JP5090998B2 - クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、像担持体表面を摺擦して放電生成物等を除去する摺擦ローラを有するクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
複写機,プリンタ等の画像形成装置に使用される感光ドラム、特にアモルファスシリコンの感光ドラムは、表面が硬く、帯電時に印加される高電圧によって表面に付着した放電生成物が、クリーニングブレード等の使用だけでは、感光層とともに削られずに残留する。この放電生成物を放置しておくと、画像流れやクリーニングブレードの捲れ等の不良が発生するため、放電生成物をクリーニング装置の摺擦ローラで除去する技術が知られている。
特許文献1に係る発明では、感光ドラムの軸方向に沿って長く形成した摺擦ローラ(クリーニングローラ)を感光ドラムの表面に摺擦させて、感光ドラム表面を研磨して放電生成物を除去するようにしている。この際、研磨剤が外添されたトナーを使用して研磨するようにしている。そして、スクレーパを使用して、摺擦ローラの表面に付着するトナーが軸方向に均一になるように、摺擦ローラ表面に対するスクレーパの圧接力がほぼ均一になるようにしている。
特開2006−126493号公報
しかしながら、特許文献1によると、例えば、摺擦ローラに付着しているトナー量が少なすぎたり、逆に多すぎたりした場合や、転写不良等によって軸方向の一方にトナーが集中したりした場合には、スクレーパの能力、すなわち摺擦ローラの表面のトナーを軸方向に十分に均一にする能力が必ずしも十分でないことがあった。
そこで、本発明は、摺擦ローラに付着しているトナー量にばらつきが生じたり、軸方向の一方に偏ったりした場合であっても、摺擦ローラ表面のトナーの付着量を軸方向に均一に均すことができるクリーニング装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、感光ドラム外周の画像形成面から除去して回収したトナーの一部を使用して前記画像形成面を研削するクリーニング装置に関する。
この発明に係るクリーニング装置は、
(1)前記画像形成面の母線方向に長く形成されて、除去したトナーを回収するクリーニング容器と、
(2)前記クリーニング容器内に収納されるとともに、前記母線に沿って長く形成された摺擦ローラとトナー規制部材とトナー均し部材と、
(3)前記クリーニング容器に取り付けられるとともに、前記母線に沿って長く形成されたクリーニングブレードと、を備え、
(4)前記摺擦ローラは、前記クリーニング容器に形成された開口部を介して前記画像形成面に当接されて前記母線に沿って摺擦部を形成する摺擦面であって、前記摺擦部において前記画像形成面と同じく上方から下方に回転する前記摺擦面を有し、
(5)前記クリーニングブレードは、前記画像形成面の回転方向に沿っての前記摺擦部の下流側において前記画像形成面に当接されて前記画像形成面からトナーを除去して前記クリーニング容器に回収するエッジ部を有し、
(6)前記トナー規制部材は、前記摺擦面に対面して前記摺擦面との間にトナー規制ギャップを形成する仕切板を有すると共に、前記仕切板における前記母線方向の両端部にそれぞれ第1凸部を有し、前記クリーニングブレードの前記画像形成面に当接する側に対して反対側に位置する背面にスポンジを介して取り付けられ、
(7)前記トナー均し部材は、前記摺擦面における、前記摺擦面の回転方向に沿っての前記仕切板の下流側において前記摺擦面に当接して前記トナー規制ギャップを通過してきたトナーを前記母線方向に均すスクレーパを有すると共に、前記スクレーパにおける前記母線方向の両端部にそれぞれ連結されるとともに前記摺擦ローラの軸部に向かって延びる支持板を有し、
(8)前記支持板は、前記軸部によって揺動自在に支持される支持穴を有すると共に、前記トナー均し部材が前記スクレーパと前記摺擦ローラとの摩擦力によって前記摺擦ローラの回転方向に回転させられると前記第1凸部に係合して、前記第1凸部を前記摺擦ローラの回転方向下流側に引っ張る第2凸部と、を有し、
(9)前記第2凸部が前記第1凸部を引っ張ることにより、前記トナー規制部材が前記スポンジによって前記摺擦ローラの回転方向上流側へ引っ張られ、前記第1凸部が前記トナー均し部材の位置決めガイドに押し付けられ、前記摺擦ローラの前記摺擦面と前記仕切板との間に前記トナー規制ギャップが形成される、
ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るクリーニング装置において、前記摺擦ローラを付勢して、前記摺擦面を、前記画像形成面に当接させる付勢部材を有する、ことを特徴としている。
請求項に係る発明は、トナー像が形成される画像形成面を外周に有する感光ドラムと、トナー像が他部材に転写された後に前記画像形成面に残ったトナーを除去して回収するクリーニング装置とを備えた画像形成装置に関する。
この発明に係る画像形成装置は、前記クリーニング装置が、請求項1又は2に係るクリーニング装置である、ことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、クリーニングブレードによって回収されたトナーの一部は、トナー規制部材のトナー規制ギャップを通過する際に、摺擦ローラの摺擦面に押しつけられるとともに母線方向に均される。さらに、トナー均し部材のスクレーパによって、余分なトナーが掻き落とされるとともに、母線方向に均される。すなわち、感光ドラムの画像形成面からクリーニングブレードによって掻き落とされたトナーは、トナー規制ギャップを通過する際に母線方向に均されるとともに多めに摺擦ローラの摺擦面に付着され,その後、スクレーパによって母線方向に均されるとともに不要な分が掻き落とされる。これにより、トナーは、摺擦面の母線方向に沿って適宜な量が均一に均される。したがって、このようなトナーを担持した,摺擦ローラの摺擦面によって画像形成面を摺擦することにより、画像形成面の母線方向に一様に研削することができる。
また、本発明によれば、トナー規制部材よりも摺擦面に対して高い位置精度が要求されるトナー均し部材は、摺擦ローラの軸部を基準に位置決めする一方、トナー規制部材をトナー均し部材によって位置決めするので、トナー規制部材を摺擦ローラの軸部を基準に位置決めする場合と比較し、比較的高い精度を維持したまま、摺擦ローラの摺擦面の母線方向に沿っての長さを長くとることができる。
請求項2の発明によれば、摺擦ローラは、付勢部材に付勢されて摺擦面を感光ドラムの画像形成面に当接させるので、摺擦面が画像形成面に追従して動くことになり、追従して動かない場合と比較して、研削ムラのない良好な研削を行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図8を参照して、本実施形態に係るクリーニング装置47、画像形成装置1について説明する。このうち、図1は、画像形成装置1全体を、その前側左斜め上方から見た斜視図である。図2は、左側から見た画像形成装置1の内部の構造を模式的に示す図である。図3(a)は、ドラムユニット50を前側から見た図であり、図3(b)は、ドラムユニット50を、図3(a)中のA−A線で切断して示す拡大縦断面図である。図4(a)は、ドラムユニット50を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図4(b)は、ドラムユニット50を、左側前斜め上方から見た斜視図である。図5(a)は、摺擦ローラ52、及びこれに取り付けられたトナー規制部材54、トナー均し部材55を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図5(b)は、摺擦ローラ52、及びこれに取り付けられたトナー規制部材54、トナー均し部材55を、左側前斜め上方から見た斜視図である。図6(a)は、付勢部材としての圧縮ばね60によって摺擦ローラ52を付勢するようすを説明する右側後斜め上方から見た斜視図であり、図6(b)は、付勢部材としての圧縮ばね60によって摺擦ローラ52を付勢するようすを説明する左側前斜め上方から見た斜視図である。図7(a)は、トナー規制部材54を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図7(b)は、トナー規制部材54を、左側前斜め上方から見た斜視図である。図8(a)は、トナー均し部材55を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図8(b)は、トナー均し部材55を、左側前斜め上方から見た斜視図である。
なお、以下の説明では、母線方向、軸方向、左右方向、長手方向を適宜、使い分けているが、これらはいずれも同じ方向を示すものである。
(画像形成装置の概略構成)
図1,図2を参照して、画像形成装置1の概略を説明する。ここで、画像形成装置1としては、複写機,ファクシミリ,プリンタ,及びこれらの複合機等があげられるが、以下の説明では、画像形成装置1がプリンタである場合を例に説明する。なお、これらの図に示す画像形成装置1は、電子写真方式、中間転写方式、タンデム方式を採用した、4色フルカラーの画像形成装置1である。
図1に示すように画像形成装置1は、ほぼ箱型(直方体状)の画像形成装置本体4と、この画像形成装置本体4によって開閉自在(揺動可能)に支持された定着回転体とを備えている。
画像形成装置本体4は、前面側のシート搬送路21及び再給紙搬送路5(図2参照)が、フロントカバー(側部)2によって覆われ、左側面及び右側面が合成樹脂製の左外装パネル6及び右外装パネル(不図示)によって覆われている(図2参照)。画像形成装置本体4の上面には、シート積載面7を有する排紙トレイ8が配設されている。シート積載面7は、後端側が高く位置するように緩く傾斜した傾斜面7aとこの傾斜面7aの後端に続く平面7bとによって構成されていて、後述する、画像形成後にシート排出口(不図示)から後方に向けて排出されたシートSを下方から支持するようになっている。
フロントカバー2は、下端側(基端側)に軸受け部40を有していて、この軸受け部40が画像形成装置本体4側の軸41によって揺動自在に支持されている。フロントカバー2は、シート搬送路21及び再給紙搬送路5内で紙詰まり(ジャム)が生じた場合に、このフロントカバー2を画像形成装置本体4に固定するロック機構(不図示)を解除して、上端側を前側に引き出すことにより、画像形成装置本体4のシート搬送路21及び再給紙搬送路5を外部に開放(露出)することができ、ジャムしたシートSをシート搬送路21及び再給紙搬送路5内から取り除くことができるようになっている(図2参照)。
フロントカバー2には、その上端側に操作パネル10が配設されている。操作パネル10には、タッチパネル式の液晶表示部や、各種ボタンが配置されていて、操作者(例えば、ユーザやサービスマン)は、画像形成装置1の前面側(正面側)に立った状態で、この操作パネル10により画像形成装置1の全体を操作することができるようになっている。
また、フロントカバー2は、その前面側(外表面側)の凹部11内に、揺動可能な手差しトレイ3が収納されている。手差しトレイ3は、図2に示すように、その下端側に位置する基端部12の支持軸13がフロントカバー2によって揺動自在に支持されている。そして、手差しトレイ3は、起立姿勢でフロントカバー2の凹部11内に収納された収納位置(図2の実線)からシートの手差しが可能となる給紙位置(図2の二点鎖線)まで、揺動させて引き出すことができるようになっている。
次に、図2を参照して、画像形成装置1の内部の構造について説明する。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置本体4の下側から上側にかけて順に、シート収納部14、基板収納部15、画像形成部16、トナー補給部17、排紙トレイ8が設けられている。また、画像形成装置本体4の前側と、フロントカバー2との間には、シート搬送部18が設けられている。
シート収納部14には、給紙カセット20が配設されている。給紙カセット20には、内側に複数枚のシートが収納されていて、そのうちの1枚が搬送ローラ対38等を介してシート搬送部21に送り出されるようになっている。
基板収納部15には、画像形成装置1の全体を制御する基板や電装品等(不図示)が配設されている。基板収納部15の上方には、画像形成部16が配設されている。
画像形成部16には、無端状の中間転写ベルト(他部材)22と、この中間転写ベルト22の回転方向(矢印R1方向)に沿って整列された4個(4色)の画像形成ステーション、すなわち、マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(K)の各色のトナーでトナー像を形成する画像形成ステーション23、24、25、26が配設されている。この画像形成部16では、各画像形成ステーション23〜26で形成された各色のトナー像が、回転する中間転写ベルト22の表面に1次転写されて重ね合わされる。そして、中間転写ベルト22に1次転写された4色のトナー像が2次転写位置27でシートに2次転写されるようになっている。
トナー補給部17には、各色のトナーをそれぞれ個別に収納した4つのトナーコンテナ、すなわちマゼンタ,シアン,イエロー,ブラックのトナーコンテナ30,31,32,33が配設されている。
シート搬送部18は、本実施形態においては、画像形成装置本体4の前側とフロントカバー2との間に設けられていて、下方から上方に向かうシートをガイドするシート搬送路21と、このシート搬送路21よりも前側に配設されて、上方から下方に向かうシートをガイドする再給紙搬送路5とを有しており、さらに、手差し給送部34を有している。
シート搬送路21には、2次転写位置27よりもシート搬送方向下流側の位置に定着装置35が配置されており、定着装置35でトナー像が定着されたシートSを排紙トレイ8上へ案内するか、又は再給紙搬送路5(両面印刷用のシート再搬送路)に案内するようになっている。また、再給紙搬送路5は、両面印刷する場合に、シート搬送路21を搬送されるシートがフラッパ36で導かれ、そのシートの後端が反転ローラ37で保持された後、そのシートが反転ローラ37によって上方から下方へ向けて搬送されるようになっており、そのシートをシート搬送路21へ案内するようになっている。また、シート搬送部18における搬送ローラ対38のすぐ前側には、手差し給送ローラ39が配設されている。この手差し給送ローラ39は、図2に二点鎖線で示す給紙位置にある手差しトレイ3の上面にセットされたシートを、搬送ローラ対38側に向けて給紙するものである。
上述の画像形成装置1においては、図2に示すように、例えば、画像形成部16に配設されたブラックの画像形成ステーション26においては、矢印方向に所定のプロセススピードで回転駆動される感光ドラム42を備えていて、さらに感光ドラム42の周囲には、その回転方向にほぼ沿って帯電装置43、露光装置44、現像装置45、1次転写ローラ46、クリーニング装置47が配設されている。矢印方向に回転する感光ドラム42は、その表面が帯電装置43によって所定の極性・電位に帯電された後、露光装置44によって画像情報に基づく露光がなされて露光部分の電荷が除去され、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置45によってトナーが付着されてトナー像として現像される。このトナー像は、1次転写ローラ46によって中間転写ベルト22上に1次転写される。トナー像転写後の感光ドラム42は、表面に残ったトナー(転写残トナー)がクリーニング装置47によって除去されて次の画像形成に供される。上述のブラックの画像形成ステーション26以外の画像形成ステーション23,24,25についても同様である。なお、本発明においては、トナーに外添剤として研磨剤(例えば、チタン)が混入されていて、このトナーを使用してクリーニング装置47によって感光ドラム42の外周面を研磨するようにしている。
(クリーニング装置)
クリーニング装置47は、図2,図3(b)に示すように、中間転写ベルト22に下方から当接してこれを1次転写ローラ46との間に挟み込んでいる感光ドラム42に対して、その前側に配設されている。図3(b)に示すように,クリーニング装置47は、感光ドラム42、帯電装置43とともにドラムユニット50を構成している。図4(a)は、このドラムユニット50全体を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図4(b)は、左側前斜め上方から見た斜視図である。なお、感光ドラム42は、本実施形態では、例えば、アモルファスシリコンで形成されていて、画像形成装置本体4(図2参照)の駆動手段(不図示)によって、上述のように矢印R42方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。
クリーニング装置47は、クリーニング容器51と、摺擦ローラ52と、クリーニングブレード53と、トナー規制部材54と、トナー均し部材55とを備えている。
クリーニング容器51は、左右方向に長いほぼ箱状に形成されていて、後側の、感光ドラム42に対応する部分には、左右方向に長い開口部51aが形成されている。この開口部51aを介して後述する摺擦ローラ52が感光ドラム42に当接されるようになっている。クリーニング容器51は、後述するクリーニングブレード53によって感光ドラム42の画像形成面(外周面)42aから掻き落とされたトナーを回収するものである。回収されたトナーは、その一部が後述するように、摺擦ローラ52の表面に担持されて、感光ドラム42の外周面42aを摺擦するのに使用され、残りは、クリーニング容器51の内側の下部に配設された搬送スクリュー56によって、廃トナー排出口(不図示)が設けてある前端側又は後端側に搬送されるようになっている。
摺擦ローラ52は、図3(b)に示すように、クリーニング容器51の上部でかつ後部に配設されている。摺擦ローラ52は、図5(a),(b)に示すように、軸部52aとローラ部52bとによって構成されている。軸部52aは金属によって形成されていて、ローラ部52の中心を長手方向に貫通している。ローラ部52bは、例えば、ASKER−C硬度70°以下の発泡ウレタン等で形成されていて、その外周面が、トナーを担持して感光ドラム42の画像形成面42aを摺擦する摺擦面52cとなっている。
軸部52aにおける、ローラ52bの長手方向両端部近傍には、それぞれ軸受57が装着されている。これら軸受57,57は、クリーニング容器51(図3(b)参照)の左側壁及び右側壁(不図示)によって、わずかな距離だけ前後方向移動可能に支持されている。ここで、「わずかな距離」とは、摺擦ローラ52が感光ドラム42に追従して移動できる程度である。
軸部52aにおける、軸受57,57からそれぞれの外側に突出している部分は、図6(a),(b)に示すように、アーム軸受58,58によって支持されている。各アーム軸受58は、下端側に円環部58aを有し、中間部に軸支持孔58bを有し、上端側にばね取付部58cを有している。このうち円環部58aは、クリーニング容器51の左側壁及び右側壁(不図示)からそれぞれ外側に向けて突設された、搬送スクリュー56と同軸のボス(不図示)に嵌合されている。軸支持孔58bには、摺擦ローラ52の軸部52aの端部が挿入されている。ばね取付部58cには、前側から圧縮ばね(付勢部材)60の一端部(後端部)が取り付けられている。圧縮ばね60の他端部(前端部)は、画像形成装置本体4(図2参照)の一部(不図示)に取り付けられている。摺擦ローラ52は、軸部52aの長手方向(左右方向)両端部がこれらアーム軸受58によって支持されることにより、円環部58aの中心を基準として、ほぼ前後方向に揺動することができるようになっている。そして、摺擦ローラ52は、アーム軸受58,58のばね取付部58c,58cが圧縮ばね60,60によって後方に付勢されることにより、クリーニング容器51の開口部51a(図3(b)参照)を介して感光ドラム42に対して付勢状態で当接されている。これにより、感光ドラム42の画像形成面42aと摺擦ローラ52の摺擦面52cとの間に、これら画像形成面42a及び摺擦面52cの母線方向に沿った摺擦部S(図3(b)参照)が形成される。この際、上述のアーム軸受58によって、搬送スクリュー56の中心と摺擦ローラ52の中心との間の中心間距離が一定に保たれるので、両者間の動力伝達に支障を来すことがない。
このように、摺擦ローラ52は、アーム軸受58,58を介して、圧縮ばね60,60によって感光ドラム42に付勢状態で当接されているので、その摺擦面52cが画像形成面42aに追従して移動する。したがって、摺擦部Sの幅(摺擦ローラ52の回転方向の幅)及び当接圧が母線方向に沿って均一となるため、画像形成面42aを母線方向の全長にわたって良好に摺擦することが可能となる。なお、後述するトナー規制部材54及びトナー均し部材55も、摺擦ローラ52と一体になって、感光ドラム42に追従するようになっている。なお、本実施形態においては、図(b)に示すように、感光ドラム42は矢印R42方向に周速度v1で回転され、一方、摺擦ローラ52は矢印R52方向に周速度v2で回転され、さらにv1>v2に設定されているため、摺擦部Sにおいて、画像形成面42aと摺擦面52cとの間には、これらの差に相当する(v1−v2)の相対速度差が発生し、これにより、研磨剤(例えば、チタン)が外添されたトナーを使用して、摺擦ローラ52が感光ドラム42を研磨して,放電生成物を除去するようになっている。
図3(b)に示すように、クリーニングブレード53は、母線方向に長い板状に形成されていて、ほぼ起立姿勢で、下端部53aがクリーニング容器51の一部に固定されている。クリーニングブレード53の上端側の一方のエッジ53bが感光ドラム42の画像形成面42aに所定の当接圧で当接されている。その当接位置は、感光ドラム42の回転方向に沿っての摺擦部Sの下流側となっている。クリーニングブレード53は,このエッジ53bによって,感光ドラム42の画像形成面42aに付着しているトナーを掻き落としてクリーニング容器51内に回収する。
図3(b),図7に示すように、トナー規制部材54は、左右方向に長い仕切板54aと、この仕切板54aの長手方向両端部に連結されるように屈曲された第1支持板54b,54bとを備えており、全体が金属板によって一体に形成されている。第1支持板54b,54bには、後方に向けた開口部を有する係合孔54cが形成されていて、これら係合孔54c,54cを図5に示す摺擦ローラ52の軸部52aにおける軸受57,57の内側にそれぞれ係合させることで、トナー規制部材54全体の位置決めがなされている。仕切板54aは、後端側が下方に屈曲された屈曲部54dを有する平板部54eと、この平板部54eの前端側に連続する円弧部54fとを有している。仕切板54aは、図3(b)に示すように、屈曲部54dが、シール部材を兼ねるスポンジ61を介して、クリーニングブレード53の背面側に取り付けられ、平板部54eが摺擦ローラ52の下方に適宜な間隙を介して配置され、円弧部54fが摺擦ローラ52の前側下方において摺擦面52にギャップGを介して対面するように配置されている。円弧部54fの先端は、摺擦ローラ52の中心とほぼ同じ高さまで延びている。上述のギャップGは、例えば、0.5mm程度に設定されている。上述のクリーニングブレード53によって感光ドラム42の摺擦面42aから掻き落とされたトナーは、上述のスポンジ61により、トナー規制部材54の下方に漏れることなく,平面部54eを通過し,さらに円弧部54fのギャップGを通過する際に、母線方向に均されるとともに、摺擦ローラ52の摺擦面52cに押しつけられて摺擦面52cに担持される。こうして、摺擦面52cに担持されたトナーは、その一部が次に説明するトナー均し部材55をすり抜けて,摺擦部Sに搬送され、残りが円弧部54fの先端に貯まったり、下方に落下して搬送スクリュー56によって搬送されたりする。
図3(b),図8に示すように、トナー均し部材55は、左右方向に長い金属製の取付ベース55aと、この取付ベース55aによって支持された同じく金属製で薄板状のスクレーパ55b(図3(b)参照)とを備えている。取付ベース55aは、左右方向に長く形成されていて、左右方向両端部には、連結されるように屈曲された第2支持板55c,55cが形成されている。第2支持板55c,55cには、後方に向けた開口部を有する係合孔55d,55dが形成されていて、これら係合孔55d,55dを図5に示す摺擦ローラ52の軸部52aにおける軸受57,57の内側にそれぞれ係合させることで、トナー均し部材55全体の位置決めがなされている。第2支持板55c,55cは、軸部52a上において、上述のトナー規制部材54の第1支持板54b,54bに隣接して配置される。ベース板55aは、前端側に、下方に向けて屈曲されたスクレーパ取付部55eを有している。スクレーパ55bは、左右方向の長さがスクレーパ取付部55eとほぼ同じに形成されていて、基端側(上端側)がこのスクレーパ取付部55eに溶着されるとともに、先端側(下端側)がスクレーパ取付部55eから下方に突出されて、摺擦ローラ52の摺擦面52cに当接されている。この当接位置は、図3(b)に示すように、摺擦ローラ52の回転方向に沿っての、ギャップGの直ぐ下流側である。トナー均し部材55は、摺擦ローラ52の摺擦面52cに担持されたギャップGを通過してきたトナーを、スクレーパ55bによって母線方向に均しながら、不要なトナーを除去する。
上述構成のクリーニング装置47によると、トナー規制部材54、トナー均し部材55は、摺擦ローラの軸部52aを基準として位置決めされているので、摺擦面52cに対して高い精度で位置決めされる。したがって、クリーニングブレード53によって感光ドラム42の画像形成面42aから掻き落とされたトナーは,摺擦ローラ52の矢印R52方向の回転に伴ってギャップGを通過する際に、摺擦面52cに押しつけられながら母線方向に均一に均され、さらに、スクレーパ55bを通過する際に、余分なトナーが除去されつつ母線方向に均一に均される。したがって、摺擦面52cに担持されて摺擦部Sに担持されるトナーは、適宜な量で、かつ母線方向に均一に均されている。このため、このトナーを使用して、感光ドラム42の画像形成面42aが摺擦ローラ52の摺擦面52cによって母線方向に均一に研磨されることになる。
また、摺擦ローラ52は、トナー規制部材54、トナー均し部材55とともに付勢部材としての圧縮ばね60によって付勢された状態で、感光ドラム42の画像形成面42aに当接されているので、画像形成面42の動きに追従して移動する。このことによっても、画像形成面42aを軸方向に均一に摺擦することが可能となる。
以上の構成において、トナー規制部材54、トナー均し部材55は、摺擦ローラ52の軸部52a、導電性のアーム軸受58を介して、画像形成装置本体4側の金属部分にアースされている。これにより、トナーの不要な帯電電荷を除去して、トナーの帯電量が多いことに起因する不良、例えば、リークすることによる画像形成面42aの損傷等を防止している。
<実施形態2>
図9〜図11を参照して、実施形態2に係るクリーニング装置47について説明する。ここで、図9(a)は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等を左側後斜め上方から見た斜視図であり、図9(b)は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等を後側から見た図であり、図9(c)は、これらの部材を、図9(b)中のA−A線で切断して示す拡大縦断面図である。図10は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等の分解斜視図である。図11(a)は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等を、左側前斜め上方から見た斜視図であり、図11(b)は、図11(a)の左端部近傍の拡大図であり、図11(c)は、摺擦ローラ52が回転する前の、トナー規制部材64、トナー均し部材65の位置関係を説明する図であり、図11(d)は、摺擦ローラ52が回転した後の、トナー規制部材64、トナー均し部材65の位置関係を説明する図である。
なお、本実施形態2では、上述の実施形態1に対して、トナー規制部材とトナー均し部材とが異なり、他の構成部材については同様であるので、異なる部分を主に説明し、同様な部分については同じ符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態2において、上述の実施形態1と大きく異なる点は、実施形態1では、図7(b)に示すように、トナー規制部材54の位置決めを、摺擦ローラ52の軸部52aを基準に行っていたのに対し、本実施形態では、トナー規制部材64の位置決めを、摺擦ローラ52の軸部52aではなく、トナー均し部材65によって行っている点である。これに伴い、実施形態1では必要であった第1支持板54cを省略し、トナー均し部材65側に、トナー規制部材64を位置決めするための構成を付加している。なお、本実形態においては、第1支持板54cを省略することより、その分、摺擦ローラ52のローラ部52bの長さを長くとれるようにしている。
図10に示すように、本実施形態において、摺擦ローラ52は、実施形態と同様であり,軸部52aとローラ部52bとを有していて、ローラ部52bの外周面が摺擦面52cとなっている。軸受57についても同様である。
トナー均し部材65は、実施形態1のトナー均し部材55と同様の、取付ベース65a(55a)、スクレーパ取付部65e(55e)、第2支持板(支持板)65c,65c(55c,55c)、係合孔(支持穴)65d,65d(55d,55d)を有している。これに対し,本実形態では、第2支持65cにおける前側斜め下方に位置する部分に、摺擦ローラ52の回転方向に沿っての下流側に向けてフック(第2凸部)65fが突設されている。
一方、トナー規制部材64は、上述のフック65fに対応する位置に、左右方向の突出された突起(第1凸部)64gが形成されている。トナー規制部材64は、実施形態1と同様の、仕切板64a(54a)を有していて、仕切板64aは、屈曲部64d(54d)、平板部64e(54e)、円弧部64f(54f)とによって構成されている。これに対し、本実施形態のトナー規制部材64は、実施形態1のトナー規制部材54に設けられていた第1支持板54bが省略されている。本実施形態では、これに代えて、図10,図11(b)に示すように、円弧部64fにおける先端側(上端側)における左端部及び右端部に、それぞれ外側に突出する突起(第1凸部)64gが設けてある。この突起64gは、その突出量が、上述のフック65fの板厚(左右方向の厚さ)と同程度以上に設定されていて、フック65fの係脱が可能となっている。
また、図10に示すように、トナー規制部材64の平面部64eにおける左右方向の異なる位置に2箇所、仮止め用の透孔64h,64hが穿設されている。図9(c),図10に示すように、トナー規制部材64の下方には、クリーニング容器51の一部を構成する台座66が配設されていて、台座66の上面には、トナー規制部材64側の透孔64h,64hに対応する位置に、係合凸部66b,66bが形成されている。トナー規制部材64は、図9(c)に示すように、屈曲部64dが、シール部材を兼ねるスポンジ61を介して、クリーニングブレード53の背面側に取り付けられ,さらにこの状態で、透孔64h,64hを台座66の係合凸部66b,66bに係合させることで,仮止めされる。この仮止めされた状態を示すのが、図11(c)である。同図に示すように,この状態においては、トナー均し部材65側のフック65fは、まだ、トナー規制部材64側の突起64gには係合されていない。ここで、画像形成装置1において画像形成が開始されると、摺擦ローラ52が矢印R52方向に回転する。この回転により、摺擦ローラ52の摺擦面52cにスクレーパ55bの先端を当接させているトナー均し部材65は、摺擦面52aとスクレーパ55bとの摩擦によって、その全体が矢印R65方向に回転される。これにより、トナー均し部材65側のフック65fが、トナー規制部材64側の突起64gに係合されてこの突起64gを矢印R65方向に軽く引っ張る。トナー規制部材64は、基端側がスポンジ61によって引っ張られるので、この結果、突起64gが、第支持板65cの周縁部の一部に形成されている位置決めガイドMに押し付けられて、所定のギャップGが形成される。
本実施形態によると、トナー規制部材64の位置決めを、摺擦ローラ52の軸部52aではなく、トナー均し部材65によって行っているので、第1支持板を省略することができ、その分、摺擦面52aの母線方向の長さを延ばすことが可能となる。また、シール部材を兼ねるスポンジ61が、トナー規制部材64の仕切板64aを付勢するための部材を兼用しているので、その分、部品点数を減らして、構成を簡略化することができる。
画像形成装置1全体を、その前側左斜め上方から見た斜視図である。 左側から見た画像形成装置1の内部の構造を模式的に示す図である。 図3(a)は、ドラムユニット50を前側から見た図であり、図3(b)は、ドラムユニット50を、図3(a)中のA−A線で切断して示す拡大縦断面図である。 図4(a)は、ドラムユニット50を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図4(b)は、ドラムユニット50を、左側前斜め上方から見た斜視図である。 図5(a)は、摺擦ローラ52、及びこれに取り付けられたトナー規制部材54、トナー均し部材55を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図5(b)は、摺擦ローラ52、及びこれに取り付けられたトナー規制部材54、トナー均し部材55を、左側前斜め上方から見た斜視図である。 図6(a)は、付勢部材としての圧縮ばね60によって摺擦ローラ52を付勢するようすを説明する右側後斜め上方から見た斜視図であり、図6(b)は、付勢部材としての圧縮ばね60によって摺擦ローラ52を付勢するようすを説明する左側前斜め上方から見た斜視図である。 図7(a)は、トナー規制部材54を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図7(b)は、トナー規制部材54を、左側前斜め上方から見た斜視図である。 図8(a)は、トナー均し部材55を、右側後斜め上方から見た斜視図であり、図8(b)は、トナー均し部材55を、左側前斜め上方から見た斜視図である。 図9(a)は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等を左側後斜め上方から見た斜視図であり、図9(b)は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等を後側から見た図であり、図9(c)は、これらの部材を、図9(b)中のA−A線で切断して示す拡大縦断面図である。 摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等の分解斜視図である。 図11(a)は、摺擦ローラ52、トナー規制部材64、トナー均し部材65、台座66等を、左側前斜め上方から見た斜視図であり、図11(b)は、図11(a)の左端部近傍の拡大図であり、図11(c)は、摺擦ローラ52が回転する前の、トナー規制部材64、トナー均し部材65の位置関係を説明する図であり、図11(d)は、摺擦ローラ52が回転した後の、トナー規制部材64、トナー均し部材65の位置関係を説明する図である。
符号の説明
1……画像形成装置、16……画像形成部、18……シート搬送部、22……中間転写ベルト(他部材)、42……感光ドラム、42a……画像形成面(外周面)、47……クリーニング装置、50……ドラムユニット、51……クリーニング容器、51a……開口部、52……摺擦ローラ、52c……摺擦面(外周面)、53……クリーニングブレード、53b……エッジ(エッジ部)、54,64……トナー規制部材、54a,64a……仕切板、54b……第1支持板、54c……係合孔、55,65……トナー均し部材、55b……スクレーパ、55c……第支持板、55d……係合孔、60……圧縮ばね(付勢部材)、64g……突起(第1凸部)、65f……フック(第2凸部)、S……摺擦部

Claims (3)

  1. 感光ドラム外周の画像形成面から除去して回収したトナーの一部を使用して前記画像形成面を研削するクリーニング装置において、
    前記画像形成面の母線方向に長く形成されて、除去したトナーを回収するクリーニング容器と、
    前記クリーニング容器内に収納されるとともに、前記母線に沿って長く形成された摺擦ローラとトナー規制部材とトナー均し部材と、
    前記クリーニング容器に取り付けられるとともに、前記母線に沿って長く形成されたクリーニングブレードと、を備え、
    前記摺擦ローラは、前記クリーニング容器に形成された開口部を介して前記画像形成面に当接されて前記母線に沿って摺擦部を形成する摺擦面であって、前記摺擦部において前記画像形成面と同じく上方から下方に回転する前記摺擦面を有し、
    前記クリーニングブレードは、前記画像形成面の回転方向に沿っての前記摺擦部の下流側において前記画像形成面に当接されて前記画像形成面からトナーを除去して前記クリーニング容器に回収するエッジ部を有し、
    前記トナー規制部材は、前記摺擦面に対面して前記摺擦面との間にトナー規制ギャップを形成する仕切板を有すると共に、前記仕切板における前記母線方向の両端部にそれぞれ第1凸部を有し、前記クリーニングブレードの前記画像形成面に当接する側に対して反対側に位置する背面にスポンジを介して取り付けられ、
    前記トナー均し部材は、前記摺擦面における、前記摺擦面の回転方向に沿っての前記仕切板の下流側において前記摺擦面に当接して前記トナー規制ギャップを通過してきたトナーを前記母線方向に均すスクレーパを有すると共に、前記スクレーパにおける前記母線方向の両端部にそれぞれ連結されるとともに前記摺擦ローラの軸部に向かって延びる支持板を有し、
    前記支持板は、前記軸部によって揺動自在に支持される支持穴を有すると共に、前記トナー均し部材が前記スクレーパと前記摺擦ローラとの摩擦力によって前記摺擦ローラの回転方向に回転させられると前記第1凸部に係合して、前記第1凸部を前記摺擦ローラの回転方向下流側に引っ張る第2凸部と、を有し、
    前記第2凸部が前記第1凸部を引っ張ることにより、前記トナー規制部材が前記スポンジによって前記摺擦ローラの回転方向上流側へ引っ張られ、前記第1凸部が前記トナー均し部材の位置決めガイドに押し付けられ、前記摺擦ローラの前記摺擦面と前記仕切板との間に前記トナー規制ギャップが形成される、
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記摺擦ローラを付勢して、前記摺擦面を、前記画像形成面に当接させる付勢部材を有
    する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. トナー像が形成される画像形成面を外周に有する感光ドラムと、トナー像が他部材に転写された後に前記画像形成面に残ったトナーを除去して回収するクリーニング装置とを備えた画像形成装置において、
    前記クリーニング装置が、請求項1又は2に記載のクリーニング装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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