JP4416381B2 - マシンルームレスエレベータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路の頂部に機械室を持たないマシンルームレスエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物内の空間を効率良く利用するとともに日照権等の問題を回避するために、昇降路の頂部に機械室を持たない、いわゆるマシンルームレスエレベータが種々開発され提案されている。
このようなマシンルームレスエレベータのなかには、昇降路内において乗りかごが昇降するために必要な空間およびこの空間の昇降路内上下方向の延長部分(以下、昇降空間と言う)と、昇降路の内壁面と、の間の隙間内に巻上機を配設するものがある。
【0003】
例えば、図9に示したマシンルームレスエレベータにおいては、昇降路1の内部に配設された左右一対のかご側ガイドレール2L,2Rに案内されて乗りかご3が昇降するとともに、前後一対の錘側ガイドレール4f,4rに案内されて釣合錘5が昇降する。
昇降路1の頂部において右内壁面1aに取り付けられた円盤状の巻上機6は、左右方向に水平に延びる駆動軸を有している。これにより、トラクションシーブ7は左右方向に水平に延びる回転軸の回りに回転する。
【0004】
トラクションシーブ7に巻き付けられた巻き上げロープ8のうち乗りかご3側に垂下する部分8aは、乗りかご1の下部に設けられた左右一対のかご下シーブ3a,3bに巻回された後に上方に延び、乗りかご3をいわゆる2:1ローピングで懸架しつつ、その先端8bが図示されないヒッチ部によって昇降路1の頂部に固定される。
同様に、トラクションシーブ7に巻き付けられた巻き上げロープ8のうち釣合錘5側にに垂下する部分8cは、釣合錘5の上部に設けられた錘側シーブ5aに巻回された後に上方に延び、釣合錘5をいわゆる2:1ローピングで懸架しつつ、その先端8dが図示されないヒッチ部によって昇降路1の頂部に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図9に示した従来のマシンルームレスエレベータにおいては、乗りかご3の重量増加に対応して巻上機6を大容量化すると、巻上機6の軸線方向寸法の増加に伴ってトラクションシーブ7が乗りかご1側に接近してしまう。これにより、乗りかご1の大きさを一定とすると、昇降路1の左右方向寸法Wの値を大きくせざるを得ない。
また、昇降路1の内部において巻き上げロープ8により乗りかご3を懸架する位置は、巻上機6の直径と前後一対の錘側ガイドレール4f,4r間の前後方向寸法とによって定まる。これにより、巻上機6の大容量化に伴ってその直径が増加すると、ロープ8により乗りかご3を懸架する位置が制限されてしまう。
【0006】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、巻上機を大容量化する際にも昇降路の寸法を増加させる必要がなく、かつ巻き上げロープによって乗りかごを懸架する位置を自在に選択することが可能なマシンルームレスエレベータの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明のマシンルームレスエレベータは、
昇降路内を昇降する乗りかごと、
前記乗りかごが前記昇降路の頂部まで上昇したときに前記乗りかごの一方の側壁と前記昇降路の壁面との間に生じる隙間内に位置するように配置されるとともに、その駆動軸が上下方向に延びており、かつその軸線方向に細長い形状である巻上機と、
前記隙間内に配置されて前記巻上機によって回転駆動される、前記巻上機と同軸なトラクションシーブと、
前記乗りかごの一方の側壁の側において昇降する釣合錘と、
前記トラクションシーブに懸架され、一端が前記乗りかご側に他端が前記釣合錘側に導かれるロープと、を備え、
前記釣合錘の昇降動作を導く釣合錘ガイドレールが設けられ、
前記隙間内のうち前記釣合錘ガイドレールの頂上部近傍には、水平に延びる軸線の回りに回転自在な、前記ロープを案内するための少なくとも2つの案内シーブが設けられていることを特徴とする。
【0008】
すなわち、本発明のマシンルームレスエレベータにおいては、トラクションシーブのシーブ面が水平に配置される、言い換えると巻上機の駆動軸が上下方向に延びるので、巻上機を大容量化する際に巻上機の軸線方向寸法が大きくなっても、昇降路の寸法を増加させる必要がない。
また、巻上機の駆動軸が上下方向に延びるので、昇降路の水平断面図で見たときに巻上機が占める面積が大幅に小さくなる。これにより、巻上機を配設する位置の自由度が高まるから、巻き上げロープによって乗りかごを懸架する位置を自在に選択することが可能となる。
【0009】
また、本発明のマシンルームレスエレベータには、巻き上げロープがトラクションシーブから延びる方向を案内するための水平に延びる回転軸の回りに回転自在な一対の案内シーブさらに設けられている。
すなわち、かご側および錘側にそれぞれ案内シーブを設けることにより、上下方向に延びる軸線の回りにトラクションシーブが回転するようにして巻上機とトラクションシーブとを一体化し、昇降路の水平断面図で見たときに巻上機およびトラクションシーブが占める面積を小さくすることができる。
さらに、かご側案内シーブおよび錘側案内シーブの位置を変化させることによって、巻き上げロープによって乗りかごを懸架する位置を自在に選択することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図8を参照し、本発明に係るマシンルームレスエレベータの一実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、乗りかごのドアが開閉する方向を左右方向と、乗客が乗りかごに出入りする方向を前後方向と、鉛直方向を上下方向と言う。
また、同一の部分には同一の参照符号を用いてその説明を省略する。
【0011】
まず最初に図1乃至図4を参照して一実施形態のマシンルームレスエレベータ100について説明すると、昇降路1の内部に配設された左右一対のかご側ガイドレール2L,2Rに案内されて乗りかご3が昇降するとともに、乗りかご3の右側面3R側に配設された前後一対の錘側ガイドレール4f,4rに案内されて釣合錘5が昇降する。
【0012】
昇降路1の頂部には、鉛直方向に延びる駆動軸を有した円柱状の巻上機10と、この巻上機10によって駆動されて同軸な軸線の回りに回転するトラクションシーブ11とが配設されている。これにより、トラクションシーブ11の上面は昇降路1の内部において昇降路の天井面に対向しつつ水平に延びている。また、巻上機10の外径寸法とトラクションシーブ11の外径寸法とは略同一である。また、巻上機10およびトラクションシーブ11は、昇降路1の内部において乗りかご3を実際に昇降させるために必要とする空間およびその上下方向の延長部分(以下、昇降空間と言う)と昇降路1の右内壁面1aとの間の隙間Sの内側に配設されている。
なお、巻上機10とトラクションシーブ11とは一体的に構成され、巻上機10は昇降路壁もしくはガイドレール2Rもしくは4fもしくは4rに直接、または昇降路壁もしくはガイドレール2Rもしくは4fもしくは4rに固設されたブラケットに固定される。なお、巻上機10を支持するために、複数のガイドレールを適宜選択して、これら複数のガイドレールにまたがってブラケットを設置することもできる。
【0013】
トラクションシーブ11と右側のかご側ガイドレール2Rとの間には、左右方向に水平に延びる軸線の回りに回転自在なかご側案内シーブ(第2案内シーブ)12が設けられている。また、右側のかご側ガイドレール2Rの後方には、左右方向に対してわずかに傾斜しつつ水平に延びる軸線の回りに回転自在な錘側案内シーブ(第1案内シーブ)13が設けられている。これらのかご側案内シーブ12および錘側案内シーブ13は、前後方向から見たときにほぼトラクションシーブ11の外形線の内側に位置するように配設されている。
なお、これらのかご側案内シーブ12および錘側案内シーブ13は、かご側ガイドレール2Rや錘側ガイドレール4f,4rに固定したブラケットによって回転自在に支持することができる。
【0014】
トラクションシーブ11に巻き付けられた巻き上げロープ14のうち、乗りかご3側において後方に向かって水平に延び出る部分14aは、かご側案内シーブ12に巻き付けられて垂下するとともに、左右一対のかご下シーブ3a,3b間で水平に延びた後(14b)、上方に延びてその先端14cが図示されないヒッチ部により昇降路1の頂部に固定され、乗りかご3をいわゆる2:1ローピングで懸架している。
なお、巻き上げロープ14のうち乗りかご3の下方において水平に延びる部分14bは、鉛直方向上方から見たときに乗りかご3の重心位置の下方を通過するように配設することが好ましい。
【0015】
また、トラクションシーブ11に巻き付けられた巻き上げロープ14のうち、昇降路1の右内壁面1a側において釣合錘5側に向かって後方に水平に延び出る部分14dは、錘側案内シーブ13に巻き付けられて垂下した後(14e)、錘側シーブ5aに巻き付けられてから上方に延びてその先端14fが図示されないヒッチ部により昇降路1の頂部に固定され、釣合錘5をいわゆる2:1ローピングで懸架している。
この錘側シーブ5aは、その平坦部が乗りかご3の側面3Rと略平行もしくは図1に示すように側面3Rに対し所定角度を持って釣合錘5に設けられる。この所定角度は、錘側案内シーブ13からのロープ14が支障(無理なテンションが)無く錘側シーブ5aに巻かれるような角度である。
このような構成による錘側シーブ5aは、トラクションシーブ11に対する巻き上げロープ14の巻き付け量を増加させ、両者間に生じる摩擦力を増加させることができる。また、錘側案内シーブ13の位置およびその回転軸線の傾斜を選択することにより、巻き上げロープ14によって釣合錘5を懸架する位置を自在に選択することができる。
【0016】
すなわち、本実施形態のマシンルームレスエレベータ100においては、巻上機10の駆動軸10aが上下方向に延びているので、巻上機10を大容量化するために巻上機10の軸線方向長さが上下方向に長くなっても、昇降路1の寸法を増加させる必要がない。
また、巻上機10の駆動軸10aが上下方向に延びているので、昇降路1の水平断面図で見たときに巻上機10が占める面積が大幅に小さい。これにより、巻上機10を昇降路1の内部に配設する位置の自由度が高まるから、巻き上げロープ14によって乗りかご3を懸架する位置を自在に選択することが可能となる。
【0017】
さらに、水平に延びる軸線の回りに回転自在なかご側案内シーブ12および錘側案内シーブ13を設けたので、上下方向に延びる軸線の回りにトラクションシーブ11を回転させることができるから、巻上機10とトラクションシーブ11とを同軸に一体化し、昇降路1の内部においてそれらが占める空間を小さくすることができる。
また、かご側案内シーブ12および錘側案内シーブ13を配設する位置を選択することにより、巻き上げロープ14によって乗りかご3を懸架する位置を自在に選択することができる。
さらに、錘側案内シーブ13を乗りかご3の右側面3Rに近づけているので、トラクションシーブ11に対する巻き上げロープ14の巻き付け角度を増加させて、両者間に生じる摩擦力を増加させることができる。
【0018】
次に、図5を参照して一実施形態のマシンルームレスエレベータ100の第1変形例について説明する。
この第1変形例のマシンルームレスエレベータ110においては、錘側案内シーブ13の位置が変更されて昇降路1の右内壁面1aに近づけられているとともに、錘側案内シーブ13の回転軸線が左右方向に延びている。さらに、釣合錘5に設けた錘側シーブ5aは、その回転軸線が前後方向に延びるように配設されている。
このような構成とすると、昇降空間と昇降路1の右内壁面1aとの間の隙間Sの内部において、巻き上げロープ14によって釣合錘5を懸架する位置を自在に選択することができる。
【0019】
次に、図6および図7を参照して一実施形態のマシンルームレスエレベータ100の第2変形例および第3変形例について説明する。
図6に示した第2変形例のマシンルームレスエレベータ120においては、巻上機10の駆動軸10aが、上下方向に延びてはいるもののトラクションシーブ11が後方に向かうように鉛直方向に対して傾くように延びている。
これに対して、図7に示した第3変形例のマシンルームレスエレベータ130においては、巻上機10の駆動軸10aが、上下方向に延びてはいるもののトラクションシーブ11が前方に向かうように鉛直方向に対して傾いて延びている。
このような構成とすることにより、巻上機10とトラクションシーブ11、かご側案内シーブ12および錘側案内シーブ13の上下方向位置を自在に選択することができる。
また、巻上機10の駆動軸10aの傾斜角度を適宜選択することにより、トラクションシーブ11の上面がかご側案内シーブ12若しくは錘側案内シーブ13の上端部よりも下方に位置するように構成することもできる。
【0020】
参考例
次に、図8を参照して参考例のマシンルームレスエレベータ200について説明する。
参考例のマシンルームレスエレベータ200は、上述した一実施形態のマシンルームレスエレベータ100に対して、トラクションシーブおよび巻き上げロープの配置が異なっている。
【0021】
巻上機20は、その回転軸20aが鉛直方向に延びるように右側のかご側ガイドレール2Rに固定されるとともに、駆動力伝達装置21を介してトラクションシーブ22に接続されている。
駆動力伝達装置21は、互いに噛み合う一対のはす歯歯車を内蔵しており、その駆動力伝達軸21aは後方に向かって水平に延びている。
これにより、トラクションシーブ22は、駆動力伝達装置21を介して巻上機20によって回転駆動され、前後方向に水平に延びる軸線の回りに回転する。
【0022】
トラクションシーブ22に巻き付けられた巻き上げロープ23のうち、乗りかご3側に垂下する部分23aは、左右一対のかご下シーブ3a,3b間で水平に延びた後(23b)、上方に延びてその先端23cが図示されないヒッチ部により昇降路1の頂部に固定されている。
また、トラクションシーブ22から釣合錘5側に垂下する部分23dは、錘側シーブ5aに巻き付けられてから上方に延びてその先端23eが図示されないヒッチ部により昇降路1の頂部に固定されている。
【0023】
すなわち、本参考例のマシンルームレスエレベータ200においては、巻上機20の回転軸が上下方向に延びているので、巻上機20を大容量化するために巻上機20の軸線方向長さが長くなっても、昇降路1の寸法を増加させる必要がない。
また、駆動力伝達装置21の形状および寸法、特に駆動力伝達軸21aの長さを変更することによりトラクションシーブ22を最適な位置に配設することができるから、巻き上げロープ23によって乗りかご3を懸架する位置を自在に選択することが可能となる。
【0024】
以上、本発明に係るマシンルームレスエレベータの一実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施形態においては、かご側シーブを乗りかごの下部に設けているが、かご側シーブを乗りかごの上部に設けることもできる。
また、上述した一実施形態においては、巻上機を昇降路の側壁若しくはかご側ガイドレールに固定しているが、錘側ガイドレールにも固定することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のマシンルームレスエレベータにおいては、巻上機の駆動軸が上下方向に延びるので、巻上機を大容量化する際に巻上機の軸線方向寸法が大きくなっても昇降路の寸法を増加させる必要がない。
また、巻上機の駆動軸が上下方向に延びるので、昇降路の水平断面図で見たときに巻上機が占める面積が大幅に小さくなり巻上機を配設する位置の自由度が高まるから、巻き上げロープによって乗りかごを懸架する位置を自在に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のマシンルームレスエレベータを示す斜視図。
【図2】 図1に示したマシンルームレスエレベータを昇降路と共に示す平面図。
【図3】 図1に示したマシンルームレスエレベータの正面図。
【図4】 図1に示したマシンルームレスエレベータの右側面図。
【図5】 図1に示したマシンルームレスエレベータの第1変形例を示す平面図。
【図6】 図1に示したマシンルームレスエレベータの第2変形例を示す右側面図。
【図7】 図1に示したマシンルームレスエレベータの第2変形例を示す右側面図。
【図8】 本発明のマシンルームレスエレベータの参考例を示す斜視図。
【図9】 従来のマシンルームレスエレベータを昇降路と共に示す平面図。
【符号の説明】
1 昇降路
2L,2R かご側ガイドレール
3 乗りかご
3a,3b かご下シーブ
4 錘側ガイドレール
5 釣合錘
5a 錘側シーブ
6 巻上機
7 トラクションシーブ
8 巻き上げロープ
10 巻上機
10a 駆動軸
11 トラクションシーブ
12 かご側案内シーブ
13 錘側案内シーブ
14 巻き上げロープ
20 巻上機
20a 駆動軸
21 駆動力伝達装置
21a 駆動力伝達軸
22 トラクションシーブ
23 巻き上げロープ
100 一実施形態のマシンルームレスエレベータ
110 第1変形例のマシンルームレスエレベータ
120 第2変形例のマシンルームレスエレベータ
130 第3変形例のマシンルームレスエレベータ
200 参考例のマシンルームレスエレベータ

Claims (10)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごと、
    前記乗りかごが前記昇降路の頂部まで上昇したときに前記乗りかごの一方の側壁と前記昇降路の壁面との間に生じる隙間内に位置するように配置されるとともに、その駆動軸が上下方向に延びており、かつその軸線方向に細長い形状である巻上機と、
    前記隙間内に配置されて前記巻上機によって回転駆動される、前記巻上機と同軸なトラクションシーブと、
    前記乗りかごの一方の側壁の側において昇降する釣合錘と、
    前記トラクションシーブに懸架され、一端が前記乗りかご側に他端が前記釣合錘側に導かれるロープと、を備え
    前記釣合錘の昇降動作を導く釣合錘ガイドレールが設けられ、
    前記隙間内のうち前記釣合錘ガイドレールの頂上部近傍には、水平に延びる軸線の回りに回転自在な、前記ロープを案内するための少なくとも2つの案内シーブが設けられていることを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
  2. 前記案内シーブは、前記釣合錘側から導かれた前記ロープが懸架される第1案内シーブと、前記乗りかご側から導かれた前記ロープが懸架される第2案内シーブとを有し、
    前記トラクションシーブは、前記第1案内シーブからのロープが懸架され第2案内シーブに懸架するように配置されることを特徴とする請求項に記載したマシンルームレスエレベータ。
  3. 左右一対のかご側ガイドレールに案内されて昇降路内を昇降する乗りかごと、
    前記乗りかごが前記昇降路の頂部まで上昇したときに前記乗りかごの一方の側壁と前記昇降路の壁面との間に生じる隙間内において、前記かご側ガイドレールに対し前後いずれか一方の側に配置されるとともに、その駆動軸が上下方向に延びており、かつその軸線方向に細長い形状である巻上機と、
    前記巻上機によって駆動されて前記駆動軸と同軸な軸線の回りに回転する、前記隙間内に配置されたトラクションシーブと、
    前記隙間内において前記トラクションシーブと前記かご側ガイドレールとの間に配設された、水平に延びる軸線の回りに回転自在なかご側案内シーブと、
    前記かご側ガイドレールに対し前後いずれか他方の側において、前記乗りかごの一方の側壁の側で昇降する釣合錘と、
    前記隙間内において前記かご側ガイドレールに対し前後いずれか他方の側に配置された、水平に延びる軸線の回りに回転自在な錘側案内シーブと、
    前記トラクションシーブから前記かご側案内シーブを介して前記乗りかご側に延びて前記乗りかごを懸架する部分、および前記トラクションシーブから前記かご側ガイドレールの背面側を通過しつつ前記錘側案内シーブを介して前記釣合錘側に延びて前記釣合錘を懸架する部分を有した巻上ロープと、
    を備えることを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
  4. 前記巻上機の駆動軸は鉛直方向に延びていることを特徴とする請求項1またはに記載したマシンルームレスエレベータ。
  5. 前記巻上機の駆動軸は鉛直方向に対して傾いて延びており、かつ前記案内シーブが前記トラクションシーブより下方に設けられていることを特徴とする請求項1またはに記載したマシンルームレスエレベータ。
  6. 前記巻上機の駆動軸は鉛直方向に対して傾いて延びており、かつ前記案内シーブが前記トラクションシーブより上方に設けられていることを特徴とする請求項1またはに記載したマシンルームレスエレベータ。
  7. 鉛直方向上方から見たときに、前記トラクションシーブの大きさは、前記釣合錘の厚みと略一致することを特徴とする請求項1またはに記載したマシンルームレスエレベータ。
  8. 前記巻上機の外径は、前記トラクションシーブの外径と、略一致することを特徴とする請求項1またはに記載したマシンルームレスエレベータ。
  9. 前記トラクションシーブは、その上面が前記昇降路の天井と対向するように配置されていることを特徴とする請求項1またはに記載したマシンルームレスエレベータ。
  10. 前記巻上機は、前記昇降路壁、前記釣合錘の昇降を導く釣合錘ガイドレールおよび前記乗りかごの昇降を導く乗りかごガイドレールの何れかに直接的に若しくは間接的に支持されることを特徴とする請求項1または3に記載したマシンルームレスエレベータ。
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