JP5068087B2 - 破断分割性および被削性に優れた破断分割型コネクティングロッド用鋼 - Google Patents
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f=[Ti]−[N]×48/14 … (1)
[式中、[Ti]および[N]は、それぞれ鋼中におけるTiおよびNの含有量(質量%)を示す。]
Cは、強度を確保するため、および破断分割性を高めるために必要な元素である。そこでC量を0.15%以上と定めた。C量は、好ましくは0.17%以上、より好ましくは0.18%以上である。しかしC量が過剰であると被削性が低下する。そこでC量を、0.3%以下と定めた。C量は、好ましくは0.28%以下、より好ましくは0.25%以下である。
Siは、鋼を溶製する際の脱酸元素として有用である。この効果を充分に発揮させるためにSi量は、好ましくは0.01%以上、好ましくは0.05%以上、より好ましくは0.10%以上である。しかしSi量が過剰であると被削性が低下する。そこでSi量を2%以下と定めた。Si量は、好ましくは1%以下、より好ましくは0.5%以下である。
Mnは、溶製時に脱酸および脱硫元素として作用すると共に、鋳造時の割れを防止する元素である。さらにMnは、Sと結合して硫化物系介在物(例えば、MnS等)を形成して、破断分割性を向上させる。これらの効果を充分に発揮させるために、Mn量を0.6%以上と定めた。Mn量は、好ましくは0.7%以上、より好ましくは0.8%以上である。しかしMn量が過剰であると、金属組織中にベイナイトが生成し、被削性および破断分割性が低下する。そこでMn量を2%以下と定めた。Mn量は、好ましくは1.8%以下、より好ましくは1.5%以下である。
Alは、脱酸および結晶粒微細化に有用な元素である。これらの効果を充分に発揮させるために、Al量は、好ましくは0.001%以上、より好ましくは0.003%以上である。しかしAlは多すぎてもその効果は飽和する。またAl量が過剰であると、溶製時において溶製鍋のノズル詰まりが起こり得る。そこでAl量を0.06%以下と定めた。Al量は、好ましくは0.03%以下である。なお本発明では後述するように鋼にCaを添加する場合がある。Caを添加するとノズルが詰まりやすくなるため、Al量は、好ましくは0.01%以下、より好ましくは0.005%以下にすることが望ましい。
Pは、鋼材に不可避的に含まれる不純物であり、その量が多いと鋼の熱間加工性が低下する。そこでP量を0.15%以下と定めた。P量は、好ましくは0.10%以下、より好ましくは0.07%以下である。一方、Pは、粒界に偏析して靱延性を低下させるため、破断分割性を向上させる効果を有する。この効果を充分に発揮させるため、Pを0.001%以上の量で含有させてもよい。P量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.02%以上である。
Sは、硫化物系介在物(例えばMnS等)を形成して、破断分割性を向上させると共に、被削性を向上させる元素である。これらの効果を充分に発揮させるために、S量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.03%以上、さらに好ましくは0.05%以上である。しかしS量が過剰になると、熱間加工性が低下する。そこでS量を0.15%以下と定めた。S量は、好ましくは0.13%以下、より好ましくは0.12%以下である。
Crは、Mnと同様に、強度上昇に寄与する元素である。この効果を充分に発揮させるには、Cr量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.05%以上、さらに好ましくは0.10%以上である。しかしCr量が過剰になると、鋼の被削性が低下する。そこでC量を2%以下と定めた。Cr量は、好ましくは1%以下、より好ましくは0.7%以下である。
Vは、鋼の強度を確保するため、および破断分割性を向上させるために有用な元素である。そこでV量を0.20%超と定めた。V量は、好ましくは0.21%以上、より好ましくは0.23%以上である。しかしV量が多すぎてもその効果は飽和し、また過剰添加はコスト上昇を招く。そこでV量を0.5%以下と定めた。V量は、好ましくは0.4%以下、より好ましくは0.3%以下である。
Tiは、鋼の破断分割性を向上させるために重要な元素である。この効果を充分に発揮させるためにTi量を0.01%以上と定めた。Ti量は、好ましくは0.018%以上、より好ましくは0.020%以上である。しかしTi量を多くすると、鋼の被削性が低下する。さらに後述する有効Ti量が高まるようにしておけば、Tiを僅かに添加しただけで急激に破断分割性が向上してしまい、さらに添加量を増やしても破断分割性は向上しない。従ってTiは、後述の有効Ti量を確保できる限り、極力少なくするのが望ましい。そこでTiを0.10%以下と定めた。Ti量は、好ましくは0.08%以下、より好ましくは0.05%以下、特に0.03%以下である。
本発明は、被削性改善のためにTi添加量を低減する一方、この少量のTiを有効に利用して破断分割性も効果的に改善しようとするものである。鋼中のN量を制限することによってTiNの形成を抑制でき、少量のTiを有効利用できる。そこでN量を0.007%以下と定めた。N量は、好ましくは0.006%以下、より好ましくは0.005%以下である。なおNは鋼中に不可避的に混入される元素であり、工業的にその量を0%にすることはできない。
Mg:0.005%以下(0%を含まない)、又は
Zr:0.1%以下(0%を含まない)
Ca、MgおよびZrは、硫化物系介在物(MnS等)を球状化して、破断分割性を向上させるのに有用な元素であり、必要に応じて鋼に含有させてもよい。特にMnが多くなるほど破断分割性が低下し易くなるため、この影響を極力避けるためには、Ca、Mg、又はZrなどを添加することが推奨される。この効果を充分に発揮させるために、Ca量は、好ましくは0.0001%以上、より好ましくは0.001%以上であり、Mg量は、好ましくは0.0001%以上、より好ましくは0.001%以上であり、Zr量は、好ましくは0.001%以上、より好ましくは0.01%以上である。しかしこれらの量が多すぎてもその効果は飽和する。またCaまたはMg量が過剰であると、酸化物系介在物が増加して、鋼の疲労強度が低下する。一方Zr量が過剰であると、被削性が低下する。そこでこれらの元素を含有させる場合、その上限を上記のように定めた。Ca量は、好ましくは0.01%以下(特に0.005%以下)であり、Mg量は、好ましくは0.01%以下(特に0.005%以下)であり、Zr量は、好ましくは0.1%以下(特に0.07%以下)である。なおCa、Mg、及びZrはそれぞれを単独で添加してもよく、組み合わせて添加してもよい。
Mo:0.05%以下(0%を含まない)、
Cu:0.2%以下(0%を含まない)、又は
Ni:0.2%以下(0%を含まない)
Nb、Mo、CuおよびNiは、鋼の強度向上に寄与する元素であり、必要に応じて鋼に含有させてもよい。この効果を充分に発揮させるために、Nb量は、好ましくは0.0001%以上、より好ましくは0.0005%以上であり、Mo量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.02%以上であり、Cu量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.03%以上であり、Ni量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.03%以上である。しかしNbまたはMo量が過剰になると鋼の被削性が低下する。またCu量が過剰になると、製造時に鋼表面に疵が発生する。さらにNi量は多すぎてもその効果は飽和し、過剰添加はコスト上昇を招く。そこでこれらの元素を含有させる場合、その上限を上記のように定めた。Nb量は、好ましくは0.01%以下、Mo量は、好ましくは0.03%以下、Cu量は、好ましくは0.1%以下、およびNi量は、好ましくは0.1%以下である。
f=[Ti]−[N]×48/14 … (1)
[式中、[Ti]および[N]は、それぞれ鋼中におけるTiおよびNの含有量(質量%)を示す。]
表1に示す化学組成の鋼を通常の溶製方法に従って溶解し、鋳造、分塊した後、開始温度1050℃、終了温度900℃の圧延を行って50mmφの棒鋼を得た。
得られた棒鋼の特性を以下の様にして調べた。
棒鋼表面からD/4(Dは直径)の位置の縦断面において、1mm2の視野を光学顕微鏡(1000倍)で観察し、幅が1μm以上の硫化物系介在物の個数を数えた。またこの幅が1μm以上の硫化物系介在物のアスペクト比を測定し、その算術平均値を求めた。
実験例で得られた棒鋼を適当な長さに切断した後、温度1200℃に加熱し、厚さ25mmに平潰し鍛造加工した後、空冷処理した。得られた平板体を切削し、図3に示すような試験片に加工した。図3中、(a)は試験片の上面図、(b)は試験片の側面図を示し、aはノッチ、bはボルト穴、cは圧延方向を示す矢印である。試験片は、65mm×65mm×厚さ22mmの板状で、中央はφ43mmの円筒状の孔が抜き取られている。中央の孔の端部には、ノッチa(R0.2mm、深さ0.5mm)が設けられている。また、試験片には圧延方向に沿ってボルト孔b(φ8.3mm)が設けられている。
実験例で得られた棒鋼の切断面にフライス加工した後、該フライス加工面に、下記の条件で穴空け加工し、工具が折損または溶損するまでに加工した距離(合計長さ)を測定した。
切削工具:SKH51(φ10ストレートドリル)
切削速度:30m/min
送り:0.15mm/rev
穴深さ:30mm
潤滑状態:乾式
穴空け位置:D/4(Dは、棒鋼の直径)
工具寿命=L/LA1
結果を表1及び図1、図2に示す。
表2及び表3に示す化学組成の鋼を用いる以外は、実験例1と同様にした。
結果を表2、表3に示す。
表1に示す鋼種A5を用い、圧延開始温度及び圧延終了温度を下記表4に示す通りにする以外は、実験例1と同様にした。
結果を表4に示す。
2 支持台
3a,3b ホルダー
4,5 くさび
6 試験片
Claims (5)
- C :0.15〜0.3%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:2%以下(0%を含まない)、
Mn:0.6〜2%、
Al:0.06%以下(0%を含まない)、
P :0.15%以下(0%を含まない)、
S :0.15%以下(0%を含まない)、
Cr:2%以下(0%を含まない)、
V:0.20%超、0.5%以下、
Ti:0.01〜0.10%、および
N:0.007%以下(0%を含まない)
を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、
下記式(1)で表されるf値が0.000以上であり、
鋼表面からD/4(Dは鋼の厚さ又は直径)の位置の縦断面において、幅1μm以上の硫化物系介在物が1mm2当たり100個以上存在すると共に、この幅1μm以上の硫化物系介在物の平均アスペクト比(長さ/幅)が15以下であることを特徴とする破断分割性および被削性に優れた破断分割型コネクティングロッド用鋼。
f=[Ti]−[N]×48/14 … (1)
[式中、[Ti]および[N]は、それぞれ鋼中におけるTiおよびNの含有量(質量%)を示す。] - Tiが0.03%以下であり、f値が0.010以下である請求項1に記載の破断分割型コネクティングロッド用鋼。
- さらにCa:0.005%以下(0%を含まない)、Mg:0.005%以下(0%を含まない)、およびZr:0.1%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1又は2に記載の破断分割型コネクティングロッド用鋼。
- 0.005%以下(0%を含まない)のCaと0.01%以下(0%を含まない)のAlとを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の破断分割型コネクティングロッド用鋼。
- さらにNb:0.05%以下(0%を含まない)、Mo:0.05%以下(0%を含まない)、Cu:0.2%以下(0%を含まない)、およびNi:0.2%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の破断分割型コネクティングロッド用鋼。
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JP2007044298A JP5068087B2 (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | 破断分割性および被削性に優れた破断分割型コネクティングロッド用鋼 |
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JP2007044298A JP5068087B2 (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | 破断分割性および被削性に優れた破断分割型コネクティングロッド用鋼 |
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