JP5090272B2 - 能動型振動騒音制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、打消対象の振動騒音と、該振動騒音を相殺するための相殺音とを干渉させて、評価点における振動騒音を打ち消す能動型振動騒音制御装置に関する。
車両のエンジンの作動に関連するエンジンクランク、トランスミッションのメインシャフト、カウンタシャフト、プロペラシャフト等の各種回転体の回転に起因して、前記車両の動作時に、車室内に前記回転体の回転周波数に係わる振動騒音が発生する。
特許文献1には、スピーカ(相殺音発生器)からエンジンこもり音を相殺するための相殺音を発生し、マイクロフォン(誤差信号検出器)が配置される評価点(受聴点)において、前記エンジンこもり音と前記相殺音との干渉により該エンジンこもり音を打ち消す能動型振動騒音制御装置が提案されている。この場合、前記マイクロフォンは、前記エンジンこもり音と前記相殺音との差に基づく前記評価点での残留騒音を誤差信号として検出する。前記能動型振動騒音制御装置は、前記誤差信号及び前記エンジンこもり音の周波数に応じた基準信号に基づいてフィルタ係数を逐次更新し、更新した該フィルタ係数を用いて前記エンジンこもり音を相殺するための相殺信号を生成する。前記スピーカは、前記相殺信号を前記相殺音として出力する。
ところで、エンジンこもり音は、回転体の回転に起因した周期的な振動騒音であり、実数成分及び虚数成分から構成される。また、評価点における残留騒音も、実数成分及び虚数成分から構成されることになる。しかしながら、マイクロフォンは、前記残留騒音に応じた誤差信号の実数成分しか検出することができないので、特許文献1の能動型振動騒音制御装置は、前記虚数成分を無視し、前記実数成分と参照信号とに基づいてフィルタ係数の更新演算を行う。この結果、該能動型振動騒音制御装置では、前記相殺信号を精度よく生成することができない。
そこで、特許文献2には、マイクロフォンで検出した誤差信号の実数成分より虚数成分を推定し、前記実数成分と、推定した前記虚数成分と、基準信号とを用いて適応ノッチフィルタのフィルタ係数を更新することが提案されている。
特許第2827374号公報 特開2007−269244号公報
ところで、評価点において、エンジンこもり音と相殺音とを干渉させて該エンジンこもり音を消音する際に、マイクロフォンは、エンジンこもり音と相殺音との差に基づく打消対象周波数の残留騒音に加え、該残留騒音以外の音(例えば、ロードノイズや楽音)も検出する。従って、単純に、前記マイクロフォンにて検出された誤差信号の実数成分から虚数成分を推定した場合、推定した虚数成分には、前記残留騒音に応じた虚数成分に加え、該残留騒音以外の音に応じたノイズも含まれることになるので、前記虚数成分の推定精度が低下するおそれがある。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、誤差信号の実数成分から、打消対象の振動騒音の周波数における実数成分及び虚数成分を生成して、該虚数成分の推定精度を向上することにより、前記振動騒音を確実に低減することを可能とする能動型振動騒音制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る能動型振動騒音制御装置は、
打消対象の振動騒音の周波数に基づく基準信号を生成する基準信号生成器と、
前記基準信号に基づいて前記振動騒音を相殺するための相殺信号を出力する適応ノッチフィルタと、
前記適応ノッチフィルタから出力される前記相殺信号に基づいて相殺音を発生する相殺音発生器と、
前記振動騒音と前記相殺音との差に基づく誤差信号の実数成分を検出する誤差信号検出器と、
前記相殺音発生器から前記誤差信号検出器に至る信号伝達特性に対応する補正値に基づき、前記基準信号を補正して補正信号を生成する補正信号生成器と、
前記誤差信号の実数成分から、前記振動騒音の周波数における前記誤差信号の振幅及び位相を表現できる位相・振幅係数を抽出する位相・振幅係数抽出器と、
前記基準信号と前記位相・振幅係数とに基づいて、前記誤差信号の実数成分及び虚数成分を生成する誤差信号生成器と、
前記補正信号と前記誤差信号の実数成分及び虚数成分とに基づいて、前記誤差信号が最小となるように前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を適応演算を用いて逐次更新するフィルタ係数更新器と、
を有することを特徴としている。
この発明によれば、前記誤差信号の実数成分から前記位相・振幅係数を抽出し、抽出した前記位相・振幅係数及び前記基準信号に基づいて、前記誤差信号の実数成分及び虚数成分を生成するので、前記虚数成分の推定精度が良くなり、この結果、前記振動騒音を確実に低減することが可能となる。
この場合、前記位相・振幅係数抽出器は、前記基準信号に基づいて制御信号を出力する第2の適応ノッチフィルタと、前記誤差信号の実数成分と前記制御信号とに基づいて補正誤差信号を生成する補正誤差信号生成器と、前記基準信号と前記補正誤差信号とに基づいて前記補正誤差信号が最小となるように前記第2の適応ノッチフィルタの第2のフィルタ係数を適応演算を用いて逐次更新し、更新した前記第2のフィルタ係数を前記位相・振幅係数として抽出する第2のフィルタ係数更新器とを備えている。
これにより、前記位相・振幅係数を確実に抽出することができるので、前記虚数成分を精度よく生成することが可能となる。
この発明によれば、誤差信号の実数成分から前記位相・振幅係数を抽出し、抽出した前記位相・振幅係数及び基準信号に基づいて、前記誤差信号の実数成分及び虚数成分を生成するので、前記虚数成分の推定精度が良くなり、この結果、振動騒音を確実に低減することが可能となる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10の構成を示すブロック図である。
能動型振動騒音制御装置10は、基本的には、車室内空間12に配置され、エンジンこもり音(振動騒音)を相殺するための制御信号(相殺信号)Sc2を相殺音として出力(発生)するスピーカ(相殺音発生器)14と、車室内空間12の所定の評価点(評価位置、受聴点)におけるエンジンこもり音と相殺音との差(干渉)である残留騒音に基づく誤差信号eの実数成分Reを検出するマイクロフォン(誤差信号検出器)16と、マイクロフォン16から誤差信号eの実数成分Reが入力され且つ制御信号Sc2をスピーカ14に出力するコントローラ18とから構成される。
マイクロフォン16は、車室内空間12の乗員の耳位置近傍、例えば車両の前座席のヘッドレスト近傍に配置される。また、複数のスピーカ14は、5chサウンドのサラウンド効果を高めるために、例えば、車両前席側の左右キックパネル部、インストルメントルパネル中央下部、車両後席側のCピラー下部の左右ボディ部等に配置される。なお、0.1ch分のウーハは方向性をほとんど持たないので任意の位置に配置される。
コントローラ18は、コンピュータを含んで構成され、CPUが各種入力に基づきROM等のメモリに記憶されているプログラムを実行することで各種の機能を実現する機能実現手段として動作する。
この場合、コントローラ18は、図示しない燃料噴射ECU(FIECU)から供給されるエンジン回転信号(エンジンパルス)よりエンジンクランク(回転体)の回転周波数feを検出する周波数カウンタとしての周波数検出器20と、打消対象の前記エンジンこもり音の周波数である前記回転周波数feの基準信号xを生成する基準信号生成器22と、基準信号x及び誤差信号eの実数成分Reに基づいて回転周波数feにおける誤差信号eの振幅及び位相を表現できるフィルタ係数W1(第2のフィルタ係数、位相・振幅係数)を抽出する第1制御器(位相・振幅係数抽出器)24と、基準信号x及びフィルタ係数W1に基づいて誤差信号e2(誤差信号e)を生成し、生成した誤差信号e2、基準信号x及び補正信号rに基づいて制御信号Sc2を生成する第2制御器26と、デジタル信号の制御信号Sc2をアナログ信号に変換してスピーカ14に供給するD/A変換器28と、アナログ信号の誤差信号eをデジタル信号に変換して第1制御器24に供給するA/D変換器30とから構成される。
図2は、基準信号生成器22、第1制御器24及び第2制御器26の詳細な構成を示すブロック図である。
基準信号生成器22は、回転周波数feに基づき基準信号xとしての余弦波信号Rx{Rx=cos(2πfet)}を生成する余弦波発生器50と、回転周波数feに基づき基準信号xとしての正弦波信号Ix{Ix=sin(2πfet)}を生成する正弦波発生器52とを備える。
第1制御器24は、適応型フィルタである適応ノッチフィルタ(第2の適応ノッチフィルタ)32(適応ノッチフィルタ54、56及び減算器58)、加算器(補正誤差信号生成器)34、1サンプル時間遅延器(Z-1)36及びフィルタ係数更新器(第2のフィルタ係数更新器)38(フィルタ係数更新器60、62)を備える。
適応ノッチフィルタ54は、余弦波信号Rxにフィルタ係数Rw1(第2のフィルタ係数)をかけて出力し、適応ノッチフィルタ56は、正弦波信号Ixにフィルタ係数Iw1(第2のフィルタ係数)をかけて出力し、減算器58は、Rw1・Rx−Iw1・Ixの減算信号を制御信号Sc1として加算器34に出力する。
加算器34は、誤差信号eの実数成分Reと制御信号Sc1とを加算して補正誤差信号e1を生成し、次回のサンプリング時にフィルタ係数更新器(アルゴリズム演算器)38が補正誤差信号e1を用いることができるように、1サンプル時間遅延器(Z-1)36に該補正誤差信号e1を供給する。
フィルタ係数更新器60の乗算部150は、余弦波信号Rxと補正誤差信号e1とを乗算して出力し、更新部152は、Rx・e1の乗算信号に基づいて、補正誤差信号e1が最小値となるように適応制御アルゴリズム、例えば、最急降下法の一種であるLMS(Least Mean Square)アルゴリズムに基づいて適応ノッチフィルタ54のフィルタ係数Rw1を逐次更新する。また、フィルタ係数更新器62の乗算部154は、正弦波信号Ixと補正誤差信号e1とを乗算して出力し、更新部156は、Ix・e1の乗算信号に基づいて、補正誤差信号e1が最小値となるように適応制御アルゴリズム(LMSアルゴリズム)に基づいて適応ノッチフィルタ56のフィルタ係数Iw1を逐次更新する。
なお、第1制御器24は、1サンプル時間遅延器36に入力される信号である補正誤差信号e1が最小値になるように適応ノッチフィルタ54、56の各フィルタ係数Rw1、Iw1を決定する動作(適応演算)を行なうことから、加算器34には、誤差信号eの実数成分Reと比較して同振幅・同位相の制御信号Sc1が入力される。
ここで、フィルタ係数更新器38内において、補正誤差信号e1及び回転周波数feの余弦波信号Rxに基づき逐次更新されるフィルタ係数Rw1は、回転周波数feにおける誤差信号eの実数成分Reを表現できるフィルタ係数であり、一方で、補正誤差信号e1及び回転周波数feの正弦波信号Ixに基づき逐次更新されるフィルタ係数Iw1は、回転周波数feにおける誤差信号eの虚数成分Ieを表現できるフィルタ係数である。そして、第1制御器24は、これらのフィルタ係数Rw1、Iw1を第2制御器26の誤差信号生成器42にコピーする。すなわち、第1制御器24は、誤差信号eの実数成分Reから、回転周波数feにおける誤差信号eの実数成分Re及び虚数成分Ie{誤差信号生成器42にて生成される誤差信号e2の実数成分Re2(Re2=Re)及び虚数成分Ie2(Ie2=Ie)}を表現できるフィルタ係数Rw1、Iw1を抽出するバンドパスフィルタとして機能する。
このように、逐次更新されるフィルタ係数Rw1、Iw1が、回転周波数feにおける誤差信号e(e2)の実数成分Re(Re2)及び虚数成分Ie(Ie2)を表現できる理由については後述する。
一方、第2制御器26は、フィードフォワード型のfilterd−X LMSアルゴリズムを利用した回路であり、適応型フィルタである適応ノッチフィルタ40(適応ノッチフィルタ64、66及び減算器68)、補正信号生成器44(補正フィルタ74、76、78、80、160、162、166、168、減算部77、170及び加算部81、164)、誤差信号生成器42(フィルタ70、72、172、174、減算部73及び加算部176)及びフィルタ係数更新器46(フィルタ係数更新器82、84)を備える。
適応ノッチフィルタ64は、余弦波信号Rxにフィルタ係数Rw2をかけて出力し、適応ノッチフィルタ66は、正弦波信号Ixにフィルタ係数Iw2をかけて出力し、減算器68は、Rw2・Rx−Iw2・Ixの減算信号を制御信号Sc2としてD/A変換器28(図1参照)に出力する。
補正フィルタ74、78、162、166には、スピーカ14からマイクロフォン16までの車室内空間12での回転周波数feの音の伝達特性(信号伝達特性)を模擬した模擬伝達関数C^の実数成分Rcが設定され、補正フィルタ76、80、160、168には、該模擬伝達関数C^の虚数成分Icが設定されている。
従って、補正フィルタ74、166は、余弦波信号Rxに実数成分Rcをそれぞれ作用させ(をそれぞれ補正し)、補正フィルタ76、168は、正弦波信号Ixに虚数成分Icをそれぞれ作用させ(をそれぞれ補正し)、補正フィルタ78、162は、正弦波信号Ixに実数成分Rcをそれぞれ作用させ(をそれぞれ補正し)、補正フィルタ80、160は、余弦波信号Rxに虚数成分Icをそれぞれ作用させる(をそれぞれ補正する)。
減算器77は、作用後の減算信号Rc・Rx−Ic・Ixを、模擬余弦波信号である補正信号rcrとして生成する。加算器81は、作用後の加算信号Rc・Ix+Ic・Rxを、模擬正弦波信号である補正信号rsrとして生成する。加算器164は、作用後の加算信号Rc・Ix+Ic・Rxを、模擬正弦波信号である補正信号rsiとして生成する。減算器170は、作用後の減算信号−Rc・Rx+Ic・Ixを、模擬余弦波信号である補正信号rciとして生成する。
誤差信号生成器42のフィルタ70は、余弦波信号Rxにフィルタ係数−Rw1をかけて出力し、フィルタ72は、正弦波信号Ixにフィルタ係数−Iw1をかけて出力し、減算部73は、−Rw1・Rx−(−Iw1・Ix)=−Rw1・Rx+Iw1・Ixの減算信号を誤差信号e2の実数成分Re2として生成する。一方、フィルタ172は、余弦波信号Rxにフィルタ係数−Iw1をかけて出力し、フィルタ174は、正弦波信号Ixにフィルタ係数−Rw1をかけて出力し、加算部176は、−Iw1・Rx−Rw1・Ixの加算信号を誤差信号e2の虚数成分Ie2として生成する。この場合、誤差信号生成器42は、後述するように、マイクロフォン16の位置における残留騒音に基づく誤差信号eの実数成分Reを実数成分Re2(Re2=Re)として生成すると共に、虚数成分Ieを虚数成分Ie2(Ie2=Ie)として生成する。すなわち、誤差信号生成器42は、誤差信号eを推定した誤差信号e2を生成する。
フィルタ係数更新器82の乗算部178は、補正信号rcrと誤差信号e2の実数成分Re2とを乗算して出力し、乗算部180は、補正信号rsrと誤差信号e2の虚数成分Ie2とを乗算して出力し、加算部182は、rcr・Re2の乗算信号とrsr・Ie2の乗算信号とを加算して更新部184に出力する。更新部184は、rcr・Re2+rsr・Ie2の加算信号に基づいて、実数成分Re2及び虚数成分Ie2が最小値となるように適応制御アルゴリズム(LMSアルゴリズム)に基づいて適応ノッチフィルタ64のフィルタ係数Rw2を逐次更新する。
一方、フィルタ係数更新器84の乗算部186は、補正信号rsiと誤差信号e2の実数成分Re2とを乗算して出力し、乗算部188は、補正信号rciと誤差信号e2の虚数成分Ie2とを乗算して出力し、加算部190は、rsi・Re2の乗算信号とrci・Ie2の乗算信号とを加算して更新部192に出力する。更新部192は、rsi・Re2+rci・Ie2の加算信号に基づいて、実数成分Re2及び虚数成分Ie2が最小値となるように適応制御アルゴリズム(LMSアルゴリズム)に基づいて適応ノッチフィルタ66のフィルタ係数Iw2を逐次更新する。
以上のように構成される能動型振動騒音制御装置10の効果について、図3〜図6Cを参照しながら説明する。
図3は、比較例(特許文献2)に係る能動型振動騒音制御装置100でのエンジンこもり音の消音制御を説明するための模式的ブロック図である。
能動型振動騒音制御装置100において、適応ノッチフィルタ104は、基準信号xにフィルタ係数W2をかけて制御信号W2・xを生成し、車室内空間12のスピーカ14からマイクロフォン16までを示すブロック106は、制御信号W2・xに模擬伝達関数C^を作用させて、作用後の信号C^・W2・xを評価点(マイクロフォン16の位置)を示す加算器108に出力する。また、図示しないエンジンから前記評価点までの未知プラントを示すブロック102は、基準信号xに前記エンジンから前記評価点までの音の伝達特性(信号伝達特性)Pを作用させて、作用後の信号P・xを加算器108に出力する。マイクロフォン16を示す加算器108は、加算信号P・x+C^・W2・xを誤差信号eとしてフィルタ係数更新器112に出力する。さらに、補正信号生成器110は、基準信号xに模擬伝達関数C^を作用させてフィルタ係数更新器112に出力する。フィルタ係数更新器112は、補正信号C^・x及び誤差信号eに基づいて、誤差信号eが最小値となるように適応制御アルゴリズム(LMSアルゴリズム)に基づいて適応ノッチフィルタ104のフィルタ係数W2を逐次更新する。
ここで、誤差信号eを下記の(1)式で表し、フィルタ係数W2、基準信号x、伝達特性P及び模擬伝達関数C^を下記の(2)式〜(5)式のように実数成分(Rw2、Rx、Rp及びRc)及び虚数成分(Iw2、Ix、Ip及びIc)で表わすと、誤差信号eの実数成分Reは、下記の(6)式で表わすことができ、一方で、誤差信号eの虚数成分Ieは、下記の(7)式で表わすことができる。なお、iは、虚数単位を示す。
e=P・x+C^・W2・x
=Re+iIe (1)
W2=Rw2+iIw2 (2)
x=Rx+iIx (3)
P=Rp+iIp (4)
C^=Rc+iIc (5)
Re=(Rp+Rc・Rw2−Ic・Iw2)Rx
−(Ip+Rc・Iw2+Ic・Rw2)Ix (6)
Ie=(Rp+Rc・Rw2−Ic・Iw2)Ix
+(Ip+Rc・Iw2+Ic・Rw2)Rx (7)
また、今回(現在)のサンプリングnにおけるフィルタ係数W2nを下記の(8)式で表した場合に、フィルタ係数更新器112においてフィルタ係数W2を更新する際の演算式は、下記の(9)式及び(10)式で表わされる。ここで、μは、フィルタ係数W2の更新量に係るステップサイズパラメータであり、各式の右辺第1項目は、今回のサンプリングにおけるフィルタ係数W2の実数成分又は虚数成分であり、右辺第2項目がフィルタ係数W2(の実数成分及び虚数成分)の更新量である。
W2n=Rw2n+iIw2n (8)
Rw2n+1=Rw2n−μ・Re・(Rc・Rx−Ic・Ix) (9)
Iw2n+1=Iw2n+μ・Re・(Ic・Rx+Rc・Ix)(10)
なお、上述した(1)〜(10)式の導出方法等については、特許文献2に詳しく説明されているので、本明細書では、その詳細な説明を省略する。
上述した能動型振動騒音制御装置100において、加算器108は、(1)式に示すように、信号P・xと信号C^・W2・xとの加算信号を誤差信号eとしている。しかしながら、評価点においてエンジンこもり音と相殺音とを干渉させて該エンジンこもり音を消音させる際に、マイクロフォン16は、前記加算信号を示す残留騒音に加え、該残留騒音以外の音(例えば、ロードノイズや楽音)も検出する。そのため、マイクロフォン16は、前記残留騒音及び該残留騒音以外の音に応じたノイズに基づく誤差信号eの実数成分Reを検出する。すなわち、マイクロフォン16は、誤差信号eの実数成分Reしか検出することができず、虚数成分Ieを検出することはできない。従って、特許文献2では、このような実数成分Reより虚数成分Ieを推定し、実数成分Re、推定した虚数成分Ie及び基準信号x(補正信号C^・x)を用いて適応ノッチフィルタ104のフィルタ係数W2を更新している。
一方、図4は、図3に対応させて、この実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10を表わした模式的ブロック図であり、図5は、図4中、破線で囲まれた部分を未知のプラントのブロック120(伝達特性P´)として表わした場合の模式的ブロック図である。
ここで、上記の(1)式、図4及び図5より、誤差信号eは、伝達特性P´を用いて、下記の(11)式で表わすことができる。
e=P・x+C^・W2・x
=(P+C^・W2)・x
=P´・x (11)
従って、伝達特性P´は、その実数成分をRp´、虚数成分をIp´とすると、下記の(12)式で表わすことができる。
P´=P+C^・W2
=Rp´+iIp´ (12)
また、加算器34で生成される補正誤差信号e1は、上記の(11)式より、下記の(13)式で表わすことができる。
e1=e+W1・x
=P´・x+W1・x (13)
前述したように、第1制御器24は、補正誤差信号e1が最小値となるようにフィルタ係数W1の更新演算を行うので、(13)式でe1=0とおくと、P´・xとW1・xとの関係は、下記の(14)式で表わされる。
P´・x=−W1・x (14)
また、マイクロフォン16は、誤差信号eの実数成分Reのみ検出するので、第1制御器24の加算器34には、実数成分Reのみ入力される(Ie=0)。また、第1制御器24においては、補正信号生成器44、110が存在しないので、C^=1(Rc=1、Ic=0)となる。そのため、W1を下記の(15)式で表わし、今回(現在)のサンプリングnにおけるフィルタ係数W1nを下記の(16)式で表わした場合に、フィルタ係数更新器38においてフィルタ係数W1を更新する際の演算式は、下記の(17)式及び(18)式で表わされる。なお、(17)式及び(18)式の右辺第1項目は、今回のサンプリングnにおけるフィルタ係数W1の実数成分又は虚数成分であり、右辺第2項目は、フィルタ係数W1(の実数成分及び虚数成分)の更新量となる。また、フィルタ係数W1の更新量に係るステップサイズパラメータについてもμとする。
W1=Rw1+iIw1 (15)
W1n=Rw1n+iIw1n (16)
Rw1n+1=Rw1n−μ・Re・Rx (17)
Iw1n+1=Iw1n+μ・Re・Ix (18)
ここで、(11)式よりe=P´・xであり、(14)式よりP´・x=−W1・xであるため、誤差信号eは、(3)式、(11)式、(14)式及び(15)式より、下記の(19)式で表わされる。
e=P´・x
=−W1・x
=−(Rw1+iIw1)・(Rx+iIx)
=−{(Rw1・Rx−Iw1・Ix)
+i(Rw1・Ix+Iw1・Rx)} (19)
従って、(19)式より、誤差信号eの実数成分Reと、虚数成分Ieとは、下記の(20)式及び(21)式でそれぞれ表わされる。
Re=−(Rw1・Rx−Iw1・Ix) (20)
Ie=−(Rw1・Ix+Iw1・Rx) (21)
(20)式及び(21)式に示すように、誤差信号eの実数成分Re及び虚数成分Ieには、フィルタ係数W1の実数成分であるフィルタ係数Rw1と、該フィルタ係数W1の虚数成分であるフィルタ係数Iw1とがそれぞれ含まれているので、フィルタ係数Rw1、Iw1は、誤差信号eの実数成分Re及び虚数成分Iw1(誤差信号eの振幅及び位相)を表現できる係数(位相・振幅係数)であることが理解できる。
そこで、この実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10においては、図1及び図2に示すように、第1制御器24は、補正誤差信号e1及び回転周波数feの余弦波信号Rxに基づいてフィルタ係数Rw1を逐次更新すると共に、補正誤差信号e1及び回転周波数feの正弦波信号Ixに基づいてフィルタ係数Iw1を逐次更新し、更新したフィルタ係数Rw1、Iw1を、第2制御器26の誤差信号生成器42にコピーする。
第2制御器26の誤差信号生成器42においては、フィルタ70、72及び減算部73により(20)式の演算処理を行うことで、誤差信号eの実数成分Reを示す実数成分Re2(Re2=Re)が生成され、一方で、フィルタ172、174及び加算部176により(21)式の演算処理を行うことで、誤差信号eの虚数成分Ieを示す虚数成分Ie2(Ie2=Ie)が生成される。すなわち、誤差信号生成器42は、エンジンこもり音の周波数(回転周波数fe)における誤差信号e2(e2=e)を生成していることになる。
従って、この実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10によれば、エンジンこもり音の周波数(回転周波数fe)における誤差信号e2の実数成分Re2及び虚数成分Ie2を生成し、生成した実数成分Re2及び虚数成分Ie2を用いて適応ノッチフィルタ40のフィルタ係数Rw2、Iw2を逐次更新するので、基準信号xにフィルタ係数Rw2、Iw2をかけて生成される制御信号Sc2は、エンジンこもり音の周波数に応じた信号となり、この結果、スピーカ14から制御信号Sc2を相殺音として出力することにより、評価点(マイクロフォン16の位置)におけるエンジンこもり音を確実に低減することが可能となる。
すなわち、第1制御器24は、制御信号Sc1を生成する適応ノッチフィルタ32と、誤差信号eの実数成分Reと制御信号Sc1とを加算して補正誤差信号e1を生成する加算器34と、基準信号x及び補正誤差信号e1に基づいて補正誤差信号e1が最小となるようにフィルタ係数W1(Rw1、Iw1)を適応演算を用いて逐次更新し、更新したフィルタ係数W1を誤差信号e(e2)の振幅及び位相を表現できる位相・振幅係数(フィルタ係数Rw1、Iw1)として抽出するフィルタ係数更新器38とを備えるので、第2制御器26では、フィルタ係数Rw1、Iw1を用いて実数成分Re2及び虚数成分Ie2を精度よく推定(生成)することにより、相殺音に応じた制御信号Sc2を精度よく生成することができる。
図6Aは、誤差信号eの時間変化を示す特性図であり、図6Bは、誤差信号e2の実数成分Re2及び虚数成分Ie2を生成しない場合におけるフィルタ係数W2の更新量の時間変化を示す特性図であり、図6Cは、この実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10でのフィルタ係数W2の更新量の時間変化を示す特性図である。ここでは、時刻t0で消音制御が開始されるものとする。
実数成分Re2及び虚数成分Ie2を生成せずにフィルタ係数W2の適応演算を行った場合には、図6Bに示すように、誤差信号eのレベルが大きい時刻ではフィルタ係数W2の更新量が大きく、一方で、誤差信号eのレベルが小さい時刻ではフィルタ係数Wの更新量が小さくなる。すなわち、誤差信号eのレベルの時間変化に同期してフィルタ係数Wの更新量も変化しており、誤差信号eがゼロレベルに収束するまで長時間を要することになる。
これに対して、この実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10では、生成した実数成分Re2及び虚数成分Ie2を用いてフィルタ係数W2の適応演算を行っている。すなわち、フィルタ係数W2の更新量に実数成分Re2及び虚数成分Ie2を含ませることにより、前記更新量は、誤差信号eの複素平面上における振幅(実数成分Re2及び虚数成分Ie2の2乗和の平方根)に比例することになる。従って、能動型振動騒音制御装置10では、誤差信号eの複素平面上における振幅が大きい時刻(図6A参照)ではフィルタ係数W2の更新量を大きくし(図6C参照)、誤差信号eの複素平面上における振幅が小さい時刻ではフィルタ係数W2の更新量を小さくする。なお、図6A中の破線は、誤差信号eの複素平面上における振幅の大きさを示している。
これにより、誤差信号eのレベルの変化に同期してフィルタ係数W2の更新量が変化しなくなるので、誤差信号eを短時間でゼロレベルにまで収束させることができる。すなわち、短時間でエンジンこもり音を低減することが可能となる。
また、特許文献2においては、サンプリング周期間で誤差信号eが大きく変動するおそれが少ないにも関わらず、誤差信号eの実数成分Reを微分することに基づいて虚数成分Ieを推定している。
これに対して、この実施形態に係る能動型振動騒音制御装置10では、前述したように、抽出したフィルタ係数Rw1、Iw1を用いて、誤差信号生成器42が(20)式及び(21)式の演算処理を行うことにより、回転周波数feにおける誤差信号e2の実数成分Re2及び虚数成分Ie2を生成するので、実数成分Re2及び虚数成分Ie2の推定精度が向上する。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、明細書及び図面の記載内容に基づき、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、ロードノイズのように、振動騒音の周波数が予め分かっている場合には、周波数検出器20を省略し、基準信号生成器22において、前記周波数に応じた基準信号xを生成してもよい。
この発明の一実施形態に係る能動型振動騒音制御装置の構成を示すブロック図である。 図1の基準信号発生器、第1制御器及び第2制御器の詳細な構成を示すブロック図である。 比較例に係る能動型振動騒音制御装置でのエンジンこもり音の消音制御を説明するための模式的ブロック図である。 図1及び図2の能動型振動騒音制御装置の模式的ブロック図である。 図4の能動型振動騒音制御装置をさらに模式化したブロック図である。 図6Aは、誤差信号の時間変化を示す特性図であり、図6Bは、誤差信号の実数成分及び虚数成分を生成しない場合でのフィルタ係数の更新量の時間変化を示す特性図であり、図6Cは、図1の能動型振動騒音制御装置でのフィルタ係数の更新量の時間変化を示す特性図である。
符号の説明
10…能動型振動騒音制御装置 14…スピーカ
16…マイクロフォン 22…基準信号生成器
24…第1制御器 26…第2制御器
32、40、54、56、64、66…適応ノッチフィルタ
34…加算器 36…1サンプル時間遅延器
38、46、60、62、82、84…フィルタ係数更新器
42…誤差信号生成器 44…補正信号生成器
50…余弦波発生器 52…正弦波発生器

Claims (2)

  1. 打消対象の振動騒音の周波数に基づく基準信号を生成する基準信号生成器と、
    前記基準信号に基づいて前記振動騒音を相殺するための相殺信号を出力する適応ノッチフィルタと、
    前記適応ノッチフィルタから出力される前記相殺信号に基づいて相殺音を発生する相殺音発生器と、
    前記振動騒音と前記相殺音との差に基づく誤差信号の実数成分を検出する誤差信号検出器と、
    前記相殺音発生器から前記誤差信号検出器に至る信号伝達特性に対応する補正値に基づき、前記基準信号を補正して補正信号を生成する補正信号生成器と、
    前記誤差信号の実数成分から、前記振動騒音の周波数における前記誤差信号の振幅と位相とを表現できる位相・振幅係数を抽出する位相・振幅係数抽出器と、
    前記基準信号と前記位相・振幅係数とに基づいて、前記誤差信号の実数成分及び虚数成分を生成する誤差信号生成器と、
    前記補正信号と前記誤差信号の実数成分及び虚数成分とに基づいて、前記誤差信号が最小となるように前記適応ノッチフィルタのフィルタ係数を適応演算を用いて逐次更新するフィルタ係数更新器と、
    を有することを特徴とする能動型振動騒音制御装置。
  2. 請求項1記載の能動型振動騒音制御装置において、
    前記位相・振幅係数抽出器は、
    前記基準信号に基づいて制御信号を出力する第2の適応ノッチフィルタと、
    前記誤差信号の実数成分と前記制御信号とに基づいて補正誤差信号を生成する補正誤差信号生成器と、
    前記基準信号と前記補正誤差信号とに基づいて、前記補正誤差信号が最小となるように前記第2の適応ノッチフィルタの第2のフィルタ係数を適応演算を用いて逐次更新し、更新した前記第2のフィルタ係数を前記位相・振幅係数として抽出する第2のフィルタ係数更新器と、
    を備えることを特徴とする能動型振動騒音制御装置。
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