JP4566472B2 - 板ガラスの割断機構およびトリミング装置 - Google Patents

板ガラスの割断機構およびトリミング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は板ガラスの割断機構およびトリミング装置に関する。さらに詳しくは、表面にトリミングのための割断けがき線が形成された板ガラスに、曲げ力を加えて板ガラスの幅狭な端部(耳部ともいう)をこの割断けがき線から割断することによって除去するための板ガラスの割断機構およびこの割断機構を備えたトリミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
板ガラスのトリミング装置としては、たとえば特開平8−253336号公報に開示された装置が知られている。このトリミング装置は、処理される板ガラスのけがき線を挟んだ両側をそれぞれ押圧するための上部押圧部材と下部押圧部材とを備えている。下部押圧部材は、図10(a)に示すようにトリミング用のけがき線La、Lbより内側を下から上方へ押圧し、上部押圧部材は板ガラスGのけがき線La、Lbより外側(いわゆる耳部E側)を上から下方へ押圧することにより、板ガラスGに対してそのけがき線La、Lbを挟んで曲げ力を加える。
けがき線La、Lbに沿って割断された耳部Eは下方に落下する。耳部Eを除去された板ガラスGの本体部分B(図10(b))は他の処置場へ搬送され、予め形成されたけがき線に沿って所定のサイズに割断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したトリミング装置では、割断された耳部はその場で下方に落下するので装置内で破砕してしまう。すなわち、板ガラスの搬送経路の下方に落下する。これらの廃棄ガラスを集めるためには装置内に耳部集積用のスペースや容器を準備する必要がある。
【0004】
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、板ガラスの周縁の成型、すなわち、周縁部を除去するトリミングおよび除去された耳部の搬送破棄をも行いうる板ガラスの割断機構およびトリミング装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の板ガラスの割断機構は、割断部材と支持部材とにより、板ガラスをその割断用けがき線を挟んだ両側を相互に反対方向に押圧することによって割断する割断機構において、上記割断部材が、板ガラスを押圧する押圧部、および、該押圧部に交差した第一端面を有し、昇降駆動可能に構成されており、上記支持部材が、割断部材の第一端面に平行に配置され且つ第一端面から水平方向に離間した端縁を有し、昇降駆動可能に構成されており、上記割断部材の第一端面に、支持部材に対向するように第一ガラス吸着部が配設されており、フィルム付き板ガラスが割断されて耳部がフィルムにぶら下がった状態にあるとき、前記第一ガラス吸着部が前記耳部を吸着できるように構成されている
【0006】
かかる構成を採用したことにより、割断された板ガラスのガラス片を割断部材の第一ガラス吸着部が吸着して保持するので、板ガラス搬送経路にガラス片が落下して破砕するおそれがない。たとえば支持部材によって下面を支持されたフィルム付き板ガラスを、たとえば下降してきた割断部材がその上面を下方に押してこれに曲げ力を加えると、予め板ガラスに形成された割断用けがき線から板ガラスが割断されてフィルムによってぶら下がる。このぶら下がった部分を上記第一ガラス吸着部材が吸着する。あとは、たとえば割断部材を移動させて所定の場所にガラス片を廃棄すればよい。
【0007】
そして、上記第一ガラス吸着部が、負圧によって板ガラスを吸着する複数個の吸引口を有してなる割断機構にあっては、ガラス片の吸着および吸着の解除が可能となるため、ガラス片の廃棄も容易となり、好ましい。また、複数個の吸着部材によって吸着するため、トリム等の幅狭で長尺のガラス片であっても安定して吸着保持することができる。
【0008】
また、上記割断部材の押圧部がほぼ水平な面から構成されており、上記支持部材に上記端縁を介して交差するガラス支持部と第二端面とが形成されており、上記ガラス支持部がほぼ水平な面から構成されてなる割断機構にあっては、板ガラスがベルトコンベヤ等によって水平状態で搬送されてきたときに、そのまま水平なガラス支持部に支持される。また、割断されたフィルム付き板ガラスのガラス片を第二端面に沿わすことが可能となるため、このガラス片が安定してぶら下がり、第一ガラス吸着部による吸着も確実になる。なお、第二端面は鉛直面から構成するのが一般的であるが、傾斜していてもよい。
【0009】
また、上記割断部材および支持部材のうちの少なくとも一方が、相互に離間接近する方向に往復動可能に構成されてなる割断機構にあっては、割断されてフィルムによってぶら下がったガラス片に上記第一ガラス吸着部材を接近させることができるので好ましい。すなわち、最初から割断部材を支持部材に近接させた状態で板ガラスを割断するのは干渉のおそれがあって好ましくないため、両者を水平方向に若干離間させた状態にしておくが、割断の後、ガラス片に第一ガラス吸着部材を接近させるのが容易且つ確実なガラス片の吸着保持にとって望ましいからである。
【0010】
また、上記支持部材の端縁の下方に、割断された板ガラス片を受けるためのほぼ水平な面からなるガラス受け部が形成されており、上記割断部材の押圧部に、上記ガラス受け部に対向するように第二ガラス吸着部が形成されてなる割断機構にあっては、たとえばフィルムが貼着されていない板ガラスを割断するのに適している。フィルムが貼着されていない板ガラスを割断したときに、落下するガラス片を上記ガラス受け部が支持するからである。さらに、割断部材の押圧部に形成された第二吸着部が、上記ガラス受け部に支持されたガラス片に対向するため、容易にこのガラス片を吸着保持することができる。
【0011】
また、上記第二ガラス吸着部が、上記押圧部における、ガラス受け部に対向する面に穿設された複数個の長尺の吸引口を有しており、この長尺の吸引口が、その長手方向に整列されており、各吸引口が板ガラスを負圧によって吸着するように構成されてなる割断機構にあっては、吸引口が押圧部の面に穿設されているため、押圧部によって板ガラスを押す際に邪魔にならないので好ましい。さらに、単なる吸引口であっても、これが長尺であり且つその長手方向に複数個配列されており、しかも負圧によって吸着するように構成されているため、幅狭で長尺な板ガラスであっても良好に安定して吸着することが可能である。
【0012】
また、上記割断部材がその第一端面の長手方向に往復動可能に構成されてなる割断機構にあっては、たとえば幅狭な長尺のガラス片を吸着したとしても、このガラス片の面に平行な方向に移動させるので、他の部材と干渉することなく廃棄場所へガラス片を搬送することが可能となる。
【0013】
また、上記支持部材に、板ガラスを吸着するための第三ガラス吸着部が形成されてなる割断機構装置にあっては、支持部材による板ガラスの支持が確実且つ安定したものとなるので好ましい。
【0014】
本発明の板ガラスのトリミング装置は、
板ガラスを水平方向に搬送するための搬送装置と、
この搬送装置の前端部近傍および後端部近傍に配設された、前述した本発明の割断機構のうちの一の割断機構と、
上記搬送装置の前端部近傍に配設された、板ガラスの前端を検出するための前端検出装置と、
搬送装置の後端部に配設された、板ガラスの後端を検出するための後端検出装置とを備えている。
【0015】
かかる構成を採用したことにより、板ガラスの前後両端のトリミングを容易に行うことができ、しかも、その割断機構により、前述したとおりガラス片を破砕することなくスムーズに廃棄することが可能となる。なお、板ガラスの左右両端をもトリミングをする必要がある場合には、たとえば、板ガラスを吸着して90゜回転させる吸着装置を別途配設したり、上記搬送装置にターンテーブルを取り付けて板ガラスを90゜回転させる等し、そのうえで上記割断機構によって左右両端をトリミングすればよい。
【0016】
本発明の他の板ガラスのトリミング装置は、
板ガラスを水平方向に搬送するための搬送装置と、
この搬送装置の両側端部近傍にそれぞれ配設された、前述した本発明の割断機構のうちの一の割断機構と、
上記搬送装置の両側方に配設された板ガラスの幅方向位置決め装置とを備えており、
この幅方向位置決め装置が、板ガラスの両側縁を搬送方向に垂直な方向に押圧するように構成されている。
【0017】
かかる構成を採用したことにより、板ガラスの左右両端のトリミングを容易に行うことができ、しかも、その割断機構により、前述したとおりガラス片を破砕することなくスムーズに廃棄することが可能となる。板ガラスの前後両端をもトリミングをする必要がある場合には、たとえば、板ガラスを吸着して90゜回転させる吸着装置を別途配設したり、上記搬送装置にターンテーブルを取り付けて板ガラスを90゜回転させる等し、そのうえで上記割断機構によって前後両端をトリミングすればよい。
【0018】
本発明のさらに他の板ガラスのトリミング装置は、
板ガラスを水平方向に搬送するための搬送装置と、
この搬送装置の両側端部近傍および前後両端部近傍にそれぞれ配設された前述した本発明の割断機構のうちの一の割断機構と、
搬送装置の両側方に配設された板ガラスの幅方向位置決め装置と、
搬送装置の前端部近傍に配設された、板ガラスの前端を検出するための前端検出装置と、
搬送装置の後端部に配設された、板ガラスの後端を検出するための後端検出装置とを備えており、
上記幅方向位置決め装置が、板ガラスの両側縁を搬送方向に垂直な方向に押圧するように構成されている。
【0019】
かかる構成を採用したことにより、とくに前述したような板ガラスを90゜回転させる装置を配設する必要なく、板ガラスの全周についてそのトリミングを行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の板ガラスの割断機構およびトリミング装置の実施形態を説明する。
【0021】
図1は本発明の板ガラスのトリミング装置の一実施形態を示す斜視図である。
図2は図1のトリミング装置の正面図であり、図3は図2の平面図であり、図4は図2の右側面図である。これら図1〜4を参照して説明する。
【0022】
本トリミング装置1における板ガラス搬送装置は水平配置されたベルトコンベヤ2から構成されている。このコンベヤ2の上に処理される板ガラスGが載置されて矢印Aの方向に搬送されてくる。この搬送する方向を前方と呼び、その逆方向を後方と呼び、搬送方向(前後方向)に垂直な水平方向を横方向または幅方向または左右方向と呼ぶ。コンベヤ2の前後および左右にそれぞれ板ガラスの耳部を割断して除去するトリミングのための割断部材と支持部材とが配設されている。割断部材と支持部材とが板ガラス割断機構を構成する。これらは、前割断部材3および前支持部材7を備えた前割断機構、後割断部材4および後支持部材8を備えた後割断機構、左割断部材5および左支持部材9を備えた左割断機構、並びに、右割断部材6および右支持部材10を備えた右割断機構である。
【0023】
各支持部材7、8、9、10はエアシリンダ11によって昇降させられる。また、各割断部材3、4、5、6も電動のサーボシリンダ12によって昇降させられる。サーボシリンダ12はストローク速度および停止位置の微調節が可能である。板ガラスGには予め割断するためのけがき線が形成されており、このけがき線を挟んだ両側を支持部材と割断部材とが相互に逆方向の上下に押して割断するものである。具体的には、支持部材が板ガラスGの下面を支持し、割断部材が板ガラスGのけがき線を挟んだ反対側(耳部E)を下方に押して曲げ力を加えるのである。
【0024】
図2〜4に示すように、前割断部材3および後割断部材4はそれぞれ、メカニカルジョイントを用いたいわゆるロッドレスシリンダ13によって左右方向に往復動させられる。これは、後述するように割断した板ガラスの耳部Eを装置1の側方に搬出して廃棄するためである。ロッドレスシリンダ13は板ガラスG搬送経路の上方から左側方へ延設されているが、右側に延設してもよい。
【0025】
また、左右の割断部材5、6と左右の支持部材9、10とは、後述する左右の位置決め部材25、26による板ガラスGの左右の位置決めに対応して、板ガラスの左右のけがき線に対応するように左右方向に移動させられるように構成されている。以下に説明する。
【0026】
図3および図4に示すように、左割断部材5および右割断部材6はそれぞれ、ねじ棒14と図示しないナットを用いたネジ送り機構によって左右方向に往復動させられる。これは、後述するように割断すべき板ガラスの幅寸法、具体的には左右のけがき線La(図10(a))間寸法に対応するように位置合わせするためである。なお、ねじ棒14は左右に分割されており、これらの中間部においてジョイント部材15によって相互に連結されている。左側のねじ棒14aには左ネジが形成され、右側のねじ棒14bには右ネジが形成されている。そしてこのねじ棒14は一台のモータ16によってチェーン16aを介して回転され、両割断部材5、6が同期して相互に接近離間するように駆動される。
【0027】
図4に示すように、左支持部材9および右支持部材10もそれぞれ、ねじ棒17と図示しないナットを用いたネジ送り機構によって左右方向に往復動させられる。これは、後述するように、上記左右の割断部材5、6が位置合わせのために左右方向に移動するのに対し、同一方向に移動する必要があるためである。このねじ棒17も左右に分割されており、ジョイント部材18によって相互に連結されている。左側のねじ棒17aには左ネジが形成され、右側のねじ棒17bには右ネジが形成されている。ねじ棒17は一台のモータ19によって回転され、両支持部材9、10が同期して相互に接近離間するように駆動される。
【0028】
図2〜4中において、符号20は前後左右の割断部材3、4、5、6の昇降をそれぞれ案内するためのガイドロッドであり、符号21は前後左右の支持部材7、8、9、10の昇降をそれぞれ案内するためのガイドロッドであり、符号22は左右の割断部材5、6の左右方向の移動を案内するガイドロッドである。なお、図示しないが、左右の支持部材9、10の左右方向の移動を案内するガイドロッドも配設されている。
【0029】
このトリミング装置1には、板ガラスGの前後方向の位置決めをするための前位置決め装置23および後位置決め装置24、並びに、左右方向の位置決めをするための左位置決め装置25および右位置決め装置26が配設されている。左位置決め装置25および右位置決め装置26が幅方向位置決め装置に該当する。これらの位置決め装置23、24、25、26によって板ガラスGをそのけがき線が割断部材と前支持部材との間に来るように移動させる。
【0030】
図5には前位置決め装置23を示しているが、後位置決め装置24も同様の構成であるので、前位置決め装置23で代表させて説明する。この前位置決め装置23は、駆動シリンダ27によって前後方向に水平に移動させられる可動支持体28に光センサ29が取り付けられたものである。予め設定された板ガラスGの停止位置に光センサを移動させておく。光センサ29は光ファイバを通して光を照射し、搬送されてきた板ガラスGにおいて反射した反射光を検知するものである。光センサに限定されることはなく、他の公知の検出器を用いてもよい。
【0031】
左位置決め装置25および右位置決め装置26は、図1〜4に示すように、板ガラスGの左右両端片縁をその中央側へ押すためのシリンダ30が採用されている。左右それぞれに複数個の位置決め装置を配置するのが好ましい。このシリンダ30のロッドの先端に押圧パッド30aが取り付けられている。シリンダ30の初期位置はシリンダ30を保持している保持体30bを左右方向に移動させることによって調節可能である。この調節機構としては、ダイアル30cを回すことによって図示しないラック・ピニオンを駆動させるものを採用することができる。図示してはいないが、コンベヤ2同士の隙間には板ガラスGを浮上させるための複数個の浮上パッドが配設されており、左右位置決め装置25、26が作動するときにはこの浮上パッドが板ガラスを浮上させてから左右の位置決めがなされる。板ガラスの左右移動を容易にするためと、板ガラスの下面を損傷させないためである。この左右の位置決め装置25、26の作動は前述の左右の割断部材5、6および左右の支持部材9、10の移動と同期して行ってもよい。
【0032】
次ぎに割断部材と支持部材を説明する。各割断部材3、4、5、6はその下端が板ガラスGの搬送経路より上方に配置されており、サーボシリンダ12によって上記搬送経路より下方に下降させられる。このときに板ガラスGの耳部Eを押圧する。一方、各支持部材7、8、9、10はその上端が板ガラスGの搬送経路より下方に配置されており、エアシリンダ11によって上記搬送経路まで上昇させられ、板ガラスGをその下方から支持する。
【0033】
図6および図8には前割断部材3と前支持部材7を示しているが、後割断部材4と後支持部材8、左割断部材5と左支持部材9および右割断部材6と右支持部材10の対も同様の構成であるので、前割断部材3と前支持部材7との対で代表させて説明する。図6(a)に示すように、支持部材7は板ガラスGの端縁に沿って配置される長尺のトリム受けバー31から構成されており、このトリム受けバー31には板ガラスを吸着するための第三吸着部材32が配設されている。この第三吸着部材32は配管32aによって図示しないエジェクタ等からなる吸気手段に接続されている。そして、吸引と吸引の解除とが自在に行われるようにされている。
【0034】
トリム受けバー31はほぼL字状の断面を有しており、その上端面が水平面からなるガラス支持部31cであり、第三吸着部材32の吸着面と一致している。
この第三吸着部材32は、板ガラスGの耳部Eを割断する際に板ガラスGを支持部材7に固定するためのものである。トリム受けバー31のL字状断面の90゜開き部内へ上記割断部材3の下端が下降してくる。この下降によって板ガラスGはそのけがき線から下方に折られる。トリム受けバー31のL字状断面の90゜開き部には第二端面に該当する鉛直面31aが形成されており、ここに割断されたフィルム付き板ガラスGの耳部Eがフィルムによってぶら下がった状態で当接する。この第二端面31aの表面にゴムや軟質合成樹脂からなる緩衝板を貼設してもよい。
【0035】
一方、トリム受けバー31のL字状断面の90゜開き部の下部に形成された上向き水平面はガラス受け部31bを構成している。ガラス支持部31cと第二端面31aとの交差線が支持部材7、8、9、10の端縁を構成し、この端縁が板ガラスGをけがき線から割断するときに加える曲げモーメントの支点となる。
【0036】
割断部材3は、上記トリム受けバー31に対して平行に、且つ、水平方向に小間隔をおいて配置される割断バー33を有している。割断バー33はトリム受けバー31より外方に位置している。この割断バー33は矩形断面を呈しており、シリンダ34によって支持部材7に接近離間する方向に移動させられる。また、割断バー33の支持部材7側には、トリム受けバー31の第二端面31aに平行に対向する鉛直面33aが形成されている。この鉛直面33aが第一端面に該当する。この第一端面33aには割断バー33の長手方向に沿って、上記第二端面31aに対向するように複数個の第一吸着部材35が配列されている。第一吸着部材35は第一端面33aから突出した柔軟性材質からなるラッパ状の部材であり、このラッパの中央に吸引口35aが開口している。この吸引口35aは配管35bによって図示しないエジェクタ等からなる吸気手段に接続されている。そして、吸引と吸引の解除とが自在に行われるようにされている。
【0037】
本実施形態では、割断バー33が支持部材7に接近離間する方向に移動させられるように構成されているが、本発明ではかかる構成に限定されない。たとえば、支持部材7を割断バー33に接近離間する方向に移動させられるように構成してもよい。
【0038】
また、本実施形態では第一端面33aおよび第二端面31aがそれぞれ実質的な鉛直面から構成されているが、本発明では鉛直面に限定されない。たとえば、鉛直面から前方または後方に傾斜していてもよい。
【0039】
一方、割断バー33の下面は水平に形成されており、この水平面が板ガラスGの耳部Eを押圧する押圧部36を構成している。押圧部36には、割断バー33の長手方向に沿って、上記ガラス受け部31bに対向するように複数個の第二吸着部37が配列されている。この第二吸着部37は長円形に穿設された吸引口であり、この吸引口は配管37aによって図示しないエジェクタ等からなる吸気手段に接続されている。そして、吸引と吸引の解除とが自在に行われるようにされている。この第二吸着部37は押圧部36の面に凹陥するように穿設されているため、押圧部36による板ガラスGを押圧する際に障害とはならない。
【0040】
図6(b)に示すように、この長円形の第二吸着部37はその長軸が割断バー33の長手方向に沿っており、いわばジグザグに配列されている。もちろん、一列に配列してもよい。吸引口をこのように配置することにより、幅狭で長尺の耳部Eを良好に安定して吸着保持することができる。
【0041】
以上のごとく構成されたトリミング装置1の作動を説明する。
まず、フィルム付きの板ガラスGが装置1のコンベヤ2上を移動してくると、図示しない浮上パッドがコンベヤ2同士の間から上昇して板ガラスGを浮上させる。これと同時に左右の位置決め装置25、26が板ガラスGの左右両縁を予め設定した所定位置まで押して左右の位置決めが完了する。浮上パッドが下降するとコンベヤ2が逆送りして板ガラスGを戻す。そして、後位置決め装置24が作動して板ガラスGの後端を検出したときにコンベヤ2が停止する。このときに板ガラスGの後部のけがき線Lb(図10(a))が後割断部材4の第一端面33aおよび後支持部材8の第二端面31aに平行に、且つ、これら33a、31aの間に位置する。このように後位置決め装置24の位置が予め設定されている。この作動が後端の位置決めである。
【0042】
ついで、図7(a)に示すように、後支持部材8がエアシリンダ11(図2)によって上昇させられ、板ガラスGのけがき線Lb(図10(a))のガラス端縁とは反対側を下から支持し、第三吸着部材32(図6)が板ガラスGの下面を吸着する。
【0043】
図7(b)に示すように、この動作とほぼ同時に後割断部材4がサーボシリンダ12(図3、4)によって下降させられ、その押圧部36が板ガラスGの耳部Eを下方に押す。こうすると、板ガラスGはけがき線から割れて耳部EがフィルムFによってぶら下がった状態でトリム受けバー31の第二端面31aに当接する。
【0044】
図7(c)に示すように後割断部材4はそのまま下降し、その第一吸着部材35が耳部Eに対向する。このようにサーボシリンダ12のストロークが設定されている。
【0045】
図7(d)に示すように、後割断部材4の割断バー33は、シリンダ34(図6)によってトリム受けバー31の第二端面31aに接近させられる。そして、第一吸着部材35が作動して耳部Eを吸着する。
【0046】
図7(e)に示すように、後割断部材4の割断バー33は、第一吸着部材35が耳部Eを吸着したままシリンダ34によってトリム受けバー31から離間する方向に戻される。何ものにも干渉せずに上昇するための準備作動である。
【0047】
図7(f)に示すように、後割断部材4がサーボシリンダ12により、耳部Eを吸着したまま上昇させられてもとの位置に戻る。そうすると、耳部Eのフィルムが剥がれて耳部Eのみ(ガラス片のみ)が第一吸着部材35に吸着された状態となる。
【0048】
ついで、ロッドレスシリンダ13(図2〜4)が作動して後割断部材4が図3中の上方(左方向)に移動させられる。板ガラスGの搬送経路から外方へ出された時点で第一吸着部材35の作動が停止して耳部Eが下方に配置された図示しないガラス片集積容器に廃棄される。
【0049】
以上のごとく後端のトリミングが終了すると、今度は板ガラス前端のトリミングがなされる。すなわち、コンベヤ2が作動して板ガラスを前進させ、前位置決め装置23が板ガラスGの前端を検出したところで停止する。このときに板ガラスGの前部のけがき線Lb(図10(a))が前割断部材3の第一端面33aと前支持部材7の第二端面31aとの間に位置する。このように前位置決め装置23の位置が予め設定されている。この作動が前端の位置決めである。
【0050】
ついで、前割断部材3および前支持部材7が前述した作動(図7(a)〜図7(f))を行って前端のトリミングを終了し、前割断部材3は前端耳部Eを搬送経路の外方に配設されたガラス片集積容器に廃棄する。
【0051】
ついで左右両端のトリミングが同時に行われる。すなわち、左右の割断部材5、6と左右の支持部材9、10がそれぞれねじ棒14、17によって板ガラスGの左右のけがき線Lに対して位置決めされる。すなわち、けがき線Lを挟んで外方(耳部E側)に割断部材5、6の第一端面33aが位置し、内方に支持部材9、10の第二端面31aが位置する。なお、この割断部材5、6および支持部材9、10の位置決めのための移動は、前述した板ガラスGの左右方向の位置決め時に同時に行うようにしてもよい。
【0052】
ついで、左右の割断部材5、6と左右の支持部材9、10とが同時に前述した作動(図7(a)〜図7(f))を行って左右のトリミングを行う。すなわち、左の耳部Eと右の耳部Eとが同時に割断される。このとき、左右の割断部材5、6は耳部Eを吸着したままそれぞれ後退して板ガラスGの搬送経路の外方へ運ぶ。そして、ガラス片集積容器に廃棄する。
【0053】
以上のごとくして板ガラスGの全周のトリミングが終了する。そうすると、コンベヤ2が板ガラスGを前方へ搬送する。
【0054】
図2に示すように、本トリミング装置1には、そのコンベヤ2の前端近傍にトリミング終了後にフィルム付き板ガラスGからフィルムを除去するフィルム除去装置38が配設されている。このフィルム除去装置38は、板ガラスGの前端の耳部Eが除去された後に板ガラス本体Bに残留した耳部Eに対応するフィルムを把持し、板ガラスGの搬送に伴ってフィルム全体を板ガラス本体Bから剥がすものである。
【0055】
図8にこのフィルム除去装置38の詳細が示されている。このフィルム除去装置38は、コンベヤ2同士の間に揺動駆動可能に配設された、フィルムを把持するための把持装置39と、コンベヤ2の前方に配設されたコンベヤ2の前端に対向する押圧シリンダ40とを備えている。上記把持装置39は揺動アーム41とこの揺動アーム41の先端に配設されたフィルムチャック42とを有している。
揺動アーム41は通常はコンベヤ2の前端側に傾倒して位置しており、フィルムチャック42はその一対の開閉爪42aをコンベヤ2の前端に向けて開いた状態にされている(図8(a))。
【0056】
板ガラスGの前端の耳部が除去され、前支持部材のトリム受けバー31が下降すると、揺動アーム41が揺動してフィルムチャック42が上昇する。そして、板ガラスGの前端から垂れ下がった耳部Eに対応するフィルムの部分Fを開閉爪42aが把持する。そして、図8(b)に示すように、板ガラスGの搬送に同期して揺動アーム41が後方下方に揺動させられ、フィルムが引かれる。ついで上記押圧シリンダ40がそのロッド40aを伸長させて、ロッド先端のローラ40bと対向するコンベヤプーリ2aとの間でフィルム部分Fを挟持する。この状態で板ガラスGが搬送されていくのでフィルム全体が板ガラスから剥ぎ取られる。
【0057】
図9には、割断機構の他の使用法が示されている。すなわち、フィルムが貼着されていない板ガラスGのトリミングである。フィルムが貼着されていない板ガラスGの耳部Eを割断した場合、耳部Eをぶら下げるフィルムが存在しないので耳部Eは下方に落下する。そこで、各支持部材7、8、9、10のトリム受けバー31のガラス受け部31bに載置ブロック43を配備する。この載置ブロック43の上面にはゴムや軟質合成樹脂等からなる緩衝板44が貼着されている。
【0058】
割断部材3が下降させられると、その押圧部36が板ガラスGの耳部Eを下方に押す。こうすると、フィルムが貼着されていない板ガラスGはけがき線から割れて耳部Eが載置ブロック43の緩衝板44上に水平状態で載置される。割断バー33はそのまま下降して、耳部Eに近接した位置で停止する。このようにサーボシリンダ12のストロークが設定されている。ついで図示のごとく第二吸着部37が作動してこの耳部Eを吸着する。
【0059】
その後、割断部材4の割断バー33は、第二吸着部37が耳部Eを吸着したままサーボシリンダ12によってもとの位置まで上昇させられる。ついで、前述した作動と同様にロッドレスシリンダ13(図2〜4)が作動して割断部材3は板ガラスGの搬送経路から外方へ出され、耳部Eはガラス片集積容器に廃棄される。
【0060】
以上説明したトリミング装置1は、前後の割断機構と左右の割断機構とを備えているが、本発明ではかかる構成に限定されない。たとえば、前後の割断機構のみを備えてもよく、左右の割断機構のみを備えてもよい。これらの場合は、たとえばトリミング装置の上部に回転駆動可能な吸着装置を備え、板ガラスを90゜ごとに回転させて位置替えをする機構を備えればよい。または、コンベヤをターンテーブル上に取り付けておいてもよい。こうすることにより、一対の割断機構によって板ガラスの対向両縁のトリミングを終了した後、板ガラスを90゜回転させて他の対向両縁のトリミングを行うことができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、板ガラスの周縁の成型、すなわち、周縁部を除去するトリミングおよび除去された耳部の搬送破棄をも行うことができる。したがって、板ガラスの耳部を、装置内の板ガラス搬送経路の下方に落下させて破砕してしまうことがない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板ガラスのトリミング装置の一実施形態を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1のトリミング装置の正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】図2のトリミング装置の要部を示す正面図であり、その前位置決め装置を示している。
【図6】図6(a)は、図2のトリミング装置の要部を示す一部断面正面図であり、その前割断機構を示しており、図6(b)は図6(a)のVI−VI線矢視図である。
【図7】図7(a)〜図7(b)は全体で図6の後前割断機構の作動を示す概略正面図である。
【図8】図2のトリミング装置の要部を示す正面図であり、そのフィルム除去装置を示しており、図8(a)はフィルム除去前を示し、図8(b)はフィルム除去中を示している。
【図9】図2のトリミング装置の要部を示す一部断面正面図であり、その前割断機構の他の使用法を示している。
【図10】図10(a)はトリミングの対象となる、けがき線が形成された板ガラスの一例を示す平面図であり、図10(b)はトリミング後の板ガラス本体の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・・トリミング装置
2・・・・コンベヤ
3・・・・前割断部材
4・・・・後割断部材
5・・・・左割断部材
6・・・・右割断部材
7・・・・前支持部材
8・・・・後支持部材
9・・・・左支持部材
10・・・・右支持部材
11・・・・エアシリンダ
12・・・・サーボシリンダ
13・・・・ロッドレスシリンダ
14、17・・・・ねじ棒
15、18・・・・ジョイント部材
16、19・・・・モータ
20、21、22・・・・ガイドロッド
23・・・・前位置決め装置
24・・・・後位置決め装置
25・・・・左位置決め装置
26・・・・右位置決め装置
27・・・・駆動シリンダ
28・・・・可動支持体
29・・・・光センサ
30・・・・シリンダ
31・・・・トリム受けバー
31a・・・第二端面
32・・・・第三吸着部材
33・・・・割断バー
33a・・・第一端面
34・・・・シリンダ
35・・・・第一吸着部材
35a・・・吸引口
36・・・・押圧部
37・・・・第二吸着部
38・・・・フィルム除去装置
39・・・・把持装置
40・・・・押圧シリンダ
41・・・・揺動アーム
42・・・・フィルムチャック
42a・・・開閉爪
43・・・・載置ブロック
44・・・・緩衝板
A・・・・板ガラスの搬送方向
B・・・・板ガラスの本体
E・・・・板ガラスの耳部
F・・・・(耳部に対応する)フィルムの部分
G・・・・板ガラス
La・・・・(トリミングのための)左右の割断用けがき線
Lb・・・・(トリミングのための)前後の割断用けがき線

Claims (10)

  1. 割断部材と支持部材とにより、板ガラスをその割断用けがき線を挟んだ両側を相互に反対方向に押圧することによって割断する割断機構において、
    上記割断部材が、板ガラスを押圧する押圧部、および、該押圧部に交差した第一端面を有し、昇降駆動可能に構成されており、
    上記支持部材が、割断部材の第一端面に平行に配置され且つ第一端面から水平方向に離間した第二端面を有し、昇降駆動可能に構成されており、
    上記割断部材の第一端面に、支持部材に対向するように第一ガラス吸着部が配設されており、
    フィルム付き板ガラスが割断されて耳部がフィルムにぶら下がった状態にあるとき、前記耳部が前記支持部材の前記第二端面に当接するとともに、前記第一ガラス吸着部が前記耳部を吸着できるように上記割断部材および支持部材のうちの少なくとも一方が、相互に離間接近する方向に往復動可能に構成されている、板ガラスの割断機構。
  2. 上記第一ガラス吸着部が、負圧によって板ガラスを吸着する複数個の吸引口を有してなる請求項1記載の板ガラスの割断機構。
  3. 上記割断部材の押圧部がほぼ水平な面から構成されており、
    上記支持部材に前記第二端面と交差するガラス支持部が形成されており、上記ガラス支持部がほぼ水平な面から構成されてなる請求項1記載の板ガラスの割断機構。
  4. 上記支持部材の前記第二端面の下方に、割断された板ガラス片を受けるためのほぼ水平な面からなるガラス受け部が形成されており、
    上記割断部材の押圧部に、上記ガラス受け部に対向するように第二ガラス吸着部が形成されてなる請求項1記載の板ガラスの割断機構。
  5. 上記第二ガラス吸着部が、上記押圧部における、ガラス受け部に対向する面に穿設された複数個の長尺の吸引口を有しており、該長尺の吸引口が、その長手方向に整列されており、各吸引口が板ガラスを負圧によって吸着するように構成されてなる請求項4記載の板ガラスの割断機構。
  6. 上記割断部材がその第一端面の長手方向に往復動可能に構成されてなる請求項1記載の板ガラスの割断機構。
  7. 上記支持部材に、板ガラスを吸着するための第三ガラス吸着部が形成されてなる請求項1記載の板ガラスの割断機構。
  8. 板ガラスを水平方向に搬送するための搬送装置と、
    該搬送装置の前端部近傍および後端部近傍にそれぞれ配設された請求項1〜7のうちのいずれか一の項に記載の板ガラスの割断機構と、
    上記搬送装置の前端部近傍に配設された、板ガラスの前端を検出するための前端検出装置と、
    搬送装置の後端部に配設された、板ガラスの後端を検出するための後端検出装置とを備えてなる板ガラスのトリミング装置。
  9. 板ガラスを水平方向に搬送するための搬送装置と、
    該搬送装置の両側端部近傍にそれぞれ配設された請求項1〜7のうちのいずれか一の項に記載の板ガラスの割断機構と、
    上記搬送装置の両側方に配設された板ガラスの幅方向位置決め装置とを備えており、
    該幅方向位置決め装置が、板ガラスの両側縁を搬送方向に垂直な方向に押圧するように構成されてなる板ガラスのトリミング装置。
  10. 上記搬送装置の両側端部近傍にそれぞれ配設された請求項1〜7のうちのいずれか一の項に記載の板ガラスの割断機構と、
    搬送装置の両側方に配設された板ガラスの幅方向位置決め装置とを備えており、
    該幅方向位置決め装置が、板ガラスの両側縁を搬送方向に垂直な方向に押圧するように構成されてなる請求項8記載の板ガラスのトリミング装置。
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