JP5111103B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、一対のサイドウォールの少なくとも一方の表面に装飾帯を設け、装飾帯に標章を形成したタイヤに関し、特に、標章の視認性を高めるとともに標章を形成したことに起因する寿命低下を防止することのできるものに関する。
タイヤのトレードマーク、トレードドレス等を表示するため、そのサイドウォールに、文字、記号または図形よりなる標章を形成することが行われていて、これらの標章を目立たせることを目的とした、以下のようなタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図1(a)は、このような従来のタイヤを示す側面図、図1(b)は、図1(a)のb−b矢視に対応する断面図であり、このタイヤは、サイドウォール91の表面に、多数のリッジ98を周方向に並べて表面を粗くした背景部分92を有する無端の装飾帯94を形成し、この背景部分92の中に背景部分92とは表面粗さの異なる前景部分93を設け、これらの表面粗さの違いにより前記標章を表すことが行われている。
図2(a)は、このようなものの他の例を示すタイヤの側面図、図2(b)は、図2(a)のb−b矢視に対応する断面図であり、この図に示したタイヤも、同様に、サイドウォール91Aの表面に無端の装飾帯94Aを形成し、そのうちの一部の周方向部分に、リッジ98Aよりなる背景部分92Aを設け、背景部分92Aの中に背景部分92Aとは表面粗さの異なる前景部分93Aを設けて標章が形成されるよう構成されている。
標章を目立たせるための他の方法として、図3(a)、図3(b)に、それぞれ、タイヤの側面図、および、図3(a)のb−b矢視に対応する断面図で示すように、サイドウォール91Bの表面に無端装飾帯94Bを設け、その一部もしくは全部に、周囲より凸となる部分を形成し、この凸部分を背景部分92Bとして、この中にサイドウォール91Bの表面に対して凹部となる前景部分97Bを設けて、これらの間に段差を形成することにより、前記標章を表すよう構成されたものもある。
特開平10−193922号公報
しかしながら、図1に示したタイヤにあっては、標章を大きくしようとして、背景部分92の縁まで、あるいはその近くまで前景部分93を延在させた場合には、これらの縁同士に挟まれた、幅d1の狭幅凹部97に応力が集中しそこからクラックが入る可能性があるため、前景部分を十分に大きくすることができず、これを目立たせようとしても限界があった。これは、図2に示したものについても同様であり、幅d2の狭幅凹部97Aに応力が集中するのを防止する必要があった。
一方、図3に示したタイヤにあっては、前景部分97Bをサイドウォール91Bの表面に対して凹部となるよう設けたので、前景部分97Bが文字を表すような場合には、前景部分97B自体が狭幅凹部となってここにクラックが入りやすくなる上に、この前景部分97Bを形成する金型の部分を、サイドウォールに対応する金型部分より凸にしなければならず、金型の加工工程を複雑にし、また、加工精度も悪化させてしまう。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、装飾帯の一部から発生する可能性のあるクラックを抑えるとともに、装飾帯に形成した標章の視認性を向上させることのできるタイヤを提供することを目的とする。
<1>は、一対のサイドウォールの少なくとも一方の表面に、第一表示域と第二表示域とのそれぞれ1つ以上が周方向に交互に連続配置された無端装飾帯を有するタイヤにおいて、
第一表示域は、これに隣接するサイドウォール部分に、同じ表面粗度で連続して連なる背景部分と、この背景部分内に設けられ、タイヤ半径方向最大幅が背景部分と同じで、かつ、背景部分よりも粗い表面粗度を有することにより標章を形成する前景部分とよりなり、
第二表示域の全部もしくは一部を構成する背景部分は、第二表示域に隣接するサイドウォール部分に連続して連なり、第一表示域に隣接するサイドウォール部分、第二表示域に隣接するサイドウォール部分および第一表示域の背景部分のどれよりも粗い表面を有してなることを特徴とするタイヤである。
ここで、標章とは、文字、記号、図形、および、これらの組み合わせをいうものとする。また、本明細書において、「表面粗度」もしくは「表面粗さ」とは、JIS B 0601に規定される、凹凸の平均間隔Sm、十点平均粗さRzを用いて、以下の式(1)〜(3)の全てを満足する範囲におけるRzの値で定義されるものとし、Rzの大きい方を表面粗度が「粗い」ということとする。

Sm(mm)≦3 (1)
Rz(μm)≦3000 (2)
Rz(μm)/Sm(mm)≧100 (3)

そして、この定義に従えば、平滑表面に砂地処理や梨地処理を施すことによって表面粗度を粗くすることができるが、通常リッジと呼ばれる突条を配列することによっても表面粗度を粗くすることができる。
<2>は、<1>において、前記第一表示域の半径方向最大幅は、前記第二領域の半径方向最大幅の0.9〜1.1倍であることを特徴とするタイヤである。
<3>は、<2>において、前記第一表示域の半径方向最大幅は、前記第二領域の半径方向最大幅と同じであることを特徴とするタイヤである。
<4>は、<1>〜<3>において、前記第一表示域に占めるその前景部分の面積の割合を65%以上とし、かつ、前記第二表示域に占める背景部分の面積の割合を40%以上としてなるタイヤ。
<5>は、<1>〜<4>のいずれかにおいて、前記、第二表示域の背景部分に、タイヤ半径方向に対して傾斜するリッジを並べることにより、背景部分の、周囲の部分に対する表面粗度を粗くしてなるタイヤである。
<6>は、<1>〜<5>のいずれかにおいて、前記、第一表示域の前景部分に、タイヤ半径方向に対して傾斜するリッジを並べることにより、前景部分の、背景部分に対する表面粗度を粗くしてなるタイヤである。
<7>は、<6>において、前記第一表示域の前景部分におけるリッジの頂部をサイドウォールの表面より凹んだ高さ位置に設けてなるタイヤである。
<8>は、<6>もしくは<7>において、前記第一表示域の前景部分のリッジと、前記第二表示域の背景部分のリッジとは、タイヤ半径方向に対する傾斜角度、断面形状、および、配列間隔のいずれにおいても同一であるタイヤである。
<9>は、<1>〜<8>のいずれかにおいて、第二表示域の背景部分に、背景部分より滑らかな表面粗度を有することにより標章を形成する前景部分を設けてなるタイヤである。
<10>は、<1>〜<9>のいずれかにおいて、対応するリムのリム径をDとし、タイヤ断面高さをHとしたとき、前記無端装飾帯の半径方向外側の縁は、(0.5D+0.6H)〜(0.5D+0.8H)のタイヤ半径方向範囲にあり、前記無端装飾帯の半径方向内側の縁は、(0.5D+0.15H)〜(0.5D+0.45H)のタイヤ半径方向範囲にあるタイヤである。
<1>によれば、前記第一表示域の前景部分は、サイドウォール部分に、同じ表面粗度で連続して連なる背景部分の中に直接配置されているので、背景部分に対する前景部分の表面祖度の差によって形成される標章のタイヤ半径方向幅を大きくすることによりこの標章を目立たせることができ、また、サイドウォールと前景部分との間に狭幅凹部が形成されることがなく、ここからのクラックに起因するタイヤの故障を防止することができる。
また、無端装飾帯は、外観上もっとも目立ちやすい部分であるが、この無端装飾帯内の、第一表示域以外の部分を、サイドウォールの表面より粗度の粗い背景部分を有する第二表示域としたので、主たる標章の形成に関与しない無端装飾帯内の部分に凹凸や汚れが生じた場合、これらを目立たなくさせ、タイヤの外観性能を向上させることができる。
<2>によれば、前記第一表示域の半径方向最大幅を、前記第二領域の半径方向最大幅の0.9〜1.1倍としたので、装飾帯の視認性を高めることができ、前記第一表示域の半径方向最大幅が、第二領域の半径方向最大幅の0.9未満であると、第一表示域における前掲部分のタイヤ半径方向幅が高い視認性を得るには十分ではなく、一方、この数値が1.1倍を超えた場合には、第二表示域のタイヤ半径方向幅が相対的に狭くなりすぎて、第二表示域の視認性が低下してしまう。
<3>によれば、第一表示域と前記第二領域との半径方向最大幅を同一としたので、これらの領域の視認性をもっともバランスよく高めることができる。
<4>によれば、前記第一表示域に占めるその前景部分の面積の割合を65%以上とし、かつ、前記第二表示域に占める背景部分の面積の割合を40%以上としたので、環状装飾体内に占める表面粗度の粗い部分を広くして、無端装飾帯内の部分にできた凹凸や汚れを目立さなくさせる効果を一層顕著にすることができる。
<5>によれば、第二表示域の背景部分に、リッジを並べることにより、背景部分の、周囲の部分に対する表面粗度を粗くしたので、これを、他の方法、例えば、腐食加工等により面を荒した場合に比して、金型の加工精度を一定に保ちやすく、また、第二表示域の背景部分とその隣接部分との光の反射の違いをより鮮明にしてデザイン性を向上させることができる。
また、リッジの方向を、タイヤ半径方向に対して傾斜する方向としたので、もし、これを半径方向に向いたものであるとした場合、一般的に、タイヤ半径方向内側が下となるよう配置された標章に対して、真正面、真上、もしくは真下からこれを見た場合、リッジを設けた部分とそうでない部分とのコントラストの差が小さくなり視認性が悪くなる現象を防止することができる。
<6>によれば、第一表示域の前景部分に、タイヤ半径方向に対して傾斜するリッジを並べることにより、前景部分の、背景部分に対する表面粗度を粗くしたので、この場合も同様に、これを、他の方法、例えば、腐食加工等により面を粗にした場合に比して、金型の加工精度を一定に保ちやすく、また、第一表示域の背景部分との光の反射の違いを、より鮮明にすることができる。
<7>によれば、前記第一表示域の前景部分におけるリッジの頂部をサイドウォールの表面より凹んだ高さ位置に設けたので、金型におけるリッジ対応部分の端部は、金型のサイドウォール対応部分よりも凸となることによりこの金型部分をきれいに加工することができ、その結果、タイヤの外観を向上させることができる。
<8>によれば、前記第一表示域の前景部分のリッジと、前記第二表示域の背景部分のリッジとは、タイヤ半径方向に対する傾斜角度、断面形状、および、配列間隔のいずれにおいても同一であるとしたので、モールドの加工をシンプルな工程で構成することができ、それに伴ってモールド加工性も向上させることができる。
<9>によれば、第二表示域の背景部分に、背景部分より滑らかな表面粗度を有し、比較的半径方向幅の小さな前景部分を設けたので、表面が粗となる部分の減少を抑えて不必要な凹凸等が目立つのを防止しつつ、第一表示域に設けた標章より重要性は低いが必要不可欠な標章を形成することができる。
<10>によれば、前記無端装飾帯の範囲を前述のとおりとなるように構成したので、もっとも視認性の高い領域に標章を形成することができる。
従来のタイヤを示す側面図および断面図である。 従来の他の例のタイヤを示す側面図および断面図である。 従来の他の例のタイヤを示す側面図および断面図である。 第一の実施形態のタイヤを示す側面図および断面図である。 第一の実施形態のタイヤの変形例を示す部分側面図である。 第一実施形態の変形例のタイヤを示す側面図および断面図である。 第二の実施形態のタイヤを示す側面図および断面図である。 第二実施形態の変形例のタイヤを示す側面図および断面図である。 第三の実施形態のタイヤを示す側面図および断面図である。
符号の説明
1 サイドウォール
2 無端装飾帯
3、3B、3C 第一表示域
4 第二表示域
5、5B、5C 第一表示域の背景部分
6、6B、6C 第一表示域の前景部分
7 第二表示域の背景部分
8 第二表示域の前景部分
9 リッジ
10 タイヤ
11 サイドウォール
12 無端装飾帯
14 第二表示域
17 第二表示域の背景部分
18 第二表示域の前景部分
20 タイヤ
21 サイドウォール
22 無端装飾帯
23A、23B 第一表示域
24A、24B 第二表示域
25A、25B 第一表示域の背景部分
26A、26B 第一表示域の前景部分
27A、27B 第二表示域の背景部分
28A 第二表示域の前景部分
29 リッジ
30 タイヤ
31 サイドウォール
32 無端装飾帯
33A、33B 第一表示域
34A、34B 第二表示域
35A、35B 第一表示域の背景部分
36A、36B 第一表示域の前景部分
37A、37B 第二表示域の背景部分
38A、38B 第二表示域の前景部分
39 リッジ
40 タイヤ
41 サイドウォール
42 無端装飾帯
43A、43B、43C 第一表示域
44A、44B、44C 第二表示域
45A、45B、45C 第一表示域の背景部分
46A、46B、46C 第一表示域の前景部分
47A、47B、47C 第二表示域の背景部分
49 リッジ
50 タイヤ
本発明の実施形態について、図に基づいて説明する。図4(a)は、本発明に係る第一実施形態のタイヤを示す側面図、図4(b)は、図4(a)のb−b矢視に対応する断面図、そして、図4(c)は、図4(a)のc−c矢視に対応する断面図であり、また、図5(a)は、このタイヤの第一表示域を拡大して示す側面図であり、図5(b)、図5(c)は、それぞれ、この実施形態を変形したタイヤの第一表示域を拡大して示す側面図であり、タイヤ10は、少なくとも一方のサイドウォール1の表面に、タイヤ中心軸を周回する無端装飾帯2を形成してなり、無端装飾帯2は、周方向に交互に配置された第一表示域3と第二表示域4とのそれぞれ1つ以上(図示の場合は、一つずつ)よりなり、第一表示域3は、これに隣接するサイドウォール部分1に、同じ表面粗度で連続して連なる背景部分5と、この背景部分5より表面粗度を粗くすることにより標章を形成する前景部分6とよりなり、第二表示域4の全部もしくは一部(図示の場合は一部)を構成する背景部分7は、これに隣接する、サイドウォール1部分および第一表示域3の背景部分5のどれよりも粗い表面を有してなる。
ここで、図5(a)に示すように、第一表示域3において、前景部分6の半径方向最大幅a1は、背景部分5の半径方向最大幅w1と同じであり、すなわち、第一表示域3は、前景部分6の最大幅部分を包絡する形状となるよう定められている。
上記のようにして定まる第一表示域3の半径方向最大幅w1は、第二表示域の半径方向最大幅w0に対して、0.9〜1.1倍となるようにするのが好ましく、さらには、これらを同じとするのが一層好ましい。第一表示域の半径方向最大幅と、第二表示域4の半径方向最大幅w0に関して、図5(a)は、第一表示域3の半径方向最大幅w1と第二表示域4の半径方向最大幅w0とが等しい場合(すなわち、w1=w0)を示す図であり、また、図5(b)は、第一表示域の半径方向最大幅w2が第二表示域4の半径方向最大幅w0より大きい場合(すなわち、w2>w0(ただしw2<1.1 w0))を、図5(c)は、第一表示域の半径方向最大幅w3が第二表示域4の半径方向最大幅w0より小さい場合(すなわち、w3<w0(ただし、w3>0.9 w0)を示す図である。
ただし、いずれの場合も、前景部分6、6B、6Cの最大幅は、第一表示域3、3B、3Cの最大幅(すなわち、背景部分5、5B、5Cの最大幅)と同じであることには変わりはなく,例えば、図5(b)および図5(c)の例では、背景部分5B、5Cの最大幅w2、w3は、いずれも、それらに対応する前景部6B、6C分の最大幅a2、a3と等しくなるよう設定されている。
ここで、タイヤ10に対応するリムのリム径をDとし、タイヤ断面高さをHとしたとき、無端装飾帯2の半径方向外側縁のタイヤ半径方向位置r1は、(0.5D+0.6H)〜(0.5D+0.8H)の範囲にあり、無端装飾帯2の半径方向内側縁のタイヤ半径方向位置r2は(0.5D+0.15H)〜(0.5D+0.45H)の範囲にあり、この両側縁により特定された領域はもっとも標章を視認するのにもっとも優れた部分であり、標章の視認性を高いものにすることができる。
第一表示域3において、背景部分5と前景部分6との表面粗度の差によって形成される標章は、図示の場合、「TIRE」なる文字であるが、このような標章としては、文字のほか、記号、図形、および、これらの組み合わせたものとすることができる。
そして、前景部分6の半径方向最大幅w1を、第二表示域4の半径方向最大幅wと同じにした場合には特に、標章を無端装飾帯2の幅一杯に配置することができ、標章の視認性を一層向上させることができる。
また、このとき、背景部分5は、無端装飾帯2の内外に隣接するサイドウォール部分1に、同じ表面粗度で連続して連なるので、サイドウォール1と前景部分6との間においてクラックが発生することはない。
また、無端装飾帯2の、第一表示域3以外の部分を、サイドウォール1より粗度の粗い背景部分7を有する第二表示域4で構成したので、この部分に凹凸や汚れができた場合でも、これらを目立たなくさせ、タイヤの外観性能を向上させることができる。
以上のように、本発明は、目立たせたい主たる標章を、所望通り目立たせるとともに、目立たせたくない凹凸や汚れ、所望通りに、目立たせないようにすることができる。
また、タイヤ10は第一表示域3に占める前景部分6の面積の割合を65%以上とし、かつ、第二表示域4に占める背景部分7の面積の割合は40%以上とするよう構成され、このことにより、凹凸や汚れが目立つのを一層効果的に抑えることができる。
第一表示域3の前景部分6、および、第二表示域4の背景部分7をサイドウォール1の表面より粗くする際の方法として、金型をブラスト等で表面加工することによりこの金型面に対応するタイヤ表面を粗にすることもできるが、図示の例のように、タイヤ半径方向に対して傾斜するリッジ(突条)9を並べることにより表面を祖にするのが好ましく、この場合、金型表面の加工状態を高精度に維持させ、また、タイヤにおいて、リッジ9が設けられた面の、これに隣接する他の面との光の反射によるコントラストを大きなものにすることができる。
さらに、第一表示域3の前景部分6、および、第二表示域4の背景部分7の両方にリッジ9を設けた場合、これらの、タイヤ半径方向に対する傾斜角度、断面形状、および、配列間隔のいずれにおいても、同一にするのが好ましく、このことにより、金型をよりシンプルな工程で加工することができる。
また、第一表示域3の前景部分6におけるリッジ9の頂部をサイドウォール1の表面より凹んだ高さ位置とするのが好ましく、この場合、前述の通り、リッジ9の端部をきれいに形成することができる。
ここで、第二表示域4の背景部分7に、背景部分7より滑らかな表面粗度を有する前景部分8を設け、第一表示域3に形成した標章より優先度の低い標章をこの領域に配置することもできる。第二表示域4内に形成する標章は、優先度の低いものとするのが好ましく、これは、前景部分8とサイドウォール1と間に形成される背景部分7aが狭幅となるのを避けるべく前景部分8の半径方向最大幅を小さくしなければならないからであり、しかも、第二表示域4は、凹凸は汚れの目隠しを主体とした装飾帯2部分であり、前景部分8の面積は小さくしたほうがよいからである。
図6(a)は、第一実施形態の変形例のタイヤを示す側面図、図6(b)は、図6(a)のb−b矢視に対応する断面図、そして、図6(c)は、図6(a)のc−c矢視に対応する断面図であり、変形例のタイヤ20は、少なくとも一方のサイドウォール1の表面に、タイヤ中心軸を周回する無端装飾帯12を形成してなり、無端装飾帯12は、周方向に交互に一つずつ配置された第一表示域3と第二表示域14とよりなり、タイヤ20の第一表示域3は、第一実施形態のタイヤ10の第一表示域3と全く同様に構成されていて、タイヤ20は、第二表示域14の背景部分17中に設けられた前景部分18の位置と大きさが、デザイン上、タイヤ10における前景部分8と異なっているだけであり、無端装飾帯12のそれぞれの部分が具備すべき特性については第一の実施形態のタイヤ10について説明したのと同様である。
図7(a)は、本発明に係る第二実施形態のタイヤを示す側面図、図7(b)は、図7(a)のb−b矢視に対応する断面図、そして、図7(c)は、図7(a)のc−c矢視に対応する断面図であり、タイヤ30は、少なくとも一方のサイドウォール1の表面に、タイヤ中心軸を周回する無端装飾帯22を形成してなり、無端装飾帯22は、周方向に交互に配置された第一表示域23A、23Bと第二表示域24A、24Bとのそれぞれ2つずつよりなり、第一表示域23A(もしくは23B)は、これらに隣接するサイドウォール部分1に、同じ表面粗度で連続して連なる背景部分25A(もしくは25B)、と、この背景部分25A(もしくは25B)より表面粗度を粗くすることにより標章を形成する前景部分26A(もしくは26B)とよりなり、第二表示域24Aの一部(もしくは第二表示域24Bの一部)を構成する背景部分27A(もしくは27B)は、これに隣接する、サイドウォール1部分および第一表示域23A(もしくは23B)の背景部分25A(もしくは25B)のどれよりも粗い表面を有してなる。
そして、第一表示域23A(もしくは23B)において、前景部分26A(もしくは26B)の半径方向最大幅は、背景部分25A(もしくは25B)の半径方向最大幅w1と同じであり、すなわち、第一表示域23A(もしくは23B)は、前景部分26A(もしくは26B)の最大幅部分を包絡する形状となるよう定められている。
上記のようにして定まる第一表示域23A(もしくは23B)の半径方向最大幅w1は、第二表示域24A(もしくは24B)の半径方向最大幅w0に対して、0.9〜1.1倍となるようにするのが好ましく、さらには、これらを同じとするのが一層好ましい。
ここで、第二の実施形態のタイヤ30は、交互に配置された第一表示域23A、23Bと第二表示域24A、24Bとをそれぞれ1個ずつではなく、2個ずつ有する点において、第一の実施形態のタイヤ10とは異なるが、この形態によっても、第一実施形態のタイヤ10と同様の効果を奏することができる。
タイヤ30において、一方の第一表示域23Aには、文字「TIRE」を表す標章が形成され、他方の第一表示域23Bには、図形を表す標章が形成されているが、これらの標章を形成する前景部分26A、26Bはいずれも、無端装飾帯22の半径方向幅一杯に延在するように配置するのが好ましく、標章の視認性を高めることができる。
また、一方の第二表示域24Aにおいて、リッジ9によってサイドウォール1より表面粗度を粗にした背景部分27A内に前景部分28Aを配置することにより、文字「T001」を表す標章を形成し、また、他方の第二表示域24Bを、リッジ9を並べて形成された背景部分27Aだけで構成することにより、必要最低限の標章を形成するととともに、表面が粗の部分の面積を広くすることにより、表面に凹凸や汚れができた場合これらが目立たないようにすることができる。
図8(a)は、第二実施形態の変形例のタイヤを示す側面図、図8(b)は、図8(a)のb−b矢視に対応する断面図、そして、図8(c)は、図8(a)のc−c矢視に対応する断面図であり、変形例のタイヤ40は、少なくとも一方のサイドウォール1の表面に、タイヤ中心軸を周回する無端装飾帯32を形成してなり、無端装飾帯32は、周方向に交互に配置された第一表示域33A、33Bと第二表示域34A、34Bとよりなる。
変形例のタイヤ40を第二実施形態のタイヤ30と対比すると、第一表示域33Aおよび第二表示域34Aは、タイヤ30においてこれらに対応する第一表示域23Aおよびと第二表示域24Aに対して、それぞれ、同一もしくはほぼ同一の構成になり、一方、第一表示域33Bおよび第二表示域34Bは、タイヤ30においてこれらに対応する部分に対して、それぞれ、図形ではなく文字「TIRE」を表す標章を形成する点、および、文字「T001」を表す標章を形成している点で異なるものの、これらのデザイン上の点を除けば基本的な構成において相違はなく、したがって、タイヤ40は、タイヤ30について先に述べたのと同様の効果を奏することができる。
図9(a)は、本発明に係る第三実施形態のタイヤを示す側面図、図9(b)は、図9(a)のb−b矢視に対応する断面図、そして、図9(c)は、図9(a)のc−c矢視に対応する断面図であり、タイヤ50は、少なくとも一方のサイドウォール1の表面に、タイヤ中心軸を周回する無端装飾帯42を形成してなり、無端装飾帯42は、周方向に交互に配置された第一表示域43A、43B、43Cと、第二表示域44A、44B、44Cとのそれぞれ3つずつよりなり、第一表示域43A(もしくは43B、43C)は、これらに隣接するサイドウォール部分1に、同じ表面粗度で連続して連なる背景部分45A(もしくは45B、45C)、と、この背景部分45A(もしくは45B、45C)より表面粗度を粗くすることにより標章を形成する前景部分46A(もしくは46B、46C)とよりなり、第二表示域44A(もしくは44B、44C)の全部を構成する背景部分47A(もしくは47B、47C)は、これに隣接する、サイドウォール部分1および第一表示域43A(もしくは43B、43C)の背景部分45A(もしくは45B、45C)のどれよりも粗い表面を有してなる。
また、第一表示域43A(もしくは43B、43C)の前景部分46A(もしくは46B、46C)の半径方向最大幅w1は、第二表示域44A(もしくは44B、44C)の半径方向最大幅w0の0.9〜1.1倍とするのが好ましく、これらの半径方向最大幅w0を同じにすると一層好ましいものにすることができる。
ここで、第三の実施形態のタイヤ50と、第二の実施形態のタイヤ30とは、周方向に交互に並べられている第一表示域43A、43B、43Cと第二表示域44A、44B、44Cとが、2個ずつではなく、3個ずつ設けられている点で相違しているが、タイヤ50でも、主たる標章である文字「TIRE」、文字「TEXT」、および文字「0001」を無端装飾帯の幅一杯まで配置することによりその視認性を高めており、その基本的構成なびに効果の点において、これらのタイヤ30とタイヤ50とが、大きく異なるものではない。

本発明は、サイドウォールを有するすべての種類のタイヤに用いることができる。

Claims (10)

  1. 一対のサイドウォールの少なくとも一方の表面に、第一表示域と第二表示域とのそれぞれ1つ以上が周方向に交互に連続配置された無端装飾帯を有するタイヤにおいて、
    第一表示域は、これに隣接するサイドウォール部分に、同じ表面粗度で連続して連なる背景部分と、この背景部分内に設けられ、タイヤ半径方向最大幅が背景部分と同じで、かつ、背景部分よりも粗い表面粗度を有することにより標章を形成する前景部分とよりなり、
    第二表示域の全部もしくは一部を構成する背景部分は、第二表示域に隣接するサイドウォール部分に連続して連なり、第一表示域に隣接するサイドウォール部分、第二表示域に隣接するサイドウォール部分および第一表示域の背景部分のどれよりも粗い表面を有してなることを特徴とするタイヤ。
  2. 前記第一表示域の半径方向最大幅は、前記第二領域の半径方向最大幅の0.9〜1.1倍であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記第一表示域の半径方向最大幅は、前記第二領域の半径方向最大幅と同じであることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記第一表示域に占めるその前景部分の面積の割合を65%以上とし、かつ、前記第二表示域に占める背景部分の面積の割合を40%以上としてなる請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記第二表示域の背景部分に、タイヤ半径方向に対して傾斜するリッジを並べることにより、背景部分の、周囲の部分に対する表面粗度を粗くしてなる請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記、第一表示域の前景部分に、タイヤ半径方向に対して傾斜するリッジを並べることにより、前景部分の、背景部分に対する表面粗度を粗くしてなる請求項1〜5のいずれか記載のタイヤ。
  7. 前記第一表示域の前景部分におけるリッジの頂部をサイドウォールの表面より凹んだ高さ位置に設けてなる請求項6に記載のタイヤ。
  8. 前記第一表示域の前景部分のリッジと、前記第二表示域の背景部分のリッジとは、タイヤ半径方向に対する傾斜角度、断面形状、および、配列間隔のいずれにおいても同一である請求項4もしくは5に記載のタイヤ。
  9. 第二表示域の背景部分に、背景部分より滑らかな表面粗度を有することにより標章を形成する前景部分を設けてなる請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 対応するリムのリム径をDとし、タイヤ断面高さをHとしたとき、前記無端装飾帯の半径方向外側の縁は、(0.5D+0.6H)〜(0.5D+0.8H)のタイヤ半径方向範囲にあり、前記無端装飾帯の半径方向内側の縁は、(0.5D+0.15H)〜(0.5D+0.45H)のタイヤ半径方向範囲にある請求項1〜9のいずれかに記載のタイヤ。
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