JP5053685B2 - 記憶媒体用リーダライタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子乗車券や電子決済等に用いられる電子マネーサービスの電子マネー残高を記憶する記憶媒体に対して、電子マネーの決済処理を行う記憶媒体用リーダライタに関するものである。
従来、この種の記憶媒体用リーダライタとして、複数の電子マネーサービスを提供するためのサービス情報を記憶する記憶手段を備え、各電子マネーサービスのうち何れか一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネーの残高が記憶された記憶媒体を検出すると、その記憶媒体の電子マネー残高と記憶手段のサービス情報とを用いて電子マネーの決済処理を行うようにしたものが知られている。
この記憶媒体用リーダライタには、電子マネーサービスのロゴデータが印刷されたシール等が決済処理を行うことの可能な電子マネーサービスの種類毎に貼付されており、記憶媒体用リーダライタを用いて決済可能な電子マネーサービスの種類を利用者に知らせるようになっている。
特開2006−301780号公報
しかしながら、前記従来例では、電子マネーサービスのロゴデータが印刷されたシール等が単に貼付されているにすぎないため、電子マネーの決済処理を行う際に何れの電子マネーサービスが用いられているのかを利用者に知らせることができず、例えば、利用したい電子マネーサービスを用いた決済処理が実際に行われているかといった不安を利用者に与えるおそれがあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子マネーの決済処理を行う際に用いられる電子マネーサービスの種類を知らせることの可能な記憶媒体用リーダライタを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、複数の電子マネーサービスを提供するためのサービス情報を記憶する記憶手段を備え、各電子マネーサービスのうち何れか一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネーの残高が記憶された記憶媒体を検出すると、その記憶媒体の電子マネー残高と記憶手段のサービス情報とを用いて電子マネーの決済処理を行うようにした記憶媒体用リーダライタにおいて、情報出力部と、前記電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を検知すると、その電子マネーサービスの種類を表す情報を情報出力部に出力させるように制御する制御手段とを備えている。
これにより、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類が検知されると、その電子マネーサービスの種類を表す情報が情報出力部から出力されることから、電子マネーの決済処理を行う際に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に知らせることが可能となる。
本発明によれば、電子マネーの決済処理を行う際に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に知らせることができるので、電子マネーサービスの利用に対する安心感を利用者に与えることができ、利便性を向上させることができる。
図1乃至図7は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は記憶媒体用リーダライタの機能構成図、図2は非接触ICカードの機能構成図、図3は記憶媒体用リーダライタの正面図、図4は記憶部のデータ構造の一例を示す図、図5は履歴情報のデータ構造の一例を示す図、図6は制御部の動作を示すフロー図、図7は表示部に表示される情報を示す図である。
本実施形態の記憶媒体用リーダライタ100(以下、リーダライタ100と称する。)は、電子マネーサービスで用いられる電子マネーの残高が記憶された非接触ICカード10との間でデータの送受信を行うことにより、非接触ICカード10の電子マネー残高12c等を読み書きする装置である。
リーダライタ100は、図1に示すように、RF回路部110と、アンテナ111と、コネクタ120と、情報出力部としての表示部130と、通信装置140と、記憶部150と、制御部160とが設けられており、制御部160には、上記各機器が接続されている。また、リーダライタ100には、決済額を送信する決済端末200がコネクタ120を介して接続されている。さらに、リーダライタ100は、電子マネーサービスAの管理サーバ410、電子マネーサービスBの管理サーバ420及び電子マネーサービスCの管理サーバ430のそれぞれとネットワーク300を介して接続されている。
非接触ICカード10には、リーダライタ100との間で非接触で信号を送受信するためのコイル状のアンテナ(図示省略)と、アンテナに接続されたICチップとが埋設されている。このICチップには、図2に示すように、ICチップ内の回路を制御するICカード制御部11と、各種情報を記憶するICカード記憶部12とが設けられている。
ICカード制御部11はCPU及びRAM、ROM等のメモリを備え、リーダライタ100からアンテナを介して受信したICカード用コマンドに応じてICカード記憶部12に記憶された各種情報の更新または読出し処理を行う。
ICカード記憶部12は、EEPROM等の書き換え可能な記憶素子であり、サービスID12a、利用者ID12b及び電子マネー残高12cが記憶されている。サービスID12aは電子マネーサービスの種類を識別するためのものであり、電子マネーサービス毎に異なるIDが付与されている。利用者ID12bは電子マネーサービスの利用者を識別するためのものであり、非接触ICカード10毎に異なるIDが付与されている。
次に、リーダライタ100に設けられた各機器について説明する。RF回路部110は、非接触ICカード10との非接触通信をアンテナ111を介して行うためのものであって、周知のAD/DA変換器及び整流回路等から構成されている。コネクタ120は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタであって、制御部160と決済端末200とを接続するためのインタフェース部として用いられるものである。
表示部130は周知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示機器であり、図3に示すように、リーダライタ100の上面から露出するように設けられている。また、表示部130は、電子マネーの決済処理の内容等を表示する案内画面131と、電子マネーサービスの種類を表すロゴデータを表示するロゴ画面132とをカラー表示するようになっている。なお、リーダライタ100の上面裏側には、アンテナ111が表示部130の外縁に沿うように設けられており、アンテナ111に通電している状態において利用者が非接触ICカード10をロゴ画面132にかざすと、非接触ICカード10は、電磁誘導方式による起電力が発生することにより動作可能になる。
通信装置140は、ネットワーク300に接続するためのモデム等の通信機器であり、ネットワーク300を介して各管理サーバ410,420及び430との間で通信を行うようになっている。なお、本実施形態では、ネットワーク300として公衆回線網を用いており、これに対応してモデムを通信装置140として用いている。
記憶部150はEEPROM等の書き換え可能な記憶素子であり、図4に示すように電子マネーサービスA、B及びCのそれぞれに係るサービス情報151,152及び153を予め記憶している。各サービス情報151,152及び153は、それぞれのサービスに係るサービスIDと、電子マネーサービスの種類を表すロゴデータと、非接触ICカード10に記憶された電子マネー残高12cの加算又は減算を行う決済処理プログラムと、図5に示すように電子マネーサービスの利用履歴を表す履歴情報とから構成されている。サービスIDは、非接触ICカード10のサービスID12aと同様に構成されている。履歴情報は複数の履歴レコードからなり、各履歴レコードは、履歴レコードの番号を表す履歴IDと、非接触ICカード10の利用者ID12bと、取引日付と決済額とから構成されている。また、履歴情報は、電子マネーの決済処理が正常に終了する毎に1件の履歴レコードが追記されるようになっている。
制御部160は、リーダライタ100の全体を制御するためのものであり、CPU及びRAM、ROM等のメモリとともに、電子マネーの決済処理を行ったときの日付(取引日付)を取得するためのタイマー回路(図示省略)を備えている。また、制御部160は、自己のメモリに格納されたデータ及びプログラムに基づいて上記の各機器を制御するようになっている。メモリの書き換え不可の領域には、後述する複数のICカード用コマンド等が格納されているが、これに限定されず、これらのコマンド等を記憶部150に記憶しておき、制御部160が必要に応じて記憶部150から各コマンドを読み込むようにしてもよい。なお、制御部160の動作の詳細については後述する。
決済端末200は、周知のPOS(Point Of Sales)用端末であり、決済処理を行うためのボタン(図示省略)が押下されると、決済額をリーダライタ100に送信するようになっている。
各管理サーバ410,420及び430は、電子マネーサービスを管理するためのものであり、管理サーバ410は電子マネーサービスAを運営する事業者に、管理サーバ420は電子マネーサービスBを運営する事業者に、管理サーバ430は電子マネーサービスCを運営する事業者によってそれぞれ管理されている。
以上のように構成されたリーダライタ100では、非接触ICカード10を検出した後に非接触ICカード10のサービスID12aを取得することにより、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を検知するようになっている。また、リーダライタ100は、決済端末200から受信した決済額を非接触ICカード10の電子マネー残高12cに加算または減算することにより、電子マネーの決済処理を行う。以下に、リーダライタ100の動作について図3、図6及び図7を参照して説明する。
まず、リーダライタ100に電源が投入されると、制御部160は、図3に示すように、非接触ICカード10をロゴ画面132にかざすように案内するメッセージを表示部130の案内画面131に表示させる(ステップS1)。この場合、制御部160は、各電子マネーサービスのロゴデータを記憶部150の各サービス情報151,152及び153から抽出して、抽出したロゴデータの一覧を表示部130のロゴ画面132に表示させる。
次に、制御部160は、非接触ICカード10が検出されるまで検出処理を行う(ステップS2,S3)。具体的に説明すると、制御部160は、非接触ICカード10から所定の応答信号を取得するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ111を介して送信する。一方、利用者が表示部130のロゴ画面132に非接触ICカード10をかざすと、非接触ICカード10のICカード制御部11は、リーダライタ100から受信したICカード用コマンドに対して応答信号を送信する。制御部160は、アンテナ111及びRF回路部110を介して非接触ICカード10から応答信号を受信することにより、非接触ICカード10を検出する。なお、本実施形態では、非接触ICカード10固有のカードID(図示省略)を応答信号として用いている。
次いで、制御部160は、非接触ICカード10を検出すると、図7(a)に示すように非接触ICカード10の電子マネー残高12cに対応する電子マネーサービスのロゴデータのみを拡大表示させることにより、ロゴデータの出力態様を変更する(ステップS4)。具体的に説明すると、制御部160は、まずサービスID12a、利用者ID12b及び電子マネー残高12cを読出すためのICカード用コマンドを、RF回路部110及びアンテナ111を介して非接触ICカード10に送信する。一方、非接触ICカード10のICカード制御部11は、前記ICカード用コマンドを受信すると、ICカード記憶部12のサービスID12a、利用者ID12b及び電子マネー残高12cをリーダライタ100に送信する。そして、制御部160は、アンテナ111及びRF回路部110を介して非接触ICカード10から受信した各情報12a,12b,12cをRAMに記憶した後に、受信したサービスID12aと一致するサービスIDを有するサービス情報(本例では、電子マネーサービスAのサービス情報151)のロゴデータを記憶部150から抽出して表示部130のロゴ画面132に拡大表示させる。この場合、制御部160は、非接触ICカード10のサービスID12aを取得することにより、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を検知することが可能となる。なお、制御部160は、電子マネー残高12c(本例では、13,000円)を表示部130の案内画面131に表示させる。
次に、制御部160は、コネクタ120を介して決済端末200から決済額を受信したか否かを判別し、決済額を受信した場合には、非接触ICカード10の電子マネー残高12cに対応する電子マネーサービスの決済処理プログラムを実行することにより電子マネー残高12cを用いた電子マネーの決済処理を行う(ステップS5,S6)。
ここで、電子マネーの決済処理について具体的に説明する。制御部160は、決済額(本例では、3,000円)を電子マネー残高12cから減算するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ111を介して非接触ICカード10に送信する。一方、ICカード制御部11は、リーダライタ100から前記ICカード用コマンドを受信すると、ICカード用コマンドに含まれた決済額を電子マネー残高12cから減算した後に、所定の減算終了信号をリーダライタ100に送信する。そして、制御部160がアンテナ111及びRF回路部110を介して減算終了信号を受信することにより、電子マネーの決済処理が正常に終了する。なお、制御部160は、電子マネーの決済処理を行っている際に、図7(b)に示すように、非接触ICカード10を取出さないように案内するメッセージと決済額を表示部130の案内画面131に表示させる。
また、電子マネーの決済処理が正常に終了した場合には、制御部160は、履歴情報ID、利用者ID12b、タイマー回路から取得した日付(取引日付)、決済額及び決済処理後の電子マネー残高12cからなる履歴レコードを生成して、履歴レコードをステップS4において取得したサービスID12aと一致するサービスIDを有するサービス情報(本例では、電子マネーサービスAのサービス情報151)の履歴情報に追記する(ステップS7)。この場合、制御部160は、図7(c)に示すように、決済額と決済処理後の電子マネー残高12c(本例では、10,000円)を表示部130の案内画面131に表示させる。なお、制御部160は、電子マネーの決済処理が正常に終了した後に、電子マネー残高12cを読出すためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ111を介して非接触ICカード10に送信することにより、決済処理後の電子マネー残高12cを取得する。
なお、上記フローでは説明を省略したが、制御部160は、記憶部150に記憶された各サービス情報151,152及び153のうち電子マネーサービスAに係る履歴情報を電子マネーサービスAの管理サーバ410に、電子マネーサービスBに係る履歴情報を電子マネーサービスBの管理サーバ420に、電子マネーサービスCに係る履歴情報を電子マネーサービスCの管理サーバ430にそれぞれ通信装置140及びネットワーク300を介して任意時に送信する。各電子マネーサービスの管理サーバ410,420及び430のそれぞれは、リーダライタ100から受信した履歴情報を各管理サーバ410,420及び430の記憶部(図示せず)に記憶する。
また、上記フローのステップS1において、抽出した各ロゴデータの一覧を表示部130のロゴ画面132に表示させたものを示したが、抽出した各ロゴデータを所定時間毎に切替えてロゴ画面132に表示させるようにしてもよい。
このように、本実施形態のリーダライタ100によれば、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を検知すると、その電子マネーサービスのロゴデータを表示部130に表示させるように制御する制御部160を備えたので、電子マネーの決済処理を行う際に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に知らせることができる。従って、電子マネーサービスの利用に対する安心感を利用者に与えることができ、利便性を向上させることができる。
また、制御部160は、非接触ICカード10を検出すると、非接触ICカード10の電子マネー残高12cに対応する電子マネーサービスのロゴデータを表示部130に表示させるように制御するので、例えば利用者が非接触ICカード10をリーダライタ100にかざすという簡単な動作を行うだけで、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に知らせることができる。これにより、利便性をより向上させることができる。
また、制御部160は、非接触ICカード10の未検出状態において複数の電子マネーサービスA,B,Cのロゴデータを記憶部150から抽出して、抽出した各ロゴデータの一覧を表示部130に表示させるように制御するので、電子マネーの決済処理を行うことが可能な電子マネーサービスを知らせることができ、利用者に対して電子マネーサービスの利用を促進することができる。
さらに、制御部160は、非接触ICカード10を検出すると、非接触ICカード10の電子マネー残高12cに対応する電子マネーサービスのロゴデータを拡大表示するように制御するので、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に確実に知らせることができ、利便性をより向上させることができる。
さらにまた、制御部160は、非接触ICカード10の未検出状態において複数の電子マネーサービスA,B,Cのロゴデータを記憶部150から抽出して、抽出した各ロゴデータを切替えて表示部130に表示させるように制御するので、電子マネーの決済処理を行うことが可能な電子マネーサービスを知らせることができ、利用者に対して電子マネーサービスの利用を促進することができる。
さらに、非接触ICカード10との間で非接触通信を行うためのアンテナ111を表示部130の外縁に沿うように設け、制御部160は、アンテナ111を介して非接触ICカード10と通信を行うので、利用者が非接触ICカード10を表示部130にかざすという動作を行うことにより非接触ICカード10と制御部160との通信を容易に行うことができる。
以下に、本発明の第2の実施形態に係るリーダライタ100について説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーの種類が決済端末200によって選択されることにより、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーの種類を検知するように構成した点にある。他の構成及び動作については第1の実施形態と同様なので、ここでは相違点のみを説明する。
本実施形態の非接触ICカード10のICカード記憶部12には、図8に示すように電子マネーサービスAの領域121と、電子マネーサービスBの領域122が設けられており、電子マネーサービスAの領域121には、電子マネーサービスAのサービスID121a、利用者ID121b及び電子マネー残高121cが記憶されており、電子マネーサービスBの領域122には、電子マネーサービスBのサービスID122a、利用者ID122b及び電子マネー残高122cが記憶されている。
また、本実施形態の決済端末200には、各電子マネーサービスA,B,Cのそれぞれに対応した複数の選択ボタン(図示省略)が設けられており、選択ボタンが押下された後に、決済処理を行うためのボタンが押下されると、所定の決済指示信号がリーダライタ100に送信されるようになっている。この決済指示信号には、押下された選択ボタンに対応する電子マネーサービスのサービスIDと決済額が含まれている。
次に、本実施形態のリーダライタ100の動作について図9のフロー図を参照して説明する。
まず、リーダライタ100に電源が投入されると、制御部160は、各電子マネーサービスのロゴデータを記憶部150の各サービス情報151,152及び153から抽出して、抽出したロゴデータの一覧を表示部130のロゴ画面132に表示させる(ステップS11)。なお、この処理内容は、図7のステップS1と同様である。
次に、制御部160は、コネクタ120を介して決済端末200から決済指示信号を受信したか否かを判別し(ステップS12)、決済指示信号を受信した場合には、決済指示信号に含まれたサービスIDに対応する電子マネーサービスのロゴデータのみを拡大表示させる(ステップS13)。この場合、制御部160は、決済端末200からサービスIDを取得することにより、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を検知することが可能となる。
次いで、制御部160は、非接触ICカード10が検出されるまで検出処理を行い(ステップS14,S15)、非接触ICカード10を検出すると、電子マネーの決済処理を行う(ステップS16)。なお、各ステップS14,15の処理内容は、それぞれ図7のステップS2,3と同様である。また、ステップS16において、制御部160は、決済指示信号に含まれたサービスIDと同一のサービスIDを有する電子マネーサービスの電子マネー残高(例えば電子マネーサービスAの電子マネー残高121c)から決済額を減算するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ111を介して非接触ICカード10に送信する。一方、ICカード制御部11は、リーダライタ100から前記ICカード用コマンドを受信すると、ICカード用コマンドに含まれた決済額を電子マネー残高121cから減算した後に、所定の減算終了信号をリーダライタ100に送信する。そして、制御部160がアンテナ111及びRF回路部110を介して減算終了信号を受信することにより、電子マネーの決済処理が正常に終了する。
そして、制御部160は、電子マネーの決済処理が正常に終了した場合に、履歴情報ID、利用者ID12b、タイマー回路から取得した日付(取引日付)、決済額及び決済処理後の電子マネー残高12cからなる履歴レコードを生成して、履歴レコードをステップS12において取得したサービスIDと同一のサービスIDを有するサービス情報の履歴情報に追記する(ステップS17)。
なお、上記フローのステップS11において、抽出した各ロゴデータの一覧を表示部130のロゴ画面132に表示させたものを示したが、抽出した各ロゴデータを所定時間毎に切替えてロゴ画面132に表示させるようにしてもよい。
このように、本実施形態のリーダライタ100によれば、制御部160は、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類がコネクタ120を介して接続された決済端末200によって選択されると、選択された電子マネーサービスのロゴデータを表示部130に表示させるように制御するので、例えば利用者が非接触ICカード10をリーダライタ100にかざす前に、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に知らせることができる。これにより、利便性をより向上させることができる。
また、制御部160は、電子マネーサービスの未選択状態において複数の電子マネーサービスA,B,Cのロゴデータを記憶部150から抽出して、抽出した各ロゴデータの一覧を表示部130に表示させるように制御するので、電子マネーの決済処理を行うことが可能な電子マネーサービスを知らせることができ、利用者に対して電子マネーサービスの利用を促進することができる。
さらに、制御部160は、電子マネーサービスの種類が決済端末200によって選択されると、非接触ICカード10の電子マネー残高(例えば電子マネーサービスAの電子マネー残高121c)に対応する電子マネーサービスのロゴデータを拡大表示するように制御するので、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を利用者に確実に知らせることができ、利便性をより向上させることができる。
さらにまた、制御部160は、電子マネーサービスの未選択状態において複数の電子マネーサービスA,B,Cのロゴデータを記憶部150から抽出して、抽出した各ロゴデータを切替えて表示部130に表示させるように制御するので、電子マネーの決済処理を行うことが可能な電子マネーサービスを知らせることができ、利用者に対して電子マネーサービスの利用を促進することができる。
また、制御部160は、電子マネーサービスの種類が決済端末200によって選択されると同時に電子マネーの決済額を決済端末200から取得し、取得した電子マネーの決済額に基づいて電子マネーの決済処理を行うので、例えば決済指示信号のような1つのコマンドが決済端末200から送信されるだけで電子マネーの決済処理を行うことができ、電子マネーの決済処理をより迅速に行うことができる。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例に過ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定されることはない。例えば、前記実施形態では、記憶媒体として非接触ICカード10を用いたものを示したが、他にもRFID(Radio Frequency Identification)タグやICチップを搭載した携帯電話等を記憶媒体として用いてもよい。
また、上記実施形態では、表示部130を情報出力部として用いたものを示したが、電子マネーサービスに対応する音声を出力するスピーカ等の音声出力部を情報出力部として用いてもよい。
本発明の第1の実施形態を示す記憶媒体用リーダライタの機能構成図 非接触ICカードの機能構成図 記憶媒体用リーダライタの正面図 記憶部のデータ構造の一例を示す図 履歴情報のデータ構造の一例を示す図 制御部の動作を示すフロー図 表示部に表示される情報を示す図 本発明の第2の実施形態を示す非接触ICカードの機能構成図 本発明の第2の実施形態を示す記憶媒体用リーダライタの制御部の動作を示すフロー図
符号の説明
10…非接触ICカード、12a,121a,122b…サービスID、12c,121c,122c…電子マネー残高、100…記憶媒体用リーダライタ、111…アンテナ、130…表示部、132…ロゴ画面、150…記憶部、160…制御部、300…ネットワーク、400…管理サーバ。

Claims (5)

  1. 複数の電子マネーサービスを提供するためのサービス情報を記憶する記憶手段を備え、各電子マネーサービスのうち何れか一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネーの残高が記憶された記憶媒体を検出すると、その記憶媒体の電子マネー残高と記憶手段のサービス情報とを用いて電子マネーの決済処理を行うようにした記憶媒体用リーダライタにおいて、
    情報出力部と、
    前記電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスの種類を検知する処理を行い、電子マネーサービスの種類が未検知の状態においては前記記憶手段に記憶された複数の電子マネーサービスの種類を表す情報の一覧を情報出力部に出力させ、電子マネーサービスの種類を検知すると、検知した電子マネーサービスの種類を表す情報のみを拡大表示するよう情報出力部への出力を制御し、該電子マネーサービスの決済処理を行う制御手段とを備えた
    ことを特徴とする記憶媒体用リーダライタ。
  2. 前記制御手段による電子マネーサービス種類の検知処理は、記憶媒体から電子マネー残高を検出することにより該電子マネー残高に対応する電子マネーサービス種類を検知したものとする
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶媒体用リーダライタ。
  3. 所定の決済端末に接続するためのインタフェース部を備え、
    前記制御手段による電子マネーサービス種類の検知処理は、前記インタフェース部を介して決済端末から電子マネーサービス種類を受信することにより電子マネーサービス種類を検知したものとする
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶媒体用リーダライタ。
  4. 前記制御手段は、電子マネーサービス種類とともに電子マネーの決済額を決済端末から取得し、取得した電子マネーの決済額に基づいて前記電子マネーの決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項記載の記憶媒体用リーダライタ。
  5. 前記記憶媒体との間で非接触通信を行うためのアンテナを情報出力部の外縁に沿うように設け、
    制御手段は、アンテナを介して記憶媒体と通信を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の記憶媒体用リーダライタ。
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