JP5046489B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、乗りかごの後側において釣合錘が昇降する形式のエレーベータに関し、より詳しくは、巻上機等を設置する機械室の内部点検スペースを大きく取ることができるとともに、機械室の高さを増加させることなくトラクションシーブに対する巻上ロープの巻付角を大きく取ることができるように改良されたエレベータに関する。
従来、エレベータの乗りかごや釣合錘等が昇降する昇降路の上方には機械室が設けられ、その内部に巻上機等が設置されている(特許文献1参照)。
例えば、図11に示した従来のエレベータの機械室1の内部には巻上機2や、この巻上機2によって回転駆動されるトラクションシーブ3、反らせシーブ4等がマシンベッド5に支持されている。
そして、トラクションシーブ3および反らせシーブ4に巻回されているメインロープ6により、図示されない乗りかごおよび釣合錘が釣瓶状に懸架される。
特開平8−175776号公報(図6、図7)
図11に示した従来のエレベータにおいては、乗りかごを懸架する都合上、機械室1の中央に巻上機2が配置されている。
これにより、巻上機2等を保守点検するために必要な作業スペースは、巻上機2を囲むように配置される。
ところが、建物に関する法律やエレベータの安全確保に関する基準等は日本と外国とでは異なっており、機械室内における保守点検のために一定面積以上の広さの作業スペースをまとめて確保することを義務づけている国もある。
この場合、巻上機2を囲むように作業スペースを配置したのでは、その国の安全基準を満たすことができないため、昇降路の水平断面積より大きな床面積の機械室を設けなければならない。
また、図11に示した従来のエレベータにおいて釣合錘が昇降路の後側内壁面に沿って昇降する場合には、メインロープ6の各部分のうち反らせシーブ4から下方に延びる部分6aが昇降路の後側内壁面に沿って延びるように、反らせシーブ4を機械室の後側内壁面1aの近傍に配置せざるを得ず、トラクションシーブ3と反らせシーブ4とが水平方向に離れることになる。
これにより、トラクションシーブ3に対するメインロープ6の巻付角を大きく取るためには、そらせシーブ4に対してトラクションシーブ3をかなり上方に配置せざるを得ず、機械室1の上下方向寸法が大きくなってしまう。
これとは反対に、トラクションシーブ3と反らせシーブ4とが水平方向に離れないようにすると、メインロープ6の各部分のうち反らせシーブ4から下方に延びる部分6aの位置、したがって釣合錘の昇降位置が限定されるため、乗りかごの前後方向長さを大きく取ることができない。
すなわち、図11に示した従来のエレベータにおいては、反らせシーブ4を用いることによって生じる制約が多数存在している。
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、乗りかごの後側において釣合錘が昇降する形式のエレベータであって、機械室の内部における巻上機等の保守点検に必要な作業スペースを充分に確保できるばかりでなく、機械室の上下方向寸法を増加させることなくトラクションシーブに対するメインロープの巻付角を大きく取ることができるエレベータを提供することにある。
上記の課題を解決する本発明のエレベータは、
左右一対のかご側ガイドレールに案内されて昇降路内を昇降する乗りかごと、
鉛直方向上方から見たときに前記乗りかごの後壁と前記昇降路の後側内壁面との間において前記昇降路内を昇降する、錘側シーブを有した釣合錘と、
前記昇降路の上方に設けられた機械室の内部のうち前記乗りかごの後壁の上方となる位置に配置された、左右方向に延びる回転軸の回りに回転自在なトラクションシーブと、
前記トラクションシーブを回転駆動する、前記機械室の内部に配置された駆動装置と、
鉛直方向上方から見たときに前記乗りかごの後壁に隣接するように配置された後方かご側シーブを含む、前記乗りかごの上部に配置された前後一対のかご側シーブと、
前記トラクションシーブに巻き付けられるとともに、その一端側が前記前後一対のかご側シーブを介して前記乗りかごを懸架し、その他端側が前記錘側シーブを介して前記釣合錘を懸架する巻上ロープと、
前記巻上ロープの乗りかご側の端部および錘側の端部をそれぞれ係止する、前記機械室に設けられた一対のロープ係止部と、を備えることを特徴としている。
すなわち、本発明のエレベータにおいては、機械室の内部のうち乗りかごの後壁の上方となる位置、したがって機械室の後側内壁面の近傍にトラクションシーブが配置される。
これに伴い、トラクションシーブを回転駆動する駆動装置もまた機械室の後側内壁面の近傍に配置することができるから、機械室の内部において駆動装置等の保守点検に必要な作業スペースを充分に確保することができる。
また、本発明のエレベータにおいては、鉛直方向上方から見たときにトラクションシーブの下方に釣合錘および後方かご側シーブが存在するから、機械室の上下方向寸法を増加させることなく、トラクションシーブに対する巻上ロープの巻付角を大きく取ることができる。
さらに、本発明のエレベータは反らせシーブを用いないから、反らせシーブの位置に起因して乗りかごの前後方向長さが制限されることはなく、釣合錘との関係が許す限りにおいてにおいて乗りかごの前後方向寸法を最大に取ることができる。
一方、本発明のエレベータによれば、機械室の内部において駆動装置の近傍に錘側ロープ係止部が位置することになる。
そこで、トラクションシーブに対して錘側ロープ係止部とは反対側に駆動装置を配置することにより、駆動装置と錘側ロープ係止部との接近を回避することができる。
また、鉛直方向上方から見たときに、駆動装置の回転軸線が左右方向に対してわずかに傾斜して延びるように駆動装置を配置することにより、錘側ロープ係止部に対して駆動装置を前後方向に離間させることができる。
また、鉛直方向上方から見たときに、錘側シーブの回転軸線が前後方向に対してわずかに傾斜して延びるように錘側シーブを配置することにより、駆動装置に対して錘側ロープ係止部を前後方向に離間させることができる。
また、駆動装置を小径長軸なモータから構成することにより、駆動装置と錘側ロープ係止部との間の前後方向間隔を確保することができる。
また、駆動装置を大径短軸なモータから構成することにより、駆動装置と錘側ロープ係止部との間の左右方向間隔を確保することができる。
あるいは、釣合錘に左右一対の錘側シーブを設けることにより、駆動装置に対して錘側係止部を左右方向に離間させることができる。このとき、左右一対の錘側シーブを適切に設定することにより、錘側ロープ係止部とかご側ロープ係止部とが前後方向に並ぶようにすると、これらのロープ係止部を1つの支持梁で支持することが可能となる。
本発明によれば、乗りかごの後側において釣合錘が昇降する形式のエレベータであって、機械室の内部における巻上機等の保守点検に必要な作業スペースを充分に確保できるばかりでなく、機械室の上下方向寸法を増加させることなくトラクションシーブに対するメインロープの巻付角を大きく取ることができるエレベータを提供することができる。
以下、図1乃至図10を参照し、本発明のエレベータについて詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、乗りかごのドアが開閉する方向を左右方向、乗客が乗りかごに出入りする方向を前後方向、鉛直方向を上下方向と言い、かつ同一の部分には同一の参照符号を用いてその説明を省略する。
まず最初に図1〜図3を参照し、本発明のエレベータの一実施形態について詳細に説明すると、乗りかごおよび釣合錘が昇降する昇降路10の上方には、この昇降路10の水平断面積に等しい床面積を有する機械室11が設けられている。
図3には、昇降路10の前後左右の内壁面はそれぞれ参照符号10f,10r,10L,10Rによって示され、かつ機械室11の前後左右の内壁面はそれぞれ参照符号11f,11r,11L,11Rによって示されている。
乗りかご20は左右一対のかご側ガイドレール21L,21Rによって案内されて昇降路10の内部を昇降する。
乗りかご20の前壁20aに設けられている左右一対のドア22L,22Rは、左右方向に開閉する。
乗りかご20を支持するかご枠は、乗りかご20の上方で左右方向に水平に延びる上梁23と、その上面が上梁23の長手方向中央部の下面に密着するように上梁23に接続されるとともに上梁23に対し水平面内で前後左右に傾斜して延びるシーブ支持梁24とを有している。
そして、シーブ支持梁24の両端部には、鉛直方向上方から見たときに乗りかご20の前壁20aおよび後壁20bにそれぞれ隣接して配置された、前後一対のかご側シーブ25f,25rがそれぞれ回転自在に支持されている。
釣合錘30は、鉛直方向上方から見たときに乗りかご20の後壁20bと昇降路10の後側内壁面10rとの間の空間内において、左右一対の錘側ガイドレール31L,31Rにより案内されて昇降路10内を昇降する。
釣合錘30には、前後方向に延びる軸線の回りに回転自在な錘側シーブ32が設けられている。
機械室11の内部には、左右方向に水平に延びる軸線の回りに回転自在なトラクションシーブ41が、機械室11の後側内壁面11rの近傍に配置されている。
トラクションシーブ41を回転駆動する駆動装置42は、トラクションシーブ41と同軸に構成され、機械室11の床面12上で左右方向に延びるマシンベッド42上に載置されている。
このとき、図3から明らかなように、トラクションシーブ41および駆動装置42は、乗りかご20の後壁20bの上方に位置するように機械室11の内部に配置されている。
言い換えると、鉛直方向上方から見たときに、トラクションシーブ41および駆動装置42の少なくともその一部が乗りかご20と重なっている。
トラクションシーブ41に巻付けられている巻上ロープ44は、その外径が4〜6ミリメートルの複数本の小径ロープからなり、乗りかご20および釣合錘30をそれぞれ2:1ローピングで釣瓶状に懸架している。
巻上ロープ44は、トラクションシーブ41から機械室11の床面12を貫通して乗りかご20側に垂下する部分44aと、前後一対のかご側シーブ25f,25r間で水平に延びる部分44b(図3)と、前側のかご側シーブ25fから上方に延びて機械室11の床面12を貫通するとともにその上端がかご側ロープ係止部52に係止される部分44cとを有している。
また、巻上ロープ43は、トラクションシーブ41から機械室11の床面12を貫通して釣合錘30側に垂下する部分44dと、錘側シーブ32に巻回されてから上方に延びるとともに機械室11の床面12を貫通してその上端が錘側ロープ係止部51に係止される部分43eとを有している。
かご側ロープ係止部51は、機械室11の床面12のうち、機械室11の左側内壁面11Lと前側内壁面11fとが交差する隅角部の近傍に配置されている。
また、錘側ロープ係止部52は、機械室11の床面12のうち、駆動装置42を載置しているマシンベッド43の後側側面と一体に設けられている
すなわち、本実施形態のエレベータ100においては、機械室11の内部のうち乗りかご20の後壁20bの上方となる位置、したがって機械室11の後側内壁面11rの近傍にトラクションシーブ41が配置される。
これに伴い、トラクションシーブ41を回転駆動する駆動装置42もまた機械室11の後側内壁面11rの近傍に配置することができる。
これにより、機械室11の内部において駆動装置42等の保守点検に必要な作業スペースを充分に確保することができる。
また、本実施形態のエレベータ100においては、鉛直上方から見たときに、トラクションシーブ41の下方に釣合錘30および後方かご側シーブ25rが存在している。
これにより、トラクションシーブ41に対する巻上ロープ44の巻付角を約180度、あるいはそれ以上の角度に設定することができるから、トラクション性能を確保して、トラクションシーブ41から巻上ロープ44へと吊上力を確実に伝達することができる。
さらに、本実施形態のエレベータ100は反らせシーブを備えていない。
これにより、図11に示した従来のエレベータのように、トラクションシーブ41に対する巻上ロープ44の巻付角を大きく取るために、機械室11の上下方向寸法が大きくなることはない。
また、反らせシーブの位置に起因して乗りかご20の前後方向長さが制限されることはなく、釣合錘30との位置関係が許す限りにおいてにおいて乗りかご20の前後方向寸法を最大限に大きく取ることができる。
第1変形例
次に図4を参照し、第1変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ110においては、前後一対のかご上シーブ25f,25rが、鉛直方向上方から見たときに乗りかご20の重心Gに対して前後左右に対称に配置されている。
言い換えると巻上ロープ44のうち前後一対のかご上シーブ25f,25r間で水平に延びる部分43bが、鉛直方向上方から見たときに乗りかご20の重心Gの上方を通過するように、前後一対のかご上シーブ25f,25rが配設されている。
また、鉛直方向上方から見たときの乗りかご20の重心Gに対し、前後一対のかご上シーブ25f,25rがそれぞれ等しい距離となるように配置されている。
さらに、左右一対のかご側ガイドレール21L,21Rが乗りかご20の重心Gに対して左右方向に対称に配設されている。
これにより、巻上ロープ44によって乗りかご20を安定した姿勢で懸架することができる。
第2変形例
次に図5を参照し、第2変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ120においては、トラクションシーブ41を回転駆動する駆動装置42が、トラクションシーブ41に対し、錘側ロープ係止部52とは左右方向の反対側に配置されて、機械室11の延長部分の内部に存在している。
これにより、駆動装置42と錘側ロープ係止部52との接近を回避することができるから、両者を保守点検する作業を容易に行うことができる。
第3変形例
次に図6を参照し、第3変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ130においては、鉛直方向上方から見たときに、その回転軸線が左右方向に対してわずかに傾斜して延びるように駆動装置42およびトラクションシーブ41が配置されている。
これにより、錘側ロープ係止部52に対して駆動装置41を前方に離間させることができる。
第4変形例
次に図7を参照し、第4変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ140においては、鉛直方向上方から見たときに、その回転軸線が前後方向に対してわずかに傾斜して延びるように錘側シーブ32が配置されている。
これにより、駆動装置42に対して錘側ロープ係止部52を後方に離間させることができる。
第5変形例
次に図8を参照し、第5変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ150においては、駆動装置42が、その回転軸線方向の寸法が短く半径方向の寸法が大きいモータから構成されている。
さらに、駆動装置42は、トラクションシーブ41に対し、錘側ロープ係止部52とは左右方向の反対側に配置されている。
しかしながら、駆動装置42が短軸大径なモータから構成されているので、昇降路10の水平断面積と等しい床面積の機械室11の内部に収めることができる。
なお、これとは反対に、駆動装置42を、その回転軸線方向の寸法が長くて半径方向の寸法が小さいモータから構成すれば、図3あるいは図4に示した構成のエレベータにおいても、駆動装置42と錘側ロープ係止部52との干渉を回避することができる。
第6変形例
次に図9を参照し、第6変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ160においては、乗りかご20の大型化に伴う重量の増加に対応すべく釣合錘60が大型化しており、図3に示したエレベータ100の釣合錘30に対して左側に延長した構造となっている。
これに伴い、この釣合錘60には左右一対の錘側シーブ32,33が設けられている。
これにより、錘側ロープ係止部52は、図3に示したエレベータ100に比較すると、左側に移動した構造となっている。
したがって、このエレベータ160においては、駆動装置42と錘側ロープ係止部52とが干渉することはない。
第7変形例
次に図10を参照し、第7変形例のエレベータについて説明する。
このエレベータ170は、上述した第6変形例のエレベータ160とほぼ同様な構造を有しているが、さらに大型化された釣合錘70と左右一対の錘側シーブ32,33の位置とにより、かご側ロープ係止部51と錘側ロープ係止部52とが前後方向に並ぶように配置されている。
したがって、これらのロープ係止部51,52を1つの支持梁71によって支持することが可能となっている。
以上、本発明のエレベータについて詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、いずれもトラクションシーブ41および駆動装置42が機械室11の右側内壁面11Rの側に配置されているが、これとは左右対称に、機械室11の左側内壁面11Lの側に配置することもできる。
本発明のエレベータを右斜め前方から見た状態で示す斜視図。 図1のエレベータを右斜め後方から見た状態で示す斜視図。 図1のエレベータを模式的に示す平面図。 第1変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 第2変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 第3変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 第4変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 第5変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 第6変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 第1変形例のエレベータを模式的に示す平面図。 従来のエレベータを模式的に示す(a)側面断面図および(b)平面図。
符号の説明
G 鉛直方向上方から見たときの乗りかごの重心
1 従来のエレベータの機械室
2 巻上機
3 トラクションシーブ
4 反らせシーブ
5 マシンベッド
6 巻上ロープ
10 昇降路
10r 後側内壁面
11 機械室
11f 前側内壁面
11r 後側内壁面
11L 左側内壁面
11R 右側内壁面
12 床面
20 乗りかご
21 かご側ガイドレール
22 ドア
23 水平梁
24 シーブ支持梁
25 かご側シーブ
30 釣合錘
31 錘側ガイドレール
32 錘側シーブ
33 錘側シーブ
41 トラクションシーブ
42 駆動装置
43 マシンベッド
44 巻上ロープ
51 かご側ロープ係止部
52 錘側ロープ係止部
60 釣合錘
70 釣合錘
71 支持梁
100 本発明のエレベータ
110 第1変形例のエレベータ
120 第2変形例のエレベータ
130 第3変形例のエレベータ
140 第4変形例のエレベータ
150 第5変形例のエレベータ
160 第6変形例のエレベータ
170 第7変形例のエレベータ

Claims (11)

  1. 左右一対のかご側ガイドレールに案内されて昇降路内を昇降する乗りかごと、
    鉛直方向上方から見たときに前記乗りかごの後壁と前記昇降路の後側内壁面との間において前記昇降路内を昇降する、錘側シーブを有した釣合錘と、
    前記昇降路の上方に設けられた機械室の内部のうち前記乗りかごの後壁の上方となる位置に配置された、左右方向に延びる回転軸の回りに回転自在なトラクションシーブと、
    前記トラクションシーブを回転駆動する、前記機械室の内部に配置された駆動装置と、
    鉛直方向上方から見たときに前記乗りかごの後壁に隣接するように配置された後方かご後側シーブを含む、前記乗りかごの上部に配置された前後一対のかご側シーブと、
    前記トラクションシーブに巻き付けられるとともに、その一端側が前記前後一対のかご側シーブを介して前記乗りかごを懸架し、その他端側が前記錘側シーブを介して前記釣合錘を懸架する巻上ロープと、
    前記巻上ロープの乗りかご側の端部および錘側の端部をそれぞれ係止する、前記機械室に設けられた一対のロープ係止部と、を備え、
    前記釣合錘が左右一対の錘側シーブを有しており、
    前記左右一対の錘側シーブは、前記一対のロープ係止部が互いに前後方向に並ぶように位置決めされており、
    前記一対のロープ係止部は、1つの支持梁によって支持されていることを特徴とするエレベータ。
  2. 前記駆動装置は、鉛直方向上方から見たときに、少なくともその一部が前記乗りかごと重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載したエレベータ。
  3. 前記駆動装置は、鉛直方向上方から見たときに、前記ロープ係止部とは反対側に延びるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載したエレベータ。
  4. 前記駆動装置は、鉛直方向上方から見たときに、前記昇降路の外側に延びるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載したエレベータ。
  5. 前記駆動装置は、その回転軸線の方向に短く半径方向に大きく構成されて前記昇降路の内側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載したエレベータ。
  6. 前記駆動装置は、その回転軸線の方向に長く半径方向に小さく構成されて、前記錘側ロープ係止部から前後方向に離間していることを特徴とする請求項1または2に記載したエレベータ。
  7. 前記駆動装置は、鉛直方向上方から見たときにその回転軸線が左右方向に対して傾斜するように配置されて、前記錘側ロープ係止部から前後方向に離間していることを特徴とする請求項1に記載したエレベータ。
  8. 前記駆動装置が減速機を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載したエレベータ。
  9. 前記トラクションシーブは、鉛直方向上方から見たときに、少なくともその一部が前記乗りかごと重なるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載したエレベータ。
  10. 前記トラクションシーブは、前記機械室の内壁面のうち、前後方向に延びる左右いずれか一方の内壁面の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載したエレベータ。
  11. 前記一対のかご側シーブは、鉛直方向上方から見たときに、前記乗りかごの重心に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載したエレベータ。
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