JP5098267B2 - 筆記情報処理装置、筆記情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

筆記情報処理装置、筆記情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、筆記情報処理装置、筆記情報処理方法、及びプログラムに関する。
電子ペンを用いて、手書きで記入された文字等を電子化する技術は既に知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1では、電子ペンが、クレジットカード利用者がカード利用明細書にサインをした場合にその明細書からサインデータを取得し、無線通信により送信する。そして、個人認証システムが、電子ペンから送信されたサインデータを受信し、このサインデータと、クレジットカードの所有者のサインに関する登録データとを比較して、クレジットカードの利用者がクレジットカードの所有者本人であるか否かを判定している。
特許文献2では、まず、電子ペンを用いて手書きで記入された公文書公開請求書を、公文書公開請求書のフォーマットデータに手書き文字のイメージデータを貼り付けることで再現する。そして、再現された公文書公開請求書と、イメージデータをテキストデータに変換した公文書公開請求書とを並べて画面表示させることで、手書きの公文書公開請求書を電子データとして受け付けることを可能にしている。
特許文献3では、まず、ストロークデータ取得ユニットが、筆記した際のストロークデータを取得し、ICカードが、ストロークデータにデジタル署名を付してデジタル署名付きストロークデータとする。そして、送信ユニットが、デジタル署名付きストロークデータに電子証明書を付して送信している。
特開2004−30235号公報 特開2003−308479号公報 特開2005−301471号公報
ところで、電子ペンは小型で持ち運びが容易なため、持ち去られる危険性がある。また、電子ペン内部には、紙等の媒体に対して筆記した内容を電子化した筆記情報が格納されている。そのため、悪意を持つユーザが電子ペンを持ち去ったとすると、筆記情報が解析され、悪用される可能性がある。例えば、銀行や役所等の窓口業務で電子ペンを用いることを考える。このような窓口業務においては、不特定多数の人が共通の電子ペンを使用することが想定される。また、個人情報を書き込むことが頻繁に生じることも想定される。従って、このような窓口から電子ペンが持ち去られ、個人情報が漏洩してしまうと、個人情報保護の必要性が叫ばれている昨今においては、大きな社会問題になってしまう。
そこで、電子ペンに格納された筆記情報に基づく処理を行った後においては、電子ペンから筆記情報が漏洩しないようにすることが望まれる。尚、このような筆記情報の漏洩の防止は、電子ペンだけでなく、電子ペンで筆記した内容をサーバ等に送信するまでに介在するあらゆる装置について望まれているところである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、媒体に対する筆記情報に基づく処理を行った後におけるその筆記情報の漏洩を防止することにある。
本発明の第1の筆記情報処理装置は、媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された筆記情報を他の装置に送信する送信手段と、他の装置における筆記情報に基づく処理の結果を示す結果情報を受信する受信手段と、この受信手段による結果情報の受信に応じて、記憶手段に記憶された筆記情報を消去する消去手段とを備えている。
ここで、消去手段は、結果情報で特定される筆記情報を消去するようにしてもよい。
また、この第1の筆記情報処理装置は、媒体に印刷された画像から媒体上の位置を表す位置情報を検出する検出手段と、この検出手段により検出された位置情報に基づいて筆記情報を生成する生成手段とを更に備えていてもよい。
更に、この第1の筆記情報処理装置は、受信手段により受信した結果情報に応じた情報を外部に通知する通知手段を更に備えていてもよい。
そして、この通知手段は、筆記情報に基づく処理が完了していないことを結果情報が示している場合に、筆記情報の再送に関する情報を通知するようにしてもよい。
本発明の第2の筆記情報処理装置は、媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を記憶する電子ペンから、筆記情報を取得する取得手段と、この取得手段により取得された筆記情報を他の装置に送信する送信手段と、他の装置における筆記情報に基づく処理の結果を示す結果情報を受信する受信手段と、この受信手段による結果情報の受信に応じて、電子ペンに記憶された筆記情報の消去を指示する信号を出力する出力手段とを備えている。
本発明の筆記情報処理方法は、媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を生成するステップと、生成された筆記情報を記憶手段に記憶するステップと、筆記情報に基づいて所定の処理を行うステップと、所定の処理が終了すると記憶手段から筆記情報を消去するステップとを含んでいる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を記憶手段に記憶する機能と、記憶手段に記憶された筆記情報を他の装置に送信する機能と、他の装置における筆記情報に基づく処理の結果を示す結果情報を受信する機能と、結果情報の受信に応じて、記憶手段に記憶された筆記情報を消去する機能とを実現させるためのものである。
請求項1の発明には、媒体に対する筆記情報に基づく処理を行った後におけるその筆記情報の漏洩を防止することができるという効果がある。
請求項2の発明には、媒体に対する筆記情報が複数種類ある場合に、個々の筆記情報を区別してその漏洩を防止することができるという効果がある。
請求項3の発明には、筆記情報に基づく処理の結果をユーザが知ることができるという効果がある。
請求項4の発明には、筆記情報に基づく処理が完了していない場合に、ユーザが迅速に筆記情報に基づく処理を再依頼することができるという効果がある。
請求項5の発明には、電子ペンを用いて媒体に筆記することで得られた筆記情報に基づく処理を行った後において、その筆記情報の電子ペンからの漏洩を防止することができるという効果がある。
請求項6の発明には、媒体に対する筆記情報に基づく処理を行った後におけるその筆記情報の漏洩を防止することができるという効果がある。
請求項7の発明には、媒体に対する筆記情報に基づく処理を行った後におけるその筆記情報の漏洩を防止することができるという効果がある。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
まず、本実施の形態におけるコンピュータシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態のコンピュータシステムの全体構成を示したものである。
図示するように、このコンピュータシステムは、端末装置10と、文書サーバ20と、識別情報サーバ30と、画像形成装置40と、ペン認証サーバ70とがネットワーク90に接続されることにより構成されている。また、このコンピュータシステムは、通信装置50と、電子ペン60を含んでいる。
端末装置10は、電子文書の印刷を指示したり、筆記情報を転送したりするために用いられる。尚、この端末装置10としては、PC(Personal Computer)が例示される。
文書サーバ20は、電子文書を記憶している。この場合、電子文書は、帳票データであってもよい。また、文書サーバ20は、電子文書の印刷指示があると、電子文書の画像とコード画像とを重畳した重畳画像を媒体に印刷して印刷文書を出力するよう指示する。尚、コード画像には、少なくとも位置情報が埋め込まれていればよいが、識別情報を埋め込むことで印刷文書を容易に識別できるようになる。
識別情報サーバ30は、コード画像に埋め込む識別情報を管理する。また、コード画像に埋め込んだ識別情報と、コード画像に重畳して印刷する電子文書とを関連付けて記憶する。尚、この識別情報と電子文書との関連付けは、印刷文書を生成するときに行う。
画像形成装置40は、媒体に画像を形成して印刷文書を出力する。この画像形成装置40としては、単体のプリンタや印刷機であってもよいし、他にスキャナや通信の機能を備えた所謂複合機であってもよい。ここで、画像形成装置40における画像形成方式としては、例えば、電子写真方式を用いることができるが、その他の如何なる方式を用いてもよい。
通信装置50は、電子ペン60から筆記情報を取得して端末装置10に送信するための装置である。尚、通信装置50は、電子ペン60と別体である必要はなく、一体であってもよい。但し、通信装置50と電子ペン60とを別体とすることで、電子ペン60を大型化することなく、音声出力や画面表示等、様々なユーザインターフェイスを使用者に提供できる。また、通信装置50は、端末装置10と通信するための通信部を備えている。ここで、通信部は、USB、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信機能等によって通信を行う。
電子ペン60は、媒体上の画像を読み取る撮像素子を備える。また、撮像素子で撮像した画像からコード画像を検出し、それを復号することでコード画像に埋め込まれた識別情報及び位置情報を検出するプロセッサを備える。更に、位置情報から得られる筆記情報を格納するメモリと、メモリに格納した筆記情報の端末装置10への送信や端末装置10からの情報の受信を行う通信手段とを備えている。ここで、通信手段としては、USB、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信等により情報の送受信を行うものが考えられる。また、端末装置10との通信は、電子ペン60のペン先を差し込むことでメモリ内の情報を送信可能な通信装置(図示せず)を介して行うようにしてもよい。更にまた、電子ペン60は、自身の識別情報(以下、「ペンID」という)を記憶するメモリを備えていてもよい。この場合、ペンIDは、送信した筆記情報を生成した電子ペン60を特定するのに利用される。尚、ペンIDは、個々の電子ペン60に固有の数値を割り振って生成した数値情報であってもよいし、電子証明書のようなものであってもよい。
ペン認証サーバ70は、文書サーバ20や識別情報サーバ30にアクセスできる電子ペン60のペンIDを管理する。本実施の形態において、ペン認証サーバ70は必須の構成ではないが、これを設けることで、不正な電子ペン60の使用者の侵入を防止することができる。また、ペンIDと電子ペン60の使用者とを対応付けておくことで、電子ペン60の使用者を特定することができる。
尚、本明細書では、「電子文書」の文言を用いるが、これは、テキストを含む「文書」を電子化したデータのみを意味するものではない。例えば、絵、写真、図形等の画像データ(ラスタデータかベクターデータかによらない)、その他の印刷可能な電子データも含めて「電子文書」としている。
次に、このコンピュータシステムの概略動作について説明する。尚、この概略動作に先立ち、画像形成装置40が、電子文書の画像とコード画像と重畳した重畳画像を媒体に印刷することで印刷文書を出力しているものとする。また、識別情報サーバ30には、媒体の識別情報と電子文書情報との対応関係が登録されているものとする。ここで、電子文書情報とは、電子文書の格納場所や、帳票データ等の種別に関する情報である。
まず、ユーザが、この印刷文書に対し電子ペン60を用いて筆記を行ったとする(A)。
すると、電子ペン60は、印刷文書上の位置情報を読み取ることで筆記位置を認識し、筆記を電子化した筆記情報を生成する。
ここで、コード画像は電子ペン60に組み込まれた撮像素子で撮像されるため、その撮像範囲より小さい領域に識別情報と位置情報とを符号化して埋め込む必要がある。電子ペン60の撮像範囲は3mmから5mm程度であるので、識別情報と位置情報とは、2mmから3mm程度の領域に埋め込まなければならない。一方で、画像形成装置40で印刷できる画像の解像度(プリント解像度)は600dpiから2400dpi程度である。ところが、プリント解像度として通常用いられる数値は、画像のエッジ部の解像度(addressability)を表す数値であって、印刷できる最小のドット大きさを表しているわけではない。トナー画像として紙面に形成できる最小のドット大きさは、通常、100μm程度であり、画像解像度には殆ど依存しない。従って、2〜3mm程度の領域に形成でき、かつ、撮像素子で解像できるドット数には限界があり、そこに埋め込むことができる情報量にも制限がある。
例えば、2mm四方の領域に200μm間隔で100μmのドットを描画する場合、ドット数は、100(=(2000μm÷200μm))個となる。これら100個のドットのON/OFFにより1ビットの情報を表現するとすれば、100ビットの情報埋め込みが可能である。しかしながら、読み取り時にノイズの影響による誤りが発生するため、通常は、誤り訂正符号又は誤り検出符号を元の情報に付加する。例えば、誤り訂正符号としてRS(リードソロモン)符号を採用するものとする。この場合、1ブロック当たりの情報量を5ビットとし、RS(20,14)により符号化した場合、つまり、符号長20ブロック、情報ブロック数14、誤り訂正ブロック数を3とした場合は、100ビットのうち、70ビット(=5ビット×14ブロック)を情報埋め込みのために使用できる。70ビットのうち、10ビットをX座標の符号化に、10ビットをY座標の符号化に使用した場合、識別情報の符号化に使用できるビット数は50ビットとなる。このように識別情報の情報量には限度があるため、識別情報に電子文書情報そのものを入れることは通常できない。従って、上述したように、例えば識別情報サーバ30で、識別情報と電子文書情報とを関連付けるための手段が必要になるのである。
その後、ユーザは、例えば、電子ペン60のペン先を通信装置50に差し込むことにより、電子ペン60内の筆記情報の送信を指示する(B)。すると、通信装置50は、筆記情報を端末装置10に送信する(C)。
次に、端末装置10は、筆記情報と共に受信したペンIDをペン認証サーバ70に送信し、電子ペン60の正当性の検証を依頼する(D)。そして、電子ペン60の正当性の検証の結果を受信する(E)。その結果、電子ペン60が正当なものであると認証された場合、端末装置10は、筆記情報と共に受信した識別情報を識別情報サーバ30に送信する(F)。これにより、識別情報サーバ30は、識別情報に対応する電子文書情報を取得する。そして、端末装置10は、この電子文書情報を取得する(G)。
また、端末装置10は、電子文書情報と筆記情報とを文書サーバ20に送信する(H)。これにより、文書サーバ20は、電子文書情報に対応する電子文書に対し、受信した筆記情報を登録する。この場合、筆記情報を電子文書に対応付けたり、筆記情報を電子文書上にアノテーションとして付加したりすることができる。この場合、筆記情報は必ずしも電子文書に直接反映させる必要はない。即ち、必要に応じて、識別情報から電子文書を参照し、筆記情報をこれに反映させる構成とすることもできる。
また、このとき、文書サーバ20は、受信した筆記情報を登録できるかどうか検証する。本実施の形態では、このときの検証方法について特に限定しないが、例えば、次のような方法を採用することができる。
第一に、受信した電子文書情報に対応する電子文書の存否に基づいて、筆記情報の登録可否を判定することが考えられる。
また、第二に、筆記情報が登録される電子文書上の位置について予め定められた属性情報を取得し、この属性情報に基づいて、筆記情報を登録してよいかどうかを判定することも考えられる。具体的には、帳票データ上の各位置について、情報を記入できるか、情報を記入できる場合、記入できる情報の種類は何か、といった属性情報を予め記憶しておく。そして、電子文書上の記入できない位置に対応する印刷文書上の位置に筆記された場合や、電子文書の数字を記入すべき位置に文字が筆記された場合等は、筆記情報を登録できないと判定するのである。
文書サーバ20は、ここで得られた筆記情報の登録可否の情報を、端末装置10に送信する(I)。すると、端末装置10は、この登録可否の情報を通信装置50に送信する(J)。これにより、通信装置50は、例えば、図示するような音声を出力することができる。つまり、登録に成功した場合には、「申請を受け付けました。」といった音声を出力し、登録に失敗した場合には、「筆記情報は無効です。正しい情報を入力して下さい。」といった音声を出力するのである。
ところで、図1のコンピュータシステムでは、文書サーバ20が、コード画像を生成する画像生成装置の役割を担うものとしたが、端末装置10や他のサーバが、画像生成装置の役割を担う構成も可能である。このように端末装置10やサーバでコード画像を生成する場合、画像形成装置40に対してコード画像を送信するため、通信負荷は高くなる。しかしながら、画像形成装置40内部のコントローラを変更する必要がない、或いは、変更規模を小さくできるため、システムを容易に実現できる。
また、画像形成装置40が、画像生成装置としての役割を担う構成も可能である。このように画像形成装置40でコード画像を生成する場合、画像形成装置40には識別情報を送信すればよく、コード画像を送信する必要がない。従って、通信負荷を低減することができ、高速なプリント出力を行うことが可能となる。
尚、コード画像の生成は、このように様々な装置で行うことが可能であるが、識別情報及び位置情報の符号化方法は、コード画像を生成する装置には依存しないため、まとめて後述する。
ところで、図1のコンピュータシステムを構成する端末装置10、各サーバ、画像形成装置40の処理部は、いずれも汎用的なコンピュータ100にて実現することができる。
図2は、このようなコンピュータ100のハードウェア構成を示した図である。
図示するように、コンピュータ100は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)101と、記憶手段であるメインメモリ102及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)103とを備える。ここで、CPU101は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、後述する各機能を実現する。また、メインメモリ102は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置103は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ100は、外部との通信を行うための通信I/F104と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構105と、キーボードやマウス等の入力デバイス106とを備える。
次に、このコンピュータシステムにおける印刷時の動作について説明する。
図3は、このときのコンピュータシステムの動作を示したシーケンス図である。
まず、ユーザが、端末装置10を操作し、文書サーバ20に格納された電子文書の中から印刷対象の電子文書を指定する。これにより、端末装置10は、その電子文書の印刷指示を文書サーバ20に送信する(ステップ111)。尚、このとき、端末装置10は、電子文書の格納場所等を示す電子文書情報と、ユーザが指定した設定情報とを、印刷指示に含めて送信する。
すると、文書サーバ20は、電子文書の印刷指示を受信する(ステップ211)。そして、印刷指示に含まれる電子文書情報と設定情報とを識別情報サーバ30に送信する(ステップ212)。
これにより、識別情報サーバ30は、電子文書情報と設定情報とを受信する(ステップ311)。そして、識別情報を管理するデータベースから未使用の識別情報を取り出す(ステップ312)。ここで、取り出す識別情報の数は、設定情報に応じて決められる。つまり、基本的には、印刷するページ数に印刷部数を乗じて得られる数の識別情報が取り出される。但し、設定情報中に、Nアップの指定等がある場合は、それも考慮される。例えば、10ページの電子文書を2アップで5部印刷する場合は、25(=10÷2×5)個の識別情報が取り出される。
次に、識別情報サーバ30は、識別情報と電子文書情報と設定情報とを関連付けてデータベースに登録する(ステップ313)。そして、識別情報サーバ30は、文書サーバ20に対し、識別情報を送信する(ステップ314)。
これにより、文書サーバ20は、識別情報を受信する(ステップ213)。そして、この識別情報と、設定情報に応じて生成した位置情報とを符号化し、この符号化された情報を埋め込んだコード画像を生成する(ステップ214)。
その後、文書サーバ20は、画像形成装置40が電子文書を印刷するためのコマンド列からなるPDL(Page Description Language)ファイル(以下、「文書PDL」という)に対し、このコード画像をPDLコマンドとして設定することで出力文書PDLを生成する。そして、これを画像形成装置40に送信する(ステップ215)。
すると、画像形成装置40は、文書PDLとコード画像とを受信する(ステップ411)。そして、画像形成装置40は、まず、文書PDLをC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の画像に展開する(ステップ412)。次に、文書画像はC、M、Yのトナーを用いて、コード画像はK(黒)のトナーを用いて、画像形成を行う(ステップ413)。
ところで、上述した例では、識別情報サーバ30は識別情報を発行するだけで、文書サーバ20が、識別情報を含むコード画像を生成し、画像形成装置40に画像形成を指示する構成とした。しかしながら、識別情報サーバ30が、コード画像を生成し、画像形成装置40に画像形成を指示する構成としてもよい。
また、コード画像は、画像形成装置40で生成することもできる。この場合は、文書サーバ20又は識別情報サーバ30が、電子文書から生成したPDLに識別情報を付加して画像形成装置40へ送信し、画像形成装置40が、識別情報及び位置情報を含むコード画像を生成することになる。
また、上記では、識別情報と電子文書情報と設定情報とを関連付けたデータベースを識別情報サーバ30に置く構成について説明した。これは、かかるデータベースを共有可能な装置に置くことで、複数ユーザへの対応や、サーバのアクセス制御技術を利用した電子文書のセキュリティ確保が可能となるからである。しかしながら、必ずしもこのような構成を採用しなければならないというわけではなく、端末装置10や文書サーバ20にこのようなデータベースを置く構成を採用してもよい。
更に、上述した例では、コード画像をKのトナーを用いて形成するようにした。これは、Kのトナーが、C、M、Yのトナーよりも赤外光の吸収量が多く、電子ペン60でコード画像を読み取ることができるからである。しかしながら、コード画像は、特殊トナーを用いて形成することも可能である。
ここで、特殊トナーとしては、可視光領域(400nm〜700nm)における最大吸収率が7%以下であり、近赤外領域(800nm〜1000nm)における吸収率が30%以上の不可視トナーが例示される。ここで、「可視」及び「不可視」は、目視により認識できるかどうかとは関係しない。印刷された媒体に形成された画像が可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性の有無により認識できるかどうかで「可視」と「不可視」とを区別している。また、可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性が若干あるが、人間の目で認識し難いものも「不可視」に含める。
次に、本実施の形態で生成されるコード画像の元となるコードパターンについて説明する。
図4は、コードパターンについて説明するための図である。
まず、コードパターンを構成するビットパターンについて説明する。
図4(a)に、ビットパターンの配置の一例を示す。
ビットパターンとは、情報埋め込みの最小単位である。ここでは、図4(a)に示すように、9箇所の中から選択した2箇所にビットを配置する。図では、黒の四角が、ビットが配置された位置を示し、斜線の四角が、ビットが配置されていない位置を示している。9箇所の中から2箇所を選択する組み合わせは、36(=)通りある。従って、ビットパターンは36種類存在し、これらのビットパターンを用いて、36通り(約5.2ビット)の情報を表現することができる。
ところで、図4(a)に示した最小の四角は、600dpiにおける2ドット×2ドットの大きさを有している。600dpiにおける1ドットの大きさは0.0423mmなので、この最小の四角の一辺は、84.6μm(=0.0423mm×2)である。コードパターンを構成するドットは、大きくなればなるほど目に付きやすくなるため、できるだけ小さいほうが好ましい。ところが、あまり小さくすると、プリンタで印刷できなくなってしまう。そこで、ドットの大きさとして、50μmより大きく100μmより小さい上記の値を採用している。これにより、プリンタで印刷可能な最適な大きさのドットを形成することができる。つまり、84.6μm×84.6μmが、プリンタで安定的に形成可能な最小の大きさなのである。
尚、ドットをこのような大きさにすることで、1つのビットパターンの一辺は、約0.5mm(=0.0423mm×2×6)となる。
また、このようなビットパターンから構成されるコードパターンについて説明する。
図4(b)に、コードパターンの配置の一例を示す。
ここで、図4(b)に示した最小の四角が、図4(a)に示したビットパターンに相当する。
コードパターンは、このようなビットパターンを縦に5個、横に5個配置することによって構成される。そして、この25個のビットパターンのうち、左上角部の1つのビットパターンを用いて、コードパターンの回転を検出するための同期符号を埋め込む。また、このビットパターンの右の4つのビットパターンを用いて、X方向の位置情報を符号化したX位置符号を埋め込み、下の4つのビットパターンを用いて、Y方向の位置情報を符号化したY位置符号を埋め込む。更に、これらのビットパターンに囲まれる16(=4×4)個のビットパターンを用いて、識別情報を符号化した識別符号を埋め込む。
ところで、この場合においては、上述した36種類のビットパターンのうち、32種類のビットパターンでX位置符号、Y位置符号、識別符号を表現し、残りの4個のビットパターンで同期符号を表現するものとする。
尚、1つのコードパターンの1辺の長さは、ビットパターンの5個分の幅に等しいため、約2.5mmとなる。本実施の形態では、このように生成したコードパターンを画像化したコード画像を、用紙全面に配置する。
次いで、識別情報及び位置情報を符号化して識別符号及び位置符号を生成し、これらの符号からコード画像を生成する処理について説明する。尚、図1に示したコンピュータシステムの場合、文書サーバ20がステップ214でこの処理を行う。
図5は、このような符号化及び画像生成の処理について説明するための図である。
まず、識別情報の符号化について説明する。
識別情報の符号化には、ブロック符号化方式のRS(リードソロモン)符号が使用される。図4で説明した通り、本実施の形態では、5ビットの情報を表現できるビットパターンを用いて情報を埋め込む。従って、情報の誤りも5ビット単位で発生するため、ブロック符号化方式で符号化効率が良いRS符号を使用している。但し、符号化方式はRS符号に限定するものでなく、その他の符号化方式、例えば、BCH符号等を使用することもできる。
上述したように、本実施の形態では、5ビットの情報量を持つビットパターンを用いて情報を埋め込む。従って、RS符号のブロック長を5ビットとする必要がある。そのため、識別情報を5ビットずつに区切り、ブロック化する。図5では、識別情報「0011101101001…」から、第1のブロック「00111」と、第2のブロック「01101」とが切り出されている。
そして、ブロック化された識別情報に対し、RS符号化処理を行う。図5では、RS符号化の結果として得られたブロックを、「blk1」、「blk2」、「blk3」、「blk4」、…と表記している。
ところで、本実施の形態において、識別情報は、16(=4×4)個のブロックに分けられる。そこで、RS符号における符号長を16ブロックとする。また、情報ブロック数は、誤りの発生状況に応じて設計することができる。例えば、情報ブロック数を8とすれば、RS(16,8)符号となる。この符号は、符号化された情報に4ブロック(=(16−8)÷2)の誤りが発生しても、それを補正することができる。また、誤りの位置を特定できれば、訂正能力を更に向上することができる。尚、この場合、情報ブロックに格納される情報量は、40ビット(=5ビット×8ブロック)である。従って、約1兆種類の識別情報が表現可能である。
次に、位置情報の符号化について説明する。
位置情報の符号化には、擬似乱数系列の一種であるM系列符号が使用される。ここで、M系列とは、K段の線形シフトレジスタで発生できる最大周期の系列であり、2−1の系列長をもつ。このM系列から取り出した任意の連続したKビットは、同じM系列中の他の位置に現れない性質を持つ。そこで、この性質を利用することにより、位置情報を符号化することができる。
ところで、本実施の形態では、符号化すべき位置情報の長さから、必要なM系列の次数を求め、M系列を生成している。しかしながら、符号化する位置情報の長さが予め分かっている場合は、M系列を毎回生成する必要はない。即ち、固定のM系列を予め生成しておき、それをメモリ等に格納しておけばよい。
例えば、系列長8191のM系列(K=13)を使用したとする。
この場合、位置情報も5ビット単位で埋め込むため、系列長8191のM系列から5ビットずつ取り出してブロック化する。図5では、M系列「11010011011010…」が、5ビットずつブロック化されている。
このように、本実施の形態では、位置情報と識別情報とで、異なる符号化方式を用いている。これは、識別情報の検出能力を、位置情報の検出能力よりも高くなるように設定する必要があるからである。つまり、位置情報は、紙面の位置を取得するための情報なので、ノイズ等によって復号できない部分があっても、その部分が欠損するだけで他の部分には影響しない。これに対し、識別情報は、復号に失敗すると、筆記情報を反映する対象を検出できなくなるからである。更に、このような構成とすることによって、位置情報と識別情報を復号する際の画像読取範囲を最小化できる。即ち、位置情報にRS符号等の境界を有する符号化方式を使用すると、それを復号する際には境界間の符号を読み取る必要があるため、画像を読み取る範囲は図4(b)に示した領域の2倍の領域とする必要がある。しかし、M系列を使用することで、図4(b)に示した領域と同じ大きさの領域を読み取ればよい構成にできる。これは、M系列の性質上、M系列の任意の部分系列から位置情報を復号できるからである。即ち、識別情報と位置情報を復号する際には、図4(b)に示した大きさの領域を読み取る必要があるが、その読み取る位置は、図4(b)に示した境界と一致させる必要はない。位置情報は、M系列の任意位置の部分系列から復号できる。識別情報は、同じ情報が用紙全面に配置されるため、図4(b)に図示した境界から読取位置がずれても、読み取られた情報の断片を再配置することで元の情報を復元することができる。
以上のように、識別情報がブロック分割された後、RS符号により符号化され、また、位置情報がM系列により符号化された後、ブロック分割されると、図示するように、ブロックが合成される。即ち、これらのブロックは、図示するようなフォーマットで2次元平面に展開される。図5に示したフォーマットは、図4(b)に示したフォーマットに対応している。即ち、黒の四角が同期符号を意味している。また、横方向に配置された「1」、「2」、「3」、「4」、…がX位置符号を、縦方向に配置された「1」、「2」、「3」、「4」、…がY位置符号を、それぞれ意味している。位置符号は、媒体の位置が異なれば異なる情報が配置されるので、座標位置に対応する数字で示しているのである。一方、グレーの四角が識別符号を意味している。識別符号は、媒体の位置が異なっても同じ情報が配置されるので、全て同じマークで示しているのである。
ところで、図からも分かる通り、2つの同期符号の間には、4個のビットパターンがある。従って、20(=5×4)ビットのM系列の部分系列を配置することができる。20ビットの部分系列から13ビットの部分系列を取り出せば、その13ビットが全体(8191)の中のどの部分の部分系列なのかを特定することができる。このように、20ビットのうち13ビットを位置の特定に使用した場合、取り出した13ビットの誤りの検出又は訂正を、残りの7ビットを使用して行うことができる。即ち、M系列を生成した時と同じ生成多項式を使用して、20ビットの整合性を確認することで、誤りの検出と訂正が可能となるのである。
その後、各ブロックにおけるビットパターンが、ドット画像を参照することにより画像化される。そして、図5の最右に示すようなドットで情報を表す出力画像が生成される。
次に、このコンピュータシステムにおける筆記時の動作について説明する。
まず、印刷文書に対して筆記する際に用いられる電子ペン60について説明する。
図6は、電子ペン60の機構を示した図である。
図示するように、電子ペン60は、ペン全体の動作を制御する制御回路61を備える。また、制御回路61は、入力画像から検出したコード画像を処理する画像処理部61aと、そこでの処理結果から識別情報及び位置情報を抽出するデータ処理部61bとを含む。
そして、制御回路61には、電子ペン60による筆記動作をペンチップ69に加わる圧力によって検出する圧力センサ62が接続されている。また、媒体上に赤外光を照射する赤外LED63と、画像を入力する赤外CMOS64も接続されている。更に、識別情報及び位置情報を記憶するための情報メモリ65と、外部装置と通信するための通信回路66と、ペンを駆動するためのバッテリ67と、ペンの識別情報(ペンID)を記憶するペンIDメモリ68も接続されている。
尚、本実施の形態において、通信回路66は、通信装置50から情報を受信し、データ処理部61bは、この情報の受信に応じて、情報メモリ65に記憶された筆記情報を消去する。
ここで、この電子ペン60の動作の概略を説明する。
電子ペン60による筆記が行われると、ペンチップ69に接続された圧力センサ62が、筆記動作を検出する。これにより、赤外LED63が点灯し、赤外CMOS64がCMOSセンサによって媒体上の画像を撮像する。
尚、赤外LED63は、消費電力を抑制するために、CMOSセンサのシャッタタイミングに同期させてパルス点灯する。
また、赤外CMOS64は、撮像した画像を同時に転送できるグローバルシャッタ方式のCMOSセンサを使用する。そして、赤外領域に感度があるCMOSセンサを使用する。また、外乱の影響を低減するために、CMOSセンサ全面に可視光カットフィルタを配置している。CMOSセンサは、70fps〜100fps(frame per second)程度の周期で、画像を撮像する。尚、撮像素子はCMOSセンサに限定するものではなく、CCD等、他の撮像素子を使用してもよい。
このように撮像した画像が制御回路61に入力されると、制御回路61は、撮像した画像からコード画像を取得する。そして、それを復号し、コード画像に埋め込まれている識別情報及び位置情報を取得する。
以下、このときの制御回路61の動作について説明する。
図7は、制御回路61の動作を示したフローチャートである。
まず、画像処理部61aは、画像を入力する(ステップ601)。そして、画像に含まれるノイズを除去するための処理を行う(ステップ602)。ここで、ノイズとしては、CMOS感度のばらつきや電子回路により発生するノイズ等がある。ノイズを除去するために如何なる処理を行うかは、電子ペン60の撮像系の特性に応じて決定すべきである。例えば、ぼかし処理やアンシャープマスキング等の先鋭化処理を適用することができる。
次に、画像処理部61aは、画像からドットパターン(ドット画像の位置)を検出する(ステップ603)。例えば、2値化処理によりドットパターン部と背景部とを切り分け、2値化された個々の画像位置からドットパターンを検出することができる。2値化画像にノイズ成分が多数含まれる場合は、例えば、2値化画像の面積や形状によりドットパターンの判定を行うフィルタ処理を組み合わせる必要がある。
また、画像処理部61aは、検出したドットパターンを2次元配列上のデジタルデータに変換する(ステップ604)。例えば、2次元配列上で、ドットがある位置を「1」、ドットがない位置を「0」というように変換する。そして、この2次元配列上のデジタルデータは、画像処理部61aからデータ処理部61bへと受け渡される。
次いで、データ処理部61bは、受け渡されたデジタルデータから、図4(a)に示した2つのドットの組み合わせからなるビットパターンを検出する(ステップ605)。例えば、ビットパターンに対応するブロックの境界位置を2次元配列上で動かし、ブロック内に含まれるドットの数が2つになるような境界位置を検出することにより、ビットパターンを検出することができる。
このようにしてビットパターンが検出されると、データ処理部61bは、ビットパターンの種類を参照することにより、同期符号を検出する(ステップ606)。そして、同期符号からの位置関係に基づいて、識別符号及び位置符号を検出する(ステップ607)。
その後、データ処理部61bは、識別符号を復号して識別情報を取得し、位置符号を復号して位置情報を取得する(ステップ608)。識別符号については、RS復号処理を施すことで識別情報を得る。一方、位置符号については、読み出した部分系列の位置を、画像生成時に使用したM系列と比較することで、位置情報を得る。
そして、最後に、通信回路66が、ここで得られた識別情報及び位置情報を通信装置50に送信する(ステップ609)。
次に、通信装置50が、電子ペン60から筆記情報を受信した後の処理について説明する。尚、以下では、媒体に対して筆記した内容を電子化したデータを「ストローク情報」と呼ぶことにする。
ところで、ここでの処理は、通信装置50と文書サーバ20が中心になって動作する。そこで、まず、これらの機能構成について説明しておく。
図8は、通信装置50の機能構成を示したブロック図である。
図示するように、通信装置50は、受信部51と、制御部52と、通知部53と、送信部54とを備える。
受信部51は、電子ペン60からは、電子ペンの識別情報(ペンID)と、媒体の識別情報(以下、「媒体ID」という)と、ストローク情報の識別情報(以下、「ストロークID」という)と、ストローク情報とを受信する。つまり、電子ペン60の情報メモリ65には、ストローク情報がストロークIDによって区別されて記憶されており、ストローク情報と共にストロークIDを受信することが可能になっている。ここで、ストロークIDとしては、電子ペン60内でストローク情報を識別できる情報であれば、如何なるものを用いてもよい。例えば、規則性の無い数でもよいし、電子ペン60内部のカウンタが出力する連番でもよいし、電子ペン60内部の時計が保持する時刻等の数値でもよい。
また、受信部51は、端末装置10からは、文書サーバ20におけるストローク情報の登録結果を示す情報(以下、「結果情報」という)を受信する。
制御部52は、電子ペン60からストローク情報等を受信した際、及び、端末装置10から結果情報を受信した際において、装置全体の制御を行う。
通知部53は、所定のメッセージを外部に対して通知する。
送信部54は、電子ペン60へは、ストローク情報の消去を指示するコマンドを送信する。また、端末装置10へは、文書サーバ20に登録するストローク情報等を送信する。
尚、これらの機能は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU101が、受信部51、制御部52、通知部53、送信部54を実現するプログラムを例えば磁気ディスク装置103からメインメモリ102に読み込んで実行することにより、これらの機能は実現される。また、磁気ディスク装置103に記憶されるプログラムやデータは、CD等の記録媒体からロードしてもよいし、インターネット等のネットワークを介してダウンロードしてもよい。
図9は、文書サーバ20の機能構成を示したブロック図である。
図示するように、文書サーバ20は、受信部21と、情報記憶部22と、文字認識部23と、登録部24と、結果情報作成部25と、送信部26とを備える。
受信部21は、端末装置10からストローク情報等を受信する。
情報記憶部22は、印刷文書に記入された文字を、印刷文書上の記入位置に対応する電子文書上の位置に関連付けて記憶する。尚、ストローク情報はそのまま電子文書に付加してもよいが、ここでは、電子文書情報とストローク情報とを関連付けて、この情報記憶部22に記憶するようにしている。
文字認識部23は、ストローク情報に対して公知の文字認識処理を行い、テキストデータに変換する。
登録部24は、ストローク情報から得られたテキストデータを情報記憶部22に登録する。
結果情報作成部25は、文字認識部23による文字認識処理や、登録部24による情報記憶部22へのテキストデータの登録処理が成功したかどうかを示す結果情報を作成する。
送信部26は、結果情報を端末装置10に送信する。
尚、これらの機能は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU101が、受信部21、文字認識部23、登録部24、結果情報作成部25、送信部26を実現するプログラムを例えば磁気ディスク装置103からメインメモリ102に読み込んで実行することにより、これらの機能は実現される。また、情報記憶部22は、例えば磁気ディスク装置103を用いて実現することができる。更に、磁気ディスク装置103に記憶されるプログラムやデータは、CD等の記録媒体からロードしてもよいし、インターネット等のネットワークを介してダウンロードしてもよい。
次に、コンピュータシステムにおける動作について説明する。
図10は、このときのコンピュータシステムの動作を示したシーケンス図である。
通信装置50では、まず、受信部51が、電子ペン60からペンIDと媒体IDとストロークIDとストローク情報とを受信し、これらの情報を制御部52に渡す。図7のステップ609では、電子ペン60が送信する情報として、識別情報(媒体ID)と位置情報(ストローク情報)のみを挙げたが、送信する情報には、ペンIDとストロークIDも含まれるものとする。すると、制御部52は、これらの情報を送信部54に渡し、送信部54が、これらの情報を端末装置10に対して送信する(ステップ521)。
これにより、端末装置10は、通信装置50からペンIDと媒体IDとストロークIDとストローク情報とを受信する(ステップ121)。
そして、まず、ペンIDに基づいて、電子ペン60を認証する(ステップ122)。具体的には、端末装置10が、ペン認証サーバ70に対してペンIDを送信し、ペン認証サーバ70が、そのペンIDに対応する電子ペン60が文書サーバ20や識別情報サーバ30にアクセス可能なものであるか認証する。電子ペン60が持ち去られた場合は、そのペンIDを登録しておくことで、その電子ペン60の悪用を防ぐことができる。
また、端末装置10は、媒体IDに対応する電子文書情報を取得する(ステップ123)。具体的には、端末装置10が、識別情報サーバ30に対して媒体IDを送信し、識別情報サーバ30が、その媒体IDに対応付けて登録された電子文書情報を取得する。そして、識別情報サーバ30が、その電子文書情報を端末装置10に返信する。
これらの処理により、電子ペン60が正当なものと認証され、電子文書情報が取得されると、端末装置10は、電子文書情報とストロークIDとストローク情報とを文書サーバ20に送信する(ステップ124)。
これにより、文書サーバ20では、まず、受信部21が、これらの情報を受信し、文字認識部23に渡す(ステップ221)。
次に、文字認識部23が、受信部21から渡されたストローク情報に対して文字認識を行い、文字認識に成功したかどうかを判定する(ステップ222)。ここでは、例えば、一定の確度以上の文字認識結果が得られた場合に、文字認識に成功したとすることができる。
そして、文字認識部23は、文字認識に成功したか失敗したかの情報を結果情報作成部25に伝える。
また、文字認識に成功したと判定された場合は、文字認識結果として得られたテキストデータを登録部24に渡す。そして、登録部24が、受信部21が受信した電子文書情報と、文字認識部23から渡されたテキストデータとを関連付けて、情報記憶部22への登録を試み、登録が成功したかどうかを判定する(ステップ223)。ここでは、例えば、ストローク情報に含まれる位置情報から、そのストローク情報が登録される電子文書上の位置を判別し、その結果に基づいて、登録が成功したかどうかを判定することができる。具体的には、電子文書上の各位置について、情報を記入できるか、情報を記入できる場合、記入できる情報の種類は何か、といった属性情報を予め記憶しておく。そして、電子文書上の記入できない位置に対応する印刷文書上の位置に筆記された場合や、電子文書の数字を記入すべき位置に文字が筆記された場合等は、ストローク情報を登録できないと判定するのである。
そして、登録部24は、登録が成功したか失敗したかの情報を結果情報作成部25に伝える。
その後、結果情報作成部25は、文字認識部23から文字認識に成功した旨の情報を受け取り、かつ、登録部24から登録が成功した旨の情報を受け取った場合に、ストローク情報から得られたテキストデータの情報記憶部22に対する登録が最終的に成功したことを示す結果情報を作成する(ステップ224)。
一方、文字認識部23から文字認識に失敗した旨の情報を受け取った場合、又は、登録部24から登録が失敗した旨の情報を受け取った場合は、ストローク情報から得られたテキストデータの情報記憶部22に対する登録が最終的に失敗したことを示す結果情報を作成する(ステップ225)。
そして、結果情報作成部25は、作成した結果情報を送信部26に渡し、送信部26が、ストロークIDと結果情報とを端末装置10に送信する(ステップ226)。
尚、ここでは、ストローク情報に対する文字認識の結果、及び、ストローク情報の登録位置の妥当性検査の結果に基づいて、登録成功かどうかを判定するようにした。しかしながら、例えば、登録対象として指定された電子文書が存在しているかどうかに基づいて、登録成功かどうかを判定するようにしてもよい。
すると、端末装置10は、ストロークIDと結果情報とを受信する(ステップ125)。そして、これらの情報を通信装置50に対して送信する(ステップ126)。
これにより、通信装置50では、まず、受信部51が、ストロークIDと結果情報とを受信し、これらの情報を制御部52に渡す(ステップ522)。すると、制御部52は、ストロークIDを送信部54に渡し、結果情報を通知部53に渡す。
そして、送信部54が、このストロークIDに対応するストローク情報を消去するためのコマンドを電子ペン60に対して発行する(ステップ523)。即ち、文書サーバ20への登録に成功したら、電子ペン60内部のストローク情報を消去することにより、セキュリティを向上している。
一方、通知部53は、制御部52から渡された結果情報が登録成功を示しているかどうかを判定する(ステップ524)。
ここで、結果情報が登録成功を示していれば、そのまま処理を終了するが、結果情報が登録成功を示していなければ、ストローク情報の再入力を促すメッセージを出力する(ステップ525)。即ち、コード画像のデコードは成功したが、文書サーバ20への登録に失敗した場合等に、ユーザに再入力を要求することにより、利便性を向上している。
或いは、結果情報が登録成功を示している場合において、図1に示したように、登録に成功した旨のメッセージを出力するようにしてもよい。
ここで、通知部53によるメッセージ出力の方法としては、ユーザの視覚、聴覚、触覚等に訴える如何なる方法を用いてもよい。例えば、電子ペン60にLEDを設けてそれを発光させることが考えられる。また、電子ペン60に音声出力部を設けて復号できなかった旨の音声を発するようにしてもよい。更に、電子ペン60を振動させる振動部を設けてそれを利用してもよい。
以上により、本実施の形態の説明を終了する。
尚、本実施の形態では、ストローク情報の送信、結果情報の受信、ストローク情報の消去、及び、メッセージ出力は、全て通信装置50において行うこととした。しかしながら、これらの処理の全部又は一部を電子ペン60において行うようにしてもよい。
また、上記において、通信装置50は、電子ペン60に記憶されたストローク情報を消去するものとして説明したが、このような構成に限られるものではない。例えば、通信装置50が、転送するストローク情報を自身のメモリに一時的に記憶するような場合において、そのストローク情報を消去するものであってもよい。
また、本実施の形態では、ストローク情報の登録結果を示す結果情報の受信に応じて、ストローク情報の消去や、メッセージの出力を行うようにした。しかしながら、結果情報は、必ずしもストローク情報の登録結果に関するものである必要はない。つまり、ストローク情報に基づく何らかの処理の結果を示すものであればよい。
更に、本実施の形態では、ストローク情報について「消去する」という文言を用いたが、これには、ストローク情報をメモリから物理的に消去することだけでなく、論理的に消去することをも含めている。ここで、「論理的に消去する」とは、消去された状態を示す情報を書き込むだけで、実際のデータはメモリに残すような消去方法のことである。
また、「消去する」という文言の中には、ストローク情報をユーザが簡単には判読できないような状態にすることを含めてもよい。
本発明の実施の形態におけるコンピュータシステムの全体構成を示した図である。 本発明の実施の形態のコンピュータシステムを構成するコンピュータのハードウェア構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における印刷文書を生成する際の動作を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態で生成されるコードパターンを説明するための図である。 本発明の実施の形態における情報の符号化及びコード画像の生成について説明するための図である。 本発明の実施の形態における電子ペンの機構を示した図である。 本発明の実施の形態における電子ペンの動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における通信装置の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における文書サーバの機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における筆記情報を登録する際の動作を示したシーケンス図である。
符号の説明
10…端末装置、20…文書サーバ、30…識別情報サーバ、40…画像形成装置、60…電子ペン、70…ペン認証サーバ、90…ネットワーク

Claims (7)

  1. 媒体に印刷された画像から当該媒体の識別情報と当該媒体上の位置を表す位置情報とを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記位置情報に基づいて、前記媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記筆記情報を記憶する記憶手段と、
    前記検出手段により検出された前記識別情報と、前記記憶手段に記憶された前記筆記情報とを他の装置に送信する送信手段と、
    前記媒体に印刷された画像の元となる電子文書と前記識別情報とが対応付けられていることにより前記他の装置で当該識別情報に基づいて特定された当該電子文書に対して前記筆記情報を登録する処理を行う装置で当該筆記情報が受信された後における当該電子文書に対して当該筆記情報を登録する処理の結果を示す結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記結果情報の受信に応じて、前記記憶手段に記憶された前記筆記情報を消去する消去手段と
    を備えたことを特徴とする筆記情報処理装置。
  2. 前記消去手段は、前記結果情報で特定される前記筆記情報を消去することを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理装置。
  3. 前記受信手段により受信した前記結果情報に応じた情報を外部に通知する通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理装置。
  4. 前記通知手段は、前記筆記情報を登録する処理が完了していないことを前記結果情報が示している場合に、当該筆記情報の再入力を要求する情報を通知することを特徴とする請求項3記載の筆記情報処理装置。
  5. 媒体に印刷された画像から当該媒体の識別情報と当該媒体上の位置を表す位置情報とを検出して当該位置情報に基づき当該媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を生成し記憶する電子ペンから、当該識別情報と当該筆記情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記識別情報と前記筆記情報とを他の装置に送信する送信手段と、
    前記媒体に印刷された画像の元となる電子文書と前記識別情報とが対応付けられていることにより前記他の装置で当該識別情報に基づいて特定された当該電子文書に対して前記筆記情報を登録する処理を行う装置で当該筆記情報が受信された後における当該電子文書に対して当該筆記情報を登録する処理の結果を示す結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記結果情報の受信に応じて、前記電子ペンに記憶された前記筆記情報の消去を指示する信号を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする筆記情報処理装置。
  6. 媒体に印刷された画像から当該媒体の識別情報と当該媒体上の位置を表す位置情報とを検出するステップと、
    検出された前記位置情報に基づいて、前記媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を生成するステップと、
    生成された前記筆記情報を記憶手段に記憶するステップと、
    前記媒体に印刷された画像の元となる電子文書と前記識別情報とが対応付けられていることにより当該識別情報に基づいて当該電子文書を特定するステップと、
    特定された前記電子文書に対して前記筆記情報を登録する処理を行う装置で当該筆記情報が受信された後に、当該電子文書に対して当該筆記情報を登録する処理を行うステップと、
    前記登録する処理が終了すると前記記憶手段から前記筆記情報を消去するステップと
    を含むことを特徴とする筆記情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    媒体に印刷された画像から当該媒体の識別情報と当該媒体上の位置を表す位置情報とを検出する機能と、
    検出された前記位置情報に基づいて、前記媒体に対する筆記を電子化した筆記情報を生成する機能と、
    生成された前記筆記情報を記憶手段に記憶する機能と、
    検出された前記識別情報と、前記記憶手段に記憶された前記筆記情報とを他の装置に送信する機能と、
    前記媒体に印刷された画像の元となる電子文書と前記識別情報とが対応付けられていることにより前記他の装置で当該識別情報に基づいて特定された当該電子文書に対して前記筆記情報を登録する処理を行う装置で当該筆記情報が受信された後における当該電子文書に対して当該筆記情報を登録する処理の結果を示す結果情報を受信する機能と、
    前記結果情報の受信に応じて、前記記憶手段に記憶された前記筆記情報を消去する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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