JP3731343B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(Local Area Network)等を介して複数のデータ処理装置に接続される、ファクシミリサーバ装置等の通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の通信技術やコンピュータ技術の進展に伴い、種々の形態の通信ネットワークが提案されている。その一例として、ユーザ構内通信網(LAN)に複数のクライアントとサーバを接続してなるクライアント/サーバシステムを、公衆電話網(PSTN;Public Subscriber Telephone Network)やサービス総合デジタル網(ISDN;Integrate Service Digital network)で結合して情報の伝送を行う通信ネットワークが知られている。このようなクライアント/サーバシステムのクライアントにパーソナルコンピュータ(PC)等のデータ処理装置、サーバにファクシミリサーバ装置を用いて、クライアントのデータ処理装置からファクシミリサーバ装置を介してファクシミリ送信を行うクライアント/サーバシステムも知られている。
【0003】
上述のようなクライアント/サーバシステムでは、ファクシミリデータは各データ処理装置で作成され、ファクシミリサーバ装置へ送られる。ファクシミリサーバ装置は、各データ処理装置からの指令に基づいて、ファクシミリデータをPSTNやISDNを介して相手先のファクシミリ装置やファクシミリサーバ装置へ送信する。また、PSTNやISDNを介して、相手先のファクシミリ装置やファクシミリサーバ装置からファクシミリデータを受信したことを、データ処理装置へ通知する。
【0004】
ファクシミリデータは、文字や図形を含むイメージデータとして形成されているので、データ量が多くなり、大量のファクシミリデータを記憶するには記憶容量の大きな記憶装置が必要となる。そのため、ファクシミリサーバ装置はハードディスク等の大容量記憶装置を備えている。
【0005】
ファクシミリサーバ装置には、ファクシミリデータに対応してその送信元ユーザ、送信先ユーザ、受信先ユーザ、通信の日時等の通信管理記録が作成されて前記のようにハードディスク等の記憶装置に記憶されている。このように通信管理記録を作成して保存することにより、ファクシミリ通信のデータ管理が行われている。
【0006】
送信記録は、ファクシミリデータに対する受領確認の受信状況を対応させて形成される。また、受信記録は、ファクシミリデータに対する受領確認の送信状況を対応させて形成される。これらの送信記録と受信記録にイメージデータとしてのファクシミリデータを合成した通信管理記録を形成することもできる。このようなデータ処理は、中央処理装置(CPU)により実行される。
【0007】
通信管理記録はデータ管理の上で必要であるが、大量に記憶装置に蓄積されると記憶装置の空領域が狭められて他の用途に活用できなくなる。このため、一定数以上記憶装置に蓄積されると通信管理記録の自動的な削除が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
通信端末装置には、ファクシミリデータや電子メールの原稿を送信し、また受信する際に、原稿の受領についての受領確認機能が備えられている。この受領確認は、通信管理記録に対応させて記憶されているが、通信管理記録を自動的に削除すると、受領確認がされていないものも削除されてしまい、適正なデータ管理ができないという問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、通信管理記録による適正なデータ管理が行える通信端末装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、請求項1に係る発明において通信端末装置を、送信した原稿の送信記録に、送信した原稿に対する受領確認を受信して形成される受信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を受信していないもの除き、受領確認の受信又は原稿の送信から一定時間経過した通信管理記録を削除するデータ処理手段とをえた構成とすることによって達成される。
【0011】
また請求項2に係る発明においては通信端末装置を、送信した原稿の送信記録に、送信した原稿に対する受領確認を受信して形成される受信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を受信していないもの除き、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えを備えた構成としている。
【0012】
さらに請求項3に係る発明においては、通信端末装置を、受信した原稿の受信記録に、受信した原稿の受領確認を送信して形成される送信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を送信していないもの除き、受領確認の送信又は原稿の受信から一定時間経過した通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えた構成としている。また、請求項4に係る発明においては、通信端末装置を、受信した原稿の受信記録に、受信した原稿の受領確認を送信して形成される送信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を送信していないもの除き、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えた構成としている。
【0013】
上記請求項1に係る発明の特徴によれば、受領確認を受信していないものを除き、受領確認の受信又は原稿の送信から一定時間経過した通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。また請求項2に係る発明によれば、受領確認を受信していないもの除き、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。
【0014】
また請求項3に係る発明によれば、受領確認を送信していないもの除き、受領確認の送信又は原稿の受信から一定時間経過した通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。請求項4に係る発明によれば、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信端末装置の実施の形態について図により説明する。図6は、本発明の通信端末装置であるファクシミリサーバ装置が使用されるシステムの一形態を示す概略のブロック図である。図6において、1A、1Bは、ユーザ構内通信網(LAN)7A、7Bに複数のクライアントとサーバの通信端末装置を接続したクライアント/サーバシステムである。クライアント/サーバシステム1Aにおいて、LAN7Aには、本発明の通信端末装置であるファクシミリサーバ装置(以下、各図においてファクシミリサーバ装置をFAXサーバと略記する)2A、クライアントPC3A、4A、5A、プリンタサーバ6Aが接続される。
【0017】
また、クライアント/サーバシステム1Bにおいて、LAN7Bには、ファクシミリサーバ装置2B、クライアントPC3B、4B、5B、プリンタサーバ6Bが接続される。これらのクライアント/サーバシステム1A、1Bは、例えば工場、事務所、店舗等に設置される。
【0018】
ファクシミリ装置9は従来の単体で使用される形式のものである。これらのクライアント/サーバシステム1A、1B、及びファクシミリ装置9は、公衆電話網(PSTN)またはサービス総合デジタル網(ISDN)8により接続される。図6のシステムでは、PSTNまたはISDN8で接続されたファクシミリサーバ装置2A、2B、ファクシミリ装置9は、通信ネットワーク上で相互にファクシミリ通信を行う。
【0019】
図6に示す構成で、ファクシミリデータはファクシミリサーバ装置2Aとファクシミリサーバ装置2B間で相互に送信、受信がなされるものとする。ファクシミリサーバ装置2Aを基準にすると、ファクシミリサーバ装置2Aからファクシミリサーバ装置2Bにファクシミリデータを送信する場合には、ファクシミリサーバ装置2Aが「送信元」、ファクシミリサーバ装置2Bが「送信先」となる。また、例えばクライアントPC3Aにログオンしてファクシミリデータの送信を指示するユーザが「送信元ユーザ」、ファクシミリサーバ装置2Aからファクシミリサーバ装置2Bを介して送信されるファクシミリデータを、クライアントPC3Bにログオンして受信するユーザが「送信先ユーザ」となる。
【0020】
ファクシミリサーバ装置2Bからファクシミリサーバ装置2Aへ送信されたファクシミリデータを受信する場合には、ファクシミリサーバ装置2Bが「送信元」、ファクシミリサーバ装置2Aが「送信先」となる。また、例えばクライアントPC3Bにログオンしてファクシミリデータの送信を指示するユーザが「送信元ユーザ」であり、クライアントPC3Aにログオンしてファクシミリサーバ装置2Aから配信されたファクシミリデータを受信するユーザが、「受信先ユーザ」となる。
【0021】
図7は、図6に示したようなシステムに用いられるファクシミリサーバ装置間で送受信される情報の流れの一例を示す説明図である。図7では、情報の流れを(a)〜(f)のフローで示している。次にこのフローについて説明する。(a)ではクライアント/サーバシステム1AのクライアントPC3A(「送信元ユーザ」)から、ファクシミリサーバ装置2A(「送信元」)に対して、クライアント/サーバシステム1Bのファクシミリサーバ装置2B(「送信先」)に、クライアントPC3B(「送信先ユーザ」)が受信するファクシミリデータを送信するように指示する。
【0022】
(b)ではファクシミリサーバ装置2Aは、PSTNまたはISDN8を通してクライアント/サーバシステム1Bの送信先ファクシミリサーバ装置2Bにファクシミリデータを送信する。この際に、送信元のファクシミリサーバ装置2Aは送信先ファクシミリサーバ装置2Bに対して受領確認の送信を要求する。(c)では、ファクシミリサーバ装置2Bは、送信先ユーザであるクライアントPC3Bに対してファクシミリデータの受信を通知する。クライアントPC3Bはファクシミリデータの内容が送信先ユーザにより確認されると、(d)でファクシミリサーバ装置2Bにファクシミリデータを受領したことを通知する。
【0023】
(e)でファクシミリサーバ装置2Bは、PSTNまたはISDN8を通してファクシミリサーバ装置2Aに対して当該ファクシミリデータの受領確認を送信する。(f)でファクシミリサーバ装置2Aは、当該のファクシミリデータがファクシミリサーバ装置2Bで受領確認された旨を送信元ユーザのクライアントPC3Aに通知する。
【0024】
図7の例では、ファクシミリサーバ装置2Bは送信先ユーザであるクライアントPC3Bにファクシミリデータを配信し、クライアントPC3Bからのファクシミリデータの受領通知により、送信元のファクシミリサーバ装置2Aに受領確認を送信する構成としている。
【0025】
上記の(b)で、送信元のファクシミリサーバ装置2Aは、送信先のファクシミリサーバ装置2Bへ、通信毎にユニークな管理通番をファクシミリデータとともに送信する。また、(e)で送信先のファクシミリサーバ装置2Bは、送信元のファクシミリサーバ装置2Aから受信した管理通番を受領確認とともに、送信元のファクシミリサーバ装置2Aへ送信する。こうすることによって、送信元のファクシミリサーバ装置2Aは、送信したファクシミリデータと、受信した受領確認の対応をとることができる。
【0026】
図1は、図6、図7で説明した本発明の通信端末装置であるファクシミリサーバ装置2Aの構成の一例を示す概略のブロック図である。図1において、21は各種信号やデータを処理するための中央処理装置(以下、CPUと略記する)、22はファクシミリサーバ装置2Aの各種動作に必要なデータやプログラム格納されるROM、23は管理データ等が格納されるRAMである。
【0027】
24は受信したファクシミリデータを記録紙に出力するプリンタ、25は原稿を読み取り、白黒2値のイメージデータであるファクシミリデータを出力する読取部、26はキーボードやマウス等からなる操作部である。ファクシミリサーバ装置2Aは、ネットワークインターフェイス(I/F)27によりLAN7Aに接続される。
【0028】
また、ファクシミリサーバ装置2Aは、サービス総合デジタル網(ISDN)のインターフェイス(I/F)28、デジタル回線終端装置(DSU)29を介してISDNに接続される。また、回線制御部(NCU)30を介してPSTNに接続される。31はPSTNを介して相手先のファクシミリ装置との間で送受信されるファクシミリデータを変調.復調するモデムであり、モデム31とNCU30とはアナログ信号線31aで接続される。
【0029】
符号・復号部32は、送信するファクシミリデータを符号化し、受信したファクシミリデータを復号化する。図形文字発生部33は、文字コードデータをイメージデータに変換する。34は陰極線管(CRT)や液晶表示器(LCD)を用いた表示部、35はファクシミリデータに日時を記入するために用いる時計部、36は通信管理記録とファクシミリデータを記憶するハードディスク(HD)、37は内部バスである。
【0030】
ファクシミリサーバ装置2Aは、前記のようにハードディスク(HD)36の特定の記憶領域に、ファクシミリ通信されるファクシミリデータを通信管理記録と対応させて記憶している。具体的な処理としては、ファクシミリデータ送信記録に受領確認の受信状況を対応させた通信管理記録を形成して記憶、表示する。また、ファクシミリデータ受信記録に受領確認の送信状況を対応させた通信管理記録を形成して記憶、表示する。このようなデータ処理は、CPU26により実行される。
【0031】
図2は、送信元となるファクシミリサーバ装置2Aの表示部に受領確認を表示する一例を示す説明図であり、図示左側の欄にフォルダのツリーが表示される。図2では、ファクシミリデータの送信記録に受領確認の受信状況を対応させた通信管理記録を形成する例を示している。操作部26のマウス等によりフォルダの送信ログを選択すると、表示部には図示のように、「送信先」、「送信先ユーザ」、「送信元ユーザ」、「受領確認」、「日時」、「結果」の項目でリストビューラベルが表示される。
【0032】
このリストビューラベル下部の表示面には、ファクシミリデータが送信された日時の新しいものから古いものへの順に、各項目についての通信管理記録が表示される。「送信先」、「送信先ユーザ」、「送信元ユーザ」の項目の表示は、図6で説明した例と対応している。
【0033】
図2において、送信元のファクシミリサーバ装置2Aが送信先のファクシミリサーバ装置2Bにファクシミリデータを送信し、ファクシミリサーバ装置2Bからファクシミリサーバ装置2Aにそのファクシミリデータの受領確認が送信されてくると、ファクシミリサーバ装置2Aの受信ログ及び対応する送信ログに登録される。この受領確認の状況は図示のマークで表示される。
【0034】
図3は、送信先となるファクシミリサーバ装置2Aの表示部に受領確認を表示する例を示す説明図である。図3の例では、ファクシミリデータの受信記録に受領確認の送信状況を対応させた通信管理記録を形成する例を示している。操作部26のマウス等によりフォルダの受信ログを選択すると、表示部には図示のように、「送信元」、「送信元ユーザ」、「受信先ユーザ」、「受領確認」、「日時」、「結果」の項目でリストビューラベルが表示される。
【0035】
このリストビューラベル下部の表示面には、ファクシミリデータが受信された日時の新しいものから古いものへの順に、各項目についての通信管理記録が表示される。「送信元」、「送信元ユーザ」、「受信先ユーザ」の項目の表示は、図6で説明した例と対応している。
【0036】
図3において、送信元のファクシミリサーバ装置2Bから送信されるファクシミリデータを、送信先のファクシミリサーバ装置2Aが受信して、そのファクシミリデータを受信先ユーザとなるクライアントPC3Aに配信し、送信先のファクシミリサーバ装置2Aが受領確認を送信元のファクシミリサーバ装置2Bに送信すると、送信ログに受領確認を送信したことが登録される。また、対応する受信ログにも受領確認を送信したことが登録される。この受領確認の状況は図示のマークで表示される。
【0037】
本発明においては、図2、図3で説明したような、ファクシミリデータの受領確認を対応させた通信管理記録を削除する際に、受領確認の処理がなされていないものを除外し、予め設定した条件により削除する構成としている。
【0038】
この設定条件の一例として、受領確認またはファクシミリデータの送信又は受信から、一定時間経過した通信管理記録を自動的に削除する構成とする。また、送信ログ又は受信ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば自動的に削除する構成とすることもできる。更に、通信管理記録を自動的に削除する構成の外に、オペレータが手動により通信管理記録を削除する構成とすることができる。通信管理記録の削除の際に、いずれの構成を選択するかを管理者特権事項としても良い。
【0039】
次に、このような本発明の処理について図4、図5のフローチャートにより説明する。図4は、図2で説明した送信元となるファクシミリサーバ装置2Aの送信ログから通信管理記録を削除する処理手順を示すものである。
【0040】
(1)ステップS1で前記の通信管理記録の自動的な削除、または手動による削除を選定して処理プログラムをスタートさせる。ステップS2で個別の通信管理記録にアクセスする。次にステップS3の処理でアクセスした通信管理記録は受領確認を受信済かどうかを判定する。ステップS3の判定結果がNO(以下Nと略記する)であれば、ステップS5の処理に進む。
【0041】
(2)ステップS3の判定結果がYES(以下Yと略記する)であれば、ステップS4の処理に進み、その通信管理記録を送信ログから削除する。続いてステップS5で全ての通信管理記録にアクセスしたかどうかを判定する。この判定結果がYであればステップS6で処理を終了する。ステップS5の判定結果がNであれば、ステップS2の処理に戻り、次の通信管理記録にアクセスする。
【0042】
図5は、図3で説明した送信先となるファクシミリサーバ装置2Aの受信ログから、通信管理記録を削除する処理手順を示すものである。
【0043】
(1)ステップS11で前記の通信管理記録の自動的な削除、または手動による削除を選定して処理プログラムをスタートさせる。ステップS12で個別の通信管理記録にアクセスする。次にステップS13の処理でアクセスした通信管理記録は受領確認を送信済かどうかを判定する。ステップS13の判定結果がNであれば、ステップS15の処理に進む。
【0044】
(2)ステップS13の判定結果がYであれば、ステップS14の処理に進み、その通信管理記録を受信ログから削除する。続いてステップS15で全ての通信管理記録にアクセスしたかどうかを判定する。この判定結果がYであれば、ステップS16で処理を終了する。ステップS15の判定結果がNであればステップS12の処理に戻り、次の通信管理記録にアクセスする。
【0045】
本発明においては、ファクシミリ通信されるファクシミリデータを通信管理記録と対応させて記憶しているので、通信管理記録を削除することにより、ファクシミリデータを同時に削除することができる。しかし、通信管理記録に対応するファクシミリデータだけを削除することにより、記憶装置の有効利用を図り、通信管理記録だけをより長期間にわたって保存することができる。
【0046】
図4、図5の処理は、通信端末装置としてファクシミリサーバ装置を用いた場合の処理の例であるが、本発明はこのような例には限定されない。電子メールで原稿の送信と受信を行う通信端末装置にも適用できる。
【0047】
【発明の効果】
上記請求項1に係る発明の特徴によれば、受領確認を送信していないものを除き、受領確認の送信又は原稿の受信から一定時間経過した通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。また請求項2に係る発明によれば、受領確認を受信していないものを除き、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。
【0048】
また、請求項3に係る発明によれば、受領確認を受信していないもの除き、受領確認の送信又は原稿の受信から一定時間経過した通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。請求項4に係る発明によれば、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するので、通信管理記録による適正なデータ管理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の通信端末装置であるファクシミリサーバ装置を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリサーバ装置に受領確認を表示する一例を示す説明図である。
【図3】ファクシミリサーバ装置に受領確認を表示する他の例を示す説明図である。
【図4】送信ログから通信管理記録を削除する処理手順を示すフローチャートである。
【図5】受信ログから通信管理記録を削除する処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の通信端末装置が使用されるシステムの一形態を示す概略のブロック図である。
【図7】図6の通信ネットワーク間で送受信される情報の流れの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1A、1B クライアント/サーバシステム
2A、2B ファクシミリサーバ装置
3A〜5A クライアントパーソナルコンピュータ(PC)
3B〜5B クライアントパーソナルコンピュータ(PC)
6A、6B プリンタサーバ
7A、7B ユーザ構内通信網(LAN)
8 公衆電話網(PSTN)またはサービス総合デジタル網(ISDN)
9 従来構成のファクシミリ装置
21 中央処理装置(CPU)
26 操作部
34 表示部
36 ハードディスク(HD)

Claims (4)

  1. 送信した原稿の送信記録に、送信した原稿に対する受領確認を受信して形成される受信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を受信していないもの除き、受領確認の受信又は原稿の送信から一定時間経過した通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えてなる通信端末装置。
  2. 送信した原稿の送信記録に、送信した原稿に対する受領確認を受信して形成される受信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を受信していないもの除き、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えてなる通信端末装置。
  3. 受信した原稿の受信記録に、受信した原稿の受領確認を送信して形成される送信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を送信していないもの除き、受領確認の送信又は原稿の受信から一定時間経過した通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えてなる通信端末装置。
  4. 受信した原稿の受信記録に、受信した原稿の受領確認を送信して形成される送信記録を対応させて通信管理記録として記憶する記憶手段と、受領確認を送信していないもの除き、ログに保存された通信管理記録が一定数以上になれば通信管理記録を削除するデータ処理手段とを備えてなる通信端末装置。
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