列されるから、屈曲が小さな力でスムーズに行われ、スペースをとらず、且つ各フラット電線によって屈曲半径が大きく規定されて、折れ曲がり等が防止される。
請求項6に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、請求項2〜5の何れかに記載のワイヤハーネスの屈曲部構造において、前記ジョイント接続をジョイント端子で行わせたことを特徴とする。
上記構成により、大径な電線にフラット電線の各芯線部がジョイント端子を介して接続される。ジョイント端子としてはジョイント圧接端子が接続作業性を高める上で好ましい。ジョイント端子はフラット電線の幅方向に配置され、フラット電線の板厚方向の曲がり等を防止する補強部材として作用する。
請求項7に係るワイヤハーネスの屈曲部構造は、請求項1〜6の何れかに記載のワイヤハーネスの屈曲部構造において、ドアをリンクアームを介して車両ボディに開閉自在に連結し、該リンクアームから該車両ボディに前記ワイヤハーネスを配索し、該ドアの開閉時における該車両ボディ側での該ワイヤハーネスの前記屈曲部に適用したことを特徴とする。
上記構成により、ドアの開閉に伴ってリンクアームが揺動し、ワイヤハーネスがリンクアームと車両ボディとの間で屈曲し、この屈曲部が前記各屈曲部構造によって、車両ボディ側の限られたスペース内で無理なく又は折れ曲がり等なくスムーズに屈曲することで、ワイヤハーネスの屈曲耐久性ひいては給電の信頼性が向上する。
請求項1記載の発明によれば、従来のフラットワイヤハーネスの各電線よりも大径な電線を用いて大きな電流の通電に対応できると共に、大径な電線であってもフラット状に配列することで、車両等の限られたスペース内で無理なく屈曲させることができ、しかも両側の可撓板によって各電線の屈曲半径を大きく確保して、各電線の折れ曲がりや曲がり癖の発生を防止でき、ワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させて給電の信頼性を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、従来のフラットワイヤハーネスの各電線よりも大径な電線を用いて大きな電流の通電に対応できると共に、大径な電線にフラット電線をジョイント接続することで、車両等の限られたスペース内で無理なく屈曲させることができ、大径な電線を屈曲させる場合に較べて、ワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させて給電の信頼性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、大径な電線とフラット電線とに同等の電流を確実に流すことができ、給電の信頼性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、二枚のフラット電線によって屈曲半径を大きく確保して、各電線の折れ曲がりや曲がり癖の発生を防止でき、ワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させて給電の信頼性を高めることができる。
請求項5記載の発明によれば、回路数の増加に対応できると共に、フラット状の小径な各電線を外側のフラット電線と共に大きな半径で屈曲させて、各電線の折れ曲がり等を防止し、給電の信頼性を高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、ジョイント端子で大径な電線とフラット電線の各芯線部との接続を作業性良く確実に行うことができ、給電の信頼性を高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、リンク式のドアに常時給電を行うワイヤハーネスにおける屈曲部の屈曲耐久性を向上させて、常時給電の信頼性を高めることができる。
図1は、本発明に係るワイヤハーネスの屈曲部構造を適用したリンク式ドアのハーネス配索構造の一実施形態を示すものである。
このリンク式ドア1は、前後一対の平行なリンクアーム2,3で車両ボディ4にスイング(回動)自在に支持されたものであり、一対のリンクアーム2,3は鉄やアルミ合金等の金属材で高い強度及び剛性を存して形成されている。
各リンクアーム2,3の先端部はドア側のリンクブラケット5に軸部7で回動自在に支持され、各リンクアーム2,3の基端部は車両ボディ側のリンクブラケット6に軸部7で回動自在に支持されている。両リンクブラケット5,6は平行に配置され、前後一対のリンクアーム2,3と左右一対のリンクブラケット5,6とで平行四辺形のリンク機構が構成されている。車両ボディ側のリンクブラケット6はロッカー部8の内側に配置されている。
図1で向かって左側が車両前側、右側が車両後側であり、図1で実線がドア1の全開状態、鎖線がドア1の全閉状態を示している。ドア1の全開時に一対のリンクアーム2,3は開いた状態で斜め後方に延びて、ドア1の前側に乗降用の開口が形成され、ドア1と車両ボディ4との間に渡り空間10が形成され、ドア1の全閉時に各リンクアーム2,3は閉じた状態で前側に倒れ、ドア1と車両ボディ4は密着する。ドア1の開閉時に各リンクアーム2,3は常に平行で、各リンクブラケット5,6は常に平行で、平行四辺形状を維持する。
前側のリンクアーム2の外側面(前側の側面)に沿ってワイヤハーネス(複数本の絶縁被覆電線)14の真直部14cが水平に配索されている。真直部14cは合成樹脂製のハーネスプロテクタ(図示せず)内に収容されてもよい。
ワイヤハーネスの一方の部分14aがリンクアームの先端2a側からドア1側に導出され、他方の部分14bがリンクアーム2の基端2b側から車両ボディ4のロッカー部8に沿って屈曲自在に配索されている。この屈曲自在な部分26に後述の各形態のワイヤハーネスの屈曲部構造が適用される。
ワイヤハーネス14の一方の部分14aは、ドア側のハーネスプロテクタ47の垂直部15に沿って垂直に立ち上げられ(立ち上げ部を14a1で示す)、ハーネスプロテクタ47の水平部16に沿って水平に配索されつつ、水平部16から上向きに導出されて、合成ゴム製の弾性の防水グロメット17を経てドアインナパネル1aの内側に配索されている。ハーネスプロテクタ47は係止クリップ等でドアインナパネル1aの裾部に固定されている。
ドア1の開閉に伴って、ドア側のハーネスプロテクタ47側でワイヤハーネス14が立ち上げ部14a1を支点に前後に揺動すると共に、立ち上げ部14a1が周方向に捩れて、各リンクアーム2,3の回動に伴う応力を吸収する。
ワイヤハーネス14の他方の部分14bはリンクアーム2の基端2側から車両ボディ4のロッカー部8に沿って余長をもって水平方向に屈曲自在に前向きに配索され、ロッカー部8の側面の孔部22から車両ボディ内に配索され、孔部22において合成ゴム製の弾性の防水グロメット23で保持されている。
ワイヤハーネス14の他方の部分14bは、ドア1の全開時(実線で示す)にリンクアーム2からロッカー部8にかけて大きな半径でなだらかに屈曲し、ドア1の全閉時にリンクアーム2からロッカー部8にかけて鎖線の如く比較的小さな半径で折り返されつつ屈曲し(屈曲部を符号26で示す)、それによってハーネス余長が吸収される。
図2〜図3は、上記ワイヤハーネスの屈曲部構造の一実施形態を示すものである。図2は平面図、図3は図2のA−A断面を斜視図で示したものである。
このワイヤハーネスの屈曲部構造は、複数本の絶縁丸型電線25を上下方向にフラット状に二列に配列して、二列のフラット状配列電線24を構成し、フラット状配列電線24の左右両側に可撓性の樹脂板(可撓板)27,28を配置し、二枚の樹脂板27,28でフラット状配列電線24を挟み込み、樹脂製のテープ(結束部材)29を二枚の樹脂板27,28の外面側に部分的に巻き付けて両樹脂板27,28を固定することで、両樹脂板27,28の剛性により各電線25の最小屈曲半径を規制したものである。
ここで樹脂板27,28の剛性とは、各電線25の屈曲を小さな半径で行わせずに大きな半径で行わせて、各電線25の折れ曲がりを防止するための性質である。各電線25の屈曲半径は外側の樹脂板27の屈曲半径と内側の樹脂板28の屈曲半径との中間の値となる。
本例において樹脂板27,28の幅(高さ)はフラット状配列電線24の高さと同程度かそれよりも高く設定され、樹脂板27,28の厚さは各電線25の外径と同程度ないしそれよりも薄く設定されている。樹脂板27,28の厚さは樹脂材の種類(剛性の度合い)や電線25の径や剛性等に応じて適宜設定される。
各電線25は連結されずに独立したもので、可撓性の芯線(導体部)25aと外側の可撓性の絶縁被覆25bとで構成されている。二列に各電線25を配列する代わりに一列に配列したり、細い電線であれば三列に配列することも可能である。屈曲のし易さは一列がベストであるが、屈曲のし易さと回路数の増加を兼ねるには二列が好ましい。一列であっても二枚の樹脂板27,28によって各電線25の小径での屈曲やそれに伴う折れ曲がりが防止される。
テープ29に代えて結束部材としてバンドや輪ゴムや係止クリップ等(図示せず)を用いることも可能である。これらテープ29やバンド等は電線25に接触する必要はなく、フラット状配列電線24を二枚の樹脂板27,28で挟み込んで保持させるものであればよい。係止クリップとは支柱の先端に傾斜状の一対の可撓性の爪が設けられ、相手側の樹脂板の孔部(図示せず)に挿入係止されるものである。
図2の如くフラット状配列電線24と両樹脂板27,28との間には隙間30が空いていてもよい。この場合、隙間30は各電線25のフラット状配列を乱さないように電線半径よりも小さく設定され、フラット状配列電線24の下端の電線25(図3)がテープ29の内面に当接して安定に支持される。
図2の例では、屈曲外側の樹脂板27の長手方向両端部27aがワイヤハーネス141の合成樹脂製のコルゲートチューブ又はプロテクタ又は合成ゴム製のグロメット等といった外装部材31の各端末部にテープ29で固定され、屈曲内側の樹脂板28は外側の樹脂板27よりも短く形成され、屈曲内側の樹脂板28の両端部28aがテープ29で外装部材31ではなく外側の樹脂板27の端末部の近傍(長手方向中間部)に固定されている。外装部材31を用いずにテープ巻き(図示せず)で各電線25を結束することも可能である。
外側の樹脂板27をワイヤハーネス141の外装部材31に固定し、内側の樹脂板28を外装部材31の端部からハーネス長手方向に少し距離をおいて外側の樹脂板27に固定したことで、フラット状配列電線24の屈曲及び伸長(伸縮動作)が引っ掛かり等なく小さな力でスムーズに行われる。
各電線25は両外装部材31の間においてフラット状に配列され、両外装部材31の内部においてフラット状ではなく外装部材31の断面形状に合わせた断面略円形ないし矩形等の形状に配置されている。すなわち、各電線25は外装部材31を出た所(露出した位置)でフラット状に配列され、内外の樹脂板27,28で挟まれて、折れ曲がり等なく大きな半径で屈曲自在に保持されている。本例の各外装部材31は端末から突出したハーネスガイド部31aを有し、各電線25はガイド部31aに沿って扇状に拡げられてフラット形状化されている。
ワイヤハーネス141の屈曲部261において各電線24が断面円形ではなくフラット形状に配列されたことで、内外の樹脂板27,28の板厚を加えてもワイヤハーネスの屈曲部構造が薄型化されて、車両ボディ等の限られた狭いスペース内に屈曲自在に配置される。
図2の外装部材31に対応して、図1において、ワイヤハーネス14の略U字状の屈曲部26を除く部分、すなわちリンクアーム2に沿うワイヤハーネス部分14cと車両ボディ4のロッカー部8に沿うワイヤハーネス部分14bとに外装部材31が装着される。ワイヤハーネス14の屈曲部26が高さ方向にフラット状に形成され、その両側に樹脂板27,28が配置される。
図1の鎖線の如くドア1が閉じられた際に、図2の如く車両ボディ側でワイヤハーネス14の屈曲部26が略U字状に屈曲するが、屈曲部26において各電線25(図3)が屈曲方向(例えば前後方向)とは直角する方向(上下方向)にフラット状に配置されているから、各電線25が小さな力でスムーズに屈曲して、ハーネス余長が確実に吸収され、しかも両側の樹脂板27,28と共に大きな半径で屈曲して、折れ曲がりやそれに伴う電線25の破損や曲がり癖が付くことが確実に防止されて、ワイヤハーネス14の屈曲耐久性が向上する。
なお、上記実施形態において、可撓板として樹脂板27,28を用いたが、樹脂板に代えてステンレス等の薄板の金属板を用いることも可能である。
図4〜図9は、本発明に係るワイヤハーネスの屈曲部構造の他の実施形態を示すものである。
この屈曲部構造も図1のリンク式ドアのハーネス配索構造に適用されるものである。図4は、図1の鎖線で示すドア1の閉じ状態に対応し、図5は図4のB−B断面であり、図6は、図1の実線で示すドア1の開き状態に対応する。
このワイヤハーネスの屈曲部構造は、図4〜図6の如く、複数本の小径の電線33を絶縁帯部34で連結して成る二枚のフラット電線35を屈曲部262において縦置きに平行に配置し、図7〜図9の如く、屈曲端末部(屈曲部の手前)において各フラット電線35を各一本の大径(太径)の電線36にジョイント接続したことを第一の特徴とし、図4〜図6の如く、二枚のフラット電線35の間に、複数本の独立した小径な電線38を上下方向に並列にフラット状に配列して成るフラット状配列電線37を配置したことを第二の特徴とする。
図4〜図6の如く、二枚のフラット電線35はその間に小径な各電線38をフラット状に配置した状態で数カ所をテープ(結束部材)39で部分的に巻かれて相互に固定され、小径な各電線38は両フラット電線35で挟まれてフラット状に保持されている。フラット電線35と小径の電線38との間には、小径の電線38のフラット状配列を乱さない程度の小さな隙間40が空いていてもよい。
フラット電線35の各電線33は可撓性の芯線(導体部)33aと外側の絶縁被覆33bとで成り、各電線33の絶縁被覆33bは薄肉で可撓性の絶縁帯部34で径方向に相互に連結されている。フラット電線35の導体部33aとして断面長方形(フラット状)のものを用いることも可能である。但し、このフラット状導体部は後述のジョイント圧接端子に圧接可能なものであることが必要である。両フラット電線35の間に位置する小径な電線38の外径はフラット電線35の各電線33の外径とほぼ同程度である。
小径な電線38で成るフラット状配列電線37は本例で二列に配置されている。フラット状配列電線37は回路数に応じて一列でもよく、極く小径な電線の場合は三列であってもよい。フラット状配列電線37の高さはフラット電線35の幅と同等ないしそれ以下であり、小径な各電線38はフラット電線35の絶縁帯部34に沿う凹部に係合して支持されたり、テープ39の下端内面で支持される。フラット状配列電線37は二本の平行な大径な電線36の間を通って大径な電線36と共に(に沿って)配索される。大径な電線36は屈曲部262の手前まで配索される。
小径な電線38を用いない場合は、両フラット電線35が相互に接触ないし近接した状態でテープ39で巻回固定される。テープ39に代えて結束部材としてバンドや輪ゴムや係止クリップ等を用いることも可能である。回路数が少ない場合は一枚のフラット電線35のみを用いることも可能である。この場合も、フラット電線35の両端末には大径の電線36がジョイント接続される。
図6のワイヤハーネス142の伸長状態(図1の適用例に対応した場合)から図4の如くワイヤハーネス142が屈曲するに伴って、屈曲内側のフラット電線35は外側のフラット電線35よりも小径に屈曲しつつ内側の大径な電線36を長手方向に押しやることで、外側のフラット電線35との屈曲差が吸収されて、スムーズな屈曲が可能となる。
図7の如く、フラット電線35と大径な電線36とはジョイント端子41を用いて相互に接続される。このジョイント端子41は、フラット電線35の幅方向に延びる長方形(帯状)の基板部42と、基板部42の一側に立設された小型の圧接端子部43と、基板部42の他側に立設された大型の圧接端子部44とで構成されている。各圧接端子部43,44は中央のスロット45と、スロット両側の一対の圧接片43a,44aと、各圧接片の入口側の被覆切裂刃43b,44bとで構成されている。各圧接片43a,44aの先端はなるべく尖っていることが好ましい。
大径な電線36は大径な断面円形の芯線部(導体部)36aとその外側の絶縁被覆36bとで構成された丸型被覆電線で、大きな電流を供給可能である。大径な電線36は屈曲部262(図4)から外れて位置するから、撓み難いものであってもよい。
図8の如く、フラット電線35の両端末において同形状のジョイント端子41が共通使用で回転対称に配置され、一方のジョイント端子41の小型の各圧接端子部43にフラット電線35の一端末の各電線33が圧接されると共に、大型の圧接端子部44に一方の大径な電線36の端末が圧接され、他方のジョイント端子41の小型の各圧接端子部43にフラット電線35の他端末の各電線33が圧接されると共に、大型の圧接端子部44に他方の大径な電線36の端末が圧接される。
小型の圧接端子部43の圧接片43aはフラット電線35の絶縁帯部34を貫通して芯線部33aに圧接される。フラット電線35の端末部において予め絶縁帯部34を切欠廃除して電線33を圧接端子部43に圧接することも可能である。ジョイント端子41の基板部42はフラット電線35の幅方向に沿って配置されて、フラット電線35の板厚方向の曲がり等を防止する補強部材として作用する。
図8の例では同じジョイント端子41を共用して、二本の大径な電線36を回転対称に上下に配置したが、二本の大径な電線36を上又は下に一直線に配置するべく、線対称な異なるジョイント端子を用いたり、図7のジョイント端子41を裏返して使用することも可能である。各圧接端子部43,44で各電線33,36の被覆33b,36bが切裂されつつ芯線部33a,36aが圧接されることは言うまでもない。
図9(a)の如く、従来は二本の大径な電線36を並列に用いてワイヤハーネスを構成していたのに対し、本発明では図9(b)の如く、各二本の大径な電線36の間に、一本の大径な電線36の芯線部36aの断面積と同じ断面積の総和となるような複数本(本例で四本)の小径な電線33の芯線部33aを有するフラット電線35を接続している。芯線部33a,36aの断面積が等しいことで、大径な電線36とフラット電線35とに同等の電流値の通電が許容される。
一例として大径な電線36の断面積は2sq、フラット電線35の小径な電線33の断面積は0.5sqである。図9(b)の各二本の大径な電線36は図4の如くフラット電線35と共に中間の小径なフラット状配列電線37の両側に配置される。高さ方向のスペースに余裕があれば、図9(b)のフラット電線35と大径な電線36とで成る二組の電線接続体48を上下に配置することも可能である。
大径な電線36の芯線部36aの断面積とフラット電線35の各芯線部33aの断面積の総和とは必ずしも等しくなければならないというものではない(断面積が少し異なっても小さな方の断面積に見合った電流を通電すればよい)。
なお、上記実施形態(図7〜図8)においては、ジョイント端子41として圧接部43,44を有するジョイント圧接端子を用いて各電線33,36を接続したが、ジョイント圧接端子41に代えてジョイント圧着端子(図示せず)を用いたり、ジョイント端子を用いずに電線33,36同士を溶着等で接続させることも可能である。ジョイント圧着端子とは圧着端子部を有するものであり、圧着端子部は芯線部に加締め(圧着)接続される。但し、ジョイント圧接端子41を用いるのが、接続作業性を高める上でベストである。
また、上記実施形態(図4〜図6)においては、ワイヤハーネス142の屈曲部262に二枚のフラット電線35を用いたが、回路数が少ない場合は、一枚のフラット電線35をジョイント端子41等で大径な電線36に接続してハーネス屈曲部を構成することも可能である。この場合、内側の小径な電線38で成るフラット状配列電線37は用いないものとする。
また、上記実施形態(図7〜図8)においては、大径な電線36をフラット電線35の両端末に一本ずつジョイント接続したが、例えばフラット電線35の各電線33の本数が倍(本例で八本)である場合は、大径な電線36を両端末に一本ではなく二本ずつジョイント接続するようにすることも可能である。大径な電線36の本数はフラット電線35の各電線33の本数に対して少数であればよい。
また、上記各実施形態(図2〜図9)においては、図1のリンク式ドア1への常時給電用としてワイヤハーネスの屈曲部構造を適用したが、図1以外に例えば従来の図10の回動式の自動車ドアや、図示しないスライド式のドア等の給電用に上記ワイヤハーネスの屈曲部構造を適用することも可能である。
その場合、ワイヤハーネスの屈曲方向が水平方向(前後)ではなく垂直方向(上下)になる場合には、屈曲方向とは直交する方向すなわち水平方向に各電線をフラットに配列することとなる。
本発明のワイヤハーネスの屈曲部構造の一適用例としてのリンク式ドアのハーネス配索構造を示す斜視図である。 本発明に係るワイヤハーネスの屈曲部構造の一実施形態を示す平面図である。 図2のA−A断面を示す斜視図である。 本発明に係るワイヤハーネスの屈曲部構造の他の実施形態を示す平面図である。 図4のB−B断面を示す斜視図である。 同じくワイヤハーネスを伸長させた状態を示す平面図である。 ワイヤハーネスの中間部(屈曲部分)を接続するジョイント端子の一形態を示す分解斜視図である。 同じくワイヤハーネスの中間部をジョイント端子で接続した状態を平面的に示す斜視図である。 (a)は従来の電線配列形態を示す正面図、(b)は本発明のワイヤハーネスの屈曲部における電線配列の一形態を回路的に示す正面図である。 従来の自動車ドアにおけるワイヤハーネスの配索構造の一形態を示す分解斜視図である。 従来の自動車ドアにおけるワイヤハーネスの配索構造の他の形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ドア
2 リンクアーム
4 車両ボディ
141,142 ワイヤハーネス
24,37 フラット状配列電線
25 電線
261,262 屈曲部
27,28 樹脂板(可撓板)
29,39 テープ(結束部材)
33 小径な電線
33a,36a 芯線部
35 フラット電線
36 大径な電線
38 小径な電線
41 ジョイント端子

Claims (7)

  1. 複数本の電線で断面略円形に構成されるワイヤハーネスを用い、該ワイヤハーネスの屈曲部において該複数本の電線をフラット状に配列し、そのフラット状配列電線の両側に可撓板を配置し、両可撓板を結束部材で固定し、且つ屈曲外側の可撓板を該ワイヤハーネスに結束部材で固定したことを特徴とするワイヤハーネスの屈曲部構造。
  2. 複数の小径な電線を連結して成るフラット電線の両端末に、少数の大径な電線をジョイント接続し、該フラット電線を、該両端末を近づける方向の板厚方向に屈曲させることを特徴とするワイヤハーネスの屈曲部構造。
  3. 前記フラット電線の全ての芯線部と前記大径な電線の芯線部との断面積を同等に設定したことを特徴とする請求項2記載のワイヤハーネスの屈曲部構造。
  4. 前記フラット電線を二枚平行に配置し、両フラット電線を結束部材で相互に固定したことを特徴とする請求項2又は3記載のワイヤハーネスの屈曲部構造。
  5. 前記二枚のフラット電線の間に小径な電線をフラット状に配列したことを特徴とする請求項4記載のワイヤハーネスの屈曲部構造。
  6. 前記ジョイント接続をジョイント端子で行わせたことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のワイヤハーネスの屈曲部構造。
  7. ドアをリンクアームを介して車両ボディに開閉自在に連結し、該リンクアームから該車両ボディに前記ワイヤハーネスを配索し、該ドアの開閉時における該車両ボディ側での該ワイヤハーネスの屈曲部に適用したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のワイヤハーネスの屈曲部構造。
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