JP5042049B2 - コンデンサ、配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、配線基板に内蔵または表面実装されるコンデンサ及びそのコンデンサを内蔵または表面実装した配線基板に関するものである。
コンピュータのマイクロプロセッサ等として使用される半導体集積回路素子(ICチップ)は、近年ますます高速化、高機能化しており、これに付随して端子数が増え、端子間ピッチも狭くなる傾向にある。一般的にICチップの底面には多数の端子が密集してアレイ状に配置されており、このような端子群はマザーボード側の端子群に対してフリップチップの形態で接続される。ただし、ICチップ側の端子群とマザーボード側の端子群とでは端子間ピッチに大きな差があることから、ICチップをマザーボード上に直接的に接続することは困難である。そのため、通常はICチップをICチップ搭載用配線基板上に搭載してなるパッケージを作製し、そのパッケージをマザーボード上に搭載するという手法が採用される。この種のパッケージを構成するICチップ搭載用配線基板においては、ICチップのスイッチングノイズの低減や電源電圧の安定化を図るために、コンデンサ(「キャパシタ」とも言う)を設けることが提案されている。その一例として、高分子材料製のコア基板内にコンデンサを埋め込むとともに、そのコア基板の表面及び裏面にビルドアップ層を形成した配線基板が従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1に記載の配線基板では、コア基板の中央部において上面及び下面に開口する収容穴部が形成されており、この収容穴部にビアアレイタイプのセラミックコンデンサが収納されている。
図15には、従来のビアアレイタイプのセラミックコンデンサ201の一例を示している。このセラミックコンデンサ201は、キャパシタ形成層部202と、カバー層部203と、中間層部204とを備える。キャパシタ形成層部202は、セラミック誘電体層205を介して第1内部電極206と第2内部電極207とを交互に積層配置した構造を有している。セラミック誘電体層205は、高誘電率セラミックの一種であるチタン酸バリウムの焼結体からなり、第1内部電極206及び第2内部電極207間の誘電体(絶縁体)として機能する。
中間層部204は、複数のセラミック誘電体層208を積層してなり、キャパシタ形成層部202の間に配置されている。キャパシタ形成層部202では、第1内部電極206と第2内部電極207とが厚さ方向に重なる部分と重ならない部分が存在する。そのため、それら内部電極206,207の形成によって段差(電極段差)が生じるが、キャパシタ形成層部202の間に中間層部204を設けることによって、電極段差が抑制される。
カバー層部203は、中間層部204と同様に複数のセラミック誘電体層209を積層してなり、キャパシタ形成層部202を覆うようにコンデンサ201の表層部に設けられている。このカバー層部203を設けることによって、コンデンサ201の絶縁性、耐熱性、耐湿性等が確保される。
また、セラミックコンデンサ201には多数のビアホール210が形成されている。これらのビアホール210は、コンデンサ201をその厚さ方向に貫通するとともに、全面にわたって格子状(アレイ状)に配置されている。各ビアホール210内には、コンデンサ201の上面及び下面間を貫通する複数のビア導体211,212が形成されている。各第1ビア導体211は、各第1内部電極206を貫通しており、それら同士を互いに電気的に接続している。各第2ビア導体212は、各第2内部電極207を貫通しており、それら同士を互いに電気的に接続している。
このように構成されたセラミックコンデンサ201は、例えば、以下のような手順で作製される。すなわち、セラミックのグリーンシートに内部電極用ニッケルペーストをスクリーン印刷して乾燥させる。そして、複数のグリーンシートを積層してシート積層方向に押圧力を付与することにより、各グリーンシートを一体化してグリーンシート積層体を形成する。さらに、グリーンシート積層体にビアホール210を多数個貫通形成し、ビア導体用ニッケルペーストを各ビアホール210内に充填する。この後、グリーンシート積層体を脱脂し、さらに所定温度で所定時間焼成を行うことにより、セラミックコンデンサ201が形成される。
なお、図15のセラミックコンデンサ201は、特許文献1のように基板内蔵用コンデンサとして用いられるが、配線基板の表面に実装される表面実装用コンデンサとして用いることもできる。
特開2005−39243号公報
ところで、図15に示す従来のセラミックコンデンサ201を特許文献1のように配線基板に内蔵した場合、その表面近傍には、残留応力が溜まっていることがビッカース試験によって確認されている。すなわち、コンデンサ201の厚み方向(Z方向)に対して垂直な方向(XY方向)に圧縮応力がかかっている反面、厚み方向には、引っ張り応力がかかっている。そして、このようなセラミックコンデンサ201を配線基板内に埋め込むと、それを覆うように形成されたビルドアップ層の収縮によってセラミックコンデンサ201がZ方向に引っ張られてしまう。セラミックコンデンサ201のカバー層部203は、セラミック誘電体層209のみにて形成されており比較的に靭性が低いため、そのカバー層部203において各ビア導体211,212の近傍にクラック215(図16参照)が発生しやすくなる。このため、配線基板の信頼性が低下するおそれがある。
また、図17に示されるように、配線基板220上にセラミックコンデンサ201をフリップチップ方式で表面実装した場合、配線基板220とセラミックコンデンサ201との熱膨張差により、セラミックコンデンサ201の表層付近に圧縮応力(X,Y方向の応力)が加わる。そのため、セラミックコンデンサ201が反り、カバー層部203においてクラックが発生しやすくなる。特に、図18に示されるように、セラミックコンデンサ201自体に反りがある場合、その表面実装時には、より大きな応力がセラミックコンデンサ201の表層付近に加わるため、セラミックコンデンサ201が変形してクラックが発生する可能性が高まる。
さらに、図19に示されるように、配線基板220上にセラミックコンデンサ201を表面実装し、配線基板220とセラミックコンデンサ201との隙間をアンダーフィル材230によって封止する場合、アンダーフィル材230の熱硬化収縮による引っ張り応力(Z方向の応力)がセラミックコンデンサ201に加わる。そのため、セラミックコンデンサ201のカバー層部203においてクラックが発生しやすくなる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、表層部の靭性を高め、配線基板に内蔵または表面実装する際に生じるクラックを防止することができるコンデンサ及び配線基板を提供することにある。
そして上記課題を解決するための手段(手段1)としては、コンデンサ主面102及びコンデンサ裏面103を有する板状のコンデンサ本体104と、前記コンデンサ本体104内にて配置され、前記コンデンサ本体104の厚さ方向に沿って延びるように配置された複数のコンデンサ内ビア導体131,132とを備え、前記コンデンサ本体104が、複数の第1誘電体層105と前記複数のコンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続された複数の内部電極141,142とを交互に積層してなる第1誘電体積層部107と、複数の第2誘電体層153と前記複数のコンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続されていないダミー電極154とを交互に積層してなり、前記コンデンサ本体104の表層部にて露出するように配置された第2誘電体積層部108とを含んで構成され、前記ダミー電極154は、前記コンデンサ内ビア導体131,132の周囲にてクリアランス155を隔てて配置されたベタパターンであり、前記第2誘電体積層部108の前記ダミー電極154と同一層に、前記複数のコンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続された複数の第2ランド状導体156が形成されていることを特徴とするコンデンサがある。
従って、手段1のコンデンサによると、コンデンサ本体の表層部において、第2誘電体積層部が設けられており、その第2誘電体積層部には、ダミー電極が複数の第2誘電体層の間に積層されている。このダミー電極は、広面積の電極であることが好ましく、例えば、前記コンデンサ内ビア導体の周囲にてクリアランスを隔てて配置されたベタパターンとしてもよい。このようにすれば、コンデンサ本体の表層部における靭性を向上させることができる。そのため、コンデンサを配線基板に内蔵する際に、そのコンデンサ表面に外部応力が加わったとしても、従来のように表層部におけるコンデンサ内ビア導体の近傍でのクラックの発生を防止することができる。
前記第2誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さよりも厚いことが好ましい。このようにすれば、第2誘電体積層部の強度を十分に確保することができる。
また、前記第2誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さと等しくてもよい。この場合、同じ厚さのシート材を使用して各誘電体層を形成することができるため、製造コストを低減することができる。
前記ダミー電極は、前記複数の内部電極と同じ金属材料を用いて形成されることが好ましい。このように、内部電極と同じ金属材料を用いてダミー電極を形成することにより、そのダミー電極の専用の金属材料を別途用意する必要がなく、同じ条件(温度、時間)で同時焼成を行うことができるため、製造コストを抑えることができる。
前記ダミー電極の厚さは、前記複数の内部電極の厚さ以上であることが好ましい。このようにすれば、第2誘電体積層部の強度を十分に確保することができ、その第2誘電体積層部においてコンデンサ内ビア導体の近傍で発生するクラックを確実に防止することができる。
前記第2誘電体積層部の前記ダミー電極と同一層に、前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続された複数の第2ランド状導体が形成されていてもよい。前記第2誘電体積層部の前記ダミー電極と同一層に、複数の第2ランド状導体を形成することにより、厚さ方向にみて、ダミー電極が存在する部分とダミー電極が存在しない部分とで、段差(電極段差)が生じるが、第2ランド状導体を形成することによりその電極段差を確実に吸収することができ、クラックの発生をより防止することができる。
前記コンデンサは、複数の第3誘電体層と前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続された複数の第3ランド状導体とを交互に積層してなり、前記第1誘電体積層部間に配置された第3誘電体積層部をさらに備えていてもよい。前記第1誘電体積層部において、複数の第1誘電体層と複数の内部電極とを交互に積層することにより、各電極がその厚さ方向に重なる部分と重ならない部分とで段差(電極段差)が生じるが、第3誘電体積層部において、コンデンサ内ビア導体の外周部に複数の第3ランド状導体を積層することにより、その電極段差を確実に吸収することができ、クラックの発生を防止することができる。
前記第3誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さよりも厚いことが好ましい。このようにすれば、第3誘電体積層部の強度を十分に確保することができる。
また、前記第3誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さと等しくてもよい。この場合、同じ厚さのシート材を使用して各誘電体層を形成することができるため、製造コストを低減することができる。
前記第2ランド状導体及び前記第3ランド状導体は、前記複数の内部電極と同じ金属材料を用いて形成されることが好ましい。このように、内部電極と同じ金属材料を用いて第2及び第3ランド状導体を形成することにより、そのランド状導体の専用の金属材料を別途用意する必要がなく、同じ条件(温度、時間)で同時焼成を行うことができるため、製造コストを抑えることができる。
前記第2ランド状導体及び前記第3ランド状導体の厚さは、前記複数の内部電極の厚さ以上であることが好ましい。このようにすれば、第3誘電体積層部の強度を十分に確保することができ、その第3誘電体積層部においてコンデンサ内ビア導体の近傍で発生するクラックを確実に防止することができる。
前記コンデンサは、前記コンデンサ主面上に配置され、前記複数のコンデンサ内ビア導体の少なくともコンデンサ主面側端部に接続された複数の端子電極を備えることが好ましい。このように端子電極を備えると、配線基板における導体との接続を確実に行うことができる。
前記第1誘電体層、前記第2誘電体層、及び前記第3誘電体層としては、セラミック誘電体層、樹脂誘電体層、セラミック−樹脂複合材料からなる誘電体層などが挙げられる。前記セラミック誘電体層としては、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化ほう素、炭化珪素、窒化珪素などといった高温焼成セラミックの焼結体が好適に使用されるほか、ホウケイ酸系ガラスやホウケイ酸鉛系ガラスにアルミナ等の無機セラミックフィラーを添加したガラスセラミックのような低温焼成セラミックの焼結体が好適に使用される。この場合、用途に応じて、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ストロンチウムなどの誘電体セラミックの焼結体を使用することも好ましい。誘電体セラミックの焼結体を使用した場合、静電容量の大きなコンデンサを実現しやすくなる。また、前記樹脂誘電体層としては、エポキシ樹脂、接着剤を含んだ四フッ化エチレン樹脂(PTFE)などの樹脂が好適に使用される。さらに、前記セラミック−樹脂複合材料からなる誘電体層としては、セラミックとして、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ストロンチウムなどが好適に使用され、樹脂材料として、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂、及び、ニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、フッ素ゴムなどのラテックスが好適に使用される。
前記内部電極、前記コンデンサ内ビア導体、前記端子電極、前記ダミー電極、前記第2及び第3ランド状導体としては特に限定されないが、例えば誘電体層がセラミック誘電体層である場合にはメタライズ導体であることが好ましい。なお、メタライズ導体は、金属粉末を含む導体ペーストを従来周知の手法、例えばメタライズ印刷法で塗布した後に焼成することにより、形成される。同時焼成法によってメタライズ導体及びセラミック誘電体層を形成する場合、メタライズ導体中の金属粉末は、セラミック誘電体層の焼成温度よりも高融点である必要がある。例えば、セラミック誘電体層がいわゆる高温焼成セラミック(例えばアルミナ等)からなる場合には、メタライズ導体中の金属粉末として、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)等やそれらの合金が選択可能である。セラミック誘電体層がいわゆる低温焼成セラミック(例えばガラスセラミック等)からなる場合には、メタライズ導体中の金属粉末として、銅(Cu)または銀(Ag)等やそれらの合金が選択可能である。
また、上記課題を解決するための他の手段(手段2)としては、上記手段1のコンデンサを内蔵した配線基板がある。
従って、上記手段2の配線基板によれば、コンデンサ本体の表面近傍での靭性が十分に確保されるため、コンデンサの内蔵工程において外部応力が作用した場合でも、コンデンサ本体の表面近傍でクラックが発生することを防止でき、配線基板の信頼性が向上する。
前記配線基板は、手段1のコンデンサを収納するための収容穴部を有するコア基板と、そのコア基板の上面及び下面上に形成されるビルドアップ層とを備えることが好ましい。このコア基板を形成する材料は特に限定されないが、好ましいコア基板は高分子材料を主体として形成される。コア基板を形成するための高分子材料の具体例としては、例えば、EP樹脂(エポキシ樹脂)、PI樹脂(ポリイミド樹脂)、BT樹脂(ビスマレイミド・トリアジン樹脂)、PPE樹脂(ポリフェニレンエーテル樹脂)などがある。そのほか、これらの樹脂とガラス繊維(ガラス織布やガラス不織布)やポリアミド繊維等の有機繊維との複合材料を使用してもよい。
また、上記課題を解決するための他の手段(手段3)としては、基板主面を有し、その基板主面上に上記手段1のコンデンサをリップチップ方式にて表面実装した配線基板がある。
従って、上記手段3の配線基板によれば、コンデンサ本体の表面近傍での靭性が十分に確保されるため、コンデンサの表面実装工程において圧縮応力が作用した場合でも、コンデンサ本体の表面近傍でクラックが発生することを防止でき、配線基板の信頼性が向上する。
前記配線基板において、前記基板主面と前記コンデンサとの隙間を樹脂材にて封止してもよい。この樹脂材の封止工程において、熱硬化収縮による引っ張り応力がコンデンサに作用した場合でも、コンデンサ本体の表面近傍でクラックが発生することを防止できる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示されるように、本実施の形態の配線基板10は、ICチップ搭載用の配線基板である。配線基板10は、略矩形板状のコア基板11と、コア基板11の上面上に形成される第1ビルドアップ層31と、コア基板11の下面上に形成される第2ビルドアップ層32とからなる。
本実施の形態のコア基板11は、縦25mm×横25mm×厚さ1.0mmの平面視略矩形板状である。このコア基板11における複数箇所にはスルーホール導体16が形成されている。かかるスルーホール導体16は、コア基板11の上面12側と下面13側とを接続導通している。なお、スルーホール導体16の内部は、例えばエポキシ樹脂などの閉塞体17で埋められている。また、コア基板11の上面12及び下面13には、銅からなる導体41がパターン形成されており、各導体41は、スルーホール導体16に電気的に接続されている。
コア基板11のコア主面12上に形成された第1ビルドアップ層31は、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)からなる2層の樹脂層間絶縁層33,35と、銅からなる導体42とを交互に積層した構造を有している。また、第2層の樹脂層間絶縁層35の表面上における複数箇所には、端子パッド44がアレイ状に形成されている。さらに、樹脂層間絶縁層35の表面は、ソルダーレジスト37によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト37の所定箇所には、端子パッド44を露出させる開口部46が形成されている。端子パッド44の表面上には、複数のはんだバンプ45が配設されている。各はんだバンプ45は、矩形平板状をなすICチップ21の面接続端子22に電気的に接続されている。なお、各端子パッド44及び各はんだバンプ45からなる領域は、ICチップ21を搭載可能なICチップ搭載領域23である。ICチップ搭載領域23は、第1ビルドアップ層31の表面に設定されている。また、樹脂層間絶縁層33,35内には、それぞれビア導体43,47が設けられている。これらのビア導体43,47は、導体42及び端子パッド44を相互に電気的に接続している。
図1に示されるように、コア基板11のコア裏面13上に形成された第2ビルドアップ層32は、上述した第1ビルドアップ層31とほぼ同じ構造を有している。即ち、第2ビルドアップ層32は、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)からなる2層の樹脂層間絶縁層34,36と、導体42とを交互に積層した構造を有している。第2層の樹脂層間絶縁層36の下面上における複数箇所には、ビア導体47を介して導体42に電気的に接続されるBGA用パッド48がアレイ状に形成されている。また、樹脂層間絶縁層36の下面は、ソルダーレジスト38によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト38の所定箇所には、BGA用パッド48を露出させる開口部40が形成されている。BGA用パッド48の表面上には、図示しないマザーボードとの電気的な接続を図るための複数のはんだバンプ49が配設されている。そして、各はんだバンプ49により、図1に示される配線基板10は図示しないマザーボード上に実装される。
前記コア基板11は、上面12の中央部及び下面13の中央部にて開口する平面視で矩形状の収容穴部91を有している。即ち、収容穴部91は貫通穴部である。収容穴部91内には、セラミックコンデンサ101(配線基板内蔵用コンデンサ)が、埋め込んだ状態で収容されている。本実施の形態のセラミックコンデンサ101は、縦10.0mm×横10.0mm×厚さ0.8mmの矩形平板状である。また、収容穴部91の内面とセラミックコンデンサ101の側面106との隙間は、高分子材料(本実施の形態では熱硬化性樹脂)からなる充填剤92によって埋められている。この充填剤92は、セラミックコンデンサ101をコア基板11に固定するとともに、セラミックコンデンサ101及びコア基板11の面方向や厚さ方向への変形を自身の弾性変形により吸収する機能を有している。
セラミックコンデンサ101は、コア基板11においてICチップ搭載領域23の真下の領域に配置されている。なお、ICチップ搭載領域23の面積(ICチップ21において面接続端子22が形成される面の面積)は、セラミックコンデンサ101のコンデンサ主面102の面積よりも小さくなるように設定されている。セラミックコンデンサ101の厚さ方向から見た場合、ICチップ搭載領域23は、セラミックコンデンサ101のコンデンサ主面102内に位置している。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態のセラミックコンデンサ101は、いわゆるビアアレイタイプのコンデンサである。セラミックコンデンサ101を構成するセラミック焼結体104(コンデンサ本体)は、1つのコンデンサ主面102(図1では上面)、1つのコンデンサ裏面103(図1では下面)、及び、4つのコンデンサ側面106を有する板状物である。
セラミック焼結体104は、キャパシタ形成層部107(第1誘電体積層部)と、カバー層部108(第2誘電体積層部)と、中間層部109(第3誘電体積層部)とを備える。キャパシタ形成層部107は、複数のセラミック誘電体層105(第1誘電体層)と、複数の内部電極141,142とを交互に積層した構造を有し、セラミック焼結体104の上側と下側との2つの領域に分割して設けられている。キャパシタ形成層部107に形成されている内部電極は電源用内部電極141とグランド用内部電極142とを有し、セラミック誘電体層105を介してそれら電源用内部電極141とグランド用内部電極142とが交互に積層配置されている。セラミック誘電体層105は、高誘電率セラミックの一種であるチタン酸バリウムの焼結体からなり、電源用内部電極141及びグランド用内部電極142間の誘電体(絶縁体)として機能する。電源用内部電極141及びグランド用内部電極142は、いずれもニッケルを主成分として形成された導体である。
図2〜図6に示されるように、セラミック焼結体104には、多数のビアホール130が形成されている。これらのビアホール130は、セラミック焼結体104をその厚さ方向に貫通するとともに、セラミック焼結体104の全面にわたって格子状(アレイ状)に配置されている。各ビアホール130内には、セラミック焼結体104のコンデンサ主面102及びコンデンサ裏面103間を連通する複数のコンデンサ内ビア導体131,132が、ニッケルを主材料として形成されている。各電源用コンデンサ内ビア導体131は、各電源用内部電極141を貫通しており、それら同士を互いに電気的に接続している(図2,3参照)。各グランド用コンデンサ内ビア導体132は、各グランド用内部電極142を貫通しており、それら同士を互いに電気的に接続している(図2,4参照)。各電源用コンデンサ内ビア導体131及び各グランド用コンデンサ内ビア導体132は、全体としてアレイ状に配置されている。本実施の形態では、説明の便宜上、コンデンサ内ビア導体131,132を4列×4列で図示したが、実際にはさらに多くの列が存在している。
中間層部109は、上側のキャパシタ形成層部107と下側のキャパシタ形成層部107との間に配置されており、キャパシタ形成層部107のような内部電極141,142は設けられていない。具体的には、中間層部109は、複数のセラミック誘電体層150(第3誘電体層)と、コンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続された複数の第3ランド状導体151とを交互に積層した構造を有する。中間層部109の第3ランド状導体151は、キャパシタ形成層部107における内部電極141,142と同じ材料(ニッケルを主成分とした金属材料)を用い、内部電極141,142の厚さ以上の厚さに形成されている。この第3ランド状導体151は、キャパシタ形成層部107における電極段差を吸収するために、コンデンサ内ビア導体131,132の外周を囲むように円形状に形成されている(図2,5参照)。また、中間層部109の各セラミック誘電体層150は、キャパシタ形成層部107におけるセラミック誘電体層105と同じ材料(具体的には、チタン酸バリウム)を用い、キャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105よりも厚く形成されている。
カバー層部108は、セラミック焼結体104の表層部にて露出するよう配置されている。すなわち、上側のカバー層部108は、キャパシタ形成層部107の上面を覆うように設けられ、下側のカバー層部108は、キャパシタ形成層部107の下面を覆うように設けられている。カバー層部108は、複数のセラミック誘電体層153(第2誘電体層)と、コンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続されていない広面積のダミー電極154とを交互に積層した構造を有する。カバー層部108のダミー電極154は、キャパシタ形成層部107における内部電極141,142と同じ材料(ニッケルを主成分とした金属材料)を用い、その内部電極141,142の厚さ以上の厚さに形成されている。このダミー電極154は、コンデンサ内ビア導体131,132の周囲にクリアランス155(円形の抜きパターン)を有するベタパターンとなるよう形成されている(図6参照)。また、カバー層部108のセラミック誘電体層153も、キャパシタ形成層部107におけるセラミック誘電体層105と同じ材料(具体的には、チタン酸バリウム)を用い、キャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105よりも厚く形成されている。
そして、図1及び図2に示されるように、セラミック焼結体104のコンデンサ主面102上には、複数の主面側電源用電極111(端子電極)と複数の主面側グランド用電極112(端子電極)とが突設されている。なお、各主面側グランド用電極112は、コンデンサ主面102上において個別に形成されているが、一体に形成されていてもよい。主面側電源用電極111は、複数の電源用コンデンサ内ビア導体131におけるコンデンサ主面102側の端面に対して直接接続されており、主面側グランド用電極112は、複数のグランド用コンデンサ内ビア導体132におけるコンデンサ主面102側の端面に対して直接接続されている。
また、セラミック焼結体104のコンデンサ裏面103上には、複数の裏面側電源用電極121(端子電極)と複数の裏面側グランド用電極122(端子電極)とが突設されている。なお、各裏面側グランド用電極122は、コンデンサ裏面103上において個別に形成されているが、一体に形成されていてもよい。裏面側電源用電極121は、複数の電源用コンデンサ内ビア導体131におけるコンデンサ裏面103側の端面に対して直接接続されており、裏面側グランド用電極122は、複数のグランド用コンデンサ内ビア導体132におけるコンデンサ裏面103側の端面に対して直接接続されている。よって、電源用電極111,121は電源用コンデンサ内ビア導体131及び電源用内部電極141に導通しており、グランド用電極112,122はグランド用コンデンサ内ビア導体132及びグランド用内部電極142に導通している。
図1に示されるように、コンデンサ主面102側にある電極111,112は、ビア導体43、導体42、ビア導体47、端子パッド44、はんだバンプ45及びICチップ21の面接続端子22を介して、ICチップ21に電気的に接続される。一方、コンデンサ裏面103側にある電極121,122は、図示しないマザーボードが有する電極(接触子)に対して、ビア導体43、導体42、ビア導体47、BGA用パッド48及びはんだバンプ49を介して電気的に接続される。
図2等に示されるように、電極111,112,121,122は、ニッケルを主材料として形成され、表面が図示しない銅めっき層によって全体的に被覆されている。これら電極111,112,121,122及びコンデンサ内ビア導体131,132は、ICチップ21の略中心部の直下に配置されている。なお本実施の形態では、電極111,112,121,122の直径が約500μmに設定されている。
例えば、マザーボード側から電極121,122を介して通電を行い、電源用内部電極141−グランド用内部電極142間に電圧を加えると、電源用内部電極141に例えばプラスの電荷が蓄積し、グランド用内部電極142に例えばマイナスの電荷が蓄積する。その結果、セラミックコンデンサ101がコンデンサとして機能する。また、セラミックコンデンサ101では、電源用コンデンサ内ビア導体131及びグランド用コンデンサ内ビア導体132がそれぞれ交互に隣接して配置され、かつ、電源用コンデンサ内ビア導体131及びグランド用コンデンサ内ビア導体132を流れる電流の方向が互いに逆向きになるように設定されている。これにより、インダクタンス成分の低減化が図られている。
本実施の形態のセラミックコンデンサ101は、以下のように作製される。即ち、厚さが7μm程度であるセラミックの第1グリーンシートを形成するとともに、厚さが30μm程度であるセラミックの第2グリーンシートを形成する。そして、第1グリーンシートに内部電極用ニッケルペーストをスクリーン印刷して乾燥させる。これにより、後に電源用内部電極141となる電源用内部電極部と、グランド用内部電極142となるグランド用内部電極部とが形成される。また、第2グリーンシートにダミー電極用ニッケルペーストをスクリーン印刷して乾燥させる。これにより、後にダミー電極154となるダミー電極部が形成される。さらに、第2グリーンシートに導体用ニッケルペーストをスクリーン印刷して乾燥させる。これにより、後に第3ランド状導体151となるランド状導体部が形成される。
次に、キャパシタ形成層部107に対応する部位では、電源用内部電極部が形成された第1グリーンシートとグランド用内部電極部が形成された第1グリーンシートとを交互に積層し、カバー層部108に対応する部位では、ダミー電極部が形成された第2グリーンシートを積層する。さらに、中間層部109に対応する部位では、ランド状導体部が形成された第2グリーンシートを積層する。そして、シート積層方向に押圧力を付与することにより、各グリーンシートを一体化してグリーンシート積層体を形成する。
さらに、レーザー加工機を用いてグリーンシート積層体にビアホール130を多数個貫通形成し、図示しないペースト圧入充填装置を用いて、ビア導体用ニッケルペーストを各ビアホール130内に充填する。次に、グリーンシート積層体の上面上にペーストを印刷し、グリーンシート積層体の上面側にて各導体部の上端面を覆うように主面側電源用電極111及び主面側グランド用電極112を形成する。また、グリーンシート積層体の下面上にペーストを印刷し、グリーンシート積層体の下面側にて各導体部の下端面を覆うように裏面側電源用電極121及び裏面側グランド用電極122を形成する。
この後、グリーンシート積層体の乾燥を行い、各電極111,112,121,122をある程度固化させる。次に、グリーンシート積層体を脱脂し、さらに所定温度で所定時間焼成を行う。その結果、チタン酸バリウム及びペースト中のニッケルが同時焼結し、セラミック焼結体104となる。
次に、得られたセラミック焼結体104が有する各電極111,112,121,122に対して無電解銅めっき(厚さ10μm程度)を行う。その結果、各電極111,112,121,122の上に銅めっき層が形成され、セラミックコンデンサ101が完成する。
このセラミックコンデンサ101を配線基板10に内蔵する際には、まず、収容穴部91を有するコア基板11を従来周知の手法により作製して準備する。そして、そのコア基板11の収容穴部91内にセラミックコンデンサ101を収納し、その収容穴部91の内面とセラミックコンデンサ101の側面106との隙間に、熱硬化性樹脂製の充填剤92を充填する。その後、加熱処理を行うと、充填剤92が硬化して、セラミックコンデンサ101が収容穴部91内に固定される。
さらに、従来周知の手法に基づいてコア基板11の上面12及びセラミックコンデンサ101の上面102の上にビルドアップ層31を形成するとともに、コア基板11の下面13及びセラミックコンデンサ101の下面103の上にビルドアップ層32を形成する。その結果、コア基板11及びビルドアップ層31,32からなる配線基板10が完成する。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態のセラミックコンデンサ101では、表層部に設けられたカバー層部108において、広面積のダミー電極154が形成されているので、その表層部における靭性を向上させることができる。そのセラミックコンデンサ101の内蔵工程では、例えば、コア基板11の収容穴部91内に充填剤92でセラミックコンデンサ101を固定する際に、加熱処理により充填剤92が硬化して収縮する。さらに、コア基板11の上面12及び下面13にビルドアップ層31,32を積層する際には、加圧加熱処理を施すことによって、樹脂層間絶縁層33,34,35,36となるフィルム状絶縁樹脂材料が硬化して収縮する。この場合、セラミックコンデンサ101の表面に外部応力が加わるが、ダミー電極154を設けることによりカバー層部108の靭性が十分に確保されているため、従来技術のようにカバー層部108におけるコンデンサ内ビア導体131,132の近傍にクラックが発生することを回避することができる。また、ダミー電極154はコンデンサ内ビア導体131,132に接続されていないので、このダミー電極154をコンデンサ101の表層部に形成した場合でも、その接続部から湿気が入り込むといった問題もなく、耐湿性を十分に確保することができる。
(2)本実施の形態のセラミックコンデンサ101では、カバー層部108のセラミック誘電体層153は、キャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105よりも厚く形成され、カバー層部108のダミー電極154は、キャパシタ形成層部107の内部電極141,142よりも厚く形成されている。このよう形成すれば、ダミー電極154の強度を十分に確保することができ、表層部における靭性をより高めることができる。また、カバー層部108のセラミック誘電体層153が厚いため、コンデンサ101の絶縁性、耐湿性等を十分に確保することができる。
(3)本実施の形態のセラミックコンデンサ101では、中間層部109において、コンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続された複数の第3ランド状導体151が積層されている。このように、第3ランド状導体151を形成することにより、電極段差を確実に吸収することができるため、中間層部109での残留応力を低減することができる。従って、中間層部109においてコンデンサ内ビア導体131,132の近傍で発生するクラックを確実に防止することができる。また、第3ランド状導体151は金属材料(具体的には、ニッケル)からなるので、セラミックを設けて電極段差を吸収する場合と比較して、中間層部109における靭性を十分に確保することができる。さらに、中間層部109のセラミック誘電体層150は、キャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105よりも厚く形成され、中間層部109の第3ランド状導体151は、キャパシタ形成層部107の内部電極141,142よりも厚く形成されている。このよう形成すれば、第3ランド状導体151の強度を十分に確保することができ、中間層部109におけるクラックの発生を確実に防止することができる。
(4)本実施の形態のセラミックコンデンサ101では、中間層部109の第3ランド状導体151及びカバー層部108のダミー電極154は、キャパシタ形成層部107の内部電極141,142と同じ金属材料(具体的には、ニッケルペースト)を用いて形成されている。この場合、第3ランド状導体151及びダミー電極154を形成するための専用の金属材料を別途用意する必要がなく、同じ条件(温度、時間)で同時焼成を行うことができるため、セラミックコンデンサ101の製造コストを抑えることができる。
(5)本実施形態では、セラミックコンデンサ101がICチップ搭載領域23に搭載されたICチップ21の直下に配置されるため、セラミックコンデンサ101とICチップ21とをつなぐ配線が短くなり、配線のインダクタンス成分の増加が防止される。従って、セラミックコンデンサ101によるICチップ21のスイッチングノイズを確実に低減できるとともに、電源電圧の確実な安定化を図ることができる。また、ICチップ21とセラミックコンデンサ101との間で侵入するノイズを極めて小さく抑えることができるため、誤動作等の不具合を生じることもなく高い信頼性を得ることができる。
(6)本実施形態では、ICチップ搭載領域23がセラミックコンデンサ101の真上の領域内に位置しているため、ICチップ搭載領域23に搭載されるICチップ21は高剛性で熱膨張率が小さいセラミックコンデンサ101によって支持される。よって、上記ICチップ搭載領域23においては、第1ビルドアップ層31が変形しにくくなるため、ICチップ搭載領域23に搭載されるICチップ21をより安定的に支持できる。
[第2の実施の形態]
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図面に基づき説明する。
本実施の形態では、配線基板10において、図7に示すセラミックコンデンサ101Aを内蔵している。なお、本実施の形態では、セラミックコンデンサ101A以外の構成(ビルドアップ層31,32等の構成)は、第1の実施の形態と同様であり、以下にはそのセラミックコンデンサ101Aの構成について説明する。
図7に示されるように、本実施の形態のセラミックコンデンサ101Aでは、カバー層部108におけるセラミック誘電体層153の厚さがキャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105の厚さと等しく、カバー層部108におけるダミー電極154の厚さがキャパシタ形成層部107の内部電極141,142の厚さと等しい。さらに、中間層部109におけるセラミック誘電体層150の厚さがキャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105の厚さと等しく、中間層部109における第3ランド状導体151の厚さがキャパシタ形成層部107の内部電極141,142の厚さと等しい。
このようにセラミックコンデンサ101Aを構成すれば、同じ厚さのグリーンシートを積層することにより、セラミック焼結体104を焼成することができ、その製造コストを抑えることができる。また、カバー層部108において、ダミー電極154の配置間隔が短くなるので、コンデンサ内ビア導体131,132の近傍でのクラックの発生を確実に防止することができる。さらに、中間層部109において、第3ランド状導体151の配置間隔が短くなるので、コンデンサ内ビア導体131,132の近傍でのクラックの発生を確実に防止することができる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明を具体化した第3の実施の形態を図面に基づき説明する。本実施の形態では、配線基板10において、図8のセラミックコンデンサ101Bを内蔵している点が第1の実施の形態と異なる。以下、このセラミックコンデンサ101Bの構成について説明する。
図8に示されるように、セラミックコンデンサ101Bでは、中間層部が省略されており、キャパシタ形成層部107とカバー層部108とによって構成されている。また、カバー層部108におけるセラミック誘電体層153の厚さがキャパシタ形成層部107のセラミック誘電体層105の厚さと等しく、カバー層部108におけるダミー電極154の厚さがキャパシタ形成層部107の内部電極141,142の厚さと等しい。このようにセラミックコンデンサ101Bを構成すれば、同じ厚さのグリーンシートを積層することにより、セラミック焼結体104を焼成することができ、その製造コストを抑えることができる。また、カバー層部108において、ダミー電極154の配置間隔が短くなるので、コンデンサ内ビア導体131,132の近傍でのクラックの発生を確実に防止することができる。さらに、キャパシタ形成層部107を大きくすることができ、キャパシタ容量を十分に確保することができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施の形態のセラミックコンデンサ101,101A,101Bでは、コンデンサ主面102及びコンデンサ裏面103の両方に、端子電極111,112,121,122が形成されていたがこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すセラミックコンデンサ101Cのように、コンデンサ主面102側のみに端子電極111,112が形成されていてもよい。なお、セラミックコンデンサ101Cにおける他の構成(キャパシタ形成層部107、カバー層部108、及び中間層部109等の構成)は、上記第1の実施の形態のセラミックコンデンサ101と同様である。
・上記各実施の形態のセラミックコンデンサ101,101A,101B,101Cでは、カバー層部108にダミー電極154のみが形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示すセラミックコンデンサ101Dのように、カバー層部108において、ダミー電極154の同一層に、複数のコンデンサ内ビア導体131,132の外周部に接続された複数の第2ランド状導体156が形成されていてもよい。この第2ランド状導体156は、中間層部109に形成される第3ランド状導体151よりも外径が小さく、その第2ランド状導体156とダミー電極154との間に一定のクリアランス157が形成されている。このセラミックコンデンサ101Dでは、カバー層部108においてその厚さ方向にみて、ダミー電極154が存在する部分とダミー電極154が存在しない部分とで、段差(電極段差)が生じるが、第2ランド状導体156を形成することによりその電極段差を確実に吸収することができ、クラックの発生をより防止することができる。
・上記各実施の形態のセラミックコンデンサ101,101A,101C,101Dでは、中間層部109に第3ランド状導体151が形成されるものであったが、図11に示すセラミックコンデンサ101Eのように、中間層部109に加えて、キャパシタ形成層部107とカバー層部108との間に、第3ランド状導体151が形成されていてもよい。なおこの場合、キャパシタ形成層部107(第1誘電体積層部)とカバー層部108(第2誘電体積層部)との間に第3誘電体層部110が形成される。このようにしても、電極段差を確実に吸収することができ、クラックの発生をより防止することができる。
・上記各実施の形態の配線基板10では、コア基板11の上面12及び下面13にて開口する収容穴部91にセラミックコンデンサ101,101A〜101Eを内蔵するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、図12に示す配線基板10Aのように、収容穴部91Aがコア基板11の上面12のみにて開口する有底の凹部(非貫通穴部)となっており、その収容穴部91Aにセラミックコンデンサ101を内蔵してもよい。なお、セラミックコンデンサ101は上記第1の実施の形態と同様の構成を有する。この配線基板10Aにおいて、第2ビルドアップ層32の樹脂層間絶縁層34は、全体がコア基板11の下面13に当接している。また、第2ビルドアップ層32とセラミックコンデンサ101とは、収容穴部91Aの底面とコア基板11の下面13とを貫通する複数のビア導体50を介して互いに電気的に接続されている。この配線基板10Aにおいても上記第1実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
・上記各実施の形態では、配線基板10,10Aのパッケージ形態はBGA(ボールグリッドアレイ)であるが、BGAのみに限定されず、例えばPGA(ピングリッドアレイ)やLGA(ランドグリッドアレイ)等であってもよい。
・上記各実施の形態では、配線基板10,10Aにセラミックコンデンサ101,101A〜101Eを内蔵するものであったが、配線基板の基板主面上にセラミックコンデンサ101,101A〜101Eを表面実装してもよい。図13にはその具体例を示している。図13の配線基板10Bでは、基板主面としての下面13B上にセラミックコンデンサ101がフリップチップ方式にて表面実装されている。この配線基板10Bにおいて、はんだを用いてセラミックコンデンサ101を表面実装する際には、配線基板10Bとセラミックコンデンサ101との熱膨張差により、セラミックコンデンサ101の表層付近に圧縮応力が加わる。セラミックコンデンサ101は、カバー層部108において広面積のダミー電極154が形成されておりその靭性が十分に確保されているため、カバー層部108におけるクラックの発生が回避される。また仮にクラックが発生した場合でも、ダミー電極154においてクラックが止まり、内層のキャパシタ形成層107までクラックが進展することはない。
さらに、図14の配線基板10Cのように、下面13C(基板主面)とセラミックコンデンサ101との隙間をアンダーフィル材160(樹脂材)にて封止してもよい。この配線基板10Cにおいて、アンダーフィル材160による封止工程では、アンダーフィル材160の熱硬化収縮による引っ張り応力がセラミックコンデンサ101に作用する。セラミックコンデンサ101は、カバー層部108において広面積のダミー電極154が形成されておりその靭性が十分に確保されているため、カバー層部108におけるクラックの発生を回避することができる。また仮にクラックが発生した場合でも、ダミー電極154においてクラックが止まり、内層のキャパシタ形成層107までクラックが進展することはない。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した各実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)コンデンサ主面及びコンデンサ裏面を有する板状のコンデンサ本体と、前記コンデンサ本体内にて配置され、前記コンデンサ本体の厚さ方向に沿って延びるように配置された複数のコンデンサ内ビア導体と、前記コンデンサ主面上に配置され、前記複数のコンデンサ内ビア導体の少なくともコンデンサ主面側端部に接続された複数の端子電極とを備え、前記コンデンサ本体が、複数の第1誘電体層と前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続された複数の内部電極とを交互に積層してなる第1誘電体積層部と、複数の第2誘電体層と前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続されていない広面積のダミー電極とを交互に積層してなり、前記複数の内部電極が形成されておらず、前記コンデンサ本体の表層部にて露出するように配置された第2誘電体積層部とを含んで構成されていることを特徴とするコンデンサ。
(2)上記(1)において、前記ダミー電極は、前記コンデンサ内ビア導体の周囲にてクリアランスを隔てて配置されたベタパターンであることを特徴とするコンデンサ。
本発明を具体化した第1の実施の形態の配線基板を示す概略断面図。 第1の実施の形態のセラミックコンデンサを示す概略断面図。 キャパシタ形成層部における内部電極とコンデンサ内ビア導体との接続を説明するための概略説明図。 キャパシタ形成層部における内部電極とコンデンサ内ビア導体との接続を説明するための概略説明図。 中間層部における第3ランド状導体を示す概略説明図。 カバー層部におけるダミー電極を示す概略説明図。 第2の実施の形態のセラミックコンデンサを示す概略断面図。 第3の実施の形態のセラミックコンデンサを示す概略断面図。 別の実施の形態のセラミックコンデンサを示す概略断面図。 別の実施の形態のセラミックコンデンサを示す概略断面図。 別の実施の形態のセラミックコンデンサを示す概略断面図。 別の実施の形態の配線基板を示す概略断面図。 別の実施の形態の配線基板を示す概略断面図。 別の実施の形態の配線基板を示す概略断面図。 従来のセラミックコンデンサの一例を示す概略断面図。 従来のセラミックコンデンサにおける表層部のクラックを示す拡大断面図。 従来の配線基板の一例を示す概略断面図。 従来のセラミックコンデンサの一例を示す概略断面図。 従来の配線基板の一例を示す概略断面図。
符号の説明
10,10A〜10C…配線基板
10B,10C…基板主面としての下面
101,101A〜101E…コンデンサとしてのセラミックコンデンサ
102…コンデンサ主面
103…コンデンサ裏面
104…コンデンサ本体としてのセラミック焼結体
105…第1誘電体積層としてのセラミック誘電体層
107…第1誘電体積層部としてのキャパシタ形成層部
108…第2誘電体積層部としてのカバー層部
109…第3誘電体積層部としての中間層部
110…第3誘電体積層部
131,132…コンデンサ内ビア導体
141,142…内部電極
150…第3誘電体層としてのセラミック誘電体層
151…第3ランド状導体
153…第2誘電体層としてのセラミック誘電体層
154…ダミー電極
156…第2ランド状導体
160…樹脂材としてのアンダーフィル材

Claims (14)

  1. コンデンサ主面及びコンデンサ裏面を有する板状のコンデンサ本体と、
    前記コンデンサ本体内にて配置され、前記コンデンサ本体の厚さ方向に沿って延びるように配置された複数のコンデンサ内ビア導体と
    を備え、前記コンデンサ本体が、
    複数の第1誘電体層と前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続された複数の内部電極とを交互に積層してなる第1誘電体積層部と、
    複数の第2誘電体層と前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続されていないダミー電極とを交互に積層してなり、前記コンデンサ本体の表層部にて露出するように配置された第2誘電体積層部と
    を含んで構成され
    前記ダミー電極は、前記コンデンサ内ビア導体の周囲にてクリアランスを隔てて配置されたベタパターンであり、
    前記第2誘電体積層部の前記ダミー電極と同一層に、前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続された複数の第2ランド状導体が形成されている
    ことを特徴とするコンデンサ。
  2. 前記第2誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  3. 前記第2誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さと等しいことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  4. 前記ダミー電極は、前記複数の内部電極と同じ金属材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンデンサ。
  5. 前記ダミー電極の厚さは、前記複数の内部電極の厚さ以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンデンサ。
  6. 前記コンデンサ主面及び前記コンデンサ裏面のうちの少なくともいずれかの上に端子電極が形成され、平面視で前記端子電極が形成されていない箇所に前記ダミー電極が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンデンサ。
  7. 複数の第3誘電体層と前記複数のコンデンサ内ビア導体の外周部に接続された複数の第3ランド状導体とを交互に積層してなり、前記第1誘電体積層部間に配置された第3誘電体積層部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンデンサ。
  8. 前記第3誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項7に記載のコンデンサ。
  9. 前記第3誘電体層の厚さは、前記第1誘電体層の厚さと等しいことを特徴とする請求項7に記載のコンデンサ。
  10. 前記第2ランド状導体及び前記第3ランド状導体は、前記複数の内部電極と同じ金属材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のコンデンサ。
  11. 前記第2ランド状導体及び前記第3ランド状導体の厚さは、前記複数の内部電極の厚さ以上であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のコンデンサ。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のコンデンサを内蔵した配線基板。
  13. 基板主面を有し、その基板主面上に請求項1乃至11のいずれか1項に記載のコンデンサをフリップチップ方式にて表面実装した配線基板。
  14. 前記基板主面と前記コンデンサとの隙間を樹脂材にて封止したことを特徴とする請求項13に記載の配線基板。
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