JP5107514B2 - 分断された基板の仕分け取り上げ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶パネルの分断システムにより分断された基板の仕分け取り上げ装置に関する。
大判な液晶パネルのA面に切断線をスライブし、又液晶パネルのB面に切断線をスライブしたのち、次工程の折割装置により上記スライブした切断線を分断して、製品サイズの基板を得る(特許文献1)。
勿論、耳縁も分断されるようになっている。
特開2003−119043号公報
ところで、特許文献1の液晶パネルの分断システムによると、大判な液晶パネルを切断線の部分で大割、小割して製品サイズの基板を分断するにともない、液晶パネルの各辺の耳縁も分断される(耳落しされる)。
そして搬出される。
しかしながら、耳縁の耳落しが完全でないと、搬出された基板に耳縁が残っている場合があり、耳縁のない基板に耳縁の残る基板が混入する(折割残片の存在するものもある)。
すると、出荷に際し著しく手間のかかる検品が必要になる問題がある。
そこで、この発明は、分断された製品サイズの基板に耳縁や残片の有無を検査して、耳縁や残片の存在を確認すると、耳落し処理を行ない、耳縁や残片のない基板のみを搬出することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、両面に耳落し、大割及び小割用のスライブした切断線の折割処理ずみの液晶パネルを荷受けして前方に移送する進退走行の搬入コンベヤと、この搬入コンベヤの両側から前方に向く水平な第1ガイドと、この両第1ガイドにそれぞれ進退走行手段を介し前後方向に走行するように設けた第1走行体と、この両第1走行体から互いに内向きで、かつ両第1ガイド間の中央に衝突しないように到達した水平なアームと、このアームに進退走行手段を介し左右方向に走行するように設けた第2走行体と、この両第2走行体に昇降手段を介し昇降自在で、かつ旋回手段を介し旋回自在に設けた支持部材と、この支持部材に前記搬入コンベヤ上の製品サイズの分断ずみ基板を吸引保持するように設けた吸盤と、上記両第1ガイドの前方に向く端部側に上記吸盤により保持され、かつ旋回手段により旋回する基板の残存する耳縁や残片を検出するように設けたカメラと、このカメラの設置外側に検出した耳縁や残片を折割するように設けた折割装置とからなる構成を採用する。
また、両面に耳落し、大割及び小割用のスライブした切断線の折割処理ずみの液晶パネルを荷受けして前方に移送する進退走行の搬入コンベヤと、この搬入コンベヤの両側から前方に向く水平な第1ガイドと、この両第1ガイドにそれぞれ進退走行手段を介し前後方向に走行するように設けた第1走行体と、この両第1走行体から互いに内向きで、かつ両第1走行体間の中央に衝突しないように到達した水平なアームと、このアームに進退走行手段を介し左右方向に走行するように設けた第2走行体と、この両第2走行体に昇降手段を介し昇降自在に設けた支持部材と、この支持部材に上記搬入コンベヤ上の製品サイズの分断ずみ基板を吸引保持するように設けた吸盤と、上記第1ガイドの内側に平行して設けた第2ガイドと、この両第2ガイドに両端を走行自在に係合し、かつ数値制御の走行手段を介し前後方向に走行するように設けた二本のバー材と、この両バー材に数値制御による走行手段を介し走行可能に設けた計四個の第3走行体と、この各第3走行体に昇降手段を介し昇降自在に設けた耳部の押え材とからなる構成を採用する。
さらに、前記支持部材が旋回手段を介し旋回自在に設けてあり、第1ガイドの前方に向く端部側に吸盤により保持され、かつ上記旋回手段により旋回する基板の残存する耳縁や残片を検出するカメラを設け、このカメラの設置外側に検出した耳縁や残片を折割する折割装置を設けることもある。
以上のように、この発明の分断された製品サイズの基板の仕分け取上げ装置によれば、大判な液晶パネルの切断線を折割して、分断された基板の搬出途中に旋回させながら辺縁をカメラにより検査して耳縁や折割残片の残存を確認すると、残存落し装置により耳縁や残片を落して耳縁や残片のない基板のみを取り上げるので、製品基板に不良品(基板)の混入をなくすることができる効果がある。
また、吸引方式により保持した基板を搬出する左右一対の取り上げ用のアームをガイドとする第2走行体を、前後方向の縦行と左右方向の横行とを組み合わせて移動させるので、保持した基板同志の衝突を回避して、単位時間あたりの取り上げ能率を大幅に向上する効果もある。
さらに、前後のバー材を数値制御により、各第2走行体を数値制御により移動させて、取り上げ基板の各コーナーの耳縁に押え材を合致させると共に、降送する押え材により耳縁を押え込み然るのち、吸盤により基板を上方に取り上げるため、分断されていない耳縁を分断して基板のみを取り上げることができる。
また、取り上げた基板の辺縁に分断されない残片が残存すると、基板を旋回させてカメラにより残片を検出し、検出にともない折割装置により折割して、残片のない基板を搬出することができる。
以下、この発明の第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の第1の実施形態では、図1から図4に示すように、図7の大判な液晶パネルA、前もって両面に耳落し用の切断線1、大割用の切断線2及び小割用の切断線3がスライブされ、このスライブした耳縁用切断線1、大割用の切断線2及び小割用の切断線3は、次工程の折割装置により折割されて製品サイズの基板aに分断する前処理が行なわれている。
上記前処理の耳落し用の切断線1、大割用の切断線2及び小割用の切断線3をカッタによりスライブする方法、各切断線1、2及び3を折割する方法として、例えば特開2005−15238号公報や、特開2003−119043号公報の分断システムを採用して行なうので、詳細な説明を省略する。
上記の処理ずみ液晶パネルAは、進退走行する搬入コンベヤCに荷受けされるようになっている。
上記搬入コンベヤCの進退走行は、図示の場合、コンベヤフレーム11の下面両側に設けてあるスライダ12をガイドレール13にスライド自在に係合すると共に、第1モーター14の運転により定位置で回転する雄ネジ15にコンベヤフレーム11に取付けてある雌ネジ16をねじ込んで、第1モーター14の正転運転により雄ネジ15を正転駆動して搬入コンベヤCを前進走行させ、第1モーター14の逆転運転により雄ネジ15を逆転駆動して搬入コンベヤCを後退走行させるようにしたが、限定されず、その他の構成によって進退走行させることもできる。
上記後退停止した搬入コンベヤC上への処理ずみ液晶パネルAの移載(供給)は、図1、2に示すように、下面に無数の吸引孔(図示省略)を有する吸引ボックス17の下面に液晶パネルAを吸引保持し、吸引ボックス17の上面両側に設けてあるスライダ18を前後方向のガイドレール19にスライド自在に係合し、モーター(図示省略)の運転により駆動する雄ネジ20に吸引ボックス17に取付けてある雌ネジ21をねじ込んで進退可能とし、後退停止している吸引ボックス17の下面に液晶パネルAを供給して吸引保持させたのち、後退停止している搬入コンベヤCの直上迄吸引ボックス17を前進走行させて停止し、そして吸引ボックス17内の吸引を解除して搬入コンベヤC上に液晶パネルAを供給するようになっている。
その際、コンベヤフレーム11を上下に二分割して、分割対向面片方の突軸22をもう片方の筒体23に嵌入して、コンベヤフレーム11の上側を下側に対しシリンダ24を介し昇降自在にし、後退停止している搬入コンベヤCをシリンダ24の伸長作用により液晶パネルAの荷受け位置迄上昇させて荷受けしたのち、シリンダ24の収縮作用により搬入コンベヤCを降下させて、スムーズな荷受け(受け渡し)を行なうようにしたが、吸引ボックス17側を昇降させてもよい。
また、搬入コンベヤCの両側から前方に向けて水平な第1ガイド25を設けると共に、両第1ガイド25には、進退走行手段Dを介し前後方向に走行する第1走行体26が設けてある。
そして、両第1走行体26には、互いに内向きで(搬入コンベヤCの直上に位置するように)かつ両第1ガイド25間の中央に対向端が衝突しないように到達する水平なアーム27が設けてある。
上記アーム27を有する第1走行体26は、図1から図3に示すように、第1ガイド25の全長に設けてあるガイドレール28にアーム27に取付けてあるスライダ29を走行自在に係合すると共に、アーム27の外端に設けてあるプレート30に支持させた第2モーター31により可逆駆動されるピニオン32と、第1ガイド25の全長に設けてあるラック33とを噛み合わせて、第1走行体26と共にアーム27を前後方向に進退走行させるようにしてある。
さらに、両アーム27には、進退走行手段Eを介し左右方向に走行する第2走行体34が設けてある。
上記の進退走行手段Eは、図示の場合、アーム27に定位置でフリーに回転する雄ネジ35を軸承し、またアーム27の下面全長に沿って設けてあるガイドレール36に第2走行体34に設けてあるスライダ37をスライド自在に係合すると共に、第2走行体34に取付けてある雌ネジ38を雄ネジ35にねじ込み、第3モーター39により雄ネジ35を可逆駆動して第2走行体34を進退走行させるようになっている。
また、両第2走行体34の下側には、昇降手段Fを介し昇降自在になり、かつ旋回手段Gを介し旋回自在な支持部材40が設けてある。
上記の昇降手段Fとしては、図示の場合第2走行体34と支持部材40との対向面から突出して嵌合する突軸と筒体とからなるガイド41に支持部材40を昇降自在に案内して、第2走行体34と支持部材40との間にシリンダを配置して形成し、上記の旋回手段Gは、可逆回転モーターを使用して形成し、旋回手段Gの下側には、旋回手段Gの運転により下面に吸引保持した製品サイズの基板aを旋回させる吸盤42が設けてある。
図中53は搬入コンベヤCのベルトの表面を(付着したガラス片などの)掃除する回転ブラシ、54はカレットボックスである。
さらに、両第1ガイド25の前方に向く端部側には、吸盤42により保持され、旋回手段Gにより旋回する製品サイズの基板aの辺縁に残る耳縁Sや残片を検知するカメラPが設けてあり、カメラPの外側には、カメラPにより耳縁Sや残片を検出すると、進退走行手段Eにより支持部材40と共に吸盤42を外側方に移動させて上記耳縁Sや残片を折割する折割装置Hが設けてある。
上記の折割装置Hは、図4に示すように、基板aの辺縁(耳縁Sや残片)の内側下面を図5に示すように受材48に当接(この当接は、昇降手段Fの降送にともない吸盤42と共に基板aを降送して)したのち、シリンダ43の作用により折割バー44を降下させて、図6に示すように耳縁Sや残片を上記折割バー44により折割する。
図中55は、折割バー44の昇降ガイドである。
上記のように構成すると、まず吸引ボックス17の下面に前処理ずみの液晶パネルAを吸引保持させたのち、前方に吸引ボックス17を走行させて停止する。
一方、搬入コンベヤCを第1モーター14の運転により後退させて、図2の鎖線で示すように吸引ボックス17の下で停止する。
次にシリンダ24の伸長作用により搬入コンベヤCを上昇させて、液晶パネルAの下面に搬入コンベヤCのベルトの表面を当接させて荷受けの状態とし、その後に吸引ボックス17内の吸引を解除する。
すると、搬入コンベヤC上に液晶パネルAが荷受け(乗り移って)され、次いでシリンダ24の収縮作用によって搬入コンベヤCを元の位置迄降下する。
しかして、荷受けした液晶パネルAを載せた状態で、第1モーター14の運転により搬入コンベヤCを前方の定位置迄前進走行させる。
その後に、液晶パネルAの小割された製品サイズの基板aの取り上げ装置に第1走行体26を移動させたのち、両アーム27の第2走行体34を移動させる。
移動後に昇降手段Fの伸長作用により吸盤42を降下させて、搬入コンベヤC上の基板aを吸引保持したのち、昇降手段Fの収縮作用により搬入コンベヤC上から吸引保持の基板aを取り上げ、次いで第1走行体26と共に第2走行体34を図8に示すように前方に走行する。
上記取り上げる基板aは、例えば図8、9に示す三列の両サイドをそれぞれ取り上げ、前方に移送する。
次いで、図10から図12に示すようにセンタ列の基板aを取り上げて前方に移送する。
このとき、左右のアーム27、27は、前後に位置するように交互に第2走行体34の走行により突出させる。
勿論、後方に空の吸盤42を有するアーム27を移動させる際には、図11に示すように第2走行体34と共に吸盤42を衝突回避の位置、すなわち第1ガイド25の方向に移動させて逃がしておく。
すると、左右のアーム27、27によって取り上げ、前方の搬出を極めて能率よく行なうことができる。
上記取り上げた基板aの搬送途中に、カメラPの付近に基板aが到達すると、第1走行体26の走行を止めて搬出を止め、次いで第2走行体34の走行によりカメラPの直下に基板aの辺縁が臨むようにし、そして第2走行体34の走行を止める。
次いで旋回装置Gの運転によって吸盤42と共に基板aを図13から図15に示すように旋回させながら、基板aの辺縁に耳縁Sの存在の有無や折割時の残片の有無を検出する。
検出にともない耳縁Sが残片の存在が確認されると、第2走行体34を第1ガイド25の方向に走行させて、図5に示すように折割装置Hに耳縁Sや残片を送り、折割装置Hのバー材44の降送によって図6に示すように耳縁Sや残片を折割する。
上記の折割処理ずみの基板aは、第1走行体26の前方に向けての走行により吸盤42に保持して基板aを搬送し、図16に示すように払い出しコンベヤ49上に吸盤42が移動し終ると、吸盤42による基板aの吸引保持を解除して、払い出しコンベヤ49により基板aを払い出す。
払い出した基板aの辺縁には、耳縁や残片の残存がない。
この発明の第2の実施形態では、図1、2、3及び17から図21に示すように、第1の実施形態と同様の搬入コンベヤCの両側から前方に向け水平な第1ガイド25を設け、この第1ガイド25には、それぞれ進退走行手段Dを介し前後方向に走行する第1走行体26が、又両第1走行体26から互いに内方に向くアーム27を設けて、この両アーム27には、進退走行手段Eを介し左右方向に走行する第2走行体34が設けてある。
そして、両第2走行体34に昇降手段Fを介し昇降し、かつ旋回手段Gにより旋回する支持部材40を設け、この支持部材40には、製品サイズの基板a′を吸引保持する吸盤42が設けてある。
上記の搬入コンベヤCの進退走行、水平な第1ガイド25、進退走行手段Dを介し走行する第1走行体26、アーム27、第2走行体34、第2走行体34に昇降手段F及び旋回手段Gを介し設けた吸盤42付の支持部材40の構成は、第1の実施形態と同様につき説明を省略する。
また、両第1ガイド25の内側に平行する第2ガイド61、61を設けて、この第2ガイド61、61に前後二本のバー材62、62の両端を走行自在に係合すると共に、走行手段Jにより各バー材62、62を数値制御により単独に前後方向に走行するようにしてある。
上記第2ガイド61、61に対する各バー材62、62の両端走行自在な係合は、図18、20に示すように、第2ガイド61の上縁全長にレール63を設けて、この第2ガイド61に両バー材62の両端に設けてあるスライダ64をスライド自在に係合してある。
上記の走行手段Jは、図示の場合、片方の第2ガイド61の上面全長に設けたラック65と、このラック65に噛み合うピニオン66を可逆駆動するようにバー材62に支持させた第4モーター67とで構成され、吸盤42により取り上げる基板a′の搬出方向の前後の直上に前後のバー材62、62が移動後停止するように(基板a′の辺縁間の寸法による入力にともない)数値制御されるようになっている。
さらに、両バー材62、62に数値制御による走行手段Kを介し走行する各バー材62に対し2個の第3走行体68、68を設ける。
上記の第3走行体68は、図示の場合、バー材62の上面全長に設けたレール69と、プレート70に設けてレール69にスライド自在に係合したスライダ71とで構成され、上記の走行手段Kは、図示の場合、バー材62の上面全長に設けたラック72と、このラック72に噛み合うピニオン73を可逆駆動するようにプレート70に支持させた第5モーター74とで構成され、吸盤42によって取り上げる基板a′の前後及び左右の辺縁の四隅のそれぞれの直上に各第3走行体68が停止するように(基板aの四隅の位置の入力にともない)数値制御されるようになっている。
さらに、各第3走行体68には、シリンダなどによる昇降手段75を介し押え込みに際し降下して取り上げる基板a′の四隅の耳縁を押え込む破材押え部材76が設けてある。
上記の破材押え部材76は、平面十字状に形成されて、四隅の耳縁を押え込むようにしてある。
上記のように構成すると、図22に示すように、第1の実施形態と同様に大判な液晶パネルAに前もって両面に耳落し用の切断線1、大割用の切断線2及び小割用の切断線3がスライブされ、このスライブした各切断線1、2及び3は、次工程の折割装置により折割されて製品サイズの基板aに分断する前処理が行なわれている。
上記の処理ずみ液晶パネルAは、第1の実施形態と同様に後退停止している搬入コンベヤC上に荷受けされ、次いで搬入コンベヤCを前方に走行させて停止する。
また、前後のバー材62、62を搬出方向側の耳縁bと手前の耳縁bとに平行するように数値制御により走行移動させて停止し、さらに計四個の破材押え部材76のそれぞれを基板a′の四隅の耳縁bの直上に位置するように各第3走行体68を数値制御により走行させておく。
その後に第1の実施形態と同様に取り上げ基板a′のセンタ部の直上に吸盤42に位置するように進退走行手段D、Eを運転したのち、昇降手段Fの伸長作用により基板a′の上面に吸盤42を当接すると共に、吸引する。
一方昇降手段75によって図21に示すように耳縁bに破材押え部材76を当接する。
その後に吸引状況下の吸盤42を昇降手段Fの収縮作用によって上昇させて、基板a′を取り上げる。
このとき、破材押え部材76により耳縁bを押え込んでいるので、基板a′が耳縁bが分断されて、搬入コンベヤC上に分断された耳縁bが残る。
取り上げた基板a′は、第1の実施形態と同様にアーム27及び第1走行体26を走行させて払い出しコンベヤ49上に払い出す。
上記基板a′の順次払い出しは、第1の実施形態と同様の手順をへて行なう。
なお、破材押え部材76は、次の基板a′の取り上げに際し順次移動させておく。
また、上述の第2の実施形態に第1の実施形態と同様のカメラP、折割装置Hを(図示せず、詳細な構成は、第1の実施形態と同様につき省略してある)併設しておくと、残存する耳縁や残片をカメラPによって検出し、そして折割して、製品サイズの不良品でない基板a′を払い出すことができる。
なお、破材押え部材76を昇降させる(加圧も兼用する)昇降手段75のシリンダに差圧シリンダを用いて、吸盤42による基板a′の吸引しながらの昇降手段Fで引き上げたとき、昇降手段75のシリンダによる押え込みが引き上げ力よりも弱くして(破材押え部材76が逃げて)折割の不完全な耳縁の無理矢理な折割にともなう基板a′の破損を回避する。
残存した耳縁は、前方のカメラPによって検知し、検知により折割装置Hで折割する。
この発明の第1の実施形態を示す平面図 同上の側面図 同縦断正面図 同上の要部を示す縦断拡大正面図 カメラによる検出を示す拡大正面図 折割を示す拡大正面図 液晶パネルの斜視図 基板の取り上げを示す平面図 同基板の取り上げを示す平面図 同基板の取り上げを示す平面図 同基板の取り上げを示す平面図 同基板の取り上げを示す平面図 基板の検知を示す斜視図 同基板の検知を示す斜視図 同基板の検知を示す斜視図 基板の排出を示す側面図 第2の実施形態を示す平面図 同上の要部を示す拡大平面図 破材押え部材を示す拡大側面図 同一部切欠拡大正面図 同斜視図 液晶パネルの斜視図
符号の説明
A 液晶パネル
a、a′ 基板
C 搬入コンベヤ
D 進退走行手段
E 進退走行手段
F 昇降手段
G 旋回手段
H 折割装置
J 走行手段
K 走行手段
P カメラ
1 切断線
2 切断線
3 切断線
11 コンベヤフレーム
12 スライダ
13 ガイドレール
14 第1モーター
15 雄ネジ
16 雌ネジ
17 吸引ボックス
18 スライダ
19 ガイドレール
20 雄ネジ
21 雌ネジ
22 突軸
23 筒体
24 シリンダ
25 第1ガイド
26 第1走行体
27 アーム
28 ガイドレール
29 スライダ
30 プレート
31 第2モーター
32 ピニオン
33 ラック
34 第2走行体
35 雄ネジ
36 ガイドレール
37 スライダ
38 雌ネジ
39 第3モーター
40 支持部材
41 ガイド
42 吸盤
43 シリンダ
44 折割バー
45 ガイド
48 受材
61 第2ガイド
62 バー材
63 レール
64 スライダ
65 ラック
66 ピニオン
67 第4モーター
68 第3走行体
69 レール
70 プレート
71 スライダ
72 ラック
73 ピニオン
74 第4モーター
75 昇降手段
76 破材押え部材

Claims (3)

  1. 両面に耳落し、大割及び小割用のスライブした切断線の折割処理ずみの液晶パネルを荷受けして前方に移送する進退走行の搬入コンベヤと、この搬入コンベヤの両側から前方に向く水平な第1ガイドと、この両第1ガイドにそれぞれ進退走行手段を介し前後方向に走行するように設けた第1走行体と、この両第1走行体から互いに内向きで、かつ両第1ガイド間の中央に衝突しないように到達した水平なアームと、このアームに進退走行手段を介し左右方向に走行するように設けた第2走行体と、この両第2走行体に昇降手段を介し昇降自在で、かつ旋回手段を介し旋回自在に設けた支持部材と、この支持部材に前記搬入コンベヤ上の製品サイズの分断ずみ基板を吸引保持するように設けた吸盤と、上記両第1ガイドの前方に向く端部側に上記吸盤により保持され、かつ旋回手段により旋回する基板の残存する耳縁や残片を検出するように設けたカメラと、このカメラの設置外側に検出した耳縁や残片を折割するように設けた折割装置とからなる分断された基板の仕上げ取り上げ装置。
  2. 両面に耳落し、大割及び小割用のスライブした切断線の折割処理ずみの液晶パネルを荷受けして前方に移送する進退走行の搬入コンベヤと、この搬入コンベヤの両側から前方に向く水平な第1ガイドと、この両第1ガイドにそれぞれ進退走行手段を介し前後方向に走行するように設けた第1走行体と、この両第1走行体から互いに内向きで、かつ両第1走行体間の中央に衝突しないように到達した水平なアームと、このアームに進退走行手段を介し左右方向に走行するように設けた第2走行体と、この両第2走行体に昇降手段を介し昇降自在に設けた支持部材と、この支持部材に上記搬入コンベヤ上の製品サイズの分断ずみ基板を吸引保持するように設けた吸盤と、上記第1ガイドの内側に平行して設けた第2ガイドと、この両第2ガイドに両端を走行自在に係合し、かつ数値制御の走行手段を介し前後方向に走行するように設けた二本のバー材と、この両バー材に数値制御による走行手段を介し走行可能に設けた計四個の第3走行体と、この各第3走行体に昇降手段を介し昇降自在に設けた耳部の押え材とからなる分断された基板の仕分け取り上げ装置。
  3. 前記支持部材が旋回手段を介し旋回自在に設けてあり、第1ガイドの前方に向く端部側に吸盤により保持され、かつ上記旋回手段により旋回する基板の残存する耳縁や残片を検出するカメラを設け、このカメラの設置外側に検出した耳縁や残片を折割する折割装置を設けたことを特徴とする請求項2に記載の分断された基板の仕分け取り上げ装置。
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