JP5119629B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置の冷媒回路内に溜まっている旧冷凍機油を新冷凍機油に更新するための更新ユニットを備えた冷凍装置に関するものである。
従来より、室外ユニット(熱源側ユニット)と室内ユニット(利用側ユニット)とが連絡配管で接続された冷媒回路を備えた冷凍装置(例えばセパレート型空調機)に関して、その連絡配管内の冷凍機油を効率的に回収するための技術が提案されている。冷凍機油の回収は、例えば連絡配管はそのまま流用するが、室外ユニット及び室内ユニットは新しいものと交換する際に行われる。旧冷凍機油を回収するのは、連絡配管に旧冷凍機油が残っていると、交換後の装置の運転に悪影響を及ぼす可能性があるためである。
例えば、特許文献1には冷凍機油の回収技術の一例が開示されている。この特許文献1の技術では、冷媒回路の冷媒を熱源側回路に集めるポンプダウンを行った後、回収器への冷媒収容動作と冷媒回路への冷媒再充填動作とが行われる。そして、冷媒収容動作と冷媒再充填動作とが何度か繰り返され、必要に応じて室外機や室内機が新しいものと交換される。
冷媒回収動作と冷媒再充填動作の具体的な内容は以下の通りである。まず、冷媒収容動作では、液側閉鎖弁及びガス側閉鎖弁の一方を閉鎖して他方を開口し、閉鎖している閉鎖弁のサービスポートに回収器を接続して冷媒回路内の冷媒と共に冷凍機油を回収する。冷媒充填動作では、冷媒収容動作で閉鎖した方の閉鎖弁を開く一方で、開口した方の閉鎖弁を閉じる操作を行う。そして、閉じている方の閉鎖弁のサービスポートに、冷媒収容動作で回収した冷媒の入った回収器を冷媒再生器(油分離器)を介して接続し、その回収器から冷媒を吐出させて冷媒再生器で冷凍機油を除去した冷媒を冷媒回路へ充填する。そして、この冷凍機油回収方法では、必要に応じて冷媒収容動作と冷媒充填動作とが繰り返し行われる。
特開2003−194437号公報
ところで、室外ユニットや室内ユニットを新しいものと交換する際、交換前の空調機が圧縮機の故障等で運転できない場合には上記の作業ができず、劣化した冷凍機油が既設配管内に残留する。この場合、交換後の空調機の信頼性に悪影響を及ぼすため、室外機や室内機を取り外し、連絡配管に洗浄ユニットを取り付けて該連絡配管を洗浄する作業が必要となる。
このように従来は冷凍機油の更新に複雑な作業が必要であり、冷凍機油を容易に更新することは困難であった。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷媒配管の冷凍機油を更新する際に、既設配管内に残留する冷凍機油を容易に新冷凍機油に更新できるようにするとともに、更新後のシステムに悪影響を及ぼさないようにすることである。
第1の発明は、圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と膨張機構(36)と利用側熱交換器(37)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備え、少なくとも圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備えた熱源側ユニット(11)と、少なくとも利用側熱交換器(37)を備えた利用側ユニット(13)とが、ガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)により接続されて、冷媒の循環方向が反転可能な冷媒回路(20)が構成された冷凍装置を前提としている。
そして、この冷凍装置は、上記ガス側連絡配管(24)に、冷媒回路(20)の冷凍機油を更新する冷凍機油の更新ユニット(1)が接続されている。
また、上記更新ユニット(1)は、新冷凍機油を貯留するケーシング(2)と、ガス配管(24,29)の経路上で冷媒回路(20)内の冷媒ガスを旧冷凍機油とともにケーシング(2)内に導入する第1配管(4)と、ケーシング(2)内で旧冷凍機油を希釈した新冷凍機油を冷媒ガスとともにガス配管(24,29)の経路上に導出する第2配管(3)とを備えている。
また、上記第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、曲部(4b,3b)を下端部とするU字管であって油導入孔(5)を備え、一端(4a,3a)がガス配管(24,29)に接続される一方、他端(4c,3c)がケーシング(2)内の油面高さよりも上方に位置し、さらに油導入孔(5)がケーシング(2)内の油面高さに合致するように該ケーシング(2)に固定されている。
この第1の発明では、例えば室外ユニットと室内ユニットとをガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)で接続した冷凍装置(空調機)において、室外ユニットと室内ユニットを新しいものに交換する際には、まずポンプダウンを行って、冷媒回路(20)の冷媒を室外ユニット側に回収する。その後室外ユニットと室内ユニットを交換し、新冷媒を充填する。このとき、ガス配管(ガス側連絡配管または機内ガス配管)(24,29)には新冷媒に対応した冷凍機油を貯留した更新ユニット(1)を装着する。この状態で圧縮機(30)を運転すると、冷凍機油の更新ユニット(1)には、ガス配管(24,29)に接続された第1配管(4)から冷媒とともに旧冷凍機油が導入され、旧冷凍機油が新冷凍機油に溶け込むか拡散して希釈される。これは、冷媒や冷凍機油が静的な状態にはなく、動的な状態にあるためである。その後、第2配管(3)からは、旧冷凍機油の希釈された新冷凍機油が流出し、ガス配管(24,29)を流れていく。冷媒回路(20)は閉回路であり、旧冷凍機油が希釈された新冷凍機油を含む冷媒が冷媒回路(20)を循環するので、冷媒回路(20)全体に付着している旧冷凍機油が洗い流され、上記更新ユニット(1)内で希釈されて、ほぼ新冷凍機油の特性を有する油となる。
また、室外ユニットや室内ユニットの交換時に圧縮機(30)が故障していてポンプダウンを行えない場合、冷媒回収器を用いて冷媒を回収した後、室外ユニットと室内ユニットを新しいものと交換する。このとき、ガス配管(ガス側連絡配管または機内ガス配管)(24,29)には、上記と同様に更新ユニット(1)を装着する。その際、配管洗浄は行わない。そして、この状態で冷媒を循環させることにより、上記と同様の作用で冷媒回路(20)内の旧冷凍機油が更新ユニット(1)内の新冷凍機油に溶け込むか拡散して希釈される。したがって、冷媒回路(20)全体に付着している旧冷凍機油が洗い流され、更新ユニット(1)内で希釈されて、ほぼ新冷凍機油の特性を有する油となる。
また、この発明では、第1配管(4)により、旧冷凍機油がガス冷媒とともに更新ユニット(1)のケーシング(2)内に導入される。導入された旧冷凍機油はケーシング(2)内の新冷凍機油内に滴下し、溶け込むか拡散する。更新ユニット(1)のケーシング(2)では、第2配管(3)がU字管であって他端(4c,3c)が油面高さよりも上方に位置しているため、ガス冷媒のみが吸い出される。一方、U字管には油導入孔(5)が形成されているため、ケーシング(2)内で旧冷凍機油が希釈された新冷凍機油は、この油導入孔(5)から吸い出される。以上のようにして冷媒と冷凍機油が更新ユニット(1)を通過し、冷媒回路(20)内を冷媒とともに循環する冷凍機油がほぼ新冷凍機油に置き換えられる。
この発明では、冷媒回路(20)内を冷媒が二方向(冷却運転方向と加熱運転方向)へ循環する。そして、第1配管(4)と第2配管(3)の両方がU字管であるため、冷媒の流れ方向が逆になっても旧冷凍機油の希釈に関して同等の機能を得ることができ、既設冷媒配管内の冷凍機油を新冷凍機油に入れ換えることができる。
第2の発明は、圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と膨張機構(36)と利用側熱交換器(37)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備え、少なくとも圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備えた熱源側ユニット(11)と、少なくとも利用側熱交換器(37)を備えた利用側ユニット(13)とが、ガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)により接続されて、冷媒の循環方向が反転可能な冷媒回路(20)が構成された冷凍装置を前提としている。
そして、上記熱源側ユニット(11)内の機内ガス配管(29)には、該機内ガス配管(29)に設けられる上記冷媒循環方向切換機構(33)と、該機内ガス配管(29)の端部に設けられて上記ガス側連絡配管(24)が接続されるガス側閉鎖弁(26)との間に、冷媒回路(20)の冷凍機油を更新する冷凍機油の更新ユニット(1)が接続されている。
また、上記更新ユニット(1)は、新冷凍機油を貯留するケーシング(2)と、ガス配管(24,29)の経路上で冷媒回路(20)内の冷媒ガスを旧冷凍機油とともにケーシング(2)内に導入する第1配管(4)と、ケーシング(2)内で旧冷凍機油を希釈した新冷凍機油を冷媒ガスとともにガス配管(24,29)の経路上に導出する第2配管(3)とを備えている。
また、上記第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、曲部(4b,3b)を下端部とするU字管であって油導入孔(5)を備え、一端(4a,3a)がガス配管(24,29)に接続される一方、他端(4c,3c)がケーシング(2)内の油面高さよりも上方に位置し、さらに油導入孔(5)がケーシング(2)内の油面高さに合致するように該ケーシング(2)に固定されている。
この第2の発明では、第1の発明と同様に冷媒回路(20)内を冷媒が二方向(冷却運転方向と加熱運転方向)へ循環する。そして、第1配管(4)と第2配管(3)の両方がU字管であるため、冷媒の流れ方向が逆になっても旧冷凍機油の希釈に関して同等の機能を得ることができ、既設冷媒配管内の冷凍機油を新冷凍機油に入れ換えることができる。
本発明によれば、ガス配管(24,29)に冷凍機油の更新ユニット(1)を装着することにより、(a)ポンプダウンを行った後に、室外ユニットと室内ユニットを更新して冷媒回路(20)に冷媒を循環させるか、(b)ポンプダウンを行わずに冷媒回収をした後に配管洗浄を行わずに室外ユニットと室内ユニットを新しいものと交換して冷媒回路(20)に冷媒を循環させるか、(c)何らかの原因で冷凍機油が劣化したと考えられる場合にポンプダウンや冷媒回収は行わずに、冷媒回路(20)内で冷媒を循環させることにより、冷凍機油のみを更新できる。このように、本発明によれば、配管洗浄などの繁雑な作業が必要でなく、しかも更新後のシステムに悪影響を及ぼさないように既設配管内の旧冷凍機油を新冷凍機油に更新できる。
また、上記第1配管(4)及び第2配管(3)を、曲部(4b,3b)を下端部とするU字管として油導入孔(5)を設け、一端(4a,3a)をガス配管(24,29)に接続する一方、他端(4c,3c)をケーシング(2)内の油面高さよりも上方に位置させ、さらに油導入孔(5)がケーシング(2)内の油面高さに合致するように該ケーシング(2)に固定するだけの簡単な構成の更新ユニット(1)を用いるだけで、冷凍機油の更新を簡単かつ確実に行うことができる。
この冷凍機の更新ユニット(1)は、冷媒の流れ方向が逆転しても、冷媒や油の流れに関して同じ作用が行われるため、第1,第2の発明に記載しているように冷媒の循環方向が反転可能な冷媒回路(20)に用いるのに適している。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
本発明の実施形態1について説明する。なお、以下では、先ず冷凍機油の更新ユニットが適用される冷凍装置としての空気調和装置について説明し、次に冷凍機油の更新ユニットについて説明する。
−空気調和装置の構成−
図1は、この実施形態1に係る空気調和装置(10)の冷媒回路図である。この空気調和装置(10)は、熱源側ユニットである室外ユニット(11)と、利用側ユニットである室内ユニット(13)とを備える空気調和装置であって、冷房運転と暖房運転とを切り換えて行うように構成されている。なお、室内ユニット(13)の台数は1台に限定されるものではなく複数であってもよい。
室外ユニット(11)内には、熱源側回路である室外回路(21)が設けられている。室内ユニット(13)内には、利用側回路である室内回路(22)が設けられている。この空気調和装置(10)では、室外回路(21)と室内回路(22)とを液側連絡配管(23)及びガス側連絡配管(24)で接続することによって蒸気圧縮冷凍サイクルを行う冷媒回路(20)が構成されている。
《室外ユニット》
室外ユニット(11)の室外回路(21)には、圧縮機(30)、四路切換弁(冷媒循環方向切換機構)(33)、室外熱交換器(熱源側熱交換器)(34)、膨張弁(膨張機構)(36)及びアキュムレータ(35)が設けられている。室外回路(21)の一端には、液側連絡配管(23)が接続される液側閉鎖弁(25)が設けられている。室外回路(21)の他端には、ガス側連絡配管(24)が接続されるガス側閉鎖弁(26)が設けられている。
液側閉鎖弁(25)には、液側サービスポート(27)が設けられている。液側サービスポート(27)は、液側閉鎖弁(25)の閉鎖位置の液側連絡配管(23)側に開口している。一方、ガス側閉鎖弁(26)には、ガス側サービスポート(28)が設けられている。ガス側サービスポート(28)は、ガス側閉鎖弁(26)の閉鎖位置のガス側連絡配管(24)側に開口している。これらのポート(27,28)は、冷媒回路(20)内の冷媒を回収する時や、冷媒回路(20)へ冷媒を充填する時に使用され、冷房運転及び暖房運転時は閉鎖されている。
圧縮機(30)は、密閉型で高圧ドーム型の圧縮機により構成されている。圧縮機(30)の吐出側は、吐出管(40)を介して四路切換弁(33)の第1ポート(P1)に接続されている。圧縮機(30)の吸入側は、吸入管(41)を介して四路切換弁(33)の第3ポート(P3)に接続されている。
室外熱交換器(34)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器により構成されている。この室外熱交換器(34)の近傍には、室外ファン(12)が設けられている。この室外熱交換器(34)では、室外ファン(12)によって送られる室外空気と伝熱管を流通する冷媒との間で熱交換が行われる。室外熱交換器(34)の一端は、接続配管(32)を介して四路切換弁(33)の第4ポート(P4)に接続されている。室外熱交換器(34)の他端は、液配管(42)を介して液側閉鎖弁(25)に接続されている。また、四路切換弁(33)の第2ポート(P2)にはガス側閉鎖弁(26)が接続されている。
液配管(42)には、室外熱交換器(34)と液側閉鎖弁(25)との間に膨張弁(36)が設けられている。この膨張弁(36)は開度可変の電子膨張弁により構成されている。
吸入管(41)には、アキュムレータ(35)が設けられている。アキュムレータ(35)は、密閉容器状に形成されて、圧縮機(30)が液冷媒を吸入しないように圧縮機(30)へ向かう冷媒から液冷媒を分離して内部に貯留するように構成されている。
四路切換弁(33)は、第1ポート(P1)と第4ポート(P4)が互いに連通して第2ポート(P2)と第3ポート(P3)が互いに連通する第1状態(図1に実線で示す状態)と、第1ポート(P1)と第2ポート(P2)が互いに連通して第3ポート(P3)と第4ポート(P4)が互いに連通する第2状態(図1に破線で示す状態)とが切り換え可能となっている。
《室内ユニット》
室内ユニット(13)の室内回路(22)には、室内熱交換器(37)が設けられている。室内回路(22)の一端には、液側連絡配管(23)が接続される液側フレア継手(38)が設けられている。室内回路(22)の他端には、ガス側連絡配管(24)が接続されるガス側フレア継手(39)が設けられている。
室内熱交換器(37)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器により構成されている。この室内熱交換器(37)の近傍には、室内ファン(14)が設けられている。この室内熱交換器(37)では、室内ファン(14)によって送られる室内空気と伝熱管を流通する冷媒との間で熱交換が行われる。
《冷凍機油の更新ユニット》
ガス側連絡配管(24)には、冷凍機油の更新ユニット(1)が設けられている。この更新ユニット(1)は、冷媒回路(20)内の旧冷凍機油を新冷凍機油に更新するためのものである。この更新ユニット(1)は、正面図である図2、平面図である図3、図3のIV−IV線断面図である図4に示すように、新冷凍機油(図示省略)を貯留するケーシング(2)と、ガス側連絡配管(24)上で冷媒回路(20)内の冷媒ガスを旧冷凍機油とともにケーシング(2)内に導入する第1配管(4)と、ケーシング(2)内で旧冷凍機油を希釈した新冷凍機油を冷媒ガスとともにガス側連絡配管(24)に導出する第2配管(3)とを備えている。
ケーシング(2)は、円筒状の密閉容器により構成されている。上記第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、曲部(4b,3b)を下端部とする「U」字管ないし「J」字管により構成されている。第1配管(4)及び第2配管(3)は、図5に示すように、その下端部に油導入孔(5)を備えている。第1配管(4)及び第2配管(3)には、この油導入孔(5)の位置に、図3に示すようにフィルタ(6)が装着されている。
また、第1配管(4)及び第2配管(3)は、ガス側連絡配管(24)に接続される直管部(4a,3a)を有し、この直管部(4a,3a)がケーシングの天板(2a)を貫通し、該天板(2a)に溶接等によって固定されている。上記第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、一端(直管部(4a,3a)の開口端)がガス側連絡配管(24)に接続される一方、他端(曲部(4b,3b)の開口端(4c,3c))がケーシング(2)内の油面高さよりも上方に位置するようにケーシング(2)に固定されている。また、第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、油導入孔(5)がケーシング(2)内の油面高さに合致するように該ケーシング(2)に固定されている。
なお、上記更新ユニット(1)は、四角い箱形の保護ケース(7)の中に収納されている。
−空気調和装置の運転動作−
次に、空気調和装置(10)の運転動作について説明する。この空気調和装置(10)は、四路切換弁(33)の切り換えによって冷房運転と暖房運転とが実行可能になっている。
<冷房運転>
冷房運転では、四路切換弁(33)が第1状態に設定される。そして、この状態で圧縮機(30)を運転すると、冷媒回路(20)では室外熱交換器(34)が凝縮器となって室内熱交換器(37)が蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。なお、冷房運転では、膨張弁(36)の開度が適宜調節される。
この状態で、圧縮機(30)から吐出された冷媒は、室外熱交換器(34)で室外空気と熱交換して凝縮する。室外熱交換器(34)で凝縮した冷媒は、膨張弁(36)を通過する際に減圧され、その後に室内熱交換器(37)で室内空気と熱交換して蒸発する。室内熱交換器(37)で蒸発した冷媒は、圧縮機(30)へ吸入されて圧縮される。
冷房運転時は冷媒が以上のように冷媒回路(20)内を循環して室内が冷却される。
<暖房運転>
暖房運転では、四路切換弁(33)が第2状態に設定される。そして、この状態で圧縮機(30)を運転すると、冷媒回路(20)では室内熱交換器(37)が凝縮器となって室外熱交換器(34)が蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。なお、暖房運転においても、膨張弁(36)の開度が適宜調節される。
この状態で、圧縮機(30)から吐出された冷媒は、室内熱交換器(37)で室内空気と熱交換して凝縮する。室内熱交換器(37)で凝縮した冷媒は、膨張弁(36)を通過する際に減圧され、その後に室外熱交換器(34)で室外空気と熱交換して蒸発する。室外熱交換器(34)で蒸発した冷媒は、圧縮機(30)へ吸入されて圧縮される。
暖房運転時は冷媒が以上のように冷媒回路(20)内を循環して室内が加熱される。
−冷凍機油の更新−
(a) ポンプダウンを行って室外ユニットと室内ユニットを交換する場合
まず、液側連絡配管(23)とガス側連絡配管(24)を据え付けたまま、室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を新しいものと交換する際に、冷凍機油も更新する作業について説明する。
室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を交換する際には、まずポンプダウンを行って、冷媒回路(20)の冷媒を室外ユニット(11)側に回収する。その後、室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を新しいものと交換し、冷媒回路(20)に新冷媒を充填する。このとき、ガス側連絡配管(24)には新冷媒に対応した冷凍機油を貯留した更新ユニット(1)が装着されている。
この状態で圧縮機(30)を運転すると、更新ユニット(1)には、ガス側連絡配管(24)に接続された第1配管(4)から、連絡配管(23,24)に付着していた旧冷凍機油が冷媒とともに導入され、旧冷凍機油が新冷凍機油に溶け込むか拡散して希釈される。このように旧冷凍機油が希釈されるのは、冷媒や冷凍機油が静的な状態にはなく、動的な状態にあるためである。
その後、第2配管(3)からは、希釈された旧冷凍機油を含む新冷凍機油が流出し、ガス側連絡配管(24)を流れていく。ここで、冷媒回路(20)は閉回路であり、旧冷凍機油を希釈した新冷凍機油を含む冷媒が冷媒回路(20)を循環するので、冷媒回路全体に付着している旧冷凍機油が洗い流され、さらに更新ユニット(1)内で希釈されて、冷凍機油は、ほぼ新冷凍機油の特性を有する油となる。
以上の動作は、冷房運転時も暖房運転時も同様にして行うことができる。
(b) ポンプダウンを行わずに室外ユニットと室内ユニットを交換する場合
次に、室外ユニット(11)や室内ユニット(13)の交換時に圧縮機(30)が故障していてポンプダウンを行えない場合は、冷媒回収器(図示せず)を用いて冷媒回路(20)から冷媒を回収した後、室外ユニット(11)と室内ユニット(13)の交換を行う。このときも、ガス側連絡配管(24)には、上記と同様に更新ユニット(1)を装着する。その際、配管洗浄は行わなくてよい。
この状態では、室外ユニット(13)が既に交換されているため、圧縮機(30)は正常である。したがって、圧縮機(30)を起動して冷媒回路(20)内で冷媒を循環させることにより、ポンプダウンを行った場合と同様の作用で冷媒回路(20)内の旧冷凍機油が更新ユニット(1)内の新冷凍機油に溶け込むか拡散して希釈される。したがって、冷媒回路(20)の全体に付着している旧冷凍機油が洗い流され、更新ユニット(1)内で希釈されて、冷凍機油が、ほぼ新冷凍機油の特性を有する油となる。
−実施形態1の効果−
この実施形態1によれば、ガス側連絡配管(24)に冷凍機油の更新ユニット(1)を装着することにより、(a)ポンプダウンを行った後に、室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を交換して冷媒回路(20)に冷媒を循環させるか、(b)ポンプダウンを行わずに冷媒回収をした後に配管洗浄を行わずに室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を交換して冷媒回路(20)に冷媒を循環させることにより、冷凍機油を更新できる。このように、本実施形態1によれば、配管洗浄などの繁雑な作業が必要でなく、しかも更新後のシステムに悪影響を及ぼさないように既設連絡配管(23,24)内の旧冷凍機油を新冷凍機油に更新できる。
また、この実施形態1の冷媒回路(20)は、冷媒の循環方向が反転可能であり、更新ユニット(1)を両方向への冷媒及び冷凍機油の流れに対応させるように下端に油導入孔(5)を有する2本の「U」字管を第1配管(4)及び第2配管(3)として利用しているので、簡単な構成の更新ユニット(1)を用いて冷凍機油を確実に更新できる。
《発明の実施形態2》
本発明の実施形態2は、室外ユニット(11)の中に更新ユニット(1)を設けた例である。この実施形態2では、冷媒回路(20)の基本的な構成は実施形態1と同じであり、大きく異なる点は、更新ユニット(1)が室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を接続するガス側連絡配管(24)に設けられているのではなく、室外ユニット(11)内の四路切換弁(33)とガス側閉鎖弁(26)との間の機内ガス配管(29)に接続されている点である。また、冷媒回路(20)は、アキュムレータ(35)が設けられていない回路になっている。その他の構成は、実施形態1と同じである。
この実施形態2においても、ガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)を残したまま、室外ユニット(11)と室内ユニット(13)を新冷媒に対応したものに交換するときに、ガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)中の旧冷凍機油が更新ユニット(1)に溜められた新冷凍機油で希釈され、やがて冷媒回路(20)内の冷凍機油が新冷凍機油とほぼ同じ特性の油となる。このように、本実施形態2の場合も、配管洗浄などの繁雑な作業を行わず、更新後のシステムに悪影響を及ぼさないように既設連絡配管(23,24)内の旧冷凍機油を新冷凍機油に更新できる。
また、アキュムレータ(35)を用いる回路の場合、容器を低圧側に配置するために圧力損失が生じて性能の低下が起こる(アキュムレータ(35)だと冷房でも暖房でも圧縮機(30)の吸入側(低圧側)に位置するため)が、本実施形態だと暖房時は更新ユニット(1)の容器が圧縮機(30)の吐出側に位置するので能力が低下しない効果もある。
さらに、更新ユニット(1)の容器の大きさを大きくすると、既設連絡配管(23,24)が長くて残油が多い場合でも確実に対応できる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、冷凍装置の冷媒回路内に溜まっている旧冷凍機油を新冷凍機油に更新するための更新ユニットと、この更新ユニットを備えた冷凍装置について有用である。
本発明の実施形態1に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 冷凍機油の更新ユニットの正面図である。 冷凍機油の更新ユニットの平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 更新ユニットの第1配管及び第2配管を示す図である。 本発明の実施形態2に係る空気調和装置の冷媒回路図である。
1 冷凍機油の更新ユニット
2 ケーシング
3 第2配管
3a 一端(直管部の開口端)
3b 曲部
3c 他端(曲部の開口端)
4 第1配管
4a 一端(直管部の開口端)
4b 曲部
4c 他端(曲部の開口端)
5 油導入孔
10 空気調和装置(冷凍装置)
11 室外ユニット(熱源側ユニット)
13 室内ユニット(利用側ユニット)
20 冷媒回路
23 液側連絡配管
24 ガス側連絡配管
29 機内連絡配管
30 圧縮機
33 四路切換弁(冷媒循環方向切換機構)
34 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
36 膨張弁(膨張機構)
37 室内熱交換器(利用側熱交換器)

Claims (2)

  1. 圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と膨張機構(36)と利用側熱交換器(37)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備え、少なくとも圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備えた熱源側ユニット(11)と、少なくとも利用側熱交換器(37)を備えた利用側ユニット(13)とが、ガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)により接続されて、冷媒の循環方向が反転可能な冷媒回路(20)が構成された冷凍装置であって、
    上記ガス側連絡配管(24)に、冷媒回路(20)の冷凍機油を更新する冷凍機油の更新ユニット(1)が接続され、
    上記更新ユニット(1)は、新冷凍機油を貯留するケーシング(2)と、ガス配管(24,29)の経路上で冷媒回路(20)内の冷媒ガスを旧冷凍機油とともにケーシング(2)内に導入する第1配管(4)と、ケーシング(2)内で旧冷凍機油を希釈した新冷凍機油を冷媒ガスとともにガス配管(24,29)の経路上に導出する第2配管(3)とを備え、
    上記第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、曲部(4b,3b)を下端部とするU字管であって油導入孔(5)を備え、一端(4a,3a)がガス配管(24,29)に接続される一方、他端(4c,3c)がケーシング(2)内の油面高さよりも上方に位置し、さらに油導入孔(5)がケーシング(2)内の油面高さに合致するように該ケーシング(2)に固定されていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と膨張機構(36)と利用側熱交換器(37)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備え、少なくとも圧縮機(30)と熱源側熱交換器(34)と冷媒循環方向切換機構(33)とを備えた熱源側ユニット(11)と、少なくとも利用側熱交換器(37)を備えた利用側ユニット(13)とが、ガス側連絡配管(24)と液側連絡配管(23)により接続されて、冷媒の循環方向が反転可能な冷媒回路(20)が構成された冷凍装置であって、
    上記熱源側ユニット(11)内の機内ガス配管(29)には、該機内ガス配管(29)に設けられる上記冷媒循環方向切換機構(33)と、該機内ガス配管(29)の端部に設けられて上記ガス側連絡配管(24)が接続されるガス側閉鎖弁(26)との間に、冷媒回路(20)の冷凍機油を更新する冷凍機油の更新ユニット(1)が接続され、
    上記更新ユニット(1)は、新冷凍機油を貯留するケーシング(2)と、ガス配管(24,29)の経路上で冷媒回路(20)内の冷媒ガスを旧冷凍機油とともにケーシング(2)内に導入する第1配管(4)と、ケーシング(2)内で旧冷凍機油を希釈した新冷凍機油を冷媒ガスとともにガス配管(24,29)の経路上に導出する第2配管(3)とを備え、
    上記第1配管(4)及び第2配管(3)は、それぞれ、曲部(4b,3b)を下端部とするU字管であって油導入孔(5)を備え、一端(4a,3a)がガス配管(24,29)に接続される一方、他端(4c,3c)がケーシング(2)内の油面高さよりも上方に位置し、さらに油導入孔(5)がケーシング(2)内の油面高さに合致するように該ケーシング(2)に固定されていることを特徴とする冷凍装置。
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