JP5034824B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置に関し、特にその電気回路の構成に関する。
電動パワーステアリング装置は、ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる装置である。近年、大型車への電動パワーステアリング装置の需要が急増しており、かかる大型車の場合、必要とされる操舵補助力も増大する。従って、モータには、より大きな電力を供給しなければならない。しかし、バッテリによって構成される主電源だけでは、このような大電力を十分にまかなえない場合がある。そこで、主電源とは別に2次電池の補助電源を設け、通常は主電源のみで対応し、より大きな電力を必要とするときは主電源と補助電源とを互いに直列に接続して両電源で電力を供給する、という構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。なお、補助電源の充電は、主電源のみで対応しているときのバッテリによって行われる。
特開2005−287222号公報(図1)
上記のような構成においては、使用により放電した補助電源を、早急に再充電しておく必要がある。補助電源の充電はバッテリによって行われるので、補助電源の充電が頻繁に行われると、バッテリの負担になる。しかし、これ以外の方法で補助電源を充電することは、まだ提案されていない。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、補助電源の充電能力に優れた電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、主電源及び必要により電力補助用の補助電源を用いてモータを駆動することにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、前記主電源から前記モータに電力を供給する電路に設けられた第1のスイッチング素子及び、当該第1のスイッチング素子と並列に存在し、電力供給時に電流が流れる方向を順方向とする第1のダイオードを含む第1スイッチと、前記主電源及び補助電源から前記モータに電力を供給する電路に設けられた第2のスイッチング素子及び、当該第2のスイッチング素子と並列に存在し、電力供給時に電流が流れる方向とは逆向きである第2のダイオードを含む第2スイッチと、前記主電源の電圧VB及び前記補助電源の電圧VCに基づいてそれらの和の電圧(VB+VC)を検出する電圧検出手段と、前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段によって検出された回転速度に基づいて前記モータが発電する電圧VGを演算し、この電圧と、前記電圧検出手段によって検出された電圧とを比較してVG>VB+VCの関係が成り立つ場合には、前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を共にオフ状態とすることにより前記主電源及び補助電源から前記モータへの電力供給を停止させ、前記第2のダイオードを介して電圧VGにより前記補助電源が充電される状態とする制御・駆動手段とを備えたものである。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置では、当該電動パワーステアリング装置によって駆動される操向車輪が道路側から反力を受けることによりモータのロータが高速度で回される、という現象が生じて、モータの発電する電圧VGが上記の関係を満たす場合には、第2のダイオードを介して電圧VGにより補助電源が充電される。すなわち、主電源に依存せず補助電源を充電することが可能となる。
また、上記電動パワーステアリング装置において、回転速度検出手段は、モータ内のロータの角度位置を検出する角度センサの出力を時間で微分して回転速度を求めるものであってもよい。
かかる角度センサは、本来、モータの駆動制御に用いられるものであるが、これを、回転速度を求めるために活用することで、電圧VGにより補助電源の充電を行うための構成を簡素にすることができる。
また、上記電動パワーステアリング装置において、第1スイッチ及び第2スイッチはMOS−FETであり、第1のダイオード及び第2のダイオードは寄生ダイオードであってもよい。
この場合、MOS−FETが有する寄生ダイオードを活用することができるので、別途ダイオードを設ける必要が無く、従って、電圧VGにより補助電源の充電を行うための構成を簡素にすることができる。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、モータの発電する電圧VGにより、第2のダイオードを介して補助電源を充電することができるので、主電源に依存せず補助電源を充電することが可能となる。従って、補助電源の充電能力に優れた電動パワーステアリング装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の電気回路を主体とした構成を示す回路図である。図において、ステアリング装置2は、ステアリングホイール3に付与される運転者の操舵トルクと、モータ4が発生する操舵補助力とによって駆動される。モータ4のロータ4rからステアリング装置2への動力伝達には減速機(図示せず。)が使用されている。モータ4は、3相ブラシレスモータであり、モータ駆動回路5により駆動される。モータ駆動回路5は、3相ブリッジ回路を構成するMOS−FET51〜56と、抵抗57〜59とが図示のように接続されたものである。MOS−FET51〜56は、ゲート駆動回路(FETドライバ)6によってスイッチングされる。
モータ駆動回路5に電力を供給する主電源7は、バッテリ8とオルタネータ(整流及びレギュレータ機能を有するもの。)9とによって構成され、この主電源7の電圧をモータ駆動回路5に導く非接地側電路10の途中に、「第1スイッチ」としてのMOS−FET11が設けられている。MOS−FET11は、その本来の機能であるスイッチング素子11sと、これに対して並列に存在する寄生ダイオード11dとにより構成されている。このMOS−FET11はNチャネルであり、ソースが主電源7側、ドレインがモータ駆動回路5側になるように、接続されている。また、寄生ダイオード11dは、主電源7からモータ4に電力を供給するときに電流が流れる方向が順方向となるように構成されている。
主電源7の電圧が付与される電路10には、MOS−FET11のゲート駆動のための昇圧回路(ブートストラップ回路)13が接続され、その出力電圧を基に、ゲート駆動回路14を介してゲート電圧が付与される。MOS−FET11のドレインと接地側電路15との間には、平滑用の電解コンデンサ16が設けられている。
一方、補助電源17は、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池で構成されており、主電源7に対して直列に接続されている。補助電源17の給電電路(高電位側電路)18は、「第2スイッチ」としてのMOS−FET12を介して、MOS−FET11のドレイン及びモータ駆動回路5に接続されている。MOS−FET12は、その本来の機能であるスイッチング素子12sと、これに対して並列に存在する寄生ダイオード12dとにより構成されている。このMOS−FET12はNチャネルであり、ソースがモータ駆動回路5側、ドレインが補助電源17側になるように、接続されている。また、寄生ダイオード12dは、主電源7及び補助電源17からモータ4に電力を供給するときに電流が流れる方向とは逆向きになっている。
補助電源17の低電位側には、リアクトル19を介してダイオード20のアノードが接続されている。また、ダイオード20のカソードは補助電源17の給電電路18に接続されている。ダイオード20のアノードと接地側電路15との間には、PチャネルのMOS−FET21が設けられている。MOS―FET21のゲートは、ゲート駆動回路22により、駆動される。
上記モータ駆動回路5及び、ゲート駆動回路6,14,22は、マイクロコンピュータを含む制御回路23の指令信号を受けて動作する。この制御回路23には、ステアリングホイール3に付与された操舵トルクを検出するトルクセンサ24から、その出力信号が入力される。また、車速を検出する車速センサ25の出力信号が、制御回路23に入力される。さらに、モータ4には、ロータ4rの回転角度位置を検出する角度センサ26が設けられており、その出力信号が制御回路23に入力される。
一方、主電源7には電圧検出器27が、補助電源17には電圧検出器28が、それぞれ並列に接続されている。主電源7に並列に接続された電圧検出器27は、主電源7の電圧(端子間電圧)VBを検出してその出力信号を制御回路23に入力する。また、補助電源17に並列に接続された電圧検出器28は、補助電源17の電圧(端子間電圧)VCを検出してその出力信号を制御回路23に入力する。制御回路23は、2つの電圧検出器27,28の出力信号に基づいて電圧(VB+VC)を検出する。すなわち、電圧検出器27,28及び制御回路23は、主電源7の電圧VB及び補助電源17の電圧VCに基づいてそれらの和の電圧(VB+VC)を検出する「電圧検出手段」を構成する。
制御回路23は、トルクセンサ24から送られてくる操舵トルクの信号、車速センサ25から送られてくる車速の信号、及び、角度センサ26から送られてくるロータ角度位置信号に基づいて、適切な操舵補助力を発生させるべく、ゲート駆動回路6を介してモータ駆動回路5を動作させ、モータ4を駆動させる。
また、角度センサ26及び制御回路23は、モータ4の回転速度を検出する「回転速度検出手段」を構成している。
上記MOS−FET21がオン状態のときは、主電源7からリアクトル19、MOS−FET21を通って電流が流れるが、MOS−FET21がオフ状態に転じると、電流遮断による磁束変化を妨げるように逆向きの高電圧がリアクトル19に発生し、これにより、主電源7の出力を昇圧した電圧で、ダイオード20を介して、補助電源17が充電される。従って、MOS−FET21のオン・オフを繰り返すことにより、補助電源17を充電することができる。
制御回路23は、操舵トルク及び車速に基づいて、必要とされる操舵補助力を得るための所要電力を推定し、これを基準値と比較する。所要電力が基準値以下であるときは、制御回路23はMOS−FET11をオン状態とし、MOS−FET12をオフ状態とする。従って、主電源7の電圧は平滑コンデンサ16で平滑された後、モータ駆動回路5に供給され、モータ駆動回路5は、制御回路23による制御信号に基づいてモータ4を駆動する。この場合、補助電源17の電力はモータ駆動回路5に供給されない。ここで、NチャネルMOS−FET11におけるスイッチング素子11sのオン抵抗は、寄生ダイオード11dの順方向抵抗に比べて格段に小さい(例えば1mΩ程度)ため、主電源7からモータ駆動回路5に流れる電流の大部分は、スイッチング素子11sに流れる。
また、制御回路23は、補助電源17の電圧V C を監視し、一定の電圧に達していない場合には、ゲート駆動回路22を介してMOS−FET21をオン・オフさせ、補助電源17を充電する。この充電は、例えば、トルクセンサ24が操舵トルクを検出していないときに行われる。
一方、所要電力が基準値を超えるとき、すなわち、主電源7のみでは所要電力をまかないきれないときは、制御回路23はMOS−FET11をオフ状態とし、MOS−FET12をオン状態とする。この結果、主電源7と補助電源17とが互いに直列に接続された状態で、その電圧がモータ駆動回路5に供給される。これにより、主電源4の出力可能電力を超える大電力を、モータ駆動回路5に供給することができる。なお、このとき、MOS−FET11の寄生ダイオード11dのカソードはアノードより高電位、すなわち、逆電圧であることにより、補助電源17から主電源7への電流の回り込みは阻止される。
このようにして、所要電力に応じて(1)主電源のみ、又は(2)主電源+補助電源、のいずれかを選択する電源切替制御(充電も含む。)が行われる。
なお、MOS−FET11,12は、前述のようにNチャネルタイプである。NチャネルのMOS−FETにはオン抵抗が小さい製品が揃っており、上記のような用途に好適である。しかも、一般にNチャネルMOS−FETは製品の種類が豊富で選定し易く、また、安価である。PチャネルのMOS−FETでも使用可能ではあるが、Nチャネルほどオン抵抗の小さいものがなく、チップサイズも大きいので、実用的にはNチャネルが好適である。
一方、制御回路23及びゲート駆動回路14によって構成される「制御・駆動手段」は、上述の電源切替制御の他、以下に説明する発電電圧による補助電源17の充電を可能とする機能を有している。
図2は、発電電圧による補助電源17の充電に関する動作を示すフローチャートである。まずステップS1において、制御回路23は、上述のモータ駆動制御及び電源切替制御を行う。続いて、制御回路23は、角度センサ26から入力される角度位置信号を時間で微分してモータ4(ロータ4r)の回転速度ω[rad/sec]を求め、これに、予め実測して得られた逆起電圧定数Keを乗じて発電電圧VGを演算する(ステップS2)。すなわち、VG=Ke・ωである。
次に、制御回路23は、電圧検出器27及び28の出力信号に基づいて、主電源7の電圧VB及び補助電源17の電圧VCをそれぞれ読み取る(ステップS3)。そして、制御回路23は、発電電圧VGと電圧(VB+VC)との間に、
G>VB+VC ...(1)
の関係が成り立つか否かを判断する(ステップS4)。通常、運転者の操舵に基づいて能動的に操向車輪(図示せず。)を動作させている状態では、発電電圧VGは、(VB+VC)以下である。従って、ステップS4からステップS1に戻る処理が行われ、以後、ステップS4で「YES」の判断が出るまで、ステップS1〜S4の処理が繰り返し行われる。
一方、例えばコーナリングの直後に運転者がステアリングホイール3を解放した場合には、操向車輪が自ら素早く元に戻ろうとする。そのため、操向車輪が元に戻る力によってモータ4のロータ4rが回される、という現象が生じる。しかも、ロータ4rは減速機(図示せず。)を介してステアリング装置2と接続されているため、逆方向に動力伝達される場合には、ロータ4rが高速で回される。そのとき、式(1)の関係を満たす発電電圧VGがモータ駆動回路5の非接地側電路10aに発生する。
従って、制御回路23は、ステップS5に進み、MOS−FET11の第1スイッチング素子11s及びMOS−FET12の第2スイッチング素子12sを共にオフの状態とする(既にオフの場合にはオフを維持する。)。その後、ステップS2〜S5が繰り返され、式(1)の関係が成り立たなくなるまで、第1スイッチング素子11s及び第2スイッチング素子12sは共にオフの状態となる。
この状態において、発電電圧VGは、MOS−FET12の寄生ダイオード12dを介して補助電源17に付与され、これにより、補助電源17が充電される。この充電は、発電電圧VGが式(1)の関係を満たしている間、連続して行われる。従って、主電源7に依存せずに補助電源17を充電することができる。
その後、発電電圧VGが低下して式(1)を満たさなくなると、ステップS4での判断は「NO」となり、各スイッチング素子11s,12sは直ちに、本来の電源切替制御(ステップS1)によるオン又はオフの状態に戻る。
式(1)を満たす発電電圧VGは、操向車輪が直進方向に戻るまでの時間しか生じないので、一回に充電できる電力は限られている。しかしながら、式(1)を満たす発電電圧は、車両の走行中に多数回発生する。従って、一回に充電できる電力は限られていても、多数回の充電により、補助電源17に大電力を充電することが可能となる。また、これとは別に、リアクトル19、ダイオード20及びMOS−FET21を用いた充電も制御回路23によって行われるので、全体として、充電能力を飛躍的に向上させることができる。
以上のようにして、補助電源の充電能力に優れた電動パワーステアリング装置を提供することができる。
なお、角度センサ26は、本来、モータ駆動制御に用いられるものであるが、これを、回転速度を求めるために活用することで、電圧VGにより補助電源17の充電を行うための構成を簡素にすることができる。
また、補助電源17の充電に際し、MOS−FET12が有する寄生ダイオード12dを活用することができるので、別途ダイオードを設ける必要が無く、従って、電圧VGにより補助電源17の充電を行うための構成を簡素にすることができる。MOS−FET11についても同様に、寄生ダイオード11dを活用することができるので、別途ダイオードを設ける必要は無い。
但し、MOS−FET12に関しては、例えば、電圧VGによる充電時の順方向抵抗を低減するためや、応答速度を高めるために、寄生ダイオード12dとは別にダイオードを併設してもよい。
なお、上記各実施形態において主電源7の非接地側電路10や補助電源17の給電電路18に設けるスイッチとしてはMOS−FET11,12を使用したが、オン抵抗の低いものであれば、MOS−FET以外の他のスイッチング素子(例えばBJT、IGBT)の使用も可能である。但し、いずれの場合でも、スイッチング素子に対して図1に示す向きに並列接続されたダイオードが必要である。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の回路図である。 図1の電動パワーステアリング装置における制御回路によって実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
4 モータ
4r ロータ
7 主電源
10 非接地側電路
11 MOS−FET(第1スイッチ)
11d 寄生ダイオード(第1のダイオード)
11s スイッチング素子(第1のスイッチング素子)
12 MOS−FET(第2スイッチ)
12d 寄生ダイオード(第2のダイオード)
12s スイッチング素子(第2のスイッチング素子)
14 ゲート駆動回路
17 補助電源
18 給電電路
23 制御回路
26 角度センサ
27,28 電圧検出器

Claims (3)

  1. 主電源及び必要により電力補助用の補助電源を用いてモータを駆動することにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、
    前記主電源から前記モータに電力を供給する電路に設けられた第1のスイッチング素子及び、当該第1のスイッチング素子と並列に存在し、電力供給時に電流が流れる方向を順方向とする第1のダイオードを含む第1スイッチと、
    前記主電源及び補助電源から前記モータに電力を供給する電路に設けられた第2のスイッチング素子及び、当該第2のスイッチング素子と並列に存在し、電力供給時に電流が流れる方向とは逆向きである第2のダイオードを含む第2スイッチと、
    前記主電源の電圧VB及び前記補助電源の電圧VCに基づいてそれらの和の電圧(VB+VC)を検出する電圧検出手段と、
    前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記回転速度検出手段によって検出された回転速度に基づいて前記モータが発電する電圧VGを演算し、この電圧と、前記電圧検出手段によって検出された電圧とを比較してVG>VB+VCの関係が成り立つ場合には、前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を共にオフ状態とすることにより前記主電源及び補助電源から前記モータへの電力供給を停止させ、前記第2のダイオードを介して電圧VGにより前記補助電源が充電される状態とする制御・駆動手段と
    を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記回転速度検出手段は、前記モータ内のロータの角度位置を検出する角度センサの出力を時間で微分して回転速度を求めるものである請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記第1スイッチ及び第2スイッチはMOS−FETであり、前記第1のダイオード及び第2のダイオードは寄生ダイオードである請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
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