JP5012430B2 - 直流試験装置及び半導体試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被試験デバイスに対する直流試験を行う直流試験装置、及び当該装置を備える半導体試験装置に関する。
半導体試験装置を用いた被試験デバイスの試験は、直流試験と交流試験とに大別される。ここで、直流試験とは、被試験デバイスの特定のピンに直流信号を印加したときに測定される直流信号が予め定められた規格内であるか否かを判定する試験であり、交流試験とは、パルス状の試験信号を被試験デバイスに印加したときに、期待通りの信号が得られるか否かを判定する試験である。
上記の直流試験は、電圧印加電流測定試験(VFIM試験)、電流印加電圧測定試験(IFVM試験)、及び電流印加電流測定試験(IFIM試験)に大別される。ここで、VFIM試験とは、被試験デバイスの特定のピンに電圧を印加したときにそのピンから出力される電流を測定する試験である。また、IFVM試験とは被試験デバイスの特定のピンに電流を印加したときにそのピンに現れる電圧を測定する試験であり、IFIM試験とは被試験デバイスの特定のピンに電流を印加したときにそのピンから出力される電流を測定する試験である。尚、被試験デバイスの特定のピンに電圧を印加したときにそのピンとは異なるピンに現れる電圧を測定する電圧印加電圧測定試験(VFVM試験)もある。
図4は、従来の直流試験装置の要部構成を示すブロック図である。図4に示す通り、従来の直流試験装置100は、電圧発生回路101、電流発生回路102、誤差検出回路103、出力アンプ104、電流検出回路105、電圧バッファ106、選択回路107、及び測定回路108を備えており、VFIM試験及びIFVM試験が可能である。VFIM試験を行う場合には被試験デバイス(以下、DUT(Device Under Test)という)200のピンP100に所定の電圧Vを印加したときにピンP100に流れる電流Iを測定し、IFVM試験を行う場合にはDUT200のピンP100に所定の電流Iを流したときにピンP100に現れる電圧Vを測定する。
VFIM試験を行う場合には、直流試験装置100は、電圧発生回路101から出力される目標電圧(DUT200のピンP100に印加される電圧を電圧Vにする電圧)と、電圧バッファ106から出力される実電圧(DUT200のピンP100に実際に現れている電圧)との差を示す誤差信号を誤差検出回路103で求め、この誤差信号を出力アンプ104で増幅してピンP100に印加することにより、DUT200のピンP100に現れる電圧を電圧Vにする。そして、ピンP100に電圧Vが印加されているときに、電流検出回路105に流れる電流Iを電圧に変換して選択回路107を介して測定回路108で測定することにより、DUT200のピンP100に流れる電流Iを測定する。
これに対し、IFVM試験を行う場合には、直流試験装置100は、電流発生回路102から出力される目標電流(DUT200のピンP100に流れる電流を電流Iにする電流)と、電流検出回路105が備えるアンプ150から出力される測定値(DUT200のピンP100に実際に流れている電流を電圧に変換した値)との差を示す誤差信号を誤差検出回路103で求め、この誤差信号を出力アンプ104で増幅してピンP100に印加することにより、DUT200のピンP100に流れる電流を電流Iにする。そして、ピンP100に電流Iが流れているときに、電圧バッファ106から出力される実電圧(DUT200のピンP100に実際に現れている電圧)を選択回路107を介して測定回路108で測定することにより、DUT200のピンP100に現れている電圧Vを測定する。
ここで、図4に示す通り、電流検出回路105は、出力アンプ104の出力端に接続される接続点C101と、DUT200のピンP100に接続される接続点C102との間に、抵抗111及びスイッチ121からなる回路、抵抗112及びスイッチ122からなる回路、及び抵抗113及びスイッチ123からなる回路が並列に接続されている。抵抗111〜113は電流検出回路105に流れる電流Iを電圧に変換するための抵抗であって各々の抵抗値が異なるため、スイッチ121〜123のオン状態・オフ状態を切り替えることにより、電流Iの測定レンジを変えることができる。尚、スイッチ131〜133は、スイッチ121〜123と連動してそれぞれオン状態・オフ状態になり、アンプ150の反転入力端に接続された抵抗111〜113の端部とは異なる端部をアンプ150の非反転入力端に接続するものである。
また、接続点C101,C102の間には、2つのダイオードが直列接続された第1バイパス回路と、第1バイパス回路とは整流方向が反対になるように2つのダイオードが直列接続された第2バイパス回路とが並列接続されてなる保護回路140が設けられている。この保護回路140は、抵抗111〜113の何れかに流れる電流Iがその抵抗によって定まる測定レンジの最大電流を超過する場合に、第1又は第2バイパス回路をなすダイオードがオン状態になってその抵抗に流れる電流Iをバイパスすることにより、その抵抗を保護するものである。
尚、以下の特許文献1には、被測定デバイスに電圧を印加して被測定デバイスの電流を測定する従来の半導体試験装置の詳細が開示されている。
特開2001−166005号公報
ところで、従来の直流試験装置100では、スイッチ121〜123のオン状態・オフ状態を切り替えることによってVFIM試験における電流Iの測定レンジを変えれば、DUT200のピンP100に1A(アンペア)程度の大電流が流れる場合であっても、数十μA程度の微小な電流が流れる場合であっても測定することはできる。しかしながら、例えば大電流に交流成分が重畳されているときに、その交流成分の電流変化率を高精度且つ高速に測定するのは困難であるという問題がある。
同様に、IFVM試験を行う場合にも、DUT200のピンP100に現れる電圧にリップル成分が重畳しているときには、これを高精度且つ高速に測定するのは困難である。従来、このようなリップル成分を測定するには専用の高価な測定機器を用意して測定条件の再設定等を行った上で測定を行う必要があったため、試験に長時間を要するとともに試験に要するコスト上昇を招く一因になっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、大幅なコスト上昇を招かずに電流変化率やリップル成分を高精度且つ高速に測定することとができる直流試験装置、及び当該装置を備える半導体試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の直流試験装置は、被試験デバイス(50)に所定の電圧又は電流を印加する直流信号印加部(11〜14)と、前記被試験デバイスに流れる電流及び被試験デバイスに現れる電圧を検出する検出部(15、16)と、前記検出部の検出結果に基づいて前記被試験デバイスに流れる電流又は被試験デバイスに現れる電圧を測定する測定部(22)とを備える直流試験装置(1、2)において、前記検出部から得られる検出結果の直流成分を遮断するフィルタ部(18)と、前記フィルタ部の時定数を変更して前記直流成分に対する前記フィルタ部のセトリング時間を変える時定数変更部(19、23)と、前記フィルタ部から出力される前記直流成分が遮断された前記検出結果を増幅して前記測定部に出力する増幅部(20)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、被測定デバイスに流れた電流又は被測定デバイスに現れた電圧の検出結果が出力部から出力されるとフィルタ部において直流成分が遮断され、フィルタ部を透過した直流成分が遮断された検出結果が増幅部で増幅されてから測定部に入力される
また、本発明の直流試験装置は、前記フィルタ部が、コンデンサ(18a)及び抵抗(18b)を有するハイパスフィルタを備えており、前記時定数変更部は、前記ハイパスフィルタが有する前記抵抗に対して並列接続された抵抗(19a)及びスイッチ(19b)からなる高速充電回路(19)と、当該高速充電回路をなすスイッチの開閉状態を制御する制御装置(23)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の直流試験装置は、前記検出部の検出結果と前記増幅部の出力との何れか一方を選択して前記測定部に出力する第1選択部(21)を備えることを特徴としている。
また、本発明の直流試験装置は、前記検出部で検出された電流及び電圧の何れか一方を選択して前記フィルタ部及び前記第1選択部に出力する第2選択部(17)を備えることを特徴としている。
また、本発明の直流試験装置は、前記検出部が、前記被試験デバイスに現れる電圧を検出する電圧バッファ(16)と、前記被試験デバイスの異なるピンに接続されて、前記電圧バッファに接続させる前記被試験デバイスのピンを切り替える複数のスイッチ(41a〜41c)とを備えることを特徴としている。
本発明の半導体試験装置は、被試験デバイス(50)に試験信号を印加して得られる信号を用いて前記被試験デバイスの試験を行う半導体試験装置において、上記の何れかに記載の直流試験装置を少なくとも1つ備えることを特徴としている。
本発明によれば、フィルタ部において検出部の検出結果から直流成分を遮断するとともに、フィルタ部を通過した検出結果(直流成分が遮断された検出結果)を増幅した上で測定部で測定を行っているため、被測定デバイスに流れる電流に重畳された交流成分の電流変化率や被測定デバイスに現れる電圧に重畳されたリップル成分を高精度に測定することとができるという効果がある。
また、本発明によれば、時定数変更部を用いてフィルタ部の時定数を変更して直流成分に対するフィルタ部のセトリング時間を変えているため、上記の電流変化率やリップル成分の測定を高速に行うことができるという効果がある。
更に、本発明によれば、従来の構成にフィルタ部及び増幅部が追加されただけであるため、大幅なコスト上昇を招くことも無い。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による直流試験装置及び半導体試験装置について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による直流試験装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の直流試験装置1は、電圧発生回路11(直流信号印加部)、電流発生回路12(直流信号印加部)、誤差検出回路13(直流信号印加部)、出力アンプ14(直流信号印加部)、電流検出回路15(検出部)、電圧バッファ16(検出部)、選択回路17(第2選択部)、ハイパスフィルタ18(フィルタ部)、高速充電回路19(時定数変更部)、増幅回路20(増幅部)、経路選択回路21(第1選択部)、測定回路22(測定部)、及びコントローラ23(時定数変更部、制御装置)を備えており、VFIM試験及びIFVM試験が可能な装置である。
VFIM試験を行う場合には被試験デバイス(DUT)50のピンP1に所定の電圧Vを印加したときにピンP1に流れる電流Iを測定し、IFVM試験を行う場合にはDUT50のピンP1に所定の電流を流したときにピンP1に現れる電圧Vを測定する。尚、本実施形態の直流試験装置1は、DUT50に試験信号を印加して得られる信号に基づいてDUT50のパス/フェイルの試験を行う半導体試験装置に複数設けられているものとする。
電圧発生回路11は、DUT50のピンP1に印加される電圧を電圧Vにする目標電圧を出力する。電流発生回路12は、DUT50のピンP1に流れる電流を電流Iにする目標電流を出力する。誤差検出回路13は、電圧発生回路11からの目標電圧と電圧バッファ16から出力される実電圧(DUT50のピンP1に実際に現れている電圧)との差を示す誤差信号、又は、電流発生回路12からの目標電流と電流検出回路15が備えるアンプ36から出力される測定値(DUT50のピンP1に実際に流れている電流を電圧に変換した値)との差を示す誤差信号を出力する。
出力アンプ14は、誤差検出回路13から出力される誤差信号を所定の増幅率で増幅して出力する。電流検出回路15は、出力アンプ14とDUT50との間に設けられており、DUT50に流れる電流Iを検出する。ここで、図1に示す通り、電流検出回路15は、出力アンプ14の出力端に接続される接続点C1と、DUT50のピンP1に接続される接続点C2との間に、抵抗31a及びスイッチ32aからなる回路、抵抗31b及びスイッチ32bからなる回路、及び抵抗31c及びスイッチ32cからなる回路が並列に接続されている。
抵抗31a〜31cは、電流検出回路15に流れる電流Iを検出して電圧に変換するための抵抗であって各々の抵抗値が異なるように設定されている。具体的には、抵抗31aの抵抗値は抵抗31bの抵抗値よりも小さく設定され、抵抗31bの抵抗値は抵抗31cの抵抗値よりも小さく設定されている。スイッチ32a〜32cのオン状態・オフ状態を切り替えて、接続点C1,C2間に介在する抵抗を変えることにより、電流Iの測定レンジを切り替えることができる。
例えば、スイッチ32a〜32cのうちのスイッチ32aのみをオン状態にすれば最大電流が2A(アンペア)である第1測定レンジに切り替えることができる。また、例えばスイッチ32a〜32cのうちのスイッチ32bのみをオン状態にすれば最大電流が200μAである第2測定レンジに切り替えることができ、スイッチ32cのみをオン状態にすれば最大電流が20μAである第3測定レンジに切り替えることができる。尚、スイッチ32a〜32cのオン状態・オフ状態の切り替えは不図示の制御装置によって行われる。
抵抗31a〜31cの一方の端部は、接続点C2及びアンプ36の反転入力端にそれぞれ接続されている。これに対し、抵抗31a〜31cの他方の端部はスイッチ32a〜32cにそれぞれ接続されているとともにスイッチ33a〜33cにそれぞれ接続されている。スイッチ33a〜33cは、スイッチ32a〜32cと連動してそれぞれオン状態・オフ状態になって、抵抗31a〜31cの他方の端部とアンプ36の非反転入力端との間を短絡・開放する。ここで、アンプ36は、電流検出回路15に設けられた抵抗31a〜31cの何れかで変換された電圧を所定の増幅率で増幅するものである。尚、接続点C1とアンプ36の非反転入力端との間には、抵抗34が接続されている。
また、接続点C1,C2の間には、2つのダイオード35a,35bが直列接続された第1バイパス回路と、第1バイパス回路とは整流方向が反対になるように2つのダイオード35c,35dが直列接続された第2バイパス回路とが並列接続されてなる保護回路35が設けられている。この保護回路35は、接続点C1,C2の間に介在する抵抗31a〜31cの何れかに流れる電流Iがその抵抗によって定まる測定レンジの最大電流を超過する場合に、第1又は第2バイパス回路をなすダイオードがオン状態になってその抵抗に流れる電流Iをバイパスすることにより、その抵抗を保護するものである。
ここで、ダイオード35a,35bの各々がオン状態になる電圧閾値をVthとすると、保護回路35は、ダイオード35a,35bが直列接続された第1バイパス回路を備えているため接続点C1,C2間の電圧は2×Vth以上にはならない。このため、上述した第1〜第3測定レンジの各々で電流測定が正しく行われるようにするためには、第1〜第3測定レンジの各々における抵抗31a〜31cの電圧降下(抵抗31a〜31cの抵抗値と電流Iとの積)が2×Vthよりも十分小さくなるように、抵抗31a〜31cの抵抗値を設定する必要がある。
尚、接続点C1,C2の間に介在する抵抗31a〜31cの電圧降下は、その抵抗の抵抗値とその抵抗を流れる電流との積によって定まる。このため、保護回路35は、接続点C1,C2の間に介在する抵抗の電圧降下が所定の電圧値以上になった場合に、その抵抗に流れる電流Iをバイアスするものであると言うこともできる。尚、ここでは、保護回路35が4つのダイオード35a〜35dを備える場合を例に挙げるが、保護回路35が備えるダイオードの数は制限されない。また、ダイオード35a〜35d以外にも、整流作用を有して接続点C1,C2間の電圧を所定の電圧値にクランプすることができる電子素子(例えば、MOS(Metal Oxide Semiconductor:金属酸化膜半導体)をダイオードのように使用した素子)を用いることもできる。
電圧バッファ16は、その入力端がDUT50のピンP1に接続されており、ピンP1に実際に現れている電圧を誤差検出回路13にフィードバックする。尚、電圧バッファ16の出力は、選択回路17の他方の入力端にも入力されている。選択回路17は、電流検出回路15が備えるアンプ36の出力端に接続された入力端と、電圧バッファ16の出力端に接続された入力端とを有しており、これら入力端に対する入力の何れか一方を選択して出力する。尚、選択回路17が入力端の何れを選択するかは、不図示の制御装置によって制御される。
ハイパスフィルタ18は、コンデンサ18aと抵抗18bとからなり、選択回路17から出力される信号の直流成分を遮断する。尚、ハイパスフィルタ18のカットオフ周波数は、任意の周波数に設定することが可能であるが、例えば数Hz〜数十Hz以下の周波数に設定される。高速充電回路19は、ハイパスフィルタ18が備える抵抗18bに対して並列接続された抵抗19a及びスイッチ19bからなる回路であって、ハイパスフィルタ18の時定数を変更して選択回路17から出力される信号に対するハイパスフィルタ18のセトリング時間(セトリング・タイム(settling time))を変える回路である。
スイッチ19bがオン状態になると、高速充電回路19の抵抗19aがハイパスフィルタ18bと並列接続されるため、ハイパスフィルタ18の時定数は小さくなる。これに対し、スイッチ19bがオフ状態になると、高速充電回路19の抵抗19aがハイパスフィルタ18bと電気的に絶縁されるため、ハイパスフィルタ18の時定数は大きくなる。尚、スイッチ19bのオン状態・オフ状態の制御は、コントローラ23によって行われる。
増幅回路20は、ハイパスフィルタ18から出力される信号(ハイパスフィルタ18によって直流成分が遮断された信号)を所定の増幅率で増幅する。この増幅回路20は、例えば図1に示す通りオペアンプ20aと抵抗20b,20cとによって実現される。経路選択回路21は、増幅回路20で増幅された信号が入力される入力端と、選択回路17から出力される信号が入力される入力端とを有しており、これら入力端に対する入力の何れか一方を選択して信号S1を出力する。経路選択回路21が入力端の何れを選択するかは、選択回路17と同様に、不図示の制御装置によって制御される。
測定回路22は、経路選択回路21から出力される信号S1を測定することにより、DUT50のピンP1に流れる電流Iを測定し、又はDUT50のピンP1に現れる電圧を測定する。コントローラ23は、高速充電回路19に設けられたスイッチ19bのオン状態又はオフ状態を制御することで、ハイパスフィルタ18の時定数を変更する。
次に、本実施形態の直流試験装置1の動作について説明する。尚、初期状態では、コントローラ23の制御によってスイッチ19bがオン状態にされて、ハイパスフィルタ18の時定数は小さく設定されているものとする。また、初期状態では、電流検出回路15に設けられたスイッチ32b,33bのみがオン状態に設定され、他のスイッチ32a,33a,32c,33cはオフ状態に設定されているものとする。
まず、VFIM試験を行う場合には、選択回路17において電流検出回路15が備えるアンプ36の出力が選択されるように不図示の制御装置が選択回路17を制御する。尚、ここでは、経路選択回路21において選択回路17の出力が選択されて信号S1として出力されるように不図示の制御装置が経路選択回路21を制御しているものとする。
以上の初期設定が終了すると、電圧発生回路11から目標電圧が出力されて誤差検出回路13において電圧バッファ16からの実電圧との差を示す誤差信号が求められ、この誤差信号が出力アンプ14で増幅されることにより、DUT50のピンP1に電圧Vが印加される。このとき、電流Iは、出力アンプ14から接続点C1,C2の間に介在された抵抗31bを順に介してDUT50のピンP1に流れ込む。
抵抗31bの一端はアンプ36の反転入力端に接続され、他端はスイッチ33bを介してアンプ36の非反転入力端に接続されているため、アンプ36の反転入力端と非反転入力端との間には、抵抗31bを流れる電流Iの電流値と抵抗31bの抵抗値とによって定まる電圧が印加される。そして、この電圧はアンプ36によって所定の増幅率で増幅され、選択回路17及び経路選択回路21を順に介して測定回路22に入力される。これにより、測定レンジが第2測定レンジに設定された状態で、DUT50のピンP1に流れる電流Iが測定される。
ここで、電流Iに重畳された微小な交流成分の電流変化率を測定する場合を考える。かかる測定を行うために、ユーザが直流試験装置1に対して所定の指示をすると、不図示の制御装置は、選択回路17において電流検出回路15が備えるアンプ36の出力が選択されるように選択回路17を制御するとともに、経路選択回路21において増幅回路20の出力が選択されて信号S1として出力されるように経路選択回路21を制御する。
以上の制御が終了すると、電流検出回路15のアンプ36から出力された信号が選択回路17を介してハイパスフィルタ18に入力されて直流成分が遮断される。これにより、ハイパスフィルタ18からは直流成分が遮断された交流成分からなる信号が出力される。この信号は、増幅回路20において所定の増幅率で増幅された後に、経路選択回路21を介して測定回路22に入力される。このように、本実施形態では、電流Iの直流成分をハイパスフィルタ18で遮断するとともに、ハイパスフィルタ18を通過した交流成分を増幅回路20で増幅した上で測定を行っているため、測定レンジを変更することなく電流Iに重畳された微小な交流成分の電流変化率を高精度に測定することができる。
図2は、ハイパスフィルタ18の時定数と測定回路22に入力される信号S1との関係を説明するための図である。いま仮に、高速充電回路19に設けられたスイッチ19bを常時オフ状態に設定したとすると、ハイパスフィルタ18の時定数は大きなままである。このため、ステップ状の信号がハイパスフィルタ18に入力されても、信号S1は図2中の符号L1を付した曲線のようになだらかに電圧が上昇する変化を示す。このため、電流Iに重畳された微小な交流成分の電流変化率の測定は、信号S1の過渡状態が終了して定常状態になる時刻t2になるまでは行うことができず、測定に時間を要してしまう。
これに対し、コントローラ23の制御の下で高速充電回路19に設けられたスイッチ19bをオン状態に設定していると、ハイパスフィルタ18の時定数を小さくすることができる。この状態で、ステップ状の信号がハイパスフィルタ18に入力されると、信号S1は図2中の符号L2を付した曲線のように電圧が急激に変化するステップ状に近い変化を示し、時刻t2よりも早い時刻t1で定常状態になる。このように、高速充電回路19を用いてハイパスフィルタ18の時定数を小さくすることで、信号S1が過渡状態にある時間(セトリング時間)を短縮することができ、この結果として測定に要する時間を短縮することができる。
尚、ハイパスフィルタ18の時定数を小さくすればセトリング時間を短縮することはできるものの、ハイパスフィルタ18の特性は直流成分の遮断特性として本来必要な特性とは異なったものになる。このため、図2に示す通り、コントローラ23の制御によって、測定を開始する時刻t1の直前で高速充電回路19のスイッチ19bをオフ状態にすることにより、ハイパスフィルタ18が本来の必要な遮断特性を有するようにしている。
次に、IFVM試験を行う場合には、選択回路17において電圧バッファ16の出力が選択されるように選択回路17を制御する。次いで、電流発生回路12から目標電流を出力させて、誤差検出回路13において電流検出回路15が備えるアンプ36の出力との差を示す誤差信号を求め、この誤差信号が出力アンプ14で増幅してDUT50のピンP1に電流Iが流れるようにする。かかる状態で、経路選択回路21を制御すれば、電流Iに重畳された微小な交流成分の電流変化率の測定を行う場合と同様に、電圧Vの測定又は電圧Vに重畳されたリップル成分の測定を行うことができる。尚、リップル成分の測定を行う場合にも、高速充電回路19を用いてハイパスフィルタ18の時定数を小さくしておき、測定開始直前にハイパスフィルタ18の時定数を元に戻す(大きくする)制御を行うのが望ましい。
以上説明した通り、本実施形態の直流試験装置1によれば、ハイパスフィルタ18で直流成分を遮断し、増幅回路20でハイパスフィルタ18を通過した交流成分を増幅してから測定を行っているため、測定レンジを変更することなく電流に重畳された微小な電流変化率や電圧に重畳されたリップル成分を高精度に測定することができる。また、告訴苦渋電解炉19によってハイパスフィルタ18の時定数を変更する制御を行っているため、ハイパスフィルタ18のセトリング時間を短縮することができ、これにより上記の電流変化率やリップル成分を高速に測定することができる。更に、本実施形態の直流試験装置1は、図4に示す従来の直流試験装置100にハイパスフィルタ18、高速充電回路19、増幅回路20、経路選択回路21、及びコントローラ23を加えた構成であるため、大幅なコスト上昇を招くこともない。
〔第2実施形態〕
図3は、本発明の第2実施形態による直流試験装置の要部構成を示すブロック図である。図3に示す直流試験装置2は、図1に示す直流試験装置1が備える電圧バッファ16の入力端に並列に接続されたスイッチ41a〜41cを追加した構成である。尚、スイッチ41a〜41cの数は3つに限られる訳ではなく2つ以上であればよい。
スイッチ41a〜41cは、そのオン状態・オフ状態が不図示の制御装置によって制御されるスイッチであり、各々の一端は電圧バッファ16の入力端に接続されている。またスイッチ41aの他端はDUT50のピンP1に接続され、スイッチ41b,41cの他端はDUT50の他の異なるピン(図示省略)にぞれぞれ接続される。これらスイッチ41a〜41cのオン状態・オフ状態を切り替えることにより、共通の測定回路を用いてDUT50の異なるピンに流れる電流や異なるピンに現れる電圧を測定することができる。
例えば、スイッチ41cの他端をDUT50の電源ピンP2に接続すれば、他の高価なデジタイザー等の機器を用いることなく、電源電圧変動除去比(PSRR:Power Supply Rejection Ratio)を容易に測定することが可能である。具体的には、まずスイッチ41cをオン状態に設定し、スイッチ41aをオフ状態に設定して電源ピンP2に現れる電源電圧(VDD)に重畳されたリップル成分を測定する。次に、スイッチ41aをオン状態に設定し、スイッチ41cをオフ状態に設定してピンP1に現れる電圧Vに重畳されたリップル成分を測定する。
以上の各測定を終えた後で、測定対象の周波数における測定値の比(電圧Vに重畳されたリップル成分/電源電圧VDDに重畳されたリップル成分)を算出して高速フーリエ変換することで電源電圧変動除去比を測定することができる。尚、以上の測定を行う場合には、選択回路17で電圧バッファ16の出力が選択され、経路選択回路21で増幅回路20の出力が選択されるよう選択回路17及び経路選択回路21の設定を行う必要がある。
以上、本発明の実施形態による直流試験装置及び半導体試験装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、VFIM試験及びIFVM試験が可能である直流試験装置1,2について説明したが、本発明の直流試験装置はIFIM試験やVFVM試験を行う場合にも用いることが可能である。
本発明の第1実施形態による直流試験装置の要部構成を示すブロック図である。 ハイパスフィルタ18の時定数と測定回路22に入力される信号S1との関係を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による直流試験装置の要部構成を示すブロック図である。 従来の直流試験装置の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2 直流試験装置
11 電圧発生回路
12 電流発生回路
13 誤差検出回路
14 出力アンプ
15 電流検出回路
16 電圧バッファ
17 選択回路
18 ハイパスフィルタ
18a コンデンサ
18b 抵抗
19 高速充電回路
19a 抵抗
19b スイッチ
20 増幅回路
21 経路選択回路
23 コントローラ
41a〜41c スイッチ
50 DUT

Claims (6)

  1. 被試験デバイスに所定の電圧又は電流を印加する直流信号印加部と、前記被試験デバイスに流れる電流及び被試験デバイスに現れる電圧を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて前記被試験デバイスに流れる電流又は被試験デバイスに現れる電圧を測定する測定部とを備える直流試験装置において、
    前記検出部から得られる検出結果の直流成分を遮断するフィルタ部と、
    前記フィルタ部の時定数を変更して前記直流成分に対する前記フィルタ部のセトリング時間を変える時定数変更部と、
    前記フィルタ部から出力される前記直流成分が遮断された前記検出結果を増幅して前記測定部に出力する増幅部と
    を備えることを特徴とする直流試験装置。
  2. 前記フィルタ部は、コンデンサ及び抵抗を有するハイパスフィルタを備えており、
    前記時定数変更部は、前記ハイパスフィルタが有する前記抵抗に対して並列接続された抵抗及びスイッチからなる高速充電回路と、当該高速充電回路をなすスイッチの開閉状態を制御する制御装置とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の直流試験装置。
  3. 前記検出部の検出結果と前記増幅部の出力との何れか一方を選択して前記測定部に出力する第1選択部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の直流試験装置。
  4. 前記検出部で検出された電流及び電圧の何れか一方を選択して前記フィルタ部及び前記第1選択部に出力する第2選択部を備えることを特徴とする請求項3記載の直流試験装置。
  5. 前記検出部は、前記被試験デバイスに現れる電圧を検出する電圧バッファと、
    前記被試験デバイスの異なるピンに接続されて、前記電圧バッファに接続させる前記被試験デバイスのピンを切り替える複数のスイッチと
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の直流試験装置。
  6. 被試験デバイスに試験信号を印加して得られる信号を用いて前記被試験デバイスの試験を行う半導体試験装置において、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の直流試験装置を少なくとも1つ備えることを特徴とする半導体試験装置。
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