JP5038212B2 - 車両のドアアウタハンドル構造 - Google Patents

車両のドアアウタハンドル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5038212B2
JP5038212B2 JP2008089581A JP2008089581A JP5038212B2 JP 5038212 B2 JP5038212 B2 JP 5038212B2 JP 2008089581 A JP2008089581 A JP 2008089581A JP 2008089581 A JP2008089581 A JP 2008089581A JP 5038212 B2 JP5038212 B2 JP 5038212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer handle
door
connecting rod
vehicle
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008089581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009243102A (ja
Inventor
洋隆 高谷
多衛 柴原
努 渡辺
大介 辻
毅 宗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U-SHINLTD.
Mazda Motor Corp
Original Assignee
U-SHINLTD.
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by U-SHINLTD., Mazda Motor Corp filed Critical U-SHINLTD.
Priority to JP2008089581A priority Critical patent/JP5038212B2/ja
Publication of JP2009243102A publication Critical patent/JP2009243102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5038212B2 publication Critical patent/JP5038212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両のドアアウタハンドル構造に関し、特に、ドアに固定されるハンドルベース部材と、該ハンドルベース部材に揺動可能に設けられたアウタハンドルと、該アウタハンドルの揺動動作をドアラッチ機構に伝達する連係機構とを備えた車両のドアアウタハンドル構造に関する。
車両のドアアウタハンドル構造において、車両の衝突時等にドアハンドルの部品に慣性力が働き、意図しないときにドアが開放してしまうのを防止するために、衝突時の慣性力を利用したドア開放防止機構を有するものが知られている(例えば特許文献1)。
図8は、特許文献1に記載された従来のドアアウタハンドル構造を示す断面図である。この図8に示すように、特許文献1のドアアウタハンドル構造200は、ヒンジ軸線202を中心に回動可能なハンドルアーム204と、ハウジング205内部に配置された係止部材206と、を備える。係止部材206は、ピン208に揺動可能に支持されており、ハンドルアーム204の端部207が通過可能な溝210を有する。車両の衝突時、係止部材206は、慣性力によってピン208を中心に揺動する。このとき、溝210の位置がハンドルアーム204の端部207の軌跡から外れるため、ハンドルアーム204の端部207は、溝210を通ることができず、係止部材206の肩部212に当接して停止する。これにより、ハンドルアーム204のそれ以上の移動が阻止され、ドアの開放が阻止される。
特表2003−503612号公報
しかしながら、この特許文献1のドアアウタハンドル構造では、係止部材206を予めドアアウタハンドル構造のハウジング205内に組み込まれなければならない。したがって、車両を設計する際には、車種ごとに車両の構造、形状等を考慮して係止部材206の寸法、取付構造等を予め設計する必要がある。そのため、車種間の部品の共通化を図ることが難しい。
本発明の目的は、既存のドアアウタハンドル構造に後から取り付けることができ、車両の車種間の部品の共通化を図ることができる、車両の衝突時の慣性力によりドアの開放を規制する機構を有する車両のドアアウタハンドル構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のドアアウタハンドル構造は、ドアに固定されるハンドルベース部材と、該ハンドルベース部材に揺動可能に設けられたアウタハンドルと、該アウタハンドルの揺動動作によって移動する可動部を有し且つアウタハンドルの揺動動作をドアラッチ機構に伝達する連係機構とを備えた車両のドアアウタハンドル構造において、アウタハンドルまたは可動部に近接してハンドルベース部材に取り付けられ、ハンドルベース部材とは別体に設けられるブラケットと、ブラケットに揺動可能に設けられ、車両の衝突時の慣性力によりアウタハンドル又は可動部の移動軌跡上に移動し、可動部のドア開放方向への移動を規制する慣性ストッパ部材と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明においては、車両の衝突時に、慣性ストッパ部材に慣性力が働くと、慣性ストッパ部材が連係機構の可動部の移動軌跡上に移動する。連係機構の可動部が、慣性力によってドアを開放する方向に移動しようとすると、慣性ストッパ部材によって、可動部のドア開放方向への移動が規制される。これにより、ドアの開放を阻止する。
このような本発明では、ブラケットがハンドルベース部材とは別体で設けられ、ブラケットに慣性ストッパ部材が揺動可能に設けられているので、慣性ストッパ部材を、既存のドアアウタハンドル構造に容易に取り付けることができる。また、慣性ストッパ部材を後から取り付けることが可能となるので、慣性ストッパ部材が必要な車種と不要な車種との間で、ドアアウタハンドル構造の共通化を図ることができる。
なお、慣性ストッパ部材が連係機構の可動部の移動軌跡上に移動する場合とは、慣性ストッパ部材が可動部自体の移動軌跡上に移動する場合はもちろん、慣性ストッパ部材が、可動部に取り付けられ可動部とともに移動する部材の移動軌跡上に移動することも含む。
本発明において、好ましくは、連係機構は、衝突時にアウタハンドルの慣性力に対抗する慣性力を発生する慣性質量部材と、該慣性質量部材に連結された連結ロッドとを備えており、慣性ストッパ部材は、連結ロッドの移動軌跡上に移動可能に設けられる。
このように構成された本発明においては、慣性ストッパ部材が慣性力により移動すると、連結ロッドの移動軌跡上に移動し、連結ロッドの移動を規制する。ここで、連結ロッドの周囲は、ドアアウタハンドル構造において比較的スペースに余裕がある。よって、連係機構の可動部を構成する部材のうち、連結ロッドの移動を規制するように慣性ストッパ部材を配置することにより、ドアアウタハンドル構造のスペースを有効に利用することができ、また慣性ストッパ部材の動作を確実にするように慣性ストッパ部材を配置することができる。
本発明において、好ましくは、連結ロッドは、該連結ロッドから突出し、慣性ストッパ部材が慣性力により移動したとき、慣性ストッパ部材に係合する係合部を有する。
このように構成された本発明においては、慣性ストッパ部材が慣性力によって移動すると、慣性ストッパ部材が係合部に係合して、連結ロッドの移動を規制する。連結ロッドが、連結ロッドから突出した係合部を有しているので、慣性ストッパ部材が係合部に係合して、連結ロッドの移動を確実に規制することができる。
本発明において、好ましくは、慣性質量部材は、連結ロッドに対して、アウタハンドルの長手方向一方側に配置され、慣性ストッパ部材は、他方側に配置される。
このように構成された本発明においては、連結ロッドを挟んで、慣性質量部材が連結ロッドに対してアウタハンドルの長手方向一方側に、慣性ストッパ部材が他方側に配置されるので、慣性ストッパ部材を慣性質量部材に干渉させることなく、連結ロッドの周囲のスペースを有効に利用して効率よく配置することができる。
本発明において、好ましくは、ブラケットは、ハンドルベース部材に一箇所で螺合されて取り付けられるとともに、ハンドルベース部材に係合して回転を阻止する回転規制フランジを備える。
このように構成された本発明においては、ブラケットがハンドルベース部材に一箇所で螺合されて取り付けられるので、ハンドルベース部材への取付を簡単に行うことができる。また、ブラケットが回転規制フランジを備えているので、一箇所で螺合されていても、ブラケットがハンドルベース部材に対して回転するのを規制することができる。これにより、ブラケットをハンドルベース部材にしっかり固定することができる。
本発明において、好ましくは、回転規制フランジは、ハンドルベース部材の上下面に係合するように構成されている。
このように構成された本発明においては、回転規制フランジが、ハンドルベース部材の上下面に係合するように構成されているので、簡単な構造で確実にブラケットの回転を規制することができる。
本発明において、好ましくは、ブラケットは、ハンドルベース部材に形成された、車両のキーシリンダを覆う盗難防止用のカバー部材の取付部を利用して取り付けられるように構成されている。
このように構成された本発明においては、ブラケットが盗難防止用カバー部材の取付部を利用して取り付けられているので、ブラケットを取り付けるための取付部を新たに設ける必要がなく、簡単に取付作業を行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成には、図面に第1実施形態と同一符号を付し、その説明を簡略化または省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造1を外側から示した図である。図1に示すように、ドアアウタハンドル構造1は、車両のリア側のドア300に取り付けられている。ドアアウタハンドル構造1は、ドア300のアウタパネル302の外側に取り付けられたアウタハンドル2と、アウタパネル302の内側に配置され、アウタハンドル2を保持するハンドルベース部材4と、ドア300を開放可能なドアラッチ機構6と、アウタハンドル2の動作をドアラッチ機構6に伝達する連係機構8と、を備える。
図2は、本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造1を内側から示した斜視図である。この図2においては、ドアアウタハンドル構造1を理解しやすいように、アウタパネル302の図示を省略する。また、図3は、本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造1の断面図である。
図1、図2、及び図3に示すように、アウタハンドル2は、その長手方向が車両の前後方向に沿うようにほぼ水平に配置され、前方側の端部10がアウタパネル302を貫通してハンドルベース部材4に揺動可能に取り付けられている。また、アウタハンドル2の車両後方側には、アウタパネル302を貫通してハンドルベース部材4に固定されたハンドル保持部14が設けられ、アウタハンドル2の後方側の端部12は、ハンドル保持部14に対して移動可能に保持されている。このような取付構造により、アウタハンドル2は、端部10で長手方向に直交する軸を中心に揺動可能となっている。
アウタハンドル2の後方側の端部12には、アウタハンドル2の揺動運動を連係機構8に伝達するための作動部18が設けられている。作動部18は、アウタハンドル2の車両内側の面からアウタパネル302及びハンドルベース部材4を貫通して車両の内側に延び、先端で、車両の前方側に突出している。作動部18の先端部は、アウタハンドル2の長手方向に沿って延びるブロック状に形成され、アウタハンドル2に対向する面が、連係機構8と係合する係合面20となっている。
ハンドルベース部材4は、車両の長手方向に沿って、アウタハンドル2の長手方向とほぼ平行に配置されている。ハンドルベース部材4は、端部24,26と、これらの端部24,26を連結する中間部28と、を有し、端部24,26は、アウタハンドル2の端部10とハンドル保持部14をそれぞれ保持している。中間部28において、後方側の端部26に近接した位置には、連係機構8と干渉しないようにアウタハンドル2側に凹んだ凹部30が形成されている。
連係機構8は、アウタハンドル2の揺動動作にしたがって回動するレバーアーム32と、レバーアーム32とドアラッチ機構6とを連結する連結ロッド34と、を備える。
レバーアーム32は、図3に示すように、ハンドルベース部材4に、回動軸36を中心に回動可能に取り付けられている。レバーアーム32は、回動軸36から下方に延び、アウタハンドル2の作動部18と係合する作動レバー部38と、回動軸36よりも上方に配置され、車両の衝突時に、慣性力によるアウタハンドル2の移動に対抗する慣性力を発生する慣性質量部材40と、レバーアーム32を所定の初期位置に保持するためのばね部材42(図2)と、を備える。
作動レバー部38は、回動軸36から車両の内側に向かって下方に延び、先端38Aがアウタハンドル2の作動部18の係合面20に当接可能となっている。レバーアーム32の初期位置では、ばね部材42の付勢力により、レバーアーム32は、作動レバー部38の先端38Aが係合面20に当接した位置に保持される。
慣性質量部材40は、車両の衝突時に、慣性力によりアウタハンドル2がハンドルベース部材4に対して外側に移動したとき、作動レバー部38が回動するのを阻止するのに十分な重量を有する。ただし、この重量を重くしすぎると、通常のアウタハンドル2の操作が重くなるので、慣性質量部材40の重量及び回動軸36に対する配置は、アウタハンドル2の操作性も考慮して設定される。
連結ロッド34は、車両の上下に沿って配置された金属製の棒状部材であり、ハンドルベース部材4の凹部30内に配置されている。連結ロッド34の上方の端部35(図3)は、約直角にL状に折れ曲がり、アウタハンドル2の長手方向に沿って配置されている。この端部35は、レバーアーム32において回動軸36より上方且つ車両内側に設けられた円筒形のロッド保持部44に挿入され、レバーアーム32に対して回動可能に取り付けられる。連結ロッド34の下方の端部(図示せず)は、ドアラッチ機構6に連結されている。
図4は、本発明の第1実施形態によるロッド保持部44と連結ロッド34との結合部分を示す拡大斜視図である。この図においては、ロッド保持部44を含むレバーアーム32は図示が省略されている。ロッド保持部44と連結ロッド34の端部35との結合部には、連結ロッド34の端部35がロッド保持部44から抜け落ちるのを防止する結合クリップ46が設けられている。
結合クリップ46は、樹脂製であり、上下に延びる連結ロッド34に沿って配置されるベース部48と、ベース部48から垂直に延び、ロッド保持部44に挿入される挿入部50と、ベース部48から挿入部50とは反対側に形成され、連結ロッド34の上下に延びる部分を保持するクリップ部52と、を有する。これらのベース部48、挿入部50、及びクリップ部52は、射出成形等により一体的に形成されている。
ベース部48は、上下に延びる連結ロッド34の、レバーアーム32側の側面に沿って配置され、連結ロッド34の側面に対向する面に、連結ロッド34の側面を受け入れる円弧状の凹部54が上下方向に形成されている。
挿入部50は、ベース部48の上端からレバーアーム32側に突出して円筒状に形成され、ロッド保持部44に挿入されている。また、挿入部50の内部には、連結ロッド34の端部35が挿入される。挿入部50の外周面には、ロッド保持部44の内面と係合する係合部56が形成されている。この係合部56は、ロッド保持部44内で、挿入部50の軸方向の移動を阻止するが、回転方向の移動を可能にするように、ロッド保持部44の内面と係合する。したがって、結合クリップ46は、ロッド保持部44に対して回動可能に取り付けられる。
クリップ部52は、ベース部48の下端においてレバーアーム32から遠ざかる側に形成され、連結ロッド34の側面を取り囲むように連結ロッド34の円周に沿って延びる。クリップ部52の先端には、ベース部48に形成された係止部58に係合する先端クリップ60が形成されている。先端クリップ60が係止部58に係合することにより、連結ロッド34の上下に延びる部分がクリップ部52及びベース部48によって取り囲まれて保持される。
ハンドルベース部材4の中間部28には、車両の衝突時の慣性力によってドアが開放してしまうのを防止するためのドア開放防止機構70が設けられている。
図5は、本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造1のドア開放防止機構70の部分を拡大した斜視図である。ドア開放防止機構70は、ハンドルベース部材4に取り付けられたブラケット72と、車両の衝突時の慣性力によって作動して連結機構8のドア開放方向への移動を阻止する慣性ストッパ部材74と、連結ロッド34に取り付けられた係合部76と、を備える。
ブラケット72は、ハンドルベース部材4及びアウタハンドル2とは別体に設けられ、ハンドルベース部材4に対して後から取り付け可能に構成されている。ブラケット72は、ハンドルベース部材4の車両内側面4Aに取り付けられる取付面78と、ブラケット72の回転を阻止する回転規制フランジ80,82と、慣性ストッパ部材74を支持するストッパ支持部84と、を備える。
取付面78は、ハンドルベース部材4の車両内側面4Aに沿って上下方向に配置されたプレート状部材であり、略中央に、ハンドルベース部材4への取付孔86が形成されている。取付面78は、この取付孔86を通してボルト88及びナット89で固定することにより、ハンドルベース部材4に取り付けられている。取付面78の上部は、回転規制フランジ80に連続するように、ハンドルベース部材4の長手方向に沿った寸法が次第に大きくなるように略逆台形に形成されている。また、取付面78の下部は、略矩形に形成されている。ブラケット72は、ハンドルベース部材4の凹部30よりも車両前方側に連結ロッド34に近接して設けられ、したがって、連結ロッド34を挟んでレバーアーム32とは、ハンドルベース部材4の長手方向に関して反対側に配置されている。
ここで、ハンドルベース部材4には、取付孔86に対応する位置にボルト88が螺合する取付孔(図示せず)が形成されている。このハンドルベース部材4の取付孔は、本来、車両のドアのキーシリンダを上方から覆うカバーを取り付けるための取付孔である。即ち、車両のドア、特にフロント側のドアには、ドアをロックするためのキーシリンダが取り付けられており、車両の盗難を防止するため、窓の隙間等からキーシリンダへのアクセスができないように、キーシリンダの上部をカバー部材で覆う場合がある。このため、ハンドルベース部材には、カバー部材の取付孔が予め形成されている。ところが、キーシリンダはリア側のドア300には設けられないため、この取付孔が使用されないままとなっている。そこで、本実施形態では、この取付孔を利用して、取付孔の内ねじにボルト88を螺合させることにより、ブラケット72がハンドルベース部材4に取り付けられる。
回転規制フランジ80,82は、取付面78の上下にそれぞれ形成されている。回転規制フランジ80,82は、ハンドルベース部材4の上面4B及び下面4Cにそれぞれ対向して配置されている。下面4Cに係合する回転規制フランジ82は、より確実にブラケット72の回転を阻止することができるように、取付面78の下部の、ハンドルベース部材4の長手方向に沿った寸法よりも大きな寸法を有している。
ストッパ支持部84は、取付面78の下部から車両内側に突出し、慣性ストッパ部材74を揺動可能に支持する断面C字形に形成されている。ストッパ支持部84には、慣性ストッパ部材74の揺動中心となる軸92が取り付けられている。
図6は、本発明の第1実施形態によるドアアウタハンドル構造1の慣性ストッパ部材74及び係合部76を示す、一部を破断した平面図である。
慣性ストッパ部材74は、その基端94が軸92に揺動可能に取り付けられ、先端96は、ストッパ支持部84から突出して連結ロッド34側に延びている。慣性ストッパ部材74の基端94には、ストッパ支持部84に形成された突出部98に当接される当接部100が形成されている。慣性ストッパ部材74は、ばね(図示せず)によって先端96が車両内側に向かうように付勢され、当接部100が突出部98に当接した状態の初期位置に位置している。ばねの付勢力は、車両の側突時に生じる慣性力によって、慣性ストッパ部材74が車両外側に揺動することができる程度に設定される。慣性ストッパ部材74は、図6の点線106で示すように、慣性ストッパ部材74の車両外側の側面74Aが、ストッパ支持部84に形成された係止部104に当接した状態の揺動位置まで揺動可能である。
慣性ストッパ部材74には、基端94と先端96との間に、上方に開口する凹部102が形成されている。凹部102は、平面視、即ち軸92に沿った方向から見て、車両内側の辺が車両外側の辺よりも短い略台形に形成されている。先端96は、平面視で、車両内側の辺が車両外側の辺よりも長い略台形に形成されている。
係合部76は、接着、溶接等により連結ロッド34に結合されており、プレート状に形成されている。係合部76は、連結ロッド34の軸線にほぼ垂直な方向で、且つアウタハンドル2の長手方向に沿った方向に突出している。係合部76の先端には、車両内側に向かって突出する突起108が形成されている。したがって、係合部76は、全体として平面視で略L字形に形成されている。
係合部76は、連結ロッド34が押し下げられない状態では、慣性ストッパ部材74の上方に位置する。連結ロッド34が押し下げられた状態では、慣性ストッパ部材74の上面よりも下方に位置する。また、係合部76は、係合部76の下面が慣性ストッパ部材74の上面に当接する位置においては、図6の点線110で示すように、係合部76の先端分が、点線106の揺動位置にある慣性ストッパ部材76の先端96と平面視で重なる位置に配置される。
このような構造のドアアウタハンドル構造1は、次のように動作する。
通常の状態では、乗員がアウタハンドル2の端部12を引いてアウタハンドル2を揺動させると、作動部18が車両外側に移動し、係合面20がレバーアーム32の作動レバー部38を車両外側に押す。レバーアーム32は、ばね部材42の付勢力及び慣性質量部材40の重量に抗して回動軸36を中心に回動する。レバーアーム32の回動により、ロッド保持部44が回動軸36を中心に回動し、連結ロッド34を下方に押して移動させる。したがって、連係機構8において、作動レバー部38、慣性質量部材40、及びロッド保持部44を含むレバーアーム32及び連結ロッド34の両方が、アウタハンドル2の揺動動作によって移動する可動部である。
連結ロッド34が下方に移動すると、係合部76もこれに伴って下方に移動するが、このとき慣性ストッパ部材74は、当接部100が突出部98に当接される初期位置に位置している。したがって、係合部76は、慣性ストッパ部材74に当接することなく、下方に移動する。連結ロッド34が下方に移動すると、連結ロッド34の下方側の端部は、ドアラッチ機構6をアンロック状態にし、ドア300を開放する。
乗員がアウタハンドル2から手を放してアウタハンドル2を元の位置に戻すと、作動部18が車両内側の元の位置に戻る。すると、ばね部材42の付勢力により、レバーアーム32が回動して元の位置に戻る。
次に、車両の衝突時、特に側突時には、車両全体が左右方向に大きく移動する。この時、車両には大きな慣性力が作用する。即ち、ドア300が車両の外側から内側に向かう衝撃を受けた場合には、アウタハンドル2は慣性力によりその場に残ろうとするため、相対的にドア300に対して車両外側に移動することとなる。このとき、アウタハンドル2に作用する慣性力が大きいと、アウタハンドル2の作動部18がばね部材42の付勢力及び慣性質量部材40の重量に打ち勝って、作動レバー部38を車両外側へ押しやってしまうことがある。
一方、慣性ストッパ部材74は、側突時の慣性力によりその場にとどまろうとするため、ブラケット72に対して相対的に車両外側に移動する。つまり、慣性ストッパ部材74は、ばねの付勢力に抗して軸92を中心に車両外側に揺動し、慣性ストッパ部材74の車両内側の側面74Aが係止部104に当接される揺動位置まで移動する。
慣性ストッパ部材74が揺動位置に移動した状態では、慣性ストッパ部材74は、係合部76の移動軌跡上に位置する。したがって、連結ロッド34が下方に移動するのに伴って係合部76が下方に移動すると、係合部76の下面が慣性ストッパ部材74の先端96の上面に当接され、それ以上の係合部76の下方への移動が阻止される。これにより、連結ロッド34の下方への移動が阻止され、ドアラッチ機構6がアンロック状態になるのを防止しドア300が開放されるのを防止する。
側突後は、連結ロッド34及びレバーアーム32は元の位置に戻り、慣性ストッパ部材74は、ばねの付勢力により当接部100が突出部98に当接される初期位置に戻る。
このように構成された本実施形態によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
ドア開放防止機構70の慣性ストッパ部材74が、車両の側突時の慣性力によって車両外側に移動し、係合部76の移動軌跡上に位置するので、連結ロッド34の移動を阻止して、車両の側突時の慣性力によって連係機構8が動作し、ドア300の開放を防止することができる。
ここで、この慣性ストッパ部材74は、ハンドルベース部材4とは別体のブラケット72に設けられ、ブラケット72は、ボルト88及びナット89によってハンドルベース部材4に取り付けられるので、ドア開放防止機構70を既存のドアハンドル構造にも容易に取り付けることができる。また、ドア開放防止機構70をドアハンドル構造1に追加的に取り付けることができるので、ドア開放防止機構70が必要な車種及び不要な車種の各々のためにドアハンドル構造を別々に設計する必要がなく、ドアアウタハンドル構造の部品の共通化を図ることができる。
慣性ストッパ部材74が係合部76に当接することにより連結ロッド34の移動を阻止するので、ドアアウタハンドル構造1において比較的スペースに余裕がある箇所に慣性ストッパ部材74を配置することができる。即ち、連係機構8のレバーアーム32の作動レバー部38や慣性質量部材40は、可動部であるが、配置が互いに近接しているため、これらの可動部の近傍に慣性ストッパ部材74を配置するスペースが確保しにくい。これに対して、連結ロッド34周辺、特に連結ロッド34の車両前方側には、連係機構8が配置されていないため、スペースに比較的余裕がある。したがって、連結ロッド34の移動を阻止するように慣性ストッパ部材74を配置することにより、ドアハンドル構造1のスペースを有効に利用することができる。
慣性質量部材40及び作動レバー部38を、連結ロッド34に対してアウタハンドル2の長手方向一方側(車両後方側)に配置し、慣性ストッパ部材74を、他方側(車両前方側)に配置したので、連結ロッド34を挟んでドアハンドル構造1の構成部品を車両前後方向に分散して配置することができる。したがって、慣性ストッパ部材74を慣性質量部材40や作動レバー部38に干渉させることなく、連結ロッド34の周囲のスペースを有効に利用して効率よく配置することができる。
係合部76が連結ロッド34に設けられているので、慣性ストッパ部材74の上面が係合部76の下面に確実に当接することにより、軸方向に移動する連結ロッド34の移動を確実に阻止することができる。
また、係合部76が、アウタハンドル2の長手方向に沿って延びるように配置されているので、ドアハンドル構造1の車幅方向の寸法を抑えることができ、ドアハンドル構造1をよりコンパクトに形成することができる。
ブラケット72が、略中央の取付孔86を通してボルト88及びナット89によってハンドルベース部材4に一箇所で螺合されているので、ブラケット72及びこれに取り付けられた慣性ストッパ部材74を簡単に取り付けることができる。また、ブラケット72が、ハンドルベース部材4の上面4B及び下面4Cにそれぞれ係合する回転規制フランジ80,82を有するので、ブラケット72を一箇所で取り付けても、ブラケット72がハンドルベース部材4に対して回転してしまうのを防止することができる。したがって、ブラケット72を簡単な方法でしっかりとハンドルベース部4に取り付けることができる。
ブラケット72が、盗難防止用のカバー部材の取付孔を利用して取り付けられているので、ハンドルベース部材4にブラケット72を取り付けるための取付部を専用で設ける必要がない。したがって、更なる部品の共通化を図ることができると共に、簡単に取付作業を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、係合部の構造が第1実施形態による慣性ストッパ機構と異なる他は、第1実施形態の慣性ストッパ機構と同様の構造である。
図7は、本発明の第2実施形態によるドアアウタハンドル構造400の係合部120を示す拡大斜視図である。図7に示すように、本実施形態の係合部120は、結合クリップ122に一体的に形成されている。
結合クリップ122は、第1実施形態の結合クリップ46と同様の形状のベース部124と、挿入部126と、クリップ部128と、を有する。クリップ部128の下面からは、連結ロッド34に沿って下方に延びる延長部130が形成されている。延長部130の下方端には、係合部120の基端132が連結している。係合部120は、連結ロッド34から半径方向に突出するように延び、長手方向がアウタハンドル2の長手方向に沿うように配置されている。係合部120の基端132には、クリップ部128に設けられているのと同様の構造の先端クリップ及び係止部(図示せず)により、係合部120の基端132が連結ロッド34の周囲に取り付けられている。
係合部120の上面には、係合部120を連結ロッド34に沿った方向に補強するための直角三角形状の補強部材134が形成されている。この補強部材134の三角形状の直角を挟んだ辺のうちの一辺は、係合部120の長手方向に沿って配置され、他辺は連結ロッド34に沿って配置されており、その上端がクリップ部128に結合されている。補強部材134は、係合部120が慣性ストッパ部材74から受ける上向きの荷重を連結ロッド34及びクリップ部128に伝達する荷重伝達部として機能する。
このような第2実施形態のドアアウタハンドル構造400では、車両の側突時には、第1実施形態のドアアウタハンドル構造1と同様に、アウタハンドル2が慣性力により連係機構8を作動させ、連結ロッド34を下方に移動させる場合がある。このとき、慣性ストッパ部材74は、慣性力によって初期位置から揺動位置に揺動し、係合部120の移動軌跡上に移動している。よって、連結ロッド34が下方に移動すると、係合部120の下面は、慣性ストッパ部材74の上面に当接してそれ以上の連結ロッド34の移動が阻止される。これによりドアラッチ機構6がアンロック状態とならず、ドアが開かない。
なお、係合部120の下面が慣性ストッパ部材74の上面に当接するとき、係合部120は下方に移動しようとするため、係合部120に上向きの荷重がかかる。この荷重は、補強部材134によって連結ロッド34及びクリップ部128に伝達されるため、係合部120の変形が防止される。
以上のような構成の第2実施形態のドアアウタハンドル構造400によれば、第1実施形態のドアアウタハンドル構造1の効果と同様の効果が得られる他、次のような優れた効果が得られる。
係合部120を結合クリップ122に一体的に形成したので、第1実施形態の係合部76のように、連結ロッド34と別体の係合部76を連結ロッド34に結合する場合に比べて、係合部120の成形、取付をより容易且つ高精度に行うことができる。
係合部120の長手方向を、アウタハンドル2の長手方向に沿って配置したので、ドアハンドル構造の車幅方向の寸法を抑えることができ、ドアハンドル構造をよりコンパクトに形成することができる。
係合部120に補強部材134を連結したので、係合部120が慣性ストッパ部材74に当接するときにかかる上向きの力を補強部材134で受けて、連結ロッド34およびクリップ部128に伝達することができる。したがって、係合部120の強度を向上させることができ、ドア開放防止機構をより確実に発揮させることができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、ドア開放防止機構の慣性ストッパ部材は、連結ロッドに設けられた係合部の移動軌跡上に移動するものに限らず、連結ロッドに係合部を設けず、慣性ストッパ部材が連結ロッド自体の移動軌跡上に移動して、連結ロッドの移動を直接規制するものであってもよい。また、慣性ストッパ部材は、連結ロッドの移動を規制するものに限らず、連係機構の可動部の移動軌跡上に移動するものであってもよい。したがって、慣性ストッパ部材は、例えば連係機構のレバーアームの作動レバー部、慣性質量部材、ロッド保持部等の移動軌跡上に移動してこれらの部材の移動を規制するように構成されていてもよい。また、慣性ストッパ部材は、連係機構の可動部の移動軌跡上に移動するものに限らず、例えばアウタハンドルの移動軌跡上に移動し、アウタハンドルのドア開放方向への移動を規制するように構成されていてもよい。この場合には、ブラケットをアウタハンドルに近接して配置することが好ましい。
ブラケットは、ハンドルベース部材に一箇所で固定されるものに限らず、例えば二箇所以上でボルト止めされていてもよい。また、ブラケットは、盗難防止用のカバー部材の取付部を利用して取り付けられる場合に限らず、ハンドルベース部材にしっかり固定されていればその取付構造は任意である。したがって、ハンドルベース部材にブラケット用の取付部を別途形成し、その取付部にブラケットを取り付けてもよい。このようにすれば、ハンドルベース部材の任意の位置にブラケットを取り付けることができる。なお、ブラケットを、盗難防止用のカバー部材の取付部を利用して取り付ける場合には、取付部にカバー部材の代わりにブラケットを取り付ける場合に限らず、取付部にカバー部材を取り付けるとともにブラケットをも取り付けてもよい。さらに、ブラケットは、ハンドルベース部材と別体で設けられ、ハンドルベース部材にしっかりと取付可能であればよいので、ボルト止めに限らず、任意の固定方法でハンドルベース部材に取り付けられてよい。
回転規制フランジは、ハンドルベース部材の上下面に係合するように設けられていたが、これに限らず、ブラケットの回転を防止することができる構造であれば任意である。したがって、回転規制フランジは、例えば、ハンドルベース部材の上面または下面のいずれか一方に係合するように設けられてもよく、また、ハンドルベース部材の任意の位置に形成した凹部に係合するように設けられてもよい。なお、ブラケットをハンドルベース部材にしっかり固定することができれば、必ずしもブラケットに回転規制フランジを設ける必要はない。
アウタハンドルは、リア側のドアに設けられているものに限らず、フロント側のドア等任意の車両のドアに設けられてもよい。
ドアアウタハンドル構造は、車両の側方からの側突に限らず、慣性ストッパ部材を揺動させる方向に慣性力を働かせる任意の方向の衝突に対して作動可能である。
アウタハンドルは、上下方向の軸を中心に回動する構造のものに限らず、例えば車両の前後方向に沿った軸を中心に回動するプルアップ型のアウタハンドルであってもよい。
本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造を外側から示した図である。 本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造を内側から示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造の断面図である。 本発明の第1実施形態によるロッド保持部と連結ロッドとの結合部分を示す拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態による車両のドアアウタハンドル構造のドア開放防止機構の部分を拡大した斜視図である。 本発明の第1実施形態によるドアアウタハンドル構造の慣性ストッパ部材を示す一部を破断した平面図である。 本発明の第2実施形態によるドアアウタハンドル構造の係合部を示す拡大斜視図である。 従来のドアハンドル構造を示した断面図である。
符号の説明
1,400 ドアハンドル構造
2 アウタハンドル
4 ハンドルベース部材
6 ドアラッチ機構
8 連係機構
32 レバーアーム
34 連結ロッド
40 慣性質量部材
46,122 結合クリップ
70 ドア開放防止機構
72 ブラケット
74 慣性ストッパ部材
76,120 係合部
80,82 回転規制フランジ

Claims (7)

  1. ドアに固定されるハンドルベース部材と、該ハンドルベース部材に揺動可能に設けられたアウタハンドルと、該アウタハンドルの揺動動作によって移動する可動部を有し且つ前記アウタハンドルの揺動動作をドアラッチ機構に伝達する連係機構と、を備えた車両のドアアウタハンドル構造において、
    前記アウタハンドルまたは前記可動部に近接して前記ハンドルベース部材に取り付けられ、前記ハンドルベース部材とは別体に設けられるブラケットと、前記ブラケットに揺動可能に設けられ、車両の衝突時の慣性力により前記アウタハンドル又は前記可動部の移動軌跡上に移動し、前記可動部のドア開放方向への移動を規制する慣性ストッパ部材と、を備えた、
    ことを特徴とする車両のドアアウタハンドル構造。
  2. 前記連係機構は、衝突時に前記アウタハンドルの慣性力に対抗する慣性力を発生する慣性質量部材と、該慣性質量部材に連結された連結ロッドとを備えており、
    前記慣性ストッパ部材は、前記連結ロッドの移動軌跡上に移動可能に設けられる、
    請求項1に記載の車両のドアアウタハンドル構造。
  3. 前記連結ロッドは、該連結ロッドから突出し、前記慣性ストッパ部材が慣性力により移動したとき、前記慣性ストッパ部材に係合する係合部を有する、
    請求項2に記載の車両のドアアウタハンドル構造。
  4. 前記慣性質量部材は、前記連結ロッドに対して、前記アウタハンドルの長手方向一方側に配置され、前記慣性ストッパ部材は、他方側に配置される、
    請求項2又は3に記載の車両のドアアウタハンドル構造。
  5. 前記ブラケットは、前記ハンドルベース部材に一箇所で螺合されて取り付けられるとともに、前記ハンドルベース部材に係合して回転を阻止する回転規制フランジを備える、
    請求項1から4の何れか1項に記載の車両のドアアウタハンドル構造。
  6. 前記回転規制フランジは、ハンドルベース部材の上下面に係合するように構成されている、
    請求項5に記載の車両のドアアウタハンドル構造。
  7. 前記ブラケットは、前記ハンドルベース部材に形成された、車両のキーシリンダを覆う盗難防止用のカバー部材の取付部を利用して取り付けられるように構成されている、
    請求項1から6の何れか1項に記載の車両のドアアウタハンドル構造。
JP2008089581A 2008-03-31 2008-03-31 車両のドアアウタハンドル構造 Active JP5038212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008089581A JP5038212B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車両のドアアウタハンドル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008089581A JP5038212B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車両のドアアウタハンドル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009243102A JP2009243102A (ja) 2009-10-22
JP5038212B2 true JP5038212B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=41305311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008089581A Active JP5038212B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車両のドアアウタハンドル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5038212B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104594738A (zh) * 2015-01-23 2015-05-06 安徽江淮汽车股份有限公司 一种汽车车门的制动总成以及汽车

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101080766B1 (ko) 2009-09-23 2011-11-07 기아자동차주식회사 차량 도어의 아웃사이드 핸들
KR101209680B1 (ko) * 2010-06-11 2012-12-10 기아자동차주식회사 백업레버를 갖는 자동차용 도어래치
JP6066078B2 (ja) 2013-06-21 2017-01-25 アイシン精機株式会社 車両のドアアウタハンドル構造
KR101628499B1 (ko) * 2014-10-17 2016-06-21 현대자동차주식회사 측면 충돌시 도어 열림이 방지되는 구조 및 그 방법
KR101664565B1 (ko) 2014-10-17 2016-10-11 현대자동차주식회사 차량의 아웃사이드 핸들용 도어 열림 방지 장치
JP6420703B2 (ja) 2015-03-30 2018-11-07 アイシン精機株式会社 車両用ドアハンドル装置
CN110344680B (zh) * 2019-07-30 2024-03-01 宁波华德汽车零部件有限公司 一种用于车辆的自动回摆外把手结构
CN114876292B (zh) * 2022-05-23 2024-03-26 江铃汽车股份有限公司 一种外把手惯性锁装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3824205B2 (ja) * 2000-08-04 2006-09-20 ダイハツ工業株式会社 自動車におけるドア係止解除防止機構
JP4094309B2 (ja) * 2002-02-28 2008-06-04 株式会社アルファ 自動車用ドアハンドル装置
JP2005299085A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd ドアアウトサイドハンドル
JP2005325569A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ドアロック装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104594738A (zh) * 2015-01-23 2015-05-06 安徽江淮汽车股份有限公司 一种汽车车门的制动总成以及汽车

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009243102A (ja) 2009-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5038212B2 (ja) 車両のドアアウタハンドル構造
JP5165439B2 (ja) 車両のドアアウタハンドル構造
KR101334210B1 (ko) 차량용 도어 래치 장치에서의 액추에이터
KR100889178B1 (ko) 차량용 도어 래치 디바이스
JP4968482B2 (ja) 車両のフード跳ね上げ装置
EP3075929B1 (en) Door handle device for vehicle
JP6163547B2 (ja) ロック装置と車両シート
KR20090102046A (ko) 자동차용 도어래치의 댐핑장치
JP5034129B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP4168576B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP5844075B2 (ja) 乗物用ラッチ装置
KR101393526B1 (ko) 차량용 도어 인사이드 핸들 장치
JP5663738B2 (ja) 自動車の開閉部のためのノブ
JP4824444B2 (ja) フード持ち上げ構造を有する自動車
JP2009261828A (ja) 車両用シートのアームレスト
US6032496A (en) Door lock arrangement for motor vehicles
JP2002037128A (ja) 車両用フード装置
JP4884042B2 (ja) フード持ち上げ構造を有する自動車
JP2005325569A (ja) 車両用ドアロック装置
US7287786B2 (en) Locking device for a vehicle door
JP2007192015A (ja) スライドドア構造
JP4574303B2 (ja) 車両用ステアリング装置
US20070163313A1 (en) Vehicle Lock
JP5235147B2 (ja) 車体前部構造
JPS5922864Y2 (ja) 運転室ドアのロツク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5038212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250