JP2006126493A - 感光体ドラムのクリーニング装置 - Google Patents

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【課題】感光体ドラムの外周面を研磨するためのクリーニング装置において、クリーニングローラに付着したトナーを均一にならすためのスクレーパの、クリーニングローラへの圧接力を、クリーニングローラの軸方向に沿って均一にすること。
【解決手段】クリーニング装置5は、クリーニングローラ7と、両端部がクリーニングローラ7の両端部に連結されているベース30と、ベース30に取り付けられたスクレーパ9とを有している。スクレーパ9のエッジ28は、クリーニングローラ7のロール体13の外周面14に、所定の圧力で圧接されている。エッジ28には、緩い凸湾曲が付けられており、軸方向Sに見て、エッジ28の中央部28aが、両端部28bに比べて、クリーニングローラ7のロール体13の側に膨らんでいる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複写機などの画像形成装置に備えられる感光体ドラムのクリーニング装置に関する。
上記の感光体ドラムとして、アモルファスシリコン(a−Si)を含むものがある。画像形成時、この感光体ドラムの外周面は、帯電器によって一様に帯電され、その後、当該感光体ドラムの外周面に静電潜像が形成されるようになっている。このため、帯電した感光体ドラムの外周面に、放電生成物が生成されることがある。
この放電生成物は、雰囲気中の水分を吸収することで、感光体ドラムの外周面に水分を付着させて、帯電を妨げる作用をし、感光体ドラムにいわゆる電荷抜けを生じさせてしまう。このため、静電潜像を良好に形成できず、この静電潜像が現像される際の、感光体ドラムへのトナーの付着が良好に行われず、その結果、画質の低下を招いてしまう。
したがって、感光体ドラムの外周面に生成された放電生成物を除去する必要がある。このために、クリーニング装置を用いて、感光体ドラムの外周面を研磨するものがある(たとえば、特許文献1参照)。
具体的には、クリーニング装置は、感光体ドラムの軸方向に長いクリーニングローラを有している。そして、クリーニングローラの外周面と感光体ドラムの外周面とを摺接させることで、感光体ドラムの外周面を研磨している。
特開2004−54104号公報
クリーニングローラには、感光体ドラムとの摺接に起因して、感光体ドラムに保持されているトナーが徐々に付着していく。そして、トナーは、クリーニングローラの軸方向に均一に付くとは限らず、不均一に付くことがある。この場合、クリーニングローラによる感光体ドラムへの押圧力が、上記軸方向において不均一になってしまい、感光体ドラムの研磨を一様に行えないおそれが生じる。
そこで、クリーニング装置には、クリーニングローラに付着したトナーを均一にならすためのスクレーパが備えられている。スクレーパは、クリーニングローラの軸方向に長手に延びる板状の部材であり、その長手の一辺側が、クリーニングローラの外周面に摺接している。また、このスクレーパは、ホルダによって保持されている。
スクレーパは、クリーニングローラに付着したトナーを均一にならすことができるように、長手方向(クリーニングローラの軸方向)に均一な力でクリーニングローラに圧接されている必要がある。
そこで、ホルダを厚肉で剛性の高い部材で形成し、スクレーパがクリーニングローラに圧接されても撓まないようにすることが考えられる。しかしながら、この場合、ホルダが大型化してしまうとともに、より多くの材料が必要となり、製造コストの上昇を招いてしまう。特に、より小型の感光体ドラムを用いる場合、感光体ドラム周辺の配置スペースが少ないため、ホルダの大型化は好ましくない。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、クリーニングローラへのスクレーパの圧接力を、クリーニングローラの軸方向に沿って略均一にすることのできる感光体ドラムのクリーニング装置を提供することを目的とする。
また、この発明の別の目的は、クリーニングローラへのスクレーパの圧接力を、クリーニングローラの軸方向に沿って略均一にするための構成を、より簡易にすることのできる感光体ドラムのクリーニング装置を提供することにある。
この発明のさらに別の目的は、更なる小型化を達成することのできる感光体ドラムのクリーニング装置を提供することにある。
この発明のさらに別の目的は、より安価な感光体ドラムのクリーニング装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、感光体ドラム(3)と平行に延び、感光体ドラムの周面(4)に当接するクリーニングローラ(7)と、上記クリーニングローラの軸方向(S)に延び、両端部が上記クリーニングローラの両端部に連結されているベース(30)と、上記ベースに取り付けられたスクレーパ(9)であって、当該スクレーパは、上記クリーニングローラの軸方向に延び、クリーニングローラの周面に所定の圧力で圧接されるエッジ(28)を有し、このエッジは、クリーニングローラの軸方向に見て、中央部(28a)が両端部(28b)に比べてクリーニングローラの側に膨らむように緩い凸湾曲がつけられているスクレーパと、を有することを特徴とする感光体ドラムのクリーニング装置(5)である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、ベースは、クリーニングローラの両端部に連結された両端部の剛性が相対的に高く、中間部の剛性が相対的に低くなっている。このため、ベースは、スクレーパのエッジがクリーニングローラに圧接されることに伴い、中央部が撓んで、全体が、たとえば、円弧状に湾曲する。これに伴い、スクレーパのエッジは、その両端部がクリーニングローラに圧接される一方、中央部は、クリーニングローラから離れようとする。しかしながら、エッジの中央部は、両端部に比べてクリーニングローラの側に膨らんでいるので、クリーニングローラから離れることを防止されている。これにより、クリーニングローラへのスクレーパの圧接力を、クリーニングローラの軸方向に沿って略均一にすることができる。しかも、スクレーパのエッジに凸湾曲の部分を設けるという簡易、かつ、安価な構成で、上記の効果を奏することができる。
また、ベースの撓みが許容されているため、当該ベースを、薄肉の小型で軽量な部材で形成でき、クリーニング装置の更なる小型化を達成することができる。さらに、ベースを構成する材料が少なくて済み、製造コストをより安価にすることができる。
請求項2記載の発明は、上記スクレーパのエッジの凸湾曲は、円弧状の湾曲であることを特徴とする請求項1記載の感光体ドラムのクリーニング装置である。
この構成によれば、スクレーパをクリーニングローラに圧接するのに伴い、円弧状に湾曲するベースの撓み量に対応する量だけ、エッジをクリーニングローラの側に膨らますことができる。したがって、クリーニングローラへのスクレーパの圧接力を、クリーニングローラの軸方向に沿ってより均一にすることができる。
請求項3記載の発明は、上記スクレーパは、薄板で形成され、上記ベースからエッジが突出するようにベースに貼着されていることを特徴とする請求項1または2記載の感光体ドラムのクリーニング装置である。
この構成によれば、ベースからエッジを突出させていることにより、エッジを確実にクリーニングローラに接触させることができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる感光体ドラムのクリーニング装置を有する画像形成装置の概略構成を示す図解的な断面正面図である。画像形成装置1は、たとえば、複写機に備えられている。この画像形成装置1は、電子写真方式によって、画像データに基づくトナー像を形成し、形成したトナー像を用紙Pに転写することにより、所定の画像を用紙Pに形成するものである。なお、以下では、「上」または「下」というときは、図1の上下方向UDに沿う方向における上下をいうものとする。
画像形成装置1は、フレーム2と、フレーム2に回転自在に支持される感光体ドラム3と、感光体ドラム3の外周面4を研磨するためのクリーニング装置5と、クリーニング装置5に隣接して配置されるスパイラル軸6とを有している。
感光体ドラム3は、その軸方向(図1の紙面に垂直な方向)に長い筒状に形成されており、所定の回転方向R1に回転するようになっている。この感光体ドラム3の外周面4は、アモルファスシリコン(a−Si)を含む材料で形成されており、極めて高い硬度を有している。
画像形成時、感光体ドラム3の外周面4は、後述するクリーニングブレード10と接触する接触位置T1よりも回転方向R1の下流側において、帯電器(図示せず)によって一様に帯電される。次に、上記外周面4には、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。この静電潜像は、トナーを用いて現像され、これにより、感光体ドラム3の外周面4にトナー像が形成される。
感光体ドラム3の外周面4に形成されたトナー像は、たとえば、所定の転写位置T2において、搬送されてきた用紙Pに転写される。用紙Pに転写されたトナー像は、加熱・加圧されて用紙Pに定着され、排出されるようになっている。
上記の転写位置T2を通過した後の感光体ドラム3の外周面4は、クリーニング装置5によって研磨されるようになっている。クリーニング装置5は、クリーニングローラ7と、クリーニングローラ7に連結されているベース30と、ベース30に取り付けられたスクレーパ9とを有している。
クリーニングローラ7は、感光体ドラム3と平行に延びており、転写位置T2よりも回転方向R1の下流側の接触位置T3において、感光体ドラム3の外周面4に圧接されている。
このクリーニングローラ7は、回転方向R1と反対方向の回転方向R2に回転し、かつ、接触位置T3における周速が、当該接触位置T3における感光体ドラム3の周速よりも、約10%早くされている。これにより、クリーニングローラ7は、感光体ドラム3の外周面4に摺接するようになっている。
トナーには、酸化チタン(TiO)の粉末が混ぜ入れられており、転写位置T2で用紙Pに転写し切れなかったトナー、および、このトナーに含まれている酸化チタンは、接触位置T3に到達する。このうち、酸化チタンは、接触位置T3において、感光体ドラム3の外周面4を研磨する。これにより、感光体ドラム3の外周面4の帯電に伴い、当該外周面4に生成された放電生成物が、除去される。
スクレーパ9は、ステンレス(SUS)製の薄板からなる部材であり、板厚は、約0.08mmに設定されている。このスクレーパ9は、クリーニングローラ7の軸方向S(図1の紙面に垂直な方向。以下、単に「軸方向」という。)に延びている。スクレーパ9は、接触位置T3でクリーニングローラ7に付着したトナーを、軸方向Sに均一にならすためのものであり、クリーニングローラ7に所定量以上のトナーが付着したときに、この所定量以上のトナーを掻き落とすようになっている。
また、感光体ドラム3の外周面4は、接触位置T3よりも回転方向R1の下流側にある接触位置T1において、クリーニングブレード10と接触しており、トナーが接触位置T1より回転方向R1の下流側に移動しないようになっている。クリーニングブレード10は、たとえば、ゴムによって形成された、感光体ドラム3の軸方向に延びる部材であり、フレーム2に固定されたステー11に取り付けられている。
スパイラル軸6は、軸方向Sに延びており、フレーム2に回転自在に支持されている。接触位置T1と接触位置T3との間に溜まったトナーは、スパイラル軸6によって、軸方向Sに搬送され、回収タンク(図示せず)に収容されるようになっている。
図2は、画像形成装置1の要部の分解斜視図である。クリーニングローラ7は、回転軸12と、回転軸12と一体的に回転可能なロール体13とを備えている。回転軸12は、駆動機構(図示せず)に連結されており、この駆動機構によって回転方向R2に駆動されるようになっている。
回転軸12の両端部には、それぞれ、アーム部材31の一端部が、回転自在に取り付けられている。これらアーム部材31の他端部は、フレーム2の軸方向Sの両端部に設けられる支軸(図示せず)に、回転自在に取り付けられている。これにより、回転軸12は、フレーム2に対して揺動可能となっている。また、各アーム部材31の一端部とフレーム2との間には、ばね32が掛け渡されている。このばね32によって、回転軸12(クリーニングローラ7)は、感光体ドラム3(図1参照)側に付勢されている。
ロール体13は、たとえば、スポンジなどの弾性体により形成されている。このロール体13は、回転軸12よりも、軸方向Sに短手に形成されており、回転軸12の中間部に外嵌されている。ロール体13の外周面14が、感光体ドラム3の外周面4(図1参照)に当接している。
図3は、図2のA−A線に沿うベース30およびスクレーパ9の縦断面図であり、後述する軸受20は省略して図示している。図2および図3を参照して、ベース30は、板厚が約1.0mmの薄板を用いて全体が一体的に形成された、軸方向Sに延びる部材であり、一対の連結部33と、一対の連結部33間を接続している主体部34とを有している。
各連結部33は、軸方向Sに見て、逆U字状に形成されており、クリーニングローラ7の回転軸12を挿通するための挿通口17を有している。
主体部34は、軸方向Sに長く延びる部材であり、平板部18と、延設部19とを含んでいる。平板部18は、矩形状に形成されて、クリーニングローラ7の上方に配置されており、水平面に対して若干傾斜している(図1参照)。軸方向Sにおける、平板部18の両端部には、対応する連結部33の上端部が接続されている。
延設部19は、平板部18の軸方向Sに延びる1辺側から延設されており、平板部18に対して、下方に、かつ、略直角に、突出している。また、図1に示すように、この延設部19は、クリーニングローラ7のロール体13のうち、回転方向R2に沿って回転したときに上向きに移動する部分と、上下方向UDに対向している。
図4は、図2のB−B線に沿う縦断面図である。図2および図4を参照して、ベース30の軸方向Sの両端部は、一対の軸受20を介して、クリーニングローラ7の回転軸12の両端部に連結されている。なお、各軸受20に関連する構成は同様であるので、以下では、一方の軸受20に関連する構成についてのみ説明する。
軸受20は、合成樹脂を用いて筒状に形成されている。軸受20には、クリーニングローラ7の回転軸12の一端部が内嵌されている。軸受20の外周面21は、連結部33の挿通口17に嵌められている。
軸受20の外周面21には、上方に突出するU字状の凸部22が形成されている。一方、フレーム2の上端部には、軸方向Sの一端部寄りに、逆U字状の溝部23が形成されており、上記軸受20の凸部22は、この溝部23に嵌められている。これにより、軸受20およびベース30は、フレーム2に対して回り止めされている。また、軸受20の下方には、フレーム2に貼着されたフェルト部材35が配置されており、クリーニンブレード10の軸方向Sの両端部からトナーが飛散することを防止している。
図3を参照して、スクレーパ9は、主体部34に取り付けられている。具体的には、スクレーパ9の一側面25が、主体部34の延設部19の内側面26に貼着されている。スクレーパ9と主体部34との貼着は、たとえば、接着剤を用いて行われている。なお、スクレーパ9の一側面25は、主体部34の延設部19の外側面27に貼着されていてもよい。
スクレーパ9の下端部は、主体部34の延設部19よりも下方に突出している。スクレーパ9の下端部には、軸方向Sに延びて下方を向くエッジ28が形成されている。すなわち、主体部34の延設部19からエッジ28が突出している。図1に示すように、エッジ28は、クリーニングローラ7のロール体13の外周面14に、所定の圧力で圧接されている。
図5は、図2の矢印C方向から見たベース30およびスクレーパ9の側面図であり、軸受20は省略して図示している。この実施形態の特徴の1つは、エッジ28に緩い凸湾曲が付けられており、軸方向Sに見て(軸方向Sにおいて)、エッジ28の中央部28aが、両端部28bに比べて、クリーニングローラ7のロール体13の側に膨らんでいる点にある。
具体的には、エッジ28は、所定の曲率半径REを有する円弧状をなしている。軸方向Sにおけるエッジ28の全長は、約310mmに設定されており、上記曲率半径REは、約12000mmに設定されている。これにより、エッジ28の中央部28aは、両端部28bに比べて、所定量D(たとえば、約1mm)だけ、クリーニングローラ7のロール体13の側(主体部34の平板部18に直交する方向の一方)に膨らんでいる。
以上説明したように、この実施形態によれば、ベース30は、薄板を用いて形成されており、クリーニングローラ7の両端部に連結された両端部の剛性が相対的に高く、中間部の剛性が相対的に低くなっている。
このため、ベース30の主体部34は、スクレーパ9のエッジ28がクリーニングローラ7のロール体13に圧接されることに伴い、中央部が撓んで、全体が円弧状に湾曲する。これに伴い、スクレーパ9のエッジ28は、その両端部28bが、クリーニングローラ7のロール体13に圧接される一方、中央部28aは、クリーニングローラのロール体13から離れようとする。
しかしながら、エッジ28の中央部28aは、両端部28bに比べてクリーニングローラ7のロール体13の側に膨らんでいるので、当該ロール体13から離れることを防止されている。これにより、ロール体13へのスクレーパ9の圧接力を、軸方向Sに沿って略均一にすることができる。しかも、スクレーパ9のエッジ28に凸湾曲の部分を設けるという簡易、かつ、安価な構成で、上記の効果を奏することができる。
また、ベース30の主体部34の撓みが許容されているため、当該主体部34を、薄肉の小型で軽量な部材で形成でき、クリーニング装置5の更なる小型化を達成することができる。さらに、主体部34を構成する材料が少なくて済み、製造コストをより安価にすることができる。
さらに、スクレーパ9のエッジ28を円弧状にしている。これにより、円弧状に湾曲する主体部34の撓み量に対応する量だけ、エッジ28をクリーニングローラ7のロール体13の側に膨らますことができる。したがって、クリーニングローラ7へのスクレーパ9の圧接力を、軸方向Sに沿ってより均一にすることができる。
また、スクレーパ9のエッジ28を、ベース30の主体部34の下方に突出させていることにより、エッジ28を、確実にクリーニングローラ7のロール体13に接触させることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。たとえば、スクレーパ9の板厚は、上記例示した値より大きくてもよいし、小さくてもよい。
また、スクレーパ9を、ステンレス材以外の材料で形成してもよい。さらに、スクレーパ9のエッジ28の軸方向Sの全長は、上記例示した値より大きくてもよいし、小さくてもよい。また、スクレーパ9のエッジ28の曲率半径REは、上記例示した値より大きくてもよいし、小さくてもよい。
さらに、ベース30の板厚は、上記例示した値より大きくてもよいし、小さくてもよい。また、ベース30の一対の連結部33と主体部34とを別体に形成してもよい。さらに、ベース30を、クリーニングローラ7の下側に配置し、スクレーパ9のエッジ28を、ベース30の主体部34の上方に突出させるようにしてもよい。
また、接触位置T3におけるクリーニングローラ7の周速を、上記例示した速度より早くしてもよいし、遅くしてもよい。さらに、軸受20を、合成樹脂以外の金属などにより形成してもよい。
その他、本発明の感光体ドラムのクリーニング装置を、複写機以外の他の画像形成装置に適用してもよい。
この発明の一実施形態にかかる感光体ドラムのクリーニング装置を有する画像形成装置の概略構成を示す図解的な断面正面図である。 画像形成装置の要部の分解斜視図である。 図2のA−A線に沿うベースおよびスクレーパの縦断面図である。 図2のB−B線に沿う縦断面図である。 図2の矢印C方向から見たベースおよびスクレーパの側面図である。
符号の説明
3 感光体ドラム
4 (感光体ドラムの)外周面
5 クリーニング装置
7 クリーニングローラ
9 スクレーパ
14 (ロール体の)外周面(クリーニングローラの周面)
28 エッジ
28a (エッジの)中央部
28b (エッジの)両端部
30 ベース
S クリーニングローラの軸方向

Claims (3)

  1. 感光体ドラムと平行に延び、感光体ドラムの周面に当接するクリーニングローラと、
    上記クリーニングローラの軸方向に延び、両端部が上記クリーニングローラの両端部に連結されているベースと、
    上記ベースに取り付けられたスクレーパであって、当該スクレーパは、上記クリーニングローラの軸方向に延び、クリーニングローラの周面に所定の圧力で圧接されるエッジを有し、このエッジは、クリーニングローラの軸方向に見て、中央部が両端部に比べてクリーニングローラの側に膨らむように緩い凸湾曲がつけられているスクレーパと、
    を有することを特徴とする感光体ドラムのクリーニング装置。
  2. 上記スクレーパのエッジの凸湾曲は、円弧状の湾曲であることを特徴とする請求項1記載の感光体ドラムのクリーニング装置。
  3. 上記スクレーパは、薄板で形成され、上記ベースからエッジが突出するようにベースに貼着されていることを特徴とする請求項1または2記載の感光体ドラムのクリーニング装置。
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JP2009104007A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Kyocera Mita Corp トナークリーニング装置
JP2009265314A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Kyocera Mita Corp クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2010281974A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Ricoh Co Ltd クリーニングブレード、画像形成装置およびプロセスカートリッジ

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