JP5048068B2 - 作業車両及び作業車両の作動油量制御方法 - Google Patents

作業車両及び作業車両の作動油量制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、作業車両及び作業車両の作動油量制御方法に関する。
例えば、作業車両としてのホイールローダでは、エンジン出力を作業用動力及び走行用動力として使用する。ホイールローダでは、作業機のバケットで土砂等の積載物をすくい上げ、バケットをブームで持ち上げて、トラックの荷台等に積み込む。積載物が満載されたバケットを速やかに上昇させることにより、作業効率を高めることができる。
そこで、従来技術では、積込み作業時に、オペレータはブレーキペダルとアクセルペダルとを同時に操作する。これにより、低速走行しつつ、油圧ポンプの回転数を上昇させて、作業機に供給される作動油の量を増加させる(特許文献1)。なお、左右の駆動輪の回転数差に応じてクラッチの係合度を制御するようにした技術も知られている。
特表2006−521238号公報 特開2001−146928号公報
従来技術では、作業機に供給する作動油量を増加させるためにアクセルペダルとブレーキペダルを同時に操作する必要があり、操作性の点で改善の余地がある。また、走行系に配分された動力を、ブレーキにより熱に変えて捨てるという無駄が生じている。作業車両の中には通常のブレーキペダルとは別に、ブレーキ機能とクラッチ操作機能を併せ持つ特殊なブレーキペダルを備えるものがある。このような特殊なブレーキペダルを備えている作業車両でも、作業機側に動力をまわす為に、クラッチ操作の際に特殊なブレーキペダルを操作するので、ブレーキによる動力のロスが生じる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的は、作業効率を向上できるようにした作業車両及び作業車両の作動油量制御方法を提供することにある。本発明の他の目的は、積込み作業中であることを自動的に検出し、操作性を高めて積込み作業の効率を改善すると共に、エンジンの動力をブームを上昇させるために効率よく使用することができる作業車両及び作業車両の作動油量制御方法を提供することにある。本発明の更なる目的は、後述する実施形態の記載から明らかになるであろう。
上記課題を解決するために、本発明に係る、エンジンからの出力を分配器を介して走行系と油圧装置系とにそれぞれ分配する作業車両では、走行系は、分配器を介してエンジンに接続されるクラッチと、このクラッチから出力される駆動力を指定される速度段に応じて駆動輪に伝達するトランスミッションと、車速検出手段とを含んで構成されており、油圧装置系は、分配器を介して駆動される1以上のポンプと、車体の一側に回動可能に設けられるブームと、このブームの一側に回動可能に設けられるバケットと、ブームを回動させるためのブームシリンダと、バケットを回動させるためのバケットシリンダと、ブームレバー及びバケットレバーの操作量に応じて、ブームシリンダ及びバケットシリンダに前記ポンプのうちの第1ポンプから吐出される作動油を供給する第1制御弁と、この第1制御弁を介してブームシリンダに作動油を供給可能な前記ポンプのうちの第2ポンプと、を含んで構成されており、作業機による積込み作業の状態を検出する作業状態検出手段と、検出される積込み作業の状態に応じて、ブームシリンダに供給される作動油の量を増加させる油量増加制御手段と、を備える。
作業状態検出手段は、ブーム及びバケットによる積込み作業中であるか否かを検出することができる。「積込み作業中」には、積込み作業の開始を含めることもできる。
作業状態検出手段は、ブームレバーの操作量、ブームの角度、トランスミッションに設定される速度段、車速検出手段で検出される車体速度、トランスミッションに設定される走行レンジ、ブームシリンダの伸長速度の各パラメータのうち、少なくとも複数のパラメータに基づいて、積込み作業中であるか否かを検出することができる。
作業状態検出手段は、ブームレバーがブームを上昇させるべく操作され、ブームの角度が予め設定される所定角度に達し、ブームの角度が予め設定される最大角度未満であり、かつ、クラッチの入力回転数と出力回転数との比が予め設定される所定値以上である場合に、ブーム及びバケットによる積込み作業中であると検出することができる。
作業状態検出手段は、(a)ブームレバーがブームを上昇させるべく操作された場合、(b)ブームの角度が予め設定される所定角度以上になった場合、(c)ブームの角度が予め設定される最大角度未満の場合、(d)クラッチの入力回転数と出力回転数との比が予め設定される所定値以上である場合、(e)トランスミッションに設定される速度段が予め設定される所定の速度段に一致した場合、(f)トランスミッションに設定される走行レンジが後進から前進に切り替わった場合、(g)ブームシリンダの伸長速度が正の値である場合、(h)車速検出手段で検出される車体速度が予め設定される所定の速度以上になった場合、のうちのいずれか複数の条件をそれぞれ満たした場合に、ブーム及びバケットによる積込み作業中であると検出することができる。
油量増加制御手段は、クラッチに指示するクラッチ圧を低下させることにより、ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させることができる。
油量増加制御手段は、第1ポンプから吐出される作動油の流量を増加させることにより、ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させることができる。
油量増加制御手段は、第1ポンプから吐出される作動油に加えて、第2ポンプからもブームシリンダに作動油を供給させることにより、ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させることができる。
油量増加制御手段は、クラッチに指示するクラッチ圧を低下させ、かつ、第1ポンプから吐出される作動油に加えて、第2ポンプからもブームシリンダに作動油を供給させることにより、ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させることもできる。
作業状態検出手段は、ブームレバーがブームを上昇させるべく操作され、ブームの角度が予め設定される所定角度に達し、ブームの角度が予め設定される最大角度未満であり、かつ、ブレーキオフ時であって、クラッチの入力回転数と出力回転数との比が予め設定される所定値以上である場合に、ブーム及びバケットによる積込み作業中であると検出し、油量増加制御手段は、クラッチに指示するクラッチ圧を低下させることにより、ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させることもできる。
本発明の他の観点に従う、エンジンからの出力を分配器を介して走行系と油圧装置系とにそれぞれ分配する作業車両の作動油量の供給を制御する方法では、走行系は、分配器を介してエンジンに接続されるクラッチと、このクラッチから出力される駆動力を指定される速度段に応じて駆動輪に伝達するトランスミッションとを含んで構成されており、油圧装置系は、分配器を介して駆動される1以上のポンプと、車体の一側に回動可能に設けられるブームと、このブームの一側に回動可能に設けられるバケットと、ブームを回動させるためのブームシリンダと、バケットを回動させるためのバケットシリンダと、ブームレバー及びバケットレバーの操作量に応じて、ブームシリンダ及びバケットシリンダに前記ポンプのうちの第1ポンプから吐出される作動油を供給する第1制御弁と、この第1制御弁を介してブームシリンダに作動油を供給可能な前記ポンプのうちの第2ポンプと、を含んで構成されており、作業機による積込み作業中であるか否かを検出する処理と、積込み作業中であることが検出された場合は、ブームシリンダに供給される作動油の量を増加させる処理と、をそれぞれ実行する。
本発明によれば、積込み作業の状態を自動的に検出して、ブームシリンダに供給する作動油量を増加させることができる。これにより、積込み作業時の作業効率を高めることができる。
本発明によれば、予め設定される複数のパラメータに基づいて、積込み作業中であることを自動的に検出することができる。
本発明によれば、クラッチ圧を低下させることにより、または、第1ポンプと第2ポンプとからブームシリンダに作動油を供給させることにより、ブームシリンダに供給される作動油量を増大させることができ、作業効率を高めることができる。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、以下に述べるように、作業状態に応じて作業機側に分配される動力を自動的に制御する。
以下、本発明の実施例を、作業車両としてのホイールローダに適用した場合を例に挙げて説明する。但し、本実施例は、ホイールローダ以外の他の作業車両にも適用することができる。
図1は、ホイールローダの全体構成を模式的に示す説明図である。ホイールローダは、機械構造100と制御構造(以下、コントローラと呼ぶ)200とに大別される。先に機械構造100について説明し、次にコントローラ200について説明する。
機械構造100は、例えば、エンジン101と、エンジン101の出力を走行系103及び油圧装置系104に分配する出力分配器(PTO:Power Take Off)102と、ホイールローダ1を走行させるための走行系103と、主に作業機5を駆動するための油圧装置系104とを備えている。
ここで、図3を参照する。図3は、ホイールローダ1の側面図である。ホイールローダ1は、車体2と、車体2の前後に設けられる左右一対のタイヤ3と、車体2の後方に設けられる機械室4と、車体2の前方に設けられる作業機5と、車体2の中央部に設けられる運転室6とを備えている。
車体2は、後部車体21と、前部車体22と、後部車体21と前部車体22とを連結する連結部23とを備える。後部車体21と前部車体22との間には、左右一対のステアリングシリンダ130が設けられている。オペレータが、運転室6内のステアリングレバー127(図1参照)を操作すると、この操作に応じて、一方のステアリングシリンダ130のシリンダロッドが伸長し、他方のステアリングシリンダ130のシリンダロッドが縮小する。これにより、ホイールローダ1は、進路を変えることができる。
機械室4は、エンジン101や各ポンプ120等を収容する。作業機5は、前部車体22から前方に延びるようにして回動可能に設けられるブーム51と、このブーム51の先端に回動可能に設けられるバケット52と、ブーム51を上下方向に回動させるためのブームシリンダ128と、バケット52を回動させるためのバケットシリンダ129とを備えている。
図1に戻る。走行系103は、例えば、モジュレーテッドクラッチ(以下、クラッチとも呼ぶ)110と、トルクコンバータ111と、トランスミッション112と、アクスル113とを備えている。説明の便宜上、図中では、クラッチを「Mod/C」、トルクコンバータを「T/C」、トランスミッションを「T/M」とそれぞれ略記する。エンジン101から出力された動力(回転トルク)は、クラッチ110、トルクコンバータ111、トランスミッション112及びアクスル113を介して、タイヤ3に伝達される。
油圧装置系104は、例えば、ローダポンプ120と、スイッチポンプ121と、ステアリングポンプ122と、メインバルブ123と、ロードセンシング(ステアリング)バルブ(図中、CLSS:Closed Center Load Sensing System)124と、バケットレバー125と、ブームレバー126と、ステアリングレバー127と、ブームシリンダ128と、バケットシリンダ129と、ステアリングシリンダ130と、補機用ポンプ131及び補機132を備えて構成される。
ここで、ローダポンプ120は「第1ポンプ」に、スイッチポンプ121は「第2ポンプ」に、メインバルブ123は「第1制御弁」に、それぞれ対応する。なお、ロードセンシングバルブ124は、第2制御弁と呼ぶこともできる。
ローダポンプ120は、ブームシリンダ128及びバケットシリンダ129に作動油を供給するためのポンプである。ステアリングポンプ122は、ステアリングシリンダ130に作動油を供給するためのポンプである。スイッチポンプ121は、ステアリングシリンダ130、または、ブームシリンダ128及びバケットシリンダ129のいずれかに、作動油を供給するためのポンプである。各ポンプ120,121,122は、例えば、それぞれ斜板型油圧ポンプとして構成され、それぞれの斜板の角度は、コントローラ200からの制御信号により制御される。
ロードセンシングバルブ124は、負荷に応じて、スイッチポンプ121から吐出される作動油の供給先及び供給量を機械的に制御する。ロードセンシングバルブ124は、ステアリングバルブと呼ぶこともできる。通常の走行時には、スイッチポンプ121から吐出される作動油は、ロードセンシングバルブ124を介して、ステアリングシリンダ130に供給される。即ち、走行時において、スイッチポンプ121は、ステアリングポンプ122を支援し、ステアリングシリンダ130の作動のために働く。なお、本実施例では、ロードセンシングバルブ(あるいはステアリングバルブ)124の一例として、CLSSバルブを採用しているが、本発明はCLSSバルブ以外の他のバルブを用いた構成にも適用することができる。
これに対し、作業時には、スイッチポンプ121から吐出される作動油は、ロードセンシングバルブ124及びメインバルブ123を介して、ブームシリンダ128に供給されるようになっている。即ち、積込み作業時において、スイッチポンプ121は、ローダポンプ120を支援し、ブームシリンダ128を作動させるために働く。
バケットレバー125は、バケット52を操作するための装置である。ブームレバー126は、ブーム51を操作するための装置である。ステアリングレバー127は、ステアリングシリンダ130を操作するための装置である。各レバー125,126,127は、例えば、オペレータにより操作される操作部と、操作部の操作量に応じてパイロット圧を制御するパイロット圧制御弁とを備えて構成される。メインバルブ123は、バケットレバー125またはブームレバー126から入力されるパイロット圧に応じて、ローダポンプ120(または、ローダポンプ120及びスイッチポンプ121の両方)から吐出される作動油を、ブームシリンダ128やバケットシリンダ129に供給する。
補機132とは、例えば、油圧モータで駆動する冷却ファン等のような装置である。補機用ポンプ131は、補機132に作動油を供給するためのポンプである。
機械構造100内の所定位置には、各種センサ140が設けられている。各種センサ140は、図2と共に後述するセンサ141〜149の総称である。各種センサ140により検出された各種状態は、電気信号としてコントローラ200に入力される。
コントローラ200は、例えば、演算部210と、メモリ220と、入出力インターフェース部230とを備えた電子回路として構成される。演算部210は、積込み作業検出手段211と、作動油量増加制御手段(以下、油量増加制御手段と略す場合がある)212とを備える。
積込み作業検出手段211は、後述するように積込み作業中であるか否かを検出する機能である。作動油量増加制御手段212は、積込み作業時にブームシリンダ128に供給する作動油の量を増加させる機能である。
メモリ220は、例えば、プログラム221と、パラメータ222及びテーブル223を記憶する記憶媒体である。演算部210は、メモリ220からプログラム221を読み込むことにより、積込み作業中であるか否かを検出したり、ブームシリンダ128に供給される作動油の量を増加させる。パラメータ222とは、積込み作業検出手段211や油量増加制御手段212によって使用される閾値や設定値である。テーブル223とは、積込み作業検出手段211や油量増加制御手段212によって使用されるテーブルである。
入出力インターフェース部230は、各種センサ140、クラッチ110、トランスミッション112、各ポンプ120〜122,131等の間で電気信号を送受するための回路である。演算部210は、入出力インターフェース部230を介して、各種センサ140からの信号を受領する。また、演算部210は、入出力インターフェース部230を介して、クラッチ110や各ポンプ120〜122,131に制御信号を出力する。なお、上述したコントローラ200の構成は、本発明の理解及び実施に必要な程度で構造を簡素化して示しており、本発明は、上述の構成に限定されない。
図2は、コントローラ200の機能に着目した説明図である。コントローラ200には、各種センサ140を構成する、センサ141〜149が接続される。走行レンジセンサ141は、トランスミッション112に設定される走行レンジが、前進(F)、ニュートラル(N)、後進(R)のいずれであるかを検出する。走行レンジセンサ141によって、トランスミッション112に設定される速度段を検出することもできる。走行レンジセンサ141は、センサとして構成される必要はない。コントローラ200内のトランスミッション制御回路からトランスミッション112に向けて出力される信号を利用すれば、走行レンジや速度段を知ることができる。
ブームレバー操作量センサ142は、ブームレバー126の操作方向及び操作量を検出する。ブーム角度センサ143は、ブーム51の角度を検出する。エンジン回転数センサ144は、エンジン101の回転数を検出する。クラッチ出力回転数センサ145は、クラッチ110から出力される回転数を検出する。トランスミッション出力回転数センサ146は、トランスミッション112から出力される回転数を検出する。ブレーキペダル操作量センサ147は、運転室6内のブレーキペダルの操作量を検出する。アクセルペダル操作量センサ148は、運転室6内のアクセルペダルの操作量を検出する。「車速検出手段」の一例としての車速計149は、作業車両1の車体速度を検出する。
コントローラ200内の積込み作業検出手段211は、各センサ141〜149からの信号を適宜利用することにより、積込み作業中であるか否かを判定する。油量増加制御手段212は、積込み作業中であることが検出されると、ローダポンプ120の斜板の角度を大きくすることにより、または/及び、クラッチ110のクラッチ圧を低下させることにより、ブームシリンダ128に供給される作動油の量を増加させる。
油量増加制御手段212は、例えば、斜板指令信号制御手段212Aと、クラッチ指令圧制御手段212Bとを備える。一方の制御手段212Aは、斜板の角度を制御するための制御信号を出力する。他方の制御手段212Bは、クラッチ110のクラッチ圧を制御するための制御信号を出力する。
積込み作業時に、一方の制御手段212Aは、ローダポンプ120から吐出される作動油の流量を増加させるべく、制御信号を出力する。他の制御からも斜板の角度を制御するための他の制御信号が出力されている場合、一方の制御手段212Aからの制御信号と他の制御信号のうち、いずれか大きい方の値がローダポンプ120に入力される。
一方、積込み作業時に、他方の制御手段212Bは、エンジン101の出力を作業機5側に多く配分させるべく、クラッチ圧を低下させる制御信号を出力する。前記他の制御とは別の他の制御から、クラッチ圧を制御するための他のクラッチ圧制御信号が出力されている場合、他方の制御手段212Bと他のクラッチ圧制御信号のうち、いずれか小さい方の値がクラッチ110に入力される。例えば、特殊なブレーキ(このような特殊ブレーキは、左ブレーキとも呼ばれる。)を搭載する作業車両の場合、特殊なブレーキによるクラッチ指令圧が、前記他のクラッチ圧制御信号の1つに該当する。
図4は、積込み作業の様子を示す説明図である。オペレータは、ブーム51をダンプトラック10の荷台の上方まで持ち上げて、バケット52をダンプ方向に回動させることにより、バケット52内の積載物をダンプトラック10の荷台に落下させる。
図5は、ホイールローダ1の作業の流れを模式的に示す説明図である。ホイールローダ1は、土砂等の掘削対象11を掘削して、ダンプトラック10のような運搬手段に積み込むという定形化された作業を繰り返す。
第1作業工程P1では、オペレータは、バケット52を地面に近い位置まで下げた状態で、ホイールローダ1を掘削対象11に向けて走行させる。オペレータは、バケット52を掘削対象11に突入させた後、バケット52をチルト方向に回動させて、バケット52に積載物を収容する。
第2作業工程P2では、オペレータは、積載物を収容したバケット52を地面から所定量だけ持ち上げて、ホイールローダ1を走行姿勢にし、後進する。
第3作業工程P3では、オペレータは、ブーム51を上昇させながら、ダンプトラック10に接近し、図4に示すように、バケット52内の積載物をダンプトラック10の荷台に投下する。
第4作業工程P4では、オペレータは、ブーム51を下降させつつホイールローダ1を後進させる。その後、再び第1作業工程P1に移行する。
図6は、積込み作業が開始された初期状態におけるブーム51の角度を模式的に示す説明図である。ブーム51の回動支点とバケット52の回動支点とを結ぶ線A1−A1が、地面(水平面)Hに対して平行となる場合を基準とする。ブーム51が基準線A1−A1よりも下側にθbだけ回動した状態を、この実施例では、積込み開始の初期状態として検出する。θbの値は、例えば、10度である。しかし、この値は一例であって、本発明を限定するものではない。
ブーム51の回動支点とバケット52の回動支点とを結ぶ線A2−A2が、基準線A1−A1からθbだけ反時計回りに回動した位置よりも上側に位置する場合に、積込み作業の開始であると判定することができる。このようにして、本実施例では、走行時におけるブーム51の角度以上の、ブーム51の上昇を検出する。
なお、図6に示す定義は一例であって、本発明はこれに限定されない。例えば、後述の図17に示すように、SAE(Society of Automotive Engineers)規格で定義されている「Carry Position」を用いることもできる。
図7は、クラッチ指令圧を制御するために使用されるテーブルT1を示す。図7及び図8に示すテーブルT1,T2は、図1に示すテーブル223の一例である。図7中の横軸はブームレバー126の操作量(%)を示し、図7中の縦軸はクラッチ指令圧(kg/cm^2)を示す。ブームレバー操作量は、ブーム51を上昇させる場合の操作量である。図中の太い実線はアクセルペダルの操作量が0%の場合を示し、図中の一点鎖線はアクセルペダルの操作量が100%の場合を示す。アクセルペダルの操作量が0%よりも多く、100%よりも少ない範囲内では、実線で示す0%の特性と一点鎖線で示す100%の特性から補間して求められる値を使用する。
ブームレバー操作量が0〜50%の範囲では、クラッチ指令圧を高くして、エンジン101の出力を走行系により多く分配する。ブームレバー操作量が50%を超えた場合、ブームレバー操作量に応じてクラッチ指令圧を低下させる。アクセルペダルの操作量が多くなるほど、クラッチ指令圧が低下する割合が大きくなるように設定されている。即ち、本実施例では、アクセルペダルの操作量が大きくなるほど、クラッチ110を滑らせて、エンジン101の出力を作業機5側により多く配分させる。左ブレーキでのクラッチ操作時は、左ブレーキによるクラッチ圧指令値とテーブルT1から求められる指令値とを比較し、いずれか低い方の指令値を採用する。
図8は、ローダポンプ120の斜板の角度を制御するために使用されるテーブルT2を示す。図8中の横軸はブームレバー操作量(%)を、図8中の縦軸は目標流量(%)を、それぞれ示す。ブームレバー操作量は、ブーム51を上昇させる場合の操作量である。目標流量は、最大流量に対する割合で示されている。ブームレバー操作量が大きくなるほど、ローダポンプ120に要求される流量が大きくなるように設定されている。
図9は、積込み作業中であるか否かを検出するための処理を示すフローチャートである。以下の各フローチャートは、本発明の理解及び実施に必要な程度で処理の概要を示す。コントローラ200は、以下の各条件が全て満たされた場合に、積込み作業(図5中の工程P3)が開始されたと判定する。
第1条件として、コントローラ200は、ブームレバー126が上昇方向に操作されたか否かを判定する(S10)。上昇方向の操作とは、ブーム51を上昇させるための操作を意味する。積込み作業では、ブーム51を持ち上げる必要があるため、ブームレバー126が上昇方向に操作されたか否かが判定される。
第2条件として、コントローラ200は、ブーム角度θbが予め設定される所定角度θ1よりも大きいか否かを判定する(S11)。図6で述べたように、θ1は、例えば、−10度に設定される。積込み作業では、ブーム51を上昇させながらダンプトラック10に近づいていくため、ブーム51の角度θbが走行時の角度よりも大きくなったか否かを判定する。
第3条件として、コントローラ200は、ブーム角度θbが予め設定される上限角度θmaxよりも小さいか否かを判定する(S12)。ブーム51が既に上限まで上昇している場合、今以上の作動油を必要としないため、ブーム角度θbが上限値θmaxよりも小さいことを確認する。
第4条件として、ブレーキオフ時の速度比がR1よりも大きいか、または、ブレーキがオン状態であるかの、いずれかの場合であるかを判定する(S13)。ブレーキオフ時とは、ブレーキペダルが操作されていない場合を意味する。速度比とは、トルクコンバータ111の出力回転数をトルクコンバータ111の入力回転数で除算した値である。クラッチ110の入力回転数とクラッチ110の出力回転数との比であってもよい。ブレーキがオン状態とは、ブレーキペダルが操作されてブレーキが効いている状態である。
ブレーキオフ時の速度比がR1(R1は、一例として0.3に設定される)よりも小さい場合(速度比<R1)は、ホイールローダ1が加速中の場合、または、図5に示す掘削作業中(工程P1)の場合のいずれかである。この場合、作業機に分配する油量は少なくて良い。
コントローラ200は、上記4条件が全て満たされた場合に、積込み作業中であると判定する(S14)。
図10は、作動油量を増加させるための処理を示すフローチャートである。コントローラ200は、積込み作業中であると判定すると(S20:YES)、以下に述べる複数の油量増加処理を実行する。
第1の油量増加処理では、コントローラ200は、図7に示すテーブルT1を用い、ブームレバー操作量及びアクセルペダル操作量に応じて、クラッチ110への指令圧を決定する(S21)。コントローラ200は、クラッチ110に、クラッチ指令圧を出力する(S21)。クラッチ指令圧を低下させることにより、油圧装置系へ分配されるエンジン動力が増加する。それにより、作業機5に供給される油量を増加させることができる。
第2の油量増加処理では、コントローラ200は、図8に示すテーブルT2を用いて、ブームレバー操作量に応じた目標流量を検出し、検出された目標流量を実現するための斜板角度を設定し、ローダポンプ120に制御信号を出力する(S22)。
第3の油量増加処理では、コントローラ200は、スイッチポンプ121からの吐出量が増大するように、斜板角度を設定し、スイッチポンプ121に制御信号を出力する(S23)。コントローラ200は、例えば、「スイッチポンプ121の斜板角度(%)=ロードセンシングバルブ124により決定される斜板角度(%)+ブームレバー操作量に応じた加算分(%)」という算出式に基づいて、スイッチポンプ121の斜板角度を設定できる。
ロードセンシングバルブによる斜板角度とは、ステアリングシリンダ130の操作のために必要と判断された流量に対応する斜板角度である。ブームレバー操作量に応じた加算分とは、ローダポンプ120を支援するために必要と判断された流量に対応する斜板角度である。上述の算出式の右辺の合計が100%を超えた場合、スイッチポンプ121の斜板角度は100%に制限される。
第4の油量増加処理では、コントローラ200は、補機用ポンプ131から吐出される作動油の流量が低下するように、補機用ポンプ131の斜板角度を設定し、補機用ポンプ131に制御信号を出力する(S24)。もしも、補機用ポンプ131がポンプ用クラッチを介して出力分配器102に接続されている場合、コントローラ200は、斜板角度の制御に代えて、ポンプ用クラッチの係合を解除させることができる。これにより補機用ポンプ131に分配されていた出力がローダポンプ120に分配される。
このように、第1〜第4の油量増加処理を実施することにより、積込み作業中に、ブームシリンダ128により多量の作動油を供給することができ、ブーム51の上昇速度を高めることができる。
本実施例では、第1〜第4の油量増加処理をそれぞれ実行する場合を述べたが、本発明はこれに限らない。例えば、コントローラ200は、第1の油量増加処理(S21)または第2の油量増加処理(S22)のいずれかのみを実行する構成でもよい。コントローラ200は、第1、第2、第3の油量増加処理(S21,S22,S23)を実行してもよいし、第1と第2の油量増加処理(S21,S22)だけを実行してもよいし、第1と第3の油量増加処理(S21,S23)あるいは第2と第3の油量増加処理(S22,S23)だけを実行してもよい。
本実施例は上述のように構成されるため、以下の効果を奏する。本実施例では、ブームレバー操作量やブーム角度等の所定のパラメータの変化に基づいて、積込み作業の状態を自動的に検出することができる。従って、積込み作業に対応する制御を行うことができ、ホイールローダ1の性能が向上する。
本実施例では、積込み作業時に、ブームシリンダ128に供給する作動油の流量を増加させる。従って、ブーム51の上昇速度を高めて、積込み作業に要する時間を短縮することができ、作業効率を改善することができる。また、積込み作業の開始時に自動的にブームシリンダ128への作動油の流量を増加させるため、オペレータは、ブレーキペダルを操作する等のような余計な操作を行う必要がなく、積込み作業時の操作性が向上する。
本実施例では、積込み作業中であることを積極的に検出するための条件(S10,S11)と、誤検出を防止するための条件(S12,S13)との全てを満たした場合に、積込み作業の開始であると判定する。従って、より高い信頼性で積込み作業の開始を判定することができる。
本実施例では、積込み作業中であることが検出されると、第1〜第4の油量増加処理(S21〜S24)を実行する。従って、より多くの作動油をブームシリンダ128に供給して、ブーム51を速やかに上昇させることができる。
以下、積込み作業を検出する処理の変形例を説明する。以下の各実施例は、前記第1実施例の変形例に該当する。図11に示す第2実施例では、コントローラ200は、ブームレバー126が上昇方向に操作されたか否か(S10)と、ブーム角度θbが所定値θ1よりも大きいか否か(S11)をそれぞれ判定し、両方の条件が成立した場合に積込み作業中であると判定する(S14)。
このように構成される本実施例も前記第1実施例と同様の効果を奏する。本実施例では、積込み作業を検出する処理が第1実施例よりも簡略化されているため、第1実施例に比べて制御プログラムを簡素化することができる。
図12に示す第3実施例では、コントローラ200は、第1実施例で述べた第1条件(S10)及び第4条件(S13)をそれぞれ判定し、両条件が成立した場合に、積込み作業中であると判定する(S14)。このように構成される本実施例も前記第2実施例と同様の効果を奏する。
図13に示す第4実施例では、コントローラ200は、ブーム角度θbが所定の角度θ1を超えたか否か(S11)と、速度段が前進2速に設定されているか否か(S15)をそれぞれ判定し、両方の条件が成立した場合に積込み作業中であると判定する(S14)。積込み作業時には、バケット52に積載物を収容した状態でダンプトラック10に近づくため、トランスミッション112は前進2速に設定されることが多い。
積込み作業時には、バケット52に積載物を収容した状態でダンプトラック10に近づくため、トランスミッション112は前進2速に設定されることが多い。
しかし、本発明は前進2速に限定されない。即ち、S15では、予め設定されている所定の速度段であるか否かを判定する。本実施例では、所定の速度段の一例として、2速を挙げる。このように構成される本実施例も前記第2実施例と同様の効果を奏する。
図14に示す第5実施例では、コントローラ200は、ブーム角度θbが所定の角度θ1を超えたか否か(S11)と、走行レンジが後進から前進に切り替わったか否か(S16)を判定し、両方の条件が成立した場合に積込み作業中であると判定する(S14)。
図5に示すように、作業工程P2から作業工程P3に移行する場合は、後進から前進に走行レンジが切り替わるため、走行レンジの変化を積込み作業開始を検出するための情報の一つとして利用することができる。このように構成される本実施例も前記第2実施例と同様の効果を奏する。
図15に示す第6実施例では、コントローラ200は、ブーム角度θbが所定の角度θ1を超えたか否か(S11)と、ブーム51の角速度0よりも大きいか否か(S17)をそれぞれ判定し、両方の条件が成立した場合に積込み作業中であると判定する(S14)。
積込み作業時には、ダンプトラック10に向けて走行しながら、同時にブーム51を持ち上げていく。ブーム51は、ブームシリンダ128のシリンダロッドが伸長することにより、上方に回動する。ブームシリンダ128のシリンダロッドの伸長に応じて、ブームシリンダ128は、その基端側の回動支点を中心に時計回りに回動する。従って、ブーム角度センサ143からの検出信号に基づいて、ブーム51の角速度を求めることにより、ブーム51が上昇中であるか否かを判別できる。
このように構成される本実施例も前記第2実施例と同様の効果を奏する。なお、ブーム51の角速度は、ブームシリンダ128の角速度として検出することもできる。また、角速度に代えて、ブームシリンダ128のシリンダロッドの伸長速度が0以上であるか否かを判定する構成でもよい。シリンダロッドの伸長速度は、ブームシリンダ128の角速度から算出してもよいし、シリンダロッドの変位量を直接検出するリニアセンサを用いてシリンダロッドの伸長速度を算出してもよい。
図16に示す第7実施例では、コントローラ200は、走行レンジが後進から前進に切り替わったか否か(S16)と、ブーム51の角速度が0以上であるか否か(S17)とをそれぞれ判定し、両方の条件が成立した場合に、積込み作業中であると判定する(S14)。このように構成される本実施例も前記第2実施例と同様の効果を奏する。
図17に示す第8実施例では、図9中のS11に代えて、コントローラ200は、ブーム角度θbが、SAE規格で定義されている「Carry Position」になったか否かを判定する(S11A)。SAE規格はISO規格でもあるため、S11Aは、「ISO規格に定める「Carry Position」になったか否かを判定する」と言い換えてもよい。このように構成される本実施例も前記第2実施例と同様の効果を奏する。
図18に示す第9実施例では、図13中のS15に代えて、コントローラ200は、車速Vが、予め設定されている所定速度V1を上回っているか否かを判定する(S18)。ブーム角度θbがθ1を上回り(S11:YES)、かつ、車速VがV1を上回っている場合は、積込み作業中であると判定することができる。
なお、本発明は、上述した各実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、実施例では、積込み作業中であることを検出するための情報として、ブームレバーが上昇方向に操作されたか、ブーム角度が所定値以上か、ブーム角度がSAE規格で定義されている「Carry Position」になったか、ブーム角度が上限角度未満であるか、ブレーキオフ時の速度比が所定値以上であるか、所定の速度段か、走行レンジが後進から前進に切り替わったか、ブームの角速度(ブームシリンダ角速度)が所定値以上か、を例示的に列挙した。そして、実施例では、例示列挙された情報(パラメータ)を好適に結合させる例を複数説明した。本発明は、実施例として明示された結合に限られず、他の結合も本発明の範囲に含まれる。
本実施例の作業車両の全体構成を示す説明図。 コントローラの機能を模式的に示す説明図。 ホイールローダの側面図。 積込み作業時の様子を示す説明図。 ホイールローダの作業工程を示す説明図。 積込み作業時のブームの姿勢を定義するための説明図。 クラッチ指令圧を設定するためのテーブル。 ポンプの吐出量を設定するためのテーブル。 積込み作業を検出する処理のフローチャート。 作業機に供給する作動油量を増加させる処理のフローチャート。 第2実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第3実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第4実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第5実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第6実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第7実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第8実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。 第9実施例に係る積込み作業を検出する処理のフローチャート。
符号の説明
1:ホイールローダ、2:車体、3:タイヤ、4:機械室、5:作業機、6:運転室、10:ダンプトラック、11:掘削対象、21:後部車体、22:前部車体、23:連結部、51:ブーム、52:バケット、100:機械構造、101:エンジン、102:出力分配器、103:走行系、104:油圧装置系、110:クラッチ、111:トルクコンバータ、112:トランスミッション、113:アクスル、120:ローダポンプ、121:スイッチポンプ、122:ステアリングポンプ、123:メインバルブ、124:ロードセンシングバルブ、125:バケットレバー、126:ブームレバー、127:ステアリングレバー、128:ブームシリンダ、129:バケットシリンダ、130:ステアリングシリンダ、131:補機用ポンプ、132:補機、140:各種センサ、141:走行レンジセンサ、142:ブームレバー操作量センサ、143:ブーム角度センサ、144:エンジン回転数センサ、145:クラッチ出力回転数センサ、146:トランスミッション出力回転数センサ、147:ブレーキペダル操作量センサ、148:アクセルペダル操作量センサ、149:車速計、200:コントローラ、210:演算部、211:作業検出手段、212:作動油量増加制御手段、212:油量増加制御手段、212A:斜板指令信号制御手段、212B:クラッチ指令圧制御手段、220:メモリ、221:プログラム、222:パラメータ、223:テーブル、230:入出力インターフェース部

Claims (11)

  1. エンジン(101)からの出力を分配器(102)を介して走行系(103)と油圧装置系(104)とにそれぞれ分配する作業車両(1)において、
    前記走行系は、前記分配器を介して前記エンジンに接続されるクラッチ(110)と、このクラッチから出力される駆動力を指定される速度段に応じて駆動輪(114)に伝達するトランスミッション(113)と、車速検出手段(149)とを含んで構成されており、
    前記油圧装置系は、前記分配器を介して駆動される複数のポンプと、車体(2)の一側に回動可能に設けられるブーム(51)と、このブームの一側に回動可能に設けられるバケット(52)と、前記ブームを回動させるためのブームシリンダ(128)と、前記バケットを回動させるためのバケットシリンダ(129)と、ブームレバー(126)及びバケットレバー(125)の操作量に応じて、前記ブームシリンダ及び前記バケットシリンダに前記ポンプのうちの第1ポンプ(120)から吐出される作動油を供給する第1制御弁(123)と、この第1制御弁を介して前記ブームシリンダに作動油を供給可能な前記ポンプのうちの第2ポンプ(121)と、を含んで構成されており
    業機による積込み作業の状態を検出する作業状態検出手段(211)と、
    前記検出される積込み作業の状態に応じて、前記ブームシリンダに供給される作動油の量を増加させる油量増加制御手段(212)と、
    を備えたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記作業状態検出手段(211)は、前記ブーム及び前記バケットによる積込み作業中であるか否かを検出する請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記作業状態検出手段(211)は、前記ブームレバーの操作量、前記ブームの角度、前記トランスミッションに設定される速度段、前記車速検出手段で検出される車体速度、前記トランスミッションに設定される走行レンジ、前記ブームシリンダの伸長速度の各パラメータのうち、少なくとも複数のパラメータに基づいて、前記積込み作業中であるか否かを検出する請求項1に記載の作業車両。
  4. 前記作業状態検出手段(211)は、前記ブームレバーが前記ブームを上昇させるべく操作され、前記ブームの角度が予め設定される所定角度に達し、前記ブームの角度が予め設定される最大角度未満であり、かつ、前記クラッチの入力回転数と出力回転数との比が予め設定される所定値以上である場合に、前記ブーム及び前記バケットによる積込み作業中であると検出する請求項1に記載の作業車両。
  5. 前記作業状態検出手段(211)は、
    (a)前記ブームレバーが前記ブームを上昇させるべく操作された場合、
    (b)前記ブームの角度が予め設定される所定角度以上になった場合、
    (c)前記ブームの角度が予め設定される最大角度未満の場合、
    (d)前記クラッチの入力回転数と出力回転数との比が予め設定される所定値以上である場合、
    (e)前記トランスミッションに設定される速度段が予め設定される所定の速度段に一致した場合、
    (f)前記トランスミッションに設定される走行レンジが後進から前進に切り替わった場合、
    (g)前記ブームシリンダの伸長速度が正の値である場合、
    (h)前記車速検出手段で検出される車体速度が予め設定される所定の速度以上になった場合、
    のうちのいずれか複数の条件をそれぞれ満たした場合に、前記ブーム及び前記バケットによる積込み作業中であると検出する請求項1に記載の作業車両。
  6. 前記油量増加制御手段(212)は、前記クラッチに指示するクラッチ圧を低下させることにより、前記ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させる請求項1〜請求項5のいずれかに記載の作業車両。
  7. 前記油量増加制御手段(212)は、前記第1ポンプから吐出される作動油の流量を増加させることにより、前記ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させる請求項1〜請求項5のいずれかに記載の作業車両。
  8. 前記油量増加制御手段(212)は、前記第1ポンプから吐出される作動油に加えて、前記第2ポンプからも前記ブームシリンダに作動油を供給させることにより、前記ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させる請求項1〜請求項5のいずれかに記載の作業車両。
  9. 前記油量増加制御手段(212)は、前記クラッチに指示するクラッチ圧を低下させ、かつ、前記第1ポンプから吐出される作動油に加えて、前記第2ポンプからも前記ブームシリンダに作動油を供給させることにより、前記ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させる請求項1〜請求項5のいずれかに記載の作業車両。
  10. 前記作業状態検出手段(211)は、前記ブームレバーが前記ブームを上昇させるべく操作され、前記ブームの角度が予め設定される所定角度に達し、前記ブームの角度が予め設定される最大角度未満であり、かつ、ブレーキオフ時であって、前記クラッチの入力回転数と出力回転数との比が予め設定される所定値以上である場合に、前記ブーム及び前記バケットによる積込み作業中であると検出し、
    前記油量増加制御手段(212)は、前記クラッチに指示するクラッチ圧を低下させることにより、前記ブームシリンダに供給される作動油の流量を増加させる、請求項1に記載の作業車両。
  11. エンジン(101)からの出力を分配器(102)を介して走行系(103)と油圧装置系(104)とにそれぞれ分配する作業車両(1)の作動油量の供給を制御する方法において、
    前記走行系は、前記分配器を介して前記エンジンに接続されるクラッチ(110)と、このクラッチから出力される駆動力を指定される速度段に応じて駆動輪(114)に伝達するトランスミッション(113)とを含んで構成されており、
    前記油圧装置系は、前記分配器を介して駆動される複数のポンプと、車体(2)の一側に回動可能に設けられるブーム(51)と、このブームの一側に回動可能に設けられるバケット(52)と、前記ブームを回動させるためのブームシリンダ(128)と、前記バケットを回動させるためのバケットシリンダ(129)と、ブームレバー(126)及びバケットレバー(125)の操作量に応じて、前記ブームシリンダ及び前記バケットシリンダに前記ポンプのうちの第1ポンプ(120)から吐出される作動油を供給する第1制御弁(123)と、この第1制御弁を介して前記ブームシリンダに作動油を供給可能な前記ポンプのうちの第2ポンプ(121)と、を含んで構成されており
    業機による積込み作業中であるか否かを検出する処理(S10〜S14)と、
    前記積込み作業中であることが検出された場合は、前記ブームシリンダに供給される作動油の量を増加させる処理(S20〜S24)と、
    をそれぞれ実行する作業車両の作動油量制御方法。
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