JP5077794B2 - プローブ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、LSIなどの電子デバイスの製造工程において、半導体ウエーハ上に形成された複数の半導体チップの回路検査に使用するプローバ装置の接触子(プローブ)に関し、特に、半導体チップ上に配列される回路端子(パッド)に対しウエーハ状態のまま垂直プローブを接触させ、一括して半導体チップの電気的導通を測定するプロービングテストに使用するプローバ装置のプローブ組立に関するものである。
半導体技術の進歩に伴って電子デバイスの集積度が向上し、半導体ウエーハ上に形成される各半導体チップにおいても回路配線の占めるエリアが増加し、そのため、各半導体チップ上のパッドの数も増加し、それにつれてパッド面積の縮小化、パッドピッチの狭小化などによるパッド配列の微細化が進んでいる。近年の予測では、パッドピッチが20μmになるものとされている。
それと同時に、半導体チップをパッケージに収納せずに、ベアチップのまま回路基板等に搭載するチップサイズパッケージ(CSP)方式等が主流になりつつあり、そのためには、半導体チップに分割する前のウエーハ状態での特性チェックや良否判定が必須となる。
この半導体チップの検査手段としては、被検査半導体チップのパッドと検査装置との間に、外力に対して弾性的に変形する弾性変形部を有する複数の針状プローブを配列した接触子組立を介在させる手段等がある。この接触子組立と半導体チップの試験回路とを電気的に接続する手段として、プローブカードと呼ばれるプリント配線基板が用いられている。
このプローブカードの構成として、テスト装置のテストヘッドに接触する部分は、テストヘッドの回路基板の端子形状及び端子ピッチと互換性を有する必要がある。一方、ウェーハに接触する部分は、ウェーハ上のチップパッドの形状及びピッチに合わせた設定が要求される。したがって、プローブカードを製作する度に、ウェーハの仕様とテストヘッドの仕様との双方に合わせてプローブカードを設計する場合が多く、その製作に多くの時間を要していた。
パッドピッチの狭小化や複数チップ同時一括テストの要求に伴い、プローブの方式も従来のカンチレバー方式に加え、金属細線から形成されたプローブをカード基板に配置したニードルタイプのプローブカード(特許文献1)、ブレード状のプローブをブロックに配置したブレードタイプのプローブカード(特許文献2)、平行に伸びる帯状の複数の配線を電気絶縁性フィルムのようなシート状部材の一方の面に形成し、各配線の一部をプローブ要素としたフィルム状プローブユニット(プローブシート)(特許文献3)等のプローブカードが提案されている。
1つあるいは少数のチップ検査を対象とする従来のカンチレバー方式では、半導体チップのパッドと接触するプローブの先端部分は狭ピッチであるが、プローブカードと接続している根元の部分は、プローブが先端部分から放射状に広がって配置されることからピッチを粗くすることができ、プローブをプローブカードの回路端子に半田付け等の接続手段で固着することが可能であり、配線上の問題は少なかった。
しかし、上述の例のようなパッドピッチの狭小化や複数チップ同時一括テストの要求に対応すべきプローブ構造とすると、プローブを固着する回路配線端子もプローブ配列ピッチ、即ち被検査パッド配列と同一ピッチとなることを余儀なくされ、プローブ配列付近の高密度配線化が要求される。
図7に従来のプローブカードの回路配線に着目した場合の構成例を示す。図7において、2はプローブカード、21はカード基板を示す。被検査チップ41はカード基板21との位置関係を明確にするために透視図として示している。カード基板21の周辺に設けられた端子211は、テスト装置のテストヘッド(図示せず)に接触する部分であり、テストヘッドの回路基板の端子形状及び端子ピッチと互換性を有する。
一方、プローブ301は、ウェーハ4上の被検査チップ41の端子パッド42の配列に対応して、プローブ整列固定機能302により固定される。プローブ整列固定機能302は上述のプローブ方式により異なり、カンチレバー方式であれば例えば回路基板に直接半田付けする手段であり、ニードルタイプのプローブであれば例えばガイド溝を有した固定ブロック等の手段であり、プローブシートタイプであれば、平行に伸びる帯状の複数の配線を電気絶縁性フィルムのようなシート状部材の一方の面に形成し、各配線の一部を直接プローブ要素としたものが例示される。
狭ピッチ化及び多ピン化に伴いプローブ端子周辺の配線パターンが密集しており、この配線を最終的にカード基板21の外周端子へ分配させるためには、プローブ端子周辺の高密度配線に加え、配線基板の多層化が必要である。現状のプリント配線基板のパターンルールでは例えば信号層1層当たり128〜160本程度の布線が妥当で、約1000ピンのテスタの場合では電源層を含めると20層以上、厚み4.8〜6.5mm、直径350mm程度のプリント配線基板が必要になっている。
一般に、プローブカードの経済性を考慮しカード基板21の標準化を考えた場合、変換配線基板30等を中間に介在させ、被検査パッドごとに異なる複雑な変換配線43を変換配線基板30に機能させる事例もある(特許文献3)。
図8にプローブ端子周辺の配線パターンの例を示す。図8において、被検査チップのパッドに対応させた変換配線基板30上のプローブ端子32−1(例えばプローブシート上の端子)がμmピッチで配列されてある。このプローブ端子からの配線を粗いピッチのパターンに分配させるために、変換配線基板30の第1層37−1上でパターン34−1を経由し層間導通用バイアホール351のランド351aに接続させる。ランド351aからバイアホール351を経由し、変換配線基板30の第2層37−2以降の導体パターン及びバイアホールにより、パターン幅が拡散され変換配線基板30の第n層37−nすなわち裏面(検査装置側)の層へ配置される。
さらに、プローブ端子32−2からは、同様に変換配線基板30の第1層37−1上でパターン34−2を経由しバイアホール352のランド352aに接続させる。ランド352aからバイアホール352を経由し、変換配線基板3の第2層37−2以降の導体及びバイアホールにより、パターンが拡散され変換配線基板3の第n層37−nすなわち裏面の層へ配置される。
以上のように、被検査チップ41に対応するプローブ端子からのパターン配線を多層基板を用いて粗いピッチのパターン配線に変換させるためには、各々のプローブ端子について接続されるバイアホールのランドをプローブ端子近傍の同一層に配置する必要があった。
特開2006−003191 特開2004−340654 特開2001−183392
しかしながら、現在一般的に用いられているバイアホールランド間ピッチは0.5mm程度であり、被検査チップのパッドピッチと比較すると約10倍程度大きい。またプローブ端子からのパターン配線領域を加えると、ランドの配置がプローブ領域内に収まらないという問題が生じる。
また、ランドの配置がプローブ領域外まで含むとなると多ピン化の妨げになり、複数チップの一括テスト化が出来ないという問題が生じる。さらに、各プローブ端子からの配線長に著しく差が生じてしまい、インピーダンス整合が計れないという問題も生じる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、狭ピッチ化に対応しつつプローブ端子周辺の配線集中を解消し、廉価なプローブ組立体を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、金属箔が接着された樹脂フィルムを使用し、前記金属箔をエッチング加工して樹脂フィルム上にプローブ機能を含む導電体から成る導電パターンを形成し、前記プローブ付樹脂フィルムを複数枚積層又は並列設置し半導体チップの電極パッドに前記プローブの先端部を一括接触させて半導体チップの回路検査を行うためのプローブ組立において、前記プローブとの間を導体パターンにより接続するとともに、前記プローブと同一平面内でかつ、当該プローブに対して、前記電極パッドとは第1の方向(z方向)の反対側に回路基板の接続用ランドと接触する電気端子部を備え、前記電気端子部の第1の方向(z方向)における長さが前記回路基板の厚さと概略同一長であり、第2の方向(x方向)幅は前記回路基板に設けられたスルーホールの内径より僅かに大きく設定されており、前記プローブ付樹脂フィルムを積層又は並列設置した時にそれぞれの第2の方向(x方向)における前記電気端子部の配置位置が、回路基板上の接続用ランドの一部又は全てと一致するべく配置されるように樹脂フィルムに各々独立の位置に形成されており、前記プローブ付樹脂フィルムを積層した時の前記電気端子部の第3の方向(y方向)におけるピッチが、1つの前記プローブ付樹脂フィルムの厚さの整数倍である、ことを特徴としている。
本発明はまた、前記プローブ付樹脂フィルムを積層又は並列設置した時の前記電気端子部の第3の方向(y方向)におけるピッチが、回路基板上の接続用ランドの一部又は全てと一致するべく配置されるように設置したことを特徴とする。
本発明はまた、プローブのパッドとの接触部近傍における断面形状より僅かに大きく、隣接するパッド方向(y方向)におけるパッド幅と少なくとも同一若しくは該パッド幅よりも小さい形状のスリットを有するプローブ配列用固定シートを設け、前記プローブ配列用固定シートのスリットを被検査半導体チップの各々のパッドの一部又は全てに対応する位置に複数配置し、前記プローブ配列用固定シートのスリットにあらかじめプローブ組立体の各々のプローブ先端部を通過させて設置した、ことを特徴とする。
本発明によれば、プローブとの間を導体パターンにより接続するとともに、前記プローブと同一平面内でかつ第1の方向(z方向)の反対側に回路基板の接続用ランドと接触する電気端子部を備えたことを特徴としているため、プローブからの出力端子をプローブシートごとに異なる位置より突出させることにより、変換配線板上のプローブ側入出力電気端子は、あらかじめプローブシート内によって出力位置が変換できるため、プローブ先端配列及び従来の実施例において必要であったプローブ端子からの配線パターンに依存することなく決定することができるという効果が生じる。
また、本発明によれば、前記プローブ付樹脂フィルムを積層又は並列設置した時の前記電気端子部の第3の方向(y方向)におけるピッチが、回路基板上の接続用ランドの一部又は全てと一致するべく配置されるように設置したことを特徴としているため、任意のy方向ピッチに対応できるという効果が生じる。
さらに、本発明によれば、プローブ配列用固定シートを設けているため、組立が容易でかつプローブの配置精度が高くなるという効果が生じる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るプローブの構造説明図(断面図)である。図1において、10はプローブユニット、411は被検査チップ、421a及び421bは1つの被検査チップ411上のそれぞれ対向するパッド(図は周辺配列パッドの例を示す)、31は変換配線板、355a、356aは変換配線板上のプローブ側入出力電気端子である。
また、プローブユニット10において、11はパッド421aを測定するためのプローブ及び導体をエッチングにより作製したプローブ付樹脂フィルム、12はパッド421bを測定するためのプローブ及び導体をエッチングにより作製したプローブ付樹脂フィルムである。これらのプローブ付樹脂フィルムを支持している支持棒の断面を171〜173に示す。
プローブ付樹脂フィルム11の作製方法及び構成を図2にて詳細に説明する。図2(a)において、樹脂フィルム(例えばポリイミド樹脂)111上に金属箔としての銅箔(例えばベリリウム銅)を接着し、この銅箔をエッチング加工することにより導体パターン112を形成する。導体パターン112の内、平行梁113a及びスリット114により本実施例では13個のリンク機構を形成し、切り欠き119a、119bの作用が加わり平行ばねによるプローブ動作が実施される。
該平行ばねとは、複数の略同一形状の梁が複数本平行して配置されていて該複数の梁の両端が共通の変形しない支持体に固定され、一方の支持体を固定し、他方の支持体を移動したときある一定の範囲内で並進運動するものを指している。本実施例では、113bを固定部とし113cを垂直プローブとしてz方向にオーバードライブが作用するものである。
さらに垂直プローブ113cの先端に回転変形部115を接続し、パッドが回転変形部のプローブ先端部116と接触を開始し、さらにある一定量だけ垂直方向に押し上げるオーバードライブが作用すると、回転変形部115はオーバードライブの進行に伴い、回転中心115cを中心として時計方向に回転動作が開始し、スクラブ動作が開始される。
一方、固定部113bの延長上に樹脂フィルム111より突出させた出力端子117を設け、アーム部113d及び切り欠き119aによるばね力により、変換配線板上のプローブ側入出力電気端子356aに押し当てられる。
出力端子117の位置については、図2(b)に示すように、各対応する変換配線板上のプローブ側入出力電気端子位置に合わせて出力端子をT1、T2、T3、T4値ずらし、各々個別に作製することにより可能となる。
また、これらの異なる種類のプローブ構成を同一の樹脂フィルム上に一括してエッチングにより作製し、その後切断することにより、異なる種類のプローブ構成でも廉価に作製することが可能である。
また、プローブ付樹脂フィルム11上には絶縁性樹脂を印刷することにより適当な箇所に補強部118を設け必要なプローブ付樹脂フィルムの剛性を保持している。
さらに、後述の図3にて説明するプローブ支持棒171等の断面形状にしたがって設けた切り欠き119c、119dを設けている。
プローブ付樹脂フィルム12については、プローブ付樹脂フィルム11と同一の製造方法にて作製することが可能であり、プローブ先端部126及び出力端子127並びに平行ばねを作用させる向きを異なる配置、方向に設定することができる。また、これらの異なる種類のプローブ構成を同一の樹脂フィルム上に一括してエッチングにより作製し、その後切断することにより、異なる種類のプローブ構成でも廉価に作製することが可能である。
図2により説明した個々のプローブ付樹脂フィルムを積層し、図3に示すようなプローブユニット10及びプローブ組立体1を作製する。プローブユニット10及びプローブ組立体1の作製方法及び構成を図3にて詳細に説明する。
図3において、プローブユニット10−1は被検査チップ411に対応するプローブ群の組立であり、プローブユニット10−1と同一構成のプローブユニット10−2(図示せず)は被検査チップ412に対応するプローブ群の組立である。同様にこれらのプローブユニット10−nを組み合わせ、n個の被検査チップに対応すべくプローブ組立体1が構成される。
これらのプローブ群は、支持棒171〜173等に沿って挿入し整列させることによりz方向における位置が精密に決定されるとともに、支持棒171〜173等がプローブ先端部116等、及び出力端子117等の押圧力に対する支点となる。
各々のプローブユニットのxy方向における整列及び固定は、例えば図3(a)における固定シート15、16を用いることによって実現可能である。固定シート15は、樹脂フィルム151にパッド421a、421b等の対応する各パッドの位置に、図3(b)に示すように例えばプローブ付樹脂フィルムの厚さPtより僅かに大きく、かつパッド幅Dtより小さい幅Stのスリット151aを設け、該スリットにプローブ付樹脂フィルムのプローブ先端部近傍を通過させ配置させることにより、パッドへの位置決めが可能となる。
一方、固定シート16は、樹脂フィルム161に変換配線板上のプローブ側入出力電気端子355a、356a等の位置に、プローブシートの厚さより僅かに大きい幅のスリットを設け、該スリットにプローブシートの出力端子部近傍を通過させ配置させることにより、入出力電気端子への位置決めが可能となる。
次に図4においてその動作を説明する。図4は、プローブユニット10を上部(検査基板側)より見た図(一部透視図)であり、チップパッド配列(即ちプローブ先端配列)と変換配線板上のプローブ側入出力ランド配列(即ちプローブ付樹脂フィルム出力端子配列)との相対関係を示すものである。
図4に示すように、変換配線板上のプローブ側入出力ランドは、既にプローブ付樹脂フィルム内によって出力位置が変換されているので、プローブ先端配列及び従来の実施例において必要であったプローブ端子からの配線パターン(図8における34−1等)に依存することなく決定することができる。
したがって、変換配線板上のプローブ側入出力電気端子のy方向におけるピッチPyは、固定シート15により任意に決定することができ、又はプローブ付樹脂フィルムを直接重ね合わせることによりプローブ付樹脂フィルムのy方向厚さと同一とすることもできる。
x方向におけるピッチPxはパターン設計上可能なランド間最小間隔とすることができるため、被検査チップエリア内全てを、必要なランド配置に割当てることが可能となる。
図4の例では、変換配線板上の入出力電気端子をバイアホール上のランドとしたが、図6に示すようにパターン配線上の中継ランドであってもよく、変換配線板のパターン設計に合わせて選択することが可能である。
(実施の形態2)
図5に、本発明の第2の実施例に係るプローブ構造を示す。図5において、図2と異なる点は、プローブ付樹脂フィルム出力端子形状である。
プローブ付樹脂フィルム13の作製方法及び構成を図6にて説明する。図6において、樹脂フィルム(例えばポリイミド樹脂)131上に金属箔としての銅箔(例えばベリリウム銅)を接着し、この銅箔をエッチング加工することにより導体パターン132を形成する。導体パターン132の内、平行梁133及びスリット134により本実施例では13個のリンク機構を形成し、切り欠き139aの作用が加わり平行ばねによるプローブ動作が実施される。
さらに垂直プローブ133cの先端に回転変形部135を接続し、オーバードライブの進行に伴い、回転中心135cを中心として時計方向に回転動作が開始し、スクラブ動作が開始される。
また、プローブ付樹脂フィルム13上には絶縁性樹脂を印刷することにより適当な箇所に補強部118を設けプローブ付樹脂フィルムの剛性を保持している。
一方、固定部133bの延長上に樹脂フィルム131より突出させた出力端子137を設け、変換配線板上のスルーホール371に挿入可能な構造としている。出力端子137のz方向長さは変換配線板の厚みとほぼ同じ長さを有し、x方向幅はスルーホール371の内径より僅かに大きく設定されている。また、出力端子の中央にスリット137sを設けることにより両側の端子137a間にx方向にばね力が作用し、スルーホールへの圧入が可能となる。
上記説明した出力端子形状とすることにより、図6に示す如くスルーホールを有する変換配線基板にも対応することが可能である。
また、プローブ付樹脂フィルム13については、プローブ付樹脂フィルム11、12と同一の製造方法にて作製することが可能であり、これらの異なる種類のプローブ構成を同一の樹脂フィルム上に一括してエッチングにより作製し、その後切断することにより、異なる種類のプローブ構成でも廉価に作製することが可能である。
以上説明したように、銅箔などの金属箔が接着された樹脂フィルムを使用し、前記金属箔をエッチング加工して樹脂フィルム上にプローブを含む導電体から成る導電パターンを形成し、このプローブ付樹脂フィルムを複数枚積層し半導体チップの電極パッドにプローブの先端部を一括接触させて半導体チップの回路検査を行うためのプローブ組立体において、プローブからの出力端子をプローブ付樹脂フィルムごとに異なる位置より突出させることにより、変換配線板上のプローブ側入出力電気端子は、既にプローブ付樹脂フィルム内によって出力位置が変換されているため、プローブ先端配列及び従来の実施例において必要であったプローブ端子からの配線パターンに依存することなく決定することができる。
本発明のプローブ組立体によれば、各LSIの回路設計による多種のパッド配置及びパッド間隔の変化に柔軟に対応しつつ、プローブ端子近傍の密集した配線パターンを効果的に検査基板へ配置することができ、廉価なプローブ組立体を提供することができる。
本発明の実施の形態1であるプローブの組立構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態1であるプローブの構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態1であるプローブの組立構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1であるプローブ構造とパッドとの配置関係を示す平面図である。 本発明の実施の形態2であるプローブの構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態2であるプローブ構造とパッドとの配置関係を示す平面図である。 従来の実施形態であるプローブカードの概略構造を示す側面図である。 従来の実施形態であるプローブ端子周辺構造を示す平面図である。
1 プローブ組立体
10、10−1〜n プローブユニット
11,12、13 プローブ付樹脂フィルム
111、121,131 樹脂フィルム
112、132 導体パターン
113a、133 平行梁
113b、133b 固定部
113c、133c 垂直プローブ
113d アーム部
114、134 スリット
115、135 回転変形部
115c、135c 回転中心
116、126 プローブ先端部
117、127、137 出力端子
118 補強部
119a、119b、119c、119d、139a 切り欠き
137a 端子
137s スリット
15、16 固定シート
151、161 樹脂フィルム
151a スリット
171、172、173 プローブ支持棒
2 プローブカード
21 カード基板
30 変換配線基板
301 プローブ
302 プローブ整列固定機能
31 変換配線基板
32−1、32−2 プローブ端子
34−1、2 パターン
351、352 バイアホール
351a、352a ランド
355a、356a 電気端子
37−1 第1層
37−2 第2層
37−n 第n層
371 スルーホール
4 ウェーハ
41、411、412 被検査チップ
42、421a、421b チップパッド

Claims (3)

  1. 金属箔が接着された樹脂フィルムを使用し、前記金属箔をエッチング加工して樹脂フィルム上にプローブ機能を含む導電体から成る導電パターンを形成し、前記プローブ付樹脂フィルムを複数枚積層又は並列設置し半導体チップの電極パッドに前記プローブの先端部を一括接触させて半導体チップの回路検査を行うためのプローブ組立において、
    前記プローブとの間を導体パターンにより接続するとともに、前記プローブと同一平面内でかつ、当該プローブに対して、前記電極パッドとは第1の方向(z方向)の反対側に回路基板の接続用ランドと接触する電気端子部を備え、
    前記電気端子部の第1の方向(z方向)における長さが前記回路基板の厚さと概略同一長であり、第2の方向(x方向)幅は前記回路基板に設けられたスルーホールの内径より僅かに大きく設定されており、
    前記プローブ付樹脂フィルムを積層又は並列設置した時にそれぞれの第2の方向(x方向)における前記電気端子部の配置位置が、回路基板上の接続用ランドの一部又は全てと一致するべく配置されるように樹脂フィルムに各々独立の位置に形成されており、
    前記プローブ付樹脂フィルムを積層した時の前記電気端子部の第3の方向(y方向)におけるピッチが、1つの前記プローブ付樹脂フィルムの厚さの整数倍である、
    ことを特徴とするプローブ組立
  2. 前記プローブ付樹脂フィルムを積層又は並列設置した時の前記電気端子部の第3の方向(y方向)におけるピッチが、回路基板上の接続用ランドの一部又は全てと一致するべく配置されるように設置したことを特徴とする請求項1記載のプローブ組立
  3. プローブのパッドとの接触部近傍における断面形状より僅かに大きく、隣接するパッド方向(y方向)におけるパッド幅と少なくとも同一若しくは該パッド幅よりも小さい形状のスリットを有するプローブ配列用固定シートを設け、
    前記プローブ配列用固定シートのスリットを被検査半導体チップの各々のパッドの一部又は全てに対応する位置に複数配置し、
    前記プローブ配列用固定シートのスリットにあらかじめプローブ組立の各々のプローブ先端部を通過させて設置した、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプローブ組立
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