JP5123575B2 - 配線基板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、機能素子が設けられたシリコンウエハ等の半導体基板上に、例えばガラスなどの基板を貼り合せた配線基板とその製造方法に係り、詳しくは、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)といった固体撮像素子等の機能素子を備えた光学系半導体デバイスをウエハレベルパッケージで作製し、実装基板に実装した後のバンプの実装信頼性を向上させるものである。
半導体デバイスが形成されたシリコンウエハ等の半導体基板のウエハレベルパッケージの構造としては、たとえば、図10に示したような半導体パッケージが知られている。このパッケージは、半導体基板111と実装基板121とを接合したものである。前記半導体基板111は、一方の面に機能素子112が配置され、前記機能素子112からの信号を出力する導電層113と、前記導電層113を除いて前記一方の面を覆う表面保護膜114とを備える。一方、前記実装基板121は、一方の面に導電層123が設けられている。そして、前記半導体基板111の導電層113と前記実装基板121の導電層123とが対向するように配置し、はんだバンプ119を介して前記導電層113と前記導電層123とを電気的に接続する。
このような半導体デバイスのパッケージでは、パッケージの構造による実装信頼性評価や信頼性の向上策として、バンプの高さを高くすることや捨てバンプを設ける、バンプと基板との間に樹脂ポストを設ける等が行われている。
たとえば、半導体パッケージとプリント配線基板との接合部にクラックが入るという課題を解決する手段として、半導体基板上に配置された電極パッドから引き出された配線上にレジスト層を設け、このレジスト層に形成された溝を埋めてなる導電性樹脂の柱上部材と、柱上部材上に一体化して設けられた導電性樹脂からなるバンプとを有する半導体パッケージが提案されている(特許文献1参照)。
また、光学系半導体デバイスの形成されたシリコンウエハ等の半導体基板に、ガラス基板等を貼り合せたウエハレベルパッケージの構造としては、たとえば、図11に示したような半導体パッケージが知られている。このパッケージは、半導体基板141とガラス基板146とを封止部147を介して貼り合せたSi(シリコン)/ガラス貼り合せ基板140と、実装基板151とを接合したものである。前記半導体基板141は、一方の面に機能素子142が配置され、一方の面から他方の面に前記機能素子142からの信号を出力する貫通配線145と、前記他方の面に配され、貫通配線145と電気的に接続された導電層143と、前記導電層143を除いて前記一方の面を覆う表面保護膜144とを備える。一方、前記実装基板151は、一方の面に導電層153が設けられている。そして、前記半導体基板141の導電層143と前記実装基板151の導電層153とが対向するように配置し、はんだバンプ149を介して前記導電層143と前記導電層153とを電気的に接続する。なお、図11に示したような光学系半導体パッケージでは、前記機能素子142のイメージエリアにキャビティ148が形成されているが、キャビティの無いものもある。
また、このような光学系半導体デバイスの形成されたシリコンウエハ等の半導体基板のパッケージとしては、以下のような構造のものがそれぞれ提案されている。
たとえば、小型化すると共に、製造工程を簡略化して製造コストを削減する課題を解決する手段として、表面に被封止デバイスが形成された半導体チップを複数配置してなる半導体ウェハと、前記半導体チップの表面に接着され、前記被封止デバイスを、前記半導体チップとそれとの間の空間で形成されるキャビティ内に封止する封止キャップを複数配置してなるキャップ・アレイ・ウェハとを準備する。そして、前記半導体ウェハを貫通して複数のビアホールを設けて埋め込み電極を形成し、さらにバンプ電極を形成する。その後、この構造体をスクライブラインに沿って切断することにより、個々のパッケージに分割するものが提案されている(特許文献2参照)。
また、蓋部材の傾斜、蓋部材による半導体基板又は半導体基板に設けられている各部の破損、及び製造時の半導体基板の破損を防止する課題を解決する手段として、半導体基板表面に撮像素子及びマイクロレンズ部が形成され、半導体基板を貫通する貫通電極が形成され、表面からガラスリッド側へ突出する突起部が貫通電極上にマイクロレンズ部の厚さより厚く形成され、突起部が半導体基板とガラスリッドとの間に介在しているものが提案されている(特許文献3参照)。
上述した光学系半導体デバイスのパッケージでは、実装信頼性評価の例は少なく、上記半導体基板のウエハレベルパッケージと同様の実装信頼性評価や信頼性の向上策が適用できる。加えて、光学系半導体デバイスのウエハレベルパッケージのような、例えばSi/ガラス貼り合せ基板においては、Si基板の実装信頼性とは異なった手段により、実装信頼性を向上させることが出来ると考えられる。
つまり、Si/ガラス貼り合せ基板における実装信頼性の故障要因は主にバンプの故障であり、バンプに影響する応力を如何に緩和するかが重要である。たとえば、図12に示すように、バンプ149の故障はパッケージ(Si/ガラス等の貼り合せ基板140)の膨張係数とエポキシ樹脂等の実装基板151の膨張係数の違いにより、膨張した実装基板151によってバンプ149に応力が加わり、バンプ149の故障につながる。したがって、貼り合せ基板を用いたパッケージにおいてはバンプ149への応力を緩和できる構造にする必要がある。
ところが、機能素子が設けられた半導体基板上にガラス等の基板を貼り合せる際には、図13に示すように、機能素子を避ける位置に封止部147を設ける構造がとられている。このような光学系半導体デバイスのパッケージ構造における実装信頼性を考えた場合、機能素子のイメージエリア163及びキャビティエリア162では、ガラス基板とSi基板が接着されていないため、実装基板が熱膨張した際にパッケージ側のSi基板が変形しやすくバンプへの応力を緩和できるが、ガラス基板とSi基板が接着されたSi/ガラス接着エリア161では、実装基板が熱膨張した際にパッケージ側は変形しにくく、バンプに応力が集中し、実装信頼性の面で好ましくないものであった。
特開2004−119574号公報 特開2005−019966号公報 特開2005−209967号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、貼り合せ構造を有する配線基板において、実装基板に実装した後のバンプに掛かる応力を緩和でき、実装信頼性が向上する配線基板を得ることを第一の目的とする。
また、本発明は、ウエハレベルでの実装信頼性が向上した配線基板の製造方法を提供することを第二の目的とする。
本発明の請求項1に係る配線基板は、一方の面に機能素子を備えた第一基板と、前記第一基板の一方の面側に第一の封止部を介し設けられた第二基板と、前記第一基板の他方の面側に備えられ、前記機能素子と電気的に接続された複数のバンプとを備える配線基板において、前記第一の封止部は、前記第一基板の外周をなす第一領域に設けられ、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に配されているとともに、前記機能素子は、前記第一基板の内包に設けられ、前記機能素子を包囲する第二領域には第二の封止部がさらに設けられ、前記第二の封止部は、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に配されており、前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記機能素子が存在しない領域である第一キャビティエリアと、前記機能素子が存在する領域である第二キャビティエリアとを、区分するように前記第二の封止部が配されており、両方のエリアに各々、前記バンプ接続部があることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る配線基板は、請求項1に係る配線基板において、前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記第二キャビティエリアに配された複数の前記バンプ接合部は、前記第二の封止部により、各々のバンプ接合部が孤立した状態にあることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る配線基板は、請求項2に係る配線基板において、前記第二の封止部は、格子状をなしていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る配線基板は、請求項1に係る配線基板において、前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記第二の封止部は、バンプ接合部とは関係しない領域に配されており、各々の第二の封止部が孤立した状態にあることを特徴とする。
本発明の請求項に係る配線基板の製造方法は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板製造する方法であって、前記機能素子を包囲する第二領域にあって、かつ、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に第二の封止部を形成する工程Cと、前記第一の封止部及び前記第二の封止部を介して前記第一基板と前記第二基板を接合する工程Dと、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る配線基板の製造方法は、請求項5に記載の配線基板の製造方法であって、前記工程Cは、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向において、前記第二キャビティエリアに配された複数の前記バンプ接合部が各々、孤立した状態となるように前記第二の封止部を形成することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る配線基板は、一方の面に機能素子及び他方の面側に複数のバンプを備える第一基板と、前記第一基板の一方の面側に配された第二基板とが、前記第一基板の外周をなす第一領域に設けられ、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に配された第一の封止部によって接合されている。
また、前記機能素子は、前記第一基板の内包に設けられ、前記機能素子を包囲する第二領域には第二の封止部がさらに設けられ、前記第二の封止部は、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に配されており、前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記機能素子が存在しない領域である第一キャビティエリアと、前記機能素子が存在する領域である第二キャビティエリアとを、区分するように前記第二の封止部が配されており、両方のエリアに各々、前記バンプ接続部がある。
ゆえに、実装基板が熱膨張によって変形した際に変形しにくい第一基板と第二基板との接着された箇所が、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に配され、実装基板が熱膨張によって変形しやすい第一基板と第二基板との接着されていない箇所が、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、バンプ接合部と重なる位置に存在することになる。その結果、実装基板の熱膨張による変形によってバンプ接合部に掛かる応力を、第一基板と第二基板との接着されていない箇所において分散させることができる。
特に、前記第二の封止部は、前記機能素子が存在しない領域である第一キャビティエリアと、前記機能素子が存在する領域である第二キャビティエリアとを、区分するように配されているので、上述した実装基板の熱膨張による変形を考慮し、両方のエリアに各々、配置されたバンプ接続部を使い分けることが可能となる。
したがって、貼り合せ構造を有する配線基板において、実装基板に実装した後のバンプに掛かる応力を緩和でき、実装信頼性が向上する配線基板を得ることができる。しかも、第一の封止部および第二の封止部によって配線基板内包域を封止するので、機能素子を保護し、機能素子の安定した動作が得られるものとすることができる。


本発明の請求項5に係る配線基板の製造方法は、機能素子を包囲する第二領域にあって、かつ、第一基板と第二基板の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に第二の封止部を形成(工程C)し、第一基板の外周をなす第一領域に設けられた第一の封止部、及び前記第二の封止部を介して前記第一基板と前記第二基板の接合を行なう(工程D)ようにしている。ゆえに、実装基板の熱膨張による変形によってバンプ接合部に掛かる応力を分散させ、配線基板の実装信頼性を向上させることができると共に、第一基板と第二基板の接合を行なうことができる第一の封止部および第二の封止部を容易に設けることができる。
したがって、ウエハレベルでの実装信頼性が向上した配線基板の製造方法を容易に提供することができる。
(第一実施形態)
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明の第一実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る配線基板の一例を模式的に示す平面図であり、図2は、この配線基板を実装基板に実装した状態を模式的に示す断面図である。なお、後述する他の実施形態においては、本実施形態と同様の構成部分については同じ符合を用い、その説明は省略することとし、特に説明しない限り同じであるものとする。
本実施形態における配線基板(ウエハレベルパッケージ)10は、図1及び図2に示すとおり、一方の面に機能素子12を備えた第一基板11と、前記第一基板11の機能素子12に重なるように、一方の面に配された第二基板16と、前記第一基板11と前記第二基板16との間に挟まれ、前記機能素子12を内包する側にキャビティ18を成すように配された第一の封止部17と、を少なくとも備えている。
また、本実施形態における配線基板10は、前記第一基板11が、その他方の面に配され、前記機能素子12と電気的にアクセス(接続)するための接点(以下、「バンプ」という)19や、これに連なる導電層13を備えている。そして、第一基板11の一方の面と他方の面との間には、前記機能素子12と前記導電層13とを電気的に接続するための貫通配線15が形成されている。さらに、第一基板11の他方の面には、前記バンプ19が配された領域を除いて封止樹脂層14が形成されている。
そして、本実施形態における配線基板10では、前記第一の封止部17は、前記第一基板11の外周をなす第一領域にあって、かつ、前記第一基板11と第二基板16の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置、具体的には、複数備えられたバンプにおける最外周に備えられたバンプ位置よりの外側に配されることを特徴とする。ここで、バンプ接合部とは、バンプ19が導電層13と接している部分を意味する。
第一基板11は、たとえばSiやGaAs等の半導体材料からなる基材の表面に、パッシベーション膜(不図示)と、機能素子12とが形成されてなる。パッシベーション膜は、SiNまたはSiO等からなる不動態化による絶縁膜である。
また、第一基板11は、基板厚が薄い方が好ましく、たとえば100〜200μmの厚さであると良い。その厚さが100μm以下であると、薄過ぎると基板の強度が保てず、一方、その厚さが200μm以上であると、バンプへの応力の緩和が劣ることとなる。
機能素子12は、デバイスの中心機能を担う場所であって、第一基板11に与えられた物理的な変化量を電気的な信号に変換するエリアに相当し、微細な三次元構造の素子、たとえばCCDやCMOSといったイメージセンサとして機能する固体撮像素子等である。
導電部13は、機能素子12からの電気的信号を伝達するための表面配線層であり、たとえばCu等の導電性を有する材料が好適に用いられる。導電部13は、後述する貫通配線15と電気的に接続される。
封止樹脂層14は、バンプ19が配された領域を除いて第一基板11の他方の面を覆っている。この封止樹脂層14をなす材料としては、たとえばエポキシやポリイミド等の樹脂を挙げることができる。
貫通配線15は、第一基板11を貫通する配線であり、たとえばCu、Al、AuSn等の導電性を有する材料が好適に用いられる。この貫通配線15は、たとえば第一基板11の一方の面から他方の面を貫通して形成した孔部内に、前記導電性を有する材料を、溶融金属吸引法や、印刷法、メッキ法等により形成することができる。
第二基板16は、第一基板11に備えられた機能素子12を保護するための部材であり、第一の封止部17を介して前記第一基板11に支持され、前記機能素子12の周囲にキャビティ18をなすように配されている。この第二基板16は、たとえばガラス等絶縁体から形成されれば良い。
第一の封止部17は、第一基板11と第二基板16とをウエハレベルで接合する部材であると共に、機能素子12と第二基板16とを離間させる部材でもある。この第一の封止部17は、たとえば厚みが1〜100μm程度の樹脂、金属、ガラス、シリコンなどから形成される。また、第一の封止部17を介した第一基板11と第二基板16との接合は、たとえばエポキシ、ポリイミド、BCBなどの接着剤接合、ガラスフリット接合、Au,Snなどの共晶接合、はんだ接合、陽極接合などの各種接合方法が採用可能である。
この第一の封止部17が設けられた配線基板10上の領域は、後述する実装基板21が熱膨張した際に変形しにくい接着エリア31を構成する。
なお、第一の封止部17は、機能素子12の表面に配されるものではないので、光透過性を有さないものであっても良い。
キャビティ18は、第一の封止部17を介した第一基板11と第二基板16との接合により、前記第一基板11と前記第二基板16との間に前記第一の封止部17によって囲まれて形成された空間である。
このキャビティ18が形成された配線基板10上の領域は、後述する実装基板21が熱膨張した際に変形しやすく、バンプ接合部に掛かる応力を分散させて緩和するキャビティエリア32を構成し、さらに機能素子12の光電変換部分はイメージエリア33を構成する。
バンプ19は、第一基板11の導電部13と後述する実装基板21の導電部23とを電気的に接続するものであり、半田ペースト印刷や半田ボール搭載等、既知の方法により形成することができる。
実装基板21は、その一方の面に、前記配線基板10に備えられたバンプ19と電気的に接続するための導電層23を備えている。
この導電部23は、実装基板21の一方の面に配された再配線層であり、たとえばCu、Ni、Au等の導電性を有する材料が好適に用いられる。
このように、第一の接合部17が、第一基板11の外周をなす第一領域にあって、かつ、前記第一基板11と第二基板16の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に配されていることで、実装基板21が熱膨張した際にパッケージ側が変形しにくい接着エリア31が実装信頼性の低下を引きこし易いバンプ接合部を避けて存在することとなる。一方、前記バンプ接合部が存在することとなるイメージエリア33及びキャビティエリア32では、第一基板11と第二基板16が接着されていないため、実装基板21が熱膨張した際にパッケージ側のSiが変形しやすく、バンプ接合部に掛かる応力を分散させて緩和することができる。
したがって、貼り合せ構造を有する配線基板において、実装信頼性を向上させることができる。
また、この第一の封止部17による第一基板11と第二基板16との接合によって、機能素子が形成された配線基板内包域を他の領域とは隔離された状態にすることができるので、良好な封止性を確保し、機能素子の劣化を防ぎ、機能素子の安定した動作と長寿命が得られるものとすることができる。
次に、以上のような構成による配線基板10の製造方法を説明する。図3及び図4は、その製造方法を段階的に示す説明図である。以下、第一基板11をSi基板、第二基板16をガラス基板として説明する。
まず、前記配線基板10の製造にあたっては、図3(a)に示すように、Si基板11の一方の面に、CCDやCMOSといったイメージセンサとして機能する固体撮像素子等の機能素子12を形成する。
次に、図3(b)に示すように、Si基板11の一方の面における外周をなす第一領域にあって、かつ、Si基板11と後で貼り合せるガラス基板16の重なる方向から見て、後に形成するバンプ接合部と重ならない位置に、第一の封止部17を形成する。
次いで、図3(c)に示すように、第一の封止部17上にガラス基板16を配して、Si基板11とガラス基板16とを重ね合わせ、第一の封止部17を介してSi基板11とガラス基板16を接合する。この接合は、たとえばSi基板11とガラス基板16とを重ね合わせた状態のまま熱プレス処理し、第一の封止部17を溶融することにより行なうことができる。
その後、図3(d)に示すように、Si基板11に、機能素子12と電気的に接続する貫通配線15を形成する。このような貫通配線15は、たとえば貫通穴の内部に導電材を充填したものであれば良い。
次に、図4(a)に示すように、Si基板11の他方の面において、貫通配線15に接続される導電層13を形成した後、その上を絶縁性の封止樹脂層14で覆う。ただし、後に形成するバンプ接合部となる部分には、封止樹脂層14に開口部を設ける。
さらに、図4(b)に示すように、Si基板11の他方の面にあって、封止樹脂層14に開口部を通して露呈した導電層13上にバンプ材を配し、このバンプ材を溶融することにバンプ19を形成することにより、配線基板10とすることができる。
その後、図4(c)に示すように、配線基板10のバンプ19を、実装基板21の一面に形成した導電層23に向けて配し、バンプ19を溶融して導電層23と電気的に接続することで、図2に示すように、配線基板10を実装基板21に実装することができる。
これにより、本発明による製造方法では、Si基板とガラス基板の接合を行なうことができる第一の封止部を容易に設けることができると共に、実装後における実装基板の熱膨張による変形によってバンプ接合部に掛かる応力を分散させ、配線基板の実装信頼性を向上させることのできる配線基板の製造方法を容易に提供することができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を、図面を参照して説明する。
図5は、本発明に係る配線基板の他の一例を模式的に示す平面図であり、図6は、この配線基板を実装基板に実装した状態を模式的に示す断面図である。
本実施形態における配線基板(ウエハレベルパッケージ)40は、図5及び図6に示すとおり、前記第一実施形態における配線基板10にさらに、前記第一基板11の内包に設けられた機能素子12を包囲する第二の領域に第二の封止部47を備えたものである。
本実施形態における配線基板40では、前記第二の封止部47は、前記第一基板11と第二基板16の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に配されることを特徴とする。
第二の封止部47は、第一基板11と第二基板16とをウエハレベルで接合する部材であると共に、機能素子12のより良好な気密封止性を確保する部材でもある。この第二の封止部47は、たとえば厚みが1〜100μm程度の樹脂、金属、ガラス、シリコンなどから形成される。また、第二の封止部47は、前記第一の封止部17と同じ材料からなる場合、別々に配しても良いが、一緒に配することもできる。なお、第二の封止部47は、機能素子12を取り囲むように配されるものえあるので、透湿性、吸湿性の低い材料が望ましい。
この第二の封止部47が設けられた配線基板40上の領域は、第一の封止部17が設けられた配線基板40上の接着エリア31と同様に、後述する実装基板21が熱膨張した際に変形しにくい接着エリア34を構成する。
また、第二の封止部47の形成により、第一の封止部17により囲まれた第一のキャビティ48と、第二の封止部47により囲まれた第二のキャビティ58が作製される。このキャビティ48,58が形成された配線基板40上の領域は、後述する実装基板21が熱膨張した際に変形しやすく、バンプ接合部に掛かる応力を分散させて緩和する第一キャビティエリア32と第二キャビティエリア35を構成する。
すなわち、第二の封止部47は、機能素子12が存在しない領域である第一キャビティエリア32と、機能素子12が存在する領域である第二キャビティエリア35とを、区分するように配されている。これにより、両方のエリア(第一キャビティエリア32、第二キャビティエリア35)に各々、バンプ接続部が複数あることを、図5は示している。
また図5から明らかなように、第一基板11と第二基板16の重なる方向から見て、第二キャビティエリア35内にあるバンプ接続部はイメージエリア33と重なる位置に配されているのに対して、第一キャビティエリア32内にあるバンプ接続部はイメージエリア33とは重ならない位置にある。
したがって、イメージエリア33と重ならない位置に配されている、第一キャビティエリア32内にあるバンプ接続部は、第二キャビティエリア35内にあるバンプ接続部に比べて、実装基板21が熱膨張した際に変形することによる影響を受けにくい。
なお、本実施形態では、キャビティは二つしか作製されていないが、後述するイメージエリア33以外の部分に第三のキャビティ又はそれ以上の多数個のキャビティを作製するような構成としても良い。
図9は、多数個のキャビティを設ける構成例を示すモデル図である。図9(a)〜図9(g)において基本的に、白抜きの小さな丸印の領域がバンプ接合部を、砂地模様の領域が封止部を、その他の領域がキャビティエリアを、それぞれ表している。
図9(a)は、複数個(図中では9個)のバンプ接合部が個別に、格子状の封止部によって孤立した状態に配され、個々のバンプ接合部と封止部との間にキャビティエリアが設けられている構成例である。ここで、格子状の封止部は、個々のバンプ接合部間を上下左右方向に区分するように配置されている。
図9(b)は、基本的に図9(a)とほぼ同じ構成をなしている。ただし、キャビティエリアがバンプ接合部の外周域に沿ってのみ、略同心円状に配置されている点が、図9(a)と相違する構成例である。
図9(c)は、基本的に図9(a)とほぼ同じ構成をなしている。ただし、格子状の封止部のうち、交差する部分をキャビティエリアに置換した点が、図9(a)と相違する構成例である。
図9(d)は、基本的に図9(b)とほぼ同じ構成をなしている。ただし、封止部のうち、バンプ接合部とは無関係な領域に、キャビティエリアを追加して配した点が、図9(b)と相違する構成例である。ここで、追加したキャビティエリアは、白抜きの四角印にて表している。
図9(e)は、バンプ接合部の位置とは関係しない領域に封止部を配し、各封止部が孤立して構成例を表している。図9(e)における封止部は、特に、砂地模様の四角印にて表している。つまり、封止部が矩形パターンであることを示す。
図9(f)は、基本的に図9(e)とほぼ同じ構成をなしている。ただし、図9(f)における封止部は、特に、砂地模様の丸印にて表している。つまり、封止部が円形パターンであることを示している。ゆえに、図9(f)は、封止部のパターンが点が図9(e)と相違する構成例である。
図9(g)は、基本的に図9(a)とほぼ同じ構成をなしている。ただし、格子状の封止部が、個々のバンプ接合部間を斜め方向に区分するように配置されている点が図9(a)と相違する構成例である。
このように、第二の接合部47が、第一基板11と第二基板16の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に配されることで、機能素子の封止域内へのガス等の侵入を防ぐことができ、配線基板の封止性を良好にすることができると共に、実装基板21が熱膨張した際にパッケージ側が変形しにくい接着エリア34が実装信頼性の低下を引きこし易いバンプ接合部を避けて存在することとなる。一方、バンプ接合部が存在することとなるイメージエリア33、第一キャビティエリア32及び第二キャビティエリア35では、第一基板11と第二基板16が接着されていないため、実装基板21が熱膨張した際にパッケージ側のSi基板が変形しやすく、バンプ接合部に掛かる応力を分散させて緩和することができる。
したがって、貼り合せ構造を有する配線基板において、実装信頼性を向上させることができる。
また、この第二の封止部47による第一基板11と第二基板16との接合によって、機能素子の封止性を向上させるとともに、第一基板(たとえば、Si基板)11と第二基板(たとえば、ガラス基板)16の接着部を増やすことにより、衝撃等による薄型化されたSi基板の損傷を抑制できる。ゆえに、機能素子の劣化を防ぎ、機能素子のより安定した動作と長寿命が得られるものとすることができる。
次に、以上のような構成による配線基板40の製造方法を説明する。図7は、その製造方法を段階的に示す説明図である。以下、本実施形態においても、第一基板11をSi基板、第二基板16をガラス基板として説明する。
まず、図7(a)に示すように、Si基板11の一方の面に、CCDやCMOSといったイメージセンサとして機能する固体撮像素子等の機能素子12を形成する工程までは、前記第一実施形態における配線基板10と同様である。
次に、図7(b)に示すように、Si基板11の一方の面における外周をなす第一領域にあって、かつ、Si基板11と後で貼り合せるガラス基板16の重なる方向から見て、後に形成するバンプ接合部と重ならない位置に、第一の封止部17を形成する。また、機能素子12を包囲する第二領域にあって、かつ、Si基板11とガラス基板16の重なる方向から見て、バンプ接合部と重ならない位置に、第二の封止部47を形成する。この第一の封止部17と第二の封止部47の形成は、一緒に行なっても良いし、別々に行なっても良い。
次いで、図7(c)に示すように、第一の封止部17及び第二の封止部47の上にガラス基板16を配して、Si基板11とガラス基板16とを重ね合わせ、第一の封止部17及び第二の封止部47を介してSi基板11とガラス基板16を接合する。この接合は、たとえばSi基板11とガラス基板16とを重ね合わせた状態のまま熱プレス処理し、第一の封止部17及び第二の封止部47を溶融することにより行なうことができる。
その後、図7(d)に示すように、Si基板11に、機能素子12と電気的に接続する貫通配線15を形成する。このような貫通配線15は、たとえば貫通穴の内部に導電材を充填したものであれば良い。
次に、図8(a)に示すように、Si基板11の他方の面において、貫通配線15に接続される導電層13を形成した後、その上を絶縁性の封止樹脂層14で覆う。ただし、後に形成するバンプ接合部となる部分には、封止樹脂層14に開口部を設ける。
さらに、図8(b)に示すように、Si基板11の他方の面にあって、封止樹脂層14に開口部を通して露呈した導電層13上にバンプ材を配し、このバンプ材を溶融することにバンプ19を形成することにより、配線基板40とすることができる。
その後、図8(c)に示すように、配線基板40のバンプ19を、実装基板21の一面に形成した導電層23に向けて配し、バンプ19を溶融して導電層23と電気的に接続することで、図6に示すように、配線基板40を実装基板21に実装することができる。
これにより、本発明による製造方法では、Si基板とガラス基板の接合を行なうことができる第一の封止部及び第二の封止部を容易に設けることができると共に、実装後における実装基板の熱膨張による変形によってバンプ接合部に掛かる応力を分散させ、配線基板の実装信頼性を向上させる、さらに機能素子の気密封止性を向上させることのできる配線基板の製造方法を容易に提供することができる。
しかも、Si基板とガラス基板を接合する熱プレス処理時に発生するガス等がイメージエリア及び第二キャビティエリア内へ侵入することを抑制して、特性劣化のないパッケージ構造とすることができる。
本発明は、たとえばCCDやCMOSといったイメージセンサとして機能する固体撮像素子等の機能素子を備えた光学系半導体デバイス上にガラスなどの基板を貼り合せた構造を有する配線基板に適用できる。
本発明に係る配線基板の一例を示す図である。 図1に示す配線基板を実装した状態の断面を示す図である。 本発明に係る配線基板の製造方法の一例を工程順に示す図である。 図3に続く各工程を示す図である。 本発明に係る配線基板の他の例を示す図である。 図5に示す配線基板を実装した状態の断面を示す図である。 本発明に係る配線基板の他の製造方法の一例を工程順に示す図である。 図7に続く各工程を示す図である。 多数個のキャビティを設ける構成例を示すモデル図である。 従来の半導体基板を実装した状態の断面を示す図である。 従来の配線基板を実装した状態の断面を示す図である。 従来の配線基板を実装した状態の断面を示す図である。 従来の配線基板を実装した状態の平面を示す図である。
符号の説明
10、40 配線基板、11 第一基板(半導体基板)、12 機能素子、13 導電層、14 封止樹脂層、15 貫通配線、16 第二基板(ガラス基板)、17 第一の封止部、47 第二の封止部、18、48、58 キャビティ、19 バンプ、21 実装基板、23 導電層、31、34 接着エリア、32、35 キャビティエリア、33 イメージエリア。

Claims (6)

  1. 一方の面に機能素子を備えた第一基板と、
    前記第一基板の一方の面側に第一の封止部を介し設けられた第二基板と、
    前記第一基板の他方の面側に備えられ、前記機能素子と電気的に接続された複数のバンプとを備える配線基板において、
    前記第一の封止部は、前記第一基板の外周をなす第一領域に設けられ、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に配されているとともに、
    前記機能素子は、前記第一基板の内包に設けられ、
    前記機能素子を包囲する第二領域には第二の封止部がさらに設けられ、前記第二の封止部は、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に配されており、
    前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記機能素子が存在しない領域である第一キャビティエリアと、前記機能素子が存在する領域である第二キャビティエリアとを、区分するように前記第二の封止部が配されており、両方のエリアに各々、前記バンプ接続部があることを特徴とする配線基板。
  2. 前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記第二キャビティエリアに配された複数の前記バンプ接合部は、前記第二の封止部により、各々のバンプ接合部が孤立した状態にあることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記第二の封止部は、格子状をなしていることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  4. 前記第一基板と前記第二基板の重なる面内の方向において、前記第二の封止部は、バンプ接合部とは関係しない領域に配されており、各々の第二の封止部が孤立した状態にあることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板を製造する方法であって、
    前記機能素子を包囲する第二領域にあって、かつ、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向から見て、前記バンプ接合部と重ならない位置に第二の封止部を形成する工程Cと、
    前記第一の封止部及び前記第二の封止部を介して前記第一基板と前記第二基板を接合する工程Dと、
    を備えることを特徴とする配線基板の製造方法。
  6. 前記工程Cは、前記第一基板と前記第二基板の重なる方向において、前記第二キャビティエリアに配された複数の前記バンプ接合部が各々、孤立した状態となるように前記第二の封止部を形成することを特徴とする請求項5に記載の配線基板の製造方法。
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